「信」の検索結果
全体で9,944件見つかりました。
無理矢理感があります…苦手な方はご遠慮ください…
由貴は愛する人を亡くし…もう誰も信じられなかった…
文字数 2,990
最終更新日 2019.10.16
登録日 2019.10.16
二〇二八年――。高校三年生の泉秋人は、奇妙な願望に取りつかれていた。
それは「九十年代の日記サイト《アンナの日記》の作者に会いたい」というもので、しかも現在の作者ではなく、運営当時の女子高生の作者に会いたいというものだった。
もちろん秋人は、それがタイムマシンでもない限り不可能だとわかっていた。
だが、進路が決まらず受験勉強にも集中できずに悩み切っていた秋人は、追いこまれすぎた結果、なぜかアンナに会えばすべてが解決できると信じこみ、なんとか実現しようとする。
そして二つのアイテムの活用を思いつく。
ひとつは日記やSNSなどの個人情報から人格を再現できる《人格再現ソフト》。
もうひとつは、メガネレンズ越しの現実世界にデジタル情報を重ねて表示できるメガネ型コンピュータ《スマートグラス》。
秋人はこの二つを使って《アンナの日記》の膨大な情報から作者の人格を再現した人型AI《アンナ》を、スマートグラス越しに作りだす。
登録日 2019.12.25
「モンド、ここから消えろ。てめえはもうパーティーに必要ねえ!」
「……え? ゴート、理由だけでも聴かせてくれ」
「黒魔導士のくせに魔力がゴミクズだからだ!」
「確かに俺の魔力はゴミ同然だが、その分を戦闘勘の鋭さで補ってきたつもりだ。それで何度も助けてやったことを忘れたのか……?」
「うるせえ、とっとと消えろ! あと、お前について悪い噂も流しておいてやったからな。役立たずの寄生虫ってよ!」
「くっ……」
問答無用でA級パーティーを追放されてしまったモンド。
彼は極小の魔力しか持たない黒魔導士だったが、持ち前の戦闘勘によってパーティーを支えてきた。しかし、地味であるがゆえに貢献を認められることは最後までなかった。
さらに悪い噂を流されたことで、冒険者としての道を諦めかけたモンドだったが、悪評高い最下級パーティーに拾われ、彼らを成功に導くことで自分の居場所や高い名声を得るようになっていく。
「魔力は低かったが、あの動きは只者ではなかった! 寄生虫なんて呼ばれてたのが信じられん……」
「地味に見えるけど、やってることはどう考えても尋常じゃなかった。こんな達人を追放するとかありえねえだろ……」
「方向性は意外ですが、これほどまでに優れた黒魔導士がいるとは……」
拾われたパーティーでその高い能力を絶賛されるモンド。
これは、様々な事情を抱える低級パーティーを、最高の戦闘勘を持つモンドが成功に導いていく物語である……。
文字数 75,153
最終更新日 2021.09.09
登録日 2021.08.28
知っているだろうか?
歴代の天下人に愛された名宝の存在を。
足利義満、松永秀久、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
彼らを魅了し続けたのは一つ茶入れ。
本能寺の変で生き残り、大阪城の落城の後に壊れて粉々になりながらも、時の天下人に望まれた茶入。
粉々に割れても修復を望まれた一品。
持った者が天下人の証と謳われた茄子茶入。
伝説の茶入は『九十九髪茄子』といわれた。
歴代の天下人達に愛された『九十九髪茄子』。
長い年月を経た道具には霊魂が宿るといい、人を誑かすとされている。
他サイトにも公開中。
文字数 10,120
最終更新日 2022.05.19
登録日 2022.05.06
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またしても実話でございます。
今回は、ホラー祭りやってるのも有るから怖いヤツ。
外気温が低いと、怖いの書くのに罪悪感があるので
温かくなってきてくれると、とても嬉しいです。
今回の話は、前に書いたかも知れない、かなり自信のない物ですが
何処で書いたか忘れたので、少しだけ詳しくなってます。
近いうちに、書いてた物をさらって確認しないと・・・
表紙は、追加して描いてるので、同じものでは無いとは言え、
2回使ってしまってるし・・・気に入ってるので、まぁいいか(笑)
同じ表紙の物は、文章加筆してでも載せたかったら
ちゃんと表紙別に変えます。
それ程でも無かったら、片方消しましょう。
これまで、案外書き過ぎてるから、精査して加筆か削除かを
決定して行こうと思っています。
実話関係で面白そうなのは、まだ有るんだけど身バレが怖い。
