第9回歴史・時代小説大賞小説一覧

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【11/22刊行】「第9回歴史・時代小説大賞」特別賞受賞作 ときは文化文政。 正義感が強く真っ直ぐな青年「犬飼誠吾」は、与力見習いとして日々励んでいた。 悩みを抱えるたび誠吾は、親友である蘭方医「根古屋冲有」のもとを甘味を持って訪れる。 奇人変人と恐れられているひねくれ者の根古屋だが、推理と医術の腕はたしかだからだ。 ふたりは力を合わせて、江戸の罪を暴いていく。 身分を超えた友情と、下町の義理人情。 江戸の風俗を織り交ぜた、医療ミステリーの短編連作。  2023.7.22「小説家になろう」ジャンル別日間ランキング 推理にて1位  2023.7.25「小説家になろう」ジャンル別週間ランキング 推理にて2位  2023.8.13「小説家になろう」ジャンル月週間ランキング 推理にて3位  2023.8.07「アルファポリス」歴史・時代ジャンルにて1位 になりました。  ありがとうございます!  書籍化にあたり、タイトルを変更しました。  旧『蘭方医の診療録 』  新『仕舞屋蘭方医 根古屋冲有 お江戸事件帖 人魚とおはぎ』
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小説 228 位 / 194,019件 歴史・時代 1 位 / 2,395件
文字数 145,929 最終更新日 2024.11.22 登録日 2023.05.21
 晴らせぬ恨みを晴らし、許せぬ人でなしを消す。仕掛けて仕損じなし、口外法度の始末屋稼業。昼行灯の同心・中村左内を中心とする始末屋のメンバーたちの生き様を描いた作品です。差別用語が数多く登場します。  また江戸時代が舞台ですが、史実とは異なる部分があります。歴史が好きすぎて、テレビの時代劇にもいちいち重箱の隅をつつくような突っ込みを入れる意識高い系の人は読まない方がいいです。  さらに昨今のスペシャルドラマの必殺シリーズとは根本的に違い、暗く不快で残酷な話が多くなります。苦手な方は注意してください。 【始末屋】 ◎隼人  訳あって、沙羅と共に江戸に逃げて来た若者。小柄だが、鎖鎌と手裏剣を使いこなす凄腕の殺し屋。ただし世間知らず。普段は顔を白く塗り、大道芸人をしている。 ◎沙羅  隼人と共に、江戸に逃げて来た南蛮人の女。実は、隠れ切支丹である。 ◎鉄  現物の鉄の二つ名を持つ、大男の骨接ぎ屋。始末屋の一員ではあるが、同時に龍牙会の客分格でもある。殺しに快感を覚える、危険な一面を持っている。 ◎市  普段は竹細工師をしている若者。二枚目役者のような整った顔立ちをしているが、その内面は冷酷そのもので、安い仕事は引き受けない。始末屋に対する仲間意識も薄く、他の者たちには何ら特別な感情を抱いていない。 ◎小吉  始末屋の一員の若者。もっとも、偵察や情報収集などの補助的な役割しか出来ない。 ◎源四郎  左内の下で動く目明かしであると同時に、始末屋の一員でもある。ただし、彼が始末屋であることは、他の面子は誰も知らない。 ◎中村左内  南町の昼行灯との異名を持つ同心。普段は小悪党の上前を掠め取り、大悪党には見てみぬふり……しかし、その実態は始末屋の元締であり剣の達人でもある。始末屋の仲間からは「八丁堀」と呼ばれている。 【龍牙会】 ◎お勢  江戸の裏社会で、もっとも力を持つ組織「龍牙会」の元締。四十代の女性だが、裏の世界では彼女に逆らえる者など、ほとんどいない。 ◎死門  お勢の用心棒。凄腕の殺し屋でもあり、裏の世界では恐れられている。奇妙な剣術を使う南蛮人。 ◎呪道  拝み屋の呪道の二つ名を持つ軽薄な祈祷師。だが、その実態は龍牙会の幹部であり、元締お勢の片腕でもある。始末屋の鉄とは仲がいい。まだ二十代半ばの若者だが、なぜかお勢に惚れている。 【その他】 ◎秀次  市の叔父であり、育ての親でもある。裏社会の大物だが、不気味な性癖の持ち主。 ◎渡辺正太郎  若き同心。左内の同僚であり、いつも愚痴をこぼしている。
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小説 27,107 位 / 194,019件 歴史・時代 182 位 / 2,395件
文字数 169,595 最終更新日 2024.07.01 登録日 2024.05.31
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 渋川春海に出会う前の村瀬義益、彼は剣鬼だった。佐渡奉行の元で働いていた父が、朋輩によって殺された。地下御前試合、大店の主人や大名家によって運営される、真剣による立ち合いの場に身を投じ、ここに参加しているという仇の姿を求めていた――
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 7,059 最終更新日 2024.05.30 登録日 2024.05.30
