不思議小説一覧
前野ミリンは結婚後、夫の地元に引っ越してきた。
東京には電車一本で1時間程度で行ける、都会過ぎず田舎過ぎない、何の変哲も無い町だ。
しかし彼女はこの町に来てから、不可思議な現象に遭遇することとなった。
文字数 14,069
最終更新日 2024.03.10
登録日 2024.01.10
岬の上に建つ私立寺桜院学園高等学校。十三年前に起きた連続殺人事件の真相を明らかにするため、新聞部員十文字茜は叔母の手記を手に、部長の剛泉と共にある男の元を訪ねる。
文字数 81,723
最終更新日 2024.02.14
登録日 2024.02.06
文字数 3,634
最終更新日 2024.02.14
登録日 2024.02.14
ブラック企業で働く主人公(男)は、ある朝起きたらびっくりするような状況になっていた……というところから始まる短い作品です。
カテゴリはホラーにしてありますが、怖くはないと思います。
一話完結です。
人が死ぬ描写があるので、念のためR15にしてあります。
文字数 5,761
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.02.10
晴れてむし屋の見習いアルバイトとして採用されたほたる。なのに、むし屋に行けなくなっちゃった!?
むし屋に行く方法に悩むほたるに、大学一の美少女、大水碧ちゃんが近づいてきて……
今回のむし屋は、わいわい、がやがやです。
文字数 122,689
最終更新日 2024.02.06
登録日 2024.01.23
人に表と裏があるように、世界にも表と裏がある。
裏世界管轄特殊部隊の新人、咲良と理津は先輩たちと一緒に初めての任務に向かった。緊張感漂う中、表世界から裏世界へと転移し、そこで見た黒いモヤと怪物。
武器を手に取り怪物と戦いながら、二人はこの世界の仕組みを探る。
文字数 10,575
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.25
「みーちゃん、痛い。髪、ひっぱらないで」
早紀は泣き叫んで訴える。
姉である早紀は六歳、一方で髪を引っ張っている美優はまだ三歳だ。
髪の毛を引っ張られた早紀は訴える。
「妹なんかいらかったのに。みーちゃんなんか捨ててきて!」
この時、私は子育てに疲れてしまっていた。
本心からではなかったはずだ。つい、ほんとうに捨ててくるからね、と早紀に聞いてしまう。
「いいよ、絶対に捨ててね」
と早紀は応える。
むきになってしまった私は美優を抱えて玄関へと向かう。
「わかった、本当に捨ててくるからね」
そう言って美優を抱き上げると、ぎゅっとしがみついてきた。
玄関へ向い、一旦、美優を下ろす。靴を履いて振り向くと、そこには美優の姿がなかった。
文字数 9,813
最終更新日 2024.01.26
登録日 2024.01.26
お客様に幸せな時間を。
友達付き合いに悩む高校生、仕事が上手くいかない新入社員、定年退職した元会社員…レトロで温かみのある喫茶店『カフェ・ボヌール』にフラッと迷い込んだ人たち。
従業員の柏木幸次、窪田静哉、東雲萌花は、お客様のモヤモヤした気持ちを解消することはできるのだろうか?
【参考文献】
世界文化社(2021年)『新版 コーヒー美味手帖』世界文化社
高山かづえ(2019年)『純喫茶レシピ おうちでできるあのメニュー』誠文堂新光社
公益社団法人日本茶業中央会、NPO法人日本茶インストラクター協会(2014年)『日本茶の図鑑』マイナビ
文字数 10,208
最終更新日 2024.01.24
登録日 2024.01.21
行き先は人の夢?
河野瑞希は、小さいころから毎日のように夢を見る子だった。毎晩見るだけじゃなく、目が覚めても夢で見た色も音も顔も触感も覚えている。
ある日瑞希は同級生の佐々木から声をかけられた。
「あんまり人の夢に干渉するなよ」
瑞希はただ夢を見ていたのではなく、他者の夢に入り込んでいたのだった。
文字数 9,249
最終更新日 2024.01.18
登録日 2024.01.18
銀行には人を消す金庫がある――支店の調査をすることになった、銀行怪奇事件専門課の女性行員、黒川。部下の青木とともに店へ向かうが、そこには恐るべき秘密が隠されていて……ほろ苦く切ない、大人の女性へ送るお仕事ミステリー!
