小説一覧
二連恒星『アマテ』と『ラス』の第4惑星『エボールグ』。
かつての『剣と魔法の世界』で、遺跡から発掘された遺構から蒸気機関を再現、産業革命を起こし、科学文明の強国となった『チハーキュ帝国』
その練習艦隊が航行中、不思議な霧によって視界と電波を遮られる。
その霧が晴れたとき、そこは元通りの平和な海の上────ではなかった。
突如接近してきた、“青い丸に白い星”という“見たこともない”国籍表記をつけた急降下爆撃機に襲撃される────
新学暦206年────西暦1942年6月5日、世界を挟んだ大戦が勃発する!
2024年04月24日、リブートします。
この作品は『ハーメルン』でも同時公開しています(「神谷萌」名義)。
文字数 39,016
最終更新日 2024.07.28
登録日 2020.05.19
夏のある日、とある『うわさ』が流れ始めた。
山越えの最終バスが、女子中学生たちの死体を乗せて山道を走っているのだという。
小学六年生の女の子「ナツキ」は、その『うわさ』を聞いて不安に襲われた。
来年から山の向こうの女子中学校にバス通学する予定で、『うわさ』の最終バスに乗ることになるかもしれないからだ。
ナツキは真相を確かめるため、山道を走る最終バスを見に行ってみることにした。
その結果は、果たして――。
(全5話のショートホラー)
文字数 12,046
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.24
人族は脆弱である。
魔族のような魔力に優れていないし、獣人族のような強靭な肉体もない。
エルフのように精霊に愛されてもいないし、ドワーフのようなチートな魔道具もない。
ヴァンパイアのような不死でもないし、竜のような最強でもない。
ただただ脆弱だったが故に、技術を開発した。
剣術を、体術を、武術を編み出しては、ひたすらに磨き続けた。
弱いところを補おうと、必死に知恵を働かせた。
その果てに、氣という生命エネルギーを用いた新たなる技術を開発した。
それは脆弱な人族のみが扱うことの出来るという一筋の希望の光となる。
しかし未だそれは他種族には及ばず、搾取される日々が続く。
もし、仮に、やがては女神へと昇華する神の御子が、脆弱な人族の赤子として誕生し、生まれながらに数多の英傑たちの叡智を宿していたとしたら、この一番弱かった種族が一体どこまで上り詰めてしまうのだろうか?
コレはそのIFの答えとなる物語。
一人の死んだ直後の赤子が、偶然にも神の恩恵を得て蘇り、産まれ出でた初日から最強無双を成してしまうという、大体はそんな筋書きである。
叡智と魔力と氣という生命エネルギーがケミストリーして大爆発する、銀の薔薇が紡ぐ英雄譚のご開帳である。
文字数 210,623
最終更新日 2024.07.28
登録日 2022.12.01
なぜ、人には言えない心の内を
通りすがりの猫に話してしまうんだろう...
広い世界の中で、どれだけの人と出会い、
言葉を交わし、その人の正直な心を知ることができるんだろう...
とある町をうろつく1匹の三毛猫。
その飼い主である萩野雫(ハギノシズク)は、文房具会社の事務をしている。
誰にも話せない悩みや愚痴を通りすがりの三毛猫にこぼす町の人々。
誰にも(猫以外)話していないはずなのに、ある日そのお返事がポストに届く...
