毒両親小説一覧
6
件
よくあるタイプのお話です。
ヒロインはカイリン・ブランストーン男爵令嬢。彼女は姉とは差別されて育てられていた。姉のメーガンは溺愛されて、カイリンはメイドのような仕事までさせられており、同じ姉妹でありながら全く愛されていなかった。
ブランストーン男爵家はメーガンや母モナの散財で借金だらけ。父親のバリントンまで高級ワインを買いあさる趣味があった。その借金の為に売られるように結婚をさせられた相手は、女嫌いで有名な男性だった。
※ゆるふわ設定のご都合主義です。異世界ですが現代社会的な文明器機が出てくる場合があるかもしれません。
※ショートショートの予定ですが、変更する場合もあります。
文字数 12,511
最終更新日 2022.12.10
登録日 2022.11.30
ひきこもりのお兄様は代引きでエロ漫画エロゲーを注文しています。
「ケネット男爵家が返品なんて恥ずかしいわ」
「俺は男爵だぞ。支払い拒否なんて情けない真似できるか」
お母様お父様はケネット男爵家として支払い拒否は情けないと毎回払ってしまいます。
「でもね、それで部屋の中で大人しくてくれるなら」
部屋でずっとオナニーしてるならそれでいいと自分達の評判ばかり考えて、
大事なければそれでいいと思ってお兄様にエロ漫画エロゲーを買い与えてるから。
だからお兄様はずっとひきこもりで童貞なのです。
まぁ、お兄様の場合はひきこもりでなかったとしても童貞でしょうけど。
もう我慢の限界です。
このままお兄様を甘やかし続けるのはお兄様のためにもよくありません。
「お兄様、本当に家から出るつもりはないのね」
やれやれ、そこまで言うのなら仕方ありませんね。
「ディアナ、お前に婚約破棄を告げてやる」
何故だか婚約破棄されました。
理不尽すぎます。
ですが運送会社の逞しい有能イケメン社長に愛されているので問題ありません。
婚約破棄されてよかったです。
文字数 4,422
最終更新日 2021.09.12
登録日 2021.02.07
「マリアニタ、お前のような貧相な体の女とは婚約破棄だ」
両親にいじめられ満足に食事もとらせてもらえずオズボーン男爵家の仕事は全ておしつけられてきた私は
確かに貧相な体です。
「俺様は真実の愛に目覚めた」
「僕はお前の妹のキャサドラのように肉付きのいい女が好きなんだ」
両親と妹に殺されそうになったので、夜行バスに乗り東京に逃げ出しました。
逃げてきたのはいいけれどお金がなく困っていたのですが、
見るからに金持ってます感あるイケメンが襲われていてました。
なんで弱いのに馬鹿みたいに趣味の悪い高級時計や高い服を着たがるのでしょうか。
襲ってくれと言ってるようなものじゃないですか、馬鹿なんでしょうね。
なんて笑っていたら「助けてくれたら20万円やるから助けろ」と言われ、
100万ぐらいくれよなんて思いながらもとにかくお金に困っていたので助けました。
「君細いし可愛いな」
「俺の好みだ。女はお前ぐらい細くないと俺はたたない」
「貴方は見るからに馬鹿だけど容姿はいいわね」
私は馬鹿な金持ちイケメンに愛されて六本木セレブ妻になりました。
両親と妹は私がいなくなった事で収入が激減し借金して困っているそうです。
それ私に何か関係ありますか?
