小説一覧
「ローズマリー、大変なの!わたくしは悪役令嬢で、あなたはその取り巻き。そして、わたくしたち断罪されてしまうのよ!」
ある日、親友の公爵令嬢リリーにそう言われた侯爵令嬢ローズマリーは、自分達が婚約破棄されたうえに断罪されるゲームの登場人物だと説明される。
婚約破棄はともかく、断罪は家の為にも避けなければ。
そう覚悟を決めたローズマリーだったが、物語のヒロインに見向きもしない婚約者にやたらと甘やかされ、かまわれて、もしかして違う覚悟が必要だったのでは、と首を傾げることになる。
このお話は、自分が悪役令嬢の腰巾着の役どころだと思っていた侯爵令嬢ローズマリーが、自身の婚約者に依ってゲームのストーリーの主人公のような扱いを受ける、溺愛ラブコメです。
小説家になろうに掲載しているもの(100話まで)を、加筆修正しています。
文字数 412,787
最終更新日 2024.01.06
登録日 2023.08.25
2年前に婚約し、婚姻式を終えた夜。
フィファナはドキドキと逸る鼓動を落ち着かせるため、夫婦の寝室で夫を待っていた。
湯上りで温まった体が夜の冷たい空気に冷えて来た頃やってきた夫、ヨードはベッドにぽつりと所在なさげに座り、待っていたフィファナを嫌悪感の籠った瞳で一瞥し呆れたように「まだ起きていたのか」と吐き捨てた。
夫婦になるつもりはないと冷たく告げて寝室を去っていくヨードの後ろ姿を見ながら、フィファナは悲しげに唇を噛み締めたのだった。
文字数 167,154
最終更新日 2024.01.06
登録日 2023.11.06
田舎令嬢エレナは知っていた。
なぜか田舎で、なぜか失恋を続けている男がいることを。
彼の名はアラン。
貴族令嬢に求婚しては玉砕を繰り返していた。
みんな見る目がない。
彼と結婚すれば幸せになれるというのに。
そうして、いよいよわたしの番が回ってきた。
文字数 6,428
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.03
舞台は東日本大震災が起こる少し前の関東地方。
「食べられないんです・・・、どうしても」
東京・赤坂にあるメトロポリタン・ラジオの深夜番組「ロクロ―のミッドナイトコール」の電話相談コーナーに、偏食に悩んでいるというリスナーから電話がかかる。
番組のプロデューサーは系列のメトロポリタン・テレビの社会部で警視庁担当記者だったが、「ある誤報事件」でラジオに飛ばされた小国雄彦。電話の向こうの相手は番組パーソナリティーの六浦ロクロ―をからかうようにクイズを出した。
その答えに、スタジオは凍りつく。
町田市の外れにあるニュータウンでは、一軒の住宅から夫婦が消えた。
「夫婦の姿が見えない。息子さんが、あんな事故にあったばかりだから・・・」という近所の住民の通報で駆けつけた派出所の警察官と不動産管理会社社員が室内で見つけたビデオ。
そこに映っていた家の主人、宮守幸彦は恐ろしい話を語り始める。
横須賀中央警察署の刑事・龍燎太郎は、三浦半島南部地震で自宅が倒壊し、妻を亡くした。
ショックから立ち直れず、カプセルホテルで暮らしている龍が早朝に出勤すると、自分の席に奇妙な老人が座っていた。老人は地震の被災者で、避難所になっている小学校で暮らしているという。避難所では、赤ん坊を含む一家4人が惨殺される事件が起きていた。
老人は龍に「あれ、あたしが犯人なんです」と告げる。
その頃、首都圏では、女性を殺害して首と腕を切断して持ち去るという連続猟奇殺人事件が世間を震撼させていた。
殺害現場に飾られた「神の手を持つ男」と呼ばれる画家が描いた絵。
次々に明らかになる驚愕の事実。
未曽有の恐怖が襲いかかり、
「Z(ゾンビ)」対「N(ぬらりひょん)」対「V(ヴァンパイア)」の決戦が始まる。
文字数 226,015
最終更新日 2024.01.05
登録日 2021.08.16
訳あって全てを捨て、人が住めない魔の森で一人暮らしの鬼人のステレ。
そんなステレが出会ったのは、いろいろ常識外れの謎の男。
「そこの君、俺と勝負しない?」
謎の男に見込まれたことで、死ぬまでただ生きるだけだったステレの日常は、ちょっとだけ変わったのでした。
*初作。拙い文才ですが頑張ってみます。見切り発車なのでどうなるか自分でもさっぱり。設定ゆるゆるなんで大目に見て下さい。
*所々パロネタが出てきますが、作者の習性です。転生キャラとかじゃありません。
*舞台も登場人物も少ないです。壮大とかそういうのとは無縁のちっちゃな物語です。
文字数 552,952
最終更新日 2024.01.05
登録日 2019.09.21
■ストーリー■
ミアは孤児だったが、5歳の頃にある伯爵夫婦に養子としてもらわれ育てられた。
そして月日は流れ、魔法学園に通う年齢になった。
入学式の日に学園の門をくぐった瞬間前世を思い出し、ここが乙女ゲームの世界で自分はヒロインに転生していたことに気付く。
しかし悪役令嬢であるローゼマリーも実は転生者だった。
しかもミアよりもずっと前から前世の記憶を思い出している様で、攻略対象者達は既に全員攻略済み?
