伯爵令嬢小説一覧
特に美しくもなく、賢くもなく、家柄はそこそこでしかない伯爵令嬢リリアーナは、婚約後六年経ったある日、婚約者である大好きな第二王子に自分が未来の王子妃として選ばれた理由を尋ねてみた。
王子の答えはこうだった。
「くじで引いた紙にリリアーナの名前が書かれていたから」
え、わたし、そんな取るに足らない存在でしかなかったの?!
思い出してみれば、今まで王子に「好きだ」みたいなことを言われたことがない。
ショックを受けたリリアーナは……。
文字数 21,388
最終更新日 2021.03.28
登録日 2021.03.15
婚約者の伯爵ダニエルは、私と婚約破棄し、下心の見え透いた愛嬌を振り撒く私の妹と添い遂げたいそうです。
どうぞ、お好きに。
――その結果は……?
文字数 1,764
最終更新日 2021.03.19
登録日 2021.03.18
妹のエレナはよく純粋で天真爛漫だと言われて可愛がられていた。
しかし、それは計算である。
彼女はどうしたら自分が可愛く見られるかよく知っているし、基本的に自分以外を見下している。
ある日、私は婚約者である侯爵家の嫡男、ヨシュアから突然、婚約破棄された。
エレナの純真無垢な所に惹かれたのだそうだ。
あのときのエレナの笑顔は忘れない。
それから間もなく、私は縁あってこの国の第二王子であるアルフォンス殿下に見初められた。
私がようやく自分の幸せを掴み始めたとき――元婚約者のヨシュアがやって来る。
「お前の妹があんな性格だなんて聞いてない!」
よく分からないが妹の腹黒がバレたらしい。
文字数 24,180
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.03.01
オルカスト王国の伯爵令嬢であるレオーネは、侯爵閣下であるビクティムに婚約破棄を言い渡された。
信頼していたビクティムに裏切られたレオーネは悲しみに暮れる……。
しかも、破棄理由が他国の王女との婚約だから猶更だ。
だが、ビクティムは知らなかった……レオーネは自国の第一王子殿下と幼馴染の関係にあることを。
レオーネの幼馴染であるフューリ王太子殿下は、彼女の婚約破棄を知り怒りに打ち震えた。
「さて……レオーネを悲しませた罪、どのように償ってもらおうか」
ビクティム侯爵閣下はとてつもない虎の尾を踏んでしまっていたのだった……。
文字数 76,422
最終更新日 2021.02.27
登録日 2020.12.08
女子高生である九条皐月は、トラックにはねられて意識を失っい、気づけば伯爵令嬢に転成していた。なんだかんだとその世界でフェーリエとして生きていく覚悟を決めた皐月。十六歳になったある日、冒険者デビューを果たしたフェーリエは謎の剣士ユースに出会う。ひょんな事からその剣士とパーティーを組むことになり、周りに決められたパーティー名は『覆面ズ』。やや名前に不満はあるものの、フェーリエはユースとともに冒険を開始した。
世界が見たいフェーリエと、目的があって冒険者をするユース。そんな覆面ズの話。
※不定期更新 書けたらその都度投稿します
文字数 243,978
最終更新日 2021.02.15
登録日 2019.04.30
魔王討伐の為、国王の元へ召集された勇者とその仲間達。その中の一人、謙虚な剣聖クラリネッタ・フォーテルミナは国王お墨付きの少女だった。
クラリネッタは騎士や冒険者ではなく伯爵令嬢だが、何度も村を守ってきた英雄。尊敬の意を込めて剣聖と呼ばれている。
「こやつがおれば、魔王などちょろいぞ!」
そんな国王のクラリネッタに対する並々ならぬ高い評価に、期待する勇者達。
だがモンスターを前にしても一切剣を抜かない彼女を見て、勇者がキレる。
「おい、いつになったら剣を抜くんだ!」
「もう何度も抜いています」
「敵は全部俺達が倒してる!」
「そう見えるかもしれませんが、実は私の初撃で既に死んでいるのです。すみません」
「そんな話が信じられるか!」
事実を言っても信じてもらえず、役立たずの烙印を押されて追放されるクラリネッタ。
「お役に立てずすいません。ところで私達の目的は魔王討伐でしたよね?ならばせめてものお詫びに、私が魔王を倒して参ります」
「何をふざけた事を......!」
勇者達は彼女を相手にしなかった。だが翌日、国中に衝撃のニュースが流れる。魔王がクラリネッタによって倒されたと。
真に役立たずの烙印を押されたのは、勇者達。その後の彼らの運命は、とても惨めなものとなる。
一方クラリネッタは、もてはやされながらも謙虚を貫いて行くのだった。
表紙画像はイラストACより、イラストレーター「I」様の著作権フリーイラストです。
文字数 9,296
最終更新日 2021.02.10
登録日 2021.02.10
小さい頃から、虐められ体質だった。幼い頃は顔がブスだから、無愛想だから、無口だからと虐められ、小学生になると更に母親がいないから、バカだから、貧乏だから、臭いからと虐められ、中学生になると私の存在自体が目障りだと虐められ……引きこもりになった。
さようなら、つまらない私の人生……
今度生まれ変わったら、生きてる実感を持てるような人生を歩んでみたい。
そんな私を待っていたのが、乙ゲーの悪役令嬢として迎えた転生だった。
こうなったら、悪役令嬢としてとことん破滅への道を突き進みますわ!
