ハッピーエンド小説一覧
レンドル商会の娘アメリアは大道芸を見るため背格好が同じ使用人ミアを代わりに部屋に置いて家を抜け出した。その間にお客様親子がやって来て、その息子フレデリックとミアは仲良く遊ぶ。
月日は流れ、アメリアは高等学校に入学したが、その学校にはフレデリックも入学していた。「アメリア・レンドルさんはいますか?」教室で呼びかけられたアメリアだが……。
文字数 10,122
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.21
僕には想い人がいた。
でも彼女は婚約者のところへ行ってしまった。
悲しんでいた僕の耳に入ってきたのは、想定外の噂で……。
文字数 1,910
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.21
文字数 61,453
最終更新日 2021.02.21
登録日 2020.12.29
榎本賢二は、ハンカチを偶然拾う。そのハンカチの持ち主は昔仲良くしていた中里葉子であった。賢二は、中里に偶然高校で再会した彼女に話しかけられないことを悩んでいた。だが、このハンカチをきっかけに賢二は中里ともう一度話しをすることとなるのであった。
※小説家になろう様のほうでも掲載しております。
文字数 4,095
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.21
家族から才能がないと思われ、蔑まれていた姉が辺境で溺愛されたりするお話です。
2/21完結
文字数 15,091
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.21
「私は君との婚約を破棄したいと思う……」
第一王子に婚約破棄を告げられた公爵令嬢のアマネは、それを承諾し、妹のイザベルを新しい婚約者に推薦する。イザベルは自分よりも成績優秀で、そして、品行方正であるから、適任だと思った。
そして、アマネは新しいスローライフを始めることにした。それは、魔法と科学の融合する世界の話。
第一編です。
文字数 25,150
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.14
地味顔の私じゃなくて、可愛い顔の妹を選んだ伯爵。
だけど私は知っている。妹と結婚したって、不幸になるしかないって事を……
文字数 6,242
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.20
由緒ある伯爵家の令嬢
アリスティア・エリシオン
妖精のように美しく、貴族の令嬢の鑑と言われているが
突然、婚約破棄されること五回。
もはや何かの呪いでは無いかと調べてみると
なんと、悪役令嬢だったご先祖様のとばっちりで呪いが発動!
何とか呪いを解こうと呪術師である魔女に助けを求めるが呪いを解くには呪いをかけた
相手の欲望を受けとめなければならない?
追い詰められたアリスティアは無事呪いを解くことは出来るのか?
文字数 1,419
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.21
貴族でありながらウィリスサイド警邏隊副長の任に就くルーカス・アシュクロフトは、任務のさ中一人の少女を救った。可憐な彼女に一目で心を奪われたルーカス。だが、少女は一切の記憶を失っていた。彼女は身元が判らぬままフィオナという名を与えられ、警邏隊詰所に身を寄せることになった。失われたフィオナの過去故に、すぐ傍にいながらも最後の一歩を縮めることができずにいたルーカスだったが、ある事件をきっかけに事態は大きく動き始める。
※他サイトにも投稿します。
文字数 195,661
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.01.17
ダメーナ子爵家の姉妹であるイリスとティアナ。
何でも要領よくこなし、愛想の良い妹のティアナ。
物覚えも悪く、愛想がないと蔑まれてきた姉である私――イリス。
私は屋敷中から冷遇されて、いつからか召使いのように扱われていました。
ある日、唯一の婚約者すら妹のティアナに奪われてしまいます。
失意の私に追い打ちをかけるように、両親からこんな言葉をかけられます。
『妹の身代わりになれ』と。
「聖女」であるティアナには、国を守護してもらえるよう「竜」に祈りを捧げる役目があります。
この国は聖女が竜に祈りを捧げ、竜が聖女の祈りに応えて国を守護することで栄えてきたのです。
もっとも面倒くさがりな妹は、祈りを欠かすことも多く竜の怒りを買ってしまったのでしょう。
そんな時に生贄となり竜の怒りを鎮めるのも聖女の役割なのですが――妹を溺愛する両親は、私を身代わりにすることを思いたようです。
そうして「竜神」のもとに向かう私ですが――
これは妹の身代わりに生贄にされたイリスが、何故か竜神に大切に扱われ新天地で幸せをつかみ取るお話です。
※ 他の小説投稿サイトにも投稿しています
文字数 19,533
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.13
親友と共に5年掛けて作ったゲーム。
それの完成と同時に裏切りに在った俺は・・・
文字数 4,061
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.21
ショートショート『お嬢様、いろんな方との恋の駆け引きを楽しんでいらっしゃいますが、証拠隠滅するのは私なんですね?』からの長編版。読まなくてもわかるように展開。
マライヤ・チェンバラスは、令嬢ながらメイドとして王城で働いていた。
実家の財政危機のため、決まっていた婚約を破棄。
相手への気持ちを封印して、日々仕事に励んでいた。その相手は次期宰相。家同士の婚約だったが、親愛の情を育んでいた。しかし。マライヤの実家が嵐の被害で復興に集中する以上。宰相家の負担になる。
若い2人の間を考え、家長同士の婚約破棄に。
…その後の2人は?
