ダークファンタジー小説一覧
転校生のとある言葉から、日常は非日常に変わっていく―――
ある時から謎の夢に悩まされるようになった実。
覚えているのは、目が覚める前に響く「だめだ!!」という父親の声だけ。
自分の見ている夢は、一体何を示しているのか?
思い悩む中、悪夢は確実に現実を浸食していき―――
「お前は、確実に向こうの人間だよ。」
転校生が告げた言葉の意味は?
異世界転移系ファンタジー、堂々開幕!!
※鬱々としすぎているわけではありませんが、少しばかりダーク寄りな内容となりますので、ご了承のうえお読みください。
文字数 415,394
最終更新日 2024.12.04
登録日 2024.06.02
僕の愛する穢らわしい猟犬。
醜い肉塊と果て、罪に喘ぎ、縋る憐れな我が仔よ――。
◆◇◆◇◆◇◆◇
この作品は別サイトでも投稿しています。【アルファポリス版】のみの大幅な加筆修正あり。
現在111話 442,539文字
三章後半まで別サイトで公開中
一章 死の王
二章 猟犬の掟
三章 棘の迷宮
四章 表の無い硬貨
五章 【仮】錆びた天秤
六章 【仮】鍵の無い牢獄
次章予定あり
◆◇◆◇◆◇◆◇
世界へ災いを喚ぶ王、双生児ヨルムンガンド。
人間が認知しうる究極の美を誇り、黒い髪に白い肌、その瞳は青く蛍火のように灯る。
双生児は人間と愛を交わすが為に美を具えた。
自身は性を持たず、番として交わった人間と、相反する性別へと自在に変化する。性別を得て初めて幼蛇は大人になり、番となった人間の地位に寄生し、己の巣として支配下に置くのだった。
そして双生児はただ互いを殺し合う為に存在する。双子は人間社会に死と苦痛を蔓延させ、紛争を裏から手引きして、終わりのない災禍を招くのだった。
ヨルムンガンド・ヘルレイア――ヘルレア。
王であるヘルレアは、十代半ばを迎えており、既に死期も間近に迫っていた。世界蛇は、番を得て性別を持たなければ、十代半ばくらいまでしか命がない。
そんなおり、民間軍事会社“ステルスハウンド”の代表――カイム・ノヴェクがヘルレアの番として名乗りを上げる。ヘルレアと交渉したカイムなのだが、彼の風貌で『お人形さん』と突っぱねられてしまうのだった。
番の話しは破談。だが、些細なきっかけでヘルレアと再開。今度は、舞い込んできた紛争で、双方の思惑が一致し、共闘することとなる。
“ステルスハウンド”の兵士――彼らは、自らを猟犬と呼ぶ。
猟犬の一人ジェイド・マーロンは、雪深い東占領区へと、ヘルレアと協力して潜入していくのだった。
だが、猟犬達と王は仇敵。ジェイドはヘルレアへ憎しみを抱いている。ただ主人であるカイムの言葉を胸にして、王と歩む道を選んだだけにしかすぎない。
――王と猟犬。
相容れない二者は、苦難の道行きに希望を見い出せるのか。
双生児、その相対する二王の壮絶な戦いが始まる――。
文字数 90,200
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.11.15
どんなに隠しても、心の声は嘘をつく——。
人の本当の「心の言葉」が聞こえる呪いを抱えた17歳の高校生、白蓮透真(はくれん とうま)。
真面目で冷静、黒髪イケメンの彼だが、不潔やいい加減な人が大の苦手。そんな彼が、ある日ふと目にした「探偵事務所のアルバイト募集」の張り紙に惹かれ、足を踏み入れたのは、何とも怪しげな探偵事務所だった。
オーナーの名前は九条清蓮(くじょう せいれん)。27歳、陰陽師の家系に生まれながら、チャラくていい加減な天才陰陽師。
「呪いなんて使い方次第だろ?」という軽い言葉とは裏腹に、彼が手掛ける事件はどれも奇妙で不可解なものばかり。
そんな探偵事務所で透真は、自らの呪いを武器に謎解きへ挑むことに——。
100年続く呪い、不審死が繰り返される家系、そして「罪」とは何か。
過去と現在が交錯する中で、透真は自分の呪いと向き合い、やがて驚愕の真実に辿り着く。
「呪い」はただの不幸ではない。それを制御し、活かすことができれば——それは最強の武器になる。
真実の声が聞こえる少年と、軽妙な陰陽師オーナーが織りなす、呪術×探偵のミステリーファンタジー!
