愛人小説一覧
わたくし、フィリシアは没落しかけの伯爵家の娘でございます。
明らかに邪な結婚話しかない中で、公爵令息の愛人から契約結婚の話を持ち掛けられました。
白い結婚が認められるまでの3年間、お世話になるのでよい妻であろうと頑張ります。
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
現在、筆者は時間的かつ体力的にコメントなどの返信ができないため受け付けない設定にしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
文字数 13,554
最終更新日 2022.04.23
登録日 2022.04.23
結婚生活ニ十周年を迎える今年、アステリア王国の王であるトリスタンが妻であるユーフェミアから告げられたのは『離婚してください」という衝撃の告白。
愛を囁くのを忘れた日もない。セックスレスになった事もない。それなのに何故だと焦るトリスタンが聞かされたのは『愛人が四人もいるから』ということ。
愛している夫に四人も愛人がいる事が嫌で、愛人を減らしてほしいと何度も頼んできたユーフェミアだが、
減るどころか増えたことで離婚を決めた。
幼子のように離婚はしたくない、嫌だと駄々をこねる夫とそれでも離婚を考える妻。
愛しているが、愛しているからこそ、このままではいられない。
夫からの愛は絶えず感じているのにお願いを聞いてくれないのは何故なのかわからないユーフェミアはどうすればいいのかわからず困っていた。
だが、夫には夫の事情があって……
夫に問題ありなのでご注意ください。
誤字脱字報告ありがとうございます!
9月24日、本日が最終話のアップとなりました。
4ヶ月、お付き合いくださいました皆様、本当にありがとうございました!
※番外編は番外編とも言えないものではありますが、小話程度にお読みいただければと思います。
誤字脱字報告ありがとうございます!
確認しているつもりなのですが、もし発見されましたらお手数ですが教えていただけると助かります。
文字数 381,629
最終更新日 2022.04.20
登録日 2021.05.14
伯爵である彼――ボルグ・ヒルス・ユーバンクは常に、自分にとっての完璧を求めていた。
全てが自分の思い通りでなければ気が済まなかったが、周囲がそれに応えていた。
たった一人、妻アメリアを除いては。
彼の完璧に応えられない妻に苛立ち、小さなことで責め立てる日々。
セーラという愛人が出来てからは、アメリアのことが益々疎ましくなっていく。
しかし離縁するには、それ相応の理由が必要なため、どうにかセーラを本妻に出来ないかと、ボルグは頭を悩ませていた。
そんな時、彼にとって思いも寄らないチャンスが訪れて――
※1万字程。書き終えてます。
※元娼婦が本妻になれるような世界観ですので、設定に関しては頭空っぽでお願いしますm(_ _"m)
※ごゆるりとお楽しみください♪
文字数 9,078
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.04.11
※R18のドロドロストーリー
※妊娠に対するセンシティブな内容あり
※不倫や愛人が出てきます
※ヒロイン以外との絡みあり
※生々しい表現あり
※生死に関わる表現あり
※あくまでも架空の世界と倫理観
上記にご理解頂いた上でお読み頂ければと思います。
*~*~*~*~*~*
◇summary◇
とある国。
ひとりの男を巡る、ふたりの女の闘い。
そこに巻き込まれる人々。
三人に待ち受ける結末は…
誰が裏切り、裏切られたのか。
※相変わらず長文傾向です🙈
文字数 25,228
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.04.12
アリスティア・ルーベン侯爵令嬢は稀に見る美貌を持っていはいるが表情が乏しく『人形姫』と呼ばれていた。
そんな彼女にはまともな縁談などくるはずもなく、このままいけば、優しい義兄と結婚し家を継ぐ事になる予定だったのだが、クレメント公爵子息であるアーサーが彼女に求婚。
だがその結婚も最悪な形で終わる事となる。
毒を盛られ九死に一生を得たアリスティアだったが、彼女の中で有栖という女性が目覚める。
有栖が目覚めた事により不完全だった二人の魂が一つとなり、豊かな感情を取り戻しアリスティアの世界が一変するのだった。
だいたい13話くらいで完結の予定です。
3/21 HOTランキング8位→4位ありがとうございます!
