青春小説一覧
九十三 蓮はたまに変な夢を見ていた。そこには知らない少年と少女がいて一緒に楽しそうに遊んでる。かと思えば真っ黒な手が現れその二人を連れ去ってしまう。そして最後には決まって少女がこう言う。「助けて――蓮」
ある日、蓮は幼稚園からの付き合いである莉緒と夕晴と共に子どもの頃に作った秘密基地へ向かった。そこには錆びたお菓子の缶がありそこには子どもの頃に入れた物が詰まっていた。だがそこにあった見知らぬ懐中時計。それを手に取った瞬間、蓮の頭に知らない記憶が蘇る。しかもそこには夢で見るあの少年の姿があった。莉緒と夕晴はそんな蓮に首を傾げるが、蓮から夢の話を聞いた次の日。二人も同じ夢を見たと口を揃えた。
それから三人は、その知らない少年と少女の事を調べ始めるが……。
※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません。また心霊関係の情報は創作であり、心霊現象の検証および心霊スポット等へ行くことは危険ですので絶対に真似しないでください。
文字数 38,626
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.02
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!
文字数 228,272
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.05.02
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
文字数 685,543
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.08.01
文字数 111,376
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.08.05
血の繋がらない3人が様々な困難を乗り越え、家族としての絆を紡いだ本編【愛すべき不思議な家族】の続編となります。【小説家になろうで200万PV】
ひとつの家族となった3人に、引き続き様々な出来事や苦悩、幸せな日常が訪れ、それらを経て、より確かな家族へと至っていく過程を書いています。
少女が大人になり、大人も年齢を重ね、世代を交代していく中で変わっていくもの、変わらないものを見ていただければと思います。
※この作品は小説家になろう及び他のサイトとの重複投稿作品です。
文字数 1,642,336
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.06.28
ちょっと風変わりな女子高校生のお話です。
オムニバスストーリーなので、淡々としていますが、気楽な気分で読んでいただけると
ありがたいです。
文字数 60,375
最終更新日 2024.11.21
登録日 2022.02.26
ーーあなたに私の学園の全てを遺贈します。
私立慈従学園 坂東和泉
若狭透は大家族の長男で、毎日のように家事に追われている。
そんな中、向井巧という強面の青年が訪れて来た。彼は坂東理事長の遺言を透に届けに来たのだ。手紙には学園長と縁もゆかりもない透に学園を相続させると書かれていた――。
四人の学生が理事長の遺した謎を解いていく、謎解き青春ミステリー。
文字数 150,766
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.04.09
多くの空手家から尊敬を込めて「龍皇」と呼ばれる久米颯玄。幼いころから祖父の下で空手修行に入り、成人するまでの修行の様子を描く。
その中で過日の沖縄で行なわれていた「掛け試し」と呼ばれる実戦試合にも参加。若くしてそこで頭角を表し、生涯の相手、サキと出会う。強豪との戦い、出稽古で技の幅を広げ、やがて本土に武者修行を決意する。本章はそこで終わる。第2章では本土での修行の様子、第3章は進駐軍への空手指導をきっかけに世界普及する様子を独特の筆致で紹介する。(※第2章以降の公開は読者の方の興味の動向によって決めたいと思います)
この話は実在するある拳聖がモデルで、日本本土への空手普及に貢献した稀有なエピソードを参考にしており、戦いのシーンの描写も丁寧に描いている。
文字数 28,589
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.09
この物語は、成長と挑戦の物語です。自分自身と向き合い、周囲の人々との関係を築き上げていく過程を描いています。初めての経験に戸惑い、失敗を重ねながらも、手紙に込められた過去の声に励まされ、次第に自信を持ち始める結衣。彼女の奮闘と成長の姿勢は、誰しもが感じる不安や挫折を乗り越える力を思い起こさせてくれます。
文字数 86,573
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.21
ある日、業平はじめのもとに1人の少女、碧山明久里がやってきた。
海外にいる父の元からやってきた明久里は、一定時間鼓動が速くなると爆発する時限爆弾を胸に抱えた、爆弾系女子だった。
父の頼みで明久里と共に暮らし、学校へ通うことになったはじめは、常に明久里の様子に異変がないか観察することになったが、明久里は自分のしたいままに行動する活発系女子であり、その発言と行動に頭を悩まされることになった。
明久里に翻弄されるはじめの日常生活が今始まる。
小説家になろうからの転載となります
文字数 69,924
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.03
恋愛×冒険×ファンタジー×ミステリー?