文字数 14,173
最終更新日 2021.01.15
登録日 2021.01.13
伯爵令嬢マリアーナ・ベイリーは婚約者が居るのに、使用人カルロと恋人同士になってしまった。
しかし、カルロは婚約者ジークライト・カンザック男爵子息とマリアーナの父親が差し向けた罠だった。
義理の妹リンダの誕生日パーティーの日。マリアーナはカルロにそそのかされて婚約解消の書類にサインし、駆け落ちをした。
これからカルロとの愛に溢れた未来を夢見ていた。
王都から出た森の中にある小屋で、駆け落ちを記念にプレゼントがあると言われた。結婚指輪だと思って言われるままに目をつむると、ナイフが胸に突き刺さっていた。
カルロは嘲笑いながら全て嘘だったと告げた。父親、婚約者が仕掛けた罠だったと…。
信じていた恋人に裏切られ、マリアーナはーーー。
全14話です。
執筆は終わっているので、1日2話ずつ更新していきます。
楽しんでいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【閲覧注意】
ダークラブストーリーです。
残酷描写が多いので、苦手な方はご注意下さい。
残酷描写が描かれた話には【残酷描写有り】と記載します。
文字数 32,735
最終更新日 2021.01.13
登録日 2021.01.09
伯爵令嬢のナターシャは婚約者の子爵子息から運命の恋をしたいと婚約破棄を言い渡された。しかし、実は他に女がいたからだった。
その直後、ナターシャの両親が馬車の事故で亡くなり、途方に暮れていたところ、遠縁を名乗る男爵夫妻が助けにやってきた。ところが、結局は夫妻に伯爵家は乗っ取られ、ナターシャは借金のカタに売り飛ばされることになってしまう。
他サイトでも掲載しております。
Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.
ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)
文字数 20,875
最終更新日 2020.12.19
登録日 2020.12.17
伯爵令嬢のイリーナは、好奇心旺盛な性格。貴族、平民問わずして知り合いが多い。
婚約者であったマグナ第二王子は、そんな彼女を自分には相応しくないとして婚約破棄を言い渡した。
「お前との婚約は今日限りでおしまいだ。私はシシリーとの婚約を締結することにする」
「それは本心なのですか?」
「当然だ、お前のような平民のような性格の女に興味はない」
「そうですか……それは、本当に残念に思います……」
イリーナは自らの人脈を活かし、ローグ第一王子殿下との婚約締結に成功することになる。イリーナの方がどうやら、一枚も二枚も上手だったようだ。
文字数 7,727
最終更新日 2020.12.14
登録日 2020.12.11
側室として王家に迎え入れられることが決まっている伯爵令嬢エスペランサ。
心残りはあるけれど、長年籠の中の鳥として生きてきて、自由に羽ばたけるということを忘れてしまっていた。
女好きの王子の側で一生を終えるのだと思っていたのに。
文字数 4,481
最終更新日 2020.12.13
登録日 2020.12.13
マトリカリア伯爵家は代々アドニス王国軍の衛生兵団長を務める治癒魔法の名門です。
神々に祝福されているマトリカリア家では長女として胸元に十字の聖痕を持った娘が必ず生まれます。
その娘が使う強力な治癒魔法の力で衛生兵をまとめ上げ王国に重用されてきました。
そのため、家督はその長女が代々受け継ぎ、魔力容量の多い男性を婿として迎えています。
しかし、今代のマトリカリア伯爵令嬢フリージアは聖痕を持って生まれたにも関わらず治癒魔法を使えません。
それでも両親に愛されて幸せに暮らしていました。
衛生兵団長を務めていた母カトレアが急に亡くなるまでは。
フリージアの父マトリカリア伯爵は、治癒魔法に関してマトリカリア伯爵家に次ぐ名門のハイドランジア侯爵家の未亡人アザレアを後妻として迎えました。
アザレアには女の連れ子がいました。連れ子のガーベラは聖痕こそありませんが治癒魔法の素質があり、治癒魔法を使えないフリージアは次第に肩身の狭い思いをすることになりました。
アザレアもガーベラも治癒魔法を使えないフリージアを見下して、まるで使用人のように扱います。
そしてガーベラが王国軍の衛生兵団入団試験に合格し王宮に勤め始めたのをきっかけに、父のマトリカリア伯爵すらフリージアを疎ましく思い始め、アザレアに言われるがままガーベラに家督を継がせたいと考えるようになります。
治癒魔法こそ使えませんが、正式には未だにマトリカリア家の家督はフリージアにあるため、身の危険を感じたフリージアは家を出ることを決意しました。
しかし、本人すら知らないだけでフリージアにはマトリカリアの当主に相応しい力が眠っているのです。
※最初は胸糞悪いと思いますが、ざまぁは早めに終わらせるのでお付き合いいただけると幸いです。
文字数 75,030
最終更新日 2020.12.09
登録日 2020.11.14
「セレスティア・アルセリア!貴様が昨晩このオレを殺害しようと企てていた事は知っている!よって、貴様を暗殺未遂の罪で処刑する!!」
いつも通り学園に登校したら、突然衛兵と第3王子に囲まれて身に覚えのない事を言われてしまった。
もちろんそんなことはしていないのだが、これは利用できそうです。両親にもうんざりしていたので、いっそのこと処刑されてみますか。
死んだあとは自由の身です。セレスティアでは無い別の人間になって、有能すぎる執事と一緒に好き勝手生きていく事にします!
※本編はこれで完結となりますが、不定期ですが番外編という形でSSを投稿する事があります。
文字数 98,371
最終更新日 2020.11.09
登録日 2020.07.25
あらぬ罪を着せられ婚約破棄を言い渡されたジュリア・スカーレット伯爵令嬢は、ある秘密を抱えていた。
それは、元婚約者モーガンが次の婚約者に望んだジュリアの妹マリアが、モーガンの実の妹でもある、という秘密だ。
本当ならば墓まで持っていくつもりだったが、ジュリアを婚約者にとモーガンの親友である第一王子フィリップが望んでくれた事で、ジュリアは真実を突きつける事を決める。
※エピローグにてひとまず完結ですが、疑問点があがっていた所や、具体的な姉妹に対する差など、サクサク読んでもらうのに削った所を(現在他作を書いているので不定期で)番外編で更新しますので、暫く連載中のままとさせていただきます。よろしくお願いします。
番外編に手が回らないため、一旦完結と致します。
(2021/02/07 02:00)
小説家になろう・カクヨムでも別名義にて連載を始めました。
恋愛及び全体1位ありがとうございます!
※感想の取り扱いについては近況ボードを参照ください。(10/27追記)
文字数 25,142
最終更新日 2020.10.21
登録日 2020.10.17
自分を物語の主役だと思い込んでいる夢見がちな妹、アンジェラの社交界デビューの日。
私伯爵令嬢エレオノーラはなぜか婚約者のギースに絶縁宣言をされていた。
場所は舞踏会場、周囲が困惑する中芝居がかった喋りでギースはどんどん墓穴を掘っていく。
氷の女である私より花の妖精のようなアンジェラと永遠の愛を誓いたいと。
そして肝心のアンジェラはうっとりと得意げな顔をしていた。まるで王子に愛を誓われる姫君のように。
私が冷たいのではなく二人の脳みそが茹っているだけでは?
