もう遅い小説一覧
「キヌア、お前のように可愛くない聖女など不要だ。
お前のようにブスってわけでもないが可愛くもない半端聖女には婚約破棄を告げてやる。
なんでお前みたいに好きでも嫌いでもないどうでもいい興味もない可愛くもない聖女と結婚しなければならないんだ。
お前の聖女としての実力に問題はないが、聖女なんて要らないんだ。
親に無理矢理決められたお前との婚約なんて破棄して、俺様は聖女としての実力は
ぽんこつでも可愛いお前の妹のロロイエと結婚する。
俺様は真実の愛に目覚めたんだ。
親に無理矢理決められた相手と結婚するのは間違っている。
お前もそう思うだろう。
聖女なんていなくても、モンスターの侵攻なんて微々たるものだ。
それぐらい、ぽんこつ聖女のロロイエでも護れるし、兵士達もいる。
分かってくれるか。大人しく婚約破棄を受け入れてくれるならここに用意してある1億円を渡そう。
慰謝料迷惑領だと思ってくれ」
「そうよお姉様〜。モンスターの侵攻なんて〜ロロイエでもなんとかできるわ〜。
だから〜お姉様のようにブスでも可愛くもない半端聖女はとっととノレンタ王国から出ていってね〜。
ロロイエを虐めていた罪で処刑してあげてもいいけど〜ロロイエは慈悲深い聖女だから〜
追放で見逃してあげるわ〜。
今すぐノレンタ王国から出ていってね〜。
次見かけたら殺すからねお姉様〜」
「ええそうよそうよ。キヌア、その一億円を惨めに受け取ってどこにでも行きなさい。
お金が無くなって帰ってきてもヨンケープ男爵家の敷居は二度と跨がせないからね。
もう貴女のような美しくない可愛くない出来損ないかというと出来損ないって程ブスでもないし聖女の実力はまぁそれなりにある
貴女なんて必要ないわ。
聖女としての実力はゴミカスのロロイエでも十分な程しかモンスターの侵攻なんてないんだもの」
「え、今更助けてくれと言われても知りません。
言ったでしょう『あらそう、何を言われても貴方達を助けないけどそれでいいわね』って」
文字数 2,292
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.22
一部の剣士しかなれない《剣聖》であるアーノルドは、ある日所属していたパーティーのリーダーのやっかみで、追放されてしまう。しかも崖から突き落とされ、事故死を装われてしまうのだった。
海に落ちたアーノルドはすぐに助けられ、ある家で丁重にもてなしを受ける。好奇心旺盛なアリスと、引っ込み思案なソフィアの美少女姉妹が暮らす家だった。
礼をしたいと言うと、アリスとソフィアには、自分たちを冒険者にして欲しいと言われた。ただし、少女が冒険者になるのは修羅の道。ダンジョン内も無法地帯で非常に荒れているため、冒険者になるための試験に合格したら鍛え上げてやると約束した。
アーノルドはソロとして再び活動することを決意。しかし、ダンジョンにはアーノルドがいなくなったことで落ちぶれ、荒れ果てた元パーティーのメンバーがいて。
カイトに再び狙われそうになったアーノルドは……
ちょっとダークな王道ざまぁの話です!
文字数 6,093
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.20
「お姉様、お姉様って要らない聖女よね」
「そうよアントリィナ、貴女なんて要らないわ。
もういい加減うんざりよ。
出ていきなさい。とっと出ていきなさいこの穀潰し聖女!!」
「今月いっぱいでマンチェフスコイ男爵家を出ていけ。
お前はいらない」
「はぁ?今更戻ってきてくれと言われても、私の事を”要らない”と言ったのは貴方達でしょう。
私はイケメン美男子に愛されているので貴方達の事なんて知りません。
今更もう遅い!ざまぁ(笑)」
「アントリィナ、お前は要らない。お前のような要らない聖女には婚約破棄を告げる」
「あらそう、後から後悔しても遅いわよ」
「助けてくれ戻ってきてくれと言われても知らないからね」
「そこの美しい女、お前名は何だ」
「助けてお姉様〜」
「助けてくれアントリィナ」
「戻ってきて。助けてアントリィナ」
「お前の力が必要だアントリィナ」
「もう戻る必要はないアントリィナ。
お前の価値も美しさも理解できない馬鹿どもの事なんて放っておけ」
今更戻ってきてくれ助けてくれと言われても、美青年辺境伯の夫が私を溺愛し離してくれないので助けにいけません。
文字数 1,053
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.22
とある伯爵家の長女、シーア・ルフェーブルは、元婚約者のリュカが「シーア嬢を婚約破棄にしてやった!」と友人に自慢げに話しているのを聞いてしまう。しかし、実際のところ、我儘だし気に入らないことがあればすぐに手が出る婚約者にシーアが愛想を尽かして、婚約破棄をするよう仕向けたのだった。
その後リュカは自分の我儘さと傲慢さに首を締められ、婚約破棄を解消して欲しいと迫ってきたが、シーアは本当に自分を愛してくれる人を見つけ、結婚していた。
だから今更もう一度婚約して欲しいなんて、もう遅いのですっ!
文字数 2,972
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.17
「お姉様。お姉様のように怠惰な聖女は生きてる事が相応しくないわ。
死になさい。
ココルト様の婚約者にも相応しくないわね」
「お姉様、許してごめんなさい。助けて。エネイラ死にたくないの。
助けて。処刑を止めてお姉様。
もう二度とお姉様をいじめたりしないわ」
「そうね、エネイラ。私が少し大きい声を出せば処刑は止められるわ。
でもねエネイラ、私大きな声を出すのも面倒なの。
貴女も言ったでしょう。『お姉様は怠惰だもの。この怠け者』って。
本当に、私は怠惰で怠け者なのでこの処刑を止めるのも面倒なの。ごめんなさい」
ざまぁ(笑)妹は泣いて許しを請いましたが、処刑され死にました(笑)
「テヒーダ、お前のような怠惰な聖女には婚約破棄を告げてやる!!
