「じた」の検索結果

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BL 完結 短編 R18
俺と同級生の向井は、大学で出会ったにも関わらず、お互いに居心地の良い相手として特に不満もなくルームシェアをしていた。 学校では学科も選択科目も同じで常に一緒にいるが、家では碌に顔を合わさない。彼女がいるくせに、向井の遊び癖はどうしようもなく、バカでクズでヤリチンで、そんな感想ばかりが芽生えていた。 今日も、向井は彼女の家に泊まると出掛けていた。それで油断してしまった俺は、台所という共同スペースで久しぶりの自傷行為に挑んでしまう。真新しい包丁を手首に押し当てたとき、隣からは聞き慣れた、でも今は決して聞くことのないはずの声がかけられる。 手首を切っていたことが向井にバレて、どうしてかベッドに乗せられてそのまま無理矢理に体を貫かれてしまった。痛いのが好きなら、いいよな。そんな言葉と共に膨張した雄でこじ開けられた体は、今までに感じたこともない痛みに悲鳴を上げた。 それから、何度も向井に抱かれた。抱かれるたびに手首を見られ、新しい一本線がないことを確認される。だがそんなある日、前振りも何もなくキスをされてしまい、そんなことをするくらいなら気持ちよくしろと言ってしまう。それに向井はどこか上機嫌な様子を見せて、心臓の上に噛み跡までつけてきた。 自分の気持ちも向井の気持ちも分からなくて、もう一度切ってみたら分かるだろうかとカッターを押しつければ、またあの時みたいに声をかけられる。やるな、どうしてた。押し問答を繰り返した結果、あいつからはお前は俺のだから、とだけを押し付けられる。 俺はそれに嫌な気持ちを覚えるよりも先に、優越感を覚えてしまう。俺がお前の物なら、お前も俺の物だよな。 俺たちのあいだにあるのは愛とか恋とか、そんなものではないけれど、俺たちにとってお互いがずっと傍にいるのならば、それでいい。それだけでいい。 ***** お前は俺のもんだって、もう決まってるんだよ。
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文字数 43,418 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.10.31
BL 連載中 長編 R18
この男娼、何かおかしい スパダリ男娼×不器用な運び屋 飛竜に乗りこなす男、ヴィントは運び屋だ。 借金返済のため仕事に追われる日々を送る彼にとって、金だけがすべてだった。 虚しさを抱えながらも稼ぐ事しか出来ない。苦労に対し簡単に消えていく金。 他者に与えられる無償の愛を目の当たりにする度に自覚する心の渇き。 ヴィントは誰にも奪われない、なにか確固とした拠り所を望むようになる。 出会いは突然だった。ヴィントは青い瞳が美しい青年・ソルに助けを求められる。 「身請けされたら殺される。助けて」 そう、ソルは男娼だった。 ヴィントはソルに食事を与える。腹を満たして体よく追い返そうと考えていたが、不意にソルとの食事にいままで感じたことのない温かみを覚えた。心地よく、長らく忘れさっていたもの。 ヴィントは得心する。求めていたものは、これかもしれない。 ――愛だ。 ヴィントはソルにそんな感情をぶつけ、身体を交えるが、得た物は嫌悪感。 男娼から本物の愛を得られないと、ソルを追い出してしまう。 だが、ヴィントの心には喪失感と後悔が残ったのであった。 翌日、ソルは国家騎士によって捕らえられてしまう! 拘束されるソルを見かけたヴィントは苦悩する。 男娼に過ぎぬ彼を救ってもしかたがない。 しかし。 ヴィントの足はソルの救出に向かっていた。 ヴィントは知りたかった。 共に楽しく食事をしたあの温かさを、安心感を。あの感情の名前を。 ――ソルが与えてくれたものと向き合いたい! 飛竜を呼び寄せ、ヴィントはソルと共に逃避行の旅に出るのであった! ヴィントとソルは旅をしながら互いに惹かれ合っていく。飛竜の上で天空の交わりを経験したりと幸せな日々が続くが……? 第二回キャラ文庫小説大賞の中間通過した作品を改稿しているので、不定期更新ですが、11月中には完結出来る予定です。
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文字数 2,085 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.10.31