文字数 30,268
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.03.08
政略結婚をしたスコットとティナは周囲から注目を浴びるカップルだ。ティナはいろいろな男性と噂されるが、スコットの周りでは政略結婚の鑑とよばれている。我が道をいく夫婦の話です。
全三話。『一番でなくとも』に登場したスコットの話しです。未読でも問題なく読んでいただけます。
文字数 8,815
最終更新日 2022.03.17
登録日 2022.03.17
嘗て小国が寄り合っていた大陸をひとつに纏められたルーベンス王国。
長く続いた戦争の末、ある理由から若くして国王に即位した絶世の美丈夫であるアルベルトは、こよなく愛している公爵令嬢シルビアを王妃に迎えた。
だが、婚姻後すぐにひとりの王子を生んだもののその後二年経過しても次子懐妊の兆しがない。
愛しているのは王妃シルビアだけ。
けれどとある理由からと次々沸き起こり抑えられない肉欲解消の為、召し上げられている愛妾との伽に足を向ける日々。
その頻度は年を経るごとに増し、やがて『王妃はもう愛されていない』とそんな噂が囁かれ始め、愛妾を迎え入れ始めてから気付けば四年の時が経っていた。
※作者都合の設定ですm(_ _)m
※全編濃い目のR18設定です。
※R18大好物!どんと来い!な方だけご覧ください
文字数 23,813
最終更新日 2022.03.04
登録日 2022.03.04
読みやすいように、書き方を変えてみました。
以前のものは、後々編集していきます!
ただただ思い付いたお話しを書き綴っていきます。
順番通りとはいかないかもしれません。
取り敢えず完結したお話しに関しては、更新してから1週間程しましたら、(読み切り短編{完結してるもの})と(中編{完結してるもの})に章を振り分けます。
それ以外のもう少し続けたいお話しなどは、(最近更新。)に残します。
最新のお話しも(最近更新。)に...。
こちらに書いたお話しから、本編を書く可能性もあります。
文字数 188,805
最終更新日 2022.03.03
登録日 2019.05.21
貴族の家で下働きをしていたアタシは、貧乏な平民。別にさ、おまんま食べれる給金を得られてるんだ。
寒い日は身体に堪えるけど、まああまあ良い職場関係だったんだよ。
あの女が愛人におさまる前まで、ね。
以前は奥さまがこの家に居られてたけど、療養でご実家にお戻りになって。
旦那さまが愛人を家に入れたら、職場の人間達があげつってドロドロよお。
そんなの勘弁だったけど。とうとうアタシが邪魔になったようで。
文字数 1,119
最終更新日 2022.02.24
登録日 2022.02.24
彼女の名はシャーロット・オリビア。オリビア帝国の皇女であり、ドルーア王国王太子エイダン・ドルーアの婚約者である。
オリビア帝国の伯爵令嬢として身分を隠しながらエイダンを見極めるという条件付きの婚約だった。
もちろんエイダンはそれを知るわけもなく「伯爵令嬢ごときがっ!俺は王太子だ!」と傲慢な態度。中々のクソ王子。
シャーロットは言う。「いつあの傲慢クソ王子を捻り潰しましょうか」と。
文字数 8,915
最終更新日 2022.02.03
登録日 2022.02.03
大きな商会の跡継ぎに嫁いだ、子爵家の令嬢であるエリザ。
義父が突然亡くなり、傾きかけていた商会を、必死に支えていた。
だが夫は付き合いがあると言って遊び歩いてばかり。
さらに、ある日突然夫の愛人が乗り込んできて、エリザは家を追い出されてしまう。
なりふり構わず商会を支えてきたエリザだったが、これからは自分のために生きることにした。
文字数 816
最終更新日 2021.11.07
登録日 2021.11.07
夫のセオは文官。最近は部署も変わり部下も増えた様子で帰宅時間もどんどん遅くなっていた。
私は夫を気遣う。
「そんなに根を詰めてはお体にさわりますよ」
「まだまだやらなければならないことが山積みなんだよ。新しい部署に移ったら部下が増えたんだ。だから、大忙しなのさ」
夫はとても頑張り屋さんだ。それは私の誇りだった……はずなのだけれど?