お前は!!実の妹を処刑しただろう!!」
「はぁ、確かにエネイラを処刑しましたが、それが何だというのでしょう」
「え?テヒーダを処刑した理由?思い出すのも面倒ね。
そう言えばなんで処刑したのかしら」
「まぁ、貴方もこれから処刑されるのでそんな理由どうでもいいでしょう」
「怠惰な聖女と言われてようとも、お前は優秀で美しい」
無駄な労力を評価しない実力主義結果主義のイケメン公爵に実力を正しく評価され愛され幸せに生きています。
え?今更助けてと言われても帰るのも助けるのも面倒なのでお断りします。
今日もスローライフ明日もスローライフ。
私のように優秀で実力もあり効率重視の聖女は無駄な労力は行わず毎日スローライフを満喫しています。
文字数 727
最終更新日 2021.08.13
登録日 2021.08.13
勇者・ブレイドと仲間たちが魔王討伐のため立ち上がった。勇者とその一行は各地の魔王の手下たちを討伐していた。
しかしこのパーティーは壊滅してしまった。魔物にやられたから?いやそうではない。無能な勇者ブレイドは仲間たちに三下り半を突きつけられ解散してしまったのだ。
無能な勇者と言われて仲間を失ってしまったがブレイドは無辜の民のため魔王を討伐する志を捨てない。そんなブレイドに新たな仲間ができる。そして無能な勇者と呼ばれた男の快進撃が始まる。
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文字数 62,758
最終更新日 2021.08.07
登録日 2021.01.07
「リザベルタ、お前に婚約破棄を告げてやる」
「お前は俺のお兄様のサルジオを殺しただろう」
「あら、貴方のお兄様はデブだから死んだのよ」
「私は何も悪くないわ。クソデブの自業自得よ」
「お姉様、お姉様をいじめていた事謝るわ。ごめんなさい。だから助けて」
「家督もお前に譲る。だから助けてくれ」
「貴女の事をずっと愛しているわ。本当よ。
貴女は長女なのだからと少し厳しくしすぎてしまったわ。分かって頂戴リザベルタ」
「分かるわ。私もお母様の事を愛していますもの」
「お母様はエルマンノ男爵家男爵ヘニアルト夫人なのですから、私も少し厳しく接します」
今更謝ってももう遅いっ!
私は無駄な肉のない完璧スマート細マッチョイケメン侯爵ともふもふ達に愛され幸せに暮らしているので
助ける気も戻る気もありません。
文字数 8,892
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.02.20
「お姉様、お姉様の婚約者のタントリッヒちょうだい」
「酷いわお姉様。なんでそんな意地悪を言うの」
「分かったわ。そんなにタントリッヒが欲しいなら貴方の強さで手にいれてみせなさい」
貴方にタントリッヒを手にいれる事なんてできるといいですねぇ。
ま、無理でしょうけど。
妹は自分の事を可愛いと思っていたのでしょうね。
思っていたんです(笑)
妹は事実を知り恥ずかしさのあまりもう外に出たくなくなくなったようです。
あ、丁度いいわ。
タントリッヒは貴方を海に沈めてくれるそうですよ。
これでもう誰にも見られなくてすみますよ。
私の事を虐め妹だけを可愛がってきた両親にもざまぁしてやります。
今更助けてくれといってももう遅い。
絶対に許さない。
私とタントリッヒは週7日愛し合い仲睦まじく幸せに暮らしました。
ハッピーエンド。
妹と毒両親はバッドエンド。
当然の報いですわ。ざまぁみやがれですわよ。
文字数 2,952
最終更新日 2021.07.31
登録日 2020.12.30
私は聖女の過酷な仕事に耐えかねて、やめたい旨を婚約者でありクロノア王国の第一王子であるフィリップ様に伝えた。しかし、フィリップ様は私が聖女をやめることをなかなか許してはくれなかった。「どうしても聖女をやめるというのなら婚約破棄させてもらう」と言われ、ただの一般人となった私は国外追放された。
文字数 380
最終更新日 2021.07.27
登録日 2021.07.27
「アウロラ、お前に婚約破棄を告げてやる」
「恐喝カツアゲするチンピラだな。こんなのがポポヨス王国の聖女だとは嘆かわしい」
「はぁー。貴方がクズなのを直してあげる義務は私にはないわ。私は貴方の婚約者だけど貴方の教育係じゃないわ」
「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」
「俺様はお前の妹のメルランを愛しているんだ」
「お姉様ー。お姉様の婚約者貰っちゃたー」
「お姉様なんていなくても本物の聖女の私がいれば国は大丈夫なので安心してゴブリン相手に娼婦しててくださいね。
お姉様にはお似合いよ」
「聖女を婚約破棄など気は確かか」
王太子が正統な理由なく婚約者の聖女を婚約破棄なぞ許されるわけがない。
いくら国王陛下が馬鹿息子を可愛がっていたとしても今回ばかりは見過ごせないでしょう。
「アウロラ。金なら幾らでも払うし土地でもなんでも差し出す。
だから馬鹿息子を斬首で許してもらえないだろうか」
「いいですよー。こんなクズが拷問されても1カッパーにもなりませんし」
「50億カッパー。それで馬鹿王太子は斬首にすることを認めてあげるわ」
馬鹿王太子は斬首され私は50億カッパー貰えて私もハッピー。
私の婚約者を奪おうとした妹はゴブリン専門の娼婦で感度千倍逝きにしてあげましょう。
ゴブリン相手の娼婦がお似合いなのは貴女の方でしたね」
「お前の事がずっと好きだったんだ」
第2王子の英明イケメンで筋肉質なフィリゴは私の事を好きだったようです。
付き合ってみたら私達の相性はばっちりふぃってぃんぐでしたので結婚することにしました。
私達は愛し合って幸せです。
婚約破棄してくれてありがとうボン。。。ボンポル?ボンゴレ?ボンなんとかさんありがとう。