おかげでミアは攻略対象者達から敵視され嫌がらせを受けることになってしまう。
面倒ごとを避ける為に偶然知り合った地味な容姿のルーカスを説得して、かりそめの恋人になって欲しいと頼むが…実は彼には秘密があった。
2024.01.05 全30話にて完結しました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!間が大分空いてしまい申し訳ないです。
1話~29話まで修正、加筆してあります。
変な箇所の修正と、少しだけ加筆しました(2024.01.19)
ムーンライトノベルズさんにも掲載中です。
***補足説明***
R18作品です。ご注意ください。
基本的に前戯~本番に※(キスや軽いスキンシップには付けていません)
少しダーク要素があります(吸血行為など)
苦手な方はご注意ください。
悪魔に囚われてしまった聖女の話になります。
文字数 75,332
最終更新日 2024.01.05
登録日 2021.10.31
大学を卒業した後、いわゆるUターン就職してから4年になる。
同居している両親のいいつけで、隣家から垣根を越えてくる枝の始末にかかった俺……生田費人(いくた ちかひと)の前に現れたのは、高校時代に顔見知りだった漫画家志望のオタク中学生、興村紹子(おきむら しょうこ)だった。
彼女との間には、ひとりの女性をめぐる確執がある。
女川績(めかわ つむぎ)。
頭脳明晰、容姿端麗な女子剣道部員。
いつも世界に目を向けていて、誰よりも早く行動を起こす。
そんな彼女が卒業式の答辞も読まずに俺たちの前から姿を消したのは、つらい思い出のひとつだった。
その原因を作った紹子は、俺に追及されるままに績を探し求める。
績はなぜ消えた?
どこに行った?
紹子はその過去を蒲松齢『聊斎志異』めいた物語に変えて過去を語る。
そのうちに俺と紹子の関係も、少しずつ近づいていく……。
(『カクヨム』様との重複掲載です)
文字数 25,394
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.05
家が隣り同士で、生まれた時からの幼馴染みである篠宮御影と早乙女結月は、自他共に認める仲良し幼馴染み⁉ 結月とはあまり仲がいいと思っておらず、いつも結月の我儘に振り回されてばかりいる御影だけれど、少しずつ変化していく環境、変わっていく友人、知らなかった世界を知っていくことで、御影の結月に対する考え方にも変化が起こり始める。
噛み合っていない高校生幼馴染みが繰り広げる、ちょっぴりバイオレンスでサスペンスなラブコメタッチの恋愛ストーリー。
文字数 395,115
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.10.09
高校三年生の結菜は父の離職によって母と兄と3人の家計を支える事になった矢先アルバイトがクビになってしまう。叔母の紹介で家政婦バイトが決まったが、その家は同じクラスの日向の家だと知る。彼は俳優業をしながら妹と2人暮らしで学校には変装して通っていた。結菜が同じクラスの杏にパシられてる事を知ってる日向は、自分の気持ちを隠して変わろうとしない結菜の一本結びの髪をバッサリ切り落として変わるきっかけを与える。
※こちらの作品は、エブリスタ、野いちご、ベリーズカフェ、魔法のiらんど、ノベマ!、小説家になろうにも掲載してます。
文字数 135,512
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.12.28
非行を繰り返し少年院に入った秋月 奏多(あきづき かなた)は、院内で18歳の誕生日を迎えることになった。
誕生日なんかどうでもいい…。
そう思っていたら、看守から告げられた。
『院内で18歳を迎えた少年の、成人式を行う。』
その成人式とは、奉仕の精神を学ぶための矯正教育で、少年院の運営費用を援助してくれるスポンサー達へ、非行少年達が性的に奉仕するという内容だった…。
秋月 奏多(あきづき かなた)18歳
子育てに無関心な母親に育てられた。
度重なる非行により母親が養育を拒否したため、少年院送りとなる。
四菱 亜蓮(よつびし あれん)
スポンサー。日本を代表する財閥の有力者で、近寄り難い程の美貌の持ち主。立場上、少年院や刑務所のスポンサー行事に顔は出すもののサービスを受けたことはなかったが、奏多のことを気に入る。
阿久津 馨(あくつ かおる)
スポンサー。中性的な美貌の高名な精神科医。日頃から非行少年の更生に尽力しており、根が純情で更生の可能性が高い奏多のことを気に入る。
*おちゃらけ&とんでも設定なので、心の広い方向けです。
文字数 12,737
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.05
湖の民であり辺境伯子息であるミュウには前世の記憶があった。
ある日、父からもたらされた縁談をきっかけにここがとあるファンタジー小説の世界だと気づく。
ミュウはプロローグにしか登場しない名も知らされない役。
「そっか、あの話はこんな世界だったんだ」
前世の記憶があったとしても、名も無き役だったとしてもミュウはミュウらしく生きていきます!