婚約破棄は承ります。但し、今夜の主役は奪わせて貰うわよアンジェラ。
文字数 5,810
最終更新日 2020.09.07
登録日 2020.09.07
友人から私の婚約者が「浮気している」と言われてしまった。
その事実を調べるために、王族を巻き込んで伯爵令嬢のアンジュ・グレアムは王立レストランでアルバイトをはじめます。
文字数 118,631
最終更新日 2020.09.04
登録日 2019.09.14
ケチが付きまくりの二度の婚約破棄から、男ゲットの真摯な努力の物語。
へたれ貧乏伯爵令嬢は、社交界デビューに尻込みして、デビュー前から修道院入りを目指すが、良縁のためには血も涙もない剛腕女中マルゴットは許さない。自己評価低すぎの令嬢を叱咤激励、少しでもいい縁談目指して奮闘する。でも、地味すぎ令嬢が本気の恋に落ちてしまい…… 紆余曲折少ない恋愛物語。暴力なし。キスシーンが多め? 56話でおしまい。R15は保険です。
文字数 175,748
最終更新日 2020.08.28
登録日 2020.08.08
私はこの国の第二王子。私は兄上の婚約者に恋をしていた。けれど、叶わないことなんで私自身がよく知っている。そんなとき、兄上が浮気をしていて……。
かなり短いお話です。4千文字程度で完結します。(1話あたり千文字なので、4話で完結です)。
カクヨムにも掲載しています。
文字数 4,082
最終更新日 2020.08.21
登録日 2020.08.18
オルガス王国の貴族で、伯爵令嬢という立場にあったマドレーヌ。
公爵と婚約をしていたが、身勝手な理由により婚約破棄を言い渡されてしまった。
そんな彼女を救うのは、幼馴染でもあり第一王子殿下のカール。
二人は幼少の頃のような関係に戻り、幸せを享受していくのだった。周囲の助けも借りながら……。
一方で婚約破棄を言い渡した公爵はこれが原因となり、黒い噂などが出回ることになり……。
文字数 14,304
最終更新日 2020.08.19
登録日 2020.08.10
目が覚めたら乙女ゲーの悪役令嬢に転生した。
どうなっているの?
でも、私の大好きだった悪役令嬢のエリザベートだ。
最近、よくある話だな!?
でも、破滅フラグを回避する為に悪役止めるなんておかしいと思わない。
いい子になったら悪役令嬢じゃないでしょう。
国外追放って簡単に言わないで!
大変だから罰になるのよ。
他国の者が生きてゆくのは大変なのよ。
利用されるか。
食い物にされるのがオチよ。
そんな巧い話はない。
そもそもヒールの方がかっこいい!
悪役最高。
ヒールを止めたら、もう悪役令嬢じゃないでしょう。
簒奪、拷問、洗脳、詐欺、扇動、冤罪でも何でもしましょう。
私は悪逆非道の悪女様だ!
悪役令嬢のままでハッピーエンドを目指します。
文字数 171,459
最終更新日 2020.07.24
登録日 2020.07.14
伯爵令嬢であるミュリアは婚約者の伯爵令息ノウェムに婚約破棄を言われてしまった。
相手の浮気からの婚約破棄……ミュリアは茫然としてしまう。
その時に現れたのは公爵であり武人のような外見を有するイスルギ。
同じく、大公という立場にあり、線は細い印象だが、非常に情の厚いラクロア。
二人の救済によりミュリアは救われ、ノウェムは涙目になってしまうのだが……
いつの間にかイスルギとラクロアの間に、彼女を巡って争いが始まる。
互いに尊敬する者同士……勝っても負けても恨みっこはなしなのだが……ミュリアはこう言った。
「やめて、私の為に争わないで!」
さてさて、この恋愛劇の結末はどのようになるのだろうか……?