奇妙な事件の先にある、衝撃の真相を目の当たりにしたとき、彼は何を選ぶのか——。
現代ミステリーファンタジー作品です。
文字数 5,707
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.12.03
2026年、日本は突如異世界に転生した。
異世界に存在するドラゴンやエルフが現れた事に驚いたが、転生した夜に悪魔が蠢く世界扉・獄門〈ゲヘナ・ゲート〉が開き、日本は近くの国・武装国家エルドラと共に獄門〈ゲヘナ・ゲート〉と悪魔を打ち倒し、日本はエルドラと同盟を組み、日本が異世界に転生した事や悪魔が出現した事件は天魔大戦として語り継ぎ、。
――しかし数年後、一人の少女が平和を撃ち砕きました。
少女は悪魔を信仰する組織・悪信教団デミウルゴスを設立し、天魔大戦で出来た悪魔の亡骸を元にした武器・魔神兵器〈アーク・ウェポン〉を生み出し、世界をまた混沌に陥れる。
世界は魔神兵器〈アーク・ウェポン〉を元にした太公兵器・処刑兵器〈デス・ウェポン〉とブラッド・ホークを生み出して対抗する。
そうして約二百年の時が経ち、一人の青年・キョウヤがラ・レンテムによる。
そしてこの町で血で洗い合う戦争が起きるのであった――。
文字数 18,642
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.11.29
西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』がもたらす不治の病、『珊瑚症』に蝕まれていた。
珊瑚症に罹患した者はステージの進行と共に異形となり凶暴化し、生物災害【バイオハザード】を各地で引き起こす。
その珊瑚症の感染者が引き起こす生物災害を鎮める切り札は、毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。
彼らは一人につき一つの毒素を持つ。
医師モーズは、その《ウミヘビ》を管理する研究所に奇縁によって入所する事となった。
彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り、生物災害鎮圧及び珊瑚症の治療薬を探究することになる。
これはモーズが、治療薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
……そして個性豊か過ぎるウミヘビと、同僚となる癖の強いクスシに振り回される物語でもある。
※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。
参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉 毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
くられ、姫川たけお 毒物ずかん: キュートであぶない毒キャラの世界へ
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど
文字数 667,984
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.06.01
十歳の誕生日を境に成長の止まった少女・千鶴×彼女を保護した青年・紫水のおにロリ(和風)恋愛ファンタジーと見せかけた、ダークでシリアスな隠れSFファンタジー!?
綺麗なものも汚いものも、海は飲み込み、繋げるのです。
※1章・2章は導入って感じで、3章が実質1章でここからめっちゃ楽しいです!!
※人魚と人間の恋物語をお求めの方は4章の『誰かが尾鰭をつけたがった話』をよろしくね!現在連載中です!
<関連作品>
・『やがて海はすべてを食らう』
・『うつろな夜に』
(※人魚についての前知識が欲しい方は『うつろな夜に』内『ある船乗りの懺悔』をご参照ください。)
文字数 329,009
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.10.31
かつて繁栄を誇る国の貴族令嬢、エレナは、母親の嫉妬により屋敷の奥深くに幽閉されていた。異母妹であるソフィアは、母親の寵愛を一身に受け、エレナを蔑む日々が続いていた。父親は戦争の最前線に送られ、家にはほとんど戻らなかったが、エレナを愛していたことをエレナは知らなかった。
ある日、エレナの父親が一時的に帰還し、国を挙げての宴が開かれる。各国の要人が集まる中、エレナは自国の王子リュシアンに見初められる。だが、これを快く思わないソフィアと母親は密かに計画を立て、エレナを陥れようとする。
リュシアンとの婚約が決まった矢先、ソフィアの策略によりエレナは冤罪をかぶせられ、婚約破棄と同時に罪人として国を追われることに。父親は娘の無実を信じ、エレナを助けるために逃亡を図るが、その道中で父親は追っ手に殺され、エレナは死の森へと逃げ込む。
この森はかつて魔王が討伐された場所とされていたが、実際には魔王は封印されていただけだった。魔王の力に触れたエレナは、その力を手に入れることとなる。かつての優しい令嬢は消え、復讐のために国を興す決意をする。
一方、エレナのかつての国は腐敗が進み、隣国への侵略を正当化し、勇者の名のもとに他国から資源を奪い続けていた。魔王の力を手にしたエレナは、その野望に終止符を打つべく、かつて自分を追い詰めた家族と国への復讐のため、新たな国を興し、反旗を翻す。
果たしてエレナは、魔王の力を持つ者として世界を覆すのか、それともかつての優しさを取り戻すことができるのか。
※下記サイトにても同時掲載中です
・小説家になろう
・カクヨム
文字数 124,917
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.11.12
はい、私がこの物語で唯一の清涼剤のベレニスよ。
長い耳に白銀のロングヘア、スレンダーボディの超絶美少女のエルフなの♪
風魔法の使い手でレイピア使いでもある一流の冒険者なのよ、ムフン♪
登場人物が多くなったからネタバレ回避しつつ、ここで紹介していくわ。
ちゃんと聞くように!
