ファンタジー小説一覧

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ファンタジー 連載中 長編 R18
 異世界に召喚される寸前に何者かにより召喚媒体をすり替えられてしまったため、主人公は聖王ではなく性王のジョブを持って召喚されてしまう。  使える魔法は水魔法はローション、炎魔法はロウソク、そして召喚獣は三角木馬・・・  「下品」「要らない」「不潔」と婚約破棄された上で、あえなく追放される。しかし主人公を拾ったのは風俗が合法の風俗国家の姫君だった。  現代の知識を用い、破綻寸前の風俗国家を再建していく主人公。中世の世界にはない新たなファッションを広げたり、性王の実力行使(♥)で娼館のギャル嬢達を屈服させて、現代の性奉仕のサービスを娼館で行わせたりする。  なお主人公のレベルアップ方法はヒロイン達(側室メイド)との♥。♥すればするほど、主人公はどんどん強くなり、王国は豊かになる。  だが豊かになった女ばかりの国を、列強が許すわけもなく、戦いの火ぶたはついに切られる。  持ち前の発想力と応用力と狡猾さをフル活用し、風俗魔法を軍事転用して無双する主人公。  しだいに覇道に目覚めていく主人公は、非情な帝王の道を歩み始める。だが彼の元にはその道を正してくれる女神の様なヒロインが常に側にいて── 初のエロ作品です。どこまで続けるかは未定ですが、好評であれば、長く書き続けようかと思います。作者の励みになりますので、感想、ブックマーク、高評価、宜しくお願いします。 *エロありです(多めにします) *メインヒロインは主人公とだけ×××します。 *サブヒロインのネトリあり(主人公がジャンジャン寝取る) *コメディ重視だけど、意外に堅実 *なろうノクターンにても掲載中 *タイトルの「♡」は微エロ。「♥」はエロ回です
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 8,921 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.29
地震、津波、台風、飢餓、疫病、環境問題、他国からの侵略などの天災に苦しめられる森羅万象たち。 地球のあらゆる問題を解決すべく、研究を重ねる研究者であった主人公は、同僚の事故に見せかけた殺害により、研究成果を奪われてしまう。消えゆく意識の中で願ったのは世界の平和ただ一つ。 再び目が覚めるとなんと世界の滅亡を目論む魔王に転生していた!?世界平和を渇望する中で導かれる本当の平和とは 現実世界とリンクした深みがあるストーリー
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 19,980 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.11.10
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BL 完結 長編 R18
小さい頃から狩人として父親に鍛えられてきた主人公。その甲斐あって同郷の同年代に比べてしっかりしていたが、ところが狩人という生業のせいか心なしか同年代から遠巻きにされているような……しっかりと交流してくれているのは幼馴染二人。 一方で常に周りに囲まれている村一番の三歳年下の美少年。自分とは正反対で今後関わることはないだろうなと思いながら狩人としての日々を過ごす中で、変化が訪れる。
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小説 21,368 位 / 192,950件 BL 5,815 位 / 25,516件
文字数 98,145 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.10.30
はるか昔、世界には2つの星が存在していた。 1つは、『自由の民』が暮らす星、ガイア。 そしてもう1つが、『魔法の民』が暮らす星、バベル。 ガイアに暮らす人々は、自らの星の繁栄のため、バベルにて“人工生命”である『アニムス』の開発と生産を、数100年にも渡って行ってきた。 「人の手で造られしモノ」、——通称“ゲノム”。 彼らは制限付きの生命を宿され、その活動期間が終わるまで、人々が生きていくための資源の製造とエネルギーの供給を強いられていた。 ガイアにはかつて、「アダム(魔神族)」と呼ばれる種族が住んでいた。 彼らは魔法が使え、人間よりも遥かに優れた知能と生命力を持っていた。 しかしガイア内で生じた内部抗争の末、星の住民は二分化、分裂してしまう。 ガイアを統治していた魔神族の始祖、——プロメテウスは、星の持つ生命が将来的に枯渇することを恐れ、未開の地である「バベル」への移住を企てていた。 しかしバベルには、太古の昔に誓約を交わした「イヴ(女神族)」が住んでいたことで知られていた。 誓約を破れば、約束された「悠久の平和」が失われる。 地上は災害に見舞われ、混沌と化す未来が訪れる。 古来より言い伝えられていた「禁忌」に触れることを恐れた一部の魔神族たちは、“バベル派”と呼ばれ、プロメテウスへの反旗を翻した。 女神族と手を組み、ガイアの王国とその壊滅を目論んだのだ。 それは、『最後の審判』と呼ばれた。 人間という種族が生まれたのは、それから数世紀が経った頃のことだ。 荒廃したガイアの大地には植物が実り、灰色の雲で覆われていた空には広大な青が広がるようになった。 戦争によって、女神族もまた滅亡の一途を辿ったのだった。 世界の平和を望んだ、ある魔神族との「約束」を残して。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 895 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.24
遥か昔。月と星々が竜たちを生み、竜たちが人の生きる世界を創った。そして現在も、運が良ければ空を往く竜に逢える。そんな世界にラピスは生まれた。 心身共に愛らしい、何不自由ないお坊ちゃまだったラピス。 なのに気づけば天涯孤独。継母たちに家を乗っ取られ、しかし本人はイマイチ虐げられている自覚がない。おっとり構えていたら、危うく過酷な職場に売られそうに! けれど、『竜のお導き』か。 ある夜出会った「大魔法使い」なる(見た目は)美青年に、竜と交流する才能を見出され、弟子入りへ。美味しいものを食べたり、楽しく遊んだりする授業を受けて、幸せ弟子生活を満喫していたら、事態急変。いきなり「世界を救う旅」に出ることになった。 世界は大変な状況。でもどこまでもおっとりマイペースなラピス少年と、こじらせ師匠が隙あらばイチャつく、ほっこりドラゴンファンタジー。 ☆感想欄は基本的にネタバレチェックを入れておりません。ご留意ください。