人の心を、1匹の猫[オンプ]が受け止め、
綴り屋[雫]が綴り、繋ぐ、密かな密かな物語。
※他サイトにも掲載中です
文字数 23,924
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.06.24
夢にまで見た婚約はただの幻想でした。
彼は私に厳しい態度を取り、自分がやるはずの公務を私に押し付けました。
しかし私は彼に好かれようと努力しました。
私の秘密を暴き、妬む人間がいるとも知らずに……
文字数 12,596
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.27
絶海の孤島で絶滅した“竜”と呼ばれる古代生物が発見される。だが竜は決して人に馴れない生き物であった。デヴォン王国のローエン・クリティシャス博士だけがラプトル4姉妹の飼育と調教に成功した。しかし王子が竜の放飼場に落ちる事故が起き、4姉妹は射殺される。そのうちの1頭・インディアナ(ディア)は人間に生まれ変わることを決めた。15年後、ディアは公爵家に奉公に上る。彼女の願いはただ一つ、元主人のローエンに再び会うことだった。ディアが実は行方不明の公爵令嬢だと分かったり、ローエンがアル中のダメ中年になっていたり、大型竜を利用する組織がいたりで、色々上手くいかない。元兵器の少女の一途な恋のお話。全20話。
文字数 43,503
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.28
目が覚めたら私は、異世界に転移していました。
人間ではなく、人形に埋め込むことで動くことが出来るホムンクルス・コアとして。
しかし、ホムンクルス・コアとして生まれた私は、同化しなければ、ただの少し大きいビー玉のようなもの。
新しい体を手に入れたいと考えていると、私は、可愛らしい魔女イーリス・ブロッサムと出会った。
彼女は、ホムンクルス・コアの所有者で、私は自由になるために彼女と契約を交わす。
彼女の身の回りの世話をして、それで得たお給料で私自身を買い取る。
自由に生きていくために私は、イーリスのお世話係となる。
※この作品のイラストはA Iによるイラストが使用されています。ご了承ください。
文章に関しては、作者が考えて、執筆しております。
文字数 88,277
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.06.08
自分カッコイイ! って思ってる「そこそこ」イケメンたちのせいで不運にも死んでしまった「残念ハーフ」鈴木俊哉。気が付いたら、異世界に転移していた! ラノベ知識を総動員させて考えた結果、この世界はどうやら美醜が元の世界とはどうも違う様で‥。
とはいえ、自分は異世界人。変に目立って「異世界人だ! 売れば金になる! 捕まえろ! 」は避けたい! 咄嗟に路上で寝てる若者のローブを借りたら‥(借りただけです! 絶対いつか返します! )何故か若者(イケメン)に恋人の振りをお願いされて?
異世界的にはどうやらイケメンではないらしいが元の世界では超絶イケメンとの偽装恋人生活だったはずなのに、いつの間にかがっちり囲い込まれてるチョロい俊哉君のhappylife。
この世界では超美少年なんだけど、元々の自己評価の低さからこの世界でも「イマイチ」枠だと思い込んでる俊哉。独占欲満載のクラシルは、俊哉を手放したくなくってその誤解をあえて解かない。
人間顔じゃなくって心だよね! で、happyな俊哉はその事実にいつ気付くのだろうか? その時俊哉は? クラシルは?
そして、神様念願の王子様の幸せな結婚は叶うのだろうか?
な、『この世界‥』番外編です。
※ エロもしくは、微エロ表現のある分には、タイトルに☆をつけます。ご注意ください。
文字数 325,917
最終更新日 2024.07.28
登録日 2023.05.02
赤貧伯爵令嬢ポッシェ・テールズ伯爵令嬢は、両親が散財の果てに勝手に爵位を譲渡されてしまい、多額の借金をおってしまった。
そんな彼女に、爵位目的で、借金の肩代わりを申し出てくれた国一番の商会の会長であるジョシュア・ウォードを婿にとることになった。
そんな彼は、彼女が食べているものを見て、驚愕したのだった。
「なんてものを食べてるんだ!?君は文化的に食事をするという嗜みすらないのか?!」
「もぐもく……ふぇ……もぐもぐ?(え?フォークとナイフは使ってますけど??)」
☆ゆる!ふわ!設定のほのぼの作品です。
☆激しいざまぁwとか何とかありません。ただただ美味しくご飯を食べるお話です。
☆ご意見ご感想は大変喜びますが、甘口だと嬉しいです
☆状態異常『誤字脱字/重症』です。直していきますが広い心で読んでいただき、ご指摘いただけると幸いです
☆小説家になろう 様にも連載中です
文字数 64,441
最終更新日 2024.07.28
