殺人事件小説一覧
主人公の女性『美琴(みこと)』は、小さい頃からいくつもの大きな選択をしてきた。1つ目は、小学校6年生の時の選択。それが、彼女の大きな選択の歴史の始まりだった……。
両親が離婚することとなり、父か母、どちらへついて行きたいかの選択を美琴は迫られた。まだ小さかった美琴は、母には経済力がないことを知っていたため、生きて行くために『父』を選んだ。
ここから彼女の人生の分岐、選択の人生が始まった……。
そして、最後の選択をした時、父の代わりに隣にいた男性……。
切なく、辛い彼女の人生がそこにあった。
人生は選択の連続の上に成り立っている……。
これは、全て彼女の決めた道……、彼女が決めた選択だ……。
文字数 5,887
最終更新日 2022.02.17
登録日 2022.02.15
20XX年、六月。
学校でクラスの噂になるほど、美人の女子高生がいた。
名前は橘 智夏(たちばな ちなつ)17歳。
彼女は本当に美人で、誰からも好かれるほどの女子高生だった。
彼女は友達も多く、男子からは告白されることも多かった。
ーーーだがその年の十月。
クラスのマドンナの橘智夏が、死んだ。
橘智夏は、自宅近くの林の中で暴行されて死んでいたのだ。
橘智夏を殺したのは、誰だーーー?
彼女なぜ、殺されたのかーーー?
文字数 29,743
最終更新日 2022.02.14
登録日 2022.02.02
踊り子の娘を蔑んだ翌朝、ジベティヌス公爵一家は一人を残して皆殺しになった。
生き残ったのは件の踊り子の娘。庶子である三女フローラ。
彼女はことの元凶となった父親という名のクズに一目会いたかった。会って文句を言いたかった。
なぜ自分が半分とはいえ血の繋がった異母姉たちに蔑まれなければならないのか、溜まった不満をぶつけた。
「わたくしを下賤の血をひくと蔑みますが、そもそも殿方がもよおさねばこんな事態にならないのではなくて?」
愛する女の産んだ愛娘の本心を知った公爵は激昂し、愛刀を振るう。
事件後、生き残ったフローラと会った王太子は彼女の美しさに心奪われ、空いた婚約者の座に据えようと思いつく。
だが彼女を「王太子」の妃に出来ない理由が発覚した。おぞましい公爵家内での虐待を……
それでも王太子は彼女を手に入れたかったが、フローラ自身は……
「考えて、ヤン! 撤収するわよっ」
※冒頭、殺人の模様があります。サスペンスです。残酷描写があります。苦手な人はブラバ推奨。
※途中にもムナクソ事件が発覚します。この時点でブラバするとムナクソなままですが終盤まで読むと納得するかと。
※設定はゆるんゆるん
※現実世界に似たような状況がありますが、拙作の中では忠実な再現はしていません。なんちゃって異世界だとご了承ください。
※全話、執筆済。完結確約。
※このお話は小説家になろうにも掲載してます。
文字数 38,934
最終更新日 2022.02.12
登録日 2022.02.06
昼下がりのラーメン屋に一人の異様な容貌の客がやって来た。
その客の正体は滋賀からやってきた逃亡犯の産婦人科医だった。
文字数 9,410
最終更新日 2022.01.22
登録日 2022.01.22
屈折する光のなかで不思議に瞑い不協和音が響く。鏡のなかに誰が棲む。夜更けに独りで彷徨う影よ。他人が見るほど甘くはなく、自分が思うほど弱くもない。シュールな時空間に目覚めるキマイラ。可視光線だけじゃないんだ。見えぬ光がそこらじゅうで跳ねる。鏡の映す逆さの真実。幻を重ねて撫でている。
赤嶺玲は左手指骨折で、嘱望されたソロバイオリニストの未来を失った。沖縄県の片隅でピアノ教師・紅子と共同経営で音楽教室を開く。紅子は夫を捨て、赤嶺玲は闇討ちで顔に大火傷を負う。紅子が火災で死に、その犯人と目された紅子の夫が首を切断されて発見。警察は、赤嶺玲を取り調べる。
文字数 21,029
最終更新日 2022.01.20
登録日 2020.05.12
絶海の孤島に建てられた極秘の研究所は、軍とも関連があると言われており、島に向かっての極秘の定期便の船以外は外界と接続していない。
そんな隔絶された研究所の密室内で殺人事件が起きた!