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小説 8,972 位 / 192,950件 ファンタジー 1,512 位 / 44,388件
文字数 436,279 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.10.17
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ミステリー 連載中 長編 R15
「隠し事のある探偵」×「記憶喪失の喫茶店マスター」×「忘れられた怪異の少女」による、"美珠町の怪異"に迫るホラー・ミステリー! 舞台はC部N県美珠町は人口一万人程度の田舎町 僕こと"すいか"は”静寂潮”という探偵に山の中で倒れているところを助けられた。 自分が”喫茶まほろば”のマスターだったこと、名前が”すいか”であること、コーヒーは水色のマグに入れること……と次々と脳内で少女の声が響き、”認識”が与えられるが、それを知るまでの”記憶”が抜け落ちていた。 部屋に残された「記憶を食べる代わりに願いを叶える怪異、みたま様」のスクラップブックを見つけてしまう。 現状を掴めないまま眠りにつくと、夢の中で「自分そっくりの顔を持つ天使の少女、みたま様」に出会い…… 「あなたが記憶を思い出せないのは、この世界で”みたま様”が忘れられてしまったから」 忘れられた怪異の行方を追うため、すいかは喫茶オーナー兼駆け出し探偵助手となり、探偵静寂潮と共に、この町に隠された謎と、自分の記憶に隠された秘密を暴くため動き出す。 ___例え、その先にどんな真実があろうとも ◇◇◇ こちらの作品は書き手がBLを好んでいるためそういった表現は意識していませんが、一部BLのように受け取れる可能性があります。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ミステリー 4,278 位 / 4,278件
文字数 49,740 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.17
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恋愛 完結 短編
「――剣は、やめろ」 目の前の少女の唐突な発言に、アルスランは思わず眉をひそめた。 目の前にいるのは十二歳にして王国一の騎士から最年少で宝剣を授かった少女だ。同年代の少女と比べても小柄だが、その身に秘めた力はそこらの騎士をはるかに凌駕する。 アルスランが忠誠を誓った王の娘であり、この王国の正当な後継者でもある少女だった。 「何を急に……?」 アルスランは戸惑いながら聞き返した。 先ほどから剣の鍛錬をしていたので、それを見ていた少女が急に止めたことに疑問を覚えたのだ。 「だから、剣をやめろと言ったんだ」 「……それは命令でしょうか?」 「違う」 アルスランの言葉に少女は首を振った。だが、その表情にははっきりとした意志が込められていた。 命令ではないとしたら、それは何を意味するのか。 「……理由をお聞かせ頂いてもよろしいでしょうか?」 「そんなものは決まっているだろう」 アルスランが尋ねると、少女は力強く答えた。 「私がお前を鍛えるからだよ」 その発言に、アルスランは目を見開いた。それからゆっくりと首を振り、少女に対して笑顔を見せる。 「……いくら殿下と言えど、それは無理です。剣の鍛錬をやめろと言われてやめられるはずがありません」 冗談めかして言うと、少女が不満そうな表情を浮かべる。 「私は本気だ」 「本気なのは十分伝わっておりますよ」 アルスランは苦笑しながら言うと、剣を鞘にしまった。 「ですが、私の剣は殿下をお守りする為のものです。いくら殿下でも、それは譲れません」 そう伝えると、少女は眉根を寄せた。どこか寂しそうな表情を浮かべながら口を開く。 「それは分かっているが……しかしな……」 そのまま黙り込んでしまう少女を見て、アルスランは困ったように笑った。そして少女に向かって優しく話しかける。 「殿下、ご心配なさらずとも大丈夫です」 「……アルスラン?」 少女は不思議そうな顔をしながら彼を見た。彼は穏やかな笑みを浮かべながら続ける。 「殿下が私に剣を捨てろと仰るなら、私は喜んで捨てましょう。ですが、私が剣を捨てるのはあくまで『守るべきものがある時』です」 少女はじっとアルスランを見つめ、彼の言葉を聞いていた。そして静かに口を開いた。 「……そうか。それならいい」 少女のその答えに、アルスランは思わず安堵の息を漏らした。 「ありがとうございます、殿下」 アルスランが礼を言うと、少女は小さく頷いて踵を返した。そのまま歩き出す少女の背中に向かって声をかける。 「殿下?」 「……剣は好きか?」 少女が振り返って尋ねる。彼は微笑んだまま答えた。 「ええ、もちろんです」 その言葉を聞いて、少女は再び歩き出した。そのまま足を進めていくと、城の出入り口の前で立ち止まった。彼女は振り向くと、少しだけ寂しそうな表情を浮かべながら言った。 「……私も好きだぞ」
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小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 1,328 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.29
6688
恋愛 完結 短編