元婚約者だった人の名前忘れちゃった。
私、腹を刺されてまいましたわ。
「フェディオ、なんでこんな事を」
「はぁーーーー?叔母様ばっかじゃねぇぇぇの」
文字数 2,078
最終更新日 2021.07.24
登録日 2020.12.30
「お姉様って、ヘルトル男爵家に必要ないんじゃないかしら」
「お前のように結界もまともに張れない長女はヘルトル男爵家に必要ない」
「結界もまともに張れずヘルトル男爵家を追放されたお前に価値はない。婚約破棄だリザンナ」
「助けてお姉様」
「あら、私は必要ないんでしょう」
「助けてリザンナ。私は貴女の母親よ」
「え、『貴女なんて私の娘じゃないわ』って言ったの誰でしたっけ」
「助けてくれリザンナ。俺が悪かった」
「本当に貴方が悪いわね。貴方が悪いのだから、私が助ける必要はないわね。自業自得ね」
「私はもうヘルトリッヒに愛されているから貴方達がどうなろうとどうでもいいわ」
「行こうリザンナ。お前が助ける必要なんてない」
「ええ、私は何も悪くなく悪いのはあの馬鹿どもなんですから」
文字数 2,496
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.02.15
「ルフレッタ、お前のような女と夫婦生活を送る事など無理だ。婚約破棄してくれ」
「お前は俺のお兄様を嫌い虐めていただろう」
「貴方のお兄様はロリコンで性犯罪者なので嫌うのは当然なのですが」
馬鹿婚約者のお兄様タルマントはロリコンで性犯罪者で自分に甘いクソデブなので嫌って当然です。
虐めてはいませんよ。
「お兄様を侮辱するような女とは婚約破棄だ!」
やれやれ。事実を指摘しただけで逆ぎれ婚約破棄されました。
しかし、そんな理不尽を受け入れていいわけがありません。
「1億カッパーの慰謝料で済んだものを。そんなに拷問死罪がお望みでしょうか」
拷問死罪がお望みなようなので拷問死罪にしてあげましょう。
今更謝ってももう遅い。
ブラコン元婚約者なんかより600極倍素晴らしいイケメン夫に愛され幸せです。
婚約破棄されてよかったー。
文字数 2,465
最終更新日 2021.07.22
登録日 2021.01.11
「お姉様の婚約者のコチアスを頂戴。私が欲しいと言ってるのだから当然差し出しますよね」
「世界は貴女を中心に回っているとでも思っているのかしら」
「世界は貴女を中心に回っているわけではないわよ」
「私が望む物は差し出しなさいよ」
「婚約者ぐらいあげればいいだろう。リクルエが欲しいと言ってるのだぞ」
「そうよ、貴女はお姉様なのだから婚約者ぐらい妹にあげなさい」
「そうですか、それではコチアスに願ってみればいいんじゃないかしら」
「エミリス、お前は実の妹をいじめているな」
「お前のような性悪女には婚約破棄を告げてやる」
「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」
「聖女の仕事なら私がやるから問題ないわ」
「お姉様に出来るような事なら私にも出来て当然よ」
「お前のような無能聖女などいなくても、リクルエの方が聖女の素質も高いんだ」
「だから言ったでしょう。世界は貴女を中心に回っているわけじゃないのよと」
「今更謝ってももう遅いっ!」
世界は自分を中心に回っていると思っている妹と元婚約者と毒両親は私に今更助けを求めてきますが、
なんで私が助けないといけないのでしょうか。
私は美男子第二王子に愛されているのでもう貴方達なんて必要ありません。
もふもふにも囲まれスローライフもエンジョイしています。
努力を続けてきた私の当然な結果ですね。
文字数 3,238
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.02.21
「エルメア! お前のような冷酷な女との婚約は破棄させてもらう!」
「え? 本気ですか? ラインハルト殿下」
突然、婚約破棄を宣言されてしまった聖女エルメア。
「当然、本気だ! お前のような自称聖女と結婚するなどあり得ない。俺に真に相応しいのは、このカティア嬢だ!」
「くすくす。そういうことですわ、お姉さま」
婚約者であるラインハルトが選んだ女は、よりによって腹違いの妹カティアであった。
エルメアは、ラインハルトによって追放を言い渡されてしまう。
「わかりました。では、さっそく失礼させていただきます」
あっさりとこの国を見限ったエルメア。
彼女が向かう先は、知り合いがいる隣国である。
「やれやれ。馬鹿らしい。手始めに、殿下に常時かけていた聖魔法を解除しますか……」
彼女の力がなくなれば、ラインハルトもこの国もただでは済まない。
彼らはすぐに、それを思い知ることになる。
文字数 4,218
最終更新日 2021.07.13
登録日 2021.07.13
「エグラベル、お前は実の妹のカロリシィを虐めただろう」
「実の妹を虐めるような意地悪聖女と結婚など出来ない。婚約破棄だ」
「お前のような口うるさい女よりカロリシィの方が気品で殿方を立てる良き淑女だ」
「聖女としてもカロリシィの方が優秀だ。お前のような3流聖女など必要ない」
はぁ。やれやれ。馬鹿王太子があまりにも無教養でクズだから事実を指摘してあげていたのに、
『俺様の耳障りのいい言葉を言う物以外は気に食わないから婚約破棄だ。
俺様に事実を指摘しないおべっか女と結婚したい』ですか。
妹のカロリシィはまさに貴方のお望みのおっべか女ですからね。
いいんじゃないでしょうか。
拷問処刑を望めば認められるのですが、元婚約者と妹には拷問処刑よりも辛い目にあってもらいましょう。
今更謝ってももう遅い。
元婚約者もおべっか妹も毒両親も捨てて私は間違いを受け入れ成長していく
向上心の強い男爵令息ドナシェルに愛され幸せです。