BL 連載中 長編 R18
「何もできないΩどころか、ろくな嫁ぎ先も選べる魅力もない、Ωとしてもできそこないの無能め」 これは実の父に何度も言われてきた。母は僕が生まれてすぐ亡くなったため、子爵家の当主である父に逆らえる人はいないし、第二性別として才能溢れる所謂上位層のα(アルファ)と違い、発情期で周りを困らせるばかりか、中間層とも言われる所謂一般人のβ(ベータ)にも及ばない才能なしとして差別対象になりやすいΩ。 これが女の子だったなら寧ろ妊娠のしやすい理想の嫁として、後継ぎを望む貴族に歓迎されるだろう。でも男である僕はただαやβの女性と変わらない確率で、違いと言えば男でありながら妊娠できると言うだけでメリットはない。 とはいえ、僕に関しては女の子であってもだめだったかもしれない。何故なら僕の発情期は、僕自身ただ体が多少熱っぽくなるだけなのに、第二性別関係なく周りをフェロモンで狂わせるという普通ではないΩなのだから。そのおかげで周りとの関わりを遮断させるきっかけとなり、社交界からは逃げられ、老いを早めるデメリットのある抑制剤入らずで、長生きができそうではあるけれど。 まあ僕は結局のところ抑制剤の効かない体質らしいから、迷惑にしかならない無能Ωとしてより人との関わりを断たれて、父に暴言暴力を振るわれる毎日。もはや何のために生きてるのかすらわからない。 元々僕の父はろくでなしな人だ。気に入らないことがあれば、僕じゃなくても自分が目下と判断した人に限り、誰彼関係なく辛く当たるのだから。そんな親を持ち、自分に自信もないせいか、いつしか僕はこんな父ではない理想の父を思い描くことで日々の辛さを誤魔化していた。 そんな日に終わりを告げたのは僕が結婚可能な年になった16歳のこと。 「できそこないのお前にお似合いな、できそこないαとの婚約が決まったぞ。地位や権力だけはあるからな、初めてお前が役に立ちそうだ」 この日僕はようやくこの家を出ることができた。そして出会う。幼い頃から憧れた理想の父に。 それはぽっちゃりで目元に隈を作り疲れ切った顔をしたαで公爵家の僕の婚約者になった人。その人に第一印象とかそういうのではない心からこの人だと思う安心感のようなものを感じた僕は、ずっと夢見た存在が目の前にいると感激し、勢いよく放った最初の言葉は 「僕のパパになってください!」 その一言だった。 第12回BL大賞エントリー作品です。ぜひ応援ご感想お願いします。中傷誹謗はお控えください。
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文字数 22,956 最終更新日 2024.10.24 登録日 2024.10.12
BL 連載中 長編
妖精のように愛らしく、深窓の姫君のように美しいセレナードのあだ名は「眠り姫」。学園祭で主役を演じたことが由来だが……皮肉にもそのあだ名はぴったりだった。公爵家の出と学年一位の学力、そしてなによりその美貌に周囲はいいように勘違いしているが、セレナードの中身はアホの子……もとい睡眠欲求高めの不思議ちゃん系(自由人なお子さま)。惰眠とおかしを貪りたいセレナードと、そんなセレナードが可愛くて仕方がない義兄のギルバート、なんやかんやで振り回される従兄のエリオットたちのお話し。
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文字数 8,644 最終更新日 2024.10.20 登録日 2024.10.01
BL 連載中 長編 R18
独自設定有りのオメガバース作品。 上位アルファという希少な第二性の香坂至(こうさかいたる)は『香坂製薬』の跡取り。しかし亡き母や弟の譲との思い出のある竹細工を愛し、職人を志して父と大喧嘩ののち生家を出奔、眞下(まさか)伝統工芸士に弟子入りする。 二年後独り立ちした至だが資金に困窮し、屈辱の中、父に援助を頼む。至に反対していたはずの父は、資金援助に加え鎌倉の別荘と使用人を貸してくれた。使用人は、長谷合紬(はせあいつむぐ)というオメガの男性だ。 紬のヒートのとき、父による母の虐待を見たトラウマから、生殖に抵抗があることに至は気付く。 オメガは生まれつき芸術に向いている。このため至は紬の助言を得ながら、少しずつ職人として成長する。