第1章【復讐の魔女】
『ローゼ・スノッサ』
この物語の主人公ね。15歳の金髪碧眼ショートヘアで、おっぱいも大きいわよ。
魔女で冒険者やってるけど、実はベルガー王国の元王女ローゼマリー・ベルガーで、両親を殺した人物や背景を追ってるわ。
魔女の腕前は一流ね。5歳で王女の身分失って、10年間も森の奥地で魔女修行してただけはあるわね。
前向きに生きてるし、私に甘いから側にいて楽しいのよね♪
優しい性格だけど無茶しがちなのは、私のポイントは高いわよ♪
歴史オタクで、お風呂好きで、恋に内気で、ストーカー気質があるのが難儀な点ね。
『リョウ・アルバース』
この物語のもう1人の主人公ね。17歳の黒髪黒瞳で、剣の腕はまあまああるわよ。
アラン傭兵団っていう、傭兵団に所属してるわ。
その前に少年兵やってたけど、こいつ以外、少年兵は全員死んだらしいわ。
そんでこいつも、仲間を殺した奴を復讐で追ってるの。
でも無愛想だし目つき怖いしむっつりだし、ローゼと違って暗いのよね。
だから私はこいつに『ハーレムクソ野郎』ってあだ名つけて流布してるのよ。
ちょっとは明るくなってほしいと思ってね♪
まあただ単にバカにしてるだけだけど。
女の子ばっかりと一緒にいるからピッタリでしょ♪
『ディアナ』
薄紫色の巻き毛の、魔女で占い師のお姉さんね。
占いの力は凄いわよ。
『オルタナ・アーノルド』
ベルガー王国の軍人さんね。
赤髪で右眼を隠している、長身イケメンで剣の腕は超一流ね♪
『アンナ・スタルーク』
ビオレールの街で、夫と冒険者やってる魔女ね。
亜麻色の髪で凄い美人さんよ。
『ジーニア・クレッセント』
女神を祀る教会のシスターね。
オレンジ色の髪色のおさげの女の子よ。魔女で剣士でもあるわ。
こんなところかしら?
ちょくちょく各章のあらすじに登場人物を追加するから、小まめに確認してよね♪
じゃあ本編へレッツゴー♪
どの章から読んでも大丈夫だからね♪
文字数 254,749
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.10.11
文字数 84,704
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.11.21
終業式が終わったあと、気がつけば異世界に転移していた。
ドラゴン、魔方陣、不思議な生物。
唯一知ったものがあるとするならば、お互い苦手であり、特別な同級生。
苦手と特別は両立する。けれど互いに向ける特別という感情の名前はわからないけど……。
何も知らない人たちからすれば大なり小なり異質と思われてしまうような二人。
二人が互いの目的のために手を組み、元の世界に帰ることを目標に協力する。
本当に、利害だけで手を組んだのかは二人にすらわからない。
お互いに抱えるものを吐露する日はくるのか?
弱音を吐けるようになるのか?
苦手以外の、特別な感情とは?
凹凸コンビの異世界ファンタジー。はじまります。
恋愛要素とはあるものの、恋愛要素が出てくるのはもう少し後だと思います。
いいねとか、コメントとか、お気に入りとか気がるにしていってくれると、とても喜れしいです。ガッツポーズして喜びます。
文字数 745,521
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.04.12
「心の闇が具現化する都市で、俺は"黒翼の夜叉"になった――」
〜闇を断つのは、絶望か、それとも覚悟か——夜叉へ変身する運命はここに。〜
宗方凛は、影獣の襲撃で妹を失った過去を背負い、影獣との戦いに身を投じる19歳の青年。彼は闇の守人「黒羽の夜叉」に変身する異能を持ち、絶望に堕ちかけた人々を守る使命を負う。だが、その力の根底には、自らの心に巣食う闇「無明」が潜んでいた――無明は凛の罪悪感や悲しみを揺さぶり、彼を影獣に堕とそうとする。
そんな彼の前に現れるのが、軽妙でおどけた性格の謎の存在・カゲモンだ。ユーモアを交えた軽口の中に、凛の心の奥底にある弱さを鋭く突く洞察力が垣間見える。ときに飄々と助言を与えるカゲモンの言葉が、凛を再び立ち上がらせ、闇に飲まれそうな彼に新たな戦い方を見出させるのだった。
「おいおい凛、お前の闇が深いほど、それに抗う意志も強くあるべきじゃないのか? 闇に飲まれるか否かを恐れるのは、まだ覚悟が足りない証さ。覚えとけ、光はただ暗闇を知る者のものだ」
冷静な戦士・玲音や、優しい看護師・光里ともに凛を支えながら、彼は心の闇との戦いに挑む決意を固める。しかし彼の前には、かつての過ちが具現化した強大な“究極の影獣”が待ち受けていた。
自らを超えるため、そして無明の誘惑に抗うため、凛は「黒羽の夜叉」として再び戦場へと立ち向かう。果たして彼は、自らの闇に打ち勝ち、真の光を見出すことができるのか?