 その日の晩のこと,悪役令嬢の私は,王太子殿下との婚約を一方的に破棄された。 「なあ,キャロライン」 婚約を破棄されたことに絶望して憔悴している私に,殿下は話しかけた。 「俺はおまえが好きだと思ったから婚約したんだ」 えっ? いきなり何を言い出すんですか? 「おまえは決して悪い娘ではないと思う」 何かイヤな予感がするんですけど……。 「でも……性格が悪すぎる!! こんなのと一生暮らさなきゃいけないかと思うと,とてもやっていけない!」 「私だって,あなたみたいな暴力男とは一緒にいたくありませんわ!」 「なんだとう! こっちが下手に出てやったら図に乗りやがって!! お前なんかこっちから願い下げだ! もう2度と王宮に顔を出すな!!」 私は悪役令嬢らしく,ヒステリックに叫んでやった。 「ああ,出てってやるさ! こんな性格ブスと婚約してやってるなんて,俺の一生最大の汚点だ! もう金輪際俺に近づくな!」 殿下は捨て台詞を吐いて去っていった。 ああ……これでようやく私も婚約破棄された娘の仲間入り。でもすっきりしたわ。あんな奴の嫁にならずに済んだんだから。 そして私はさっさと王都に帰って行った。もうこんなところに用はないからね。 でも私ったらうっかりしてたわあ。悪役令嬢らしくって,婚約者を罵る時って,たいてい婚約破棄までさせるってこと,すっかり忘れてた。 まあ仕方ないか。こういう性格なんだから。 でもこれからどうしよう? もう悪役令嬢失格な私なんて誰も嫁にもらってくれないわよね……。 そうだわ! ダメ元で王太子殿下のところに行ってみよう! そう決心すると,私は早速王宮に向かった。そして門番に尋ねた。 「あのう……王太子殿下はお元気ですか?」 もう私の存在など忘れられているはずと思いつつ,私はダメ元で聞いてみた。すると門番は「もちろんです!」と答えた。 よかったあ! 忘れられていなかったのね! 私はほっとして門番に尋ねた。 「王太子殿下は今も私の手紙を大事に持っていてくださいますか?」 門番は言った。 「もちろんでございます」 えっ!? もう忘れずに持っていてくれているの? 私ってマジで愛されてるじゃないの!! 感動したわ……そしてますます殿下が好きになったわ。 ああ,早くこの気持ちを伝えたい!! そんな訳で,私は早速王宮に上がり,王太子殿下の執務室に向かった。 「やあ……久しぶりだな」 「はい……」 殿下は私の顔を見ると嬉しそうに微笑んでくれた。私は嬉しさのあまり胸がきゅんとなった。もうすっかり虜になっているのだ。 「さて……今日は何の用かな?」 「あの……実はお願いがあるのです」 私がそう言うと,殿下は興味深そうに聞いてきた。 「どんなことかな?」 「実は……婚約破棄されてしまったので……」
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小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 1,461 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.29
虹の橋の袂で飼い主の天寿全うを待ちながら、のんびり自由に暮らすモフモフ達。 そこへ一人の神がやってきた。 話を聞くと、創造神である兄が人間界のゲーム、マ○クラに夢中になり引きこもり、自分の役割を放棄しているのだと言う。 そのせいで人間界と魔界の均衡が崩れ、魔物が人間界で好き勝手に悪さをしていく。 荒れ始めたこの世界を救うため、力を貸して欲しいと頼まれる。 創造神ゼウスの職務放棄、引きこもりをモフモフ達は解決出来るのか?! ※出典 虹の橋 天国のすこし手前に 「虹の橋」と呼ばれる場所があります。 動物たちは旅立った後、 この虹の橋へ行くのです。 虹の橋のたもとには、緑が広がっていて、 ごはんもお水もたっぷりあります。 そこではケガや病気も治り、 元気な姿を取り戻して 優しいお日様の光の中で、温かく心地よく たくさんの仲間たちと楽しく遊んでいます。 あなたたちは、虹の橋で再会を果たします。 それから、あなたたちは 一緒に虹の橋を渡って天国へ行きます。 プロローグ等の舞台となっている虹の橋の袂とは、作者不明の詩【虹の橋】からイメージしたものです。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 25,654 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.09.03
ヒトとあやかしが共存するようになって千年──。妖狐の少女「凛」は、あやかしの居住区【宵月町】で平穏に暮らしていた。しかし、この頃よく【治安保全管理局】の職員「暁月」が訪れるようになって、なんだか心が落ち着かない。そんな日々を過ごしていたある日、暁月の部下に「ある事件の容疑がかけられている」と告げられてしまい、凛は動揺するけれど……。 妖狐の少女とあやかしを管理する青年のお話です。
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小説 192,950 位 / 192,950件 キャラ文芸 4,383 位 / 4,383件
文字数 34,609 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.11.08
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恋愛 完結 短編
「……つ、疲れた……」 寮に戻ってきたわたしは、部屋に戻って早々ベッドへと倒れ込んだ。 入学式初日からあんなことがあったせいで、精神的な疲れがどっと出た気がする。 いやまあ入学式の挨拶はわたしがやるって決めたんだし?カイルにも『ヴィーカにやらせろ』と頼まれたけど、わたしがやるって決めたから別にいいけど。 ……でも、明日以降の挨拶は誰かに代わってもらったほうがいいかな……。 「いやでも初日の挨拶もあの有様だし、他の上級生にはわたしが目をつけられてるかもしれないんだよね」 わたしはガブリエラ=フェルラルドで、ヴィーカはアルトゥール=ゲゼルということになっているのだから。 そんな立場にある人間が入学式初日に新入生代表挨拶をすっぽかして、なおかつ生徒会長からの挨拶を断るという暴挙をやらかしたとなれば、そりゃあ嫌でも悪目立ちするよね。 「まあいいけど……寝よう」 考え事しているうちに眠くなってきたので、わたしは制服から着替えることもなくそのまま寝ることにした。 さっさと寝て頭をすっきりさせたほうが良い気がするし! * * (……うーん) 翌朝。 目を覚ましたわたしが最初に感じたのは違和感だった。 (身体が痛い……?) このベッドは最高級の品質を誇る学園の備品なのだが、寝心地には定評のある高級品だ。 なのに……妙に身体の節々が痛む気がする。 これはどういうことかと思いながら身体を起こすと、制服のまま寝ていたことに気付いた。 (……制服のまま寝てたのっていつぶり?) 慣れない学園生活で疲れていたのだろうか。 わたしは普段、寝間着に着替えてからベッドに入るし、学園では生徒会役員としての仕事もあるから、こんな格好で寝ることはほとんどないのだが……まあたまにはこんなこともあるだろう。たぶん。 とりあえず、眠気を覚ますためにも顔を洗うことにした。 (……え、ちょっと待って) 洗面所に向かうわたしの足が止まる。 鏡に映ったわたしの顔は……目の周りが真っ黒だった。 (なにこれ!?なんで真っ黒なの!?) 慌てて手鏡を出して確認すれば、黒いのは目元だけじゃない。ついでに言えば顔色も悪かった。そういえばどことなく唇の血色が悪い気もするし、昨日よりも輪郭がシャープになっている気がする! なんで!? 「……っ!?」 呆然と立ち尽くしていたわたしは、急に襲ってきた眩暈に思わず壁に手をついた。 (なんだこれ、身体が……だるい……!) これはどう考えても発熱している。 保健室に行けば解熱剤がもらえるだろうが、入学式の後は在校生から新入生に向けての説明があるはずだ。体調不良を理由に休むわけにはいかない。 (こんなときのための万能解熱薬じゃないの……!?) いやまあ万能は言いすぎかもしれないけど、それでも大抵の病気や不調には効くはずなのに!なんで今朝に限って効いてないの!?
