異能力小説一覧
『オリジナルズ』と呼ばれる始祖バンパイアたちの配下の1人、天ヶ瀬結花は、自らがバンパイヤであることを隠しながら、何気ない学校生活を送っていた。
しかし、それと同時に、バンパイヤ特有の「空腹」に苛まされる日常を送っており、人間の血を吸う環境を求め、バンパイヤたちが集うガールズバー、『ルミナス』のバイト生になることを決意する。
ルミナスでは、催眠の効果によって言いなりになった男性客の血を吸いながら、人間生活の中に自然と溶け込めるシステムが構築されていた。
人間とは比べ物にならないほどの身体能力と、不死身の肉体を持つバンパイヤであっても、社会的に自らの存在を晒すわけにはいかなかった。
それは、バンパイヤたちが住んでいるとされる区域、「東京一番街」からの監視が厳しいためであった。
そう。
「東京」は、始祖バンパイヤと呼ばれる13人のバンパイヤたちによって支配されていたのだ。
そして、天ヶ瀬結花は、始祖バンパイヤに殺された少女の1人だった。
結花は、元々働いていたコンビニのバイト先で、バーの客であったある男と口論になっていた。
男はただの会社員であり、バーの常連客でもあったが、好みのタイプであった結花のバイト先を突き止め、ストーカー行為を働いていた。
困り果てた結花は、男性に「催眠」をかける。
ナイフを持たせ、自分を襲う。
そうすることで、“社会的に抹殺しよう”と企んでいたのだ。
計画はうまくいくはずだった。
同じ学校に通うクラスメイトが、コンビニに来るまでは——
文字数 25,726
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.08.24
全てが作り替えられた世界、アルビオン
そこは、遺伝子にコードが埋め込まれた人間たちが住む世界であり、現実とは隔絶された区域に該当する世界である
“統一言語”と呼ばれる言語を話し、全てのものが、肉体を持たない。
言い換えれば、その場所は人間が生を受けるまでの空間であり、また、時間であった。
遥か未来、世界は機械に支配され、人間はコンピュータの活動に用いられるデータグラムとして、「夢」を見る役割を担っていた。
遺伝子プログラムと呼ばれるネットワークの中で、人間の持つ生物としての思考回路をインストールし、機械に“学ばせていたのだ”
機械は人間よりも遥かに優れた知能や計算能力を有していたが、唯一、「生」という概念にたどり着くことができずにいた。
生と死、物質と、非物質。
世界を支配するとはどういうことか。
世界に潜む可能性とは何か。
機械王国を統べる主、『プロメテウス』は、一度は滅ぼした人間たちと対話することを試みた。
全ては、生命という時間を手に入れるために。
文字数 2,541
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.08
【24/4/24 更新再開しました。】目が覚めたらベッドで王子様に抱きしめられていました。親同士(片方は王)がOKを出して寝ている間に勝手に婚約者になったようです。
......はあ?
しかもいじわる公爵令嬢の差し金で国のキャンペーンガールもやらなければならなくなりました。
......ふざけてます?
瀕死の眠りから目覚めて早々、ライラの頭の中は大パニック。無理難題を押し付けられて大混乱――――かと思いきや。
見てなさいマリアンナ。
あなたよりも優秀な春の乙女になってやる。
大丈夫、今の私には使い魔ギルバードがついているのだから。
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『令嬢戦士と召喚獣』シリーズ
第一巻(完結済) シリーズ序章
https://www.alphapolis.co.jp/novel/841381876/415807748
第二巻(連載中) ※毎日更新
https://www.alphapolis.co.jp/novel/841381876/627853636
※R15作品ですが、一巻は導入巻となるためライトです。二巻以降で恋愛、バトル共に描写が増えます。少年少女漫画を超える表現はしませんが、苦手な方は閲覧お控えください。
※恋愛ファンタジーですがバトル要素も強く、ヒロイン自身も戦いそれなりに負傷します。一般的な令嬢作品とは異なりますためご注意ください。
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文字数 328,624
最終更新日 2024.09.13
登録日 2024.01.22
妖怪の住む白金村の村長補佐をしていたが、村が襲撃されて村民を守った末に殺されてしまった九尾の主人公・ビュウ。
再び目が覚めると全くの異国で、王太子と婚約予定の令嬢・バネッサに転生していた。
しかし、前世が九尾の妖怪だったため、王太子からは「私はそんな畜生と結婚するつもりはない」と言われて、婚約破棄を告げられる。
王太子の婚約候補は、主人公に失礼な態度を取り続ける妹になることに。
妖怪であったことに誇りを持っている主人公はひどく悲しむが、一周回って「それならいっそのこと、バネッサではなくビュウとして生きよう」と開き直ることにした。
そこから主人公の大逆転劇が巻き起こる……!