文字数 77,997
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.11.21
フィーア王国南部の国境を守る、南部侯ヴェルフェル家。
その家に百余年仕える伝説の騎士がいた。
侯爵家より拝領した飛燕の旗を掲げ、燕のように戦場を駆けた騎士の名は、ワルター・フォン・ヴェストファーレン。
彗星のように歴史の表舞台に現れた彼の記録は、ふたつの異様な単語から始まる。
《傭兵》と《混血》。
元傭兵のハーフエルフという身から騎士への異例の出世を果たした彼は、フィーア王国内外で、《南部の壁》《南部の守護神》と呼ばれるようになる。
しかし、彼の出自と過去の名を知る者はもう居ない。
記録に載らない、彼が《ワルター》と名乗り、《ヴェストファーレン》を拝命するまでの物語。
※魔王と勇者のPKOのスピンオフとして楽しんでいただければ幸いです。世界は同じですが、時代背景は140年くらい前の話です。
文字数 2,123,688
最終更新日 2024.12.02
登録日 2023.09.03
文字数 353,511
最終更新日 2024.12.02
登録日 2024.06.16
少年は目覚めた。頬に伝わる痛みと目の前には拳に血を滴らせた父親らしき男・
頭に湧き上がる記憶を頼りに思い返すと自分は異世界転生してきたらしい。
それすら曖昧な自身の記憶を頼りにしながら少年、ルーカスは生きていく。
しかし、彼に待ち受けるのは誰もが思い描く異世界転生生活ではなかった。
もしかすると、前世よりも酷い今世、下へ下へと落ちていく人生。
最後に縋るものすら取り上げられたその時、彼は化け物となる。
確実に人でないナニカに自ら堕ちたその時、
彼は魔王のような人間と出会い、革命の騒乱に巻き込まれることとなるのだった。
文字数 769,585
最終更新日 2024.12.02
登録日 2023.02.18
《あらすじ》
時は平安時代初期。小野篁という若者がいた。身長は六尺二寸(約188センチ)と偉丈夫であり、武芸に優れていた。十五歳から二十歳までの間は、父に従い陸奥国で過ごした。当時の陸奥は蝦夷との最前線であり、絶えず武力衝突が起きていた地である。そんな環境の中で篁は武芸の腕を磨いていった。二十歳となった時、篁は平安京へと戻った。文章生となり勉学に励み、二年で弾正台の下級役人である少忠に就いた。
篁は武芸や教養が優れているだけではなかった。人には見えぬモノ、あやかしの存在を視ることができたのだ。
ある晩、女に救いを求められる。羅生門に住み着いた鬼を追い払ってほしいというのだ。篁はその願いを引き受け、その鬼を退治する。
鬼退治を依頼してきた女――花――は礼をしたいと、ある場所へ篁を案内する。六道辻にある寺院。その境内にある井戸の中へと篁を導き、冥府へと案内する。花の主は冥府の王である閻魔大王だった。花は閻魔の眷属だった。閻魔は篁に礼をしたいといい、酒をご馳走する。
その後も、篁はあやかしや物怪騒動に巻き込まれていき、契りを結んだ羅城門の鬼――ラジョウ――と共に平安京にはびこる魑魅魍魎たちを退治する。
陰陽師との共闘、公家の娘との恋、鬼切の太刀を振るい強敵たちと戦っていく。百鬼夜行に生霊、狗神といった、あやかし、物怪たちも登場し、平安京で暴れまわる。
そして、小野家と因縁のある《両面宿儺》の封印が解かれる。
篁と弟の千株は攫われた妹を救うために、両面宿儺討伐へと向かい、死闘を繰り広げる。