家柄はまぁ平凡な男爵令息ですが、ドナシェルは自分を磨き過ちを受け入れ常に成長していくようです。
文字数 3,299
最終更新日 2021.07.13
登録日 2021.01.11
「結界魔法を弱めて張れ」
「お前が結界を張りモンスターが侵入してこないと俺様の活躍がなくなる」
モンスター討伐しか取り柄のない馬鹿婚約者で馬鹿王太子パトリカルは
国の事より自分の功績が重要なようです。
やれやれ、こんな自分の事しか考えられないクズが婚約者で王太子だとは情けないですわ。
まぁ、そこまで言うのなら仕方ありませんんね。
どうなっても私は助けませんよ。
文字数 4,527
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.01.09
黙っていろという婚約者
おとなしい娘、言うことを聞く、言われたまま動く人形が欲しい両親。
友人と思っていた令嬢達は、「貴女の後ろにいる方々の力が欲しいだけ」と私の存在を見ることはなかった。
私の勘違いだったのね。もうおとなしくしていられない。側にも居たくないから。
なら、お人形でも良いでしょう?私の魔力を注いで創ったお人形は、貴方達の望むよに動くわ。
文字数 672
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.28
「ライザ、お前のような無能聖女とは婚約破棄だ」
「私が無能聖女ですか。大陸1有能聖女なんですが」
「私なら無能聖女なお姉様と違ってモビクチタ王国を完璧に護ってみせますわ」
私を無能聖女呼ばわりし婚約破棄を告げた馬鹿王太子は
モンスターとの闘いの最前線に送られました。
「助けてくれ、俺様が悪かった。許してくれ、回復してくれ。結界魔法を張ってくれ」
あら、無能聖女呼ばわりしていらない不要と散々言ってくれたのに
今更私に助けを求めるんですか。
「助けるわけないでしょう。ばーか(笑)生きたままモンスターに食われる辛さを知ればーか、
ざまぁ(笑)
無能聖女な私と違ってモビクチタ王国を完璧に護ってみせてくれるんですよね。
じゃあなんで貴方はもふもふコボルトに犯されてるんですか。
くっそうける。
え?助けてくれ?
助けるわけないでしょばーか(笑)
もふもふコボルトって可愛いわよね。
だからってコボルトとしたいわけじゃないけれど。
別大陸の美しいイケメン最強国王が私を勧誘しにきました。
「お前は世界1有能な聖女だ。ソドムンタ王国の聖女になってくれ」
「そして、俺の妻になってくれないのか。こんなに美しい女は見た事がない」
「喜んで。私もこんなに美しい殿方は見た事がありませんわ」
美しいイケメン最強国王は持ってるものも最強でした。
ただのパワータイプではなく技術も最強巧手でした。
私、今凄く幸せです。ハッピーエンド
文字数 1,816
最終更新日 2021.06.28
登録日 2020.12.31
「新聞社を焼かねばならぬ。
我慢に我慢を重ねてきたが、もうダメだ。
すべてを失い、悪に堕ちてでもこの粛清をやり遂げねばならない。
それが王として最後の責務である」
聖オルタンシア王国の国王ジルベールは王位を継ぐ以前からマスコミに嫌われていた。
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は権力を傘にきて地方領主にパワハラしてるらしいぞ!」
(領民を奴隷にして麻薬栽培してる不届き者を罰しただけなのに……
口封じに危うく殺されるところだったし)
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は仲のいいお友達の領地にばかりお金を支援しているらしいわ!」
(ドラゴンの群れの襲撃受けたから復興支援してるだけだって……
それに国境線守っている彼らが倒れたら王都も危ないんだぞ)
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は女好きで毎晩美女をムリヤリさらっているらしいぞ!
お后様はあんなにお美しいのに!! 爆発しろ!!」
(妻以外に女性は知らないし、てかその妻も最近相手してくれないんだが……
ん? 妻の寝室に見知らぬ男が————)
マスコミは偏向報道により、ジルベールが国民に嫌われるように仕立て上げた。
悔しさに歯を食いしばりながらも己の責務を全うするジルベール。
称賛を浴びられなくとも、自分の行いが国や民のためになることを信じていたからだ。
ジルベールの生き様に心を打たれる者や救われたことに感謝をしている者たちも少なからずいた。
しかし、その想いは彼には届かず、限られた信用できる人間にしか心を開かず、孤独に打ちひしがれる。
ギリギリのところで踏みとどまっていたジルベールだったが、マスコミの起こしたある事件により我慢は限界を超える。
「敵国よりもドラゴンよりも恐ろしい敵がすぐそばにいる。
奴らは無実の者に罪を着せ、罪深き者を無実にする力を持つ。
民よ、どうか気づいてくれ。
私の蛮行が無駄にならないように……」
これは後に『流刑王』という異名を背負うことになる善良な王ジルベールと悪意に満ちたマスコミとの戦いの物語である。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています
文字数 228,442
最終更新日 2021.06.23
登録日 2020.12.27
父親同士が親友であるというだけで、相性が合わないゴードリックと婚約を結ばされたキャシール。何かにつけて女性を見下し、あまつさえ自分の目の前で他の女を口説いたゴードリックに対し、キャシールもついに愛想が尽きた。
しかしこの国では制度上、女性の方から婚約を破棄することはできない。そのためキャシールは、ゴードリックの方から婚約破棄を言いだすように、一計を案じるのだった……