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) とある権力者が死に瀕し、富士の山に眠っているという不死の薬を求める。巡り巡って、薬の探索の役目が主人の藤原忠平を通して将門へと下される。そんな彼のもとに朝廷は、朝廷との共存の道を選んだ山の民の一派から人材を派遣する。冬山に挑む将門たち。麓で狼に襲われ、さらに山を登っていると吹雪が行く手を阻む――
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小説 27,107 位 / 194,019件 歴史・時代 182 位 / 2,395件
文字数 81,275 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.05.25
三ツ池屋を訪ねた芝寺子屋師匠菊池三之亟は、店前で取り囲まれる久保田藩目付け滝沢を助ける。 藩米の汚職騒動の助けに入るおせっかい三之亟の、機転と剣が冴え渡る。 江戸の町にこんな寺子屋師匠がいるのも、頼もしい限りで
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 10,476 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.05.27
 三代将軍・徳川家光に仕える保科正之。  悪戯が過ぎる家光とそれに毎回切れて、稽古の名目で家光をしばく十兵衛に困りつつ、比較的穏やかな江戸生活を送っていたが……。  柳生宗矩から息子の十兵衛と一緒に辻斬り調査の命を受ける。  巷で辻斬りの犯人が、家光だと噂になっているのだ。  面倒事はまっぴらごめんな正之だが、恩のある家光のあるかどうかわからない名誉のため、捜索を開始する。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 3,268 最終更新日 2024.05.26 登録日 2024.05.26
享保元年、長崎の庶民の関心は、「くんち」というお祭りだったと言っていい。古着屋の娘お糸も、くんちの噂を聞いて、許嫁の正吉とくんちに行くのを心待ちにしていた。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 14,504 最終更新日 2024.05.18 登録日 2024.05.18
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歴史・時代 連載中 ショートショート
舞台は欧州のローマ、イタリアに住む従兄弟のもとに遊びにきた… まだ幼い子供の頃の話 ナイルの箱庭…皇帝の銀貨…あの時の銀のコインが、今も私の手の中にある …あの束の間の思い出…あれは夢、幻 …ナイルの箱庭
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 3,358 最終更新日 2024.05.16 登録日 2019.12.27
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別作品、別名義で) 貧乏御家人の次男の助之進は、通っている剣術道場の娘の志乃と心を通わせ合う仲にあった。しかし、それを知らない志乃の父、道場の師範は縁談の話を持ってきてしまう。実は隠してきたが労咳を病んでいる志乃、思い詰め、助之進に伊勢参りを勝手に子どもだけで敢行する“抜け参り”に同道してくれと申し出る。迷った末に受諾する助之進。敢行当日、待ち合わせ場所に朋友である晴幸が姿を現し共に伊勢に向かうこととなる。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 30,846 最終更新日 2024.05.04 登録日 2024.05.04
幼少の頃より自分にしか聞こえない天狗の声が聞こえた吉川広家。姿見えぬ声に対して、時に従い、時に相談し、時に言い争い、天狗評議と揶揄されながら、偉大な武将であった父吉川元春や叔父の小早川隆景、兄元長の背を追ってきた。時は経ち、慶長五年九月の関ヶ原。主家の当主毛利輝元は甘言に乗り、西軍総大将に担がれてしまう。東軍との勝敗に関わらず、危急存亡の秋を察知した広家は、友である黒田長政を介して東軍総大将徳川家康に内通する。天狗の声に耳を傾けながら、主家の存亡をかけ、不義内通の誹りを恐れず、主家の命運を一身に背負う。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 74,650 最終更新日 2024.01.20 登録日 2023.02.24
江戸時代、五街道の内の一つ、甲州街道が整備され、宿場町として賑わった勝沼は、天領、つまり、徳川幕府の直轄地として代官所が置かれていた。この頃、江戸幕府の財政は厳しく、役人の数も少なかったので、年貢の徴収だけで手がいっぱいになり、治安までは手が回らなかった。その為、近隣在所から無宿人、博徒、浪人などが流れ込み、無政府状態になっていた。これは、無頼の徒が活躍する任侠物語。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 17,320 最終更新日 2023.12.05 登録日 2023.05.31
