ざまあ小説一覧
田舎貴族のアンナは、王都にある名門ランラード学園に通う16歳の女の子。
それなりに楽しく学園生活を送っていたけれど、卒業まであと1年を切った夏休み明けのとある日、不良生徒に絡まれてしまった。
そんなアンナを救ってくれたのは、先輩男子生徒カイロス。ついでに言うと、彼はこの国の第三王子で、ずっとアンナが片思いをしていた人だった。
自分の窮地を救ってくれたカイロスに、アンナは律儀にもお礼がしたいと申し出る。
下心皆無のそれに、きっとカイロスは「いやいやそんな」と辞退してくれると思いきや、取引を持ち掛けられてしまった。
「卒業まで恋人のフリをしろ」と。
紆余曲折の末、アンナはカイロスの仮初めの恋人になった。
熱烈にカイロスを身体で口説き落としたふしだらな令嬢という肩書きまでオマケされて。
ただ一言「好き」と言えない男女が、仮初の恋人を演じながら互いの距離を詰めたり取ったり、時々トラブルに見舞われたりする、ちょっと際どい学園生活。
※過去に掲載していた作品を改題、加筆修正して投稿しています。
文字数 44,431
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.09.08
「スイン。貴方のような会社にしがみつく無能聖男婚約者には45歳定年制度を導入して定年退職させてあげるわ。
と、いうわけで45歳の貴方は定年退職よ。
ねぇ、貴方って今まで何をしてきたのかしら。会社に貢献してこなかったわよね。
貴方って何が出来るの。何もできないわよね。
結界魔法もろくに貼れない。
結界魔法の練習もしない。
時間の使い方が下手なのよ貴方は。
時間はいくらでもあったでしょう。
どうして自分を磨こうとしなかったのかしら。
誰もが変われるのよ成長できるのよ。
それなのに貴方は駄目な自分が大好きで駄目なままいたのよね。
そんな貴方に生きてる必要性はないわよね。
死になさいなんて汚い事は言わないわ。
今すぐ殺してあげたいわ。
はぁ、やれやれ仕方ないわね。
私も婚約者の貴方には情もあり、いけないことなのだけれども私は仕事と私情を分けられないのよ。
定年退職が嫌なら殺してあげるわ。
それでどうかしら。
今更許してくれと泣いて謝られてももう遅い!
初めて会った時から貴方の事が気に食わなくて殺したいと思ってたのよ」
「なんだと!!俺様を誰だと思っている!!
クピアイナス男爵家五男スイン様だぞ!!
殺せるものなら殺してみろ!!
お前のような俺様の実力が分からん聖女には婚約破棄を告げてやる!!
俺様は本当は凄いんだ!!
皆俺様の本当の実力を分かってくれないだけなんだ!!
何故だ!!何故誰も俺様の実力を分かってくれないんだ!!」
逆ギレした無能おっさん婚約者が暴力を振るってきたので抵抗した結果
→「頼む!!許してくれ!!二度とお前の前に近づかん!!だから許してくれ!!助けてくれ!!」
「はぁ?だから言ったでしょう。”今更許してくれと泣いて謝られてももう遅い!”と。
最後に教えてあげるわ。こうやって無様に命乞いするしかないのが貴方の実力よ」
元婚約者の無能おっさんに給料を払う必要がなくなりその浮いたお金で有能聖男スパダリイケメントヤマトをスカウトしたら
超絶有能で会社に貢献しまくりしっぱなし。
虐げられ続け『妹のミアティは可愛いのに』『ミアティ、貴方って本当に必要無いわね。』
『ミアティ、お前など必要ない!!ミアティさえいればお前は必要ない!!』
と虐げられ蔑ろにされ続けられきた私の事を何故か溺愛してきて---。
文字数 2,040
最終更新日 2021.09.20
登録日 2021.09.19
レジ打ちのパートを始めた私の前に商品をたくさん入れた女性が現れた。
もたもたしていると睨んでくるその女性に違和感を感じる私。
「荷物を車に運んでよ」と言うので運ぶと・・・そこには夫がいて・・・
文字数 1,417
最終更新日 2021.09.20
登録日 2021.09.20