真犯人は超人工知能搭載のロボットか!?
フランケンシュタインの化け物が登場。この最新科学で生み出された化け物はロボット三原則によって人間を害することはできない……はず?
点と点が繋がり…AIは道具なのか、意思を持っているのか!?
名探偵「黄金探偵」コンジの第二作目。
金色の脳細胞IQ250を持つ男・名探偵、輝乃皇・崑児(きののう・こんじ)は、この謎を推理で突きとめることができるのか!?
文字数 30,840
最終更新日 2022.01.18
登録日 2021.05.06
20年以上も前のことです。私はある男の元に毎週娘と通っていました。途中にねむの木が生えていたのですが、ある日娘がその木に手を振りました。でも木の下には誰もいないのです。
「ある男」は数年後、変わり果てた姿で娘の前に現れて――――
文字数 11,481
最終更新日 2021.11.30
登録日 2021.11.24
二人の男が車で山を目指していた。
何のために向かうのか。
何を乗せて向かうのか。
行き先には何があるのか。
楽な方に流されるとどうなるのか。
二人は行き着いた先で空を見上げる。
文字数 3,498
最終更新日 2021.11.23
登録日 2021.11.23
岐阜県郡上市で、ひとり息子が義理の両親を刺殺する事件が発生した。
現場で逮捕された息子の健一は、取り調べから黙秘を続け動機が判然としないまま、勾留延長された末に起訴された。
弁護の依頼を受けた、桜井法律事務所の廣田は、過失致死罪で弁護をしようとするのだが、健一は、何も話さないまま裁判が始まった。そして、被告人の健一は、公判の冒頭の人定質問より黙秘してしまう……
文字数 82,975
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.07.11
どこにでも居るような仲良しの夫婦。
しかし、彼らに襲った悲劇は彼らの環境を大きく変えて行ってしまう......
文字数 6,910
最終更新日 2021.11.11
登録日 2021.11.10
俺の友達・鈴香さん。
どうやら彼女は同居していた兄を殺してしまったらしい。
死体を山奥に埋めに行くまでの、一夜の物語。
文字数 9,938
最終更新日 2021.11.06
登録日 2021.11.06
文字数 2,866
最終更新日 2021.10.24
登録日 2021.07.13
2021年8月4日午後8時ごろ。鍋尾市の老夫婦の家で強盗事件が起きた。
犯人はまだ捕まっていない。今年に入ってもう、5件目だ。
OLの私、市川さくらは5件目の強盗犯らしき人物を見かける―――
そこから、再び強盗の件数が増えていく。犯人を見てしまったさくらの運命は―――いかに?