鈴鹿山に住み着く《大嶽丸》、そして謎の美女《鈴鹿御前》が登場し、篁はピンチに陥る。ラジョウと力を合わせ大嶽丸たちを退治した篁は冥府へと導かれる。
冥府では異変が起きていた。冥府に現れた謎の陰陽師によって、冥府各地で反乱が発生したのだ。その反乱を鎮圧するべく、閻魔大王は篁にある依頼をする。
死闘の末、反乱軍を鎮圧した篁たち。冥府の平和は篁たちの活躍によって保たれたのだった。
史実をベースとした平安ダークファンタジー小説、ここにあり。
文字数 6,137
最終更新日 2024.12.01
登録日 2024.12.01
決して明かしてはならない秘密を抱えた放浪の魔女オリジオ。
彼女は帝国に流れ着き、持ち前の魔法を武器に賞金稼ぎとして日銭を稼ぐ日々を送っていた。しかし、密入国者として帝国の役人セヴランに目をつけられ、牢屋に放り込まれてしまう。
だが、卓越した腕を見込んだセヴランは、帝国内で頻発する魔法使いの不審死事件の調査を条件に、釈放を提案する。しぶしぶ事件に関わることになったオリジオだが、調査を進める中で、帝国に忍び寄る恐ろしい陰謀と、それが自らの過去と深く結びついていることを知ることに──。
逃れられない過去、迫りくる危機、そして選ばざるを得ない未来。ワケアリ魔女が最後に選び取った未来とは?
<<魔法がひらく道、剣が閉ざす未来。過去の罪と未来への希望、現在の選択が織りなす、運命の物語開幕!>>
文字数 19,372
最終更新日 2024.12.01
登録日 2024.11.25
美形従者×平凡神。
17歳の高校生ジェネシスは孤児で、幼い頃から悪魔が見え、里親が見つかるたび、義理の親が殺され続ける不運に苦労を強いられてきた。
ある日の学校帰り、7件目の里親である両親が人体発火で不審死し、警官から紹介された神父には悪魔が取り憑いていた。
悪魔に殺されると思った瞬間、取り憑かれた神父の身体ごと悪魔を引き裂き、突然美しい男が現れる。
ジェネシスは美貌の男から、自分が国を奪われて人間界へ逃された神であり、男の主であると憎しみを込めて伝えられ、神ならその力を示してみろとキツく首を絞められ力を試される——
奪われた自分の国を取り戻すため、人間を経験した神…17歳の少年は、眷属と共にさらなる逆境を進んでいく。
※R18・性的、暴力表現あり。
文字数 27,567
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.10.26
新たに見つかった電波帯を使い、これまで不確かな存在だった霊体を視覚化しコンタクトに成功。
この電波帯をEG帯と呼び、霊体を自在に操る者たちをEG使いと呼んだ。
四ヵ月前に大阪で起こった巨大結界事件後、環境が激変した結界内で争うEG使いたち。
その争いに巻き込まれる主人公安倍まゆらと彼女を取り巻くデンタイや能力者、術師たちの話。
EG使い、ユキオンナ、FF、くれいじーモコの三人が高野山に眠る空海の暗殺術式の一つ、『嘘実哭怨』を狙って行動を開始する。
高野山が防衛に当たるが、ユキオンナの前に惨敗する。
しかしそこには応援として来ていたデンタイと波付、四術宗家からも水属性の上水流家の縁の者が来ていたが、それぞれの思惑が食い違い現場は混乱を招く。
ユキオンナの攻撃は抑えたものの、肝心の空海の『密秘』を修行僧である顕正に盗まれてしまう。
個々に絡み合う個人の思惑が見え隠れする中で、デンタイは『密秘』を奪還できるのか、、、?