文字数 2,189
最終更新日 2021.06.22
登録日 2021.06.22
「シルヴィア、私が好きなのは幼馴染のライナだ! お前とは婚約破棄をする!」
「そんな! アルヴィド様、酷過ぎます……!」
伯爵令嬢のシルヴィアは、侯爵のアルヴィドに一方的に婚約破棄をされてしまった。
一生を仕える心構えを一蹴されたシルヴィアは、精神的に大きなダメージを負ってしまった。
しかし、時が流れたある日、アルヴィドは180度態度を変え、シルヴィアを溺愛し再び婚約をして欲しいと言ってくるのだった。
シルヴィアはその時、侯爵以上の権力を持つ辺境伯のバルクと良い関係になっていた。今更もう遅いと、彼女の示した行動は……。
文字数 13,839
最終更新日 2021.06.10
登録日 2021.05.26
王女の勝手な行為のせいで、王都は大変なことに……。
※後編には主人公が出てきません
文字数 2,218
最終更新日 2021.05.17
登録日 2021.05.17
アイザックの街最強のパーティー『黄金の旋風』に所属する“アデル”は、突然、リーダーである“エリアル”に追放を言い渡される。
それは、エリアルだけでなく、幼馴染で恋人の“カルラ”を含めた全員の総意であると。
到底納得できず、理由を尋ねるアデルだが、そんなカルラから返ってきたのは無情な答え。
『私達は、ガラクタや“役立たず”なんていらないの』
そう……アデルの職業[技術者(エンジニア)]は、一般的な大量生産品しか作れないような全く使い物にならない能力だった。
失意のままギルドに戻ったアデルは、受付嬢から一枚の依頼紙を手渡される。
その内容は、腕の良い職人を探しているというもので、依頼主は、領主である“カートレット伯爵家”。
不審に思うも、興味が湧いたアデルは依頼主のいる領主邸へと向かう。
侍女の“ハンナ”に案内され、出逢ったのは……車椅子に座り、両腕と両脚をもがれ、唯一残った右眼で虚空を見つめる一人の少女——“ライラ=カートレット”伯爵令嬢だった。
「殺したい……お父様とお母様を殺したアイツ等を。私を穢して、壊して、こんな姿にしたアイツ等を。アイツ等に関わる、全てのニンゲンを!」
困惑するアデル。だが、そんな少女の魂の叫びを聞き、
「……僕が、あなたの望み……叶えてみせます」
アデルは自分の職業[技術者]の力で、誰にも手折ることができない最高で、そして最強の翼を【製作】しようと決意する。
——たとえそれが、自分の命を引き換えにするものであったとしても。
これは、翼をもがれ、絶望と憎悪に苦しむ少女と、そんな彼女を救おうともがく『役立たず』と呼ばれた男の、復讐の物語。
文字数 348,782
最終更新日 2021.05.16
登録日 2021.04.08
「攻撃魔法? ウチのギルドじゃ必要ねぇな!」
「お前は補助魔法だけ使ってろ!」
SSRな”魔法翻訳付与スキル”を持つ青年セシル、物理攻撃至上主義の脳筋ギルドで冷や飯ぐらいの毎日。
ある日、彼のスキルは1億人に1人の超絶レアスキルであることが判明する。
スカウトが殺到したセシルはギルドを見限り、華やかな魔法学院の教官に転職する。
セシルの価値を理解できないギルドの無能上司、魔法革命ブームの世界について行けず、セシルが抜けたギルドは急速に崩壊していく。
カワイイ少女達を担任するセシル、彼を評価する美人上司にも恵まれ、忙しくも充実した毎日を送り……帝国でも最強のクラスを作り上げていく。
楽しい学院生活と様々なクエスト。生まれ持ったスキルと人の好さでクエストをこなしまくるセシル。生徒たちは慕ってくれるし、僕の評価もうなぎ上り。転職して本当に良かった!
これは自分の価値を理解しない無能上司を見限り、転職した青年が体験する最強魔導学院ファンタジー!
※小説家になろうでも連載しています
文字数 78,690
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.05.01
「なあ、リィト。もう分かったろ。俺の勇者パーティにお前は無理だ。追放だ」
勇者パーティに所属していたリィトは勇者候補であるグスタフに、ある日突然、そう言われ追放されてしまった。
リィトはグリッチ:コードというスキルを所持していた。
しかし、誰も聞いたことがないもので、グスタフは、外れスキルだと決めつけていたのだ。
実際は、簡単な生活魔法でさえ、凶悪な魔法に改造する反則的なスキルであったのに。
その上、グスタフはマエリスに手を出し寝取りを実行しようとしていたが、うまくいかず彼女と仲が良いリィトを追い出したのだ。
リィトが追放された日の夜、状況が一変する。
翌朝起きると、彼の横に六歳くらいの少女が眠っていた。
少女は殆ど話さなかったが、彼女の声は以前からリィトの頭の中に響いていたものとそっくりだ。
《グリッチ:コード》というスキルと少女の関係が次第に明らかになっていく。
一方、リィトを追いだし、マエリスを手に入れようとするグスタフだったが、彼は次第に落ちぶれていく。
グスタフは次第に王国から見放され、リィトに対する恨みを募らせるのだった。
※小説家になろう様でも連載しています。
文字数 28,230
最終更新日 2021.05.06
登録日 2021.04.16
「お姉様、私の代わりに結界の点検しておいて」
「あら、お姉様のようなブスで結界を張るしか能のない第一聖女は結界を張ってればいいのよ」
「そうだ。お前のようなブスは結界でも張っていろ。ブス」
「お前は本当にブスだからな。パヒス君の婚約者にして貰えたのも聖女としての能力を買われての事だ。
せめて人より多く聖女の仕事をしていろ』
「そうよバロア。貴女は本当にブスなのだから、聖女の仕事をしてればいいのよ。
そうじゃなきゃ貴女に価値なんてないもの。喜んで聖女の仕事をしていなさい」