文字数 9,318
最終更新日 2020.07.08
登録日 2020.07.06
読書とビーズアクセサリー作りが趣味の聖奈は、大好きなファンタジーゲームの世界に転生した。
しかし、このゲームは本格的なRPG。ヒロインに待っているのは、波瀾万丈、艱難辛苦を乗り越える冒険の旅だった。
「そんな旅、全力でお断りや!」
これは、聖奈が、将来敵になる魔獣の子を拾って育てたり、同じくラスボスになる王子様と仲良くなったり、妖精騎士(フェアリーナイト)を従えたり、自分自身の魔法の腕をとことん磨いてチートになったりするお話。
文字数 202,208
最終更新日 2020.06.09
登録日 2019.08.05
吸血鬼公爵に嫁ぐこととなったフィーリアラはとても嬉しかった。
金を食い潰すだけの両親に妹。売り飛ばすような形で自分を嫁に出そうとする家族にウンザリ!
おまけに婚約者と妹の裏切りも発覚。こんな連中はこっちから捨ててやる!と家を出たのはいいけれど。
逃げるつもりが逃げれなくて恐る恐る吸血鬼の元へと嫁ぐのだった。
結果、血なんて吸われることもなく、吸血鬼公爵にひたすら愛されて愛されて溺愛されてイチャイチャしちゃって。
いつの間にか実家にざまぁしてました。
そんなイチャラブざまぁコメディ?なお話しです。R15は保険です。
=====
2020/12月某日
第二部を執筆中でしたが、続きが書けそうにないので、一旦非公開にして第一部で完結と致しました。
楽しみにしていただいてた方、申し訳ありません。
また何かの形で公開出来たらいいのですが…完全に未定です。
お読みいただきありがとうございました。
文字数 64,043
最終更新日 2020.06.05
登録日 2020.05.04
私はラミレス公爵家の使用人。幼い頃に養子として、ラミレス公爵家に引き取られたんだけど、自ら使用人として働くことを望んだ。だって、私は公爵家令息であるデュアン・ラミレス様のことがずっと好きだったから。妹だけは絶対になりたくない!
文字数 5,511
最終更新日 2020.03.30
登録日 2020.03.30
貧乏伯爵家の長女ミリアは、寝ることが大好きな少女。学園ではいつも一人で、親しい友達はおらず、クラスメートとも禄に話さない日々。根暗で地味な彼女は、いつも日当たりの悪い場所に行くことから、「日陰令嬢」と揶揄されていた。人と関わるのが嫌なミリアはそんな日々に満足していたのだが、第二王子と男爵令嬢の逢引に出会してしまったことをきっかけに、日陰から引っ張り出されるはめに。え? 婚約破棄? 政権争い? 最悪戦争になる? そんな大事に私を巻き込まないで……私はただ、ぐっすり寝たいだけなの。安眠妨害なんて絶対に許さないから。悪夢の原因は、速やかに排除してみせる! ……なのになんで、次から次へと問題が持ち込まれるのよ!? 返せ! 私の安眠生活を!!
文字数 26,656
最終更新日 2020.02.04
登録日 2020.01.25
現世で結ばれないのなら……。
わたしと彼は、ふたりで身を投げました。
文字数 1,493
最終更新日 2020.01.26
登録日 2020.01.26
文字数 16,003
最終更新日 2020.01.25
登録日 2019.02.26
辺境貴族の元に、どういうわけか王家から婚約破棄された令嬢がやってきました。
文字数 7,206
最終更新日 2020.01.17
登録日 2020.01.13
王子様のような男性との結婚を夢見る、自称ロマンチストのエマ。
エマと婚約することになった国の英雄、大きくて逞しい野獣のような男ギルバート。
理想とはまるで違う婚約者を拒否したいエマと、エマがかわいくて楽しくてしょうがないギルバート。
夢見る伯爵令嬢と溺愛侯爵子息の、可笑しな結婚攻防のお話し。
文字数 83,526
最終更新日 2020.01.07
登録日 2020.01.02
伯爵令嬢のアンネは、王子殿下の浮気を叱責した罪に問われ、貴族の称号を剥奪された上に追放されてしまった。
そんな時に手を差し伸べてくれたのは、東の領地を支配しているアレク公爵であった。
両親を失い、若くして公爵の地位に就いている彼はアンネを匿うことを約束する。