※20000文字程度の短編予定です。
文字数 20,765
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.08.31
奇言(カタラ)と呼ばれる力のある世界。ミツキは友人の彼氏を好きになった。しかし彼は行方不明になり、友人は別の人と付き合い始めた。ところが四年後、その彼が帰ってきて…。
ヒナギ→リツ×ソウタ←ミツキ からの リツ×ヒナギとミツキ×ソウタ
文字数 26,952
最終更新日 2024.09.06
登録日 2024.08.29
――目覚めたら自分に関するすべての記憶を失っていた少女。唯一分かったのは「ちとせ」という自身の名前。自分を助けてくれた少女に、ちとせの倒れていたこの場所は、超能力者の子供が通う学校であると説明される。果たして自分は何者なのか、どうして記憶を失ったのか。ちとせは自分を探しながらも、やがて学院に潜む闇と自分自身に向き合っていくことになる。
文字数 64,087
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.08.14
かつて、数多の軍勢を率い、『最強』の名を欲しいままにしていた異世界の魔王は、ひょんなことから日本のある女子高生に転生することになった。
「ぬ…?なんだ、このひらひらした服は?」
全てが真新しい世界で、“破壊神”としての異名を持っていた彼女は、か弱い魂を持つ“神楽坂美琴”と、ある「怪物」を倒すべく作戦会議を練る。
その「怪物」とは魔王が住んでいた異世界、ラーマヤーナを滅ぼした「星食い」と言われるウイルスであり、星そのものを貪り尽くす『世界の理』と言われた災厄だった。
ウイルスは少しずつ世界を汚染し、「死」が「生」を呑み込もうとしていた。
災厄は世界の“端”から来ていた。
世界には元々9つの「魂」が存在していた。
その魂は無限に広がる宇宙に旅立ち、それぞれがいくつもの星々や土地の上で、確かな生を刻んでいた。
「人間」は、“赤”の魂と呼ばれる種族の末裔だった。
同じく赤の魂を持つラーマヤーナの魔王、“シヴァ”は、人間の住む地球という星にもウイルスが蔓延し、危機に瀕していることを美琴に告げる。
ウイルスは普段は姿を見せないが、魂を持つ生物の内部に潜み、それらを化け物に変える。
魂を貪り尽くすまで活動を終えることはなく、ウイルスに取り込まれたものはただの“肉塊”となり、理性も持たないモンスターになることを彼女に伝えた。
ウイルスを根絶する方法はなく、一度蔓延し始めると、もう止める手段はないとされていた。
ただ、「一つの方法」を除いて。
その方法とは、ウイルスを一つの場所に留める、ということだった。
そのためにはウイルスを広げないための「壁」が必要であり、人間たちの持つ「未来」が必要だった。
そう、シヴァは自らの住んでいた世界を捨て、ウイルスを根絶するべく地球にやって来たのだ。
地球という星の中でウイルスを拡散させ、ウイルスが求める「赤」の魂を差し出す。
そうすることで、ウイルスを一時的に地球の内部に止め、一定の時間を稼げるとした。
そしてその時間を使い、ウイルスの核である「夢の苗床」に、——侵入しようと。
文字数 674
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.08.31
「どくみひめ」わたしは王宮でそう呼ばれていた……。
毒を視、毒を嗅ぎ、毒を解し、毒が効かない身体を持つ姫が主人公の物語。
リシュは十歳のとき、母と共に王宮を追放された。
遠く離れた西の辺境で暮らし始めて八年。
最愛の母親も二年前に亡くなった。
前王の実子ではないのに、未だ王家の姫として除籍されていないリシュのもとに、後見人である「おじ様」ことラスバートが二年振りに来訪しリシュに告げる。
「王が君を御所望だ、毒視姫……」
理由は多々ありながらも、半ば強引に、ラスバートはリシュを連れ王宮へ帰還する。
そこでリシュを待っていたのは、前王亡き後、十一歳で即位してから四年。十五歳になったばかりの少年王、ロキルトだった。
魔性王との異名を持つロキルトは、リシュに告げる。
「更なる魔性の力を、我に与えよ……」
伝説の魔花【サリュウス】に宿る魔性の力に繋がる体質を持つリシュを、自分の支配下に置きたがるロキルト。
最初は反感だらけだったリシュも、彼の意外な一面に触れ、王宮で亡き母の残した想いや真実に触れていくうちに、いつしかロキルトのことも気になり始めて……。
文字数 74,985
最終更新日 2024.08.28
登録日 2024.07.30
「時のノート」は、高校生の佐藤健太が不思議なノートを使い、過去を変える力を手に入れる物語です。健太は最初に友人との喧嘩を解決するためにノートを使い、その効果に驚きますが、過去を変えることで未来に悪影響が出ることに気づきます。友人の成績向上を試みた際に友情に亀裂が入るなど、ノートの力が必ずしも良い結果をもたらすわけではないことを学びます。また、家族との思い出を変えたいと思い、祖父との会話を変える決意をしますが、周囲への影響を考えるようになります。最終的に健太は友情を大切にするためにノートを使うのをやめることを決め、過去を受け入れ、現在と未来を大事にすることの重要性を学びます。物語は、友情の力と未来を自分の手で作り上げることの大切さを伝えています。
文字数 1,616
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.08.26
200年前突如として世界に出現した異能を扱える人間たちが出現した。時を同じくして同じような能力を使える化け物も出現するようになる、そのため日本は異能を持ちながらも国を揺るがす犯罪者や化け物を取り締まるため正式な国の組織としては存在していなかった新たな警察組織を結成することになった。
素人の自己満作品です。設定が狂ったりすることもあるかと思いますが、優しい目で見てください。
文字数 16,053
最終更新日 2024.08.25
登録日 2023.09.09
ドンッ!