大賞向けに1ヶ月で完結まで書き上げるぞ!と気合を入れて。投稿中です。
文字数 52,363
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.01.25
戦場で組み敷かれて口づけされた――。
自国の英雄を父に持つサヨは、サムライ姫と呼ばれるほどに武芸に秀でてた娘だ。
だからこそ、彼女の父を疎ましく思う皇の罠により、サヨもまた、望まぬ戦場へ赴くことになってしまった。
けれども、その戦のさなか、彼女は敵国の将軍ディルヴェルトの手によって捕らわれてしまう。
あわや慰みものにされそうになったが、サヨの高潔さや、凜々しさの中にみえる女性らしさに、ディルヴェルトはたちまち恋をしてしまったらしい。
そして彼はサヨに誓う。
桜が散る季節までにサヨの心を掴んでみせる。それがかなわなければサヨを解放すると。
自分は捕虜のはずなのに、なぜか敵国の英雄に溺愛され、全身全霊の愛にとまどうことになる生真面目な女の子のおはなし。
※軽いRシーンには[*]を、濃いRシーンには[**]をつけています。
※ムーンライトノベルズ様にも掲載しています。
※第14回恋愛小説大賞にエントリーしています。
文字数 143,498
最終更新日 2021.02.20
登録日 2021.01.30
フラム・ベルク・ラインシュタイン侯爵令嬢は、偽りの恋と分かりながら、婚約破棄を突きつけてきた隣国の第三王子であるクリスに恋をしていた。
しかし、婚約破棄が正式に認められるまであと一週間を切った時、突然クリスがフラムの下にやってきた。
彼の口から語られる婚約破棄の真意とは。
そしてフラムが出した決断とは。
恋が終わり――恋が始まる。
*全5話
*なろうにも投稿しております
文字数 8,437
最終更新日 2021.02.20
登録日 2021.02.20
一人の騎士は復讐を果たした。だが、彼がその時感じたのはこれからどうすればいいのだろうか、という感情であった。彼は逃走し、森の中をさまよう。ここに来なければならないというわけのわからない感情のために。彼はそして、一人の令嬢に出会う。破滅の魔女の生まれ変わりとされ、家族からは愛されずにこの森で過ごしていた彼女と。
彼女は家族への復讐を望んでいた。騎士はそれを引き留めようとする。復讐を果たしたもののとして、復讐ほどどうしようもないものはない、と。
主人公視点で一話主人公以外の視点で一話で基本的には構成されております。最後かなりご都合主義のハッピーエンドとなっております。
小説家になろう様のほうにて加筆修正を加えた改稿版を投稿し始めました。
文字数 43,838
最終更新日 2021.02.20
登録日 2021.02.16
三年前の夜のこと、ウィリスサイド地区警邏隊隊長ブラッド・デッカーは、一人の少女に助けを求められた。
彼に救われた少女ケイティは、恩を返すと言い張り警邏隊詰所に押しかける。
甲斐甲斐しくブラッドの世話を焼き、慕う気持ちを隠そうともしない彼女に、彼は複雑な心境を禁じ得ない。何しろ、ケイティはブラッドの娘といってもいいような年頃なのだから。
一途に慕ってきてくれる彼女のことは、愛おしく思う。彼女には、幸せになって欲しい、が。果たしてそれをもたらすのは誰の手であるべきなのか。互いに互いを想いつつ、想うあまりにいつしかすれ違う。
可愛さ余ってもうどうしていいのか判らない、仔猫を持て余し葛藤する獅子隊長の元に、ある日、不穏な報せが……
※他サイトとの重複投稿です。
文字数 130,893
最終更新日 2021.02.20
登録日 2020.11.28
* R18ラブコメ?です。
「コーラ、飲みたい」
第六王女の私、フレイアの呟きをきいた男爵令嬢リリアンが言った。