第六聖女の仕事をろくにせずゲームばかりしていた妹の仕事を、第一聖女の私が変わりにずっとやってきました。
「お姉様、私ゲームはもう辞めるわ」
「第六聖女としての仕事もちゃんとやるから、もうお姉様に代わりにやってもらわなくていいわ」
「もうお姉様に助けてもらわなくていいわ」
「でも、お姉様って聖女の仕事が減れば価値がますますなくなるわね」
「そう、本気なのね。もし嘘なら、責任をとってもらうわよ」
「お姉様、お姉様の婚約者のパヒスを頂戴」
「お姉様のようなブスで結界を張るしか能のない第一聖女より可愛い私の方がパヒスの婚約者に相応しいわ」
「俺様は真実の愛に目覚めた」
「お前の妹のモハナを愛しているんだ」
「そう。それじゃあ真実の愛に目覚めた2人で仲良く苦しんで下さい」
「ごめんなさい、お姉様。許して」
「あら~。『もしゲームをしたら処刑されても何をされても文句は言わないわ』
『もうお姉様に助けてもわらわなくていいわ』と言ったのは貴女でしょう」
「婚約破棄を取り消してやる。だから助けろ」
今更婚約破棄を取りしてやると言われましても、私は単社信者ではないイケメン美男子第二王子のマノスに愛されているので
貴方なんていりません。
文字数 922
最終更新日 2021.03.24
登録日 2021.03.24
※※※ 更新を停止中です ※※※
改稿したうえでイチから書き直すかもしれないです
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生まれた時から孤児院で生活してきた主人公のアルスは日々魔法を使い、孤児院の運営の手助けをしていた。
そんな生活を続け10歳となる誕生日、教会に案内されると魔力がすべての属性で全くないと判定され、その結果唐突に孤児院から強制的に借金奴隷とさせられたうえで追放されてしまう。
育てた孤児が有能であれば高額商品として出荷していた孤児院と、そんな事情は全く知らないアルスは、気が付かないうちに様々な問題に巻き込まれていく。
孤児院にざまぁ、領主にざまぁ、国にざまぁ、教会にざまぁ、敵対する相手を変えながら手にした力でやり返していく、そんな物語。
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1話毎、字数は少なめです(普通の基準を3000で考えています)
後日加筆修正や、数話をまとめて1話扱いにすることがあります
(n)表記をしているサブタイトルの場合、後日くっつけることがあります。
文字数 11,238
最終更新日 2021.03.24
登録日 2021.03.12
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
文字数 65,226
最終更新日 2021.03.23
登録日 2021.02.10
セーブ&ロードという唯一無二な魔法が使える冒険者の少年ラーク。
そんなラークは【デビルメイデン】というパーティーに所属していた。
ラークのお陰で【デビルメイデン】は僅か1年でSランクまで上り詰める。
パーティーメンバーの為日夜セーブ&ロードという唯一無二の魔法でサポートしていた。
だがある日パーティーリーダーのバレッドから追放宣言を受ける。
「いくらやり直しても無駄なんだよ。お前よりもっと戦力になる魔導士見つけたから」
「え!? いやでも俺がいないと一回しか挑戦できないよ」
「同じ結果になるなら変わらねえんだよ。出ていけ無能が」
他のパーティーメンバーも全員納得してラークを追放する。
「俺のスキルなしでSランクは難しかったはずなのに」
そう呟きながらラークはパーティーから追放される。
そしてラークは同時に個性豊かな美少女達に勧誘を受け【ホワイトアリス】というパーティーに所属する。
そのパーティーは美少女しかいなく毎日冒険者としても男としても充実した生活だった。
一方バレッド率いる【デビルメイデン】はラークを失ったことで徐々に窮地に追い込まれていく。
そしてやがて最低Cランクへと落ちぶれていく。
慌てたバレッド達はラークに泣きながら土下座をして戻ってくるように嘆願するがもう時すでに遅し。
「いや俺今更戻る気ないから。知らん。頑張ってくれ」
ラークは【デビルメイデン】の懇願を無視して美少女達と楽しく冒険者ライフを送る。
これはラークが追放され【デビルメイデン】が落ちぶれていくのと同時にラークが無双し成り上がる冒険譚である。
文字数 211,309
最終更新日 2021.03.09
登録日 2020.12.30
毎週食事をたかりに来て私の婚約者に物をねだる婚約者の弟一家にもう我慢の限界です。
「毎週食事をたかりに来るのも私の婚約者に物をねだるのも辞めて下さい」
「貴方達は強盗乞食無銭飲食犯罪者よ、処刑が相応しいわ」
「僕の弟一家を犯罪者呼ばわりか。許せん。サエナ、お前に婚約破棄を告げてやる」
「あら、婚約破棄してくれるんですか。ありがとうございます」
「イルウッド伯爵領を護っていた聖女の私に婚約破棄追放ですか。
どうなるんでしょうねぇ」
「助けて欲しいんだぜ。助けてくれなんだぜ!」
「婚約破棄もされましたし、元婚約者の弟一家なんて他人ですよ。
元から他人ですが。
それが、なんで私に助けを求めるんですか。
厚かましいですね。常識ないんですか。
世界中の人が全て貴方のお父様お母様お兄様だとでも思っているのですか。
私は貴方達を助けも許しもしませんよ。
どうぞ処刑されて下さい。
自業自得でしょう」
「僕を許せとは言わん。チッザ達だけでも助けてやってくれ。チッザ達を許してやってくれ。
せめてリシアとリシンだけでも許してやれないか」
「え。元婚約者の貴方が何で私に指図してるんですか。
舐めてるんですか」
「子供のやった事だから許せ?はぁ?