40% 40% 15% 5%
英語教師の青井は春から顧問を掛け持ちすることに。
前任の策略によりタピオカ部を押し付けられるのだが……
誘惑に負け教え子に手を出してしまう。
深みに嵌った英語教師はついに許されざる関係へ陥る。
悩みに悩んだ主人公たちはついに禁断の地へ。
もう誰も止めることが出来ない果てしない旅で僅かな希望の光を探し求める。
閉ざされた絶望の楽園の中で永遠の後悔に苛まれ続けるしかないのか?
選ばれし者たちの若さ故の暴走が加速する青春残酷物語。
年一度の危険度マックスの夏休み特別編。
八月末現在 まだ学園編なので序盤。そろそろ本格的に動き出す頃。
穏やかな学園生活は突如終わりを迎え狂い始める<ZERO館>の面々。
今、物語はゆっくりと動き出す。
文字数 299,751
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.08.22
いじめられたことが切っ掛けで不登校中の少女、成海は男性同士の恋愛に熱中するオタク腐女子。一方、突然転校してきた転校生は、学校中をにぎわせるほど美しい容姿を持ち、成績は学年トップ。抜群の運動神経を備えた完璧な優等生として注目を集めていた。
ある日、少年は、担任の先生に頼まれクラスメイトの成海の元へ学校の配布プリントを届ける係を請け負うことに。しかし、人間不信を拗らせた成海にとって、突然やってきた見知らぬ少年は恐怖の存在でしかない。
きっと、嫌がらせに来たに違いないと、頑なに心を閉ざす成海だったが。結局、一緒に勉強することになってーー。
『何があっても、俺がきみをまもるから』
自分の容姿に自信がないぽっちゃりが美少年と紡ぐ、友情から恋へと続くスクール青春ラブストーリー‼︎
※主人公は痩せません。
※暴力表現や、いじめ表現があります。
※中学生時代(友情)→高校時代(恋愛)→成人(溺愛)へと進んでいきます。
※しっかりとストーリーやキャラクターを楽しみたい方向けです。中学生時代の様々な過程を経て、美少年が主人公に恋をしていきます。
※サクッと恋愛のみを楽しみたい方には向きません。
※舞台は現代日本ですが、ICT教育が普及した後の中学校を想定しています。連絡物やテストは電子化されてる設定ですが、紙の教科書やノートの使用がまだされている描写があります。また、作者自身がICT教育への解像度が低いため、多分に想像も含まれます。その点を合わせて、フィクションとしてお楽しみください。
※【カクヨム先行公開中】その他、各小説サイトにも連載しています。
文字数 390,172
最終更新日 2024.11.21
登録日 2023.11.01
文字数 2,132
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.16
俺は幼馴染である朱里のことが好きだった。
けど最近、なんだか朱里は俺の親友(運動部の超イケメン!)と仲良くしている。
二人はお似合いだし、きっとあのまま付き合うんだろう。
そう思うとやるせなく、なんだか気分も憂鬱になるというものだ。
しかしある日、夢の中に神様が現れた。
そいつが言うには「朱里は一か月後に心臓発作で死んでしまう」らしい。
せめて朱里のために、そう思った俺は神様に身代わりを申し出ることにした。
これで何の悔いもなく――などと考えていた矢先、俺は朱里に呼び出されることになる。
えっ? 「ずっと昔から好きでした」だって……?