「もしかして、王女様は転生者ですか……? コーラをご馳走しますので相談に乗っていただけませんか?」
私は前世の記憶があるけれど、この世界が乙女ゲームとやらの世界だとは知らなかった。
本来の悪役令嬢は私の姉らしいけど、人をいじめるような性格じゃなかったしすでに新興国へ嫁いでいる。
「代わりに、イベントを起こしてくださいませんか」
ヒロインであるリリアンのドレスにワインをぶちまけてほしい、と。
バルコニーで困っていると本命の騎士団長令息が助けてくれて恋が始まるんだとか。
「私の品性が問われるよね……半年後に結婚するんだけど」
私の身分剥奪と国外追放は困る。
この国の宰相令息グレイソンとの政略結婚だけど、とくに不満はない。
前世でも一通り経験してるから。
「バルコニーで目立たないですし、小さなイベントですから、大丈夫です! どうか、お願いします!」
コーラの味見をさせてもらった私は、誘惑に負けてこの話にのることにした。
悪役令嬢イベントにちょっぴり協力すると、婚約者がなぜか執着してくる、そんな二人のお話。
* Rに※マークつけました。
* 頭を空っぽにして息抜きにお読みいただけるとうれしいです。
* 全 10話+番外編(別であげていた『ずっと手をつないでいて』は毛色の違う甘めのお話です。こちらに納めました。単独で読めます)
* 登場人物の年齢を引き上げて、ささやかな改稿しました。('22.01)
* 表紙はCanvaさまで作成した画像を使用しております。
文字数 60,002
最終更新日 2021.02.20
登録日 2020.04.09
エリザベスは、火事で頬に火傷をおった。その為に、王太子から婚約解消をされる。
両親からも疎まれ妹からも蔑まれたエリザベスだが・・・・・・
5話プラスおまけで完結予定。
文字数 8,851
最終更新日 2021.02.19
登録日 2021.02.18
婚約破棄されてやっと自由になれたのに、今度は王子の婚約者!?
幼馴染の侯爵から地味で華がない顔だと罵られ、伯爵令嬢スーリアは捨てられる。
彼女にとって、それは好機だった。
「お父さま、お母さま、わたし庭師になります!」
幼いころからの夢を叶え、理想の職場で、理想のスローライフを送り始めたスーリアだったが、ひとりの騎士の青年と知り合う。
身分を隠し平民として働くスーリアのもとに、彼はなぜか頻繁に会いにやってきた。
いつの間にか抱いていた恋心に翻弄されるなか、参加した夜会で出くわしてしまう。
この国の第二王子としてその場にいた、騎士の青年と――
※シリーズものですが、主人公が変わっているので単体で読めます。
文字数 95,625
最終更新日 2021.02.19
登録日 2020.11.05
「お前を愛することは無い!」
そう言ったのは、今日結婚して私の夫となったネイサンだ。夫婦の寝室、これから初夜をという時に投げつけられた言葉に、私は素直に返事をした。
「……別に要りませんけど?」
※Rに触れる様な部分は有りませんが、情事を指す言葉が出ますので念のため。
※なろうでも掲載中
文字数 27,788
最終更新日 2021.02.19
登録日 2021.02.17
姉のドレスや髪飾り。お気に入りの侍女に、ひいては婚約者まで。どんな物でも奪って差し上げますわ。何故って?ーーー姉は昔から要領が悪くて鈍臭くて、何でも信じてしまうお馬鹿さんなんですの。このドレスだってセンスのカケラもないしダサくてガキくさいったらありゃしません!なんですかこのショッキングピンクは!!私が去年買っていたこのドレスの方がまだマシなので差し上げますわ!お下がりですけどね!妹からお下がりをもらうなんてお恥ずかしくないのかしら?!