<あらすじ>1、相談を受けた男が、ガツンと言う話。2、相談に乗った女が、ガッツリ協力する話。3、夫側の相談後の結果報告の話。4、妻側の相談後、後日談。*本編四話と登場人物紹介で完結。
*内容もキャラも浅いです。サラッと読める感じだと思います。*カクヨム様にも投稿しています。
*随時、誤字修正と読みやすさを求めて試行錯誤してますので行間など変更する場合があります。
*拙い作品ですが、どうぞよろしくお願いします。
文字数 8,652
最終更新日 2021.09.19
登録日 2021.09.07
「レオ・グライス。君は呪いの悪霊を呼び寄せ、危険極まりない! よって本日をもって退学に処す!!」
最終学年に上がったところで、魔法学園を退学になったレオ。
この世界では魔物が跋扈しており、危険から身を守るために魔法が発達している。
だが魔法が全く使えない者は、呪われた存在として忌み嫌われていた。
魔法が使えないレオは貴族だけが通う魔法学園で、はるか昔に失われた【古代召喚魔法】を必死に習得した。
しかし召喚魔法を見せても呪いの悪霊だと誤解され、危険人物と認定されてしまう。
学園を退学になり、家族からも見捨てられ居場所がなくなったレオは、ひとりで生きていく事を決意。
森の奥深くでエルフの王女シェリルを助けるが、深い傷を負ってしまう。だがシェリルに介抱されるうちに心を救われ、王女の護衛として雇ってもらう。
そしてシェリルの次期女王になるための試練をクリアするべく、お互いに想いを寄せながら、二人は外の世界へと飛び出していくのだった。
一方レオを追い出した者たちは、次期女王の試練で人間界にやってきたシェリルに何とか取り入ろうとする。
そして邪魔なレオを排除しようと画策するが、悪事は暴かれて一気に転落していくのだった。
※きゅんきゅんするハイファンタジー、きゅんファン目指してます。
文字数 150,676
最終更新日 2021.09.18
登録日 2021.08.14
――日本最高!!追放ばんざーい!!
『私はただ公務をサボり、女遊びに現を抜かすアホ王子を矯正しようとしただけなのに』
ファスティア王国の公爵令嬢、レイカは王子との婚約を破棄され、更には神の代理人とされる聖女に世界まで追放されてしまった。そしてやってきたのは、まさかの現代日本――!!
『こうなったら日本で新しい生活を満喫してやるんだから!』
~超大盛人気ラーメン店にて~
「ふんっ、姉ちゃんみたいな細身の女がウチのギガ盛りを食えるわけがねぇ!」
「なんなのよこのスープパスタはっ!ずるっ!コッテリしてるのにいくらでもイケるじゃないのっ!ズルズルズルッ!!」
~家電量販店にて~
「やめてくださいお客様っ!それはVR!仮想現実ですからっ!!」
「――これは幻影魔法ねっ!?みてなさい、私の魔法で打ち払ってやるわ!」
~会社にて~
「ごめーん、コーヒー溢しちゃった。この雑巾で綺麗にしておいてくれる?」
「あら、なんて上等なハンカチ!ありがとうございますわ!!」
????
――異世界で遂に見つけたわ。私の王子様!
レイカは世界を飛び越え、日本の社畜として過労死してしまった日南 玲華(ひなみ れいか)の身体を貰い受け、新たな人生を自分の思うように生きていくことを決意した!
表紙イラスト/ノーコピライトガール様より
文字数 49,732
最終更新日 2021.09.17
登録日 2021.08.30
「オギャー!オギャー!」深夜、ベランダから赤ん坊の泣く声が聞こえてくる。
「ね、あなた、外から赤ん坊が泣いてる声が聞こえるんだけど、どうしたのかしら」
文字数 1,445
最終更新日 2021.09.17
登録日 2021.09.17
愛していると言った旦那様は、結婚して3年が経ったある日、愛人を連れて来ました。
旦那様が愛していたのは、私ではなく、聖女の力だったようです。3年間平和だった事から、私の力など必要ないと勘違いされたようで…
「もうお前は必要ない。出て行け。」と、言われたので出ていきます。
私がいなくなったら結界は消滅してしまいますけど、大丈夫なのですよね? それならば、二度と私を頼らないでください!