文字数 77,420
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.07.07
理想郷≪アルカディア≫と名付けられた世界。
世界は紛争や魔獣の出現など、多くの問題を抱え混沌としていた。
そんな世界で、破壊の力を宿す騎士ルーカスは、旋律の戦姫イリアと出会う。
彼女は歌で魔術の奇跡を体現する詠唱士≪コラール≫。過去にルーカスを絶望から救った恩人だ。
だが、再会したイリアは記憶喪失でルーカスを覚えていなかった。
原因は呪詛。記憶がない不安と呪詛に苦しむ彼女にルーカスは「この名に懸けて誓おう。君を助け、君の力になると——」と、騎士の誓いを贈り奮い立つ。
かくして、ルーカスとイリアは仲間達と共に様々な問題と陰謀に立ち向かって行くが、やがて逃れ得ぬ宿命を知り、選択を迫られる。
何を救う為、何を犠牲にするのか——。
これは剣と魔法、歌と愛で紡ぐ、終焉と救済の物語。
ダークでスイートなバトルロマンスファンタジー、開幕。
文字数 670,187
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.04.19
戦争で母と生き別れ、人体実験で「死ねない」身体に改造された少年は、たった一人、母を探すためにスパイになった。復讐に燃える少女、諜報機関のエリート老紳士、裏社会出身の青年と『家族』に擬態したチームを組み、世界最強の帝国に潜伏している。
大国の覇権争いが発端となった大戦が終結して4年後の1900年。
戦争で全てを失った少年ロイは、名前も経歴も話す言葉も変え、敵国に潜入するスパイになっていた。
友情も恋愛も、将来の夢すらも、己の幸せ全てを引き換えにして。
全ては、どこかで生きているはずの最愛の母親を見つけために。
語学の天才で能力は高いが、人が嫌いで無関心。人をたぶらかす才能はあるものの、人間関係を築く意欲もスキルも壊滅的。
それでも、彼の仕事は人間関係と切り離すことができない。情報収集に、金持ちの子女との友達づきあい、作戦を有利に進めるための協力者探し…。
「名門校の生徒」という身分を隠れ蓑に、優秀だが高慢で目立ちたがり屋な『妹』のアリスを相棒にして、二人の直属の上司である『父』の指揮の元、本国の要求に応える日々を送っている。
スパイにとって有利な状況は、国が平和であること。そうであるにもかかわらず、彼らが潜入するオルニア帝国では、新たな戦争の火種が燻っていた。
再び世界が戦争に動き出せば、母を見つけるという目標が遠のいてしまう。
その上、彼の「死ねない」身体には、彼の体を蝕む代償があった。
文字数 131,085
最終更新日 2024.11.30
登録日 2022.09.26
ここは荒廃した世界。「荒廃」の世界を統べるゲーテ政権の精鋭軍の新米、ケイ。彼は「荒廃」の発生に規則性が存在することに気が付く。彼は政権に不信感を抱き、親友で幼馴染であるジェイに相談する。そこで聞かされる新たな事実とは...!?ケイを待ち受ける過酷な運命が幕を開ける!
文字数 1,713
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.11.30
懐かし駄菓子の【ねるね/るねるね風小説】です。
【章を読み進めると、どんどんジャンルが変わっていく】小説を目指してみました。
【プロローグ、一章 因習ホラー、二章 幻想文学風BL(ML?)、エピローグ SF、三章 未定、エピローグ 寓話、四章 未定、エピローグ ?】
今のところ四章まで予定していますが、一旦、二章でエピローグが入っています。
次章(三章)はエピローグと繋がらず、エピローグ前で分岐するイメージです。
【以下↓注意事項を必読後、問題ないという方のみ、お進みください。 】
・本作品は犯罪行為&差別行為を推奨擁護する意図で作成されたものではありません。
・本作品は如何なる宗教的教義に対しても、否定攻撃せず、擁護肯定する意図もありません。
・創作物とリアルを混同しない自信のある方以外は、ブラウザバックでお戻り下さい。
・上の項目以外でも地雷と思われた方はブラウザバックでお戻りください。
・読了後の苦情等はご容赦ください。
※本作品はフィクションです。実際の人物、組織、団体、事件などには一切関係ありません。
※このお話はpixivにも掲載中です。
文字数 11,809
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.11.29
警察官×現代ダークファンタジー
『これより神罰術式を発動します』
ある日突然、人々は樹々【霊樹】に変貌し、世界は終焉を迎える。
片田舎の駐在所に警察官として勤務していた主人公|仁代星斗《じんだいせいと》は、家族を救い、霊子の海に沈んだ終末世界で生き抜くことができるのか。
僅かに生き残った主人公たちは、明日へ命を繋ぐため足掻く。
襲い来る巨大化した野生動物、謎の神々、子供たちはの運命は、妻との再会は。
手持ちの武器は、支給された拳銃『S&W M360J SAKURA』と霊子と願いから創り出す『翠の銃弾』。
警察官としての使命、父親としての矜持、夫としての願い。交錯する想いを胸に、崩壊した現代世界を舞台とした、生きるための戦いが始まる。
濃厚で複雑に絡み合う伏線とストーリー、おじさん主人公を軸に複数の人物の心の変化と成長を緻密に描写。
1対1の正面戦闘から、1対多数の集団戦闘まで目まぐるしく変化する戦闘描写。
職業物が好きな方、警察物好きな方、ニッチな現代ダークファンタジーを読んでみたい方、ドンとこい!まとめて受け止めます!