※※
あることに感化されて書きました。
文字数 2,243
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.10.15
アマゾン川にて人魚の死骸が見つかり、人魚は現生人類とは異なった進化を遂げた人類であるという研究結果が発表される。人魚にもある程度の知性があるとわかると、人魚と人間の間を取り持つ人魚国際保護機関(MIS)も創設された。
それからおよそ70年後。溺死した人魚の遺体が発見され、MISの捜査官である主人公が犯人捜査に乗り出すことになる。
※本作は小説家になろうでも公開しています。
文字数 5,959
最終更新日 2021.10.13
登録日 2021.10.13
その廃校には女生徒の幽霊が出る。
友人との何気ない会話から町外れの廃校に訪れた千草明久はそこで1人の少女と出会った。
非日常に魅入られた少女、栗見綾音。
その奇怪な少女との出会いが事件の始まり。
事件を前にして少女は面白いと嗤うのだった。
文字数 43,914
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.07.28
あの世で死んだ本当の真相を明らかにする真相究明課。自分の名前が若干コンプレックスな鈴木太郎と上司の長瀬芽唯で真相を究明します。
文字数 69,515
最終更新日 2021.09.27
登録日 2020.08.18
他人に対し異常なまでの嫌悪感を抱く吉良徳郁。裏社会の便利屋、立島敦志。アメリカの刑務所を脱獄し白土市にやって来た最凶殺人鬼、ペドロ。謎の少女、サン。白土市にて起こる異様な連続殺人事件のさなか、運命的な出会いを果たしたふたり。ひとりの「女」を全身全霊で愛したアウトローが紡ぐ血みどろのラブ・サスペンス。
※残酷な描写が多数ありますので、苦手な方は御注意ください。
文字数 100,888
最終更新日 2021.09.19
登録日 2021.09.15
殺人事件が起こって、佐川刑事が活躍する話です。犯人らしい人にアリバイがあります。
あなたなら、どうしますか?佐川刑事はちゃんと解決してみせました。
文字数 6,588
最終更新日 2021.09.18
登録日 2021.09.18
心療内科に通う女性の日々高まりゆく感情の移り変わり。
心の中で消える事のなく揺らぐ一つの葛藤に抗う日々。
彼女が選んだ自身の結末と、彼女の願いは……。
文字数 46,778
最終更新日 2021.08.30
登録日 2021.08.30
新宿の片隅で、しがない探偵事務所を営む探偵。探偵の仕事は、もっぱら浮気調査と探し物。正直、やり甲斐は無い。しかし、探偵にとってはそんなことはどうても良かった。
なぜなら探偵は、どんなささいなことも忘れることができない、超記憶症候群を患っていたからだ。
どんな辛い記憶も忘れることができない苦しみを抱え、人との接触を極力避け、探偵は世捨て人同然の生活を送っていた。
そんなある日、探偵の大学時代の同期、小川が事務所を訪れる。
小川は警視庁の幹部で、探偵の助けを借りていくつもの難事件を解決に導き、異例の出世をしている。
小川は、すでに事故として処理されている案件が、他殺なのではないかと疑念を抱き、探偵に調査協力を仰ぎに来たのであった。
事件の概要は、新宿のマンションの一室で、若い女性が死亡したことに始まる。
靴に防水スプレーを噴霧していた時のガスで、呼吸困難になり死亡したということで、事故として処理されようとしていた。
しかし、小川は釈然としない。
だが、何がそんな想いにさせているのかが説明できない。
そこで小川は探偵の力を借りにきたのであった。
当初は乗り気で無かった探偵だったが、しだいに事件に関心を抱くようになり、真実の究明に力を貸すことになる。
容疑者は3人。
被害者の愛人で勤務先の社長でもある男。
そして、その妻。
被害者の恋人である絵に描いたような好青年。
果たして、この事故は事件なのか?そして、被害者を殺害した犯人は誰なのか?
文字数 15,513
最終更新日 2021.08.21
登録日 2021.08.21
文字数 2,246
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.19
どこか、とある地のアンティーク店。
薄暗がりの店内に居る女店主は、義足の凄腕魔術師。
早朝、そのアンティーク店へ逃げ込んできたものがあった。
「命を狙ってくる追っ手から逃げなければいけない」
「でも、そいつに大事なものを盗まれてしまった」
「絶対に取り返さなければならない」
追われているは、二重人格の少女。
しかし追っ手は、酷く厄介な魔術師。
太刀打ちできるのは、女店主の魔術のみ。
店から出ることができない女店主は、知恵を、魔術を、能力を、二重人格の少女へと託す。
少女は追っ手から、盗まれたものを取り戻せるか──?
