日常小説一覧
ここは神の世界と悪魔の世界に分かたれた世。
赤の儀式を急かされる悪魔のマラクは、空から落ちてきた少女ミアと強引に契約を結んだ。
空へと帰りたい少女ミアはマラクの邸で働きつつお金を貯めることを決意するが、何やら面倒な契約者という仕事も押し付けられてしまう。
午前中は使用人、午後からは契約者という二足の草鞋を履く少女ミアの、地底大地での忙しくままならない日々が今始まる。
文字数 61,647
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.08.31
文字数 5,449
最終更新日 2024.10.26
登録日 2022.10.29
世界に蔓延した獣化ウイルス
そのウイルスにより、人類は2種類に分類される事になった
アルナとアルマ
アルナはウイルスに抗体のある純粋な人間
アルマはウイルスに感染し、獣化した人間
アルナの数は年々減っており、進化し性別関係なく妊娠が可能になった
アルマは獣化に伴い、獣の本能が出る者や発情期を起こす者もいる
アルマに関しては、女のみ妊娠可能である
そんなアルナとアルマの話である
文字数 2,332
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.25
文字数 3,993
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
今日も今日とて、社畜として生きて日付をまたいでの帰路の途中。
高校の時に両親を事故で亡くして以降、何かとお世話になっている叔母の深夜食堂に寄ろうとした俺。
いつものようにドアに手をかけて、暖簾をぐぐりかけた瞬間のこと。
足元に目を開けていられないほどの眩しい光とともに、見たことがない円形の文様が現れる。
声をあげる間もなく、ぎゅっと閉じていた目を開けば、目の前にはさっきまであった叔母さんの食堂の入り口などない。
代わりにあったのは、洞窟の入り口。
手にしていたはずの鞄もなく、近くにあった泉を覗きこむとさっきまで見知っていた自分の姿はそこになかった。
泉の近くには、一冊の本なのか日記なのかわからないものが落ちている。
降り出した雨をよけて、ひとまずこの場にたどり着いた時に目の前にあった洞窟へとそれを胸に抱えながら雨宿りをすることにした主人公・水兎(ミト)
『ようこそ、社畜さん。アナタの心と体を癒す世界へ』
表紙に書かれている文字は、日本語だ。
それを開くと見たことがない文字の羅列に戸惑い、本を閉じる。
その後、その物の背表紙側から出てきた文字表を見つつ、文字を認識していく。
時が過ぎ、日記らしきそれが淡く光り出す。
警戒しつつ開いた日記らしきそれから文字たちが浮かび上がって、光の中へ。そして、その光は自分の中へと吸い込まれていった。
急に脳内にいろんな情報が増えてきて、知恵熱のように頭が熱くなってきて。
自分には名字があったはずなのに、ここに来てからなぜか思い出せない。
そしてさっき泉で見た自分の姿は、自分が知っている姿ではなかった。
25の姿ではなく、どう見ても10代半ばにしか見えず。
熱にうなされながら、一晩を過ごし、目を覚ました目の前にはやたらとおしゃべりな猫が二本足で立っていた。
異世界転移をした水兎。
その世界で、元の世界では得られずにいた時間や人との関わりあう時間を楽しみながら、ちょいちょいやらかしつつ旅に出る…までが長いのですが、いずれ旅に出てのんびり過ごすお話です。
文字数 436,662
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.05.01
少しゾワっとする話、1話1000文字前後の短編集です。
文字数 15,765
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.24
文字数 50,060
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.08.10
ーー神奈川県のとある盆地で、人と妖精の末裔が共に暮らしていると噂されている場所があったーー
この話はそこで暮らす吉田 颯人と葛葉 千冬の人と妖精の違いや、性別に関する価値観を描いた物語です。
R15は念のためです。
文字数 12,167
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.11
何にも興味を持たない、高校二年生の大崎楓雅(おおさきふうが)は
幼い頃に両親を亡くし、祖父に育てられたが、祖父も小学二年生の時に他界。
その時、楓雅は幼いながらも
「この世界は理不尽で、幸せになんてなれない」そう思った。
時は経ち、高校二年生になった楓雅は、ある日同じクラスに転校生がやってくる。
その少女の名前は、如月奈希(きさらぎなき)
関わることはないだろうと思っていた楓雅だが、なぜか執拗に絡まれる。
そんな中突然、奈希が提案してきたのは、
「一緒に幸せを探しませんか?」
訳のわからない提案に戸惑いつつも、楓雅はそれに付き合うことになる。
文字数 6,481
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
父親とは別居中の母親と暮らす、小学生の兄と妹、大雅と杏。
急遽1週間の出張に出かけた、母親の留守中に。
いきなり家電が壊れたり、保護者代理が足止めされたり......次々と起こる、予想外な出来事!
