すれ違い小説一覧
第三回性癖小説選手権参加作品。
性癖:(※略)主従性癖
性癖:本心を話せず、セックスをしても心の奥底で喜びながらも「これは相手(従者)にとっては義務だから仕方なくやっていることなんだ」と思い込んで絶望する主人受け
性癖:人前では親しい言葉遣いをするのに従者をしているときは有能な丁寧敬語で、主人を一番大切に思いながらも暗い欲望を抱えつつセックス中に高負荷がかかっても主人のために耐える従者攻め
性癖:自分の身分のために義務として従者とセックスしなければいけないことに葛藤する受け
性癖:自分で自分のことを道具扱いする攻め
性癖:心はまだくっつかないけど先に身体をくっつけなければいけない事情があって、そのせいで互いの溝が深まっていくすれ違いBL
(※略……主従の二人がくっつくまで100話くらいかかってほしいけどその間にも先に身体はくっついていてほしいし何ならそのせいですれ違ったり互いに傷ついたり苦しんでじれじれしながら最後はハッピーエンドを迎えることが約束されたすれ違いセックスをする主従性癖)
あらすじは大体上記のとおりです。現代の魔術師をしている高校生主人が契約のために従者とセックスをしなければいけない話。
※作業用BGM 「人形」天野月子
文字数 19,650
最終更新日 2021.07.15
登録日 2021.07.15
文字数 4,339
最終更新日 2021.07.13
登録日 2021.07.07
高校二年生の透には、二人の幼馴染がいた。二人の名前は、進藤拓馬と桜木由美子。幼稚園の頃からの付き合いで『幼馴染』である二人は、美男美女だった。
これは、そんな幼馴染の二人が付き合うことを切っ掛けにすれ違う、透たちの物語である。
文字数 5,131
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
王太子ローランは昔別れた初恋の子が忘れらなかった。
だがもう彼は立派な君主となり、様々な勢力を一つにまとめ、ずっと抵抗していた大きな領地を持つアフマン族も多くの血を流すことで軍門に降った。
そこから貢ぎ物として贈られたのは、昔の想い人であった。
恨む君に昔の俺だと伝えるのが怖い。それでもこの幸せな時間だけは俺にだけお前の全てを見せてくれ。
小説家になろう様のムーンライトノベルズでも投稿しています。
文字数 6,895
最終更新日 2021.07.09
登録日 2021.07.09
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。ユリウスに一目で恋に落ちたマリナは彼の幸せを願い、ゲームとは全く違う行動をとることにした。するとマリナが思っていたのとは違う展開になってしまった。
文字数 47,116
最終更新日 2021.07.08
登録日 2021.06.27
運悪く事故に遭ってしまった優理花は
、生前はまっていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまう。
普通は、悪役令嬢に転生すると落胆するものだが···。
優理花は落胆しなかった。
「やったわ!悪役令嬢のエレノアじゃない!!エレノアは婚約者の王太子に婚約破棄された後、エヴァン侯爵(48)(イケオジ)の後妻にさせられるのよ。
私の推し···エヴァン侯爵の後妻とか最高すぎる!神様ありがとう!!」
お察しの通り···。
優理花はオジ専だったのだ。
しかし、順調にストーリーは···進まなかった。
悪役令嬢が悪役令嬢を放棄してしまったので、ストーリーが変わってしまったのだ。
「王太子様?どうして婚約破棄してくださらないのですか···?」
オジ専の優理花が、乙女ゲームの世界で奮闘するお話。
短編予定でしたがやっぱり短編無理でした(*T^T)
短編→長編に変更しました(^-^;
ゆるゆる設定です。
※只今番外編でルデオンとオースティンのBL作品更新しました。
BL作品が大丈夫な方はぜひ読んでみて下さい゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
文字数 66,862
最終更新日 2021.07.08
登録日 2021.03.31
サリー・シュチュワートは良縁にめぐまれ、結婚した。婚家でも温かく迎えられ、幸せな生活を送ると思えたが。
何のこれ?「旦那様からの指示です」「奥様からこのメニューをこなすように、と。」「大旦那様が苦言を」
何なの?文句が多すぎる!けど慣れ様としたのよ…。でも。
文字数 686
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.07.06
え?
何をしているのか?ですか?
貴方があの方をお褒めになるので、私も彼女を見習って改める事にしましたの。
喜んでくれると思っていた婚約者様は何故か不機嫌そうです。
何故なのでしょう_____?
