四角関係小説一覧
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陸斗は実の兄である龍司のことが大好きで、幼い頃から一途に想いを寄せていた。
絶対実らない恋だとわかっていたはずなのに、兄が幼馴染の渚と付き合い始めたことを知りひどく動揺してしまう。
兄の龍司は渚と恋人同士になり彼に惹かれつつも、弟の陸斗を特別扱いする自分を抑えられない。
いけないことだと必死にブレーキをかける陸斗と龍司。それでも禁断の恋は燃え上がるばかりで・・・
文字数 3,860
最終更新日 2025.03.01
登録日 2024.07.19
両親のいない一人の少女が、不思議な力をもつ二人の王子に出会う。
ただそこにいるだけで、人々に癒しや安らぎを与える金糸の髪をもつ王子。(世界では、白の妖精と呼ばれる)
気が高ぶると、人々から生力を奪ってしまう黒の髪をもつ王子。(世界では、黒の妖精と呼ばれる)
王家では、黒の妖精と呼ばれる王子を隠蔽していて――。
対なる二人の王子の城で付き人として働くことになった少女は、二人の力に翻弄されながら、力の本質に迫っていく。
切なくも、甘い甘い物語。
文字数 689
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.02.10
私たちは奥手?それとも────────。
数日前のダンスパーティーをきっかけに有名になってしまった魔法使いのカップル、オリビアとハヤト。その大胆な愛情表現から周囲の注目を浴びた2人だが、意外にも初デートを経験していない。
その理由は、オリビアが成績の良いハヤトに追いつくため、日々勉強に励んでいるからであった。ハヤトはそれを受け入れる代わりに、校内での積極的な愛情表現を許してもらおうとする。ハヤトの言い分に呆れつつも、勉強と恋愛のバランスに悩むオリビア。そんな彼女の前に現れたのは、かつてハヤトへの好意を仄めかしていた女子生徒・ヴィランヌだった。ヴィランヌに触発され、オリビアはハヤトとの初めてのデートを試みるが、2人はある計画に巻き込まれて………。
※シリーズ作品。1作目「偽物の天才魔女は優しくて意地悪な本物の天才魔法使いに翻弄される」
2作目「放置した彼女は溺愛彼氏におしおきされたりする」もぜひ。
文字数 89,241
最終更新日 2025.01.16
登録日 2023.10.25
奇言(カタラ)と呼ばれる力のある世界。ミツキは友人の彼氏を好きになった。しかし彼は行方不明になり、友人は別の人と付き合い始めた。ところが四年後、その彼が帰ってきて…。
ヒナギ→リツ×ソウタ←ミツキ からの リツ×ヒナギとミツキ×ソウタ
文字数 26,952
最終更新日 2024.09.06
登録日 2024.08.29
平凡で冴えない誠也はいわゆる陰キャ。地味キャラとして高校生活を送る予定が、学校一の美少女瑞希に呼び出される。人気のない屋上で告白され、まさかの恋人関係に。とはいっても、瑞希は毎日告白されるのが嫌で、それを回避しようと偽りの恋人という残念な現実。
偽りの恋人生活が始まる。校内でイチャつく姿に幼なじみの瑠香が嫉妬する。モヤモヤする中、本当のことを誠也から言われひと安心。これぞチャンスと言わんばかりに、親友の沙織が瑠香の背中を押し誠也に告白するよう迫る。
最初は偽りだった関係も、誠也のさり気ない優しさに触れ、瑞希の心が徐々に誠也へと傾いていく。自分の本心を否定しながらも偽りの恋人を演じる毎日。一方、瑠香も恥ずかしながら誠也にアピールしていく。
ドキドキの三角関係、すれ違い、様々な想いが交差し、学園生活を送る恋愛物語。
文字数 182,088
最終更新日 2024.07.16
登録日 2024.06.19
骨董店『きさら堂』には、守らなければならない三つの約束がある。
「ひとつ、大階段を登る途中で立ち止まらないこと。」
「ふたつ、中庭にある地下への階段はひとりで降りないこと。」