【第9回歴史・時代小説大賞特別賞受賞作】北の小藩の青年藩士、黒須新九郎は、女中のりよに密かに心を惹かれながら、真面目に職務をこなす日々を送っていた。だが、ある日突然、新九郎は藩の産物を横領して抜け売りしたとの無実の嫌疑をかけられ、切腹寸前にまで追い込まれてしまう。新九郎は自らの嫌疑を晴らすべく奔走するが、それは藩を大きく揺るがす巨大な陰謀と哀しい恋の始まりであった。 謀略と裏切り、友情と恋情が交錯し、武士の道と人の想いの狭間で新九郎は疾走する。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 259,015 最終更新日 2023.09.10 登録日 2021.05.31
のちに「徳川四天王」のひとりとなる、本多平八郎忠勝。 生涯57回の合戦に参戦するも、かすり傷ひとつ負わなかったとされる戦国最強の侍である彼も、こと主君のこととなると冷静ではいられない。忠義、過保護、それとも他に別の理由が? そして、そんな最強の男が仕える最高の主君、徳川家康には──ひとつだけ秘密があった。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 60,046 最終更新日 2023.09.07 登録日 2023.06.03
貧乏御家人の次男坊・田嶋新八郎は実家を飛び出し、噺家の萬葉亭蛾蝶に弟子入り。だが萬葉亭新八の前座名で修行中の寄席で、椿家須美之助が急死、前座仲間が下手人として疑われる。取り調べに現れた同心は、犬猿の仲の実兄。冤罪を晴らすため、幼馴染のお葉の助けを借り、東奔西走する新八だったが……。時代劇コメディ&ミステリー開演!
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 68,223 最終更新日 2023.08.15 登録日 2023.04.30
破天荒な将軍 吉宗。民を導く将軍となれるのか ――― 将軍?捨て子? 貴公子として生まれ、捨て子として道に捨てられた。 その暮らしは長く続かない。兄の不審死。 呼び戻された吉宗は陰謀に巻き込まれ将軍位争いの旗頭に担ぎ上げられていく。 次第に明らかになる不審死の謎。 運命に導かれるようになりあがる吉宗。 将軍となった吉宗が隅田川にさくらを植えたのはなぜだろうか。 ※※ 暴れん坊将軍として有名な徳川吉宗。 低迷していた徳川幕府に再び力を持たせた。 民の味方とも呼ばれ人気を博した将軍でもある。 徳川家の序列でいくと、徳川宗家、尾張家、紀州家と三番目の家柄で四男坊。 本来ならば将軍どころか実家の家督も継げないはずの人生。 数奇な運命に付きまとわれ将軍になってしまった吉宗は何を思う。 本人の意思とはかけ離れた人生、権力の頂点に立つのは幸運か不運なのか…… 突拍子もない政策や独創的な人事制度。かの有名なお庭番衆も彼が作った役職だ。 そして御三家を模倣した御三卿を作る。 決して旧来の物を破壊するだけではなかった。その効用を充分理解して変化させるのだ。 彼は前例主義に凝り固まった重臣や役人たちを相手取り、旧来の慣習を打ち破った。 そして独自の政策や改革を断行した。 いきなり有能な人間にはなれない。彼は失敗も多く完全無欠ではなかったのは歴史が証明している。 破天荒でありながら有能な将軍である徳川吉宗が、どうしてそのような将軍になったのか。 おそらく将軍に至るまでの若き日々の経験が彼を育てたのだろう。 その辺りを深堀して、将軍になる前の半生にスポットを当てたのがこの作品です。 本作品は、第9回歴史・時代小説大賞の参加作です。 投票やお気に入り追加をして頂けますと幸いです。
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小説 19,084 位 / 194,019件 歴史・時代 109 位 / 2,395件
文字数 270,359 最終更新日 2023.06.27 登録日 2023.05.30
小普請の辻蔵之介は戯作者を目指しているが、どうもうまくいかない。持ち込んでも、書肆に断られてしまう。役目もなく苦しい立場に置かれた蔵之介は、友人の紹介で、町の騒動を解決していくのであるが、それが意外な大事件につながっていく。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 107,272 最終更新日 2023.06.27 登録日 2023.05.31
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歴史・時代 連載中 短編 R15
仕事人とは銭をもらって人々の恨みを晴らす殺し屋稼業。 江戸の仕事人である忍壁銀次郎は仕事で一人の男を殺した。 それは敵が敵を呼ぶデスゲームの幕開けであった。 生き残るのは誰なのか。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 15,776 最終更新日 2023.06.27 登録日 2023.05.31