なんで子供だからと許さなきゃいけないんですか。
許せませんよ」
文字数 783
最終更新日 2021.03.07
登録日 2021.03.07
令嬢が婚約破棄される、良くあるパターンに味付けしたお話で、一話ごとは短めです。
婚約破棄されるやんごとなき身分の令嬢、そしてそんな彼女を心の底から愛していた異世界からの転生者。
あえて誰がとは書きません、読めば誰が転生者なのかははっきり分かると思います。
大抵の場合は婚約破棄する側ってお馬鹿が多いですが、今回もいつもどおりです、想像以上に寝取り女がお馬鹿になってしまいました……この子以上にお花畑なのもいないと思う、ごめんプリシア……。
最後は若干駆け足ですが、ある程度まとまったと思います……!
ショートショートでもちゃんと完結できてよかったです。
※分類的にショートショートは8000字以下のようだったので、SS→短編に変更しました
※他サイトにも掲載中
文字数 10,106
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.03.03
「ルルネ、勉強をしなさい」
「嫌よ。私は勉強なんてしたくないわ。金持ち有能イケメン美男子に愛されて幸せに暮らすのだから、
私が勉強なんてする必要はないわ。
結婚相手は勉強してて欲しいけれど、私はしたくないわ」
「アルア・ボッティーニ!お前の事は許さんぞ。婚約破棄は当然だが、お前は処刑だ。
拷問もせん。
拷問とは人生を振り返り来世の事を考えるための時間を与える慈悲だ。
実の妹を殺そうとしたお前にそんな慈悲は必要ない。
今すぐ殺してやる」
「はぁ。私は何も悪くないのですが、なんで婚約破棄処刑聖女追放を告げられてるのでしょう」
「アルアは何も悪くない。アルアを殺そうとするという事は俺様を殺そうという事だな」
「アルア、もうお前には幸せになる時間が来たんだ」
金持ち有能イケメン美男子第2王子に愛されて幸せです。
私は努力を続けたので当然の結果ですね。
妹は努力を嫌い嫌な事から逃げ続けたので底辺のまま苦しんで生きていくそうです。
「お姉様、もう殺して」
「貴女に死は温過ぎるわ。そのまま底辺のまま苦しんで生きなさい。
貴女が逃げ続きてきた結果がそれなのだから」
文字数 1,512
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.02.23
マルクは優秀なパーティのタンク役として、勇者達を守り抜いてきた優しい男だった。
しかし、ある日のこと、勇者の嫉妬によりマルクは大勢のサキュバスが住み着く「淫魔の巣」へと閉じ込められてしまう。
持ち前の耐久力と、優しさ、性格の良さが幸いし、サキュバス達に気に入られたマルクは、300年もの間ドスケベ乱交セックスを続けていた。
そして気がつけば、サキュバスと人間の子供達も産まれて大家族へとなっていたのだ。
だが、それなりに幸せな生活を送っていた彼らに問題が発生する。
300年の歴史の中で、強力な勇者が現れ魔族と人間の戦況は逆転し、魔族が生きるための魔石が魔王より配給されなくなってしまったのだ。
自身の家族を守る為、マルクは淫魔の巣で習得した「淫紋」を駆使し、勇者を倒す為に立ち上がった。
※エロシーンには♡が付いてます。
文字数 106,810
最終更新日 2021.02.24
登録日 2021.01.13
「女は話をまとめられないんだよな」
はぁ?婚約者のノルヘルトが女性蔑視発言をしました。
「これは再教育が必要ですね」
はぁ。やれやれ、クズ婚約者は被害者面で逆ぎれしています。
貴方は加害者で被害者は私ですよ。
最低ですね。
こんな被害者気取りするカスが私の婚約者だなんて。
いくら親に無理矢理決められた婚約者とはいえ、なんでこんなクズが私の婚約者なのでしょうか。
もう我慢の限界です。
私の中の何かがぷつりときれたのでざまぁしてあげます。
文字数 1,689
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.13
「お父様、またお姉様に虐められました」
「なんだとっ!またエルミーユを虐めたのかっ!」
「ナイフでお姉様に切られました」
「今までいくら注意してもお前はエルミーユをいじめていたが、親子の情もあり許していた。
しかし、今度ばかりは許せる事ではないぞ」
「そんな事言っている場合ではないでしょう」
「逃げるつもりか」
「エルミーユが死んでしまったではないか。お前が殺したんだぞ」
「だから、早く治療しないと大変なことになりますよと言ったじゃないですか」
「お前は妹のエルミーユをいじめて殺したなっ!お前なんかとは婚約破棄で処刑だ」
「婚約破棄されたのだから、もう俺の妻にしても問題ないだろう」
突然現れたイケメンが私をいじめてきたお父様お母様冤罪で私を処刑しようとする元婚約者も殺してくれました。
文字数 1,659
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.15
「ベロニアさん、貴方ってブスよねぇ」
「あら、そんなに驚くような事かしら。今まで鏡も見た事ないのかしら」
「あら~それなのにブスって自覚がないなんて、相当なナルシストね」
姑に虐められてきましたが、流石に我慢の限界です。
「あの~お義母様。お義母様は鏡見た事ありますか~」
「テオファノ、この女が私を虐めるのよ」
はぁ?