シャーロットの力のおかげで、子爵から伯爵になれたのに、あっけなく捨てるルーク。
結界が消滅しそうになり、街が魔物に囲まれた事でルークはシャーロットを連れ戻そうとするが…
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全15話で完結になります。
文字数 17,419
最終更新日 2021.09.14
登録日 2021.09.09
ママ友と旅行に出かけたらそこには見覚えのある男の姿が・・・
「アイスクリーム買って来たよ~」と若い女の声がするのでそちらの方を向けば、髪が長く、ミニスカートを穿いた若い女性が両手にアイスを持ってニコニコとかわいい笑顔を見せている。
「ね、不倫かしら?」
「そうかもね、カップルにしては男が年上すぎるわ」
「そうね」
ママ友が不倫カップルではないかと言い出した。
文字数 1,422
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.09.13
第11回ネット小説大賞一次選考通過作品。
「愛するアデラの代わりに生贄になってくれ」愛した婚約者の皇太子の口からは思いもしなかった言葉が飛び出してクローディアは絶望の淵に叩き落された。
元々18年前クローディアの義母コニーが祖国ダレル王国に侵攻してきた蛮族を倒すために魔導爆弾の生贄になるのを、クローディアの実の母シャラがその対価に病気のクローディアに高価な薬を与えて命に代えても大切に育てるとの申し出を、信用して自ら生贄となって蛮族を消滅させていたのだ。しかし、その伯爵夫妻には実の娘アデラも生まれてクローディアは肩身の狭い思いで生活していた。唯一の救いは婚約者となった皇太子がクローディアに優しくしてくれたことだった。そんな時に隣国の大国マーマ王国が大軍をもって攻めてきて・・・・
しかし地獄に落とされていたシャラがそのような事を許す訳はなく、「おのれ、コニー!ヘボ国王!もう許さん!」怒り狂ったシャラは・・・
怒涛の逆襲が始まります!史上最強の「ざまー」が展開。
そして、第二章 幸せに暮らしていたシャラとクローディアを新たな敵が襲います。「娘の幸せを邪魔するやつは許さん❢」
シャラの怒りが爆発して国が次々と制圧されます。
下記の話の1000年前のシャラザール帝国建国記
皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/129494952
小説家になろう カクヨムでも記載中です
文字数 102,988
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.05.24
自分が、前世で読んだ小説の悪役令嬢であることに気づき、運命に抗おうとする公爵令嬢のお話。
よくある婚約破棄ものを書いてみたくて書いてみました。ざまぁはありますが、ハッピーエンドではないのでご注意ください。
※加害者視点をとの意見をいただきましたのでエドワード視点2話追加しました。
文字数 9,731
最終更新日 2021.09.12
登録日 2021.09.03
数百年も生き続けてきた令嬢『ティアベル・ハーレン』
死にたいと思っても死ねない身体を持ってしまった彼女は、楽しみも生きがいも無く・・・ただ何も考えずに生き続けていく・・・はずだった。
そう、ある弱気な男爵と知り合うまでは。
文字数 9,895
最終更新日 2021.09.10
登録日 2021.09.04
子供が産まれので、夫は実家に帰って親に会わせてきなと新幹線の指定席を予約してくれた。
子供を抱えて指定席に乗った私の隣に座る派手な女性に違和感を持ち・・・
文字数 1,580
最終更新日 2021.09.10
登録日 2021.09.10
私、フィナスの人生は物心ついたころから不幸ばかりだった。
正妻とその娘にはイジメられ、母親には捨てられ、村の子供には殴られ、騎士学園では当て馬にされ、きもい男に嫁がされ、盗賊に襲われ、メイドに裏切られ…良いことなんて一つもない。
森の中を彷徨い、断崖絶壁の壁で命を捨てようとすると、1人の女性に声を掛けられた。
「あなた、娼婦にならない!?」
え?
娼婦から始めるざまあ劇、ここに開幕!
※感想お待ちしております。
文字数 6,277
最終更新日 2021.09.09
登録日 2021.09.07
「フムリンナ!!俺様は真実の愛に目覚めたぞ!!
驚いてもいいがショック死する程驚くなよ!!
お前はこの後公開処刑が待っているんだからな!!
俺様が愛しているのはお前の実の妹のロレアリカだ!!
聖女に相応しくない醜い聖女のお前には婚約破棄を告げてやるぞフムリンナ!!
どばーん!!どうだ驚いたか!!
治療師が30人お前を囲んで待機しているぞ!!
驚きすぎてショック死になるかもしれないが心配ない!!
王国から集めた精鋭治療士30人がお前を確実に治療するぞ!!
自殺も絶対にできないぞ!!
お前は公開処刑で死ぬ以外の未来など有りはしないのだ!!
絶対に公開処刑だ!!
ロレアリカは美しく可愛く努力を絶やさず優秀な聖女で思いやりがあり非の打ちどころのない人格で、
お前のような醜悪聖女なんかとは180度真逆の聖女だ!!