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小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 1,273 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.29
6692
恋愛 完結 短編
エリーナ公爵令嬢は、幼い頃に決められた婚約者であるアルベルト王子殿下と仲睦まじく過ごしていた。 だが、学園へ通うようになるとアルベルト王子に一人の令嬢が近づくようになる。 アルベルト王子を誑し込もうとする令嬢と、そんな令嬢を許すアルベルト王子にエリーナは自分の心が離れていくのを感じた。 だがエリーナは既に次期王妃の座が確約している状態。 今更婚約を解消することなど出来るはずもなく、そんなエリーナは女に現を抜かすアルベルト王子の代わりに帝王学を学び始める。 そんなエリーナの前に一人の男性が現れた。 そんな感じのお話です。
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小説 11,923 位 / 192,950件 恋愛 5,586 位 / 58,187件
文字数 43,029 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.27
6693
恋愛 完結 短編
幼い頃に母を亡くした少女・トワは、父親のメイソン伯爵に引き取られるが、妾の子として冷遇される。屋敷の隅の離れに追いやられ、母親の形見の高台と絹糸で組紐を作って過ごすことになる。 夜になると離れに少年・セオドアが忍び込んでくる。小さい頃からセオドアはトワの組紐作りを眺めたり、おしゃべりをしたり、一緒に桜を見たりすることが大好き。 やがてトワが年頃になると、国王の後宮入りの話が持ち上がり──。 ※他サイトにも掲載しています。 ※表紙絵はあっきコタロウさんに描いていただきました。
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小説 34,588 位 / 192,950件 恋愛 15,293 位 / 58,187件
文字数 10,357 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.28
 勇者アトラス・ヴァンガードは、魔王を倒した。  帝国へ帰還するが理不尽な理由で追放される。  世界を救ったはずの勇者は、帝国を追い出された。その先で魔王の残骸と出会う。なぜかメイドの姿となった魔王を拾い、新たな旅に出る。  勇者を引退し、難攻不落のダンジョン攻略へ。  やがて“ある事情”で帝国が傾くと戻ってこいとお達しが。  しかし、勇者はもう引退済み。  大切な仲間と共にスローライフを送る。
24h.ポイント 0pt
小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 9,716 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.24
魔法都市フィラディノートには世界一の大賢者、ミモリ・クリングルが住んでいる。彼女は慈善活動として年に二回、世界中の子供達におもちゃを配っている。ミモリの弟子のひとりである女性、ティッサは子供達に贈る「魔法で自由に動くおもちゃ」を作る魔法使いであり、自身もおもちゃを販売する店を経営する。しかし、クリスマスに無償で配られるおもちゃは子供達に喜ばれても、お店のおもちゃはなかなか思うように売れてくれない。 「トイトイ」はティッサの作ったおもちゃの中で最高傑作であり、人生を共にする親友でもある。時に悩むティッサを見守って、支え続けている。 創作に悩む作者へ、作品の方から愛と感謝を伝えます。「あなたが作ってくれたぼくは、この世界で最高の作品なんだ」
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小説 192,950 位 / 192,950件 児童書・童話 3,650 位 / 3,650件
文字数 20,288 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.24
中世ヨーロッパ風の世界に生まれ変わり、自堕落な生活を送っていた悪役令嬢が、17歳の誕生日に前世の記憶を取り戻す。彼女は前世での死後、好きだった乙女ゲームの世界に転生しており、しかも処刑寸前の悪役令嬢としての運命が待っていることを知る。しかし、彼女は死にたくないと思い立ち、自分が生き残る唯一の可能性となる悪役令嬢ルートを選び、前世のメモリーを駆使して新たな人生に挑む。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 1,287 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.29
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恋愛 完結 短編 R15
   「タイラー様っ!数年前からお慕いしておりました!」  「……申し訳ない。どこかで会ったことがあるでしょうか?」  あぁ、やっぱり覚えてないか……まぁ、当然かなぁ。  かつて魔物に村が襲われ、瓦礫のしたで息も絶え絶えだったシエナを見つけて助けてくれた騎士タイラー。  いつか恩返しすべくお師匠さまのもとで修行に励み、タイラー様が辺境に出向予定と知り自分の使える言霊魔法をこっそり掛け、予備のお守りまで渡せたことで満足し日々の生活へ戻った。  半年後、予定より早くタイラー様が戻ったと知り自分の魔法が役目を果たしたとホットしていたが……あれ?遠くで幸せを祈るはずがなんでここに?