──────────────────
気分転換に書いて、気分転換に更新します。
完全なる不定期更新です。今のところ。
正直なところ、プロット(物語筋)は決まってますが、細かいところはその都度登場人物たち全員と相談しながら、です。
佑佳の気分転換のものですが、苦手ジャンルに挑戦しているので、そりゃ褒められれば嬉しいです。なんちて。
お付き合いありがとうございます(^^)
文字数 30,800
最終更新日 2021.08.06
登録日 2020.09.19
日本の江戸時代に似た文化、風土のある国があった。安森家という代々狐憑きが生まれ、莫大な財産、幸運、繁栄という恩恵を受けている一族で、そこにあかりは半ば騙され嫁入りする。嫁入りして一族の内情が分かり始めてくると、今まで自分の周りで起きてきた不可解な出来事、そして安森家の複雑な絡みが解けて線で繋がっていく。
伏線回収系ストーリー
35話完結。
大まかに恋愛編、結婚編、人物編、謎解明編、解決編の流れになっております。
Instagram
morioka09
小説についての投稿をしています。
※狐憑きの身体的特徴の描写は、作品中の中だけの解釈であり、現実社会の差別的偏見で書かれたものではありません。
又、風鼠の描写に関しても、差別的偏見で書かれたものではなく、物語上のフィクションとして書かれているものになります。
こちらの注意を踏まえた上、ご拝読お願いいたします。
文字数 96,465
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.14
──おいで。受け止めてあげるから。
下で両腕を広げる様子は、まるで王子様だった。
親友の兄であるリチャード・クロフォードに初めての恋を捧げ、告白することなくナオは・リリーは別れるしかなかった。
成人を迎え、親友に招待された別荘で、ナオは初恋の人と再会を果たす。あのときと同じように、優しく甘く官能的な声で囁くリチャードに、ナオは初恋を蘇らせてしまうしかなかった。彼はゲイではないと抑えても、止まることを知らずに惹かれてしまう。
嵐にぶつかった別荘は孤立し、しかも殺人事件が起こってしまった。そこで知らされるリチャードの正体とは……。
文字数 90,661
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.02.07
主人公、朝比奈優作は色々なアルバイトを掛け持つフリーター。月刊誌の特集記事で『ワクチン』を扱うことになり、友人の紹介で専門家の杉下准教授に会うことになった。大学で准教授の講義を受けた後、二人で立ち寄った喫茶店で朝比奈の目の前で突然発作をおこし倒れてしまう。幸い、朝比奈の処置により命は取り留めるが、意識不明の重体になる。違和感を感じた朝比奈は、杉下准教授について調べ始めるが、五年前大勢の死傷者を出した交通事故に巻き込まれた妹を、杉下准教授がある大物議員のガン摘出手術に関わっていた為に、院長が緊急搬送を拒んだのが原因で死なせてしまったことを知り、外科医を辞めワクチンの研究者となっていたことを知る。
妹の意思を継いで、ワクチンの研究に、後の人生を捧げようと誓った杉下准教授は、政府の推し進めようとするワクチンの有効率の改ざんや不正の追求に、動き出そうとしていたことを感じ取った朝比奈は、杉下准教授は口封じを目的して殺害されようとしたと確信する。そこで、友人である大神刑事の力を借りて、その計画を企んだ人物を炙り出し、事件の真実を明らかにする。
うんちくを語る朝比奈と、彼女の美紀、そして友人の大神刑事との掛け合いを描きながら、難事件を解決してゆく『変人』探偵朝比奈の物語です。
朝比奈優作シリーズ第3弾。
文字数 77,528
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16
主人公朝比奈優作は、友人糸川美紀を連れ出して食事をしていると、挙動不審な人物を目にして後を追い、男性が女性をスタンガンで襲い暴行しようとするその時、追いついて彼女を助ける。その後、その事件の犯人として一人の大学生が自首し地検に送検されて来るが、臨時に採用された朝比奈が検察事務官として勤めていて、身代わりによる出頭だと気づき、担当する新垣検事に助言し不起訴処分となる。しかし、今度は不起訴処分となった大学生が自殺してしまう。死亡した大学生の大手電機メーカーに勤めていた父親も半年前に自己死を遂げていて、朝比奈はその父親の死も今回の事件に関係しているのではないかと調べ始めるめるが、それを疎ましく思った犯人により暴力団の組員を使って朝比奈を襲わせる。主人公の運命は・・・・・・