文字数 27,632
最終更新日 2023.12.12
登録日 2023.12.12
少年は冒険者に憧れて親の反対を押し切って、縁を切ってまで冒険者になる。なるのは簡単だった。万年下位の冒険者だったティムはある日、最強の冒険者と出会う。少しづつ運命が変わり始める中、突然不思議な夢を見ることになる。この夢は何なのか、不思議な事を言い残しては消えていく夢。後悔をしないための選択をし続けよう。
小説家になろう同時掲載
文字数 33,769
最終更新日 2023.12.05
登録日 2023.11.27
これといった目標もなく、就職活動をしていた女子大生の黒野姫花だが、ゲーム制作会社の社長、浅木文也と出会ったことで、志望が決まる。
元々、ゲームやサブカルに興味があって、仕事にすることを意識したからだ。
インターンシップと面接を経て、文也が経営している『キングス・オブ・ドリーム』への入社を果たす。
しばらくして、新作トレーディング・カードゲーム(TCG)の制作スタッフに選ばれたのを切欠に、次から次へと問題が起きるが、一つずつ解決していく内に、姫花の中で社会人としての自覚が芽生えていく。
そのいきさつを語る『新月のネクロマンサー』とは何者なのか?
ぱっと見、別世界の住人であっても、現代の日本と関わりがあるらしい。
ゲーム制作会社の社員達、それぞれの事情が交差して、新たな扉が開く、ちょっと不思議なお仕事モノ。
※HOTランキング用ジャンル選択の基準は「描写」ではなく「ストーリーの展開」です。
文字数 73,685
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.02
両親が死んでしまった今、頼れる家族もいない私はバイトを掛け持ちして1人暮らししている。
短大の学費も稼ぐためアルバイトしている私の前に現れた男性に、一目惚れしてしまった。
勇気を振り絞って告白してみれば「ごめん、女の子には興味がないんだ」そう断られてしまった。
すごく男らしい顔に筋肉質な男性なのに、彼は同性にしか興味がないなんて。
家に帰って泣いた。
泣きはらしたその夜。
夜中にぱっと目を覚ますと、そこには死んだはずの
文字数 954
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.12.02
○出会い編
魔法学校を卒業したルウは、一流の魔法使いであるガルバナムに弟子入りすることになった。魔法薬を作る以外に取り柄のないルウだったが、一風変わった魔法薬作りを本人は楽しんでいる。ある日、ガルバナムの家にある開かずの間を開けたことから、ガルバナムはルウに一目置くようになる。無愛想なガルバナムと無邪気なルウは、相手にあって自分にないものに気づきながら、互いを意識していく。
○水中花壇編
森が初夏を迎えたある日、ルウは水中花壇に興味をもつ。そこは、植物採取は禁じられていたが、花の色の採取は可能だった。色の採取のため、ルウはガルバナムから水玉をつくる魔法を教わる。初めは上手くいかないルウだったが、魔法を習得したとき、ガルバナムの魔法の秘密に気づく。
○杪夏の風編
ガルバナムの家に、ガルバナムの友人フェンネルが訪ねてくる。ルウは、フェンネルからガルバナムの話を聞いたことを機に、ガルバナムとの恋人関係に自信を失ってしまう。その後、友人や森の仲間と過ごす時間を得るが、ルウの気分はなかなか晴れない。そして、一人で解放の木に向かったルウは、自分の心と向き合い、自分だけの答えを導き出す。
○ビンドの収穫祭編
魔法薬作りでスランプに陥ったルウは、ガルバナムの提案でビンドへの帰省を決める。帰省にはビンドに思い出があるガルバナムも加わり、ルウは家族と共に収穫祭へ。幼いきょうだいや祖母と賑やかに過ごすものの、そこにルウ達の両親はいない。ガルバナムはルウの小さいきょうだいとも仲良くなるが、ルウはそれを嬉しく感じながらも、複雑な思いが芽生えるのだった。
文字数 126,612
最終更新日 2023.11.30
登録日 2022.12.04
文字数 94,364
最終更新日 2023.11.27
登録日 2023.10.26
ぽぽみんが「いいなぁ〜」っと思ったおめめに変身するお話です。ほら子供ってすぐ人のモノほしがるでしょ?