文字数 37,170
最終更新日 2021.11.06
登録日 2021.10.16
文字数 4,325
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.10.03
伯爵家令嬢アネットは、17歳の時に2つ年上のボルテール侯爵家の長男ジェルマンに嫁いだ。親の決めた政略結婚ではあったが、小さい頃から婚約者だった二人は仲の良い幼馴染だった。表面上は何の問題もなく穏やかな結婚生活が始まる――けれど、ジェルマンには秘密の愛人がいた。学生時代からの平民の恋人サラとの関係が続いていたのである。
やがてアネットは男女の双子を出産した。「ディオン」と名付けられた男児はジェルマンそっくりで、「マドレーヌ」と名付けられた女児はアネットによく似ていた。
※ 全5話完結予定
文字数 19,133
最終更新日 2021.10.15
登録日 2021.10.11
幼い頃から家を継ぐ兄とは違い、【駒】として育てられてきたエンジェリーナ。
女性の婚姻が許可される18歳になった当日、上機嫌の父に呼び出される。
父から告げられた輿入れ先は第三王子殿下。
血気盛ん。勇猛かつ獰猛な剣士でその名を知らぬ者はいない程の無慈悲な冷徹な王子。
同時にその逞しくしなやかな体は一夜限りの逢瀬で女性たちを悦ばせる。
幾多もの縁談を断ってきた第三王子が直々に望んだという婚姻。
断る術も理由もなく第三王子の元に嫁いだエンジェリーナを待っていたのは多くの愛人に囲まれた第三王子セドリック。
初夜こそ寝台は共にしたが、並んで横になるだけで指一本触れてこないセドリック。
2,3か月に1度だけ夕食をともにするだけの夫婦関係。交わす会話も少なく静かな食事室。
純白の王子妃と呼ばれ王子宮で冷遇されるエンジェリーナ。
支えは幼い頃からの侍女シンディと幼馴染の護衛騎士フレデリック。
正式に妾妃とされた女性はいないけれど数人の愛人たちが女主人の顔をして闊歩する王子宮。
1人の愛人がセドリックの子を身籠ったと聞かされるエンジェリーナ。
自分はどうしてここにいるのだろうと気を病み、床に伏せってしまう。
王都から離れた離宮で静養をする事になり、穏やかな日々を過ごしている所にセドリックが見舞いに訪れる。
3年経てば王族との婚姻でも白い結婚が認められると聞いたエンジェリーナは見舞いに来たセドリックに離縁を告げるが怒りで我を忘れたセドリックは乱暴にエンジェリーナを抱いた。
我に返ったセドリックは「すまない。こんな筈では無かった」と言い残し離宮を後にする。
数日経った夜、離宮は侵攻を企む隣国の兵士に囲まれ奇襲をされる。
逃げまどう使用人たち。エンジェリーナを庇ったシンディはその場で絶命をしてしまった。
フレデリックは背と腕を負傷しながらもエンジェリーナを連れて離宮を出た。
駆け付けたセドリックはエンジェリーナの部屋で絶命しているシンディを見て怒りに狂う。
かろうじて逃げ延びたエンジェリーナとフレデリックは‥‥。
そしてセドリックは‥‥。
※話の都合上、少々残酷な描写があります。
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※頑張って更新します。
文字数 77,454
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.08.31
公爵の愛人である私。彼からいろんな物を与えられてきたけど、大事な日には私ではなく家族を優先する。それが辛くなって、別れを告げるけど……?!