父が至を挫折させるため、無理難題な竹細工の作成を要求してきたが、眞下や紬に助けられつつ地道な努力を積み重ねた至は、父の依頼を達成する。その喜びを分かち合った紬へ至は愛情を抱き、トラウマを紬に打ち明け、ついに彼と身体を重ねた。紬が言う。「自分たちは運命の番だ」と。至もそうと信じた。 しかし、至の本能が運命の番であると告げる別のオメガ男性・椿綾人(つばきあやと)が現れた。紬は実は、父の手先──薬で遺伝子を改変された、人工のオメガ、人工の運命の番だったのだ。運命の番の間にしか生まれない上位アルファを至と紬の間に設けさせるため、父は援助をしてくれたのだと至は気付く。そして紬の嘘と裏切りにも。
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文字数 11,346 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.10.31
BL 連載中 長編 R15
 魔法により、人形に意志を持たせられるようになって既に数年。セクシャルドールとして娼館で働いていた人形、カシュラは、いつも窓から外の世界を眺めていた。  カシュラは主人との契約により、勝手に娼館の外に出れば命を失う。ゆえにカシュラの唯一の楽しみは、同僚と慰め合ったり、娼館を訪れる冒険者たちから、数多の冒険譚に耳を傾けることだけ。  ――しかし、隣国セントヴルムとの外交会談当日。なんとセントヴルムからの代表人、セファール・セヴルム皇子が、なんの気まぐれかカシュラを呼び寄せ、夜伽を命じた。  「ただの皇族の遊び」。カシュラはそう確信しながら、最初で最後の外の世界を目に焼き付ける。そして一度きりのつもりで皇子を愛した……の、だが。なぜかセヴルム皇子は、翌日、翌々日と続けてカシュラを買い続け……?
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文字数 19,853 最終更新日 2024.10.30 登録日 2024.10.24
BL 完結 短編 R18
生まれ変わったと自覚した瞬間、俺は思いっきりガッツポーズをした。 なぜならこの世界、男でも妊娠・出産が可能だったからだ。 から始まる、毎度おなじみ前世思い出した系。 見た目が幼い、押せ押せな受けと、たじたじになっていながら結局押し切られる大柄な攻めのごくごく短い話、になる予定です。 突発、出オチ短編見た目ショタエロ話!のはず! ・いつもの。(他の異世界話と同じ世界観) ・つまり、男女関係なく子供が産める魔法とかある異世界が舞台。 ・数日で完結、させれればいいなぁ! ・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
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文字数 18,744 最終更新日 2024.06.10 登録日 2024.05.31
BL 連載中 長編
広瀬弘樹はデビューしたばかりの新人声優。 デビュー作であるBLゲーム【天使と珈琲を】の収録が全て終わり、共演したメンバーで完了を祝ったパーティの翌朝、一緒に寝ていたケイが昏睡状態になっていることに気付く。 慌てて病院に運んで付き添いを引き受け、病室に泊まった弘樹の夢にケイが現れて言う。 「ヒロ、助けてくれ。ゲーム世界に閉じ込められた」 ケイの意識は【天使と珈琲を】で自身が演じたキャラに取り込まれていた。 助け出すには主人公役を演じた弘樹がゲーム世界に入り、ケイのキャラと結ばれるエンディングに進む必要があるという。 ケイが取り込まれたのは普通にプレイしているだけでは恋愛が成立しない隠し攻略対象で、他の攻略対象との恋愛が成立するとラスボスとして登場するキャラクター【ルウ・シフェル】。 ラスボスになった場合は主人公が戦って倒せばゲームクリアだが、現実世界のケイは昏睡状態のまま死んでしまうかもしれない。 恩人であり最愛の人でもあるケイを死なせるわけにはいかない。 弘樹は、ケイを救う為、フルダイブ型BLゲーム【天使と珈琲を】の世界へ向かう。 ※第12回BL大賞に参加します。
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文字数 40,366 最終更新日 2024.11.01 登録日 2024.10.15
