一緒に死んではくれまいか。

偏屈で捻くれ者の主人公・那挫 市郎太(なざ いちろうた)と、心優しいがどこか不自然な青年・流々木 光樹(るるぎ みつき)は両者共に死にたがりである。ある日、自害が目的で向かった橋の上で出会った二人は、互いの死を妨害する関係から共に心中を目指す関係に。
これは、そんな二人の関係と命の繋がりの物語。
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