酒と肴と剣と闇 江戸情緒を添えて 江戸は本所にある居酒屋『草間』。 美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は、絶世の色男にして、無双の剣客でもある。 自分のことをほとんど話さないこの男、冬吉には実は隠された壮絶な過去があった。 多くの江戸の人々と関わり、その舌を満足させながら、剣の腕でも人々を救う。 その慌し日々の中で、己の過去と江戸の闇に巣食う者たちとの浅からぬ因縁に気付いていく。 店の奉公人や常連客と共に江戸を救う、包丁人にして剣客、冬吉の物語。
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小説 15,542 位 / 194,019件 歴史・時代 80 位 / 2,395件
文字数 301,344 最終更新日 2023.06.27 登録日 2023.05.03
胸にさんざめく想いに、何と名付ければ良いのだろう。 インドを舞台とした歴史小説です。 全16章、約16万字で完結です。 7世紀前半、群雄割拠のインドに並び立つ多数の国の内の一つ。 第二王子のハルシャは14歳で、いわゆる中二病的な自己同一化の悩みを抱えていた。 ある日、一人の美しい少女と出会い、ハルシャの運命も変わって行く。 日々の帝王教育の他に仏教も学び、動物を通じて生命と向き合い、青春を過ごす中で成長して行く。 やがて、過酷な出来事がハルシャを見舞い、否応なくハルシャは自らの立場の変化に向き合って行くこととなる。 第1章 第二王子の夢 第2章 近くて遠い佳人 第3章 兄と妹 第4章 仏陀の言葉 第5章 本生譚の慈悲 第6章 鰐の馬蹄花 第7章 遠征の後始末 第8章 華燭の典 第9章 エフタルの余喘 第10章 重なる不幸 第11章 風雲のカナウジ 第12章 慈悲の報い 第13章 ヴィンドヤースの森 第14章 金の兎耳の国 第15章 ヴァルダナの栄光 第16章 終章 【この作品のセールスポイント】 1:インドの歴史小説という、他に書く人がいない圧倒的独自性。 2:14歳のいわゆる中二病の少年が主人公で、その成長する姿に読者が共感しやすい。 3:あの玄奘三蔵法師が天竺で会った王様、を知ることにより、インドに関する解像度が高くなる。 4:主人公ハルシャに降りかかる激動の展開と、怒濤の伏線回収による爽快感で、物語としてハイレベルな面白さ。 5:ガチな歴史小説マニアもテンションがブチ上がる参考文献の多さ。そしてその資料という下地があってこその、テンプレ異世界ではなく古代インドという独特な世界観を堪能できる。 6:歴史小説に興味の無いいわゆる対象外読者であっても、読めば異口同音に面白いと言っていた事実。文章、キャラ、ストーリー、世界観、全てがハイレベル。 7:出版されれば間違い無く直木賞候補だな(受賞するとは言っていない)。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 159,969 最終更新日 2023.06.27 登録日 2023.04.30
【長編第9回歴史・時代小説大賞 笑えて泣ける人情噺賞受賞】 道頓堀生まれ、喜劇の旅一座が江戸にやって来た! まだ『喜劇』というジャンルが日本に生まれていなかった時代、笑う芝居で庶民に元気を与える役者たちと、巻き込まれた不器用な浪人の人情噺。 【あらすじ】 本所の裏長屋に住む馬場寿三郎は万年浪人。 性格的に不器用な寿三郎は仕官先もみつからず、一日食べる分の仕事を探すのにも困る日々。 顔は怖いが気は優しい。 幸い勤勉なので仕事にありつければやってのけるだけの甲斐性はあるが、仏頂面で客商売ができないときた。 ある日、詐欺目当ての浪人に絡まれていた娘てんとうを助けた寿三郎。 道頓堀から下ってきた旅一座の一人であったてんとうは、助けてくれた寿三郎に礼がしたいと、一座の芝居を見る機会を与えてくれる。 まあ色々あってその一座に行くことになるわけだが、これがまた一座の奴らがむちゃくちゃ……べらんめぇな奴ばかりときた。 堺の笑いに容赦なくもみくちゃにされる江戸浪人を、生温かく見守る愛と笑いの人情噺。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 86,220 最終更新日 2023.06.26 登録日 2023.05.20
 職人の若者・清吾は、吉原に売られた幼馴染を探している。登楼もせずに見世の内情を探ったことで袋叩きにあった彼は、美貌に加えて慈悲深いと評判の花魁・唐織に助けられる。  清吾の事情を聞いた唐織は、彼女の情人の振りをして吉原に入り込めば良い、と提案する。客の嫉妬を煽って通わせるため、形ばかりの恋人を置くのは唐織にとっても好都合なのだという。  純心な清吾にとっては、唐織の計算高さは遠い世界のもの──その、はずだった。 嘘を重ねる花魁と、幼馴染を探す一途な若者の交流と愛憎。愛よりも真実よりも美しいものとは。 第9回歴史・時代小説大賞参加作品です。楽しんでいただけましたら投票お願いいたします。 表紙画像はぱくたそ(www.pakutaso.com)より。かんたん表紙メーカー(https://sscard.monokakitools.net/covermaker.html)で作成しました。
