人形小説一覧
知ることに責任を持っていますか?――引きこもりリア充のセンチは、兄の死をきっかけに外へ出ることを決める。“人形”を使った競技を始めると友人を得るが、同時に恋人がいなくなってしまう。ついには競技で負けた友人が殺される場面に出くわし、人形の材料が人であることを知る。ならば自分の人形は?いなくなったのは誰?
命の尊重のため、仲間と共に理不尽な常識を覆そうとするお話です。なろう様にも投稿しております。
文字数 255,814
最終更新日 2020.04.20
登録日 2020.02.03
1842年 5月15日
ある古い館で二つの白骨死体がメルヘンチックな部屋のベットの中で
仲良く手をつないで発見された・・・・
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殺人人形として作られた女の子と、心臓に鉛を埋め込まれた男の子の家族の狂気の物語。
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ある意味ハッピーエンドなのかもしれない、バットエンドの物語。
文字数 32,916
最終更新日 2020.04.13
登録日 2020.04.13
──ベタ惚れ屋 ガラスのぶどうに捧ぐ。
蛇の髪を生やし、青銅の手を持ち、醜い姿を見た者を石に変える化け物メドゥーサはペルセウスによって殺された後、あの世でもこの世でもない島に逝く。
人を石に変えたくない彼女は人の立ち入らない森に居を構え、刺繍をしたり花を育てたり静かに暮らしていた。
友人と呼べるのは眼が節穴の売れない物書きがたった一人きり。
花の生育の他に刺繍が得意なメドゥーサは物書きに行商を頼み、刺繍の売り上げで細々と暮らしていた。
しかしある日、行商に出た物書きはメドゥーサに断りも無くBのガラスのぶどうと刺繍を交換してしまう。
ガラスのぶどうの作家Bの作品は有名だった。
自らの作品とは値段がかけ離れている。足りない金額を支払いにメドゥーサは森から一歩を踏み出す。
文字数 16,153
最終更新日 2020.01.21
登録日 2020.01.21
──鄙びたトイ・ストーリー。
鄙びた温泉街に続く道路脇の馬鹿でかい駐車場を有した土産物屋。
トイレ休憩に大型観光バスや家族連れの車が停まる。
ガチャガチャや観光会社の看板がずらりと並ぶタバコ臭く、昭和の終わりと平成の初めにタイムスリップさせる入り口を通り抜けると、老店主自慢の奇抜な電池玩具が出迎える。
ラジカセ犬を偲ばす馬の玩具がひんひんぱからぱからと紐で繋がれたポールの周囲を駆け巡る。
びかびかと光る蛍光グリーンの馬体から流れるは「ウィリアムテル序曲」。彼の道化じみた珍妙な様に訪れた客は噴き出したり、小馬鹿にしたり。
ある日、店にやって来た美しい女の人形に馬は恋をした。
しかしプライドの高い彼女にも蔑まれ、馬は落ち込みつつも密かに想う。
──果たして馬の想いは成就するのか?
文字数 10,397
最終更新日 2020.01.21
登録日 2020.01.21
これは、世界が一度滅んだ後の話……。
今は未来。君たちの生きている世界の二百何世紀は経っているであろう世界。
人間の文化は一度滅び、君たちの生きていた場所、科学、記録などはもうほとんど消えていた。少なくとも残っているのは、君たちの知らないような未知の科学のみ。
その中で現在でも有名な「くじら」という物が残されていた。
くじら、この世界でいう無人の飛行型自動船。
くじらはこの世界に5機しかないといわれる、今では古代の乗り物。それを見たら一生幸せになれる、という噂がたつほど、地上ではとても珍しく有名な、世界の七不思議のような存在。
くじらを動かすには、ドールという少女達が必要となる。これは、その少女達と少年、そして「くじら」の物語。
さあ始めよう。世界を揺るがす者達の物語ーーファンタジーーーを。
※作者の集中力が全くもって0のため、制作スピードがとてつもなく遅いです!!
文字数 34,281
最終更新日 2019.11.17
登録日 2019.03.04
文字数 2,852
最終更新日 2019.06.28
登録日 2019.06.22
かつて、世界最高の人形技師と呼ばれたシュリル・エンゲルは世界の平和を願って10体の自立型思考人形を創った。
しかし、悲しきものかな、各国はこの10体のオートマタの覇権をめぐって争い、ついには世界大戦にまで発展させてしまった。このことがきっかけでシュリルは人類に絶望し、この10体のテンリエル・オートマタを各国の秘境に隠し、優しい人間が発見してくれることを願い、自分の研究室で自殺をした。
シュリルが自殺し、世界大戦が勃発してからはや100年。
人類はまた平穏を取り戻したかに思われたが......