※ゆるふわ設定
※1話と2話少し内容を修正いたしました
※お待たせしてしまい申し訳ございません。
完結まで毎日予約投稿済みです。
文字数 11,812
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.01.12
デイジー•サイラスは聡明で美しい女性だった。小さな町で平凡に暮らしていたデイジーだったが、ある日突然縁談話が飛び込んでくる。家名を上げるためにと送り込まれたデイジーだったが、相手は悪名高いレオ•ヴァンダー伯爵だ。
「私は町で一番美しい女と言ったが……まあ、悪くはないか」
どうやら伯爵は容姿だけで結婚相手を探しているようだった。
「余計な口は聞くな、お前はただ黙っていればいい」
ーーお言葉ですが、私は顔だけの女ではありませんので、ご覚悟ください!
文字数 17,069
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.05.22
央華国には二人の皇子がいた。
人形のような”傀儡”の兄、翡翠の君。
自由奔放な”放蕩”の弟、蘇芳の君。
兄は、皇后の言いなり。
弟は、兵の鍛錬場か花街に入り浸り。
誰もが暗澹たる未来を想像していた。
そんなある日、二人の父である皇帝が崩御する。
────俺は、兄が嫌いだ。
嫌い、だった。
そのはずなのに、なぜ、こんなにも……。
そして、皇帝は後悔する。
*『皇兄の贖罪、皇帝の切願』の皇帝、蘇芳の君視点
※エブリスタでも連載しています
文字数 14,968
最終更新日 2021.07.03
登録日 2021.06.25
私の愛しい旦那様が、一緒にお茶をしようと誘ってくださいました。
普段食事も一緒にしないような仲ですのに、珍しいこと。
私はそれに応じました。
テラスへと行き、旦那様が引いてくださった椅子に座って、ティーセットを誰かが持ってきてくれるのを待ちました。
旦那がお話しするのは、日常のたわいもないこと。
………でも、旦那様? 脂汗をかいていましてよ……?
それに、可笑しな表情をしていらっしゃるわ。
私は侍女がティーセットを運んできた時、なぜ旦那様が可笑しな様子なのか、全てに気がつきました。
その侍女は、私が嫁入りする際についてきてもらった侍女。
ーーー旦那様と恋仲だと、噂されている、私の専属侍女。
旦那様はいつも菓子に手を付けませんので、大方私の好きな甘い菓子に毒でも入ってあるのでしょう。
…………それほどまでに、この子に入れ込んでいるのね。
馬鹿な旦那様。
でも、もう、いいわ……。
私は旦那様を愛しているから、騙されてあげる。
そうして私は菓子を口に入れた。
R15は保険です。
小説家になろう様にも投稿しております。
文字数 54,301
最終更新日 2021.07.02
登録日 2020.05.13
義妹に優しく、婚約者の令嬢には極寒対応。
塩対応より下があるなんて……。
この婚約は間違っている?
*2021年7月完結
文字数 81,575
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.04.19
リディア・ウィナードは上品で気高い公爵令嬢。現在16歳で学園で寮生活している。
そんな中、学園が夏休みに入り、久しぶりに生まれ育った故郷に帰ることに。リディアは尊敬する大好きな両親に会うのを楽しみにしていた。
しかし実家に帰ると家の様子がおかしい……?いつものように使用人達の出迎えがない。家に入ると正面に飾ってあったはずの大切な家族の肖像画がなくなっている。
不安な顔でリビングに入って行くと、知らない少女が高級なお菓子を行儀悪くガツガツ食べていた。
「私が好んで食べているスイーツをあんなに下品に……」
リディアの大好物でよく召し上がっているケーキにシュークリームにチョコレート。
幼く見えるので、おそらく年齢はリディアよりも少し年下だろう。驚いて思わず目を丸くしているとメイドに名前を呼ばれる。
平民に好き放題に家を引っかき回されて、遂にはリディアが変わり果てた姿で花と散る。
文字数 10,526
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.06.27
婚約者の心には愛する女性がいた。
でも貴族の婚姻とは家と家を繋ぐのが目的だからそれも仕方がないことだと承知して婚姻を結んだ。私だって彼を愛して婚姻を結んだ訳ではないのだから。
でも穏やかな結婚生活が私と彼の間に愛を芽生えさせ、いつしか永遠の愛を誓うようになる。
だがそんな幸せな生活は突然終わりを告げてしまう。
夫のかつての想い人が現れてから私は彼の本心を知ってしまい…。
*設定はゆるいです。
文字数 43,578
最終更新日 2021.06.30
登録日 2021.06.15
同じ日に失恋した彼と慰めあった。一人じゃ耐えられなかったから。その場限りのことだと思っていたのに、関係は続いてーー
※第一話だけふわふわしてます。
後半は溺愛ラブコメ。
◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎
ホット入りしたのが嬉しかったので、オマケに狭山くんの話を追加しました。
文字数 23,204
最終更新日 2021.06.30
登録日 2021.06.21
伯爵令嬢であるカリンは、隣の辺境伯の息子であるデュークが苦手だった。
彼の悪戯にひどく泣かされたことがあったから。
そんな彼が成長し、年の離れたカリンの姉、ヨーランダと付き合い始めてから彼は変わっていく。
ヨーランダは世紀の淑女と呼ばれた女性。
彼女の元でどんどんと洗練され、魅力に満ちていくデュークをカリンは傍らから見ていることしかできなかった。
しかしヨーランダはデュークではなく他の人を選び、結婚してしまう。
それからしばらくして、カリンの元にデュークから結婚の申し込みが届く。
私はお姉さまの代わりでしょうか。
貴方が私に優しくすればするほど悲しくなるし、みじめな気持ちになるのに……。
そう思いつつも、彼を思う気持ちは抑えられなくなっていく。
8/21 MAGI様より表紙イラストを、9/24にはMAGI様の作曲された
この小説のイメージソング「意味のない空」をいただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=L6C92gMQ_gE
MAGI様、ありがとうございます!