24h.ポイント 7pt
小説 34,588 位 / 192,950件 恋愛 15,293 位 / 58,187件
文字数 7,515 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.28
チビで弱くて痩せ男の「孝志」と、デカくて、威圧感たっぷりで、無表情な女「アイちゃん」。ある日を境に急接近していく二人。そんな二人の不思議な関係は、どうなっていく? なかなか執筆が大変なので、焦らず進めていきます!お気に入り登録して貰えたら、もっと頑張ります!
24h.ポイント 0pt
小説 192,950 位 / 192,950件 キャラ文芸 4,383 位 / 4,383件
文字数 7,909 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.21
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恋愛 完結 短編
私は理解できずに頭が真っ白になってたいた。 「お父様、もうこれ以上は……」 「そんな男の事など放っておけ!」 私の言葉も耳に入らないのか父は怒りを露わにする。 今までに見た事の無い父の姿に私は恐怖してしまっていた。 「我が家の恥さらしめ! 貴様の様な者が次期当主であるはずがない!」 そんな父の言葉にお母様が泣きながら訴える様に口を開く。 「……あなた、これは余りにも酷いですわ」 「お前は黙っておれ!」 怒鳴る父の言葉にお母様は体を震わせる。 (私のせいだ。私がもっとしっかりしていればこんな……) 自分の力の無さに私は唇を噛んだ。 (私が悪役令嬢として振舞えばこんな事にはならなかったのに) 自分の心の弱さに後悔していた。 そんな時、父が私の方を向きながら口を開く。 「お前がこの家の顔に泥を塗ったのだぞ!」 「お父様、そんな言い方は……」 母の助けにも耳を貸さず父の言葉は続く。 「お前はもう公爵家のご子息に嫁ぐ資格は無い」 父の言葉は深く私の心に突き刺さった。 「そんな! どうしてですか!」 私は父に向かって叫ぶが、父は私を睨みつける。 「お前は公爵家のご子息にふさわしくないと分かったからだ」 そんな父の態度に私は涙を流した。 (こんな事になるなんて……) 後悔しても遅かった。 「お前の処遇については追って連絡する」 それだけ言い残して父は部屋を出て行ってしまった。 「待って下さいお父様!」 私の声にも耳を貸さず父は出て行ってしまったのだ。「そんな……私どうすれば……」 私は一人泣き崩れた。 (私が悪いんだ。お父様に認めてもらえる様にもっと頑張るべきだったんだ) 後悔しても遅かった。 (折角、公爵家のご子息と婚約が整って幸せになれるはずだったのに……) 今までの人生を振り返ると涙が止まらなかった。 それから数日間、私は部屋に閉じこもり続けた。 食事も喉を通る事は無く衰弱していくばかりだった。 そんな私を見かねてお母様が優しく私の背中をさすってくれたのだ。 「ごめんね、リリア。こんな酷い目に遭わせてしまって」 「お母様は悪くないです……」 お母様だって辛いはずなのに私を気遣ってくれたのだ。 そんな時に扉がノックされる。 「リリア様、お久しぶりでございます」 扉の先にいたのはマリアだった。 「どうしてここに?」 私の疑問に答える様にマリアは話を続ける。 「公爵様の計らいでリリア様がお食事を取りに来ていないとお聞きしましたので私がお食事をお運びしに来たのです」 (公爵家のご子息が?) 私が考えているとマリアは私に話し続けた。 「公爵様からリリア様のお気持ちを第一に考えろとご命令を受けましたので……それで、どうなさいますか?」
24h.ポイント 0pt
小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 2,008 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.28
中学3年生のアスカは、観光バスに乗り、修学旅行に来ていた。 これから、京都・奈良を巡り、クラスメイト達と楽しい2泊3日の楽しい旅が始まるのだ。 ・・・と思った矢先、観光バスが赤信号で止まった瞬間に、バスの真下の道路が光り出した。 アッと言う間に、バスが異世界に飛ばされてしまった。 異世界に行く途中、神域で神に会うアスカだったが、どこか様子がおかしい。 あれ? すでにお知り合い!?