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小説 13,257 位 / 194,019件 歴史・時代 64 位 / 2,395件
文字数 84,747 最終更新日 2023.06.24 登録日 2023.05.31
江戸時代。村々を土砂災害から守る為に働いていた侍がいる。 数馬(かずま)は貧乏御家人の三男坊として生を受けたが、運よく町方与力である豊島家の婿養子となる。 義父から豊島家の家督を継ぎ、奉行所で働き始めた数馬だが、周囲からのやっかみがあり孤立していた。 仕事に対してやる気が持てず、義父や上司への恩義の気持ちだけでなんとか勤めをこなしていた。 もうすぐ父親になるというのに、その自覚すら持てない。 不安な気持ちを抱えたまま、日々を過ごしていた。 そんな中、土砂流出現場を視察するため、上司と共に地方巡回に出かける。 そこで出会う人々と触れ合うことで、数馬は少しずつ自分の在り方を学んでいく。 2023/8/3 第9回歴史・時代小説大賞で奨励賞をいただきました。 応援してくださった皆様、ありがとうございます!
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 37,403 最終更新日 2023.06.23 登録日 2023.05.31
御庭番衆には有能なくノ一がいた。 彼女は気ままに江戸を探索。 なぜか甘味巡りをすると事件に巡り合う? 将軍を狙った陰謀を防ぎ、夫婦喧嘩を仲裁する。 忍術の無駄遣いで興味を満たすうちに事件が解決してしまう。 いつの間にやら江戸の闇を暴く捕物帳?が開幕する。 ※※ 将軍となった徳川吉宗と共に江戸へと出てきた御庭番衆の宮地家。 その長女 日向は女の子ながらに忍びの技術を修めていた。 日向は家事をそっちのけで江戸の街を探索する日々。 面白そうなことを見つけると本来の目的であるお団子屋さん巡りすら忘れて事件に首を突っ込んでしまう。 天真爛漫な彼女が首を突っ込むことで、事件はより複雑に? 周囲が思わず手を貸してしまいたくなる愛嬌を武器に事件を解決? 次第に吉宗の失脚を狙う陰謀に巻き込まれていく日向。 くノ一ちゃんは、恩人の吉宗を守る事が出来るのでしょうか。 そんなお話です。 一つ目のエピソード「風邪と豆腐」は12話で完結します。27,000字くらいです。 エピソードが終わるとネタバレ含む登場人物紹介を挟む予定です。 ミステリー成分は薄めにしております。   作品は、第9回歴史・時代小説大賞の参加作です。 投票やお気に入り追加をして頂けますと幸いです。
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小説 27,107 位 / 194,019件 歴史・時代 182 位 / 2,395件
文字数 114,948 最終更新日 2023.06.21 登録日 2023.05.31
――頃は明治 絵描きの話をしよう―― 明治二十二年、ひとりの少年が東京美術学校に入学するために上京する。 岡倉天心の「光や空気を描く方法はないか」という問いに答えるために考え描かれていく彼の作品は出品するごとに議論を巻き起こす。 伝統的な絵画の手法から一歩飛び出したような絵画技術は、革新的であるゆえに常に酷評に晒された。 それでも一歩先の表現を追い求め、芸術を突き詰める彼の姿勢は終生変わることがない。 その短い人生ゆえに、成熟することがない「不熟の天才」と呼ばれた彼の歩んだ道は決して楽ではなかっただろう。 その人は名を菱田春草(ひしだしゅんそう)という。 表紙絵はあニキ様に描いていただいたものです。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 121,438 最終更新日 2023.06.18 登録日 2023.05.17
日向の皇子・磐余彦(のちの神武天皇)は、出雲王の長髄彦からもらった弓矢を武器に人喰い熊の黒鬼を倒す。磐余彦は三人の兄と仲間とともに東の国ヤマトを目指して出航するが、上陸した河内で待ち構えていたのは、ヤマトの将軍となった長髄彦だった。激しい戦闘の末に長兄を喪い、熊野灘では嵐に遭遇して二人の兄も喪う。その後数々の苦難を乗り越え、ヤマト進撃を目前にした磐余彦は長髄彦と対面するが――。 『日本書紀』&『古事記』をベースにして日本の建国物語を紡ぎました。 ※この作品はNOVEL DAYSとnoteでバージョン違いを公開しています。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 163,434 最終更新日 2023.06.07 登録日 2023.05.21
戦国時代初期、険しい山脈に囲まれた国。樋野(ひの)でも狭い土地をめぐって争いがはじまっていた。 黒田三郎兵衛は反乱者、井藤十兵衛の鎮圧に向かっていた。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 98,675 最終更新日 2023.06.04 登録日 2018.12.27