登録日 2023.06.06
「なによこれぇーーーーーーーっ!!」
アラサー高校教師の野江 水流(31)は、ある日目が覚めると、そこは見知らぬ部屋だった。
高校生の頃から面倒見が良く周囲から恋愛マスターと呼ばれ、数多の恋の相談を受けていた彼女。
その実、豊富な恋愛知識は全て恋愛漫画や恋愛小説からの受け売りで、また自分の好きになった男の子は、ことごとくその相手との橋渡しをお願いしてくる同級生や後輩が現れると言う呪われた運命に嘆く毎日だった。
溢れ出る恋愛欲求のはけ口として、ますます恋愛漫画や小説に嵌って行った彼女だったが、最近は乙女ゲーにも手を出す始末。
忙しい高校教師生活を送る中、珍しく何もない三連休が取れた為、たまたま寄った中古屋で見知らぬ乙女ゲーを手に入れたので、休みはそのゲームの全ルート攻略に費やす事にした。
三連休の最終日、やっと全ルート攻略した事に喜びそのまま寝てしまった彼女だが、目が覚めるとそこは先程まで遊んでいたゲームの中。
さらに自身は主人公ではなく、悪役令嬢だった。
「私の取り巻き達を主人公なんかに譲ってやるもんですか!」
今まで人に好きな人を譲ってきた人生に決別する為、主人公をバッドエンドルートに叩き込む事を決意する。
そんな彼女の物語です。
第14回恋愛小説大賞に応募しております。
よろしければ、どうか投票お願いいたします。
なろうカクヨムでも掲載しております。
文字数 592,417
最終更新日 2024.07.28
登録日 2019.09.17
とある理由からずっと虐げられていた僕は、ある日厄介払いとして、とある軍人の元へ嫁ぐことになった。その人はとても口数が少なく、最初は怖く思っていたが――
*主要人物が亡くなる描写があります。苦手な方はお気をつけください
*他サイトにも掲載しています
文字数 10,699
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.28
ある日、見学中の子供達を乗せた宇宙船で事故が起き、ポッドで脱出した子供達は、無人の星の森に不時着する。
酷く憔悴して弱っていく子供達を救おうと頑張るロボット。
ロボットの親身な御世話で元気になった少年達は、どこからから聞こえる不思議な声に首を傾げた。
そして彼らは、ある日その正体を知る。
「お前か?」
無事に救助される少年達と、そこで知った恐ろしいロボットの裏側。
AIだと思っていた人工知能に隠された驚愕の真実を知り、少年達は立ち上がる。
文字数 4,167
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.28
高校入学初日に見つけた軽文部には、皆から大人気の先輩が居て……
これはただただ、先輩が部員からの相談や持ち込みラノベの感想を述べていくのを盗み聞きしているだけの話し。
なので、先輩の台詞が殆どになります。
不定期思い付き更新。
注意※作中に出てくる、先輩が感想を述べるラノベ等にモデルはありません。 似た作品があっても完全な偶然であり、あえて調査もしていないので(これの事かな?)と思われてもマジで違います。
文字数 36,823
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.06.12
ウエディングプロデュース会社『プリムローズ』は社長の佐久川と社員の僕、日南瀬里の二人でやっている小さな会社。
今回の依頼は『旧天沢家別邸・日本蕎麦懐石料理店』の広大な日本庭園を利用した挙式のプロデュース。
パンフレットのモデルとして選んだカップルは撮影数日前に婚約破棄となり、急遽結婚式を挙げてくれることになったのは、貴船コンツェルンの会長と櫻葉グループの会長子息。モデルなのに男同士で不安だったけれど、当日現れたのは驚くほどの美男美女でサプライズ満載の結婚式にもう涙が止まらない。
そんな僕に優しくしてくれたのは……。
『歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています』の主人公征哉&一花の結婚式で、号泣していたプライダルパンフレットの責任者がニャンコな気がする……そんな感想をいただいて思いついてしまったお話。
結婚式の裏側の話メインで、イチャイチャは最後の方かも。
10話はいかない短編の予定です。
R18には※つけます。
文字数 39,223
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.06.29
川端康成の雪国を参考にした書き出しから始まる青春爽やか小説かと思いきや川端康成の雪国を参考にした書き出しから始まる青春崩壊小説。何に近いかというと、宗田理氏の「ぼくら」シリーズや金城一紀氏の「レヴォリューションNo」シリーズ。
文字数 594