24h.ポイント 0pt
小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 6,342 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.27
6701
BL 完結 長編 R18
貧乏貴族でオメガのジューノは、高位貴族への婿入りが決まって喜んでいた。それなのに、直前に現れたアルファによって同意もなく番(つがい)にされてしまう。 ジューノは憎き番に向かって叫ぶしかない。 「ふざけんなぁぁぁ!」 安定した生活を手に入れたかっただけの婿入りは、いったいどうなる!? 不器用騎士アルファ×貧乏オメガ 別サイトにて日間1位、週間2位を記録した作品。 ゆるっとファンタジーでオメガバースも独自の解釈を含みます。深く考えずに楽しんでいただけると幸いです。 表紙イラストはpome村さん(X @pomemura_)に描いていただきました。
24h.ポイント 21pt
小説 24,452 位 / 192,950件 BL 6,655 位 / 25,516件
文字数 33,112 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.09.18
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恋愛 完結 長編
 下水道マンホールに落下したアラサー女子である橘美夕は、気が付けば10歳の貴族令嬢ミュウ・ランフォードとして異世界転生していた。  そこは、中世ヨーロッパに似た世界だったが、一つ違っていたのは、自分の剣闘士を闘技場で戦わせることが淑女の嗜みとされていることだった。  そんな世界の剣闘士奴隷商人の店で、ミュウは、悪魔憑きとして忌み嫌われる、アルビノのように肌の白い青年シャザーク・ロックウッドと出会う。  ミュウの身体としては年上の剣闘士の男性、中身の美夕として年下の剣闘士の男の子。  複雑な気持ちのミュウと、誰も信じられないシャザーク、二人の波乱の日々がここに始まる。
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小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 165,919 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.11.20
令和の夏休み、高校生の吉川と女流棋士を目指す三島美鶴は顧問と将棋部合宿で山奥の洋館に向かう。埋蔵金の噂がある洋館で息絶えた男性を発見すると雷鳴がして洋館と麓を結ぶ吊り橋が落下し空は緑色の雲に覆われる。美鶴達は二十年前に校長が息絶えた洋館にタイムスリップし封印が解かれ冒険が始まる。 (中学生を高校生に変更して改訂しました)
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 13,551 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.07.31
「――実はわたし、魔女なんです」 両親の仕事の都合で人間界の小学校へ通うことになったアリスは、母親からの言いつけを破り、クラスの自己紹介で正体を明かしてしまう。  そんな、バカ正直者の「小学生魔女アリス」の小学校生活が、今ここに始まる――。  *** ※表紙画像は、「かんたん表紙メーカー」様からお借りしました。 ※「NOVEL DAYS」にも同作品を掲載しております。 ●第9回「小学館ジュニア文庫小説賞」第一次選考通過作品を加筆修正したものです。 *** 【更新予定リスト】 ・「自己紹介」11/8(水)18:00 ・「第1話 人間界の小学校へ」11/8(水)18:00 ・「第2話 魔女の自己紹介(1)」11/15(水)18:00 ・「第2話 魔女の自己紹介(2)」11/16(木)18:00 ・「第3話 カエルとトカゲ事件(1)」11/22(水)18:00 ・「第3話 カエルとトカゲ事件(2)」11/23(木)18:00 ・「第4話 確かに感じた魔法の力(1)」11/29(水)18:00 ・「第4話 確かに感じた魔法の力(2)」11/30(木)18:00 ・「第5話 雪ちゃんの過去(1)」12/6(水)18:00 ・「第5話 雪ちゃんの過去(2)」12/7(木)18:00 ・「第6話 「美味しくな~れ」の魔法(1)」12/13(水)18:00 ・「第6話 「美味しくな~れ」の魔法(2)」12/14(木)18:00 ・「第7話 二人を繋いだ特別なマフィン(1)」12/20(水)18:00 ・「第7話 二人を繋いだ特別なマフィン(2)」12/21(木)18:00 ・「第7話 二人を繋いだ特別なマフィン(3)」12/22(金)18:00 ・「第8話 パパとママのお仕事って……?(1)」12/27(水)18:00 ・「第8話 パパとママのお仕事って……?(2)」12/28(木)18:00
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小説 192,950 位 / 192,950件 児童書・童話 3,650 位 / 3,650件
文字数 41,523 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.11.07
人間界にやってきた魔法少女レルクは殺人鬼の家に不法侵入してしまい、ひょんなことからレルクは青年の妹になって……? 小説家になろうやカクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 4,467 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.28
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恋愛 完結 短編
「ねぇ……ユキハ」 「お姉ぇ……?」 「──ごめんね」 そう呟いた冬の表情だけは、なぜか悲しげで── (ユキハ……あなたは知らないでしょうけど) 冬は思い出していた。いや、思い出さずにはいられなかった。自分が犯した過ちを、決して忘れられない己の罪を。 第一回『転生会議』でも、冬は一つの過ちを犯していた。 それは、他の転生者が『異能』を持っていそうなことに気付けなかったことである。 (ユキハが『異能』を使えたということは、【賢者】と【聖女】のどちらかを持っているかもしれないのに……!) 最初から疑いを抱くべきだったのだ。──なぜ、妹の親友である冬が召喚されたのか、ということを。 (その可能性に私は……目先の欲に目がくらんでしまった) 妹への嫉妬心ゆえの失態。 その代償を、冬は身をもって受けることになった。 * 「『異能』……!? どういうことなんですか!?」 「見ての通りだよぉ」 困惑する勇者に、【癒】の勇者──アリア=ノワールは答える。 「冬ちゃんはユキハちゃんに『異能』を使われたんだよぉ」 「……っ! そんな……っ!」 冬が、妹の親友である冬が、最も大事に思っている妹の親友である冬が『異能』を持ってしまったことに、アリアはどうしようもないほど『罪悪感』を覚えていた。 「冬ちゃん……」 「……大丈夫よ」 そんなアリアに、【氷】の勇者──冬は言う。 