「いったい、いつになったらマスターは私を発見してくれるのでしょうか?」
古き森の泉の中心にある遺跡でボソリと呟く。
その人形の声は、まるで打ち寄せるさざ波のように美しくも寂しげであったという。
文字数 10,557
最終更新日 2019.06.23
登録日 2019.04.21
これはそう遠くない未来。
世界が近未来的に発展したかと言われれば、そこまで発展もしていない。
1つ変わっているとすれば、それは何も代わり映えもしない私たち人間がそれぞれ愛着のある人形【フィギュア】を持ってるくらい…。
そして、その人形【フィギュア】達が自立し、動き、人間と共に喜怒哀楽を感じている…。
そんな世界。
文字数 33,713
最終更新日 2019.06.18
登録日 2018.05.06
文字数 18,789
最終更新日 2019.03.25
登録日 2019.02.26
裕福な滉月家に産まれ、両親の愛情を一身に受けて、何不自由なく天真爛漫に育った美少女、「櫻子」。
櫻子が十二歳になった頃、クリスマス・イヴに父親「数仁」から一体の、お手伝い用からくり人形がプレゼントされる。
「アヤメ」と名付けて、まるで妹のように可愛がり、優しく接する櫻子。
アヤメも滉月家の役に立てるよう、失敗しながらも日々、奮闘する毎日。
櫻子の母親「濱子」は病気がちで寝込んでしまう日もあるが、櫻子と過ごす日々を大切にしている。
そんな母を気遣いながらも明るく生活してきた櫻子も、アヤメが居ることで毎日がより楽しくなり、アヤメは次第に滉月家にとって無くてはならない存在になってゆく。
しかし数年経った頃、櫻子に数々の試練が待ち受けるーーー。
これは、人間である「櫻子」と、からくり人形である「アヤメ」の愛と涙の物語。
※この物語は、フィクションです。実在する個人・団体・企業等の名称とは一切、関係ありません。
※物語の都合上、その辺りの時代には存在しなかったであろう物、及び現代であっても実際は存在して無い物も多々、登場しています。
☆第二章十話で、小梧郎の「爺や。僕…、もう十歳だよ?」部分の言葉を少し変更しました。
●次の話が書ききれず、ストックも無いので、暫くお休みさせて頂きます。遅筆ですみません。年内の更新は難しいかもです。
文字数 165,246
最終更新日 2018.11.17
登録日 2018.03.29
「――墓前に供える花なんかもらって、不吉だな」
「不吉ってあんたねっ! 好意でくれたものに対して失礼じゃない!」
「おうおう。敵国に嫁ぐってのにずいぶんと余裕なことだな。――で、依頼されてたルークスの最終調整が終わったぜ。連れて行くんだろ?」
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絡操技術を駆使して作られた人形で栄えたアスター王国。
しかしロゼット帝国から侵略を受け、
十六になったばかりのメローネ姫は帝国に嫁ぐことになった。
先の戦争にて国を守り、傀儡姫と親しまれる彼女は、少々気が強くて頑張り屋な少女。
戦火が再び国に迫るのを防ぐため、
彼女は幼なじみの絡操技師エンシの作った絡操人形を連れて故郷を発つのだが――
※なお、当作品は他のサイトでも公開されています。
軽微な修正による多少の差異はありますが同一作品ですので、ご了承くださいませ。
文字数 21,106
最終更新日 2018.09.18
登録日 2018.09.09
__そう、これは終わってしまった世界のおはなし。
__終わってしまった世界の、可哀想な死人のおはなし。
__たとえ壊れてしまった世界であっても、誰かにとっては愛しい、おかしな世界。
そんな世界で足掻いた死人の、滑稽な笑い話を、どうか貴方に。
その花はけがれて散ってしまったけれど、確かに美しかったのです。
(ストレスたまると発作的に中二病くさい話書きたくなるよね。趣味詰め込んだのでみんな死んでるしツギハギあるしetsなのでR15を念のため。)
文字数 22,591
最終更新日 2018.07.04
登録日 2018.06.30
ホラー系、ダーク系の作品を一つにまとめてみました。
チョットだけ嫌な気持ち、寒い気持ちになって楽しんで頂けたら嬉しいです。
こういう方向の作品が出来たら、またコチラで掲載していきたいと思います。