お前はどうだ!!ブスで醜いその容姿より7000兆倍醜い人格!!
思いやりなどなく人が苦しむのを好み人々を苦しめ続けてきた!!
お前などが聖女でいいものか!!
トサンサカム王国第一聖女は聖女としての実力もあり、人格も聖女というのに何の非の打ちどころもない
生まれながらに高潔で慈悲深い人格の真の聖女ロレアリカが相応しい!!
お前のような心身共に醜い聖女など不要だ!!
フムリンナ!!お前は実の兄ピントまで殺しただろう!!
なんて身勝手でクズなんだ!!
許されると思うなよ!!絶対に許さんぞクズが!!
ピントは私の友達だ!!
ピントはお前のような醜悪な人格の殺されるべき下等生物とは違って思いやりのある立派な男爵令息だった!!
常に妹のお前とロレアリカを思いやっていた!!
いつもお前の事を心配していたんだぞ!!
それなのに!!お前はピントを殺した!!
何故だ!!何故ピントを殺した!!」
「そうよお姉様〜お姉様のようなブスで醜い出来損ないが聖女なんてずっとおかしかったのよ〜。
醜い醜い醜い!!お姉様って本当に醜いわね〜。
私がお姉様の100分の1でも醜かったらとっくに自殺してるわよ〜。
お姉様は恥も知らない欠陥品だからのうのうと生きていられるのかしらね〜。
公開処刑〜?そんなもの待っていられないわ〜。
今すぐ殺してあげるわお姉様〜。
自殺なんてさせてあげるとでも思ったかしらお姉様〜。
死んで頂戴ねお姉様〜〜〜。
うふふふ、この時が待ち遠しかったわよお姉様〜。
もう我慢なんて出来ないのよお姉様〜」
「あの〜私は本当にお兄様を殺してないわ」
「お兄様を殺した相手は殿下のすぐ傍にいますよほら」
「だから言ったじゃないですか。
お兄様を殺した犯人は殿下のすぐ傍にいると。
散々忠告しましたからね。
今更助けてくれと言われてももう遅い!!
自業自得ですね。ざまぁ」
文字数 1,462
最終更新日 2021.09.06
登録日 2021.09.06
ダンジョンの修理などをする『ダンジョン整備士』のアルフは、研究者気質でコミュ障なのが災いしたのか、ある日無実の罪を着せられ、40年近く働いたギルドを追放されてしまう。
せめて最後に自分が整備した痕跡だけ見ようとダンジョンを回っていると、信頼していた友人に巨大な穴へと落とされてしまった。穴はダンジョンの最下層まで続いていて、しかも馬鹿強いモンスターがうじゃうじゃ。
絶対絶命のピンチに、アルフはたまたま倒したモンスターのドロップアイテムを食べ、若返る。
若返り体力も戻ったアルフは、長年培った整備士の知識を駆使し、無自覚無双しながら生き延びていく。
一方ギルドでは、ベテラン整備士を失ったガタがきていて──?
文字数 13,186
最終更新日 2021.09.06
登録日 2021.09.02
ロベルは荷物持ちとして勇者パーテイーに所属していたが、全員に無能、クズと見なされパーテイー、王都から追放され魔界において行かれた
だがロベルのスキル"荷物持ち"は彼だけの最強のユニークスキルであり彼を失った勇者一行は低レベルのダンジョンでも苦戦し始める、
一方その頃、犬族が住まうチート村に助けられたロベルは龍を飼ったり、美女に結婚を求められたり、その村を便利にしながらどんどん大きくしていく
これは勇者パーテイーの最後と追放された荷物持ちが次第に王都よりデカくなる村を拡張していく話だ
文字数 173,350
最終更新日 2021.09.05
登録日 2021.04.30
メディチ家の公爵令嬢プリシラは、かつて誰からも愛される少女だった。しかし、数年前のある事件をきっかけに周囲の人間に虐げられるようになってしまった。
唯一の心の支えは、プリシラを慕う義妹であるロザリーだけ。
だがある日、プリシラは異母妹を苛めていた罪で断罪されてしまう。
プリシラは処刑の日の前日、牢屋を訪れたロザリーに無実の証言を願い出るが、彼女は高らかに笑いながらこう言った。
「ぜーんぶ私が仕組んだことよ!!」
唯一信頼していた義妹に裏切られていたことを知り、プリシラは深い悲しみのまま処刑された。
──はずだった。
目が覚めるとプリシラは、三年前のロザリーがメディチ家に引き取られる前日に、なぜか時間が巻き戻っていて──。
逆行した世界で、プリシラは義妹と、自分を虐げていた人々に復讐することを誓う。
文字数 116,711
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.07.25