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歴史・時代 連載中 長編 R15

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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 1 最終更新日 2023.06.02 登録日 2023.05.31
【第9回歴史・時代小説大賞:痛快! エンタメ剣客賞受賞】 明治6年、警察より早くピストルを装備したのは郵便配達員だった――。 維新の動乱で届くことのなかった手紙や小包。そんな残された思いを配達する「御留郵便御用」の若者と老剣士が、時に不穏な明治の初めをひた走る。 密書や金品を狙う賊を退け大切なものを届ける特命郵便配達人、通称「剣客逓信(けんかくていしん)」。 武装する必要があるほど危険にさらされた初期の郵便時代、二人はやがてさらに大きな動乱に巻き込まれ――。 ※エブリスタでも連載中
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 180,160 最終更新日 2023.06.02 登録日 2022.11.05
引きこもり半兵衛の籠城戦記 〜私は世に出たくないのです〜 秀吉に三顧の礼で迎えられたとされている竹中半兵衛。 彼は気ままな隠居生活を望んでいたのだが、敵の策略により、補給路を絶たれ引きこもり生活が終焉する。 これは、今孔明と名高い竹中半兵衛の隠居生活にスポットライトを当てた、あるかもしれない想像のお話。 こちらの作品は短編集です。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 4,148 最終更新日 2023.06.01 登録日 2023.05.31
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歴史・時代 連載中 短編 R15
江戸を舞台にした小話集。 遊女二人と男。 錺職人と水茶屋の少女。 看板娘と住職。 その他諸々、色恋沙汰が多いかもしれません。
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小説 194,019 位 / 194,019件 歴史・時代 2,395 位 / 2,395件
文字数 15,671 最終更新日 2023.06.01 登録日 2023.04.18
とある妓楼で起こった醜聞を廻る、 恋愛+シスターフッドの連作短編最終話。 浜風花魁の名代として上がった座敷で、妹女郎ふたりは貝合わせをしていた。 その勝負が着いた後、交わされた言葉とは……。 醜聞の前日譚です。
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文字数 1,307 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.05.31
大正時代の洋装店を営むフミ。 そしてそれを取り囲む人間模様と彼女の生涯を丁寧に描きました。
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文字数 46,492 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.05.31
才谷梅太郎が坂本龍馬を語るという不可思議な物語です。なるべく史実に則って書きますが、時系列がぐちゃぐちゃになる可能性もあります。よろしくお願いいたします。
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文字数 19,973 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.05.31
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歴史・時代 完結 ショートショート
慶長年間の記録に現れる幻術師の話です。その人物が秀吉に見せた幻について書きました。
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文字数 497 最終更新日 2023.05.30 登録日 2023.05.30
かつて源頼朝や北条政子・義時らが多くの血を流して築き上げた武家政権・鎌倉幕府。承久の乱や元寇など幾多の困難を乗り越えてきた幕府も、悪名高き執権北条高時の治政下で頽廃を極めていた。京では後醍醐天皇による倒幕計画が持ち上がり、世に動乱の兆しが見え始める中にあって、北条一門の武将金澤貞将は危機感を募らせていく。ふとしたきっかけで交流を深めることとなった御家人新田義貞らは、貞将にならば鎌倉の未来を託すことができると彼に「決断」を迫るが――。鎌倉幕府の最後を華々しく彩った若き名将の清冽な生きざまを活写する歴史小説、ここに開幕!