「みっつ、きさら堂の使用人を外へ連れ出さないこと。」
ある日、『きさら堂』にガリガリに痩せた子供が迷い込んでくる。
仮の主人である翡翠はその子供を一目見て思わず「かわいい」と呟いてしまう。
ひどく怯える子供に、翡翠は四つめの約束を提案する。
「よっつ、朝と晩、必ず翡翠とハグして挨拶すること。」
子供は咲夜と名付けられ、咲夜と翡翠は互いにどんどん惹かれあっていくようになる。
『きさら堂』の仮の主人である翡翠は、絵から生まれたあやかしだった。
描いたのは天才絵師、時津彦。
時津彦を愛し、時津彦を癒し、時津彦に仕えるために生まれてきた翡翠は、時津彦が姿を見せなくなってからも友人である蓮次郎に支えられて『きさら堂』を守り続けてきた。
月に一度発情してしまう翡翠を慰めてくれていた蓮次郎と、翡翠の主であり翡翠の命を握っている時津彦、やがて時津彦をしのぐ絵師に成長していく咲夜との四角関係です。
翡翠と咲夜はちゃんとハッピーエンドになります。
咲夜がちゃんと現れるのは第6話からです。
文字数 252,570
最終更新日 2024.04.16
登録日 2023.10.27
遠野 紫苑(とおの しおん)は、第二性がベータの高校生。
同級生のオメガ・桜庭 波留(さくらば はる)に恋している。
しかし波留は、紫苑の兄でありアルファの、来夢(らいむ)と付き合っているのだ。
やるせない日々を過ごす中、謎めいたオメガ青年・水島 由樹(みずしま ゆき)が、紫苑の前に現れる……。
文字数 26,792
最終更新日 2024.01.12
登録日 2024.01.07
鷹宮涼一は18歳の高校三年生。
イケメン・高身長・頭脳明晰・スポーツ万能。
生徒会長をして会社経営もしているというスパダリになれそうなのに、恋人芹澤柚希が好き過ぎて残念な性格に。
どんどんマニアックになっていくプレイは止められない。
ひたすらエロです。
現代物です。
『少年王子』の派生キャラクターです。
あちらを読まなくてもわかるように表現してあります。
『少年王子』より直接表現が多くなってます。
少年王子~以降のお話です。
FT版:少年王子はゲーム世界に翻弄される
https://www.alphapolis.co.jp/novel/925119046/649569934
表紙・挿絵カラーイラスト&キャラクターデザイン りぐだる様 https://www.pixiv.net/users/7692921
白黒挿絵イラスト(LESSON4) あるふぁ様v https://skima.jp/profile?id=42285
文字数 151,364
最終更新日 2023.11.17
登録日 2021.12.27
「センセー、そんなBBAよりあたしだけ見てよ!!」
実体験を元にしたちょっぴりリアルな生徒×教師ラブコメ💓
一番身近な禁断の恋——。叶えるためには手段なんて選んでられないっ!
JKのリアルを存分に詰め込んだ地味系堅物古典教師×寂しがりやなギャル系パパ活JKの甘酸っぱいコメディ寄りのラブロマンス開幕————!
常春(とこはる)うらら、18歳。
彼女は漠然とした寂しさを埋める為、親や学校には内緒でパパ活をしていた。
そんなある日、食事を共にした男性に騙されてお酒を飲まされ、ホテル街へと連れ込まれてしまう。
必死に抵抗し、助けを求めるが面倒ごとに巻き込まれたくない周囲の人間は見て見ぬふり。諦めかけていたその時、一人の男が助けに入る。
偶然にも彼は、うららが通う四季ヶ丘高校の教師なのであった————。
初恋をモノにする為、行動派の肉食系ギャルが攻めて攻めて攻めまくる!!
VS清楚の皮を被った女狐教師とのバトル勃発&初心な幼なじみからの猛アタックでいつの間にやら四角関係へと発展!?
「貴女みたいな子は、冬木先生とは釣り合わないんじゃないかしら」
「はーン??? あンの、BBAめっ!! うららの本気を舐めんなよ!?」
恋は正攻法だけじゃ勝てない!