「ベロニア、俺様のママに何てことをするんだ」
夫はいつも大好きなママの味方をします。
きもっ。
親子揃ってゴミですね。
婚約破棄ですか、むしろ歓迎です。
ありがとうございます。
ざまぁ断罪行っておきましょうか。
今更謝ってももう遅い。
助けません。許しません。自業自得ですよ。
文字数 1,499
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.01.09
「お姉様のシュシュ頂戴」
両親は妹に甘くいつも
『お姉様なのだからそれぐらいシャロナにあげなさい』と言うのです。
私は仕方がなく妹が欲しがる物をなんでも差し出してきました。
私の物はもう全て妹が欲しがり妹に差し出してきました。
「そんな。じゃあ私はこれ以上何を貰えばいいのよ」
「貰うのではなくて、貴方の実力で手に入れていけばいいのよ」
「嫌よ。私はなんでも誰かから貰いたいのよ」
妹は外に出て人の物をなんでも欲しがりました。
「そこのお兄様チョコ買ってチョコ」
妹は美少女なのでわりと殿方にねだれば買ってもらえました。
フィールディング男爵家の恥晒しなので辞めてください。
「シャロナ。フィールディング男爵家令嬢が人に物をねだるなんてやめろ」
「辞めないのなら、もう貴女を家に置いておけないわ」
妹に甘く甘やかして妹の性格が甘ったれの甘々漬けになるまで妹を甘やかしていた両親ですが、
流石に妹に最終警告をしました。
普通、ここで辞めますよね。
それで辞めないのが妹なのです。
「嫌よ、私は人から物を貰って生きていきたいの」
やれやれ、そこまで言うなら仕方ありませんね。
どうぞ願い通り人から物を貰って生きて行って下さい。
「そうか、そこまで言うなら仕方ないな。その変わり、二度とフィールディング家の敷居を跨がせんぞ」
「そう、そこまで言うなら仕方ないわね。辞めて欲しかったけれど、さようならシャロナ」
「そこまで言うなら仕方ないわね。貴女が今後どうなろうと助けを求めようと絶対に助けませんからね」
「今日から私がお姉様の妹よ」
27歳186cm筋肉ましまし女装イケメンテルハミットが私の妹になりました。
私16歳ですし、こんな大きい妹にお姉様と言われても困ります。
「お前なんかとは婚約破棄だロジーナ」
親に無理矢理決められた婚約者ロジーナに婚約破棄を告げられました。
「お前は妹のシャロナを勘当追放したな」
「俺様はお前の妹のシャロナを愛しているんだ」
「そうですか。婚約破棄は構いませんが、後で泣きつかれても知りませんからね」
「はんっ!お前なんかに泣きつくものか」
そうですか。そこまで言うなら仕方ありませんね。
聖女の私が結界を張らなければどうなっても知りませんよ。
→聖女の私が結界を張るのを辞めてみた結果
→私って馬鹿だなぁって思いましたまる。
「今更謝られてももう遅いっ!」
「歴代聖女が造ってきた結界全部消してしまったから、私1人じゃどうにもならないのよ」
「馬鹿かお前。馬鹿だな。ばーか。俺様達どうなるんだよこの馬鹿」
「後で泣きつかれても知りませんからねって言ったでしょう」
「お前が泣いてんじゃねぇかばーか」
文字数 1,581
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.14
「大丈夫か。治癒士が今来てくれるからな」
私が愛している高学歴高身長イケメン教師オポルマン先生が助けてくれました。
「お前はクラスメイトのチルモン家男爵令嬢ランシーヌを殺したな」
「お前のような人殺しに婚約破棄を告げてやる」
「お前は聖女剥奪だ処刑だ」
「ティアヌ・ムーラン。助けに来たぞ」
処刑されそうになっている私をイケオジ校長フェルナント・チルモンが助けに来てくれました。
フェルナント校長も素敵にかっこいいイケオジなのです。
きゅんきゅん。
「もう虐げられる日々は終わりだ。これからはお前はいじめられずに生きろ」
イケオジ校長にもふもふ狐ノパセニックにも愛され困っています。
まぁスローライフも悪くないわね。
今まで家族にも学校でもいじめられていた私は人間らしい生活ができるようになり
スローライフも満喫します。
文字数 1,090
最終更新日 2021.02.20
登録日 2021.02.20
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。
今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。
文字数 13,142
最終更新日 2021.02.18
登録日 2021.02.16
授業中にデレポタやってシャーシャー煩いディスク派婚約者にもう我慢の限界です。
でもデレポタって全部のソフトがダウンロード版出ているわけではありませんし、それは仕方ないんですが。
「なんだ、別に授業中にデレステやってもお前に迷惑かけてないだろうが」
馬鹿婚約者は逆切れしてきました。
やれやれ、逆切れですか。許せませんね。
「お前のように読み込み音ぐらいで煩い婚約者とは婚約破棄だ」
「そうよ、お姉様は読み込みぐらいで煩いのよ」
「僕は真実の愛に目覚めた」
「驚かないで聞いて欲しいんだが、お前の妹のチェリシスを愛しているんだ」
「授業中も近距離通信でお前の妹とチャットしながら冒険してたんだ」
「そうよ、私達ゲーム内でもう愛し合っているのよ」
「そうですか。浮気で一方的な婚約破棄。これは拷問処刑が確実ですね」
「勿論、婚約者がいる殿方と浮気をしていたチェリシス、貴女もよ」
「待ってお姉様。浮気してたと言ってもゲームの中だけよ。私達まだ何もしていないわ」
今更謝ってももう遅い。
私はデレゴーで全部DL版派のイケメン中学生伯爵様トムソンに愛され幸せに暮らすことになりました。
トムソンは平民ながら実力で中学生にして伯爵になった実力派伯爵です。
親の七光り先祖一族の七光りの馬鹿王太子で実力がまったくなくゲームをやってもへったくそな
元婚約者とは違うのです。
もうシャーシャー煩い読み込み音に悩まされる事はありません。
「助けてシャロディ。バッテリーが切れたまま放置していたら膨らんで蓋が閉まらないの」
私の事をいじめていた毒両親が私に助けを求めていますが、知ったことではありません。
散々、バッテリーが切れた状態で放置しないように言っていましたよね。
ここまで言っても改めなかった毒両親が悪いのです。
文字数 2,829
最終更新日 2021.02.16
登録日 2021.02.11