これは公爵との愛の物語であると同時に、独裁国家の王族の衰退を描いた物語……。
文字数 8,662
最終更新日 2020.01.06
登録日 2019.12.29
ラウコーン王国の伯爵令嬢、リオナ・ギュスターブは、グレン・ハンフリー第二王子と婚約関係にあったが、相手の勝手な事情で破棄されてしまう。
伯爵令嬢として、誠心誠意お仕えしようと考えていただけに、彼女の悲しみは大きなものだった。
ところがどっこい、なんとグレンの兄に当たるアレン・ハンフリー第一王子から、婚約してくれないかとの申し出が来たのだ。
リオナの運命は大きく好転していくことになる。
文字数 36,400
最終更新日 2020.01.03
登録日 2019.11.26
ミノタウロス農場で奴隷として飼われていた30歳独身ゴブリンのゴブミはとりわけ、顔が醜いため農場長に嫌われ、虐められていた。そんなある日、突然、殺処分されることを告げられ、復讐心が燃え上がり、農場長を殺してしまい、脱走。脱走中、運良くスマホをゲットし、気晴らしを兼ねて必ず結婚できる婚活サイトに登録するも、公爵の男にゴブリンであることがバレて逃げられて、再び人間への憎しみが燃え上がる。そんな憎しみに暮れていた最中、怪しげな売人から美女になれるスーツを購入し、晴れて美女となる。そして、逃げられた公爵の男の屋敷にたどり着く。ここから、復讐と逆転劇が始まる。しかし、立ちはだかったのは不倫、没落貴族との結婚、虐め、農場長殺しの犯人探す騎士団団長の出現などの多くの困難だった。
文字数 33,412
最終更新日 2019.09.23
登録日 2019.08.31
※ 5月4日に本編完結。今後は番外編を予定しております。
不思議な力を持ち、『ソランスターの妖精』と呼ばれるシャナス公国の伯爵令嬢レインリットは、父親を不審な事故で亡くしてしまう。さらに悲しみに暮れる間もなく、いきなり現れた叔父を名乗るクロナンにより、親子ほども年の離れた男との縁談を仕組まれてしまった。使用人たちを次々と解雇され、屋敷や領地を奪われた挙句に伯爵の称号すらも奪われそうになったレインリットは、結婚式の当日に決死の覚悟で逃げ出すことに。
メアリという偽名を名乗り、侍女のエファと共に生まれ育った国を離れたレインリット。彼女は何らかの事情を知っているであろう元家令を探すため、ソルダニア帝国の首都エーレグランツを目指す――すべては、父親の無念を晴らし領地を取り戻すために。
海を渡りエーレグランツまでたどり着いたレインリットは、ある晩、さる貴族の庭先でエドガーと名乗る男に危ないところを助けられる。彼は珍しい銀色の髪と瞳を持つ『銀の伯爵』と呼ばれる貴族だった。半ば強引ではあるが、親身になってあれこれと手を貸してくれるエドガーに、レインリットは段々と惹かれていく気持ちを止められず……?
文字数 161,543
最終更新日 2019.05.04
登録日 2019.03.08
「私、何もしてませんからぁ!」
「なら、何故逃げる!」
「なら、なんで追いかけるんですかぁ!」
婚約者である第一王子を殺害しようとした罪により実家を追い出され、追われる身となった伯爵令嬢のリエネッタ。
魔法の力を駆使してどうにか逃げ仰せたものの……身に覚えがまったくないリエネッタは、どうにかして自らの無実を証明しようとするも、実家の伯爵家に、王国軍に、賞金目当ての冒険者に、ひたすら追いかけられることになってしまう。
逃走を続けるリエネッタは、その道中で同じように無実の罪で追われる身となっている者達に出会い、いつしか共に自分達の無実を晴らそうと行動しはじめる。
文字数 4,369
最終更新日 2019.01.06
登録日 2019.01.06
伯爵令嬢のエレイナは、幼なじみである王子・ルシオールのことを今でも思っている。18歳になったある日、エレイナは伯爵家の窮状を救うため、侯爵家長男との結婚を泣く泣く受けることにした。……が、離宮の庭園で泣いていたところ、やけに背が高く、美しく妖艶な女性に声をかけられる。※エッチは後半。
文字数 54,362
最終更新日 2018.08.31
登録日 2018.03.08