ライバルを蹴落とし、己を存分にアピールする————。綺麗事だけじゃないこの恋を制するのは誰だ!?
⚠️このお話は決してパパ活を推奨するものではございません。フィクションとしてお楽しみいただけますと幸いです。
執筆の励みになりますので、よろしければお気に入り登録やご感想などをいただけると嬉しいです。
文字数 25,139
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.01.31
現代物~ファンタジーの方を見て下さってる方がいらっしゃるので、情報を整理して小噺を追加しました。
文字数 7,044
最終更新日 2023.01.03
登録日 2021.12.20
関東に名を轟かせる、百舌鳥家の跡取り息子、百舌鳥 彰宏は、幼い頃から世話係でもあった若頭、城島 幹雄の背中に彫られた二匹の蛇の画に心を奪われ、漢達の仲間入りを果たす為に、高名なる彫り師の名前を継いだ四代目・桐生の元を訪ねる。
顧客を取るにも完全紹介制を貫き、かつ、面接を果たしてからでないとやる気を起こさない偏屈な四代目を前にして閉口する彰宏であったが、その類稀な容姿を兼ね備える独特の色気を放つ四代目に、次第に惹かれていく自分自身を抑え切れなくなっていった。
筋彫りを無事に終わらせたばかりの熱い身体を激らせた彰宏は、その身体を四代目に向けて押し付けようとする。しかし、歴戦の猛者達を難無くあしらってきた経験を持つ四代目に、あっさりとその身を翻され、人生で初めて、袖にされる経験を培うのであった。
しかし、四代目を絶対に諦めきれない彰宏の前に、四代目を狙っているもう一人の人物、雅という名の男が現れて……
『お前に、俺の喧嘩相手が務まるかなぁ……容赦なんてするつもり、毛頭無ぇんだけど』
『三月であんたに追いついたんです。あと三月でものにします』
『こいつなりの流行り物に乗ってるだけだろ。その勢いも、いまだけだ』
『いつまで経っても、ものに出来ない人に、何を言われたところで効きませんよ』
『へぇ、言うねぇ』
『余裕見せてんのも今のうちですから……覚悟して下さい』
孤高の天才彫り師に惚れた、一匹の若き雄の物語。
❇︎R15表現有り。『家』の跡取り息子×天才彫り師
文字数 30,822
最終更新日 2022.08.25
登録日 2022.08.22
自分自身を生粋のタチだと自覚している瀧川 弘樹は、カモフラージュ目的で付き合っていた彼女のウィンドウショッピングで訪れた紅茶専門店で働く自分好みの店員、城田 由依に狙いを定め、その店に通う様になる。しかし、もう少しで由依と連絡先が交換出来る、という所で、由依には交際相手がいる事を知る。
弘樹は、由依の交際相手である紅茶専門店の店主である、阿部 真澄の存在に尻込みして、由依を諦める事にしたのだが、真澄の人となりに触れていくうちに、弘樹は、何故か真澄を前にすると猫を被ってしまう自分自身に気が付き、そして、抱く側の人間として生きてきたこれまでの価値観を覆すのであった。
この人に、紅茶の香りではなく、煙草の香りを再び纏わせたい。
『なら、教えて下さい。俺に、紅茶の淹れ方』
この人に、抱かれたい。
❇︎ままならない四角関係。タチだと信じてきた主人公が受けになるまでのお話。短編。
文字数 13,438
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.08.19
クラスの人気者であり、親友の久保田に密かに片思いをしていた古屋。一生告白するつもりはなく友人として側にいるつもりだったが、ある日同級生の馬淵が久保田に告白している場面を見てしまう。
何としてでも二人の仲が近付くのを止めようと不良にレイプさせる古屋だったが、ある日目を覚ませば自分の体が馬淵になっていることに気付く。
【恋する猫被り性悪いじめっ子肉体的総受け入れ替わり四角関係BL】
厄介者扱いされてる短気幼馴染不良→地味いじめられっ子→明るく爽やかな人気者親友攻め←一途性悪いじめっ子
前提の恋敵に恋する不良攻め×それを利用する性悪一途いじめっ子受け
※昔書いたもののそのまま移植なので普通にガラケーが出てきます。