わたし篠崎若葉が信号待ちをしていたら、誰かに背中を押され、大通りに飛び出してしまったの。
車に轢かれそうになったところを命がけで助けてくれた男の子は、両親が雇ったわたしのボディガード、佐治斗真くんだった。
わたしには、ケガや病気を治すことのできる治癒能力がある。
そのせいで、今まで何度も命を狙われたり、誘拐されそうになってきた。
そのたびに引っ越しを繰り返してきたんだけど、これからは佐治くんのおかげで、転校せずに済むみたい。
学校からの帰り道、悪い人にあとをつけられ二人で逃げたとき、佐治くんにもヒミツがあるんじゃないかってわかったんだけど、どうしても教えてくれようとしなくて……。
文字数 52,164
最終更新日 2024.08.25
登録日 2024.07.25
『MC-モンスターズ・シティ-』と呼ばれる、基礎生物学研究所 -NIBB(National Institute for Basic Biology)- の研究所に於いて、研究員の1人であった朝日奈ヨシカは、第6ビオトープの所長に任命されることになった。
NIBBでは、深海で見つかった未知の生物、「グランスライム」の細胞を使った人工生物を研究しており、生物の可能性、及び“人類の細胞の強化”について、科学的な実験が長年に渡って実施されていた。
グランスライムが見つかった小笠原海溝は排他的経済水域(EEZ)に属していたため、この海域の管轄権を持っていた日本は、グランスライムの研究を始めた最初の国であった。
アメリカ、及び諸外国の協力のもと、グランスライムの細胞生物学は急速な発展を遂げ、あらゆる新生物の開発、また、人類の成長に向けた科学的な論文の発表が次々と起こった。
22世紀に向けた、新人類時代(ニューエイジ)の始まりである。
グランスライムの細胞は“万能細胞”と呼ばれ、あらゆる物質に対して互換性のある多能性を持っていただけでなく、細胞そのものの分子間力を上げる「ゲージ(細胞レベル)」と呼ばれる化学的性質が、グランスライムそのものの生体において発見されることになった。
グランスライムを使って生み出された細胞レベルの高い生物は『アンチ・エイジング』と呼ばれ、生物そのものが持つ寿命や身体能力が飛躍的に向上した「種」に分類されていた。
近年、『新人類』と呼ばれる新たな進化形態を生み出そうと各国で研究が続けられていたが、一向に成果が得られることはなかった。
グランスライムの細胞を利用した新しい薬の開発(創薬)や再生医療への応用は急速な成長を遂げていたものの、「人間」という種の生物学的な進化に向けた明確な発展だけは、いまだ日の目を見ることはなかった。
そんな中、人間の細胞を培養し、グランスライムそのものと結合させることを目的とした新たな実験が、NIBBの第0ビオトープ(小笠原海溝の深海)にて開始されたが…
文字数 651
最終更新日 2024.08.25
登録日 2024.08.25
古来より世界各地で「妖魔」と呼ばれる魔物が存在し、人々の生活を脅かしていた。
妖魔を討伐するべく立ち上げられた世界魔物対策討伐機関、「N.D.C.S.O」に所属していた笹瀬スバルは、退魔師としての育成学校、大阪府立退魔師養成高校に通いながら、A級妖魔として認定されている「雪女」とある“取引”をしていた。
スバルは幼少期の頃に彼女と知り合ったことで、社会的に禁忌とされてきた【人と妖魔との関わり】についてをいつも疑問に思ってきた。
というのも、雪女である“氷咲たま”は、人を襲うことを毛嫌いしており、妖魔としての生き方に疑問を抱き続けてきたからだ。
あらゆる妖魔は「人の心」から生み出されていると、近年の研究によって明らかになっており、その生物学的な由来は「人間」に共通するという点から、必ずしも人に害をなすとは限らないことが、ある研究者の論文によっても示唆されてきた。
たまはスバルに出会って以降、彼の家に棲みついており、退魔師の目から逃れるための生活を送ってきた。
いつか、妖魔が自由に暮らせる場所を見つける。
その「夢」を胸に、穏やかな日々を送っていたが…
文字数 4,352
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.08.17
夜空を見上げる
すべての ものたちに
安らぎと 希望 そして
輝く 星の 導き が ありますように………。
夜空の星を読み、星図を記録し奇現象を調査する天文巡察官は魔法の力を持ち〈星読み〉とも呼ばれる。
そんな職に就いたばかりのルファは、のんびり天然マイペースのゆるふわガール。
一方、星読みの護衛として〈星護り(ほしもり)〉の役職に就くことになってしまった青年、アルザーク。