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文字数 122,835 最終更新日 2023.05.25 登録日 2023.05.04
とある妓楼で起こった醜聞を廻る、 恋愛+シスターフッドの連作短編第二話。 醜聞を描いて売れっ子になった浮世絵師は、稲尾(いのお)花魁の部屋に入り浸っていた。 けれど、ある日を境にぱたりと妓楼を訪れなくなり……。
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文字数 5,055 最終更新日 2023.05.25 登録日 2023.05.25
織田信長に仕える明智光秀には秘密があった! 歴史を揺るがす新説ファンタジー登場!
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文字数 6,043 最終更新日 2023.05.21 登録日 2023.05.11
 徳川時代、使い捨てにされる自分達の境遇に絶望し、幕府を転覆させることに暗躍した忍者留崎跳。明治の世では、郵便配達夫の職に就きつつも、駅逓頭前島密の下、裏の仕事にも携わっている。  旧時代を破壊して、新時代にたどり着いたものの、そこに華やかな人生は待っていなかった。政治の中枢に入ることなど出来ず、富を得ることも出来ず、徳川時代とさほど変わらない毎日を送っていた。  そんな中、昔思いを寄せた女性に瓜二つの「るま」と出会い、跳の内面は少しずつ変わっていく。  勝ち馬に乗りながらも、良い立ち位置にはつけなかった薩摩藩士石走厳兵衛。  元新選組で、現在はかつての敵の下で働く藤田五郎。  新時代の波に乗り損ねた者達と、共に戦い、時には敵対しながら、跳は苦難に立ち向かっていく。  隠れキリシタンの呪い、赤報隊の勅書、西洋の龍と東洋の龍の戦い、西南戦争、 様々な事件の先に、跳が見るものとは…。  中枢から時代を動かす者ではなく、末端で全体像が見えぬままに翻弄される者達の戦いを描いた小説です。  活劇も謎解きも恋もありますので、是非読んで下さい。
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文字数 110,943 最終更新日 2023.05.21 登録日 2023.05.10
とある妓楼で起こった醜聞を廻る、 恋愛+シスターフッドの連作短編第一話。 亮芳が若い衆として働く妓楼には、口八丁と醜聞で成り上がったと言われる花魁が居る。 けれど亮芳はそう思えず、長い間遠目から見詰め続けていた。 ある夜の道中で、花魁の下駄の鼻緒が切れてしまい……。
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文字数 5,340 最終更新日 2023.05.18 登録日 2023.05.18
【函館戦争のはじまり、松前攻防戦の前後に繰り広げられた一人の武士の苦闘】 鳥羽伏見の戦いに端を発した戊辰戦争。東北の諸大名家が次々に新政府軍に恭順する中、徳川につくか新政府軍につくか、頭を悩ます大名家があった。蝦夷地唯一の大名・松前家である。 これは、一人の武士の目を通して幕末における松前藩の顛末を描いた、歴史のこぼれ話――。 ※本作品は史実を基にしたフィクションです。 ※拙作「夜明けの空を探して」とは別視点による同時期を描いた作品となります。 ※村田小藤太氏は実在する松前の剣客ですが、作者の脚色による部分が大きいものとご理解ください。 ※参考文献:「福島町史」「北海道の口碑伝説」など、多数。
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文字数 10,055 最終更新日 2023.05.02 登録日 2023.05.02
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