ブクマ登録、☆、いいね、感想にレビュー!お待ちしてます。
何も無くても本職が読みたい結末まで走り続けるつもりですので、よろしくお願いいたします。
文字数 121,401
最終更新日 2024.11.29
登録日 2024.10.31
文字数 207,869
最終更新日 2024.11.29
登録日 2024.05.11
前科持ち、無職、低学歴…誰からも忌み嫌われた少年”霧島龍人”は、謎の女性に導かれ未知の世界へと招かれる。現世と黄泉の狭間にある魑魅魍魎が住まう土地…”仁豪町”。そこは妖怪、幽霊、そして未知の怪物「暗逢者」が蠢き、悪意を企てる混沌の街だった。己の生きる意味は何か、答えを見つけようと足掻く一匹の龍の伝説が始まる。
※小説家になろう及びカクヨムでも連載中の作品です
文字数 204,183
最終更新日 2024.11.29
登録日 2023.05.22
16歳の少女ラフィーナには、居場所がなかった。学校にも、家にも、誰にも頼れない孤独な日々。そんな彼女が深夜、祖母の眠る墓前で涙を流していると、突如として現れたのは“地獄の公爵”アゼル・ナイト──人間界に偵察に訪れていた、魅惑的で冷酷な異世界の貴族。凛々しい容貌とは裏腹に、彼の瞳には地獄の闇が宿っていた。
「おまえ、死を選ぼうとしていたのだな。」
その鋭い一言で、ラフィーナの深い孤独を見抜くアゼル。だが、彼女の清らかな魂は、彼の想像を超えるほど透き通っていて…彼は次第に彼女に惹かれていく。絶望の中にいるラフィーナにとっても、地獄の存在であるはずのアゼルが「唯一話をしてくれた存在」として、心に温もりを与えるのだった。
異世界の公爵と人間少女が織りなすこの物語は、哀しみと希望が交錯する運命の恋物語。二人は、闇の中で光を見出せるのか?孤独な夜に始まる運命の出会いと、そこから生まれる恋の奇跡を、どうぞ見届けてください。
文字数 16,476
最終更新日 2024.11.28
登録日 2024.11.01
神の意思で一度滅びかけた星・地球。その絶海の孤島で友達と関わることもなく生きてきた田舎者の少年・山田としおは中学に入学してすぐ、聖隷と呼ばれる怪物に殺されかけたところを、頭がフリルで縁取られている異形頭の怪人・フリルに助けられる。悪魔、聖隷、魔法、ネフィリム——様々な世界の秘密を知ってしまったとしおは、仲間たちに出逢いながら、引き返せないその数奇なる運命の一本道を歩むことになった。
これは魔法を授かった少年少女の、運命との対峙を記録した本格ダークファンタジー。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様でも掲載をさせていただいております。
文字数 48,994
最終更新日 2024.11.26
登録日 2023.04.06
あ…これ私、死んだかな…。
「やぁやぁ!僕神様!!ねぇ君さぁ〜魔王やってみない?」
※グロの度合いによって☆がつきます。グロが苦手な方は、グロ度をご確認の末読めそうなもののみか…無理に閲覧しないようにお願いします((*_ _))ペコリ
更新は作者の気まぐれです!コメント等は嬉しいですのでぜひ(*゚ェ゚))コクコク
お豆腐メンタルなのでお手柔らかにお願いします((*_ _))ペコリ
ちゃんとしたあらすじ
彼女は理由がわからないが人間が嫌いだった。
自分でも何故かはわからないが、それでも地球の日本という国で表向きは普通に暮らしていた。
ある日、通り魔?に刺されて死んだ彼女は…いい加減でクズな神様に魔王にならないか?と誘われた。
新たな世界で彼女は魔王として眷属や仲間達と共に世界を混沌へと陥れていく。
文字数 49,254
最終更新日 2024.11.24
登録日 2023.01.19
リオラ・シュヴァルツという普通の少女は、ある日突然、他の12人と共に命を懸けた儀式に巻き込まれる。儀式を主宰するのは、謎めいた存在「アバター・オブ・イーヴィル」と名乗る人物で、参加者たちは最後の一人になるまで互いに殺し合うことを強制される。最後まで生き残った者には、世界の運命を変えるという並外れた力が与えられると告げられる。
しかし、時間が経つにつれ、次々と参加者が命を落とし、リオラは絶望に飲み込まれていく。混乱の中で彼女は「エンシェント・ゴッド」と呼ばれる存在と出会い、運命を変えるための不思議な力を授けられる。しかし、その力には大きな代償が伴い、それは儀式以上に恐ろしい苦痛と闇へと彼女を引きずり込むものだった。
裏切りと暗い秘密が明らかになる中で、リオラは選ばなければならない。「アバター」の手駒として踊らされるのか、それとも新たな力で決められた運命に抗うのか。血が流れ続け、絶望が深まる中、リオラは脱出への道を見つけられるのか、それとも無限の破滅の渦に飲み込まれるのか?
