青春小説一覧
《帰り道の階段で気を付ける事》
《野良犬に注意》
次々届く予言の手紙
まるであたしを守ってくれているみたい
だけど本当に守りたかったのはあたしじゃなくて……!?
文字数 21,458
最終更新日 2024.06.22
登録日 2024.06.12
魔法の百合に選ばれた魔女王候補者達が王座を奪い合うこの国で、今代は王太子の愛を射止めた者が勝者になると決まった。
今代の候補者はアサとヨルと呼ばれる二人の少女だ。
アサとヨルは互いに執着し、憧れ、妬み、憎み、愛し合いながら、色仕掛けも毒薬も寝取りも殺しもなんでもありの魔女王位争奪戦を繰り広げる。
「「私たちは己の全魔力を賭けて、どのような恐ろしい魔法も躊躇うことなく使い、どのような悍ましい魔法も恥じることなく用いて、魔女王の座を争い合うことを誓います」」
勝つのは果たしてどちらなのか。
一言で言うならば、チートな悪役令嬢vs.チートな悪役令嬢の百合物語。
王太子は脇役です。
なろう、エブリスタ、カクヨムにも公開
文字数 21,065
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.06.11
主人公の鳴海乃蒼は毎年夏になると家族で父方の祖父母の家へ泊りに行っていた。そして今年も祖父母の住む真口島へと上陸した乃蒼だったが、ある日神様に会いたいとこの島唯一の神社である真口神社の立ち入りを禁じられた門の奥へこっそり侵入してしまう。そこにはお札の貼られた注連縄が掛けられた洞窟があったがそれすらも潜り抜け、そこで長年に渡って封じられ続けた神様と出会った。それは数百年前この島の守り神として崇められていたが人を喰い封じられた狼の姿をした神様。一方、乃蒼は神様と会えた事を喜び、そして神様と遊ぼうとその封印を解いてしまった。だが真口神はとても人を喰い封印されたとは思えない程、乃蒼に対し素っ気なくも優しく接してくれた。
真口神はなぜ人を喰ってしまったのか? そして数百年の時を経た暗雲が島に影を落とし始める。
封じられた人喰い神獣である真口神との出会いから鳴海乃蒼の例年とは違った不思議なひと夏が幕を開けた。
※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません。また如何なる宗教に対しても肯定・否定をするものではありません。
文字数 104,493
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.05.10
桐生由弦は高校進学のために、学校近くのアパート「あけぼの荘」に引っ越すことに。
しかし、あけぼの荘に向かう途中、由弦と同じく進学のために引っ越す姫宮風花と二重契約になっており、既に引っ越しの作業が始まっているという連絡が来る。
風花に部屋を譲ったが、あけぼの荘に空き部屋はなく、由弦の希望する物件が近くには一切ないので、新しい住まいがなかなか見つからない。そんなとき、
「責任を取らせてください! 私と一緒に暮らしましょう」
高校2年生の管理人・白鳥美優からのそんな提案を受け、由弦と彼女と一緒に同居すると決める。こうして由弦は1学年上の女子高生との共同生活が始まった。
ご飯を食べるときも、寝るときも、家では美少女な管理人さんといつもいっしょ。優しくて温かい同居&学園ラブコメディ!
※特別編10が完結しました!(2024.6.21)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
文字数 1,030,489
最終更新日 2024.06.21
登録日 2020.07.01
文字数 29,988
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.04.27
高校生の佐伯神楽と姫木譲は、喧嘩で発散する事にもだいぶ飽きてきていた。
喧嘩のタネは色々やってくるものの、手応えも感じず、かと言って相手をどうにかしてしまって鑑別所や少年院に行くのもつまんない。
そんな毎日を打破すべく本物の極道の道へ向かうことを決意する。
既に掲載済みの『颯爽』『紅〜くれない〜』に続くシリーズ第3弾
文字数 6,148
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.06.21
山と海に囲まれた人口二万人程の辺境の田舎町で23歳の相田一郎はまだ若いというのに惰性ともいえる人生を過ごしていた。
変化の乏しい退屈な毎日ではあるが一郎はそんな生き方、そして生まれた頃から形をほとんど変えることのないノスタルジーに満ちたこの町を気に入っていた。
そんな中、一郎は自家用車での通勤時に海岸沿いに生えた奇妙に歪んだ一本の木を目撃する。
始まりは小さな違和感だった……
”それ”は時を増すごとに加速度的に奇妙に醜く変異していくのであった。
破壊される日常、作り変えられる不気味な生態系、それはなぜ何のために起きたのか?