※性的いじめ、暴力描写、モブ描写あり
※微複数CP要素含みます
文字数 138,037
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.19
「ユスティーナ様、ごめんなさい。今日はレナードとお茶をしたい気分だからお借りしますね」
先に彼とお茶の約束していたのは私なのに……。
「ジュディットがどうしても二人きりが良いと聞かなくてな」「すまない」貴方はそう言って、婚約者の私ではなく、何時も彼女を優先させる。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
公爵令嬢のユスティーナには愛する婚約者の第二王子であるレナードがいる。
だがレナードには、恋慕する女性がいた。その女性は侯爵令嬢のジュディット。絶世の美女と呼ばれている彼女は、彼の兄である王太子のヴォルフラムの婚約者だった。
そんなジュディットは、事ある事にレナードの元を訪れてはユスティーナとレナードとの仲を邪魔してくる。だがレナードは彼女を諌めるどころか、彼女を庇い彼女を何時も優先させる。例えユスティーナがレナードと先に約束をしていたとしても、ジュディットが一言言えば彼は彼女の言いなりだ。だがそんなジュディットは、実は自分の婚約者のヴォルフラムにぞっこんだった。だがしかし、ヴォルフラムはジュディットに全く関心がないようで、相手にされていない。どうやらヴォルフラムにも別に想う女性がいるようで……。
文字数 103,144
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.03.26
腐女子であるために中学時代を暗黒に過ごしたヒロイン。
一念発起して高校デビューを果たすが、同級生のヒーローに腐女子がバレてしまう。
ヒーローは、ばらさない代わりに、モテるのが鬱陶しくて虫よけが欲しいからと、ヒロインに契約彼女になるよう要求してきた。
屈辱を感じながら契約を飲むヒロイン。
しかし、そのヒーローは実は、ゆめかわオタクだったのだ。
周りに対して擬態を続けながら、お互いの推しについて理解を深めていく二人。
だが、ヒーローが本当に好きなのは、ヒロインの親友だった。
それを知った時、ヒロインは・・・!?
タイトルロゴ:Mさま。
色彩アドバイス:都筑まおさま。
文字数 96,011
最終更新日 2022.02.26
登録日 2022.01.21
ダメンズを引き当てがちな学校じゃ有名なアホビッチ女子高生、田端明子。
対するは顔良しスタイル良し、女は選びたい放題で基本超塩対応なハイスペ男、一条類。
これは2人が出会い、
王道展開で明子が類に恋に落ち、
明子がとんでもなくしつこくつけ回すという、
いわばストーカーまがいなロマンチック?ラブコメディ?
全力で好きを伝える明子
VS
女なら誰でもいい類
「わかった。そこまで言うんなら抱いてやる」
さあ、最後に笑うのは……。
どっち?
文字数 155,218
最終更新日 2021.08.28
登録日 2021.07.16
✢写真は、様々なものを写し取る。一瞬の光景や表情、あるいは感情を。―――そしてときには、好きな人が恋に落ちる瞬間まで✢
写真部の葵には、気になる人がいた。陸上部の人気者。誰とでも分け隔てなく接し屈託なく笑う彼と、地味な俺。想いが叶うなんて大それたことは思っていない。ただ、図書室の秘密のやりとりを続けながら見ていられればそれでいいと、思っていた。………そのときまでは。
―――カメラが写し取ったのは、残酷な現実。
それに心が砕け散ったとき、生徒会会計が嵐のように現れて―――。腹黒生徒会会計・爽やか陸上部・ヤンデレ弟→平凡主人公の四角関係。主人公総愛されですが、固定カプです。
文字数 90,084
最終更新日 2020.10.16
登録日 2020.09.18
「カタリナ、これからもずっと私の隣にいてほしい。」
「いやカタリナ!僕とともに魔法の発展に力を尽くそう!」
「何言ってやがんだ、カタリナは俺の妻になるんだよ」
ど、同時に3人の方からプロポーズされるなんて、私どうしたらいいの~!?!?
