非日常小説一覧
魔女が営む店は今日も賑わっている。魔女も、魔法使いも、そうでない者も、店は誰にでもひらいている。これは通りを満喫する魔女の少女たちの、のんびりとした一日を綴っただけ、それだけのお話。
文字数 18,437
最終更新日 2021.05.01
登録日 2021.04.27
違う世界線での話
そこでは差別もなく、争いもない。
『平和な世界』
皆考えが同じで、日々を過ごしていく、
素晴らしい世界。
機械と一部の人間に侵食され、進化すら操られている事も気付かずに。
文字数 11,796
最終更新日 2021.04.19
登録日 2020.06.21
大学3年生のヒロは大学で悶々とした日々を送っていた。
将来の夢ーそれは今まではあった。
高校時代はバドミントン部で練習に明け暮れ、いずれは実業団として背番号を背負ってプレーするのが夢だった。
しかし最後の全国大会では接戦の末初戦敗退。半ば燃え尽きたような形で、大学進学は学問優先してのことだった。
大学での講義は高校までとは違い、興味をそそるものが大半だった。自分で好きな科目を選べるし、興味がなかったら行かなくていい。そんな日々が、自分にはあっていると思った。
だが、時が過ぎるのは早く、大学3年生の冬からは「就職活動」という波が押し寄せた。今までの穏やかな日々に終わりを告げよと言わんばかりに、就職説明会やセミナーの予定で埋まっていく。そんな急すぎる日々の移り変わりに耐えかねたヒロはひとりの時間を求めて「逃島」にたどり着く。島でのサラとの出会い、そして別れを経て、ヒロは自分自身を見つめなおしていく。
文字数 10,072
最終更新日 2021.03.30
登録日 2021.03.27
*****注意書き*****
これはフィクションであり、実史とは一切関係ありません。
もしあなたが原始時代にタイムトラベルしたら、
一体、どういったリアクションをすると思いますか?
これはある一介の女子高生が経験したお話です。
文字数 3,825
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.11
男子中学生の僕、盾島誠太(たてじま せいた)は、肝試しにやってきた墓場の奥で巨大な怪物を金属バットで撲殺する修道女と出会う。
『シスター・ベル』と名乗るその女は、「アタシが怪異を撲殺してるとこを動画に撮って動画サイトにアップロードしろ」と迫ってきて……?
カネと血と暴力にまみれたシスターと僕の怪異撲殺記録。
文字数 8,626
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.03.03
大学生の愛瑠の前に、恋人の姉である恵が現れる。田舎暮らしの恵は弟に会いに上京してきたのだろう。そう考えた愛瑠に向かい、彼女は衝撃的な言葉を口にしてきた。「私はある事件の謎を解明するために、一年後の未来から来たの」殺人事件の謎を解くために未来から来たという恵の言葉を、愛瑠は訳あって素直に信じることにする。愛瑠と恋人の優にも関係深いという事件。その真相に愛瑠が気付くとき、そこには確かに愛が存在していた。真犯人なりの、深い愛が――。
193回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」の作品です。
文字数 8,243
最終更新日 2021.03.02
登録日 2021.02.28
春原杏はラッキーだ。そして、同級生の安藤拓未はいつもアンラッキーだ。いつもサバサバしている杏といつもふざけている拓未が一緒にいると、杏がツイている目の前で、拓未は不運なことが起こり、道化のように杏を笑わせる。ふざけながらも杏に対して想いを伝える拓未。少しずつ、距離が近づく二人に思わぬことが起きる。
なぜ、彼女はラッキーなのか、なぜ拓未はアンラッキーなのか。なぜ、拓未はアンラッキーでも笑っていられるのか。二人の運・不幸はそのまま続いていくのか。ちょっと不思議なことに包まれた二人の関係は———
文字数 10,006
最終更新日 2021.02.24
登録日 2021.02.24
秋元葵(あきもと あおい)はどこにでもいそうな田舎の高校一年生。
幼い時に両親を亡くし親戚のおばさんに引き取られて育ったが、東京の進学校に行くために地元を離れることに.....
心配したおばさんが、東京の知り合いの息子が居候させてくれるという話になり、そこで暮らすようにと言ってきたのだがーーー
その人はなんと、【王子様】と呼ばれ、テレビに引っ張りだこの今を輝く超イケメン俳優、黒瀬 優一(くろせ ゆういち)でーーー
住む代わりの家賃は身体で!?
