蛇神小説一覧
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帝都、東京。元号は大正となり、次第に異国との戦禍の気配が近づいてきている。東京帝国大学で精神医学を学んでいる俺は、現在私宅監置の資料を取り纏めている。私宅監置とは、江戸頃まで遡る座敷牢といった風習を、法制度化したものであるというが、近代化を謳うこの国を思えば涙が出てしまうくらい劣悪なものだ。端的に言えば、精神病者――古い言葉で言えば瘋癲人などを、自宅で看るという制度である。調べる理由は、出身地の村における記憶が端緒だ。
※東京と村を舞台に、大正~現代の間を輪廻転生するホラーです。(他のサイトにも掲載しています)
文字数 17,522
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.05.04
弱った蛇を助けた後から、エッチな夢を見る日が続いて……。
え?!貴方が蛇神様?
<説明&ご注意>
ふんわり設定でストーリー性は低め。
エッチ度はほどほど。
誤字脱字、話の矛盾など気にせず読める人向きです。
だらだら書いているので完結しないかも……。
<キャラクター覚書>
●伊久巳:蛇神様。蛇型→白蛇。神様人型→髪も肌も全体的に白く神々しいほど美しい。人間型→北欧ハーフ系。人間型だけは清一以外にも見える。
●松葉 清一:40代。中肉中背。しがないサラリーマン。歳の割には若く見える童顔。快感に弱い。
文字数 55,422
最終更新日 2023.12.26
登録日 2023.01.05
山神×人間
白い蛇の神様の伝承が残る巳禄山にやってきた人間が山神様(蛇神)に溺愛される話。短編集です。
触手と擬似排泄、出産・産卵があります。
【宗慈編】
巳禄山で遭難した槙野宗慈は雨宿りした門のような構造物の下でいつの間にか眠ってしまう。
目を覚ました宗慈はミロクという男に助けられるが……。
出産型のゆるふわなミロクさま×従順な宗慈くんのお話。
【悠真編】
大学生の三笠悠真はフィールドワークの途中、門のようなもののある場所に迷い込んだ。悠真の元に現れた男はミロクと名乗るが……。
産卵型のミロクさま×気の強い悠真くん
【ヤツハ編】
夏休みに家の手伝いで白羽神社へ掃除にやってきた大学生のヤツハは、そこで出会ったシラハという青年に惹かれる。シラハに触れられるたび、ヤツハは昂りを抑えられなくなり……。
蛇強めのシラハさま×純朴なヤツハくん。
※pixivにも掲載中
文字数 64,294
最終更新日 2023.08.11
登録日 2023.08.10
水神の祠守の娘は、かつて貧しさから乞食のようなぼろを纏っており、村の子供たちからいじめられていた。
年頃を迎え、美しく成長した娘を欲した名主の息子は、強引に婚姻を結ぼうとする。
男は娘をいじめていた子供たちの頭目であった。
娘は乱暴者の男に嫁ぐことを嘆き悲しんだが、拒むすべもなかった。
祝言の夜、旅装束の麗しい姫君が、一晩泊めてほしいと名主の家を訪れる。
姫君の目も眩むような美しさに魅了された花婿は、迎えた花嫁のことも忘れ、姫君に夜這いをかけようとする。
花婿の身勝手なふるまいに、哀れと気遣われる娘。事情を把握した姫君は、娘にある提案を持ち掛ける。
文字数 8,868
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.03.20
時は平安。
京でも誉れ高い一門、左大臣家の長子は、ただいま大納言の御位。
大納言家の末の姫、藤原紘子は、顔良し、人柄、血筋よし! 文句なしの三拍子。
三拍子、そろっていても、その身に流れるのは神蛇の血。
物の怪憑きの姫は、入内もできず、嫁にも出せず。
大納言家は、今日も物の怪祓いの読経がこだまする。
右大臣家の出世頭 忠義と、陰陽師頭の清灯と、
幼馴染の三人組は、お仕事半分。息抜き半分。
今日も世のため人のため。
みなさまの平和を守ります。
文字数 39,597
最終更新日 2022.06.15
登録日 2022.05.26
この地域には、化け物が住むと言われる泉がある。村人は誰一人近付こうとはしない、恐れられた場所。
そこに、数人の子供が現れた。
一人の少女を3人の子供が追い立てる。
少し年長の少年が女の子に石を投げる。
化け物が済むと言われる泉に向けて……
落ちた女の子を少年や少女達は笑っている。
指を指して笑いながら去っていった。
泉に落とされ沈んでいく中……
「ああ、わたし、くわれるのかな」
「誰が食うか……」
誰ともなく呟いた言葉に、答える声があった。
※大事※
表紙のイラストは、ココナラにて『ゆっけ様』に作成依頼した作品です。
第二章編のイラストです。
タイトル変更しました。
旧「化け物と言われた蛇神は、落とされた少女を愛す」
※R15は保険です※
※キャラ文芸書いてみました※
※素人作品ですので、間違いは優しく教えて下さいませ※
文字数 15,491
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.11.26
人からもあやかしからも、同じ神からすら恐れられる蛇神。
いつしか感情を失い、喜びも痛みも悲しみも感じなくなった。
そんな蛇神がひょんなことから妖狐の子供を拾う。
そこから始まる蛇神の子育て。
育児に奮闘する蛇神は、いつしか感情を取り戻していった。
文字数 7,471
最終更新日 2020.05.31
登録日 2020.05.29
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