小説家になろう・ハーメルン・カクヨムにも掲載しています。
文字数 38,459
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.10
高校生ユウトが始めたバイト、そこは女子ばかりの一見ハーレム?な店だったが、その中身は男子の思い描くモノとはぜ~んぜん違っていた??
文字数 10,284
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.02
山下桜(やましたさくら)、24歳、パティシエ。
大手ホテルの製菓部で働いていたけれど――心と体が限界を迎えてしまう。
流れついたのは、金持ちのボンボン息子・鈴川京介(すずかわきょうすけ)が趣味で開いているカフェだった。
桜は働きながら同僚の松田健(まつだたける)と衝突したり、訪れる客と交流しながら、ゆっくりゆっくり心の傷を癒していく。
苦しい過去と辛い事情を胸に抱えた三人の、再生の物語。
文字数 20,643
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.07.16
「本命彼女はモテすぎ注意! ~高嶺に咲いてる僕のキミ~」のサイドストーリー短編です!
ヒロインは同作登場の佐々木史帆(ささきしほ)です。
本編試し読みで彼女の登場シーンは全部出ているので、よろしければ同作試し読みを読んでからお読みください。
《あらすじ》
憧れの「高校生」になった【佐々木史帆】は、彼氏が欲しくて堪まらない。
同じクラスで一番好みのタイプだった【桐生翔真(きりゅうしょうま)】という男子にほのかな憧れを抱き、何とかアプローチを頑張るのだが、彼にはいつしか、「高嶺の花」な本命の彼女ができてしまったようで――!
---
二万字弱の短編です。お時間のある時に読んでもらえたら嬉しいです!
文字数 5,732
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
文字数 70,358
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.05.23
青と緑の光の世界‥スチームパンク×エーテルファンタジー――始動!
「ここは、どこだ…?」
-これはのちに「エーテルギア中興の祖」と称される、ある技術者の冒険譚-
日本で流行病に倒れた橘瑞樹が目覚めたのは、空に蒸気船が浮かび、エーテルと歯車が支える異世界の街「クロックタウン」。
自分がどうして16歳の青年として転生したのか、わからないことだらけの彼に手を差し伸べたのは、青い義手の研究者リリーだった。
エーテルというエネルギーを使い、街の暮らしを支える「エーテルギア」。
リリーからこの世界のあらましを聞いた瑞樹は、異世界で再び生きること模索し始めた。本によればこの世界には様々な謎がある。世界各地の「世界樹」に「天空の城」、「青いエーテルギア」、そして、瑞樹自身。
エーテル技術の探求と、新しい世界に誰も知らない謎が彼を待ち受けている。果たして、瑞樹は異世界で運命を切り拓けるのか——
異世界の技術と魔物が交錯するスチームパンク冒険譚、開幕!
文字数 16,581
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.17
本作はSF要素たっぷりのラブコメディです。
20世紀の終わりごろの夏に突如、都内近郊に謎の女性が現れた。
謎の女性〝ナギ〟は24世紀の世界から来た未来人であった。
ナギは20世紀青年〝野比坂 一刻〟と出会い、予測不能のひとつ屋根の下、
二人の奇妙な生活が始まるわけだが…
▽出演者
野比坂 一刻《のびざか かずとき》 本作の主人公。映画や演劇が好きな平凡な大学生。1977年6月2日生まれ。
皆本 雫《みなもと しずく》 一刻の幼なじみ。役者を目指して都内の俳優養成所に通っている。1978年2月6日生まれ。
ナギ/音代 和《おとしろ なぎ》 未来から来た謎の女性。一刻に興味を持って、彼の向かいの住居に越してくる。2286年10月17日生まれ。
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ドラッチ/ガーディアン ナギの保護者兼監視役ドローン
野比坂 隼人《のびざか はやと》 一刻の叔父。喫茶店<mii>経営者。1952年5月11日生まれ。
野比坂 美衣《のびざか みい》 一刻の叔母。夫=隼人が経営する喫茶店では接客を担当。店のマドンナ的存在。1970年3月1日生まれ。
小根山 兼正《こねやま かねまさ》 一刻が通う大学の友人、日本財閥の御曹司。1977年11月15日生まれ。
郷田 剛志《ごうだ つよし》 一刻の友人で、暴力的だが情に厚い一面がある。1977年7月25日生まれ。
桧木 英雄《ひのき ひでお》 一刻の友人兼理解者で、学業優秀、スポーツ万能の優等生。1977年8月24日生まれ。
文字数 87,864
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.08.12
俺に青春など必要ない。
新高校1年生の俺、由良久志はたまたま隣の席になった有田さんと、なんだかんだで同居することに!?