BL 連載中 長編 R18
まだ雨の足音が聞こえない六月初旬に男たちによってなにかが廃棄された。そのなにかには意思があり自分の人生を終えようと瞳を閉じた。……しかし通りかかった男、楠 麗也は生い茂った草木のおかげで再生していくなにかを運んで、問いかける。 記憶が戻った彼は自分はAB77―2005と名乗るが、楠によって阿部 稔と命名され、ネイチャードールという名目のもとで人間として生きていく術を、植物を通して学んでいく植物BLの始まり。 (*が性的描写となっていますのでよろしくお願いします)
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文字数 2,742 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.10.31
BL 完結 長編 R18
十八歳の少年レイには十三歳から共に暮らす学校の教師であり、孤児だったレイを義弟として教会から身を引き取った義兄のデイレスがいた。臆病で人を怖がるレイにデイレスは自分がいつでもいるといって学校で苛められていた彼の心の傷を癒す本当の兄のような存在。しかし、彼への信頼と憧れの思いはいつしか恋心に変わっていた。 男が男に恋をするだなんて可笑しく、いけないことなのだろう。レイはその感情を必死に堪えていた。 レイが学校を卒業する数日前、彼を虐める男子の集団はデイレスが死神であるといった噂話をしていて、レイはそれを耳にしてしまう。 死神というのは、数年前にこの村の山の麓にある教会をたった一夜で乗っ取り、大鎌で殺した人間の血肉を貪る世にも恐ろしき存在。何千もの人間を廃教会へ連れ出し、殺戮を続ける凶悪な化物のことだ。 あんなに優しいデイレスが死神な訳が無い。 しかし、学校を卒業した日の夜、デイレスに連れられてやってきたのは廃教会。 血生臭い悪臭が漂う中レイは教会の地下室、祭壇のある小部屋へと誘導される。 グチャリ。 肉塊が踏みつけられた音だった。 恐る恐るレイが下を見下ろすと___ そこみは他の死体よりも損傷が酷いレイを虐めた彼らの亡骸だった。 デイレスの名を叫ぶレイの白い頬に背後から彼の冷たい掌が触れる。 「ああ、そんなに怯えないでくれ。余りにも可愛い過ぎて俺の喉がお前の血を欲しがっている」 デイレスの黒髪は白銀の長髪に変わり、赤い瞳には獣のような鋭い瞳孔が。 爪も伸びていて、ニヤリと笑う口元からは獰猛な二本の牙が零れていた。 祭壇上の椅子に腰掛け漆黒の大鎌を背負うその姿は死神そのものだった。 無垢な子どもの血は上手い そんな噂と好奇心だけでレイを引き取ったデイレス。 しかし臆病なレイがデイレスに対してのみ甘えるその姿に理性が吹き飛ぶ程のとある衝動を引き起こしていた。 溺愛から生まれた愛の歪みはエスカレートしていく。 そしてレイは感じた。 死神を前にした恐怖、絶望、心臓の悲鳴。 それと興奮。 教師として、普段の好青年なデイレスの面影は無いが、殺しと血に飢えた本来の彼の姿は実に妖艶で、引き込まれる。 抱き合った二人は今宵...... 赤黒く歪んだ、けれども相思相愛故に契約の首輪を取り付けて監禁を受諾した少年と彼を愛する闇深き死神のストーリーが今、幕を上げる。
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文字数 59,943 最終更新日 2024.10.14 登録日 2024.09.29
BL 完結 長編 R18
オメガバース。家族モノ。ほっこりハッピーエンドBL。R18作品。 ~主な登場人物~ ・須中藍時…24歳。男性のΩ。フリーター。あることがきっかけで、純の「ママ」として扇家で働くことになる。失声症を患わっており、手話と筆談で会話する。なぜか純の前でのみ、声を出して話すことができる。秀一の妻であるヒナに顔立ちが似ているらしい。身長は168㎝。 ・扇秀一…31歳。男性のα。純の父親。大柄な男で強面だが、他人には優しく穏やかに接する。藍時の雇い主。仕事人間で一年前に妻に逃げられたと藍時に話す。身長は198㎝。 ・扇純…4歳。秀一の息子。出会った当初から藍時をママと呼んでいる。歳のわりにしっかり者だが、まだまだ甘えん坊なママっ子。 〜あらすじ〜 恋人からの暴力により声を失い、心と身体に深い傷を負ったΩの青年・須中藍時は己の人生を悲観していた。