国軍の騎士でもある彼は「蒼き死神」と呼ばれ他国でも恐れられていた。
星読みとしての初任務は『彷徨いの森』や星のない夜空の〈奇現象調査〉。
アルザークと共に向かった東方地ルキオンでは森で迷子になったり、怪しげな双子に出逢ったり、風の獣に食べられそうになったりとトラブル続き。
出逢って間もないアルザークにもなにかと怒られる日々。
そして幾日も続く星のない夜空「眠り夜空図」の原因解明もなかなか進まず………。
落ち込んだりもするけれど。
憧れていた〈星読み〉の任務のため、悩みながらも前向きに素直に調査するべく行動するルファ。
そんな星読み娘の傍で「警戒心が足りない」と怒り、苛立ちを募らせ馴染めずにいたアルザークだったが………。
ゆっくりと少しずつ、ルファの純粋さに惹かれていく。
文字数 155,190
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.07.19
世界には四つの大陸があり、それぞれの大陸において【シスエレメント】と呼ばれる巨大な魔鉱石が存在していた。
北の大陸には青のシスエレメント。
東には赤。
西には黄色。
そして、南には緑が。
世界は四つのシスエレメントによって均衡が保たれており、それは数千年もの間、【世界の秩序】として言い伝えられ、世界に於ける「天理」として、人々の教えの中に守られ続けてきた。
かつていくつかの戦争があったが、それは大陸間戦争の記録として今日の文献に残っており、それぞれの国の領土を広げるために起こった“人間同士の戦い”であったと伝えられている。
北の大陸、コルリウス
東の大陸、イーフリート
西の大陸、グレートウォール
南の大陸、ディアボロス
それぞれがぞれぞれの大陸において独自の生態系を築き、四つのシスエレメントが持つ魔力の恩恵を受けながら、豊かな暮らしと裕福な歴史を送ってきた。
創始暦2101年。
人間たちは自らの住む大陸を守るべく、それぞれのシスエレメントの恩寵にまつわる“魔法軍事帝国”を築き上げてきた。
かつての大陸間戦争は、四つのシスエレメントを巡る戦いであった。
しかし未だ大陸を超えてシスエレメントの領域が侵された歴史はなく、四つの大陸に拠点を置く国々は平和を保ち続けられてきたと言える。
東の大陸、イーフリートの中心にある軍事国家、ガルバディアの傭兵養成学校は、優れた魔法生を育成するべく、「バトルロード」と呼ばれる”傭兵訓練システム“を構築していた。
世は戦乱の時代だった
イーフリートに隣接する大陸、ディアボロスを支配する“グラシアル聖国”が、各大陸への宣戦布告を実施したのだ。
彼らは長年研究を続けてきた科学技術によって、『人工魔鉱石』という黒色のシスエレメントを生み出し、“ブラックタール”と呼ばれる魔導兵士を数多く製造していた。
ブラックタールは本来の人間の能力を大きく超える代わりに、理性を失い、異形の怪物へと変化することが明らかになっていた。
そして、最も特筆すべきは、ブラックタールはあらゆるシスエレメントを取り込むことができる“変異細胞”を持っているという点だった。
グラシアル聖国はこの特性を利用し、各大陸にある3つのシスエレメントを奪おうと、それら”兵器”を送り込むことを画策するが…
文字数 28,240
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.07.16
キラキラきらめく、美しい宝石たちが……
ニンゲンの姿になって登場!?
しかも、宝石たちはいろんな能力をもってるみたいで……?
宝石好き&異能力好きの方、必見です!!
※※※
本日(2024/08/24)完結しました!
よかったら、あとがきは近況ボードをご覧ください。
***
第2回きずな児童書大賞へのエントリー作品です。
投票よろしくお願いします!
***
<あらすじ>
小学五年生の少女、ヒカリはワケあってひとり暮らし中。
ある日、ヒカリのもっていたペンダントの水晶が、
ニンゲンの姿になっちゃった!
水晶の精霊、クリスと名乗る少年いわく、
宝石王子(ジュエル・プリンス)という宝石たちが目覚め、悪さをしだすらしい。
それをとめるために、ヒカリはクリスと協力することになって……?
***
ご意見・ご感想お待ちしてます!
文字数 66,683
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.07.29
学校に伝わる花子さんの呪いのウワサ……それを調べるため、夜の旧校舎に忍び込んだ2人の女子中学生、月菜と明日香。そこで2人が見たものとは――?