ぼかしながら、ぼかしながら書いてます。
いつか、何処かで誰かの役に立つかもしれない(笑)
表紙は、いつもの通り再録です。内容とは一切関係ありません。
面白かったら、また来てね♪
応援して頂けたら、励みになります。
文字数 1,974
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.03.08
時読みの巫女としての血を引く鬼、三途川三月(さんずがわみつき)は、18の年に必ず死ぬという一族の運命に抗うため、1000年の歴史を持つ自らの「血」を断ち切るために、『雛代の社』と呼ばれる一族の魂が眠る祠を訪れる。
三途川の家系は、人の魂が洗い流されるという「信濃川」の清流を保つために、“人柱”としての役割を担っていた一族だった。
彼女は人柱としての宿命を担うため、自由に生きるという選択を奪われながら、それでも、村に住んでいた時透飛鳥(ときとうあすか)という少年に惹かれ、人として生きる道に憧れを抱く。
同じ村で子供時代を過ごし、三月は巫女として、飛鳥は国に仕える武士として旅立とうかという頃、2人は恋に落ちていた。
飛鳥は三月が一族としての宿命を担っていること、そして人間ではなく、「鬼」であるということを知りながら、彼女の運命に共に立ち向かうことを決意した。
三月の手を持ち、一緒に村を出て、自由に生きるための道を探すべく、祠に向かう。
祠を破壊し、その地に眠っていた魂が浄化していく様を見て、呪われた三月の運命が、無事に断ち切れたのだと思っていた。
しかし、2人が待ち受けていた未来は——
文字数 878
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.06.01
主人公アリスは、魔法使いとして落ちこぼれだった。
どれだけ努力しても初級魔法しか使えず、王国最高峰の教育機関「アカデミー」を退学させられてしまった。
そんなアリスは、王都を離れ一人辺境の地で探索者として日銭を稼ぐ生活を送る。
しかし、初級魔法しか使えない魔法使いでは、パーティーでは役に立てず、加入と解雇を何度も繰り返していた。
唯一、親切にしてくれていた探索者のパーティーですら解雇されてしまい、アリスの心はもう限界だった。
そうしてアリスは探索者を辞める覚悟を決め、最後の冒険に出ることを決意し、単身で低ランクダンジョン探索に向かう。
その決意が、アリスの運命を大きく変える――――。
※なろう、カクヨムでも投稿しています。
文字数 111,671
最終更新日 2021.11.02
登録日 2021.07.22
可愛い妹は欲しい物は全て手に入ると信じて疑わない。私がベタ褒めしてた婚約者も案の定欲しがった。いつものことと私は諦めてる。
いいわ、あげる。でも返品は不可よ?
文字数 6,354
最終更新日 2022.05.11
登録日 2022.05.09
「あんたなんか次の繋ぎなだけだよ」
高校生になって初めて出来た彼氏に振られた千景が体育館裏で落ち込んでいると、1歳年下の侑人に話し掛けられる。
「僕と付き合ってください。僕ならあなたを泣かせない」
しかし、ある事情からその言葉を信じられず、告白を断る。
ただそれから侑人のことが気になり始めた千景がある日、窓から隣の家を見ると侑人と目が合った。
運命かもと浮かれていた千景であったが、やがて風邪で学校を休んだ時に教えていない侑人から差し入れが届く。
疑問に思った千景が直接侑人に尋ねると……。
失恋して傷付いた女子高生が、隣の家に住む幼馴染みからの愛情にようやく気付く物語です。
本編全8話、完結しました。
文字数 9,981
最終更新日 2023.01.27
登録日 2023.01.20
時は現代。科学の飛躍的な進歩により、人々は、太古より信じられてきた超常的な存在を否定するようになった。
だがその陰では、妖怪や怨霊、超能力者といった『人智を超えた存在』が暗躍し、多くの人々に危害を加えていた。
しかし、それらの存在に、真っ向から立ち向かう男がいた。
青木衛。謎の武術を習得し、小柄な体の内に特異な力を秘めた、悪人面の青年。
ある時は依頼人のため、またある時は己の目的のため、今日も彼は奔走する。
果たして彼は、一体何者なのか?そして、多くの修羅場、死闘を乗り越えた先にある、彼の目的とは・・・?
登録日 2014.04.30
ヒーラーにとっての最重要呪文である《完治》(体力完全回復)を覚えられなかった神官トムは、信頼する仲間たちと惜別して新たな一歩を踏み出す。そこで人狼(ウェアウルフ)の少女ライラと出会い、新たな力を身に着け、再会した頼もしい仲間たちと世界を救う!