文字数 403
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.09.04
この国の皇宮では、皇太子付きの肉便器というシステムがある。
男性限定で、死刑となった者に懲罰を与えた後、死ぬまで壁尻となる処刑法である。
懲罰による身体の傷と飢えの中犯され、殆どが三日で絶命する。
皇太子のウェルディスが十二歳となった時に、肉便器部屋で死刑囚を使った自慰行為を教わり、大人になって王位に就いてからも利用していた。
肉便器というのは、人間のとしての価値がなくなって後は処分するしかない存在だと教えられてきて、それに対し何も疑問に思った事がなかった。
死ねば役目を終え、処分されるだけだと──。
ある日、初めて一週間以上も死なずに耐え続けた肉便器がいた。
珍しい肉便器に興味を持ち、彼の処刑を取り消すよう働きかけようとした時、その肉便器が拘束されていた部屋から逃げ出して……。
続編で、『離宮の愛人』を投稿しています。
※ちょっとふざけて書きました。
※誤字脱字は許してください。
文字数 24,102
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.06.28
愛人との浮気中、部屋に入ってきたのは妻ではない、数人の男性だった。
貴方はウィルスに感染していますと言われた男は驚く。
「貴方は隔離されます」
男達の言葉に夫は驚く、そこには妻もいた。
文字数 3,278
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.19
夫の愛人の家が火事になった。それで、私たち夫婦と同居することに。しかし、愛人居候の分際で好き勝手している。
文字数 583
最終更新日 2021.08.14
登録日 2021.08.14
貴族の男と愛人の末路、そして正妻は何もせずです。
単調な内容です。
文字数 3,935
最終更新日 2021.08.09
登録日 2021.08.09
「お前の家は公爵だ、金なんて腐るほどあるだろ使ってやるよ。将来は家を継いでやるんだ文句は言わせない!」
「何を言ってるの……呆れたわ」
夢を見るのは勝手だがそんなこと許されるわけがないと席をたった。
背を向けて去る私に向かって「絶対叶えてやる!愛人100人作ってやるからな!」そう宣った。
愚かなルーファの行為はエスカレートしていき、ある事件を起こす。
文字数 39,416
最終更新日 2021.08.01
登録日 2021.07.04
私(ジュリアーナ)は旦那のことをヒーローだと思っている。だからこそどんなに性格が変わってしまっても、いつの日か優しかった旦那に戻ることを願って今もなお愛している。
だが、私の気持ちなどお構いなく、旦那からの容赦ない暴言は絶えない。当然だが、私のことを愛してはくれていないのだろう。
それでも好きでいられる思い出があったから耐えてきた。
だが、偶然にも旦那が他の女と腕を組んでいる姿を目撃してしまった。
「……あの女、誰……!?」
この事件がきっかけで、私の大事にしていた思い出までもが崩れていく。
だが、今までの苦しい日々から解放される試練でもあった。
※前半が暗すぎるので、明るくなってくるところまで一気に更新しました。
文字数 15,376
最終更新日 2021.07.07
登録日 2021.07.02
夫のザグレームは、シャーラという女と愛人関係だと知ります。
離婚裁判の末、慰謝料を貰い解決のはずでした。
ですが、予想していたとおりザグレームとシャーラは、私(メアリーナ)のお金と金色の塊を奪って夜逃げしたのです。
私はすぐに友人として仲良くしていただいている第一王子のレオン殿下の元へ向かいました。
強力な助っ人が加わります。
さぁて、ザグレーム達が捕まったら、おそらく処刑になるであろう鬼ごっこの始まりです。
文字数 23,435
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.14
「セリアさん、単刀直入に言いますね。ルーカス様と別れてください。」
……これは一体、どういう事でしょう?
いきなり現れたルーカスの愛人に、別れて欲しいと言われたセリア。
ルーカスはセリアと結婚し、スペクター侯爵家に婿入りしたが、セリアとの結婚前から愛人がいて、その愛人と侯爵家を乗っ取るつもりだと愛人は話した……
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全6話で完結になります。
文字数 6,703
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.06.26
伯爵令嬢だったジョアンナは、アンソニー・ライデッカーと結婚していた。
5年が経ったある日、アンソニーはいきなり離縁すると言い出した。理由は、愛人と結婚する為。
アンソニーは辺境伯で、『戦場の悪魔』と恐れられるほど無類の強さを誇っていた。
だがそれは、ジョアンナの力のお陰だった。
ジョアンナは精霊の加護を受けており、ジョアンナが祈り続けていた為、アンソニーは負け知らずだったのだ。
精霊の加護など迷信だ! 負け知らずなのは自分の力だ!
