大学院生小説一覧
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〈恋愛に億劫なワケありアルファ×アルファ嫌いのハイスペオメガ〉
ある日、平凡な大学生・陽一は、サークルの呑み会で、運命的な出会いを果たす。その相手は、冷酷で神秘的な雰囲気を持つ大学院生モデル・澄也だった。陽一は自分のアルファという性別が持つ特性に戸惑いを感じ、恋愛に対しても消極的だった。
陽一は澄也の存在に引き寄せられ、思わず彼に話しかける。陽一は澄也に惹かれるも、澄也は一向に陽一に心を開こうとしない。
陽一は、自分自身の感情に向き合うこと、アルファとしての本能や責任に向き合うことの難しさに悩む。雅人の過去が明らかになり、陽一は彼を支えようと奮闘する。しかし、社会の圧力や自身の本能が二人の間に立ちはだかる中、果たして彼らは真の愛を見つけることができるのか?
月明かりの下で織りなされる、切なくも美しい恋の物語。
文字数 8,175
最終更新日 2024.11.17
登録日 2024.11.09
芸術大学の大学院で音楽を学ぶ三喜雄(みきお)は、声楽専攻科の杉本(すぎもと)教授から突如呼び出されて、他の音楽大学の辻井(つじい)教授の研究を手伝うよう命じられる。辻井は音楽教育と音楽療法の研究をしており、三喜雄が依頼されたのは、老人ホームのクリスマスコンサートで歌うことだった。三喜雄は新曲への興味から、演奏時間10分の「恋するくじら」を、2ヶ月半で仕上げることを了承する。
初練習の日、三喜雄は共演者である篠原(しのはら)が、高校時代に懇意にしていた後輩・高崎(たかさき)に似ていることに驚き、軽く動揺する。篠原は美声の持ち主だがその歌にはやる気が見えず、頭に来た三喜雄は、歌が終わるなり篠原と衝突してしまう。しかしその翌週、篠原は謝罪してきて、三喜雄もあらためて一緒に曲を仕上げていく気になる。
練習を進めるうち、三喜雄はこの歌が、高崎に絡む高校時代の悔やまれる思い出を呼び起こすことに戸惑う。一方篠原も、この歌を歌いたくないと最初に言ったのは、曲が自分に合わないこと以外の理由があるらしくーー。
『あいみるのときはなかろう』『彼はオタサーの姫』のバリトン歌手・片山三喜雄の、大学院1年目のアナザーストーリー。BL要素はありません。両作品未読でも、お楽しみいただけます。両作品のキャラがチラ登場するので、読了してくださっているかたにはちょっと楽しいかもしれません。
文字数 52,005
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.04.24
東京の芸術大学の大学院声楽専攻科に合格した片山三喜雄は、初めて故郷の北海道から出て、東京に引っ越して来た。
高校生の頃からつき合いのある塚山天音を筆頭に、ちょっと癖のある音楽家の卵たちとの学生生活が始まる……。
魅力的な声を持つバリトン歌手と、彼の周りの音楽男子大学院生たちの、たまに距離感がおかしいあれこれを描いた連作短編(中編もあり)。音楽もてんこ盛りです。
☆表紙はtwnkiさま https://coconala.com/users/4287942 にお願いしました!
BLというよりは、ブロマンスに近いです(ラブシーン皆無です)。登場人物のほとんどが自覚としては異性愛者なので、女性との関係を匂わせる描写があります。
大学・大学院は実在します(舞台が2013年のため、一部過去の学部名を使っています)が、物語はフィクションであり、各学校と登場人物は何ら関係ございません。また、筆者は音楽系の大学・大学院卒ではありませんので、事実とかけ離れた表現もあると思います。
高校生の三喜雄の物語『あいみるのときはなかろう』もよろしければどうぞ。もちろん、お読みでなくても楽しんでいただけます。
文字数 119,830
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.10.17
自転車が好きな女子大生と、火星が好きな大学院生のお話です。
この作品は「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 5,609
最終更新日 2021.03.08
登録日 2021.03.07
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