やがて若者たちは町の外を目指し集う。それぞれの思惑を胸に……
そして謎が謎を呼び事態は思いも寄らない方向へと向かってゆくのだった。
■補足タグ
※ミステリーとドラマ性重視
※超人アクションではないがアクションシーンもある
※終盤までミステリー色が強い
文字数 54,311
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.04.15
杠葉雨音は、ある日、死神のアイルに告白を受ける。断ると腹いせに寿命を奪われてしまった。死ぬまでに後悔を残さぬよう、幼なじみの蒼羽に告白をするも「幼なじみとしてしか見ていなかった」とフラれてしまう。気まずくなるも、雨音の命のカウントダウンが迫る。蒼羽と幼なじみとして共にいることを願うのだが……。蒼羽は雨音の寿命があとわずかなことを知ると驚きの行動をする。二人の想いが重なり合ったラストに感動の涙!
文字数 18,733
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.06.20
水祭りがやってくる
大きなだんじりに鐘、太鼓。
キラキラ輝くチョウチンに露店。
今日は祭りじゃ。
早うお逃げ。
今日は祭りじゃ。
巻き込まれるな。
文字数 22,940
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.06.12
ロマンスの日に因んだ一次創作BL小説です。犬属性な攻めと恋に自覚していなかったクール気味な受けの高校生活の一部を書いてみました。
反響があればこの二人の続きを書きます。
犬属性な攻め:犬飼 志弦(いぬかい しずる)
クール気味な受け:柳沢 誠也(やなぎざわ せいや)
文字数 3,384
最終更新日 2024.06.19
登録日 2024.06.19
文字数 2,862
最終更新日 2024.06.19
登録日 2024.06.19
主人公 菁(せい)
雨に打たれ 時には陽に照らされ
それでもまた雨に打たれ
ずっとそれを繰り返している
ある日から、雨は止まなくなった
絶望の底に突き落とされ
もはや這い上がる気力も失せ
生きるのを諦めかけてしまう
そんな彼の前に、一人の少女が現れる
彼の様に苦しみながらも一生懸命前を向く
優しくて温厚で可愛らしい少女に救われ
前向きな言動に励まされ
そしていつしか惹かれていく
しかし、その運命的な出会いもまた
彼と少女を苦しめる事になる
何故 「生きる」 というものは
人生というものは
こんなにも冷たく、残酷で 不安定で
辛いんだろう
様々な事を考え 悩み 苦しむ
暗い道を進む二人の生き様を描いたストーリー
※所々作者の実話
どこが実話か考えてみて下さい((
文字数 11,586
最終更新日 2024.06.19
登録日 2023.05.02
大学生の僕はある日、道で倒れている女の子を助けた。同じファミレスで働き、同じアパートで暮らしはじめた僕ら。彼女は閉店危機にあるファミレスを、特別なモーニングで活気づけようとする。謎めいた彼女の正体とは?
(※この作品はエブリスタにも投稿しています)
文字数 115,062
最終更新日 2024.06.19
登録日 2024.06.19
海の近い喫茶店では
会計後のレシートに
時々ラッキーアイテムが書かれているらしい
その黄色いレシートは
幸せのレシートとも呼ばれ
必要な人の元へ
必要なものを運んでくれるんだって
文字数 39,927
最終更新日 2024.06.18
登録日 2024.06.01
人殺しと殺人鬼。
似て非なる両者には、明確な違いが存在する。
幼少期、とある事件に巻き込まれた少女「時野舞白(ときのましろ)」、十七歳。
舞白はその事件の唯一の生き残りだった。彼女の日常は徹底的に壊された。決して癒えることのない傷を背負った彼女が歩む復讐の道。その道は想像することさえ烏滸がましい程に歪み、沈み、澱み、狂ったものとなった。
幼少期、初めて親からもらったものはバタフライナイフ。
人を殺すことをなんとも思わない殺人鬼「クロ」、十九歳。
クロにとっての殺人は、特別意味を持つようなものではなかった。ただなんとなく。殺せそうだから。
当たり前の前提から狂った日常で、それでも当たり前のように生きている少年に世界はどのように見えているのだろうか。
舞白は、自分の抱える傷を。
クロは、自分が与えた傷を。
それぞれが背負うものが何かの間違いで関わりを持ったとき、二人は何を思い、何を知り、何を望むのか。
これは、運命と呼ばれるものに弄ばれた二人の愉快で爽快で痛烈で残酷で凄惨で救いのない物語、だった。
いつだって挫けてきた。いつだって負けてきた。いつだって奪われてきた。いつだって失ってきた。いつだって間違ってきた。
だから、だからこそ。
二人の歩む道に希望はあるのか。
二人の歩む道に正解はあるのか。
未熟で稚拙な人殺しと、狡猾で不敵な殺人鬼の人生を賭けた革命劇がここに開幕。