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.28
27歳の美咲は、東京の暮らしになじめず、田舎へと帰って祖母の小さな雑貨店を手伝うようになった。
ゆったりとした地方の平凡な日々を送る美咲の生活に、突如として波紋が広がり始める。祖母が認知症になってしまったのだ。
博識で美咲の憧れだった祖母が、次第に「ありえない」ことを口にするようになる。介護の日々に行き詰まりを感じた美咲だったが、祖母の「妄言」には不思議な的確さがあった。
そんな中、町で7歳の少女が失踪する事件が発生。美咲は祖母の「幻視」をヒントに、独自の捜査を開始する。彼女は次第に、祖母の認知症が単なる病気ではなく、「現実の裂け目」を見る能力なのではないかと考え始めた――――。
文字数 28,551
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.20
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
文字数 789,141
最終更新日 2024.07.28
登録日 2021.05.25
この世界は、いくつか秘匿されている事実がある。
これはその秘匿されている事実が当たり前の、ある学校の話。
笑いあり。涙あり。そして独裁政治ありの、ちょっと変わった学園物語。
文字数 2,745
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.27
王子様の見た目をしたミックスの桜と家がお隣同士の海とがくっつく話。
視点がちょこちょこ変わりますが注釈はありません。
受けが最初はノンケです。
本編の後に短編の章があります。
性描写の入る物には✴︎マークが付きます。
*夏野海
猫目の女顔。
背の高い女の子からばかり告白されるが、
お気に入りのセクシー女優さんのような低身長のお嫁さんとハッピーセックスライフを夢見ている。
猫可愛がりされて育った為なのか楽観的。
性に貪欲な猿
時々男前発動。
*シグルド・ソールバルグ・桜
半分ノルウェー、アメリカと日本の3カ国の血が混ざっている。
競泳選手
子供の頃は金気味の髪色から大人になると茶色に変化
ハイスペック見た目が王子様
海の事が猛烈に好きなまま育ってしまったのでヤバ目の執着心持ち。
ヤンデレ気味
【番外編】
本編の流れに反ったものもあれば横道に逸れたものものある番外編。
【ファンタジー番外編】
海と桜が人じゃなくなったりファンタジー設定が入るお話達。
文字数 258,895
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.05.14
家出じゃないもん。これは社会勉強!
家出人少女は、雪降る故郷を離れて東京へと向かった。東京では行く当てなんてないだから、どうしようか? 車内ではとりあえずSNSのツイツイを立ち上げては、安全そうなフォロワーを探すことに……。
文字数 31,189
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.06.29
子どもころは(も?)病弱(びょうじゃく)でした筆者(ひっしゃ)の優(ゆう)。
エッセイから、男子主人公(しゅじんこう)にして書(か)きなおします。
文字数 11,347
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.18
「カズトの中にはボクの番だった狛犬の『バク』がいるんだ」
小さい頃から人間やお化けにやたらと好かれてしまう相模和都は、新学期初日、元狛犬のお化け・ハクに『鬼』に狙われていると告げられる。新任教師として人間に混じった『鬼』の狙いは、狛犬の生まれ変わりだという和都の持つ、いろんなものを惹き寄せる『狛犬の目』のチカラ。霊力も低く寄ってきた悪霊に当てられてすぐ倒れる和都は、このままではあっという間に『鬼』に食べられてしまう。そこで和都は、霊力が強いという養護教諭の仁科先生にチカラを分けてもらいながら、『鬼』をなんとかする方法を探すのだが──。
オカルト×ミステリ×ラブコメ(BL)の現代ファンタジー。
「*」のついている話は、キスシーンなどを含みます。
※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています。
※Pixiv、Xfolioでは分割せずに掲載しています。
===
主な登場人物)
・相模和都:本作主人公。高校二年、お化けが視える。
・仁科先生:和都の通う高校の、養護教諭。
・春日祐介:和都の中学からの友人。
・小坂、菅原:和都と春日のクラスメイト。
文字数 350,496
最終更新日 2024.07.28
登録日 2023.11.01