髪飾りだってそうですのよ。姉の透明感のある甘栗色の髪に、ビカビカのルビーなんて似合いませんわ!センスが悪すぎですのよ!!
そのうえ少し前から姉に仕えている侍女はか弱いふりをして姉から同情されて何かと物を贈られていますの。そういうのに気付けないんですのよ、私の姉は。それから婚約者。あれはだめね。一癖どころか二癖も三癖もありますわ。腹が黒いったらありゃしません。姉はそういうのを見抜く能力が1ミリもございませんから、泣かされるに決まってますわ。女癖も悪いという噂もお聞きしますし、疎くて汚れのない姉には不向きなんですの。別にあの男じゃなくもっと条件の良い殿方は沢山いらっしゃいますし!
え?私??姉が好きなのかって??ーー何を言ってるんですの?私は、馬鹿で騙されやすくて要領の悪い姉が知らず知らずのうちに泣きを見ることがアホくさくて見てられないだけですのよ!!
妹に奪われた系が多かったのでツンデレ妹奮闘記が書きたくなりました(^^)
カクヨムでも掲載はじめました☆
11/30本編完結しました。番外編を書いていくつもりなので、もしよろしければ読んでください(*´꒳`*)
文字数 107,856
最終更新日 2021.02.19
登録日 2020.11.16
私の名前は、セレンティナ・ウォズエ。アルベニア王国の聖女である。
私は、伯爵家の三男であるドルバル・オルデニア様と婚約していた。しかし、ある時、平民だからという理由で、婚約破棄することになった。
それを特に気にすることもなく、私は聖女の仕事に戻っていた。元々、勝手に決められた婚約だったため、特に問題なかったのだ。
そんな時、公爵家の次男であるロクス・ヴァンデイン様が私を訪ねて来た。
そして私は、ロクス様から衝撃的なことを告げられる。なんでも、私は公爵家の人間の血を引いているらしいのだ。
という訳で、私は公爵家の人間になった。
そんな私に、ドルバル様が婚約破棄は間違いだったと言ってきた。私が公爵家の人間であるから復縁したいと思っているようだ。
しかし、今更そんなことを言われて復縁しようなどとは思えない。そんな勝手な論は、許されないのである。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。
文字数 90,335
最終更新日 2021.02.18
登録日 2020.12.10
テレレには婚約者がいた。
だが、ある日のこと、「俺の妹を陰で虐めているそうだな」などと言われてしまい……。
文字数 2,110
最終更新日 2021.02.18
登録日 2021.02.17
死の直前、老爺が願ったことは、あの子を虐待する父親と魂を取り換えてくれと言うものだった。叶うわけがない、そんな願い。だが、もしそれが叶ったのなら…。
※全3話の短編です。ラストはメデタシメデタシとなりますので気軽に読んで下されたらと思います。
文字数 15,767
最終更新日 2021.02.18
登録日 2021.02.18
千年前、大聖女として多くの人々を救った一人の女性がいた。国を蝕む病と一人で戦った彼女は、僅かニ十歳でその生涯を終えてしまう。その原因は、聖女の力を使い過ぎたこと。聖女の力には、使うことで自身の命を削るというリスクがあった。それを知ってからも、彼女は聖女としての使命を果たすべく、人々のために祈り続けた。そして、命が終わる瞬間、彼女は後悔した。もっと多くの人を救えたはずなのに……と。
そんな彼女は、ユリアとして千年後の世界で新たな生を受ける。今度こそ、より多くの人を救いたい。その一心で、彼女は薬剤師になった。万能薬を作ることで、かつて救えなかった人たちの笑顔を守ろうとした。
優しい王子に、元気で真面目な後輩。宮廷での環境にも恵まれ、一歩ずつ万能薬という目標に進んでいく。
しかし、新たな聖女が誕生してしまったことで、彼女の人生は大きく変化する。
文字数 16,775
最終更新日 2021.02.18
登録日 2021.02.15
三十歳にしてバリバリの純潔乙女の私、神楽坂萌はある朝目覚めると異世界に転生していた。
しかも何故か容姿端麗な「剣の聖女」になっていて、名前はアルフィエット・バートリー。どうやら婚約者までいるらしい。
そして急転直下の婚約破棄!からのお家追放!一体何がどうなってるの!?