文字数 8,048
最終更新日 2024.11.24
登録日 2024.11.23
17歳の青年アランは死後冥界の神と契約し、千年後の世界に再生することとなる。それは、「やつ」とともに千年もの間封印されることになったルシアを救うためであった...。
目覚めた場所は森の中で、何と記憶を失っていた。アランは壮絶な過去によって冷酷で皮肉な性格が形成されるが、記憶を失ったことで本来の純粋さを取り戻すこととなる。しかし、心の奥底には記憶があった時の人格が眠っており…?!
自身の境遇や秘められた戦士としての力に戸惑いながらも、彼は様々な出会いを経験して成長し、記憶を探す旅に出ることを決意する。
謎に満ちた彼の素性は徐々に旅の中で明らかになっていく。彼は記憶を取り戻し、ルシアを救うことができるのだろうか。これは、1人の青年が運命に挑む物語ー。
伝統的な英雄譚や冒険活劇を現代の視点で”描く”、本格ダークファンタジー!
※只今書き直し中のため前後で繋がってないとこあります。
※残酷描写もあるので、苦手な方はご注意を。
文字数 107,849
最終更新日 2024.11.23
登録日 2024.07.20
魔王が復活する。
この予言が世界中に広がる中、クアトル共和国は魔王に対抗する勇者の召喚を試みる。
文化祭を楽しむ少年 「レオ」 は魔王のコスプレをして
盛り上がっていたが、そこに魔法陣が出てきて
辺り一面に白い光が。
賢者たちは間違えて魔王を召喚したと思い込み、レオは魔王として命を狙われることに!?
魔王として命を狙われたからには
本気で魔王をやってやる。
徐々に魔王としての運命を受け入れ始めた
レオ、改め魔王レオは異世界を探索しながらも
世界征服を目指す…
主人公とその仲間は「魔王軍」なので、決して善人ではありません。
普通の異世界転生ものや、世界を救う勇者系とは違った内容を展開していきたいと思っています!
文字数 92,553
最終更新日 2024.11.22
登録日 2024.09.05
非日常に歩んで来たアフトたる"蜚蠊"は、「光の皇子」と呼ばれる偶像をただ、最期に見届ける。そして、死に際に彼の残した一言は、最も閑奏な一言であった。
月日は流れ、世界は大海原にマリン船長を抱えた。この力は、最後まで、月日の流れを変えなかった瞳
聖杯伝説
"
火。
焚べる薪。
王は太陽を向いて。
月夜に酒の肴として謳う。
「救世主が現れる。其の者は、この世界に大いなる戦火を齎すであろう。」
人々は、笑った。
新しい人の顔を見る。
其の目に隈は無い。
ただ、闇の中に一筋の光が、全て別れる水流の如く裁く。
人々は知っていた。
其の力が、笑顔に代わる新たなる装いを齎す事を、月明かりの(枕)元、日々の本で知っている。
其の後は知るまい。
本が一冊あるだけだ。
其の本は、まるで、空白が目立つ様に、前半にだけ、びっしりとこびり付いた炭と跡とが、こう記した。
Zeus-metaと。
其の本がある。
主(神)は、雷を遣わした。
(主)人を燃やし尽くさんとする為だ。
主(人)は、雷の中、現れた。
大きな鷲が居た。
其の十字架に居座り、大雨に傘と覆い被さった。
晴れた後、主(人)は鷹を追い求めて、旅に出た。
ハゲワシが十字架の周りに居着いた。
雷は時折、降り、新たな種を蒔いた。
(主)人は、其れを持って、全て焼いた。
パンも家も、本も焼いた。
全ては、(主)神の御導きによる福音。
其の災禍の中、覗き込む様に、主(神)は、眠られた。
幾年もの歳月を経て、(主)神は、降臨した。
最強の伝説に勇姿を記す。
マリンが聖杯を、大海から奪った。
ルシファアが顕現した。
魔王「ヤゴー」が討ち果たされた。
カボチャの竜が復活した。
隣国が魔界と戦争を始めた。
ゴジラ が長き眠りから解き放たれた_
"
文字数 73,462
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.11.20