※大賞ランキングの集計・更新は1日1回(0時)です。また、最初のランキング更新は2日0時になるため、開催直後の24時間については前日の閲覧ポイント順で固定表示となります。
第8回キャラ文芸大賞 参加作品
ある目的を果たすためにだけ生きていた主人公〈空木櫂人/うつぎ・かいと〉は、毎日通うスーパーで顔を合わせる女性〈伊吹澪/いぶき・みお〉のことをなんとなく気にしていた。
ある日の夜、暗がりで男性と揉めていた澪を助けた櫂人は、その礼にと彼女の家に招かれ、彼女のとんでもない秘密を知ってしまう。しかし、櫂人もまた澪には話すことのできない秘密を持っていた。
人を喰らう吸血鬼と、それを討つ処刑人。決して交わってはならない二人が、お互いに正体を隠したまま絆を深め、しだいに惹かれあっていく。
しかし、とうとうその関係も限界を迎える時が来た。追い詰められてしまった中で、気持ちが通じ合った二人が迎える結末とは?
文字数 45,326
最終更新日 2024.12.22
登録日 2022.12.01
菅沼真紀、二十九歳。他では見られない高収入・好待遇と引き替えに、一見カタギ、実質真っ黒な、桜査警公社に入社して早七年。
入社直後に不名誉なあだ名を付けられるも、それを払拭しようと防犯警備部門でひたすら努力してきた彼女に持ち込まれた、とある人物の護衛業務。尊敬する先輩を馬鹿にされた事に反発し、初対面から戦闘意欲満々の真紀だったが、何故か相手は予想に反して、それほど傍若無人な人物ではなく、彼女の疑念が増大する。
そんな事には構わず、彼の周りで発生する嫌がらせや襲撃に、否応なく巻き込まれる真紀。当然仕事と割り切り、悉く撃退していく彼女だったが、実はこの仕事が持ち込まれた裏には、驚愕の事実が隠されていた。
【裏腹なリアリスト】スピンオフ作品。世間の常識は自分達の非常識を地でいく、桜査警公社で奮闘する、真紀の活躍を書いていきます。
文字数 133,319
最終更新日 2016.09.24
登録日 2016.09.07
日本で先行発売された、最新VRゲーム〈Inside Alive Quest〉。
まるでそこにいるかのように、オープンワールドを自由に旅することの出来る、没入型ゲームだ。
神風勇太はゲームを購入し、その世界に足を踏み入れた。
目覚めると、勇太はなんとこの世界で〈勇者〉になっていた。
期待の高まる勇太だったが……そんな〈勇者〉の持つ〈SKILL〉は――〈セーブ〉と〈ロード〉のみ。
誰でも持っているとただの『機能』に落胆する勇太。
しかしそんなとき、一人の少女――〈見習い魔法使い〉のマキと出会う。
勇太はマキとの出会いをきっかけに、〈セーブ〉と〈ロード〉の本当の力を知る。
この力は、何度でもやり直すことが出来る力。
この世界ごと、〈セーブ〉した地点まで時間を巻き戻せる力。
時間を巻き戻す力の発動条件は二つ――〈ロード〉するか、自分自身が死亡(ゲームオーバー)するか、だ。
同時に、ゲーム世界でログアウト出来ない事態が発生してしまう。
ゲーム世界に、全ユーザーが閉じ込められてしまったのだ。
パニックになる群衆に、一人の天の声が響き渡る。
「神風勇太はたった一人の勇者となった」と。
天の声により、今度こそ、この世界に終止符を打つよう命じられた勇太。
訳もわからず状況を飲み込めない勇太であったが、〈勇者〉である勇太に周りの人々は期待を寄せられ、勇太は流れに身を任せ、この世界から救ってやると宣言してしまう。
こうして、閉じ込められた人々を救うため、勇太はマキとともに世界を取り戻すための冒険へ出た。
冒険の中で、新たに加わる仲間。
数々の果てしない戦い。
全てを乗り越えた先に、待っていた真実とは。
これは、神風勇太という、たった一人の勇者の物語。
◇
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※表紙絵は自作です。
ノベルアッププラス様に初投稿。
また、こちらのサイトにも公開しています。
・カクヨム【https://kakuyomu.jp/works】
・小説家になろう【https://ncode.syosetu.com/n8242hr/】
☆第3回HJ小説大賞後期:一次通過のみ致しました!