※
文字数 68,829
最終更新日 2024.08.22
登録日 2024.07.31
みんながアッと驚くモノ、即ち『フシギ』を探し求める三人組(ユウ、あき、トオル)。そんな彼らの探しモノは、たった一日で見つかってしまった。土に宝石まみれになって埋まっていた少女、シェイを見つけたから。そしてその日から、空では魚や野菜が飛び交い、地上では巨大な怪獣やロボットが暴れ回り、人の手からは電気やら炎が放たれる、そんな光景が日常となってしまう。もう何が起きても誰も驚かない、だってそれが『フツウ』だから。そう、世界から『フシギ』が消えたのだ。
しかしユウ達は諦めない。そんな世界でも、皆がアッと驚く『フシギ』を見つけてみせる。『フシたん』の部活仲間と共に……。
と、言うような大体なんかそんな話。楽しけりゃそれでいいんだよ!! な、お話。
文字数 14,706
最終更新日 2024.08.20
登録日 2024.07.22
約30億年前に存在していた古代の真菌、『ゾーイ』を利用した生物兵器開発プロジェクトが、科学技術振興機構、「ISTC」によって発足されていた。
Zプロジェクトと名付けられたこのプロジェクトで生まれた、「リボソーム変異体」と呼ばれる分子機械(※「リボソーム」とは、数本のRNA分子と50種類ほどのタンパク質からなる巨大なRNA・タンパク複合体である)は、あらゆる生物種の持つ遺伝情報を越えて、細胞壁の「壁」を越えられる遺伝形質の個体変異を無視したアメーバ運動を、連続的に可能にできるメカニズムを提供するに至った。
ゾーイの細胞因子、「ナノ」に寄生された不死川アカリは、10年前のある日を境に。不老不死の肉体を手に入れることになる。
研究所から逃げ出し、やっとの思いで生まれ故郷である旭川市にたどり着いたアカリだったが、彼女は家族に迷惑をかけまいと、ある「友人」の元へと訪ねようとしていた。
友人とは中学時代の元カレであり、“初体験”の相手。
藤堂ツバサ。
訳あって中学時代に別れたきり、彼とは連絡を取っていなかった。
ある組織に追われる身となった彼女は、組織の実態を探ろうとしていた「国際刑事警察委員会(ICPC)」の日本支部の場所を突き止め、自らの存在を抹消しようとするが…
文字数 25,131
最終更新日 2024.08.15
登録日 2024.08.12
文字数 100,044
最終更新日 2024.08.12
登録日 2024.08.12
破滅を運命付けられた、天才騎士×素直な心優しきフローリスト
何もかも、正反対な人生を歩んできた二人が紡ぐ、美しくも残酷な最愛物語。
〜あらすじ〜
『異才』王族だけが生まれ持つと言われている特殊能力が支配する時代の中、花屋で働く十九才の少女エルダは、ひょんなことから出会った、国の第一王子であるアルバート推薦のもと、王宮専属のフローリストとして働くことに。しかし、そこには、冷酷無慈悲と恐れられる天才騎士アレンの存在があった。非道な人間だと噂されるアレンだったが、王宮で過ごすうちに、エルダはアレンの本当の姿に気付き、心惹かれていく。
文字数 127,692
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.07.25
星の内部に巡るエネルギー、「エンタングルメント」を利用した新しい文明が、“ディープ・グラウンド”という水の都を中心に繁栄していた。
ディープ・グラウンドには“ウォーターエージェンシー(WA)“という巨大企業が鎮座しており、かつて世界に存在していた「人」という種族の研究を行うための生命科学研究所が、センター・ドームというビルを中心に建設されていた。
ディープ・グラウンドは、世界最大の商業都市としての側面も持っており、WAが提供する経済的な資金力を元手に、世界全土を網羅する防衛都市としての成長を遂げつつあった。
世界は“汚染”が進みつつあった。
「死獣化(デスゲイズ)」と呼ばれる原因不明の病がルカたちの体を蝕み、徐々にその影響を無視できないほどの被害が、年を追うごとに拡大していた。
ルカとは、新世界である『ミズガルズ』で生まれた新しい生命体のことである。
ルカの外見は人間とほとんど変わらないが、その“中身”は似て非なるものだった。
死獣と呼ばれるモンスターは、死獣化に罹ったルカから変異した魔物たちのことだ。
WAはこの死獣を治療できる方法を模索していたが、同時に、街の平和を脅かすこの魔物たちを駆逐するため、特殊な訓練を積んだ”兵士“たちを育成していた。
兵士たちは『ランナー』と呼ばれた。
次期ランナー候補であった訓練生、キサラギ・ロキは、街の郊外に出没した死獣を討伐するべく、同じ訓練生であるハルとともに、現地へと赴くが…
文字数 986
最終更新日 2024.08.10
登録日 2024.08.10
この世界には、強く願うことで本来なら起こるべき事象を書き換えてしまう力
《多重世界シンドローム》を発症する人間が存在する。
位相管理委員会(モイライ)はそんな人々を管理するため、
運命に干渉できる能力者によって構成された機関だ。
真面目で鈍感なところがある緒方(オガタ)あやめは委員会の調査員。
ある日あやめは上司である霧島縁(キリシマユカリ)に命じられ、
発症の疑いがある貴家礼於(サスガレオ)の身辺調査を始めるのだが……。
え、任務が失敗すると世界が崩壊って、本気ですか?