イメージが広がりますので聞きながらお話を読んでくださると嬉しいです。
文字数 52,938
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.06.22
文字数 3,744
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.06.29
ここイロハニ学園は国のTOPを担うエリートを養成するための学園である。通っているのは王侯貴族を始めとする貴族のみで、将来国の重要なポストに就くべく日夜研鑽に励んでいる。そんな学園に最近不穏な影が漂っていた。その渦中に居るのは男爵令嬢のホヘット。彼女は一年前に男爵家に引き取られた婚外子である。今年入学して来た。彼女はとにかく婚約者の居る男性にばかり粉を掛ける。彼女が入学してから僅か半年の間に、破局を迎えたカップルが何組も出ていた。そのような状況を打破すべく動き出したのは、公爵令嬢のアズミである。彼女はこの国の第2王子ハインツの婚約者である。彼女とハインツの仲も、ホヘットの存在によってギクシャクしたものになってしまった。ハインツの側近の有力貴族の子息達と、その婚約者達の仲も同様である。彼女は関係者を集まてこう言った。
「さあ、話し合いを始めましょうか」
☆こちらは別タイトルで投稿していた物を、タイトルと構成をやや変えて投稿し直したものになります。
文字数 29,426
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.12
成人して間もないとある女は華やかな青いドレスに身を包み、結婚式を挙げていた。
傍らにいる新郎は老紳士……世間の目から見れば政略結婚の為に老人の元へと嫁がされた可哀そうな貴族令嬢だと見えることだろう。
だが、申し訳なさげに肩をすぼめる老紳士――。
「すまない――。」
その言葉に女は「分かっています……」と。
女は不幸から脱出する為、神への大罪を犯すことも覚悟して今ここに居ます!
文字数 3,251
最終更新日 2021.06.24
登録日 2021.06.24
タグにネタバレがありますが、
作品への先入観を無くすために
あらすじは書きません。
頭を空っぽにしてから
読んで頂けると嬉しいです。
文字数 3,266
最終更新日 2021.06.21
登録日 2021.06.21
普通の暮らしをしていた私。マーガレット・ブラン、17歳。親友の家で出会った弟を見て思い出した!
彼女の弟は、私の推しの親友だった!!
決して会う事のない不毛な恋だった。それでもずっと好きだった。
こんな形で出会うなんて。しかも私の大好きな彼の相手は私の親友。
生まれ変わっても結ばれないなんて。神様はなんて残酷なの?
でも彼が幸せになるなら…。
今度は手を差し伸べられる!彼と彼女を近くで応援するわ!
え?ちょ、ちょっと待って!
私はモブのモブだから!巻き込まないで!?
シナリオ通りにはいかないラブコメディの予定です。
☆は別視点になっています。
※R18は後半になります。
文字数 111,792
最終更新日 2021.06.20
登録日 2019.07.21
侯爵令嬢を守るのは執事の役割です……と自負している執事は案外偉かったりする。
文字数 1,967
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.06.19
「アイリス・クローム伯爵令嬢、今この場において私アルゴン王国第一王子ヒース・アルゴンとのこここ婚約をを、ははは破棄する。」
週に数回開かれる婚約者とのお茶会で突然婚約破棄を突き付けられた伯爵令嬢アイリス。
ってそんな話は聞いてないし、貴方と結婚するために努力してきたのでそんなの嫌だ。
こうなったらなぜ突然婚約破棄を告げたのか理由を突き止めて見せるのでご覚悟を。
*最近婚約破棄を聞きとして受け入れる令嬢物が多いので、婚約破棄をどうしても阻止したい令嬢の物語を書いてみました。
*R15は保険です。
文字数 13,862
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.03.19
主人公の理沙は、学校の帰り道に家の鍵をなくしてしまった。途方に暮れる彼女に手を差しのべたのは、幼馴染の悠人。学校でも人気者で、女子にモテモテの悠人に気後れしつつ、ありがたく理沙は悠人の言葉を受け入れる。
その後悠人は、鍵探しのためにまさかのカード占いを提案してきた。占いをしながら、思い出話を語り合うふたり。ところが悠人は突然、「理沙が、自分のことを避けるようになった理由が聞きたい」と言い始める。
すれ違って回り道をした幼馴染たちが、お互いの想いを伝えあって無事に仲直りするまでのお話。ハッピーエンドです。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。
文字数 8,037
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.06.19
平民なのに、ここまで愛されるのは、ちょっと不思議。
令嬢レニンが平民の僕(フッド)を愛したせいで、世界は少しだけ変わるかも???