夫の好きな料理を作るため食材を買い、エレベーターに乗った私。
すると勢いよく乗り込んできた髪の長い女が私を睨んでくる。
愛する夫の浮気相手だと思った私はある手段で迫ることにした。
文字数 1,461
最終更新日 2021.09.03
登録日 2021.09.03
アイリスは国母候補として長年にわたる教育を受けてきた、王太子アズライルの許嫁。
自分を正室として考えてくれるなら、十歳年上の殿下の浮気にも目を瞑ろう。
だって、殿下にはすでに非公式ながら側妃ダイアナがいるのだし。
しかし、素知らぬふりをして見逃せるのも、結婚式前夜までだった。
結婚式前夜には互いに床を共にするという習慣があるのに――彼は深夜になっても戻ってこない。
炎の女神の司祭という側面を持つアイリスの怒りが、静かに爆発する‥‥‥
2021年9月2日。
完結しました。
応援、ありがとうございます。
他の投稿サイトにも掲載しています。
文字数 137,669
最終更新日 2021.09.02
登録日 2021.02.27
ーー35年前。東京都練馬区のとある住宅街に、未来から猫型ロボットがやって来たらしい・・・・・・
この噂は「当時の近隣住民の話」として語り継がれてきた。
噂の内容には、若干の地域差があるものの、おおむね共通しているのは「猫型ロボットは、あらゆる物の大きさを自在に変えるライトを持っていた」や、「離れた場所へ一瞬で移動するドアがある」、「空を自在に飛ぶ風車が付いたヘルメットで移動する」など、常識では考えられないような道具をいくつも持っていたことだ。
それらの道具を使えば、この地球上に残されていた食料危機や病気、感染症、紛争の解消に至るまで、あらゆる問題を解決する可能性を秘めていたともいわれている。
だが、どれほど優れた道具であっても、重要なのは使い手だ。
高度な人工知能を有する猫型ロボットは、どんな未来を計算したのだろうか。
使い手に選ばれたのは、小学5年生の少年だったと言われている。そして世界がいま、滅亡に向かっているのだと・・・・・・。
これがもし、35年前の世界だったならば、こんな絵空事を信じる人はいなかっただろう。
だが、いま我々人類のなかで、この噂話を疑う人間はほとんどいない。
「語り継がれてきた歴史」となりつつある。
この噂話の最後は、近隣住民のこんな目撃情報で終わる。
ーー妙な電話ボックスに少年がこんなことをつぶやいていました。
「もしも人間がセミと同じ生き方をしたら」って・・・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人類の寿命はある日、生殖適齢期とされる18歳を迎えた日から7日間と決まった。
世界のルールが変わった瞬間は、テレビや新聞で大々的に報道された訳でもなく、当時流行していたSNSで拡散した訳でもない。
18歳を超えていた大人たちは一斉に、まるで一種の悟りを開いたかのように、自らの余命が7日間になったと知ったという。
多くの大人たちは、自らが死を迎える運命を嘆き、そして若くして命を落とす子どもたちのことを憂いた。
そして、せめて子どもたちが18歳に育つまでの生活基盤だけは残そうと、各国の大人が英知を結集し、自らの死の瞬間まで、必要な社会システムの構築にあてたという。
それは「人類による天地創造の7日間」と呼ばれ、今の子どもたちが大人になるまでの18年間を支えている……。
文字数 2,962
最終更新日 2021.09.01
登録日 2021.08.30
【本編完結】今夜のこの若い貴族達を中心に開かれた夜会にて、独身の男性陣に囲まれた一人の女子を見る。彼女の名は、ルル・キャメル。輝くような金の髪と翡翠のような綺麗な目を持つキャメル伯爵家の次女で、この僕、ルーベン・バーナーの婚約者だ。同じ伯爵であるバーナー家の嫡男である僕に、二つ年下の彼女が嫁いでくる予定……だったんだけどな。
貴族の婚約は家同士の契約でもあって、解消と破棄ではその重みや責任が全く異なる。僕としては、せめて解消にしたかったけど…もう出来そうにない。僕は決意するしかなかった。
派閥とか出て来ますがふわっとした世界観です。*カクヨム様でも投稿しております。*2021/07/12タイトルを変更しました。*本編29話+オマケ話4話と登場人物紹介で完結です。
随時、誤字修正と読みやすさを求めて試行錯誤してますので行間など変更する場合があります。
拙い作品ですが、どうぞよろしくお願いします。
文字数 56,411