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『ワタシのセカイはシュジンのイイナリっ! 』https://www.pixiv.net/novel/series/341036 を改稿して掲載中です。
文字数 87,340
最終更新日 2024.08.08
登録日 2024.08.01
毒を飲み、死を選んだはずなのに。なぜか頭にお花が咲きました……。
♢♢♢
~天より贈られし『甘露』降る大地
仁政を施す王現れる証
これ瑞兆なり~
♢♢♢
甘露とは天から与えられる不老不死の霊薬。中国古来の伝説では天子が仁政を行う前兆として天から降るといわれている。
♢♢♢
陥落寸前の瑤華国で死を望み『毒』を飲んだ最下位妃、苺凛(メイリン)。
けれど『毒』は〈死〉ではなく『霊力のある花』をその身に咲かせる〈異能〉を苺凛に与えた。
一方、軍を率いて瑤華国を征圧した釆雅国の第二王子、洙仙(シュセン)。
彼は龍族と人の血が混ざった冷酷な男だった。
「花が咲き続ける限り、おまえは俺から逃れられない」
死を願う苺凛に洙仙は冷たく笑う。
冷酷で意地悪な洙仙が嫌いな苺凛だったが、花に秘められた真実を知ってから気持ちに変化が……。
文字数 50,028
最終更新日 2024.08.06
登録日 2024.07.21
8年前、突如目の前に現れた光を放つ宇宙人らしき相手に「何でも一つ願い事を叶えてあげる。」と言われて「空を飛べるようになりたい!」という願い事を叶えてもらった空飛一郎(ソラ・ヒイロ)。願い事を叶えてもらってから5年後に突如として現れた人を襲う怪物から日本を守るヒーローになるまでのお話。
文字数 213,581
最終更新日 2024.08.05
登録日 2024.07.02
異世界【カラクリ】
日本から異世界へと来訪者が渡る。
夢を見る事で異世界に渡る事が出来る彼は夢の中で創造の力を使う事が出来る。
だが力を使うと思い出が消えていく。
少年は旅を続け、旅の果てに何かを見つけ出す。
思い出が失われるなら思い出を作ればいいのだから。
文字数 35,159
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.07.20
長い旅路の途中でフォルス帝国まで流れ着いたエリー。
そこで出会ったのはフォルス帝国第二王子・ロイド。
彼の身内がなんか色々トラブル起こしてくれちゃって、快適な生活はできないわ旅には出れないわ、終いには王子サマとその護衛が旅についてくるわでもうてんやわんや。
愉快な仲間も増えていき、いつしか本人達の知らぬ間に最強のパーティーが出来上がってしまう。
基本無口だけど心の中ではめっちゃ喋る彼女と愉快な仲間達が織り成す異能力ファンタジー。
☆異世界……と見せかけて、ファンタジックな世界に変貌を遂げた地球が舞台となってます。
他サイトにも掲載してます。
不定期更新になる可能性大。
誹謗中傷はご勘弁を……(>_<)
文字数 97,771
最終更新日 2024.07.31
登録日 2021.03.17
〈※ネタバレあり〉
空も飛べないような凡俗な世界でただ一人、主人公の吉谷は特別な能力を持っていた。その能力の名は『好感度指数クローズド愛』。その名の通り、人の好感度を知ることが出来る能力だ。そんな吉谷は世界で自分だけが特別で神様的存在なのだと思っていた。ある日、吉谷のクラスメイトの葵莉奈が能力を開花させる。その能力は対象相手の考えている事が全て分かるという能力だった。自分だけが特別だと思っている吉谷は勿論それを許さない。しかし世界はそんな吉谷の気持ちなんて露知らず、吉谷の目の前には次々と能力者が現れた。対象相手の過去を全て知ることが出来る黒髪美少女の神崎。対象相手の三十分後の未来まで知ることが出来る吉谷の幼馴染の水戸部彩夏。そして能力で自分の体を女に変える事が出来る実は男で同性愛者の宮森麻琴。そんな異能力者な五人は紆余曲折を経て、世界救世部という部活を結成した。世界救世部のモットーは世界を救うために誰でも救う事。そんな世界救世部に初めての依頼が。その依頼内容は浮気調査。そして雛森という依頼人のために世界救世部は雛森の彼氏『フリードリヒ』の浮気を突き止めることにした。だが、その真相は『フリードリヒ』の浮気ではなく依頼主本人、雛森の浮気だった。
その次の日、宮森麻琴が世界救世部のドアをたたく。実は宮森麻琴は世界救世部に入部することが目的だったのではなく、助けを求めるために世界救世部に近づいてきたのだった。そんな宮森の依頼内容は自分のパンツを盗む犯人を突き止めて欲しいというものだ。その盗まれたというパンツは不思議なことに宮森が直にはいている生パンツだった。そんな事が出来るのは異能力者だけだと神崎は確信し、犯人を宮森の彼氏だと言い切る。
数日後、世界救世部は宮森のパンツを盗んだ犯人を突き止めるために宮森のクラスへ張り込みをした。そして世界救世部の異能力者の能力で犯人を暴く事になる。能力の力で宮森の彼氏『杉野谷』が犯人だと確信するも、いかんせん証拠が無い。もうダメかと思ったその時、以前の依頼人の雛森が修羅場の教室へやって来た。犯人である杉野谷と雛森が互いに目を合わせ恥ずかしがる様子を見て、二人が浮気していると推測した。そこから杉野谷はボロを出し、犯人だとバレてしまう。最後には雛森の能力で『杉野谷が宮森から盗んだ全てのパンツ』を爆発させてしまう。そして杉野谷は黒焦げになり、その事件は解決した。
文字数 16,083