「もし、『異能』を手に入れたとしても……きっとユキハは私を許してくれるから」 ──だって、あの子は優しいから。だから……たとえ私がどんな大罪を犯したとしても許してくれる。それに……あの子が私を裏切るわけなんてないのよ……? (そうでしょ……? ユキハ?) (──ごめんなさい、ユキハ。でも……こうしないと私は、私が許せないの……!) だから──と冬は、勇者たちの『異能』によってボロボロになった妹に駆け寄る。 「……え?」 そんな冬の行動に驚いたのか、姫は目を見開いていた。 そんな姫の背後に迫る影──それは【銃】の勇者だった。 (……この一撃で仕留める!) 一瞬の隙をついて放たれた弾丸は、確実に姫の命を奪うはずだったが── 「っ!?あぶな……!?」 【癒】の勇者──アリアが、そんな弾丸を防いだ。 (……え? なんで?) そのことが一瞬、【銃】の勇者には理解できなかった。確かにアリアは姫の背後にいたはずなのに、まるでどこから現れるかのように現れたのだから。 「ありがとう、アリアさん」 「ん……」 そんなアリアに礼を言う姫だったが──次の瞬間にはもう次の行動に移っていた。
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小説 34,588 位 / 192,950件 恋愛 15,293 位 / 58,187件
文字数 1,029 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.28
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恋愛 完結 短編
パーティーで姉のキャロルと踊る美貌の王子様に憧れた妹のルシル。自分のほうが王子様にお似合いだと、キャロルとの入れ替わりを考えつくが、果たしてルシルの思惑通りになるだろうか。 ※他サイトにも掲載しています。 ※表紙絵はあっきコタロウさんに描いていただきました。
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小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 4,701 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.28
勇者に同行した聖女は魔王討伐後に勇者に求愛するも同じパーティーの魔術師の女性に勇者を取られ失恋する。 国に帰って来て魔王討伐をたたえられるも、御年二十五歳の聖女様は婚期を逃しそうで焦る。 好みは年下、しかもかなり年下。 しかし年下相手にリードするには経験が必要。 なのでバージンを捨てようとするが…… 従者の二人と聖女を含むポンコツ3バカトリオ物語です。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 9,724 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.19
奇譚、SF、ファンタジー、軽めの怪談などの風味を集めた短編集です。 ジャンルを横断しているように見えるのは、「日常にある悲喜こもごもに非日常が少し混ざる」という意味では自分の中では同じカテゴリであるからです。アルファポリスさんに「ライト文芸」というジャンルがあり、本当に嬉しいです。 念のためタイトルの前に風味ジャンルを添えますので、どうぞご自由につまみ食いしてください。 読んでくださった方の良い気分転換になれれば幸いです。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ライト文芸 7,662 位 / 7,662件
文字数 135,876 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.05.05
童謡『いぬのおまわりさん』から着想を得ました。 とある小さな村に勤務する犬のお巡りさんが、迷子の子ネコと出会い、親ネコ探しをする話です。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 10,021 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.27
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ファンタジー 連載中 長編 R15
ある日、ゲームの悪役令嬢に転生していた主人公。 よくよく思い出してみれば、何度も処刑されていたキャラクターだ。 ルートをミスるとうっかり死にかねない恐怖と戦うのも面倒だし、シナリオ本編からはドロップアウトして適当に暮らそうかな。 なんて思っていたら、王子様に一目惚れしてしまった! 好きな人が自分以外の女とくっつくところを眺める趣味はない。 こうなれば、何としてでもヒロインを破滅させて、私が王子様と幸せになってみせる!
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 67,801 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.11.14
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大衆娯楽 完結 短編 R15
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      
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小説 10,990 位 / 192,950件 大衆娯楽 178 位 / 5,466件
文字数 10,160 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.17
K
貴方は転生できるとしたらどんな世界で何になりたいと考えますか?これはそんな事を実際に選択しなくてはならなくなった「彼女」の物語です。 ※誤字脱字あったらごめんなさい
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 935 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.27
高宮 春人(タカミヤ ハルト)は転生した地にて、武人としての才能が開花する。転生された場所は遺跡の宝を発見し、一攫千金を夢見る冒険者の街、アーカーシャ。 攻撃を避ける必要のない圧倒的な身体能力が春人の長所であり、強力なモンスター相手でもそれは変わらない。パートナーであるアメリアも最強クラスの魔導士であった。 2人組なのに協力しない。戦闘スタイルは各個撃破。切り込み隊長の春人と遠距離攻撃のアメリア。   1人で十分すぎる能力を発揮する為、2人で戦うということは想定されていないが、2人で協力して戦えばまさに無敵。個々の能力とコンビネーションでどんな怪物をもねじ伏せる! 遺跡の探索、モンスターの討伐、偶にデートやハーレム展開など……富と名声を上げつつ、街の人々とのふれあいも大切にしながら春人は異世界に君臨し始めた。 各国の思惑なんて何のその。第二の故郷であるアーカーシャの街を汚す輩は国家であろうと許さない! がんばれ春人! 彼の圧倒的な才能は大陸全土に響き渡る!