少し先の未来、地球は植物に侵食されていた。CO2不足に順応出来なかった多くの人間たちは地底都市に閉じ込められ、その間「おっぱい解放運動」や「i」と呼ばれる人工知能搭載の端末によって性欲をコントロールされ、人口削減計画の対象とされた地下の人々は知らず少子化スパイラルの中活力を失って行った。しかし、人間が生活出来ないと信じられていた地上には、特権階級の限られた人々がシェルターで保存した都市での生活を謳歌していた。しかし、植物たちはシェルターを覆い始め、貴重なCO2は彼らの餌として奪われて行った。その地上を痴情で解放した現人神達が居た。彼らは女性に見立てられた草刈り機と結合し、その中に燃料として精液…
文字数 2,431
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.23
――昭和63年8月初旬。
セミがけたたましく鳴く、ある夏休みの夕方。学校の時計は18時を指していた。
暑い西日が姿鏡に反射する……それは僕が17歳の誕生日を迎えた8月8日の出来事……。
その日、補習を終え、僕は咲と待ち合わせをしている正門へと急ぐ。
廊下を曲がり、1階への階段を降りようとした時だった。
ドンッ!と背中を押され、僕は階段を転げる様に落ちていく。
誰かが故意に背中を押した?――そんな感覚を覚えたまま、僕は気を失う。
そして次に目が覚めた時には『ミラーワールド』と呼ばれる鏡の中の異空間を彷徨っていたのだった。
著者・ざこぴぃ。
表紙絵・桜井明日香様
執筆・令和6年4月8日〜7月7日
文字数 104,404
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.07
私は馬鹿だった。なぜもっと早く事を起こさなかったのか。私の両手には幼なじみの灰色の右手が握られている。間に合わなかったのだ。
☆
それは突然の出来事だった。今から三年前、私ことメアリの暮らすアップル王国に魔王軍が攻め込んできた。
戦乱の最中、魔物サイクロプスの手から私を庇い逃がしてくれたお父さんは帰らぬ人となってしまった。
家が魔物によって破壊されたため、田舎のトンカチ村に移り住み今はお母さんとパン屋をしながら生活している。
そんな折、私は公園で猫のカティと散歩していると国王陛下の任命した勇者の馬車が、私の大切な猫を跳ね飛ばした。
故意でないと泣きながら助けをこうが、その勇者は最低な勇者で、私まで半殺しの目にあってしまう。
骨折や内蔵も損傷しながら猫を抱き病院へ向かうも誰も助けてはくれず、途方にくれるなか、たまたま聖女様が通りがかり魔法の薬で治してくれた。
憧れの聖女様のようになりたくて調合学園に通っていたのに、事件に巻き込まれ、単なる村人の私が魔王を倒さないといけなくなってしまった。
文字数 71,933
最終更新日 2024.07.28
登録日 2023.11.12
今まで投稿しました短編をまとめました。
基本恋愛中心の話ばかりですが、流れ的にざまぁしたりもあります。
今後、短編はこちらにあげていきます。
他サイトさまと重複投稿も含まれています。
文字数 182,738
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.03.13
結婚して六年。
夢に見た幸せな暮らしはそこにはなかった。
夫は私を愛さないと宣言して、別の女性に想いがあることを告げた。
文字数 12,766
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.26
【完結済】※完結後の番外編と小話の投稿(全6話)の為、連載に戻しています。
召喚されかけたけど、魔王の阻止によって逃れた元聖女候補 聖良(セーラ)
魔族滅亡を阻止する為、魔王自ら聖女召喚の儀を阻止したら、うっかり聖女の世界に一緒に渡ってしまった魔王(マオさん)
そんな二人が始めることになった、ほのぼの同居生活。
ただし、ここは現実世界。養うのは聖良(セーラ)しかいないので、代わりに魔王(マオさん)は家事を請け負う。
※残酷描写は保険です。
※「***」はセーラ、「◇◇◇」はマオさん視点
※小説家になろうにも掲載しています。
文字数 57,368
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.08
取材を元に障害者の日常を描いています。
主人公はおっさん視覚障害者。
日々の受難に耐えかねた主人公が、知人相手に愚痴と鬱憤を当たりちらし、のたうちまわります。
その怨嗟の喚きっぷりをひたすら羅列していく予定です。
※取材は十分にさせて頂いており、それをもとにしておりますが、内容については特定の個人、団体との如何なるカンケーもございません(笑)
文字数 2,480
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.05.30