「剣の聖女の癖に、剣の精霊を呼び出せないとは!」
それが婚約者であるフレッド第三王子と、私の父、スリザリッド牧師の言い分だった。
帰る家も行く当てもなく歩き続ける私。前世でプレイしていたゲームの推しキャラが恋しくなり、その名を叫ぶ。すると雷鳴と共に現れた剣。それは美しい青年の姿となって、私を抱き上げた。
「我が名は聖剣エクスカリバー。復活した【破滅の魔女】を倒す為、どうか共に戦って下さい」
「はい喜んで!」
私は普通の剣からは精霊を呼び出せない代わりに、「聖剣」を召喚して精霊を呼び出せるらしかった。
エクスカリバーの話では、私は普通の「剣の聖女」ではなく、百年に一人の「聖剣の聖女」との事。
ってかこれ、前世で私がハマってた女子向け育成ゲーム「聖剣ナイトラヴァーズ」の冒頭そのまんまじゃん!
マジ!? じゃあ私、これからイケメンな聖剣騎士達を集めて囲まれて、絆を深め合うハッピーすぎる人生!?
よーし頑張るぞ! まずは住む場所の確保! そして聖剣騎士収集! 魔女の討伐!
心躍る冒険に、出発!
ちなみにフレッド王子とお父様は、国宝級要人である「聖剣の聖女」を勝手に追放した罪で、裁きを受けるらしいですよ。まぁ、どうでもいいですけどね!
文字数 11,535
最終更新日 2021.02.18
登録日 2021.02.17
ミリティア・メルトーイは、いつも優秀過ぎる姉と比べられて生きてきた。
姉と比べると、落ちこぼれでしかない。それが、彼女に対する多くの者の評価である。
しかし、ある日、ミリティアは第三王子のファムルドの婚約者になることになった。
姉ではなく自分が、王子の婚約者になる。そのことに、ミリティアは疑問を感じずにはいられなかった。
何か裏がある。そのように感じたミリティアは、婚約の裏にある作為を確かめるために、行動を開始するのだった。
文字数 30,301
最終更新日 2021.02.17
登録日 2021.02.08
三年前、フランスで起きたとある事故で大切な人を失った。
とても大切な人だったが、幼いあの頃の俺にはそれが友情だったのか愛情のかは分からなかった。いや、今思えば分かっていたのに分からない振りをしていたのかもしれない。
アイリス・アンジェ・アトランティカ、それが彼女の名だ。
俺に力がなかったことが彼女を守ることが出来なかったことの一端であった。
真新しい慰霊碑に祈りを捧げるが、ここに彼女はいないと無意識に悟る。
いつか再び出会うその日まで、俺、小宇坂宗助は強くなることを決意し、二振りの双剣を手に故郷を立つ。
LEGEND月宮高等学園、それが俺の通う高校だ。この学園は民間軍事会社が経営する特殊な技術を取得するための高等教育機関だった。
そこで俺は初めて一般的な言葉で言う「超能力者」の存在を知る。
それは進化した人類であり、世界から不都合な事実として隠されてきた一万人に一人の存在である。
遠縁の親戚の元で剣術の師匠と出会い戦術を学び、気が付けば「銀幕の双剣(ヴァイス・ツヴァイ)」として名を轟かせていた。
新天地で出会った二人の親友と、一人の幼い少女と共に、大切なものを守るための戦いが今始まる。
文字数 16,534
最終更新日 2021.02.17
登録日 2021.02.17
両親の離婚をきっかけに大きな傷を負った主人公の新目文也と、その義妹の夢子。彼らはそれぞれが異性に対する不信を抱いていたが、生活の境遇は全くの正反対。そんな立場の違いが、互いを遠ざけていたのだ。
とある春休み。両親が新婚旅行で家を空けると、それをきっかけに義妹の夢子が大胆な行動を取るようになった。今まで秘めていた兄への想いが抑えきれなくなってしまったのだ。
そんな義妹の気持ちに触れるうち、兄もまた少しずつその在り方を変えていく。取り巻く環境は次第に渦を巻き、彼らを物語へと誘って行く。
果たして彼らは、心の傷と決別し前を向くことが出来るのだろうか?
不器用な兄妹の王道青春ラブストーリー。
文字数 137,551
最終更新日 2021.02.17
登録日 2021.02.16