文字数 7,917
最終更新日 2024.06.17
登録日 2024.06.11
高校生の夏目秋子と幼馴染みの柊春一。いつまでも変わらないと思っていた二人の関係が変わる時、二人は自分の秘めた想いに気がついた。
文字数 6,057
最終更新日 2024.06.17
登録日 2024.06.17
高校最後のインターハイ予選を控えていた私。県内に敵はいない私であったが、そのプレッシャーから去年の大会では苦い経験を味わうこととなった。その思い出を払拭しようと練習に明け暮れる日々。足に違和感を感じつつも、平然を装いながら続ける。そして1980年の夏。人生に分岐があるとしたら。この瞬間、私の人生は大きく変わった
文字数 10,721
最終更新日 2024.06.17
登録日 2024.06.17
人生でもっと最悪な中学二年生の六月にタイムスリップをしてしまった、坂口泰也。
同じ地獄が同じ匂いで同じだけ、あの時にように広がっている。
あの時自分を殺してくれなかった神の悪戯に、彼は深い絶望を覚えた。
しかし、同じでないものが一つだけ。
再度歩む人生の中、自分だけが知らない少女が彼の家族の中にいる。
彼女は一体、誰で何者なのか。
なにが目的なのか。
本当にここは過去なのか。
文字数 77,488
最終更新日 2024.06.17
登録日 2024.06.17
人々は夢を見ている。
現実と、非現実。
その境界線には、果てのない「線路」があった。
地平線の彼方へと伸びる、3番線の線路。
線路は、“いつの日かの世界”からやって来ていた。
昨日でも、今日でも無い世界から。
「線路を走る電車には、帰りの便がない。それでも行くの?」
夢と現実、——生と死の狭間にて繁栄する街、「黄泉國(よもつくに)」。
そこでは、人々の魂を捕食する存在、“ソウルイーター”と呼ばれる獣が跋扈していた。
これら魔物は人々の魂に棲みつき、内側から命を蝕んでいく存在であり、古くから下界(ソウル・シティ)を脅かす存在として忌み嫌われていた。
近年、ソウルイーターと呼ばれる怪物たちはその勢力を広げつつあり、『十界曼荼羅』と呼ばれる謎の軍事戦略組織が、黄泉国の中央に鎮座する『八葉蓮華』を破壊しようと目論んでいた。
八葉蓮華は人々の魂が輪廻するために必要なエネルギーの通り道であり、魂が持つ記憶を浄化し、新たな生へと昇華するための事象変異機関(Sマトリクス機関)であった。
出雲国真那(いずもくにまな)は、元々ソウルイーターとして生まれた魔物であったが、ある出来事を境に、ソウル・シティに紛れ込んでしまう。
紛れ込んだ当時、幼子の姿であった彼女を森の中で見つけた平山薫は、彼女を匿い、自らの娘として育てることを決意する。
平山薫は、黄泉国の元住人であり、ソウル・シティに紛れ込む魔物たちを討伐する役割を担うハンターだった。
ある日、魔物との戦闘によって脳に重い傷を負ってしまった薫は、植物状態となり、1年以上意識不明の状態が続いていた。
真那は自らがソウル・イーターであること、人間ではない異形の怪物であることを知らされないまま、12年もの間下界で暮らしていた。
しかし、薫の書斎で、彼女が書いた一冊の日記を発見し、そこで自らの存在や、薫が待ち受ける運命を目の当たりにする。
薫の意識が戻らないことを悟った真那は、急ぎ病院へと向かうが——
文字数 971
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.16
…夜の公園に灯る、証明の光が好き
空で輝く星の光がすき
夕方にみえる、オレンジの光が好き
________私もそっちにいけたらいいのに
文字数 900
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.15
25歳無職の俺はある男から治験のバイトに誘われた。
【1年間の拘束。命の危険性は無し。報酬は300万円】
生きる意味を見出せず、漠然と日々を過ごしていた俺は怪しいとは思いながらもその条件を呑み、無事にバイトをやり遂げる。
しかし、家に帰宅した俺を待っていたのは、自分と瓜二つの見た目をした人間だった。
どうやら俺が受けたバイトはただの治験バイトではなかったらしく、アンドロイドを作る国の実験だったらしい。
しかも俺の方がアンドロイドであって、試験運用の一ヵ月が経てば機能を強制的に停止させられるのだとか。
突如言い渡された余命一ヵ月。
生きたいとは思っていなかった。でも、死にたいとも思ってなかった俺は絶望に打ちひしがれながらも、自分が生きた意味を見つけるために残りの日々を生きていく。
そんな中、俺は家出少女の《椿》と出会って――
――心の底から死にたいなんて思ってないよ。
それ以外に自分を救う方法が思いつかなかった。
ただ、それだけ。
文字数 3,368
最終更新日 2024.06.15
登録日 2023.09.24
ねえ、タカ君。
私はもう存在していないって知っている?