人知れずして引っ越した場所では、頼れる家族や友人はおらず、仕事も長く続かない。 ある日、藍時は自分を「ママ」と呼ぶ迷子の少年・扇純と、その父親・扇秀一に出会う。失われたと思っていた声は、なぜか純の前では出せるように。しかしαの秀一に得体の知れない恐怖を感じた藍時は、彼らからのお礼もそこそこに、その場から逃げ出してしまう。 そんな二人の出会いから一週間後。またも職を失った藍時は、新たな仕事を求めて歓楽街へ訪れる。そこで見知らぬ男達に絡まれてしまった藍時は、すんでのところを一人の男によって助けられる。それは秀一だった。 気を失った藍時は扇家にて介抱されることになる。純は変わらず藍時のことを「ママ」と呼び、終始べったりだ。聞けば純の母親は夫である秀一に愛想を尽かし、家を出て行ってしまったという。藍時はそんな妻の顔に、よく似ているらしいのだ。 そしてひょんなことから提案される「家事代行ならぬママ代行」業。期限は純の母親が戻ってくるまで。 金も職もない藍時は、秀一からの提案を受けることに。しかし契約が交わされた途端、秀一の様子が変わってしまい……? ※別サイトにて以前公開していました自作「FAKE FAMILY〜その家族は期間限定!?〜」(現在は非公開)を改題、リメイクしたものになります。 Pixiv、ムーンライトノベルズ様でも公開中です。
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文字数 139,263 最終更新日 2023.12.31 登録日 2023.10.31
BL 連載中 長編
 ベストセラー作家にもなった笠井(かさい)雅親(まさちか)は神経質と言われる性格で、毎日同じように過ごしている。気になるのはティーポットで紅茶を入れるときにどうしても二杯分入ってしまって、残る一杯分だけ。  そんな雅親の元に、不倫スキャンダルで身を隠さなければいけなくなった有名俳優の逆島(さかしま)恋(れん)が飛び込んでくる。恋のマネージャーが雅親の姉だったために、恋と同居するしかなくなった雅親。  同居していくうちに雅親の閉じた世界に変化が起こり、恋も成長していく。  全く違う二人が少しずつお互いを認めるボーイズラブストーリー。
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文字数 7,335 最終更新日 2024.11.01 登録日 2024.10.28
BL 連載中 長編 R18
滅びゆく集落に住む美しい青年ナジュが、甥の代わりに人柱に名乗り出た。死の間際に信頼する親友の裏切りに遭ったナジュは、尊い願いを封じた唇から呪いの言葉を吐く。命を落とし神々の住まう天に昇ったナジュは、美しい蓮が咲く池に哀れな姿で浮かぶ。神々はナジュを見て疎ましそうに目を細める中、高貴な神を乗せた牛車が通りかかる。その神に拾われたナジュは憎い相手を呪い殺すという願いを叶える為に、その身体を捧げる。願いが叶っても、ナジュの恨みは尽きない。集落の全員を地獄に落とす為、特別な力を持たない彼に出来る事は、長年空いた神の座に収まる事。その為にナジュは、神様候補の集まる学舎で学ぶ事となり、経歴を知った神様候補や師となる神様にその身体を嬲られて…。 【性描写がある話は表記あり】 【ifバッドエンドあり】
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文字数 327,173 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.03.23
BL 完結 長編 R18
2023/01/27 完結!全117話 【強面の凄腕冒険者×心に傷を抱えた支援役】 孤児院出身のライルは田舎町オクトの冒険者ギルドで下働きをしている20歳の青年。過去に冒険者から騙されたり酷い目に遭わされた経験があり、本来の仕事である支援役[サポーター]業から遠退いていた。 しかし、とある理由から支援を必要とする冒険者を紹介され、久々にパーティーを組むことに。 その冒険者ゼルドは顔に目立つ傷があり、大柄で無口なため周りから恐れられていた。ライルも最初のうちは怯えていたが、強面の外見に似合わず優しくて礼儀正しい彼に次第に打ち解けていった。 組んで何度目かのダンジョン探索中、身を呈してライルを守った際にゼルドの鎧が破損。代わりに発見した鎧を装備したら脱げなくなってしまう。責任を感じたライルは、彼が少しでも快適に過ごせるよう今まで以上に世話を焼くように。 失敗続きにも関わらず対等な仲間として扱われていくうちに、ライルの心の傷が癒やされていく。 鎧を外すためのアイテムを探しながら、少しずつ距離を縮めていく冒険者二人の物語。 ★・★・★・★・★・★・★・★ 無自覚&両片想い状態でイチャイチャしている様子をお楽しみください。 感想ありましたら是非お寄せください。作者が喜びます♡