※ご都合主義な部分が多々あります
※田舎訛りということで主に『関西方面の言葉』を使用していますが、訛りがあっても意味が通りやすいという意味合いで用いてますので『関西方面=田舎』だとは全く思っていません
文字数 120,530
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.10.22
東京の芸術大学の大学院声楽専攻科に合格した片山三喜雄は、初めて故郷の北海道から出て、東京に引っ越して来た。
高校生の頃からつき合いのある塚山天音を筆頭に、ちょっと癖のある音楽家の卵たちとの学生生活が始まる……。
魅力的な声を持つバリトン歌手と、彼の周りの音楽男子大学院生たちの、たまに距離感がおかしいあれこれを描いた連作短編(中編もあり)。音楽もてんこ盛りです。
☆表紙はtwnkiさま https://coconala.com/users/4287942 にお願いしました!
BLというよりは、ブロマンスに近いです(ラブシーン皆無です)。登場人物のほとんどが自覚としては異性愛者なので、女性との関係を匂わせる描写があります。
大学・大学院は実在します(舞台が2013年のため、一部過去の学部名を使っています)が、物語はフィクションであり、各学校と登場人物は何ら関係ございません。また、筆者は音楽系の大学・大学院卒ではありませんので、事実とかけ離れた表現もあると思います。
高校生の三喜雄の物語『あいみるのときはなかろう』もよろしければどうぞ。もちろん、お読みでなくても楽しんでいただけます。
文字数 119,830
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.10.17
葦原瀬奈は、ある日目覚めてしまった。
非常に優秀で無比の才を持つ自分の人生はどうしてこうも上手く行かないのか。
その答えは、階級社会の裏に潜んだ巨大組織による陰謀。全ては仕組まれた者である。
そう思って啓蒙活動に勤しんだが、世界はそう簡単に覆せない。
だが、異世界はそうでなかった。
転移してしまった異世界は平和で理知的で自分のことを認めてくれる。ここにいれば陰謀に阻まれることもなく、自由で華々しい人生を送ることができる。
歓喜に満ちた生活を送っていたセナの元に現れた仮面の少女。
彼女が語ったのは、異世界に渦巻く膨大な陰謀の話であった。
どこの世界も変わらない。くだらない陰謀は全て覆さなければ。
※他サイトへの併載あり
文字数 16,693
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.03
――世界は異能に包まれている。
誰もが生まれながらにして固有の異能《アビリティ》を持っている。だから、自己紹介、履歴書、面接、合コンetc、どんな場面でも異能を聞くのは話の定番ネタの一つ。しかし、『佐倉綴(さくらつづる)』は唯一能力を持たずに生を受けており、この話題の時いつも肩身の狭い思いをしていた。
そんな彼の行き着いた先は『語部市中央図書館』。
そこは人が息づきながらも静寂に包まれた綴にとって最高の世界だった。そして、そこの司書『書院紡子(しょいんつむぐこ)』に恋をしてしまう。
書院紡子はあまりの読書好きから司書を職業に選んだ。いつも本に囲まれ、いつもでも本に触れられ、こっそり読書に邁進できる司書は彼女の天職であった。しかし、彼女には綴とは真逆の悩みがあった。それは彼女の異能が読書にとってとても邪魔だったからである。
そんな紡子さんの異能とは……
異能を持たずにコンプレックスを抱く綴と異能のせいで気がねなく読書ができない紡子が出会う時、物語が本の中で動き出す!