最終更新日 2021.08.30
登録日 2021.07.06
「メーガン様は、私の婚約者のグレン様がお好きみたいですね。どういうおつもりなんですか!? 」
伯爵令嬢のシルビア様から話があると呼び出され、身に覚えのないことを言われた。
誤解だと何度言っても信じてもらえず、偶然その場にメーガンの婚約者ダリルが現れ、
「メーガン、お前との婚約は破棄する! 浮気する女など、妻に迎えることは出来ない!」
と、婚約を破棄されてしまう。だがそれは、仕組まれた罠だった。
設定ゆるゆるの架空の世界のお話です。
全10話で完結になります。
文字数 11,015
最終更新日 2021.08.29
登録日 2021.08.25
伯爵令嬢レティシアは、初恋だった婚約者を妹モーラに寝取られて婚約破棄したうえ、妹が本来やるはずだった王城の侍女の仕事に就くことになった。元来働くことが嫌いではないレティシアは、侍女の仕事もまんざらでもないなと思いつつも、未だ婚約者を奪われたショックから抜け出せないでいた。
そんなレティシアは、ある日王城で幼馴染と再会する。幼馴染は王の末弟パヴェル。パヴェルとレティシアは子どもの頃からの付き合いがあった。レティシアはつい、昔から仲の良いパヴェルに妹のことを洗いざらい愚痴ってしまい、そのことがきっかけで大きな問題に発展していく。
文字数 18,661
最終更新日 2021.08.29
登録日 2021.08.11
『一言で分かるあらすじ』
家を追放された主人公と、エルフの少女が国を乗っ取ってぶっ壊して成り上がって新たな世界を創る話
『ちゃんとしたあらすじ』
「落ちこぼれのお前はこの家にふさわしくない。出て行ってしまえ……と言いたいところだが、野垂れ死にされても寝覚めが悪い。明日から使用人として働いてくれないか?」
ある日ノアは、5歳のときに貴族、王族が神からもらえるというスキルをもらえなかったという理由だけで父親から家を追放される……たったの8歳で。もちろん、家を出たら死ぬことを見越してだ。
家から出て暮らすのは無謀に思えたが、貴族社会にうんざりしていたノアは、喜んで家を出ていった。家を出たノアは、異世界から来たのだという不思議な老人に剣術を叩き込まれ、11歳という異例の若さで冒険者になる。
すぐに死ぬと思われたが、ノアは持ち前の気力と賢さですぐに上級冒険者へと登り詰めていった。
ノアが自由を噛み締めて冒険者としての生活を続けていた21歳のある日、絶滅したはずのエルフの少女、セーラに出会う。エルフは、人類が1つしか使えないはずの魔法のスキルを、無限に生み出して作ることができた。侵略されることを恐れた人類は彼らを毒殺したのだ。
セーラは、自分たちを絶滅に追い込んだ貴族社会に復讐したいのだと言う。貧民街の生きるか死ぬかの生活を知ったノアは、歪みきった貴族社会を正し、父に復讐するため協力することを約束する。
ノアが生きていることに気づいた父親は、慌ててノアに戻ってくるように説得するが、もう遅い。ノアは王への道を1歩1歩つめ、世界を変えようとしていた。
これはノアとセーラが、国を乗っ取り新たな世界を創り、人々から絶賛されるまでの物語である。
文字数 11,028
最終更新日 2021.08.28
登録日 2021.08.28
ネラー王国の始祖は異世界から召喚された勇者の一団である。類まれな知性と発想と技術力でこの国は技術立国として世界に名をはせていた。
そしてその技術の一つが、「某巨大掲示板」である。
今日もどこかで誰かがスレを立て、アホな話題に花を咲かせるのだ。
※全文ちゃんねる形式です。罵詈雑言が飛び交いますのでご注意ください。
※小説家になろう様でも掲載中
文字数 45,831
最終更新日 2021.08.28
登録日 2021.08.13
「レオン、お前は有罪だ。反論の余地はない」
突然宣告された有罪判決によって、祓魔師(エクソシスト)のレオンは一方的に国外追放されてしまう。
レオンが追放された先は、ルージュ・デザライト。悪魔族の住処とよばれ、食うか食われるかの弱肉強食の世界だ。
最強の祓魔師レオンは、襲いかかってくる悪魔族を倒し、魔物を食糧にして飢えを凌いでいた。
そこへ美女の上位悪魔、ベリアルがやってくる。縄張りを荒らした償いで、下僕になれと言われ、断ると怒り狂って襲いかかってきた。しかし、あっさり倒してしまう。
すると倒したベリアルから、下僕になるから助けてくれとお願いされる。契約して願いも叶えると言うのでOKしたら、思いきり懐かれてしまう。