BLです。よろしくお願いします。
(※R18要素あり)
文字数 347,060
最終更新日 2021.01.30
登録日 2019.04.26
突然山の中で目覚めた主人公が、自分に関するすべての記憶を失ってしまい、自分の運命を他人任せにするしか無い生活の中に、いくつもの奇妙な出来事が起きてくる。
最終的に、何が本当で何が嘘なのか・・・。
文字数 12,990
最終更新日 2021.01.26
登録日 2021.01.01
文字数 3,612
最終更新日 2021.01.24
登録日 2021.01.24
仕事が長引き昼飯を抜いてしまったオレは、フラリと立ち寄った店で思いもかけない出会いをする。
グルメ風です。
あんまり怖く無いかもしれません?
文字数 3,193
最終更新日 2021.01.24
登録日 2021.01.24
それは風鈴の音が消えた暑い夏の日の事だった。
神社の三男坊である俺はある日突然見知らぬ屋敷にいた。
そこにいたのは…
美形鬼神×電波男子高校生
人との関わり方を知らずに歳を重ねてしまった鬼神と無垢な男子高校生のお話です。
18禁のお話には※マーク付けます。
処女作になります。
弓道経験0の人が書いてるのでガバガバ設定です!お許しを!
☆20時更新(ペースは作者の気力次第!)
☆作者の妄想しか詰まっておりません!!!!☆
文字数 54,176
最終更新日 2020.12.20
登録日 2020.10.19
生きているだけで、必ず誰もが抱える「悩み」。その中から、学生たちの現代社会ならではの悩みをピックアップしてみました。人との関わり方に正解はないけれど、逆に言えば間違いもない。そんなあやふやなもので悩まなければいけない人たちへの、少しばかりのエールとなれば幸いです。
文字数 8,132
最終更新日 2020.12.20
登録日 2020.11.29
学校帰り、毎日公園で1人で遊んでいる少女を見かける。
少し違和感を覚えるも、気にせずに過ごしていくが、ある日突然姿を見せなくなった。
代わりに少女が遺していったものとは…?
文字数 1,108
最終更新日 2020.10.14
登録日 2020.10.14
とある都市。
人の溢れる街の下で起こる不可思議で、時に忌まわしい時に幸いな出来事の数々。
多くの人間が無意識に避けて通る筈の出来事に、間違って足を踏み入れてしまった時、その人間はどうするのだろうか?
多くの人間が気がつかずに過ぎる出来事に、気がついた時人間はどうするのだろうか?それが、どうしても避けられない時何が起こったのか。
忌憚は忌み嫌い避けて通る事。
奇譚は奇妙な出来事を綴ると言う事。
そんな話がとある喫茶店のマスターの元に集まるという。客足がフッと途絶えた時に居合わせると、彼は思い出したように口を開く。それは忌憚を語る奇譚の始まりだった。
文字数 533,675
最終更新日 2020.10.06
登録日 2018.04.25
コウたんが洗い物をするのは、もうすぐ帰っちゃうって合図なんだ。
【twitterで募集されている「創作スタンプラリー企画」、2020年9月回参加作品です。「皿を洗う」「振り返る」「鼻歌を歌う」「窓を開ける」の4つの動作を入れるというルールで書きました。】
文字数 1,949
最終更新日 2020.09.30
登録日 2020.09.30
今、またこの夢を見ている。数か月前に起こった出来事だ。
夜寝ていると、妙な感覚に襲われて目を覚まし、カーテンから光が見えるのに気づき窓の外を見た。
美しい|赤色《せきしょく》のオーロラを鳥形に纏った何かが、近くの山に落ちて行く。
その光景になぜか懐かしさを感じ、強烈に心を惹かれた。そして何か忘れていることがあり、それを思い出さなければいけない奇妙な感覚を覚えながら。
誰かが僕の側に居てくれた、大切な人達がいた気がする。
それ以来この光景を夢として度々見るようになったが、今回は今までで一番鮮明であり、初めて誰かの声が聞こえる。誰かを探している声、少女の声が。
それ以外はいつもと変わらない朝。たまにこの夢を見るからか、今更珍しくもない朝だ。
今回は少女の声が聞こえた気がするが、ほとんど何と言っていたのかも、誰を捜しているのかも分からない。
気持ちを切り替えて、僕はあくびをしながら部屋を出てリビングに向かう。
文字数 60,228
最終更新日 2020.09.26
登録日 2020.09.26
他の人には見えない不思議なモノが見える六花は、多忙で家を空けることの多い母親のいる家で育つ。自分に対して無関心な親に、どこか冷めた感情を持つ。
小学校の入学式に半ば強引に友達になり、「そばにいる」と約束をした幼なじみ、爽弥。彼の家はヤクザであり、それが理由で避けられることの多い彼にとって六花は、初めて話しかけてくれた友達となる。幼なじみの爽弥が車に轢かれそうなところを庇い、6年間昏睡状態に。目を覚ました目は、変わらず不思議なモノを映し、自身を非日常へと引き込んで行く。
見た目はロリっ子、中身は少し変わった女子高生(Jk)に。幼なじみや友達のそばにいたい、という小さな夢を抱きながら日常を夢見る。
あやかし、幽霊、怪異に祓い人と次々絡んでくる厄介事。時に自分から首を突っ込んだり、時に引きずられたりしながらも、平穏なJkライフを送りたいロリっ子のお話。
※他サイトで連載中「彼とわたしの風変わりな日常」の改稿版です。殆ど別作品になっておりますのでご注意ください
文字数 95,240
最終更新日 2020.09.18
登録日 2019.12.21
「時間を巻き戻し、もう一度過去をやり直せる時計」。そんなものがあったら、あなたはどうしますか?