「借金で殺されそうなんだ。助けてくれ。今までお前をいじめてきた事は謝る」
「はぁ?なんで私が貴方達を助けないといけないのかしら」
「今まで私をいじめてきて、それで助けてくれですか」
「謝れば許されるとでも思ってるのかしら」
今更謝ってももう遅い。
文字数 6,967
最終更新日 2021.07.22
登録日 2021.02.11
紬は多動性発達障害で実の親から捨てられた。捨てられた先は、お祖母ちゃんの家だった。そこは牧場でお母さんの妹の礼子さんと弟、お祖母さんが住んでいた。
礼子さんは実は有名な画家でお金持ち、たくさんのお弟子さんがいるすごい人。お医者さん一家やレストランのオーナー一家との交流や、お祖母ちゃんや叔父さんとの交流を通して、成長していく物語。
これは暗い話ではありません。現実よりも明るめの展開かもしれません。周りの人間に恵まれて、すくすくと育っていき、才能を開花させていくようなお話の流れです。
自然とのふれあい。人間同士の絆。ボランティア活動。芸術に癒やされる的展開。恋もあり。
ざまぁ要素あり。毒親以外、善人多めなお話展開です。
※最初、悲しいです。胸くそ注意! 毒親に注意……
いったん本編完結とします。6月からは不定期で番外編を投稿予定です。
文字数 132,096
最終更新日 2021.06.30
登録日 2021.04.30
授業中にデレポタやってシャーシャー煩いディスク派婚約者にもう我慢の限界です。
でもデレポタって全部のソフトがダウンロード版出ているわけではありませんし、それは仕方ないんですが。
「なんだ、別に授業中にデレステやってもお前に迷惑かけてないだろうが」
馬鹿婚約者は逆切れしてきました。
やれやれ、逆切れですか。許せませんね。
「お前のように読み込み音ぐらいで煩い婚約者とは婚約破棄だ」
「そうよ、お姉様は読み込みぐらいで煩いのよ」
「僕は真実の愛に目覚めた」
「驚かないで聞いて欲しいんだが、お前の妹のチェリシスを愛しているんだ」
「授業中も近距離通信でお前の妹とチャットしながら冒険してたんだ」
「そうよ、私達ゲーム内でもう愛し合っているのよ」
「そうですか。浮気で一方的な婚約破棄。これは拷問処刑が確実ですね」
「勿論、婚約者がいる殿方と浮気をしていたチェリシス、貴女もよ」
「待ってお姉様。浮気してたと言ってもゲームの中だけよ。私達まだ何もしていないわ」
今更謝ってももう遅い。
私はデレゴーで全部DL版派のイケメン中学生伯爵様トムソンに愛され幸せに暮らすことになりました。
トムソンは平民ながら実力で中学生にして伯爵になった実力派伯爵です。
親の七光り先祖一族の七光りの馬鹿王太子で実力がまったくなくゲームをやってもへったくそな
元婚約者とは違うのです。
もうシャーシャー煩い読み込み音に悩まされる事はありません。
「助けてシャロディ。バッテリーが切れたまま放置していたら膨らんで蓋が閉まらないの」
私の事をいじめていた毒両親が私に助けを求めていますが、知ったことではありません。
散々、バッテリーが切れた状態で放置しないように言っていましたよね。
ここまで言っても改めなかった毒両親が悪いのです。
文字数 2,829
最終更新日 2021.02.16
登録日 2021.02.11
「職安行くからさ、電車賃に1000円頂戴お母様」
「あら、本当よお姉様。なんで嘘だなんてきめつけるのよ」
「そうよジャステラ。本当かもしれないじゃない」
お母様はやはりクズですね。
エリアニスが職安に行くなぞ嘘だと分かっていつつももしかしたら、かもしれないという
言葉を言い訳にして逃げているのです。
もしニートの妹が1000円で働くのなら、自身も楽になれるという甘えと逃げ。
都合のいい願望なのです。
クズ妹と毒両親ににざまぁ断罪。
「ジャステラ、お前とは婚約破棄だ。許すわけにはいかない」
親の決めた婚約者に理不尽な理由で一方的に婚約破棄を告げられました。
「そうですか。貴方みたいなクズで馬鹿で不細工と婚約破棄できるなんて嬉しいわ」
「婚約破棄は認めてあげるけど、後で泣きつかれても私は知りませんからね」
「お前が自由になるのを待っていたんだ」
強く賢く美しいイケメン国王マルコフスが私に求愛してきました。
やっと婚約者からも毒家族からも解放されたので暫く自由を堪能しようと思っていたのですが
マルコフスは私を激しく愛してくるし私の心は揺るいでいます。
文字数 2,195
最終更新日 2021.02.11
登録日 2021.02.07
6
件