私が「人間」じゃなくて、神様の子どもだってことを。
あなたと会えた日から、いつも思ってた。
いつかこうなる日が来るだろうな、って。
いつか、今日という日が無くなるんだろうな、——って。
何もなかったことにはしたくないんだ。
あなたと出会えたことを、なかったことにはしたくなかった。
でも、もう行かなくちゃいけない。
星が降るのを止めなくちゃいけない。
きっと、もう、間に合わない。
だけど——
あなたと過ごせた日々のことを、世界に置いていくことはできない。
私は最初からどこにもいなかった。
それが「運命」なら、私たちが立ち止まれる場所は、もうどこにも残っていない。
たとえ抗うことができない時間が、明日の世界に続いているとしても、きっといつか、あなたと再会できる日が来ることを願っている。
失われた記憶の底で、いつか、雨が止む日が訪れたとしても。
文字数 4,062
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.09
夏の部活動。それは暑さと、疲労との戦い。精神はギリギリまで追い詰められる。しかし、そんな痛苦を一瞬で吹き飛ばしてしまう瞬間がたまに存在するから、また僕らは走り出す。
文字数 1,352
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.15
どうやら周囲は私に可哀想でいて欲しいようだ。
だから私は可哀想を極めることにした。
※話の進行具合で今後R指定が入る可能性があります。
文字数 132,759
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.04.20
人生で初めて付き合った彼女、樋川萌華(といかわもか)と三年目の春を迎えた春宮直人(はるみやなおと)の関係は突如送られてきた「私達、友達に戻らない?」と言うメッセージを最後に終わってしまった。
彼女の事が忘れられずにいた直人は親友から「新たな恋で元カノを忘れろ」とアドバイスを受け、おススメされたSNSを始める事にした。
実名を避け、氏名それぞれの頭文字を取った直人はSNS上で【ハナ】と名乗る事にしたが、その名前と投稿内容故に女性だと勘違いされてしまう。
直人を女性と勘違いしたSNS内の男性陣は彼女(直人)にワンチャンスを求め卑猥な内容を送ってくる中唯一まともな連絡をくれる人がいた。
なんどもSNS上でやり取りをしている内に仲良くなり実際に合ってみる事となった直人は待ち合わせ場所で相手を待っていると後方から相手と思われる人物に声をかけられる。
振り返るとそこには・・・
文字数 14,244
最終更新日 2024.06.13
登録日 2024.06.05
強い見鬼の力を持つ、十七歳の賀茂保憲(かものやすのり)は、陰陽寮の学生、陰陽得業生(おんようとくごうしょう)をしている。十三歳の少年、小丸(こまろ)は、その強過ぎる見鬼の力のため、八歳の時に賀茂邸に預けられたが、二年前、保憲に大怪我をさせて賀茂邸を出奔した過去を持つ。保憲の式神(しきがみ)の白君(しろき)から、保憲が父親の陰陽博士(おんようはかせ)忠行(ただゆき)とともに内裏(だいり)に行ったきり帰らないことを聞かされた小丸は、葛藤を乗り越えて都へ戻る……。史実や実在の人物を中心に、独自設定も織り交ぜつつ、十代の頃の賀茂保憲と安倍晴明、そして彼らを取り巻く人々の非日常的日常を描きます。
文字数 341,691
最終更新日 2024.06.13
登録日 2020.12.30
文字数 1,556
最終更新日 2024.06.13
登録日 2024.06.13