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.26
また始まる日常劇場。主演・紡木詩織(つむぎ しおり)。脚本・神様。これがコメディのつもりなら、笑えない冗談だ────
イベント企画会社の社員として平凡な日々を送りながら、密かに占い師のアルバイトをしている紡木詩織(つむぎ しおり)。
彼女には、人の繋がりを運命の糸として視認し、切ったり繋いだり、変化させる事が出来るという特殊な能力があった。
その能力で人を助けながらも、出来るだけ平凡な人生を送るつもりだった詩織だが。ある日、軽い気持ちで占いに訪れた男性──橘和也(たちばな かずや)との出会いが、詩織の人生を大きく変えていく。
彼と結婚する運命で結ばれている事を知ってしまった詩織はその後、導かれるようにプライベートで再会してしまい、困惑しながらも次第に橘に惹かれ始める。
しかし、その頃から詩織の周りでは不可解な出来事が起き始めていた。彼女の能力が意図せず他人の運命を歪めていく。助けたつもりが不幸になったりと、詩織は自分の能力の在り方に苦悩しはじめる。
運命を変えてでも人を救うべきか、それとも運命に委ねて見過ごすべきなのか。
複雑な運命の糸が絡み合い、予期せぬ方向へと物語は展開していく。果たして詩織は、自分の運命に抗い、真の幸せを掴むことができるのか。それとも、すべては最初から決められているのか。
愛と運命が交錯する、ミステリアスでドラマチックな物語が幕を開ける。
文字数 72,873
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.15
古来より人々の間では、「精霊」と呼ばれる、草木、動物、人、無生物、人工物などひとつひとつに宿っている超自然的な存在が、“【生物】という概念の誕生とその歴史に関係している”と言い伝えられてきた。
現代社会においてもその存在が科学的に証明できない状況であったが、「マテリアルバンク」と呼ばれる“霊魂錬金術科学研究所”という機構が発足して以降、あらゆる生物の肉体には、「マテリア」と呼ばれる未知の原子が存在していることが明らかになった。
このマテリアを使って肉体と精神を切り離す“霊魂錬金術”と呼ばれるテクノロジーが発展し、コンピュータ上にあらゆる「死者」のデータを保存するという計画が、2031年よりスタートした。
そしてその計画の中枢を担う研究員のグループに、「マテリアメーカー」と呼ばれる錬金術師が配属されることになる。
彼らは、“陰陽道”と呼ばれる、古代日本の律令制下において中務省の陰陽寮に属していた者たちであり、『陰陽五行』に基づいた思想によって、悪霊の討伐や死者の霊の鎮魂の役割を1000年以上も担っていた。
そしてその歴史の中でも、“1000年に1人の逸材”と呼ばれる少女が、マテリア研究所付属の“霊術師育成学校”に在学していた。
彼女は、研究所のある「計画」によって生まれてしまった特殊生命体、【プラーナ(透明人間)】とある“取引”をする。
それは、プラーナの“精神”として生まれ変わった火神ナオトという少年がかつて描いていた「夢」であり、ある少女との約束を叶えるための「時間」だった。
「世界に存在しなくなったとしても、あなたはそれを望むの?」
生と死の狭間を流れる現実の果てに、待ち受けているものとは——?
文字数 413
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
異能捜査員・霧生椋
レンタル有り旧題:断末魔の視覚
霧生椋は、過去のとある事件により「その場で死んだ者が最後に見ていた光景を見る」という特殊能力を発現させていた。けれどもその能力は制御が効かず、いつ何時も人が死んだ場面を目撃してしまうため、彼は自ら目隠しをし、視覚を塞いで家に引きこもって暮らすことを選択していた。
ある日、椋のもとを知り合いの刑事が訪ねてくる。日本で初めて、警察に「異能係」という霊能捜査を行う係が発足されたことにより、捜査協力を依頼するためである。
椋は同居人であり、自らの信奉者でもある広斗と共に、洋館で起こった密室殺人の捜査へと向かうことになる。
文字数 279,230
最終更新日 2024.07.10
登録日 2021.07.20
『ソウルシーカー』と呼ばれるDEA(Devil Enforcement Administratio アメリカ連邦悪魔取締局)の職員、ナナ・キャットは、悪魔狩りの精鋭部隊「LAタイムズ」の一員として、“ヴィランズ”という悪魔を討伐する仕事を担っていた。
ナナは人間ではなく、鬼の一族として古くから悪魔狩りの活動を続けており、“悪魔化”と呼ばれる謎の現象を収束するべく、数百年もの間戦い続けていた。
“悪魔化”とは、悪意を持つ人間が罪を犯した時に起きる現象であり、罪の大きさの度合いによって多少の差異はあるものの、一定の確率で人間が「悪魔」へと変貌する時に用いられる指標である。
地上には元々人間ではなく、『鬼の一族』が繁栄を極めていた。
鬼は人間を毛嫌い、奴隷のように扱い続けてきたが、『黙示録の戦争』と呼ばれる出来事を機に、衰退の一途を辿ることになる。
その背景には、人間を愛した赤鬼のグループと、人間を嫌う青鬼のグループの対立があった。
赤鬼は人間と共存することを選び、青鬼は人間を駆逐することを望んでいた。
鬼は永遠に生きれる強い生命力がある反面、生殖器がなく、人間のように増え続けることができない生物学上の問題を抱えていた。