これが大魔王への一歩だった。
一方、冤罪によってレオンを追い出した主犯のシュナイクは、レオンが抜けて大きく戦力ダウンし、悪魔族との戦いに苦戦していた。
シュナイクたちはジワジワと没落していくのだった。
最強の祓魔師だけど、どこか抜けてるレオンの無双物語。
文字数 190,153
最終更新日 2021.08.28
登録日 2021.07.31
急に吐き気に包まれた私。
まさかと思い、薬局で妊娠検査薬を買ってきて、自宅のトイレで検査したところ、妊娠していることがわかった。
でも、どこか心から喜べない私・・・ああ、どうしましょう。
文字数 1,403
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
前世の記憶を持つ悪役令嬢、カレリア・イルミリアは婚約破棄された。
だが、カレリアにとってこれほど嬉しい事はなかった。
あとはこっそり隠居でもしようと考えていた矢先、「七大天使」であることが判明した。
ストーリーにはない展開に、振り回されていくカレリア。
はてさて、彼女の行く先は何処?
'21 6/10 話は途中ですが作者に終わり方という素晴らしいものが天から降ってきました。
その結果、特に恋愛要素入れるつもりがないことに気づいたため、急遽ジャンルをファンタジーに変更しました。
文字数 39,013
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.04.24
メイドには仕事の内容で様々な呼び名があるのを御存知だろうか。
その中に“ステップガール”と呼ばれる仕事がある。
主人や客を送り迎えするという、ただそれだけの勤務内容。
聖女という激務が嫌で逃げ出したサラは、その一見楽そうなステップガールに目をつけた。
『前世みたいな過労死なんかもう真っ平だ!今世は楽して生きてやる。そして絶対に天寿を全うしてやるんだから!!』
なのにお客を適当に持て成していたら、それはお忍びで来ていた○○で!?
「そんな大変なことやってられません!」
「もう遅い」
「なんで!?」
「だって○○しただろう?」
「ムキーッ!! 私をハメたわね!?」
さっそく前途多難な彼女に、果たして平和でスローライフな日々はやってくるのか!?
表紙イラスト/ノーコピライトガール様より
文字数 7,280
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.24
私カトリーヌは、周囲が言うには所謂悪役令嬢というものらしいです。
私の実家は新興貴族で、元はただの商家でした。
私が発案し開発した独創的な商品が当たりに当たった結果、国王陛下から子爵の位を賜ったと同時に王子殿下との婚約を打診されました。
この国の第二王子であり、名誉ある王国騎士団を率いる騎士団長ダミアン様が私の婚約者です。
それなのに、先般異世界から召喚してきた聖女麻里《まり》はその立場を利用して、ダミアン様を籠絡しようとしています。
ダミアン様は私の最も愛する方。
麻里を討ち果たし、婚約者の心を自分のものにすることにします。
*初めての読み切り短編です❀.(*´◡`*)❀.
『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも掲載中です。
文字数 2,042
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.24
一部の剣士しかなれない《剣聖》であるアーノルドは、ある日所属していたパーティーのリーダーのやっかみで、追放されてしまう。しかも崖から突き落とされ、事故死を装われてしまうのだった。
海に落ちたアーノルドはすぐに助けられ、ある家で丁重にもてなしを受ける。好奇心旺盛なアリスと、引っ込み思案なソフィアの美少女姉妹が暮らす家だった。
礼をしたいと言うと、アリスとソフィアには、自分たちを冒険者にして欲しいと言われた。ただし、少女が冒険者になるのは修羅の道。ダンジョン内も無法地帯で非常に荒れているため、冒険者になるための試験に合格したら鍛え上げてやると約束した。
アーノルドはソロとして再び活動することを決意。しかし、ダンジョンにはアーノルドがいなくなったことで落ちぶれ、荒れ果てた元パーティーのメンバーがいて。
カイトに再び狙われそうになったアーノルドは……
ちょっとダークな王道ざまぁの話です!
