だから言ったでしょう小説一覧
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「キヌア、お前のように可愛くない聖女など不要だ。
お前のようにブスってわけでもないが可愛くもない半端聖女には婚約破棄を告げてやる。
なんでお前みたいに好きでも嫌いでもないどうでもいい興味もない可愛くもない聖女と結婚しなければならないんだ。
お前の聖女としての実力に問題はないが、聖女なんて要らないんだ。
親に無理矢理決められたお前との婚約なんて破棄して、俺様は聖女としての実力は
ぽんこつでも可愛いお前の妹のロロイエと結婚する。
俺様は真実の愛に目覚めたんだ。
親に無理矢理決められた相手と結婚するのは間違っている。
お前もそう思うだろう。
聖女なんていなくても、モンスターの侵攻なんて微々たるものだ。
それぐらい、ぽんこつ聖女のロロイエでも護れるし、兵士達もいる。
分かってくれるか。大人しく婚約破棄を受け入れてくれるならここに用意してある1億円を渡そう。
慰謝料迷惑領だと思ってくれ」
「そうよお姉様〜。モンスターの侵攻なんて〜ロロイエでもなんとかできるわ〜。
だから〜お姉様のようにブスでも可愛くもない半端聖女はとっととノレンタ王国から出ていってね〜。
ロロイエを虐めていた罪で処刑してあげてもいいけど〜ロロイエは慈悲深い聖女だから〜
追放で見逃してあげるわ〜。
今すぐノレンタ王国から出ていってね〜。
次見かけたら殺すからねお姉様〜」
「ええそうよそうよ。キヌア、その一億円を惨めに受け取ってどこにでも行きなさい。
お金が無くなって帰ってきてもヨンケープ男爵家の敷居は二度と跨がせないからね。
もう貴女のような美しくない可愛くない出来損ないかというと出来損ないって程ブスでもないし聖女の実力はまぁそれなりにある
貴女なんて必要ないわ。
聖女としての実力はゴミカスのロロイエでも十分な程しかモンスターの侵攻なんてないんだもの」
「え、今更助けてくれと言われても知りません。
言ったでしょう『あらそう、何を言われても貴方達を助けないけどそれでいいわね』って」
文字数 2,292
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.22
地味顔無能聖女なんて必要ないと言われて妹に婚約者を奪われ婚約破棄を告げられ追放された私が国を出た結果
→「お姉様助けて!!」「ナチルダ!!助けてくれ!!元婚約者のよしみで助けてくれ!!」
「ナチルダ!!私はお前の父親だぞ!!助けてくれ!!」
「ナチルダ!!誰が貴女を産んであげたと思ってるの!!助けて頂戴!!」
はぁー、だから言ったじゃないですか。馬鹿馬鹿しい。
あれ程忠告してあげて聞き入れなかった貴方達のような馬鹿はもう知りません。
今更助けてくれと言ってももう遅いっ!!
ざまぁ!!
出会ったイケメン殿方は王太子でした。
今は容姿もよく有能で人格者の王太子に愛されています。
文字数 5,111
最終更新日 2021.08.14
登録日 2021.08.09
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