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文字数 288,087 最終更新日 2023.01.27 登録日 2022.10.05
BL 完結 短編 R18
佐々木健太はある日突然、勇者として異世界に召喚された。 王国の紹介で三人の女性達とパーティを組む事になり、勢いに飲まれたまま健太は魔王討伐の旅に出る。 健太は勇者としてのチート能力を持っており、女性達に囲まれながらハーレム勇者としてチヤホヤされながら、楽しい旅が出来るものだと浮かれていたのも束の間。 現実は、そう甘くはなかった。 旅に出た健太を待っていたのは、モンスター達との命の奪い合い。平和な日本で育った健太にとっては、過酷な世界だった。 だが、元の世界に帰るには魔王討伐が必須と告げられていた為、今更リタイアも出来ない。 更に旅を続ける中で、人間とモンスターのどちらが正義でどちらが悪なのか、健太の中に疑問が湧き出る状況が続く。 偽りの愛を囁く女性達の強引さに辟易していた頃、さすらいの神官と名乗る男性リロイと出会う。 健太を助けたいと言ってパーティに加わり、唯一心を開ける存在となって行くリロイに助けられながら、魔王討伐の旅も終盤に差し掛かったある日。 健太は、女性達の恐ろしい計画を知ってしまう。 そして健太は、ある告白の実行を決意するのだが――――。 ちょっと待て、受け入れられる予定じゃなかったんだが!? 神官(?)×勇者(異世界転移者) 異世界転移BL。 R18が途中で入ります(*印)。 全22話。完結後、他サイトへも順次掲載予定。
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文字数 48,140 最終更新日 2023.11.16 登録日 2023.10.27
BL 連載中 長編 R15
Qoo
上位トレンド入りを起こす程の人気バトル漫画≪異能大戦≫略してーイノセンー。名前の通り異能を持った人間達が何でも願いを叶えるという秘宝≪星屑の涙≫。その秘宝を求めた猛者達が繰り広げる異能バトル漫画にハマっていたこの物語の主人公である青年・目つきの悪い盆陣鵺楼(ぼんじんやろう)。彼は妹・盆陣織田姤(ぼんじんおたく)と共に平凡暮らしをしていたが白梟の仮面を被った謎の集団に襲撃される。深傷を負うもののなんとか妹だけを救出し仲間の1人に妹を託し盆陣は死を迎える筈だった。だが盆陣が意識を取り戻すとそこは見知らぬ薄暗い部屋のベッドの上だった。横から視線を感じた先には人間離れをした麗しい美貌を持つ男が優雅に足を組み座っていた。負傷した盆陣を治療しここまで連れてきたという全身が黒で統一していた怪しげな男。だが初対面であるその男に盆陣はどこか見覚えがあった。 「やぁ。お目覚めかい?怪我してる所悪いけれど少し僕とお話しようか?お兄さん?」 爽やかにそうに笑う彼の瞳は死んでいた。彼から感じていた違和感が解けた盆陣は絶望する。 (おいおい。………マジか。) この男こそがかつて自身が読みあさっていた大人気少年漫画の主人公を散々苦しめた異能大戦略して≪イノセン≫に登場する黒幕・黒磯棗(くろいなつめ)であった。つまり盆陣はここでようやく自身が≪イノセン≫の世界に飛ばされたことを理解したのだった。そして厄介なことに今。凶悪な大量殺人鬼がトリップしたばかりの盆陣の目の前にいる。 (クソ面倒せぇ。) トリップ直後でもう黒幕との接触。窮地に立たされた盆陣の運命はいかに!! ーーただこの盆陣鵺楼という男には世間にもたった1人の家族である妹にも言えない秘密があった。その秘密とは? サイコパス殺人鬼美青年(黒幕)×やる気なしの平凡?(非凡)青年。 異能バトルを舞台にした漫画の世界に飛ばされ盆陣は黒幕から逃げ切り、果たして平凡ライフを送ることができるのか。 そして現実世界で盆陣達を襲った集団の正体は!?