朝比奈優作シリーズ第4弾。
文字数 81,239
最終更新日 2021.07.15
登録日 2021.07.15
ある日女子大学生のが主人公のアルバイト先の喫茶店に訪れる。女子大学生は主人公に声を掛けるが、話したいことを伝えられず店を後にし公園のベンチに腰を下ろして考え込んだ後、橋の中央部で飛び降り自殺をしようとするが、偶然出会った主人公に助けられる。自殺の動機を尋ねた主人公が、彼女の父親が官房事務次官であり、捜査もされず自殺として処理されたことを不審に思った主人公は事件の真実を突き止めようとする。
その一方で、彼女は主人公が友人の彼氏だと知っていて、恋人になって欲しいと主人公に迫るが、主人公は彼女の気持ちを察して三日間の恋人になるという契約を結ぶ。そして、二日目の夜、主人公がヤクザの組員に襲われることになるが、一命を取り留め何か巨大な組織にが関わっていると感じ、友人である県警のエリート刑事に協力を依頼し、協力し合って事件解決へと向かうが、彼女の希望である恋人との生活も続けることになる。
そして、恋人としての三日目には、組員の執拗な襲撃に彼女は主人公を庇って被弾して病院に運び込まれることになるが、既に彼女は余命わずかの白血病に掛かっていて、その病気のことを知って友人の主人公に近づいたことも明かされる。しかし、主人公は彼女の病気のこは既に知っていて、恋人になる契約をしたことを告げるが、それでも楽しい時間を過ごせたことを感謝して天国へと旅立つ。
主人公は、彼女の為にも事件解決を自分自身に言い聞かせ、友人の手を借りて『悪』を罰する計画を練る。ラブミステリー小説
朝比奈優作シリーズ第2弾。
文字数 76,893
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
大学の史学部講師澤田裕司が妹優子と訪れていた、名古屋市徳川美術館のレストランで青酸化合物を摂取したことによる中毒にて死亡する。死の直前にコーヒーを運んでいたレストランのアルバイト店員大神崇が犯人として連行されるが、残されたコーヒーから毒物は検出されず釈放される。容疑者として殺害事件に関わることとなった大神は、殺害の動機について調べるうちに義理の伯父だった新宮司正勝が社長を務める巨大製薬会社の後継者問題に突き当たる。新宮司には長男達也と次男和也の二人の息子が居たが、長男の達也一家が飛行機事故で全員死亡し、次男の和也は高校を卒業すると父親との確執で家を出ることになり、結婚後二人の子供を残して病死していた。新宮司正勝は自分の血を引く者を後継者にと考え、和也の子供を捜している最中の事件で亡くなった澤田裕司が孫と分かって愕然とする。もう一人残された孫は新宮司正勝の血を引く可能性は低く、後妻の連れ子の新宮司一成が後継者として浮上する。しかし、澤田裕司の友人が次々と殺害され、その殺害にも関与しているのではないかと疑われた大神が、頭脳と行動力で警察とは別の方法で次々と謎を解き、全ての事件が一つの線に繋がっている事を確信し、それが姉の死にも関係していた犯人へと辿り着く、痛快サスペンス小説。
登場人物
大神崇 東大法学部卒業後訳あって美術館のレストランのウエイターとして働く
澤田優子 大学病院の女医だが兄の死に因って大神に出逢い次第に惹かれて行く
文字数 162,099
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
(長編・第3作目)
見知らぬ屋敷で、失った記憶を探す物語。
目が覚めると、記憶を失っていた———。
記憶喪失状態の関口が目覚めたその場所は、見知らぬ屋敷だった。
背負ったリュックサックに入っていた封筒より、自分が「九月二十日に起きたこと」を思い出すため、『記憶さがし』をしていることを知る。
一人記憶の散策を始める関口だったが、「息子の死の原因が自分にあること」「複数の女性と関係があること」「包丁で刺されたこと」「数ヶ月前に同僚が殺害されていること」等、身に覚えのない記憶達が彼を翻弄する。
さらには謎の怪物が現れ、訳もわからぬうちに襲われる。
いったいここはどこなのか?
なぜ、記憶探しをしているのか?
そして九月二十日に起きたこととは?
文字数 187,631
最終更新日 2021.06.30
登録日 2018.10.23