文字数 8,840
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.06.14
□■□あらすじ■□■
僕の好きな人は、まるで狼みたいな人だった。
彼の名前は、館野仁。
彼は僕の身体のことを知っていても、偏見なく平等に扱ってくれる誰にでも公平で切実な人だった。
そんな彼は、僕の姉・まりんと付き合っていた。
ある日、まりんは仁さんを振って、新しい男の元へと出て行ってしまった。
捨てられて、自暴自棄になった仁さんは、身体を壊し入院してしまった。
このままでは駄目だと思った僕は、仁さんの家に乗り込み…。
Bloveさんのお題で、妊娠がありまして、謎のお題消化したい病に陥り、執筆しました。
今回は攻めは堅物。
受けはふたなりです。
妊娠要素有。苦手な方はご注意を
攻めの本命以外の絡みあり
50話完結。
完結しているので、完結まで毎日更新
※当初は包容攻め予定でしたがあまり包容攻めっぽさはないかもしれません。
溺愛はしているはず。
堅物×一途ふたなり。
文字数 193,120
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.05.01
文字数 11,333
最終更新日 2021.06.17
登録日 2021.06.14
「俺は誰にでも抱かれる男だから」あのときの嘘がまさか本当になるなんて。
主人公総受けです。
※ネタバレありのあらすじです。結末まで書いてあります。
※あらすじにないキャラクターも出てきます。
笠井出版社『KSノベルス』の編集長、逢坂賢(おうさかけん)は、飲み会があった夜に、自宅で部下の中島信司(なかじましんじ)に告白される。気持ちに応えようと思った逢坂は、中島に抱かれる。
翌朝、自宅の留守電に入っていた中島の母親からの言葉を聞く。
中島にはまっとうな道を歩んでほしいと考えた逢坂は、「俺は誰にでも抱かれる男だから」と嘘をついて、突き放そうとする。
そんなふたりの危うい関係に気づいた、小説家、梶竜一郎(かじりゅういちろう)
彼は昔、逢坂と友人以上に親しかったが、一線を越えることはなかった。ずっと抱えていた執着心から、逢坂に近づいてくる。
夜、編集部に逢坂がひとりでいると梶が来る。逢坂と中島の会話を聞いた人物がいたと梶は言う。
口止めのために、逢坂はその場で梶に抱かれる。翌日、中島に何があったか聞かれるが逢坂は誤魔化す。
俊英賞受賞パーティーに出席した逢坂は、梶と会う。その場に中島がやって来て、梶を殴る。
中島が大勢の前で、梶の思惑を暴露する。梶は「僕の腕の中でしか生きられないと教えたかった。僕を好きじゃないとわかっていたのに」と言う。
翌日、逢坂は社長の笠井に会う。中島の処分を軽くするため、逢坂は嘘をつく。逢坂は資料部に異動する。
逢坂が自宅にいると、謹慎中の中島が来た。中島は両親に、自分は男性が好きだと打ち明けると言う。
数週間後、親を説得した中島と逢坂は結ばれる。中島の部屋で逢坂は抱かれる。
お昼になると、ふたりは資料部で弁当を食べる。中島は逢坂が作った弁当を食べている。
文字数 59,152
最終更新日 2021.06.16
登録日 2021.06.13
早世した母の代わりに妹たちの世話に励み、婚期を逃しかけていた伯爵家の長女・シャーロットは、これが最後のチャンスだと思い、唐突に持ち込まれた気の進まない婚約話を承諾する。
しかし、一か月も経たないうちに、その話は先方からの一方的な申し出によって破談になってしまう。
彼女は藁にもすがる思いで、幼馴染の公爵アルバート・グレアムに相談を持ち掛けるが、新たな婚約者候補として紹介されたのは彼の弟のキースだった。
キースは長年、シャーロットに思いを寄せていたが、遠慮して距離を縮めることが出来ないでいた。
そんな弟を見かねた兄が一計を図ったのだった。
彼女はキースのことを弟のようにしか思っていなかったが、次第に彼の情熱に絆されていく・・・。
文字数 38,972
最終更新日 2021.06.11
登録日 2021.05.23