絶対に他には言えない俺の秘密を知ってしまった彼女は、勿論秘密にすることはなく…
本当の思いは自分の奥底に隠して繰り広げる青春ラブコメ!
なろう、カクヨムでも連載中!
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330647702492601
なろう→https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n5319hy/
文字数 736,582
最終更新日 2024.11.21
登録日 2023.01.07
高校生になり数ヵ月。一学期ももうそろそろ終わりを告げる頃。
僕、田中僚太はクラスのマドンナとも言われ始めている立花凛花に呼び出された。クラスのマドンナといわれるだけあって彼女の顔は誰が見ても美人であり加えて勉強、スポーツができ更には性格も良いと話題である。
それに対して僕はクラス屈指の陰キャポジである。
人見知りなのもあるが、何より通っていた中学校から遠い高校に来たため、たまたま同じ高校に来た一人の中学時代の友達しかいない。
そのため休み時間はその友人と話すか読書をして過ごすかという正に陰キャであった。
そんな僕にクラスのマドンナはというと、
「私と付き合ってくれませんか?」
この言葉から彼の平凡に終わると思われていた高校生活が平凡と言えなくなる。
文字数 79,183
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.07
彼女がなぜ死ななければならなかったのか、物語は一つの心中事件を追う展開となります。
第1部では彼女が死んだ事件に涼平(りょうへい)が出くわすまでの出来事を、高級クラブの黒服となった涼平の経緯とともに、高級クラブという職場の生活を黒服目線で描きながら進んでいきます。
第2部では高級クラブのホステスである萌未(めぐみ)の目線を通して高級クラブの世界を描きながら、事件の真相を追っていきます。
第3部は解決編です。事件の真犯人が分かるとともに、北新地に関わる様々な人たちの群像劇ともなっています。
本作は黒服、ホステス、客という三者の立場で見える北新地の姿を描きながら、殺人事件の真相を追っていくミステリーとなっております。最終回まですでに書き終えており、なかなかリアルな高級クラブの世界を描き切れたのではないかと自負しております。お水エンターテインメント作品として楽しんでいただければ幸いです。
※本作品はフィクションです。実在する人物、団体、出来事とは関係ありません。
文字数 647,617
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.04.10
──意地っ張りで不器用な私の想いに気づいて。
私には動物たちの声が聞こえる。
今日も救いを求めてやってきた動物たちの怪我や病気におまじないを掛けて治してあげる。
「痛いの痛いの飛んでゆけ」
おまじない1つで皆元気になるんだ。
ドキドキしながら入学した魔法魔術学校で、私は彼と出会った。
動物たちは素直に心を伝えてくれるのに、あなたは何を考えてるかまるで分からない。
──ねぇ、私の心に気づいているの?
◇◆◇
拙作、太陽のデイジーの数年後の話。
前作と今作の登場人物たちはあまり関係ありません。
前作を読まなくても楽しめるように描いておりますが、太陽のデイジーをお読みくださったほうが世界観がわかりやすいかと思います。
無断転載転用禁止。
Do not repost.