登録日 2024.12.23
───辛い人生より死を選ぶ。
嘗て、吟遊詩人が広めた神々の物語。あったかもしれない、居たかもしれない、そんな曖昧で神と人間の距離が今よりずっと近かったそんな時代。
それがこの話の舞台。魔法もあれば、ファンタジー生物も闊歩する、ギルドだって大繁盛しているし、勇者が居たりするかもしれないし、魔王だって居るかもしれない、世界。
そんな世界におちてしまった主人公──セリーヌ。彼女は強くもなく、飛び出た才能があるわけでもない、明るい性格でもないちょっとした自殺念慮持ちの女の子。
身体を造り替えられ、半神へとなったセリーヌが生きようとする世界は、神々の気紛れが交差し、渦巻き、人々の思いも被弾しまくる。この世界は決して優しくなんてない。
しかも、セリーヌができる事と言えば香水を作ることだけ。だけど、彼女は神々に産み落とされた少年と元奴隷の男を連れて目的も往く先も決めずに気紛れに旅をする。
覇王が突発的に国を征服していくのを見送り、神々のやらかした後始末をしたりしなかったり、魔物と触れあったり、母を名乗る神から何故か逃げたり、冒険者をやったり…。
だけど、やっぱり強くもなく、付和雷同なセリーヌは香水を作ったりしながら、誰よりも人間らしく、神の影響を受けながら生きる…そんな話です。
まァ…作者である自分が重い噺など嫌いなのでギャグテイストになれて………たらいいなァ。願望です。基本的にバッドエンドとかメリーバッドエンドとか好きなタイプなので。
だけど、重い噺なんて書けないし、多分そう思うと思います。ウン、多分。
あと、噺の進み具体が亀並みにゆっくりです。さっさとサクサクと進むのがお好きな方には多分向いてないです。
†††
「小説家になろう」にも出しています。多分、そっちの方が更新が早いと思います。
文字数 29,395
最終更新日 2024.01.31
登録日 2023.08.15
如月六花は、中学からの帰り道、鬼に襲われそうになった。
その時、見知らぬ少年に助けられる。
次の日、その少年が六花のクラスに転校してきた。
彼の名前は卜部季武。
季武と親しくなった六花は季武が頼光四天王の一人、卜部季武本人だと訊かされる。
現代の東京で頼光四天王が鬼や土蜘蛛などと戦う話です。
いわゆる現パロなので嫌いな方はご注意ください。
昔の事に関する長い会話とか古典文学の要約、歴史の解説の部分などにはストーリー把握に必要なことは書いてないので興味なければ飛ばしても問題ありません。
本文中に入れなかった古典作品や歴史の説明は近況ボードに書いておきますので興味ある方はそちらをどうぞ。
「鬼が人を喰った」とか「喰い残した腕が落ちていた」とかくらいで詳しい描写はしてませんのでグロではないと思います。
四天王同士の雑談は基本的に誰が喋っているか分からなくても問題ないのでいちいち誰が言ったか書いてません。
大体の見分け方は
季武「俺」語尾「~だろ」「~だぞ」
貞光「オレ」言葉遣いは「ない」が「ねぇ」など少し荒っぽい
金時「おれ」語尾「~じゃね?」(相手が人間の時は)「~だよね」
綱「俺」語尾「~じゃん」「~だぞ」
頼光「私」語尾「~だろう」
語尾「~だな」は全員共通。
ちなみに舞台の年は2020年です(最終話の数ヶ月後の話を書いた外伝が2020年12月23日なのとバスをぶつけたデパートが建て替えのために去年から取り壊し中なので)。
カクヨム、小説家になろうにも同じものを投稿しています(完結済みです)。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/users/tsukiyonosumire
小説家になろう:https://mypage.syosetu.com/2023929/
文字数 215,216
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.04.15
多国籍な生徒が集う『学園』で学ぶ大須賀真帆(おおすが まほ)は、双子の親友サラとミラ、アフリカ出身のファティ、そして新たな同級生アリーとともに、学業の一環として「ささやかな人助け」を行うこととなる。けれども最初の活動場所として指示されたのは、なんと“トイレ”だった!
意外すぎる場所で真帆たちが向かい合う、意外すぎる事件とは!? 個性溢れるクインテットが奮闘する、青春冒険ストーリー!
©Lamine Mukae
◆本小説は著作権法上の保護を受けています。本小説の一部あるいは全部について、著者の承認を受けずに無断で転載、複製等することを禁じます。
登録日 2024.12.24
文字数 141,565
最終更新日 2023.03.12
登録日 2017.03.30
原題流行ってるマッチングアプリ。
いろんな人がいます。
そんな人のノンフィクションを書いてみました。
文字数 1,634
最終更新日 2023.07.18
登録日 2023.06.30
ひろしとてつやは双子の兄弟だ
みゆは、となりに住む幼馴染
ひょんなことから、異世界に転移してしまう
それが地獄のはじまりだった
主人公のひろしには、頑張って生きて欲しい
文字数 270
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.12.25
大学進学とともに東京で下宿生活をすることになった俺。
住んでいるのは家賃四万五千円の壽樂荘というアパート。安さの理由は事故物件とかではなく単にボロだから。そんなアパートには幽霊とかいったモノはついてないけれど、可愛くないヤクザのような顔の猫と個性的な住民が暮らしていた。
