食堂 小説一覧
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終電近くまで残業が続く会社員・桜子のささやかな楽しみは、商店街の奥にひっそりと灯りをともす「みつよ食堂」。やけ食い寸前で飛び込んだ夜、彼女が出会ったのは、表情は固いのに味付けだけはやたら優しい青年料理人・琉叶と、「お腹、空いてますか?」が口癖の店主・美津代だった。
余りものを寄せ集めたはずの定食が、なぜかその日一日の失敗までそっと溶かしてくれる――そんな不思議な夜をきっかけに、桜子は店の看板メニュー「シンデレラ定食」のポスター作りに関わることになる。さらに商店街のグルメ企画で、みつよ食堂を特集する記事まで任されてしまい、気づけばカウンターの端は桜子の「仮デスク」になっていた。
カウンターでは、漫画家志望の幼なじみ・勇一がスケッチブックを広げ、食レポが得意なライター・実記がキーボードを叩き、ぶっきらぼうなのに誰よりも店を気にかける雄之が、黙って鍋の火加減を見ている。そんな面々に囲まれて、「定食屋の青年に恋人を奪われたらしい」という妙な噂と、桜子自身の“元カレ問題”が混ざり合い、店も商店街も少しずつにぎやかな方向へ転がっていく。
誰も誰の恋人も奪っていないのに、「奪う恋じゃなくて、分け合うごはん」という見出しが生まれた理由はどこにあるのか。
満席のカウンター、椅子のない席で働く人たち、深夜のまかない、余りものから生まれるごちそう。今日くらい、自分の手で選んでいい。そんな一皿と一言が、少ししょっぱくなりかけた心を、やさしく味つけし直してくれる。
文字数 133,541
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.12.02
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文字数 52,647
最終更新日 2025.12.15
登録日 2024.09.06
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仁奈は一つ上の幼なじみの男の子とよく遊んでいた。
そんな仁奈はいつしかその男の子に対して恋愛感情を抱くようになる。
そして高校の時に告白するのだが、振られてしまう。
それから十二年後、仁奈は夏山食堂の店主として料理を作る生活を送っていた。そこで婚活パーティーの話を聞き、参加するのだが・・・・・・
※この物語はフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありません。
文字数 66,107
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.09.13
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「イライザお前と婚約破棄をする」
学園の朝の登校時間にルーカス・ロアン子息子爵から婚約破棄を言われたイライザ。
彼の側には彼女のロザンヌ男爵令嬢がいた。
ルーカスから一方的に婚約破棄を言われたイライザ、彼とは婚約はしていないのに「先に言っておく」と婚約破棄を言われたイライザ、その理由がルーカスの母親が腹痛で動けない時イライザと出会いイライザは持っていた自分の薬をルーカスの母親に渡し名前も言わずにその場を離れた。
ルーカスの母親は、イライザの優しさに感動して息子のルーカスに婚約を考えていた。
誤字脱字があります更新が不定期です。
よろしくお願いします。
文字数 4,144
最終更新日 2025.10.25
登録日 2025.10.19
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文字数 10,440
最終更新日 2025.06.10
登録日 2025.06.10
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「一皿で、心がほどける。田舎の食堂ものがたり」
静かな山あいの町にある、小さな食堂《ななお》。
店主は、東京から地元に戻ってきた35歳の女性・藍沢奈緒子。かつて体調を崩し、会社を辞めた彼女は、祖母から引き継いだこの店で「健康ならなんでもできる」をモットーに、栄養バランスの整ったごはんを作り続けている。
ある日、町にふらりと現れた一人の男性客。彼が求めたのは、昔どこかで食べた懐かしいナポリタンの味だった――。
誰かの思い出をそっと包むやさしい料理と、心を癒す小さな奇跡の物語。
ちょっと疲れたときに読みたくなる、田舎食堂ヒューマンコメディ。
文字数 11,232
最終更新日 2025.05.13
登録日 2025.05.11
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【スパイスオタク令嬢×傲慢魔術師×歪んだ純愛】
王国の男爵令嬢フィーナは、薬師業の傍ら、大好きなスパイス料理の研究をしているスパイスオタク。
ところが、戦地に遠征中の婚約者の帰りをひたすら待つ彼女を家族は疎み、勝手に縁談を結ぼうとしていた。
そのことを知ったフィーナは家出を計画し、トドメに「婚約者は死んだのよ!」という暴言を吐く義妹をビンタ!!
そして実家を飛び出し、婚約者がいるらしい帝国を目指すが、道中の森で迷ってしまう。
そこで出会ったのは、行き倒れの魔術師の青年だった。
青年を救うため、偶然見つけた民家に彼を運び込み、フィーナは自慢のスパイス料理を振る舞う。
料理を食べた青年魔術師は元気を取り戻し、フィーナにある提案をする。
「君にスパイス料理の店を持たせてあげようってコトさ。光栄だろ?」
アッシュと名乗る彼は、店を構えれば結婚資金を稼ぎながら、行方知れずの婚約者の情報を集めることができるはずだと言う。
甘い言葉に釣られたフィーナは、魔術師アッシュと共に深夜限定営業の【スパイス食堂】をオープンさせることに。
じんわりと奥深いスパイス料理、婚約者の行方、そして不遜で傲慢で嫌味でイケメンなアッシュの秘密とは――?
★全63話完結済み
文字数 127,318
最終更新日 2025.01.04
登録日 2024.12.02
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セントミル国の王家には変わった習わしがある。それは初代国王夫妻を習い、国王の妻である王妃は生涯国王を護る護衛になるということ。公務も跡継ぎも求められないそんな王妃が国の象徴とされている。
そして私ルナリア・オーガストは次期王太子である第一王子の婚約者=未来の王妃に選ばれてしまうのだった。
※設定甘い、ご都合主義です。
※小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 60,907
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.02.21
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「ふむ名前は狭間真人か。喜べ、お前は神に選ばれた」
目が覚めると謎の白い空間で人型の発行体にそう語りかけられた。
「まあ、お前にやってもらいたいのは簡単だ。異世界で料理の技術をばらまいてほしいのさ」
記憶のない俺に神を名乗る謎の発行体はそう続ける。
いやいや、記憶もないのにどうやって料理の技術を広めるのか?
まあ、でもやることもないし、困ってる人がいるならやってみてもいいか。
そう決めたものの、ゼロから料理の技術を広めるのは大変で……。
善人でも悪人でもないという理由で神様に転生させられてしまった主人公。
神様からいろいろとチートをもらったものの、転生した世界は料理という概念自体が存在しない世界。
しかも、神様からもらったチートは調味料はいくらでも手に入るが食材が無限に手に入るわけではなく……。
現地で出会った少年少女と協力して様々な料理を作っていくが、果たして神様に依頼されたようにこの世界に料理の知識を広げることは可能なのか。
文字数 363,755
最終更新日 2023.11.22
登録日 2022.12.07
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金無し、女無し、休み無しの社畜おじさんが脱サラして開くのは異世界での食堂だった
異世界ならではの食材や日本で培った知識を元に異世界を思う存分味わう
文字数 1,584
最終更新日 2023.05.23
登録日 2023.05.23
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『白銀の黒帝』の3作目。
人外となったシュンこと『白銀の黒帝』は、この世界の傍観者であり調停者となった。 そんなシュンが、厄介毎に巻き込まれつつも自由奔放に、好き勝手していく物語。
今回は、暇すぎて、リンの願いをかなえるために久しぶりに人間社会に行く物語
※R18は保険です。
※「小説家になろう」に投稿済み作品
文字数 85,993
最終更新日 2021.07.15
登録日 2021.07.12
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