文字数 311,395
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.05.16
人の死を笑うことを生業とする青年と、
人の死を偽装することを生業とする青年の日常。
毎日0時、最新話更新。
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
文字数 134,587
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.09.16
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
文字数 118,552
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.09.29
毎日更新
一話一話が短いのでサクッと読める作品です。
水原涼香(みずはらりょうか)
黒髪ロングに左目尻ほくろのスレンダーなクールビューティー。下級生を中心に、クールで美人な先輩という認識を持たれている。同級生達からは問題児扱い。涼音の可愛さは全人類が知るべきことだと思っている。
檜山涼音(ひやますずね)
茶色に染められた長い髪をおさげにしており、クリっとした目はとても可愛らしい。その愛らしい見た目は、この学校で可愛い子は? と言えばすぐ名前が上がる程の可愛さ。涼香がいればそれでいいと思っている節がある。
柏木菜々美(かしわぎななみ)
肩口まで伸びてた赤毛の少し釣り目な女子生徒。ここねが世界で一可愛い。
自分がここねといちゃついているのに、他の人がいちゃついているのを見ると顔を真っ赤にして照れたり逃げ出したり爆発する。
基本的にいちゃついているところを見られても真っ赤になったり爆発したりする。
残念美人。
芹澤ここね(せりざわここね)
黒のサイドテールの小柄な体躯に真面目な生徒。目が大きく、小動物のような思わず守ってあげたくなる雰囲気がある。可愛い。ここねの頭を撫でるために今日も争いが繰り広げられているとかいないとか。菜々美が大好き。人前でもいちゃつける人。
綾瀬彩(あやせあや)
ウェーブがかったベージュの髪。セミロング。
成績優秀。可愛い顔をしているのだが、常に機嫌が悪そうな顔をしている、決して菜々美と涼香のせいで機嫌が悪い顔をしているわけではない。決して涼香のせいではない。なぜかフルネームで呼ばれる。夏美とよく一緒にいる。
伊藤夏美(いとうなつみ)
彩の真似をして髪の毛をベージュに染めている。髪型まで同じにしたら彩が怒るからボブヘアーにパーマをあててウェーブさせている
彩と同じ中学出身。彩を追ってこの高校に入学した。
元々は引っ込み思案な性格だったが、堂々としている彩に憧れて、彩の隣に立てるようにと頑張っている。
綺麗な顔立ちの子。
春田若菜(はるたわかな)
黒髪ショートカットのバスケ部。涼香と三年間同じクラスの猛者。
なんとなくの雰囲気でそれっぽいことを言える。涼香と三年間同じクラスで過ごしただけのことはある。
涼香が躓いて放った宙を舞う割れ物は若菜がキャッチする。
チャリ通。
文字数 364,902
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.03.02
文字数 50,281
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.11.11
現代日本と不釣り合いなとある山奥には、神社を中心とする妖討伐の一族が暮らす村があった。その一族を率いる櫛田八早月(くしだ やよい)は、わずか八歳で跡目を継いだ神職の巫(かんなぎ)である。その八早月はこの春いよいよ中学生となり少し離れた町の中学校へ通うことになった。
妖退治と変わった風習に囲まれ育った八早月は、初めて体験する普通の生活を想像し胸を高鳴らせていた。きっと今まで見たこともないものや未体験なこと、知らないことにも沢山触れるに違いないと。
この物語は、ちょっと変わった幼少期を経て中学生になった少女の、非日常的な日常を中心とした体験を綴ったものです。一体どんな日々が待ち受けているのでしょう。
※外伝
・限界集落で暮らす専業主婦のお仕事は『今も』あやかし退治なのです
https://www.alphapolis.co.jp/novel/398438394/874873298
※当作品は完全なフィクションです。
登場する人物、地名、、法人名、行事名、その他すべての固有名詞は創作物ですので、もし同名な人や物が有り迷惑である場合はご連絡ください。
事前に実在のものと被らないか調べてはおりますが完全とは言い切れません。
当然各地の伝統文化や催事などを貶める意図もございませんが、万一似通ったものがあり問題だとお感じになられた場合はご容赦ください。
文字数 835,115
最終更新日 2024.11.20
登録日 2023.12.28