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文字数 69,981 最終更新日 2024.11.01 登録日 2024.05.16
BL 連載中 長編 R18
記憶はないけど多分テンプレな感じで異世界転生したらしく、どうやらここはBLエロゲな感じの世界観らしいので、手持ちのスキルを使ってテンプレな感じの下剋上を目指しました。その後はこれもテンプレな感じで憧れのハーレムを作りたいと思います。 ただし、セーブポイントはない。 溺愛攻め主人公×強気な魔法剣士受け。あるいは気弱な獣人受け、生真面目な元騎士受け、人外受け。基本的に主人公は攻めです。 表紙は現行のメインキャラ。ふんわりイメージですが増えたタイミングで表紙も増えたり変わったりします。 最近ありがちなあれとかこれとか、全体的に節操のないR18とか、それからエログロナンセンスの同居を目指しました。主題としてただただえっちいことが書きたかったというわけではなくしっかりストーリーも作りたくなったので、所によっては全然えっちくないかもしれません。ご注意ください。 BLとMLと人外とどれとも表記し辛いなにか。そして筆者が独学で集めて偏見たっぷりに解釈し、好き勝手噛み砕いて掻き混ぜてエエ感じに膨らませた各自解釈等々々がふんだんに含まれています。この物語はフィクションであり、現実の個人・団体・事件・政治・宗教・国家とは何の関係もございません。 筆者の趣味と性癖を詰め込んだら隙間のない地雷原でタップダンスを踊る羽目になりました。前書きにて個別に注意は致しますが、この時点で嫌な予感がした方は早急に離脱することをお勧めします。お口に合わないと感じたらそっと電源ボタンかブラウザバックで見なかったことにし、大至急お好みの他作品さまで口直しするのが良いかと思われます。読後に不快感を示されましても、筆者は責任を負えません。よろしくお願いいたします。 ※著作権は放棄しておりませんので転載等はお止めください。 えっちいの♡ えっちくてあぶないの× ぐろいの ☆
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文字数 62,860 最終更新日 2023.11.30 登録日 2023.10.28
BL 連載中 長編 R18
蒸し暑い真夏のある日。俺の彼氏は死んだ―― 交通事故で死んだ恋人、雨宮健斗(あまみやけんと)。遺された七森包(ななもりくるむ)は信じたくない現実の中で健斗の葬儀に出席した。 しかし重い足取りで帰宅すると包は何者かに背後から抱き締められる事になる。「おかえり」と囁いたその正体は幽霊となって包に取り憑いた健斗だった……。 死んだ筈の恋人の幽霊×取り憑かれた人間の愛と呪いと祝福の現代ファンタジーBL。 死んでも離さない永遠の愛、それは呪いか、祝福か――
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文字数 18,853 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.10.15
BL 連載中 長編 R18
【本編第1部完結済】 毎日夜遅くまで仕事をこなし、休日はゲームに明け暮れる……そんな、なんの変哲もない日常を送っていた中原由貴は、ある日仕事の帰り道に何者かに刺されてしまう。 あぁ……人生終わったな…… そう思いながら目を閉じた由貴が、次に目を覚ました場所は……魔法が存在する異世界だった。 知らない風景・知らない生物・知らない……イケメン騎士!? まるでゲームの中のような世界の中で、見た事が無いくらい美しい男に庇護されながら……心の中で眠っていたトラウマも大爆発! ……俺の第2の人生……一体どうなるんだよ……
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文字数 81,004 最終更新日 2024.11.01 登録日 2024.10.29
BL 連載中 短編 R15
悲観的で空想好きな義勇兵ユージは、警備中の屋敷に軟禁されている褐色の少年アケノジとで出会う。彼との出会いに運命を感じたユージは、その日から人目を盗んでは彼に幾度も会いに行くようになる。そして彼の軟禁の理由を知ったユージは彼と共に街を抜け出すことを決断するのだった。二人の過酷で孤独な逃避行が始まる。 ※やんちゃな異国系の褐色少年(アケノジ)と空想好きの捻くれ美青年(ユージ)の恋物語です
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文字数 3,294 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.10.31
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