ロードノベル小説一覧
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この男娼、何かおかしい
ヘタレ?男娼×不器用な運び屋
飛竜に乗りこなす男、ヴィントは運び屋だ。
借金返済のため仕事に追われる日々を送る彼にとって、金だけがすべてだった。
虚しさを抱えながらも稼ぐ事しか出来ない。苦労に対し簡単に消えていく金。
他者に与えられる無償の愛を目の当たりにする度に自覚する心の渇き。
ヴィントは誰にも奪われない、なにか確固とした拠り所を望むようになる。
出会いは突然だった。ヴィントは青い瞳が美しい青年・ソルに助けを求められる。
「身請けされたら殺される。助けて」
そう、ソルは男娼だった。
ヴィントはソルに食事を与える。腹を満たして体よく追い返そうと考えていたが、不意にソルとの食事にいままで感じたことのない温かみを覚えた。心地よく、長らく忘れさっていたもの。
ヴィントは得心する。求めていたものは、これかもしれない。
――愛だ。
ヴィントはソルにそんな感情をぶつけ、身体を交えるが、得た物は嫌悪感。
男娼から本物の愛を得られないと、ソルを追い出してしまう。
だが、ヴィントの心には喪失感と後悔が残ったのであった。
翌日、ソルは国家騎士によって捕らえられてしまう!
拘束されるソルを見かけたヴィントは苦悩する。
男娼に過ぎぬ彼を救ってもしかたがない。
しかし。
ヴィントの足はソルの救出に向かっていた。
ヴィントは知りたかった。
共に楽しく食事をしたあの温かさを、安心感を。あの感情の名前を。
――ソルが与えてくれたものと向き合いたい!
飛竜を呼び寄せ、ヴィントはソルと共に逃避行の旅に出るのであった!
ヴィントとソルは旅をしながら互いに惹かれ合っていく。飛竜の上で天空の交わりを経験したりと幸せな日々が続くが……?
文字数 87,126
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.10.31
この世界は、自由と多様性で溢れている。魔法も科学も魔術も兵器も何でもある。おまけにたくさんの人が生きている。いい人も、悪い人も、変な人も、たくさんいる。
そんな夢のような世界で、死ねない呪いをかけられた不死者の少年レグノは、自らの呪いをとくために旅を続けていた。
その旅の中で、出会った少女マーロと増えたり、減ったりする仲間たちとの物語
文字数 6,169
最終更新日 2024.08.08
登録日 2024.08.06
突如、多元宇宙の並行世界の境い目が部分的に破損・混濁してしまう。人々はこれをコラプス(破綻)と呼ぶ。そしてその破綻点の中心をダラガンと名付け恐れた。ダラガンでは人の願いの全てが叶う。このコラプスによって出現した他郷幻野を、ダラガンを目指し一人旅する若者がいた。彼の名は柳緑。
そして柳緑の旅の連れは、彼の自我ホログラム・エコーである花紅。
花紅は心理治療ディバイスと、柳緑が着装する外骨格バトルスーツ用シンクロ・ディバイスが相互作用して生まれた存在だ。
そして彼らの移動手段は、何故か、サイドカー付きのスーパーカブ、、。
今日も柳緑花紅は、キャンプ生活を続けながらダラガンに『テロメア解』を求め他郷幻野をさまよう旅を続ける。
文字数 164,534
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.04.28
文字数 15,072
最終更新日 2024.01.30
登録日 2023.12.31
修学旅行中の東京七番高校三年7組の生徒30人が乗るバスが、険しい山道で悪質なあおり運転に遭ってしまう。運転手は必死に運転を試みるが、急カーブに差し掛かったところでタイヤがスリップしてしまい、バスはガードレールを突き破り、崖下に落下していく。
学級委員長である細山耀太(ほそやまようた)は死を覚悟するが、次に目を覚ましたとき、なぜかバスは見たことのない異界の道を走っていた。
そこはイーストレーテ王国で、物珍しさからお城に招待されることになる一行。
しかし国王に謁見した席上で、ひょんなことから、なぜかローカル路線『馬車』だけを使って100日間でイーストレーテ王国を一周出来るかどうかという話が始まってしまう。
国王はそんなことは絶対に無理だという意見の持ち主で、もしも耀汰たちがローカル路線『馬車』だけを使って100日間でイーストレーテ王国を一周出来たならば、この世界での生活を全面的に援助するが挑戦する気はないかと交渉してきた。
断ることが出来そうになかったので、仕方なくその賭けにのることにした一行。
学級委員長というだけでリーダー役を押し付けられた耀汰は、オロオロするばかりでまるで頼りにならない新米担任、ギャル気質が抜けないバスガイド、さらに個性豊かなクラスメイトたちをなんとかひとつにまとめつつ、ローカル路線『馬車』乗り継ぎの旅に出るのだった。
注意事項その1
☆結末は決めていますが、途中の展開はまだ何も決めていません。その為、話が遠回りになったり、ネタだけの回があったりするかもしれませんが、温かい目で見守ってもらえると幸いです。
また、タイトルには100日間とありますが、内容次第で50日間になったり150日間になる可能性が大いにあります。
注意事項その2
☆現在、親の介護をしているので、更新頻度はかなりスローペースになると思います。
文字数 188,341
最終更新日 2023.04.13
登録日 2023.01.20
二十世紀なかば、たそかれの世界に生まれた聖なる聖霊の皇子ミラクーロ。生まれながらになんらかの呪いをうけ、彼の成長は十年に一つしか歳をとれない。オニ・ハバキ・モリという名の聖霊の一族に生まれ、寿命は千年。普通であれば、普通に人と同じに二十年もすれば大人と同じ体つきに成長し、普通に恋もでき、普通に力もふるえるのに、五十年を経た今もなお体は幼子のまま。
前作『青い扉と銀の鈴 - 世間知らずのお嬢様と魔王討伐の生き残りと魔王の息子とが出逢った頃の物語』から半年後の物語。今回は、ミラクーロくんが主役です。
異色の三人組パーティーが辿る、百年におよぶロード・ファンタジー。
*- -*
年表
1968年 04月18日 ミラクーロ・フィリオス・アイオリア 『たそかれの世界』アイオリアに誕生
1987年 08月10日 影井徐次郎 日本に誕生
2000年 10月10日 10月10日 レイミリア・ブラウンシュタイン・コーネリアス・ラ・グランスマイル 『たそかれの世界』アイオリアに誕生
…
2018年 01月10日 『たそかれの世界』アイオリアのハリル山洞窟奥にある、地底湖カムイ=アイリ湖にて、三人が遭遇。直後に失踪。
2018年 05月15日 三人無事に帰還。
2018年 05月15日 レイミリア帰宅。
2018年 05月16日 銀の鈴の力(使用者ミラクーロ)で、三人は大洋へ。
…
2018年 11月19日 目的の『海の精霊』が見つからず、三人は日帰りで大洋通いの日々をおくっていた。
※この物語は、主人公であるミラクーロ・フィリオス・アイオリア様の視点で描かれています。文中におけるご不明点、ご不快な点、ご理解不能な点、ご矛盾点、ご納得いただけない点等がございましたら、アイオリア王室お客様対応センターまでご連絡ください。この問い合わせの内容による不敬罪等の罪は不問とさせていただきますので、ふるってご応募ください。
※お問い合せいただいた方の中から、抽選で5名の方に、アイオリアで見る洞窟湖上大花火大会へのご招待券があたります。
※海外からのお問い合せは現在承っておりません。ご了承、ご容赦願います。
文字数 112,238
最終更新日 2018.11.29
登録日 2018.10.05
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