文字数 814
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.09.20
やっちまった~、やっちまったよオイ~。
クエストを終え、酒を飲み開放的になったリンゼイは、なんとパーティの女性3人とそれぞれと関係を持ってしまう!
文字数 1,226
最終更新日 2020.09.17
登録日 2020.09.17
高校二年生の未夢、和人、健、真理恵の四人は、小さい頃からの幼なじみで、お互いに家族のような存在だった。
未夢は、四人の仲はいつまでも変わらないと信じていたが、ある日真理恵に和人のことが好きだと告げられる。
そこから、少しずつ四人の関係は変化し始めて──!?
四人の想いが歪に絡み合う、ほろ苦い初恋物語。
初回公開*2016.09.23(他サイト)
アルファポリスでの公開日*2020.03.29
*表紙イラストは、イラストAC(sukimasapuri様)のイラストに背景と文字入れをして使わせていただいてます。
文字数 104,865
最終更新日 2020.03.30
登録日 2020.03.29
今この瞬間、どれだけの人が恋人に恋をしているのだろう―。タイプの異なる二組のカップルが出会ったとき、抑えていた想いが動き出す。
鬼塚優人という完璧な恋人のいる椿咲久は、優人に連れて行かれたパーティーでその男に出会った。第一印象は、嫌いなタイプだと思った。それなのに、会うたび恋人がいる男に惹かれていき――。
その一方で、同棲している恋人との関係に退屈を感じている小鳥遊純は、咲久の恋人である優人との時間を楽しむようになっていて――。
タブーを侵すのは誰なのか。四角関係の行方は。
二組のカップルが織りなす恋模様です。タブー要素がありますのでご注意ください。
文字数 171,172
最終更新日 2019.11.19
登録日 2019.10.31
ふと前世の記憶を思い出した主人公が面白おかしく過ごしていくお話。
なんだあいつ、通算30歳と競り合えるのか。
それでいて多才で顔もいい?
これはもしかしたら幼馴染のイケメンが主人公なのかもしれないお話。
文字数 2,752
最終更新日 2018.10.17
登録日 2018.08.13
生まれながら奴隷であり未来を諦めていた少年が、両親を亡くして奴隷となった少女イレーネと出会い、自らの運命を切り開こうとする物語。二人が未来に手にするものとは――。
第一部 脱走して森を彷徨っていた二人を助けたのは、楽器製作家の集落に住む夫婦だった。密告を畏れて警戒しつつ、集落の人たちはいい人たちで、二人は次第に心を開く。三年後、リュート奏者と出会い、彼の弟子になりたいと少年は集落から旅立つ。
第二部 演奏旅行のため国内外を回る暮らしになって、二年。演奏家デビューを果たしたディーノに、かつての主の魔手が伸び……。集落で変わらない暮らしをするイレーネにも決断のときが迫っていた。
第三部 二年後。ロドヴィーゴ一行は隣国オーストンを訪れていた。ディーノはそこで懐かしい人と再会する。集落を出たイレーネは、男所帯の仕立て屋で働き忙しくも充実した毎日を送る中、ある人物から求婚されて――。
文字数 198,093
最終更新日 2018.06.26
登録日 2018.03.31
暗い路地で倒れているフィオレを剣士であるルークは助ける。
金髪碧眼の美しい少女、フィオレ。
フィオレは、術師の力を増幅させる宝石、碧柱石(ベリル)を持っており、それを狙う男たちに追われていた。
フィオレを守りたいと思うルーク。ルークを巻き込みたくないと思うフィオレ。
一緒に時を過ごしているうちに、ふたりは自然と惹かれ合っていく。
フィオレはやり遂げなければいけないことがあった。オーゼンセ――神聖の地とされ一般人が立ち入ることを許されない不可侵な場所――に碧柱石(ベリル)をもって行くこと。
そして、フィオレには、ルークには言えない秘密があった――。
文字数 23,683
最終更新日 2018.04.30
登録日 2018.03.27
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