と、アンソニーはジョアンナを捨てた。
その結果は、すぐに思い知る事になる。
設定ゆるゆるの架空の世界のお話です。
全10話で完結になります。
(番外編1話追加)
感想の返信が出来ず、申し訳ありません。全て読ませて頂いております。ありがとうございます。
文字数 12,771
最終更新日 2021.06.21
登録日 2021.06.15
ロクシー侯爵夫妻の息子ラウールの結婚が決まり、屋敷が喜びに包まれる中‥侯爵夫人は深い悲しみの中にいました。
息子の結婚前日に突然屋敷に現れた愛人とその娘‥。
夫は愛人を屋敷に迎え入れ、その娘を正式に養女として迎え入れると言い出しました。
夫人は悲しみのあまり部屋に引きこもってしまいますが‥。
文字数 5,679
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.06.19
ルーンブレイス国の国家予算に匹敵するほどの資産を持つハイマーネ家のソフィア令嬢は、サーヴィン=アウトロ男爵と恋愛結婚をした。
ソフィアは幸せな人生を送っていけると思っていたのだが、とある日サーヴィンの不倫行為が発覚した。それも一度や二度ではなかった。
ソフィアの気持ちは既に冷めていたため離婚を切り出すも、サーヴィンは立場を理由に認めようとしない。
更にサーヴィンは第二夫妻候補としてラランカという愛人を連れてくる。
再度離婚を申し立てようとするが、ソフィアの財閥と金だけを理由にして一向に離婚を認めようとしなかった。
ソフィアは家から飛び出しピンチになるが、救世主が現れる。
後に全ての成り行きを話し、ロミオ=ルーンブレイス第一王子を味方につけ、更にソフィアの父をも味方につけた。
ソフィアが想定していなかったほどの制裁が始まる。
文字数 29,595
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.05.31
貴族のことを全く理解していない旦那様は、愛人を紹介してきました。
どうやら愛人を第二夫人に招き入れたいそうです。
ですが、この国では一夫多妻制があるとはいえ、それは十分に養っていける環境下にある上、貴族同士でしか認められません。
旦那様は貴族とはいえ現状無職ですし、愛人は平民のようです。
現状を整理すると、旦那様と愛人は不倫行為をしているというわけです。
貴族の人間が不倫行為などすれば、この国での処罰は極刑の可能性もあります。
それすら理解せずに堂々と……。
仕方がありません。
旦那様の気持ちはすでに愛人の方に夢中ですし、その願い叶えられるように私も協力致しましょう。
ただし、平和的に叶えられるかは別です。
政略結婚なので、周りのことも考えると離婚は簡単にできません。ならばこれくらいの抵抗は……させていただきますよ?
ですが、周囲からの協力がありまして、離婚に持っていくこともできそうですね。
折角ですので離婚する前に、愛人と旦那様が私たちの作戦に追い詰められているところもじっくりとこの目で見ておこうかと思います。
文字数 28,163
最終更新日 2021.06.15
登録日 2021.05.27
愛人と呼ばれる生活を謳歌していた。彼を待つ日々。穏やかに、愛おしく。静かに暮らしていたのだけど。
彼は妻帯者。仕事も忙しいからなかなかここには帰ってこない。小さな家だから、お手伝いの子とも仲良く、外に出ることも少ない。だって、愛人って世間に顔向けできないものでしょ?
でもね、愛してくれるんですもの。それだけで良かったのよ。
文字数 635
最終更新日 2021.06.14
登録日 2021.06.14
エレナ・アンホルト公爵令嬢には婚約者がいる。
王太子のサイモン・グレイだ。
五歳の時から婚約しているが、王太子のサイモンは端的に言うと馬鹿だった。
王太子として必要な教養を身に着けずに遊んでばかり。
とてもわがままで、気に入らないことがあったらすぐに癇癪を起こす。
このように、サイモンは短所のかたまりのような男だったが、ただ一つ、顔がとても良いという長所を持っていた。
そのおかげで長所が短所を上回り、常にサイモンは女性に囲まれる程に人気があった。
しかし何か勘違いしたサイモンは、自分に魅力があるのだと思い始めた。
そして、ついにサイモンは「自分は一人だけの女に収まるような器じゃない」とエレナとの婚約を破棄した。
エレナはいつもサイモンのフォローをさせられていたので、喜々として婚約破棄を受け入れる。
しかし、サイモンはその次に「お前は愛人にする。俺のことが好きだろう?」と、勝手なことを言い出した。
いや、私はあなたのことを何とも思ってないんですけど……?