これは、高校二年生の奏の“幻想”と“真実”の物語。自分が愛したものが、事故や他殺という理由で死んでいく。そんな不運な主人公はある時、亡くなった父から譲り受けた懐中時計を自室から見つける。そこに現れる“死神”と自称する黒猫。その黒猫から、時計を使うなと忠告を受けるが、注意不足でうっかり使用してしまう。奏の視界は暗転し、目を開けると、そこは過去の世界だった。
そんな、過去の世界に戻って奏が愛する人物を救おうとする、時間ループファンタジー。全ての秘密が明かされた時、あなたの涙腺は既に三回崩壊しているだろう…。
文字数 102,265
最終更新日 2020.09.06
登録日 2020.09.05
「僕」は誰で、何者で、どこから来たのだろう。
「僕」は、どこへ行くのだろう。
本当の「僕」は、どこにいるのだろう───
繋がっているようで繋がっていない、繋がっていないようで繋がっている、短編集です。
※暴力・流血描写があります。苦手な方はご遠慮ください。
文字数 10,002
最終更新日 2020.07.22
登録日 2020.07.06
「訣別の日」により人類は滅亡し世界は崩壊した。唯一の生き残りの少年は謎の少女と出会い、世界の真実に迫りゆく。
文字数 79,628
最終更新日 2020.07.11
登録日 2020.07.10
「俺は警察を超えたい。」
数学五輪金メダリストの天才赤城蓮は自分の夢を叶えるため、後輩の一宮明里と共に謎解き組織『脳・ぷろぶれむ』を結成する。そこに殺し屋少女も加わり、物語は大きく動き出す。
俺、凄腕スナイパー、天才ハッカーの三人の高校生が描く非日常ストーリー。
この作品は『小説家になろう』にも掲載しています。
文字数 59,110
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.04.03
たわわに実った葡萄を収穫するのが楽しみになりつつあった僕の生活が変わり始めたのは9月の中ごろだったような気がする。
彼女に会ってから、くびきから解き放たれたように胸のすく思いがしたのは4月からだと断言できなければ、それこそ今となっては彼女に失礼だろう。
なにがきっかけで僕らは知り合い、時間を共有し、忘れがたい傷を負うことができたのかを少しずつ思い出せるようにならなければこの罪悪感はぬぐえずに腐るばかりだ。
僕が先か、葡萄が先か。どちらにせよ悪影響を受けるのは一人の男子高校生なので誰も気に留めないだろう。
全てが終わってしまったからこうしてモノローグを繰り広げることができている。勘違いしないでいただきたい。ここまではプロローグではなく、エピローグだということを。
文字数 3,680
最終更新日 2020.05.25
登録日 2020.05.24
桜の満開と共に新たな世界へ旅立つ咲花桜(さきばなさくら)。そこは平穏か、怪奇か───。
親友の鳥居アカネ(とりいアカネ)と共に入学式に向かう矢先、恐ろしく美しい光景に出会う。それは幸運か、絶望か。
日常と非日常が織り成す現代ファンタジー小説。
文字数 28,576
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.04.08
大切なものは何ですか?――このアリスは命が大事なので、守るべきものは脳と心臓です。
猫と呼ばれる不気味な導き役から、主人公はアリスと呼ばれ、病院で昏睡状態であることを伝えられる。現実に戻りたいなら戦えと促されるがまま、包丁一本片手に、不思議の世界の住人達と交戦していく。ルールは大切なものを壊すこと。切り取った耳が大切なうさぎと戦い、どうにか辛勝するも現実へは何故か帰れない。宝箱にしまわれたイモ虫の手足、愛し合う双子の互いの心臓と、次々に住人達の大切なものを破壊していくが一向に戻れない。その間、猫との親交を深めて、アリスはこの世界に居心地のよさを感じてしまう。そうしているうちに赤の女王が猫との仲を引き裂こうと殺しにやってきて……というお話です。
アリス、ちょっとグロいの、壊れていく世界が好きな方、よろしければどうぞ。一応最後はハピエンです。
Pixivさんにも投稿しております。
文字数 89,900
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.04.27