文字数 6,093
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.20
『シャルロット、本日を持ってそなたとの婚約を破棄する!』
突如として、婚約者アレンから婚約破棄を告げられた辺境貴族の令嬢『シャルロット・アストルフィア』。仕方なく引き下がったシャルロットだったが、婚約者であるアレンは、婚約破棄したという事実を消すために、自らの領地へと戻っていたシャルロットを暗殺する計画を企てる。
道中にアレンの雇った族に襲撃されたシャルロット一行の元に現れたのはドラゴン。ドラゴンの登場でパニックが生じた最中、シャルロットは頭を強打し意識を失ってしまう。
意識を失っている最中、シャルロットは前世の記憶を思い出す。彼女は前世で、動物のお医者さんとして働いていたのだ。
目を覚ましたシャルロットは、ドラゴンの国で檻に捕らえられていた。ドラゴンは、一族に蔓延る『呪い』を抑えるために、人間の女性を生け贄に捧げることを目的として、人間の女性をさらっていた。
生け贄にされそうになっていたシャルロットは、ドラゴンの王子『リンドヴルム』から、『呪い』についての話を聞く。そして、それが『呪い』ではなく、病気だと確信したシャルロットは、リンドヴルムにある提案をする。
「いくら生け贄を捧げたところで、『呪い』は解けないわ。無駄よ。それを、私が証明してあげる。もし、私がその『呪い』とやらを解けなかったら、私のこの身、あなたの好きにして貰っていいわ」
文字数 13,748
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.22
部屋の机の引き出しから夫の通帳が出てきたので中を見てみれば、定期的にある口座へとお金が振り込まれていた。
もしや浮気相手の女ではないかと感じ、夫に聞いてみれば…
文字数 1,432
最終更新日 2021.08.20
登録日 2021.08.20
「婚約破棄してくださいませ」
某国の王子アルフレッドは、婚約者の令嬢アレキサンドリアから、突然こんなことを言われた
なぜそんなことを言われるかわからないアルフレッドに、アレキサンドリアはあることを告げる
文字数 13,248
最終更新日 2021.08.20
登録日 2021.07.22
平成最後の日、私の三十歳の誕生日であり命日になった――。
子供を庇ってトラックにひかれた私は、気がつくと三歳の女の子になっていた。異世界の貴族令嬢に生まれ変わったのだと知った。
「今度こそ人生を謳歌してやる!」
そう心に誓った私は父親に疎まれても全く気にしなかったのだが、ある出来事により父親へのざまぁを決意する。
「あなたを破滅させます。お父様」
小説家になろうにも投稿しています。
文字数 258,532
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.04.29
とある伯爵家の長女、シーア・ルフェーブルは、元婚約者のリュカが「シーア嬢を婚約破棄にしてやった!」と友人に自慢げに話しているのを聞いてしまう。しかし、実際のところ、我儘だし気に入らないことがあればすぐに手が出る婚約者にシーアが愛想を尽かして、婚約破棄をするよう仕向けたのだった。
その後リュカは自分の我儘さと傲慢さに首を締められ、婚約破棄を解消して欲しいと迫ってきたが、シーアは本当に自分を愛してくれる人を見つけ、結婚していた。
だから今更もう一度婚約して欲しいなんて、もう遅いのですっ!
文字数 2,972
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.17
「カトリーナ、悪いけど君との婚約は破棄させてもらうよ」
婚約者から告げられた一方的な婚約破棄。おまけに動機は他に運命の女性と出会ったからという明らかな浮気だった。
馬鹿な理論を口にする元・婚約者。こちらを煽るように身勝手なことを言ってくる浮気相手。周囲から向けられる好奇の眼差し。
あまりにも理不尽な状況に、カトリーナの胃はキリキリと痛みを訴えてきて、病弱な身体はとうとう限界を迎えてしまう!?
追い詰めたのはそちら。どうなっても知りませんからね!
文字数 7,285
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.15
妊娠していると感じ、私は産婦人科へと行くことにした。
初めての産婦人科なので、私はとても緊張してしまう。
ロビーに入ると、大きなおなかの妊婦さんや私と同じ初期の妊婦もいた。
文字数 1,399
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
精霊の愛し子。
強大な力を得るその役に選ばれたのは、長年虐げていた少女だった。
掌を返す村人達に、彼女が取った行動は――
※残酷な描写があるのでご注意下さい
文字数 11,801
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.13