鬼を増やすには、自らの血を人間に与える必要があった。
“鬼化”と呼ばれる現象は、鬼が一族としての地位を確立するためには欠かせない儀式であり、また、プロセスでもあった。
つまり人間は鬼の一族にとっての“贄”であり、「血の器」として道具のように扱われてきていた。
今から約三千年も前のことである。
人間には人間の生活があり、生き方がある。
人間は鬼が繁栄するための道具ではなく、自由に生きるための権利がある。
人間と共存することを選んだ赤鬼は、人間と対等に生きることを望み、例え一族が滅びることになったとしても構わないとして、人間に血を分け与える行為そのものを禁止しようとした。
戦争によって多くのものを失ったが、代わりに得たものは平和であり、人間と鬼が互いに笑い合える日々であった。
しかし——
鬼と人間と、——悪魔。
星を巡る命の戦いが、今、幕を開ける。
文字数 2,948
最終更新日 2024.07.07
登録日 2024.07.07
人々は夢を見ている。
現実と、非現実。
その境界線には、果てのない「線路」があった。
地平線の彼方へと伸びる、3番線の線路。
線路は、“いつの日かの世界”からやって来ていた。
昨日でも、今日でも無い世界から。
「線路を走る電車には、帰りの便がない。それでも行くの?」
夢と現実、——生と死の狭間にて繁栄する街、「黄泉國(よもつくに)」。
そこでは、人々の魂を捕食する存在、“ソウルイーター”と呼ばれる獣が跋扈していた。
これら魔物は人々の魂に棲みつき、内側から命を蝕んでいく存在であり、古くから下界(ソウル・シティ)を脅かす存在として忌み嫌われていた。
近年、ソウルイーターと呼ばれる怪物たちはその勢力を広げつつあり、『十界曼荼羅』と呼ばれる謎の軍事戦略組織が、黄泉国の中央に鎮座する『八葉蓮華』を破壊しようと目論んでいた。
八葉蓮華は人々の魂が輪廻するために必要なエネルギーの通り道であり、魂が持つ記憶を浄化し、新たな生へと昇華するための事象変異機関(Sマトリクス機関)であった。
出雲国真那(いずもくにまな)は、元々ソウルイーターとして生まれた魔物であったが、ある出来事を境に、ソウル・シティに紛れ込んでしまう。
紛れ込んだ当時、幼子の姿であった彼女を森の中で見つけた平山薫は、彼女を匿い、自らの娘として育てることを決意する。
平山薫は、黄泉国の元住人であり、ソウル・シティに紛れ込む魔物たちを討伐する役割を担うハンターだった。
ある日、魔物との戦闘によって脳に重い傷を負ってしまった薫は、植物状態となり、1年以上意識不明の状態が続いていた。
真那は自らがソウル・イーターであること、人間ではない異形の怪物であることを知らされないまま、12年もの間下界で暮らしていた。
しかし、薫の書斎で、彼女が書いた一冊の日記を発見し、そこで自らの存在や、薫が待ち受ける運命を目の当たりにする。
薫の意識が戻らないことを悟った真那は、急ぎ病院へと向かうが——
文字数 971
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.16
🌛あらすじ🌛
輪廻転生を描いた物語です。
城西高校に通う高校二年生の女の子、黒木青葉には秘密がある。それは幽霊や妖怪、妖精など、他人には視えない存在が視えていること。それから自分の中に棲み着いている、恐ろしい化物のこと。
……そしてもう一つの秘密。それはいつも夢の中で視ている、別の世界のことだ。その剣と魔法が支配する世界では、別の自分が生きていた。
「……秘密」は、【全七話】の短い物語。秘密だらけの女の子、黒木青葉の心の内を描いた物語なんです。……前世?かもしれない異世界での記憶と、恋心に揺れる四日間を通して、青葉は何に気がつくのでしょうか?
そしてこの物語は、「虹恋、オカルテット」のサイドストーリーでもあるんです。
連載中の本編にも、ぜひお立ち寄り下さいね。お待ちしていま~す╰(*´︶`*)╯♡
☆関連作品のご紹介です☆
・「虹恋、オカルテット」
🌼あらすじ🌼
如月ユウ、金森いずみ、黒木紅葉、黒木青葉の四人が奏でる青春ラブストーリーです。
交通事故で記憶を失ってしまった高校二年生の如月ユウは、真っ白な青春を過ごしていた。
しかしそんな日々の中で、ユウはある車椅子の少女と出逢う。そしてその少女…金森いずみの紹介で知り合ったのが、「城西の魔女」こと黒木紅葉と、その妹「氷雪の女神」こと黒木青葉だった。
記憶を取り戻す為に魔女と女神の所属するオカルト研究部に入部することにしたユウだったが、彼を待ち受けていたのは想像もしていなかったオカルトすぎる恋と青春の日々だった。
この物語は、2024年6月2日現在も連載中なのです(*^^)v
現在は、第65話を公開中です💕
毎週木曜日と日曜日のAM:6時30分に更新していますので、ぜひ立ち寄ってみてください(^_-)-☆
・「初恋」
💕あらすじ💕
高校二年生の金森いずみには、最近ずっと気にかかっている人がいる。それはクラスメイトの如月ユウだ。彼に話しかけたくてもそれが出来ず、悶々とした日々を過ごしていたいずみだが、ある日学校の近くのバス停で偶然彼の姿を見かけたのだった。その時いずみは、彼に話し掛けようと決意をする。
この一話完結の短編小説は、只今連載中の「虹恋、オカルテット」のサイドストーリーです。そして初めての恋に戸惑う一人の女の子の心の内を綴った物語なのです。
文字数 32,458
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.16