そんなある日、スーパーのお惣菜売り場で、大雅に運命の出会いが。
生真面目なクールイケメン兄と、お気楽きゅるんな妹。
森で迷ったヘンゼルとグレーテルみたいな2人は、真夏のお留守番チャレンジを乗り切れるのか?
ほんのり初恋風味の、ほっこりストーリーです♪
※番外編『ほしこよい』を完結しました。(2024/7/19)
※番外編2『あまつかぜ』を完結しました。(2024/8/23)
※番外編3『くものみね 』を完結しました。(2024/9/27)
※ 番外編4『万聖節前夜』を完結しました。(2024/10/25)
表紙絵は、あさぎ かな様(XID: @Chocolat02_1234)作。
文字数 27,617
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.06.24
名門校のトップを走る天才高校生、神藤葉羽(しんどう はね)は、推理小説に目がない一匹狼タイプ。日々平穏に暮らしている葉羽は、幼馴染の望月彩由美(もちづき あゆみ)に淡い想いを抱きつつ、気持ちを伝えられずにいた。
ある夜、彩由美のもとに不気味な手紙が届く。それは「遠隔操作で人を殺す」トリックの解説文だった。不可解な文面に興味を惹かれた葉羽と彩由美は、恐怖と好奇心の入り混じった感覚で「幻影の遠隔死」と名づけたこの謎の真相を追い始める。だが、やがて実際の殺人事件が発生し、葉羽の周囲に怪しげな影が忍び寄る。
幻想と現実が交錯する中、冷静な頭脳と大胆な行動力で真実に迫る葉羽。やがて彼は「遠隔操作による死の真実」とは別に、恐ろしい幻影がこの事件に隠されていることに気づき始める……。
文字数 15,826
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
SNSで100万人以上のフォロワーを持つ美しきインフルエンサー・三条美玲が、「青海の宿」という洗練された温泉リゾートを訪れます。そこで出会ったのは、誠実で冷静なフロントスタッフ・佐々木隼人。完璧なホスピタリティと端正な容姿に魅了された美玲は、隼人との「特別な関係」を妄想し始め、やがてSNSで彼との関係を匂わせた投稿を繰り返すようになります。
一方で、青海の宿では美玲の要望が次第にエスカレートしていく中、プロフェッショナリズムを重んじる総支配人・松永やマーケティングディレクター・田村綾子が慎重に対応を進めます。しかし、ついに美玲が不満をSNSでぶつけたことで、事態は炎上騒動へと発展し、美玲の影響力が予想外の形で試されることに。
彼女のフォロワーたちが彼女を支持するのか、それとも…。ホテル側が守り抜こうとする「真のホスピタリティ」とは何か。そして、果たして美玲はこの騒動から何を学ぶのか?ホテルとインフルエンサーの複雑な駆け引きと成長を描く物語が、いよいよ幕を開けます。
文字数 68,472
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
初めてスケートに行った時に綺麗に滑っていたおじさん2人。何気なくすれ違った2人を見て妄想が爆発してしまいました。
フィギュアスケートに生きる彼等の物語。こんなに運動苦手な私がオリンピックとかスポーツ物書くなんて、驚きです。
文字数 5,524
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.05.23
陰キャボカロオタクの少年、小町夕真は週に1度1人でカラオケに行くことを楽しみに生きていた。ある日いつものようにヒトカラを楽しんでいると、美少女ギャルが部屋を間違えて入ってきてしまい──
これはそんな唐突な出会いから意気投合する少年少女の物語。
文字数 6,765
最終更新日 2024.10.24
登録日 2024.10.24
高校2年生で天才的な推理力を誇る神藤葉羽は、幼馴染の望月彩由美と共に、異常な霧に包まれた街で次々と起こる不可解な失踪事件に直面する。街はまるで時間が狂い始めたかのように歪んでいき、時計が逆行する、記憶が消えるなど、現実離れした現象が続発していた。
転校生・霧崎璃久の登場を機に、街はさらに不気味な雰囲気を漂わせ、二人は彼が何かを隠していると感じ始める。調査を進める中で、霧崎は実は「時間を操る一族」の最後の生き残りであり、街全体が時間の裂け目に飲み込まれつつあることを告白する。
全ての鍵は、街の中心にそびえる古い時計塔にあった。振り子時計と「時の墓」が、街の時間を支配し、崩壊を招こうとしていることを知った葉羽たちは、街を救うために命を懸けて真実に挑む。霧崎の犠牲を避けるべく、葉羽は自らの推理力を駆使して時間の歪みを解消する方法を見つけ出すが、その過程でさらなる謎が明らかに――。
果たして、葉羽は時間の裂け目を封じ、街を救うことができるのか?時間と命が交錯する究極の選択を迫られる二人の運命は――。
文字数 13,578
最終更新日 2024.10.24