俺と猫と住民とのどこか恍けたまったりライフ。
以前公開していた作品とは人物の名前が変わっているだけではなく、設定や展開が変わっています。主人公乕尾くんがハッキリと自分の夢を持ち未来へと歩いていく内容となっています。
よりパワーアップした物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。
小説家になろうの方でも公開させていただいております。
文字数 170,765
最終更新日 2021.09.02
登録日 2021.07.29
オオカミ男である狼谷広樹(かみやひろき)とヒツジ娘である羊野陽華(ひつじのようか)の少し変わった高校生活。
文字数 7,550
最終更新日 2024.12.28
登録日 2024.12.26
小柄な少女の頭をしわくちゃの手が優しく撫でる。撫でられてる本人は心地よさそうに目を細めうとうとと眠りに転ける寸前、ふと疑問に思ったことを投げかける。
「おばあちゃん、なんであのおやまに行っちゃだめなの?」
大人たちが口を酸っぱくしていつもいう「あの山に行ってはいけないよ」と
行ってはいけないのはわかった。されどどうしてダメなのか。聞いたとしても誰一人として答えてくれない。
物知りなおばあちゃんちゃんなら何か知ってるだろうと、何気なく思ったのだ。
「あの山には神さまがいてね、1人で寂しいから子どもも大人も連れ去ってしまうからだよ」
そのことを聞いたのはいつだったか、数日前のことを思い出してながら、目の前にいる人の形をしたナニカを見上げる。
「こんにちは」
近所のお兄さんのような親しみさえ感じる声色なのに恐怖を感じてしまうのは、表情を知るための顔が色々な模様の紙で覆われているせいだろうか。
文字数 8
最終更新日 2024.12.26
登録日 2024.12.26
推理をしない探偵事務所で働く駆け出し探偵のパンク女子珠莉は今日も猫探しや人探しに奮闘中。
事務所のイケオジ所長、ストーカーの助手、ロリィタ秘書とのちょいエロを交えながら、登場人物たちが自分の過去を乗り越えて前に進んでいくお話です。
文字数 48,583
最終更新日 2024.12.28
登録日 2024.12.26
風に乗ってどこまでも遠くへ運ばれていく、沈丁花の香り。
蝶がその香りに吸い寄せられるように、
体に沈丁花の形をしたアザがある娘――せつなもまた
“よからぬもの”を引き寄せる力を宿していた。
親戚中から忌み嫌われ、人買に売られた少女せつな。
遊郭の次期楼主――天珠に買われたことで、
絶望的だったその後の運命が大きく変わろうとする。
「お前を買った時点で、お前の命は俺のもの。
勝手に死ぬことは許さない」
“あること”のために、毎日一度だけ
せつなと天珠は口づけを交わす。
そこに、感情なんてものは存在しない。
――はずだったのに。
「どうした?その、物欲しそうな表情は」
「…そ、そんなことありません」
「正直に言ってみろ。でないと、今日の分はお預けだな」
今宵もせつなは、天珠の甘い罠に翻弄される。
そんな2人はまだ気づいていない。
遊郭に咲く沈丁花の香りを求め、
“よからぬもの”がすぐそばまで忍び寄っていることに。
登録日 2024.12.26
ついつい一句詠んじゃうクセのある小学生のきごねちゃんが学校で、町で今日も一句!
17音で思いを伝える!
文字数 9,546
最終更新日 2023.03.28
登録日 2022.12.30
総資産数千億という大財閥の御曹司で自称道楽者の三男坊・大道寺由樹彦。現役高校生ながら、金にものを言わせて手段を選ばず気に入ったものを手に入れようとする由樹彦に目をつけられた祐介と浩平が、悪党の一族の中でもっとも疎まれているという由樹彦に用心棒としてムリヤリ雇われる羽目になる表題作『だから今夜は眠れない』。強引にスカウトされた二人が、大道寺3兄弟のはた迷惑な兄弟げんか(?)に巻き込まれ、祐介が用心棒のくせに女でしくじって誘拐される『V・I・Pにご用心』。あまり女でしくじらないタイプの浩平が女難にあい、フランス情報局の女エージェントから4歳の女の子を押し付けられたところから国際的陰謀(!)に巻き込まれる『姫君には鍵をかけて』。さらに10か月ぶりに更新『ちいさな恋のものがたり』まったり投下中―――。
文字数 108,066
最終更新日 2019.03.20
登録日 2019.02.22
権力者の悪行によって、脅かされる市民の安全を確保するために派遣されたスパイチーム4人の成長と熱い友情物語。
「スパイってもっとかっこいいことするんじゃないんすか?」
おちゃらけた素早さ重視の隊員。
「私は戦闘しか教えられないからパス」
効率重視、戦闘要員の隊員。
「私人を撃ったことなんてないので…」
自分を過小評価、透視能力と機械に強い隊員。
「僕にできることなんてこれぐらいですから」
優しい獣、嗅覚と体力、持久力を兼ね備えた隊員。
この4人が織りなすスパイミッションストーリー。
この4人が苦しんだ過去、幸せだった過去、そしてこれから歩む未来を見届けるのは貴方。
文字数 7,777
最終更新日 2024.12.30
登録日 2024.12.29
自分の居場所を探す魔女は最高の街へとたどり着いた。けれど、彼女はおっちょこちょいで失敗と挫折を味わう。でも、それすら許してくれる街。こんな自分でも受け入れてくれるかもしれない、けれど心にひっかっかる彼女。彼女は気持ちを整理するために一人、その綺麗街から見える朝日を眺めていると―――
文字数 5,315
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.11.13