文字数 29,291
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.12.29
僕の名前は渦森(ウズモリ)カズミ。
私立男子高校の一年生だ。
ある日、崖から落ちた僕はあきらかに日本じゃない知らない街で目を覚ました。
ここは地球ですらないのかもしれない。
だって、人間以外の種族が当たり前のように人間と同じ街で暮らしているから。
それに、魔法みたいな不思議な力も普通に使われているみたいだし。
そんな世界で、僕は出会ってしまったんだ。
気高く美しく、そしてちょっとこわい、牙のある彼女に。
僕は次第に彼女のことが気になりはじめたんだけど、
でも、彼女は僕のことをどう想っているのかな?
それに、彼女には実はあぶない裏の仕事があるみたいだ…。
異種族異世界ファンタジーをお楽しみください(=^x^=)
無事完結しました!
ありがとうございました!
文字数 70,003
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.08.07
都内の公立高校に通う牧原聡と鈴木真央の関係は、秘密の恋人。男同士であるが故に隠さなければならないが、互いへの想いは日に日に増していく。好きなのに公に言えない、そんな想いを抱えながらも、彼らは日々を過ごしている。
これはそんな二人の日常の物語。
【不定期更新】
※一部の話に性的描写や表現が含まれています。
(該当するお話にはタイトル前に『*』を付けています)
※話の都合上、女子との絡みがあります。苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズさんでも公開しています。
文字数 32,002
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.08.31
騎士「クッ!殺せ!」
盛られていた騎士が闇落ちする話。
文字数 1,068
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.05
日本、いや世界で人気を誇るホロボロイドバトル。
プロプレイヤーや配信者、さまざまなコンテンツ展開もされて今やプレイした事がない人はいないと言われるほどである。
アプリケーションや実際にホロットを利用したバトルなど見ない機会がない。
そんななか主人公根尾兎乃は両親がロボットのせいで亡くなったという理由から祖父母にホロボロイドバトルに関わるほぼ全てのことを禁じられていた。
文字数 12,479
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.07.20
少年記者、富士進一郎はオトコの子のための高収入求人マガジン、『Weekly Willy Work』で働いている。
そんな『WWW』の関係者であるオトコの子/娘たちの多く在籍する「私立晶瑞学園」の臨海学校に同行することになったが――。
(「プロローグ」は前フリなのでエロなしです)
この作品は「ファンティア」、「ノクターンノベルズ」などにも掲載しています。
文字数 31,473
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.12.16
ある日、最近流行りの異世界転生したが
私は何もせず静かに生きて行ければいい
それなのに、、、
私が転生した先はどうやら恋愛小説のヒロインだったらしい
文字数 3,628
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.03
新皇帝の即位、それは妃狩りの始まりーー
庶民がそれを逃れるすべなど、さっさと結婚してしまう以外なく、出遅れた少女は後宮で下っ端妃として過ごすことになる。
そんな鈍臭い妃の一人たる私は、偶然後宮から逃げ出す手がかりを発見する。その手がかりは府庫にあるらしいと知って、調べること数日。脱走用と思われる地図を発見した。
しかし、気が緩んだのか、年下の少女に見つかってしまう。そして、少女を見張るために共に過ごすことになったのだが、この少女、何か隠し事があるようで……
文字数 9,151
最終更新日 2024.01.05
登録日 2022.12.31
文字数 2,152
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.05
渋谷宇田川町の一画、路地裏の通りに5坪ほどの小さなバーを偶然見つけたフリーライターの田村淳二。バー・アンバーと入口の扉の上にレタリング文字で記されただけの、何のデコレイトもされていない殺風景な店構え。正面にも側面にも窓ひとつない。廃店したバー?とも見える。『アンバー?イエローアンバーか。絵描きが肌色に使う一番自然な色だな。ふん、なんか面白いな…』などと心中でモノローグし、同時に『しかしこんな殺風景な店じゃあ、さぞや生活苦の滲んだ年増のママが待ち受けていることだろうさ。ふふ、ま、それもいいけどな…』とも独白するのだった。しかしそこへ開店のために表れた女はファッションセンスのある、存外に若い女で、のみならず摩訶不思議としか云いいようのない表情を浮かべた、実にイイ女である。開錠したドアを開けてふり向いた女はこのあと田村に〝魔法〟をかけ…アンバーな世界へと彼を誘うのだった。アンバーな世界とは自然?それとも原点…?以降お楽しみください。
文字数 83,972
最終更新日 2024.01.05
登録日 2020.10.25
ゲームの世界に転生したら、魔法が使える世界でーー。
文字数 1,192
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.05