0才から3才の子供向けの絵本です。親子で読んでいただけたら幸いです。
わーい!! おかげさまでアルファポリスの絵本コンテストで奨励賞を頂きました!! 読んでくださった皆さんありがとうございます。
いつか津田健次郎さんが読み聞かせして下さらないかな♡♡♡
《誕生秘話》
漫画『呪術廻戦』が大好きで、その中に『ナナミン』というニックネームのキャラクターがいらっしゃいます(本名 七海建人)。
ナナミンって口に出すとリズミカルで言いやすいし、覚えやすいし、響きもいいのでお得満載だと思ったの。そこから『みん』をとりました。というか私が個人的にナナミンが大好き。
『ぽぽ』はなんとなく子供が言いやすそうだから。
ちなみにぽぽみんのシッポの柄とメガネのデザインもナナミンからきています。さあくんの名前とデザインは……ほら……あれですね。ナナミンの先輩のあの方ですね。この絵本はオタクママの産物。
カタツムリは以前娘が飼っていたカタツムリの『やゆよ』。
消防車は息子が好きな乗り物。
魚は以前飼っていた金魚の『もんちゃん』のギョロ目を参考にしています。
ぽぽみんの頭の形は、おやつに娘が食べていた大福です。大福を2回かじるとぽぽみんの頭の形になりますよ。今度やってみて。アイディアってひょんな事から思いつくんですよ。
体のデザインは私が難しいイラストが描けないので単純なモノになりました。ミッフィちゃんみたいに横向かない設定なんです。なぜなら私が描けないから。
そんなこんなで生まれたのが『ぽぽみん』です。
文字数 336
最終更新日 2023.11.08
登録日 2023.11.08
これは僕が実際に体験した話です。
あまり信じてもらえないですが本当に体験して、今でもはっきり覚えています。
できるだけ伝わる様に書きますが至らないところもあるかも知らないです。
文字数 1,075
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
小説家の私のもとに届く、とあるその「手紙」についての物語。/中年小説家である柳生のもとに、返事も出していないのにずっと送られ続けている手紙。送り主は10年前に離婚した元妻と娘からで……だが、8年前に2人は他界していた。
/あんなにも文学作品を書き続けていたのに、熱が冷めてしまったかのようにぱたりと新作を執筆できないままでいる柳生は――
※「小説家になろう」「カクヨム」等にも掲載しています。
文字数 68,860
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
村一番の登り名人デイビー。彼にはライバルのオーティスがいた。どんなに頑張ってもかなわない、けれど自分には『木登り名人』というものしか取り柄がない……。みんな認めてもらおう。そう頑張り、悩み、泣いたデイビーは、成人の儀を迎える十六歳、少年達が話していた【天空橋】を見付けて――。
※「小説家になろう」「カクヨム」などにも掲載しています。
文字数 35,639
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
平穏に暮らしていたミサコはある日、前の家に住む一家に不審なものを感じる。
閉めきられた窓、姿を見せなくなった妻と二人の子供たち。
そんなある日、ミサコはその家の幼い息子の体にアザがあるのを発見する。
文字数 8,461
最終更新日 2023.10.21
登録日 2023.10.21
文字数 1,393
最終更新日 2023.10.16
登録日 2023.10.16
「妻を、身体に戻す方法を――」ある日、六十代後半のカナンダカリは、とても不思議な現象に居合わせる。家にはいなかったはずの妻が、朝目が覚めると当たり前のように台所に立っていた。いったい、何が起こっているのか? 妻は平気なのか? 沖縄の南部から、ユタ、占い師、と北部へ。まるでドライブだ。妻の楽しそうな横顔に、ナカンダカリは笑みを返しながらも、きりきりと心配に胸がしめつけられていく――だが彼は、ようやく、一人の不思議な男と会う。
※小説家になろう、カクヨムにも掲載。
文字数 53,501
最終更新日 2023.10.16
登録日 2023.10.15
「殺人鬼の勘違い」「セレンディピティ」に続いて、普通の探偵のところにまた依頼人がやって来た。基本一話完結。
文字数 16,784
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.10.05
・・・まだスマホなんてなくて、ケータイすらも学生の間で普及しはじめたくらいの時代の話です。
自分は幼い頃に親に捨てられたのではないか・・・そんな思いを胸の奥底に抱えたまま、無気力に毎日を送る由夫。
彼はある秋の日、小学生の少女・千代の通学定期を拾ったことから少女の祖父である老博士と出会い、「夢幻燈」と呼ばれる不思議な幻燈機を借り受ける。
夢幻燈の光に吸い寄せられるように夢なのか現実なのか判然としない世界の中で遊ぶことを重ねるうちに、両親への思慕の念、同級生の少女への想いが鮮明になってくる。
夢と現の間を行き来しながら展開される、赦しと再生の物語。
※本作は2000年11月頃に楽天ブログに掲載したものを改稿して「小説家になろう」に掲載し、さらに改稿をしたものです。
文字数 29,416
最終更新日 2023.10.11
登録日 2023.10.01