【小説家になろう】【ムーンライト】で掲載していた短編の作品を纏めたものです。
【ファインダーの奥の欲望】俺の働いていたDPEショップの常連さんの写真。俺はその写真に違和感を覚えてるが……
【囁く声】何気なく立ち寄った庭園の片隅にその美術館があった。何があるわけでもない、なんてことない美術館の筈だったけれど……。
【ボードゲーム】 この話をすると良くない事が起こるというので、今日まで人前で語るのを避けきたけどそれを今日話そうと思う。という言葉から始まったのは兄と従兄弟ですごした他愛無い夏休みの思い出のようだったが……
【月夜に啼く】明日、政略結婚をする俺の所に元恋人が訪れる。俺は彼女を部屋に招き入れるが……。
文字数 14,706
最終更新日 2018.06.06
登録日 2018.05.31
文字数 1,722
最終更新日 2018.05.09
登録日 2018.05.07
亡き祖母から託された伝統技術を、世界に広めようと奮闘する少女の物語です。
今後の為に、ご意見、ご感想、宜しくお願いします。
作品について―
この作品は、『臆病者の弓使い』『救世の魔法使い』と同じ世界観で書いた、シリーズ物です。
あちらを読んでいなくても問題ないように書いたつもりですが、そちらも読んで頂けたら嬉しいです。
また「小説の書き方」を色々模索しながらの投稿となっていますので、文章表現が不安定な箇所があります。ご了承ください。
文字数 389,585
最終更新日 2018.05.02
登録日 2017.08.04
初めまして
エリーナ・ウル・アルムーン
です
一応…アルムーン国の第2王女です
上にお兄様とお姉様がいます
私は3人目の側妃の子でお兄様は側妃の子お姉様は正妃の子です
それ故に…争いが起こります
お母様は明るく優しい子でありなさいといつも私に言います
お母様の銀色の髪はキラキラしてて凄く綺麗です
私の髪は…お母様と同じ銀色なのですが毛先だけ桃色です
小さい時それが嫌で桃色の部分だけ切ってみたりしましたが翌日にはまた毛先が桃色になっていました
お父様は可愛いと言ってくださいますが…私はお母様と同じ銀髪が良かったです
文字数 33,684
最終更新日 2018.03.16
登録日 2017.08.13
自信家で傲慢なところがあるロゼッタは、
魔動人形と呼ばれる特殊な人形を魔術で使役する傀儡師の少女。
洗脳してでも幼馴染♂を落とそうと策略を練ってきたが、
その企みを妹に阻止されて隠遁生活を余儀なくされてしまった。
……って、わたしが悪役みたいじゃない。
ある日、ロゼッタは魔動人形協会会長であるミール=クリサンセマムを訪ねる。
目的は、傀儡師であり、魔動人形を作る人形技師でもあるミールに魔動人形を作ってもらうため。
ロゼッタの依頼に対し、説教や嫌みが好きなミールは始めこそ相手にしなかったが、一緒に仕事したら作ると約束するのだが――。
文字数 19,444
最終更新日 2018.02.02
登録日 2018.01.28
8歳のクロエは魔物討伐で利き腕を無くした父のために、独学で「自分の意思で動かせる義手」製作に挑む。
その功績から、平民ながら貴族の通う魔法学園に入学し、卒業後は魔法省の魔道具研究所へ。
エリート街道を進むクロエにその邪魔をする人物の登場。
人生を変える大事故の後、クロエは奇跡の生還をとげる。
大好きな人のためにした事は、全て自分の幸せとして返ってくる。健気に頑張るクロエの恋と奇跡の物語りです。
本編終了ですが、おまけ話を気まぐれに追加します。
小説家になろうにも掲載してます。
文字数 118,998
最終更新日 2017.11.08
登録日 2017.07.08
「生身の肉体はないけど、魂はここにいる。ーーここにいるのはボクだよね」人形芸術家の所有するマネキンに入り、家族の元へ帰ってきた11歳の少年、翔〈ボクの想いは〉他。短編3本+番外編。 遺した側の強い想いと葛藤、遺された側の戸惑いや愛情が交錯する切ない物語。
幽霊や人形が出てきますがホラー要素はありません。昨今、痛ましい災害や事故事件が増え、死後にもしこんなことがあればな、と思い書いてみました。
文字数 115,450
最終更新日 2017.09.30
登録日 2017.08.23