そしてサイモンはいつも隣にいたエレナがいなくなってから初めて気づく。
今までの人気は、エレナのフォローがあったおかげなのだと。
文字数 3,575
最終更新日 2021.06.10
登録日 2021.06.06
まったく男なんてそんな生き物なのですね!
愛人なんて作ってどういうつもりなのでしょうか!
一体私の事を何だと思っているのか、まったくもって理解できません!
文字数 468
最終更新日 2021.05.28
登録日 2021.05.28
無能で没落寸前の公爵は富豪の伯爵家に目を付けた。
格下ゆえに逆らえずバカ息子と伯爵令嬢ディアヌはしぶしぶ婚姻した。
正妻なはずが離れ家を与えられ冷遇される日々。
だが伯爵家の事業失敗の噂が立ち、公爵家への融資が停止した。
「期待を裏切った、出ていけ」とディアヌは追い出される。
文字数 13,578
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.04.27
クリーニング店から受け取った夫のスーツに愛人クラブなる店の名刺が入っていた。
どのようなクラブなのか調べてみれば…若くて美人ばかりの愛人が在籍している!
こんなクラブに登録する夫に、私はしっかり償ってもらいましょう。
文字数 1,354
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.05.04
買い物をしていると、夜の街で働いていそうな女性が声をかけてきた。
そして、旦那の前から消えてくれと言ってきたのだ。
なら、あんたにも消えてもらいましょう・・・
文字数 979
最終更新日 2021.04.09
登録日 2021.04.09
女であるため爵位を継げず没落した、元伯爵令嬢のエルスペス・アシュバートンは、生活のために臨時採用の女性事務職として陸軍司令部で働いていた。戦争が終わり、長く戦地にいた第三王子のアルバート殿下が、新たな司令として就任した。彼はエルスペスを秘書官に登用し、多岐にわたる「業務」を要求する。病弱な祖母を抱え、仕事を辞められないエルスペスは、半ば無理矢理、愛人にさせられてしまう。だがもともと、アルバート殿下には婚約者も同然の公爵令嬢がいて……。R18表現を含む回には*印。ムーンライトノベルズにも掲載しています。
※YouTube等、無断転載は許可しておりません。
文字数 744,269
最終更新日 2021.03.13
登録日 2019.09.28
グレイス・カリブ伯爵令嬢である私は、家が没落し父も母も流行病で亡くなり借金だけが残った。アイザック・レイラ準男爵が私の美貌を気に入って、借金を払ってくれた。私は、彼の妻になった。始めは幸せだったけれど、子供がなかなかできず義理の両親から責められる日々が続いた。
夫は愛人を連れてきて一緒に住むようになった。彼女のお腹には夫の子供がいると言う。義理の両親や夫から虐げられ愛人からもばかにされる。「子供も産めない役立たず」と毎日罵られる日々だった。
私には歳の離れた兄がいて、その昔、父と諍いを起こし家を出たのだった。その兄が生きていて、チートな冒険者になっており勇者と共に戻って来た。だが、愛人が私のふりをして・・・・・・ざまぁ。納得の因果応報。
虐げられる美貌の主人公系。
大14回恋愛大賞で奨励賞をいただきました。ちなみに順位は37位でした。投票して頂きありがとうございました。
文字数 76,887
最終更新日 2021.02.14
登録日 2021.01.02
サヘルはお飾りの妻で、夫とは式で顔を合わせたきり。
何もさせてもらえず、退屈な彼女の趣味は、天井裏から夫と愛人の様子を覗くこと。そのうち、彼らの小説を書いてみようと思い立って……?
文字数 32,089
最終更新日 2021.01.14
登録日 2020.12.30