挫折から始まる、転生でもチートでもないファンタジー冒険譚。シリアスだけどハートフル!人間関係のギスギスや悪意、足の引っ張り合いなどを極力廃して、主人公が気持ちのいい仲間たちと冒険を繰り広げます。ファミコン世代に特におすすめ?中世ヨーロッパ(風)料理の食事シーンにも地味に力を入れてます。
文字数 119,956
最終更新日 2023.04.07
登録日 2021.12.16
嘘を信じた婚約者に捨てられましたが……ハッピーエンドが待っていました。
文字数 1,495
最終更新日 2023.08.07
登録日 2023.08.06
普通の高校生、それが僕、透空一樹の日常。クラスでの僕は「空気」みたいなもので、いつも一人ぼっち。でも心の中では、友達とわいわいゲームを楽しむ夢を見ている。現実とゲームの世界では、僕はまるで別人。ゲームでは自信があるけど、現実は……まあ、逆。
そして、ある日、あり得ないことが起こった。僕たちのクラスが、突如として異世界に転移するんだ。信じられないよね。でも、本当に起こったんだ。周りは混乱してるけど、僕はなぜか冷静だった。いや、むしろ、ワクワクしてたかも。この異世界、ゲームみたい。でも、ここは現実。ここなら、もしかしたら僕も変われるかもしれない。
周りが驚きや不安でパニックになってる中、僕だけは違った。なんか、気持ち悪いくらい笑顔になってた。この異世界で、僕は新しい自分を見つけるんだ。ゲームで学んだことが、ここでは役立つはず。友達を作る、本当の意味で楽しむ、そのために、僕はここで頑張るんだ。
『ぼっちでも強くなれます!多分』、これは僕、透空一樹の新しい挑戦の物語。
なんてカッコいいこと言ったけど、マジで辛い。
吐きそう。
文字数 33,638
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.03.31
文字数 46,297
最終更新日 2017.05.08
登録日 2017.04.12
北の国の王子、ホレイントは魔術を追放しようとする父王の遺志を受け継ぎ、兄王を支えようと必死である。世継ぎに関心のない兄のために妃まで探してきたのだが、その女はとんでもない毒婦だった。兄を篭絡し、宮女狩りを始めて国民の不安と不信を駆り立てる。
責任を取ってその女を除こうと図るホレイントに王妃が課したのは、セクハラまがいのミッション。マジメな彼には到底、こなしようがない。
思い悩む王子の前に現れたのは、ちょっと小悪魔な少年体形の貧乳美少女。
その口づけは、彼に不思議な能力を与える。
だが、心正しい少年に、それを使うのはあまりにも重すぎた……。
登録日 2020.01.03
陰キャラ動画配信者のキエナ・カピオーレはある日、女神から拉致られ勇者に任命されてしまう。
しかし、人気インフルエンサーの魔王を倒すなんてキエナには無理! というわけで女神の策略により何故か魔王と動画コラボを撮る事に!
陰キャラ動画配信勇者キエナの魔王とのコラボ動画を撮るための旅が始まるのだった。
登録日 2020.04.12
ある栄えた街には、古の偉人の銅像がある。
『魔王の力を削ぐために力を使いきり、崩れ落ちたアマリリス聖女様。その聖女様を庇いながらも、勇敢に戦う勇者レイル王子。しかし聖女様は己の身を犠牲にし魔王を封印。さらには最後の力を使いきり、仲間を城に転移させた。聖女様の心優しき慈愛に感謝を捧げよ』
民はこの言葉を信じ、二人を崇め讃えている。しかし真実は……
古の聖女は死んでは居なかった!
「王女様が私の生まれかわり? 私は死んでいないわよ! 」
魔王が封じられていた祠を暴いた、古の勇者の子孫たち。しかし魔王とともに聖女も復活!
「我は落ち着いたら妻を迎えに行く! 」
「彼女は死んでなどいなかった! 」
二人の追っ手が聖女に迫る。私は逃げる! 逃走してのんびりスローライフ予定なのに、なぜかトラブルに巻き込まれてしまう。
どうしてこんなに魔法が廃れてるの?えーこれもチートなの?魔法が使える女性自体が貴重?私って狙われるの?
山にでもこもりスローライフしたい!そんな聖女が古の真実を知るための逃走劇。
「過ぎた真実なんて要らない! 」
そう思いつつもなぜか勝手に集まる真実。本人は知らずにチートを拡散しているが、意外にも出会う人々に庇われ旅は続いてゆく……
そんな聖女の幸福はどこにある?
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文字数 124,625
最終更新日 2021.03.22
登録日 2021.02.26
ー聴力を失った僕が代わりに得たのは、桜の声が聞こえる、という能力ー
時代は昭和から平成へと移り変わったばかり。主人公・野樹咲人は子供の頃、病で聴力を失った。その代わりに「桜の声を聞くことができる」という不思議な能力を得る。咲人はそれを活かして全国の桜と人間の心を繋ぐ旅をしている。人々は彼のことを「桜の旅人」と呼んでいる。
信州の山奥にある小さな村。そこに生息する老木「ヤヨイ様」は咲人が初めて言葉を交わした桜であり、村人達からこよなく愛されている。その小さな村は時代の移り変わりに伴って隣町との合併が決まった。寿命を迎えようとしているヤヨイ様と、もうすぐなくなってしまう村に住む人々はそれぞれ「最後に思い出を作りたい」と、咲人に依頼をする。彼らの願いを叶えようと咲人は奮闘する。
咲人は果たして彼らの願いを無事に叶えることができるのか?そして、ヤヨイ様が最後に起こした奇跡とは……?
もうすぐ寿命を向かえる桜と、桜を愛する人間達が心を通わせる物語。
※カクヨムに投稿していたものに若干加筆しました※
文字数 42,147
最終更新日 2022.02.26
登録日 2022.02.26