登録日 2024.10.24
「俺、お兄ちゃんだから」
とある住宅街にある、両親を亡くした七人兄弟が暮らす一軒家。家族を第一に考える社会人の長男、野菜嫌いでヘタレな高校生の次男、本を読むのが好きな高校生の三男、自分はいい男だと勘違いしている中学生の四男、精神年齢が長男よりも大人な小学生の五男、人見知りで甘え下手な小学生の六男、可愛いものを愛する保育園児の七男。個性豊かな七人兄弟は、今日も笑顔で生きていく。
七人兄弟のほのぼのとした日常を描く、あったかい短編集。
文字数 63,389
最終更新日 2024.10.24
登録日 2024.07.17
棒人間がどじなSS集第二弾。今回はドジなことをまとめた日記編。
「棒人間の最悪なDays」漫画も、アルファポリスの承認が出るまで何度も何度も挑み続ける予定。
300〜400字前後。電車に例えるならば急行の一駅くらいで読み終えられる。
文字数 1,681
最終更新日 2024.10.24
登録日 2024.08.17
花丸女子大1年の英子は、昼と次の授業の間が1時間ほど空いているから、と散歩に出た。
そして彼女のSNSにはその様子が投稿されていったのだが、だんだんと内容が怪しくなってきた。
しかも近場を散歩しているだけなのに、なかなか帰ってこない。心配した友人がSNSで呼びかける。
文字数 11,908
最終更新日 2024.10.24
登録日 2024.10.24
祓い者...悪霊を祓う者達を言う、かつて祓い者として、国に名を馳せた迅。だが迅に悲劇が起き、迅は生き残ったが、少年はその世界を去り、ただの中学生として生きていたが、買い物帰りに少女を救った事をきっかけに、迅の運命が動き出す
文字数 11,728
最終更新日 2024.10.23
登録日 2024.08.27
夢を追うためにとある学校に入学した俺は卒業後に地獄をみることになる。
入学時の契約は、一部では知的財産強奪権と揶揄されていた。
その時は最善の選択、今はその時選んだことを後悔している。そのせいで夢を一緒に追っていた仲間が俺を残して全員死を選んでしまったから。
※ノベルアップとカクヨムにも投稿してます。
文字数 2,958
最終更新日 2024.10.23
登録日 2024.10.23
文字数 1,530
最終更新日 2024.10.23
登録日 2024.10.23
日本の東京に店を構える老舗のラーメン屋「聖龍軒」と、ファルスカ王国の巨大ダンジョン「ダルゴニア」の地下第7階層は、一枚の扉で繋がっていた。
文字数 109,265
最終更新日 2024.10.23
登録日 2021.02.12
かつて、この大陸には魔界軍と戦う二人の英雄がいた。青いドラゴンに乗って空を駆けるドラゴン乗り「空の英雄ジアン・オルティス」と、白黒斑毛の小さな馬に乗る騎士「地上の英雄レイ・ホートモンド」だ。
地上の征服を企む魔界軍に立ち向かう彼らのおかげで、今日もこの国は守られている。
……誰もがそう信じていた。
しかし、その平和は長く続かなかった。魔界軍に止めを刺すべく出陣した遠征軍が消息を断ち、ついに誰一人として帰って来なかったのだ。
大草原遠征の指揮を取っていた二大英雄はたちまち「逃げ出した英雄」という汚名に染まり、二人を失った地上は、再び魔界軍の脅威にさらされることとなる。
――あの遠征から四年。
人々の記憶から英雄の存在が薄れつつある今、一人の青年に大陸の運命が託されようとしていた。
文字数 245,162
最終更新日 2024.10.23
登録日 2023.07.05
ある十六歳の少年は、父親のお盆休みに家族四人で父の実家に向かっていた。
実家は長野県松本市にあり、父の運転する車で観光を楽しみながらの旅であった。
平和そのものの日常は、ある宿場町を過ぎた辺りで一転する。
現実か夢か、戸惑う少年は、次第に精神的に追い詰められていく。
本作はフランツ・カフカの「変身」に着想を得て、なにか書けないかとプロットを考えてみたのですが、上手くまとめられませんでした。
「変身」では朝起きると毒虫に変化していたので、知っている人に変わる、知らない人に変わる、小動物に変わる、等など考えてみたのですが、よくある設定で面白くない。よくある設定でおもしろいもの、と思い出来上がったのがこのお話です。
今までとは違うものを書きたかったので、そこはクリアできているとは思います。
面白いかの判断は読んでくださった皆さんが決めることでしょう。
お口に合えば幸いです。
文字数 61,964
最終更新日 2024.10.23
登録日 2024.08.30
1000文字前後で書いた一話完結の短いお話。恋あり、SF風あり、ファンタジーあり、散文詩的なものもありとバラエティ豊かな物語の数々です。すぐ読めるので、何か少しでも心に残れば幸い。いわゆるショートショート的なオチはあまりないので悪しからず。
文字数 59,237
最終更新日 2024.10.23
登録日 2022.05.14