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小説 34,588 位 / 192,950件 ファンタジー 5,114 位 / 44,388件
文字数 432,216 最終更新日 2023.12.27 登録日 2022.07.12
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恋愛 完結 短編
地味で控えめな公爵令嬢のエレオノーラ。彼女の婚約者は年若く美しいヴィルヘルム王太子である。それが不釣り合いに感じた隣国の王女はエレオノーラからヴィルヘルムを奪おうと思い立つが、エレオノーラの意外な正体が明らかになると──? ※他サイトにも掲載しています。 ※表紙絵はあっきコタロウさんに描いていただきました。
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小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 5,798 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.27
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ファンタジー 連載中 ショートショート
漠然とした不安を抱えながら、変わらない日常を生きていた”私”の前に現れたのは、人生を一変させる出会いだった。 特殊な能力もなく、特別な存在でもない、一人の一般人の視点で描く異世界の生活と、様々な人々の心模様。 最初はただ、それを書き留めるだけだったのだが…… ※小説家になろう他、重複投稿作品です
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 13,583 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.04
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ファンタジー 連載中 長編 R18
隻眼の幼女がお漏らしをしたり全裸で泣いたりするお話、「隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!」のR18版です。 本編(R15)で怒られそうだったり、諸事情により掲載できなかったお話をこちらに投稿します。 本編未読の人はネタバレがありますので注意して下さい。
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小説 192,950 位 / 192,950件 ファンタジー 44,388 位 / 44,388件
文字数 11,350 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.08.01
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恋愛 完結 短編
今は訳あって、貧乏男爵家の居候になっている。 悪役令嬢としての知識を使って、貴族社会で成り上がるか? そう思っていたのだが……。 「あなた、どうしてそんな格好でいるの? そんな格好ではご令嬢と呼べないわ」 私は鏡に映る自分を見た。 寝巻きに使っているネグリジェを身につけた姿だ。髪は解かれ、寝起きのボサボサ髪だ。 これは前世でも見慣れた光景である。 今の私は、まさに貧乏男爵家の娘そのものである。 そんな私に声をかけてきたのは、メイド長のアルマさんだ。 「ご令嬢に成り上がるとかバカなことを考えてないで、今のままでいいから勉強しなさい」 「はーい」 そうなのだ。 私はこの屋敷の居候になって以来、お嬢様とは呼ばれていないのだ。 あれ? 私って……貧乏貴族の娘だよね? 前世で読んだ漫画の悪役令嬢に転生したけど、今は貧乏貴族の娘。これってどんな状況? ……私は思い付いた。 この設定、なんか使えるんじゃない? 「アルマさん……ご相談があるんですけど……」 「なんですか?」 私はお嬢様っぽく言ってみた。 「私……家庭教師になりたいんです!」 「……は?」 アルマさんが固まった。 この世界は、魔物という脅威が存在するためか、魔法が発達している。また科学の発展はあまり見られない。 「魔法ってすごいですよね……」 「ん? ああ、これか? これは熱を操ってるんだ」 私はアルマさんに教わりながら、水の入ったバケツに手をかざしていた。 すると手の先から熱を感じることができるようになったのだ。これが魔法だそうだ。 私の掌に集まった熱が形になっていくのは、とても神秘的である。だが、どんどん熱くなるので手を離せない。火傷するわ! 私は慌ててバケツの水に手を突っ込むと、バケツの水が氷に変わった。 「アルマさん! 手、火傷しそうでしたよ!」 「あらあら」 私が抗議をすると、アルマさんは楽しそうに笑った。 どうやら私は、魔法の才能があるらしい。しかも魔法適性が高いそうだ。 実は私は、悪役令嬢に転生する前は医者を目指して勉強していたのだ。医学書を読み漁り、解剖図を見ていた私には魔法の理屈がよく分かるのだ。たぶん……医師としての知識も役立つだろう。私の知識を持ってすれば医者としてのし上がるのも簡単だろう。 「お嬢様、そろそろ休憩にしましょう」 アルマさんと共に屋敷に帰ると、リミスがお茶とお菓子を用意して待っていた。 アルマさんとリミスは仲が良いらしく、いつも二人で楽しそうにお喋りしている。 ちなみにこの家の使用人達は皆んな可愛い美少女である。屋敷の主人が美少年だから使用人も美男美女ばかりなのだ! そしてそんな美女達の中に囲まれた私は……悪役令嬢であるはずなのになぜか地味だ……。 .........家庭教師になって、知識で成り上がってみせますわ!!!
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小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 1,128 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.27
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恋愛 完結 短編
エドモンド殿下は十二歳にして、重すぎる悩みを持っていた。婚約者のメリンダが八歳年上なことは構わないが、狸であることが問題なのである。年の差、種族の差、身分の差が絡まり合ったエドモンドとメリンダが繰り広げる、婚約破棄をめぐったドタバタ・ラブコメディ! ※他サイトにも掲載しています。 ※表紙絵はhakeさんに描いていただきました。
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小説 192,950 位 / 192,950件 恋愛 58,187 位 / 58,187件
文字数 5,260 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.27
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恋愛 完結 短編
薬の調合を生業とするシンディに、幼馴染みの魔術師であるベンジャミンが惚れ薬を依頼した。幼い頃から仲良くしていた年下の彼に好きな人ができたと寂しく思うシンディ。ベンジャミンが使う惚れ薬は誰に作用したのであろうか。 ※他サイトにも掲載しています。 ※表紙絵はあっきコタロウさんに描いていただきました。
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小説 34,679 位 / 192,950件 恋愛 15,338 位 / 58,187件
文字数 5,391 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.27
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