代理人小説一覧
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被害を被った同士とちょっと同情していた気持ちが、霧散したわ。
父は母と妹の言うことしか聞かないので、領地に引きこもってもらった。
今回の事態の収集は私にしかできない代わりに、2度と出てくんな!と隠居生活兼、あの妹の監視。
母も引き離し、会える時間を制限させる。じゃないと妹は変わらない。王子様が迎えにくると信じて疑わない。花畑な頭はしょうがない。可愛いし。でも、自然と二股かける神経がわからない。婚約もいるのに。
文字数 1,091
最終更新日 2021.06.26
登録日 2021.06.26
愛人と呼ばれる生活を謳歌していた。彼を待つ日々。穏やかに、愛おしく。静かに暮らしていたのだけど。
彼は妻帯者。仕事も忙しいからなかなかここには帰ってこない。小さな家だから、お手伝いの子とも仲良く、外に出ることも少ない。だって、愛人って世間に顔向けできないものでしょ?
でもね、愛してくれるんですもの。それだけで良かったのよ。
文字数 635
最終更新日 2021.06.14
登録日 2021.06.14
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