小説一覧
公爵令嬢シャルロットは、まだデビューしていないにも関わらず社交界で噂になる程美しいと評判の娘であった。それは子供の頃からで、本人にはその自覚は全く無いうえ、純真過ぎて幾度も簡単に拐われかけていた。幼少期からの婚約者である幼なじみのマリウス王子を始め、周りの者が
シャルロットを護る為いろいろと奮闘する。そんなお話になる予定です。溺愛系えろラブコメです。
女性が少なく子を増やす為、性に寛容で一妻多夫など婚姻の形は多様。女性大事の世界で、体も中身もかなり早熟の為13歳でも16.7歳くらいの感じで、主人公以外の女子がイケイケです。全くもってえっちでけしからん世界です。
設定ゆるいです。
出来るだけ深く考えず気軽〜に読んで頂けたら助かります。コメディなんです。
ちょいR18には※を付けます。
本番R18には☆つけます。
※直接的な表現や、ちょこっとお下品な時もあります。あとガッツリ近親相姦や、複数プレイがあります。この世界では家族でも親以外は結婚も何でもありなのです。ツッコミ禁止でお願いします。
苦手な方はお戻りください。
基本、溺愛えろコメディなので主人公が辛い事はしません。
文字数 362,651
最終更新日 2024.09.16
登録日 2020.11.14
エロ補完。
本編の数年後、学園卒業後に同棲している2人の話。
本編を読まなくても、この話単体で読めます。
※注意※
王子谷が発情期中なので本編と性格が違います。
リバカップル(受け率は姫野:王子谷=3:7くらい)ですが、今回は王子谷受です。
文字数 4,107
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.16
高校二年生の萩原葵は軽音楽部のギターボーカルを担当しているが、作詞の才能にコンプレックスを抱いている。
高校生たちの短編集
文字数 58,770
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.08.05
公爵令嬢エリーナ・フィレストンは、突然の婚約破棄と無実の罪で王国を追放される。絶望の中、彼女は遠い辺境の地で古代の魔法書を発見し、その驚異的な力を手に入れる。復讐の念を抱きつつも、次第に王国が危機に瀕していることを知り、エリーナは再び立ち上がる。彼女は自らを裏切った人々に裁きを下しながらも、王国の未来を救うために戦う。彼女の力は、やがて国を変える大きな鍵となるが、王国再建への道には新たな敵と陰謀が待ち受けていた。エリーナは、真の自由と平和を掴むことができるのか──。
文字数 9,658
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.16
倉庫キャラ、それは複数のキャラクターを作れるオンラインゲームにて、自分の所持できるアイテムの総量を増やす為に用意するキャラである。
大抵のゲームにおいてインベントリと倉庫とは有限であり、入れられるアイテムの数には限りがある。
それをどうにか増やそうとした結果が、インベントリの広いキャラやアイテムなどを使ってアイテムの保管庫として使用する事であり…。
そうして生まれる存在こそが、倉庫キャラなのである。
この物語は、ひょんな事からゲームで作った倉庫キャラ単体で異世界に転生した男の物語である。
なお”単体”で”転生”したので当然ながらインベントリの中はカラである。
『倉庫』しかない男の冒険が今、幕を開ける!?
※9月7日から9月14日まで『決戦!星の古戦場』なので更新できません。ご了承ください。
文字数 24,483
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.08.31
15年後に召喚されるはずの勇者の生活を様々な階級の人々が『視聴者』スキルで見守るお話。
《なろう》にあげているものをこちらにもアップしました。
文字数 2,751
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.16
彼氏に絞殺された私亜莉沙、転生先は同じく絞殺された悪妻アビゲイル。
悪妻アビゲイル性格はあれだけど美しい美貌も持ち主だった。(ラッキー)
夫はアビゲイルからの執拗な愛も切れた時の激昂の姿にうんざりしていた。
妻が居ながら若い娘、叔母の娘を行儀見習いとして公爵邸に置いていた、その娘に言い寄られて満更でもないご様子、そりゃアビゲイルも怒るよね。
前世の男(彼氏)と同じだった。
女の的クソがー!と思ったら公爵様との間に子供がいたのよ。
遣ること遣ってるやん公爵様って思っちゃいました。
どうするよ、アビゲイル。
文字数 3,401
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
ありおん王国の宮廷召喚士は数十名の勇者を、大召喚魔法陣を持って召喚した。
それは二十年を費やしての大魔法だった。
自らの死を以て発動した大魔法だった。
悔いはなかった。
とある日本の町の屋台村は巨大な光の魔法陣に包まれた。
中にいた人々は叫び声を上げ、眩い光で何も見えずただ立ちすくむ者、座り込んで泣き叫ぶ者、其々が今生の別れを意識した。
数十秒して光は去り人々は静けさの中にいた。
ここは王宮の召喚部屋。
王は驚愕する。
「おぎゃあ〜おぎゃあ〜」
そこに召喚されたのは赤子。
「何故赤子なのじゃ」
「いちおう勇者かどうかスキルを調べます」
「すっスキルは何じゃ」
「人型」
「はっ?」
「人型です」
「人型とはどう言う事じゃ?」
「人型のようでございます」
「人型で魔王は倒せるのか!」
「多分無理で御座います」
「多分とは何じゃあ〜!!。宮廷召喚士が命を賭して召喚したのじゃぞ、しかも二十年の歳月を掛けて」
「そう申されましても・・・」
赤子は子のいない騎士の家に預けられた。
彼はやがて5歳になって、教会でスキルを調べて貰う事になる。
まあ養い親はスキルを知ってはいるが。
これは儀式だ。
文字数 8,770
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.31
雨谷しぐれが魔法少女の頃はどんなところにでも手が届いた。手の届く範囲内にだけは手を差し伸べたがるしぐれにとって魔法少女は居心地の良いものだった。しかし永遠に魔法が使えなくなる総魔力切れを起こしてしまい、魔法少女を引退する。いきなり手の届く範囲が激減し自分の力のなさを痛感する。
そんなしぐれは同級生の伏名みとまに染髪に連れ出したり、少しずつ普通の生活に慣れようとする。そんな時に一人の怪しげなドレスの女に出会い……
魔法少女を引退してもなお大きくなる正義感にしぐれは振り回されてばかり……。そんな自分にしぐれは納得出来なかった。だから、魔法少女を引退した彼女が選んだのは魔女になることだった。
文字数 24,522
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.29
異世界に転生し、聖女として崇められるようになった主人公・リリカル。しかし、聖女の役目は過酷で、次第に彼女はその生活に疲弊していく。そんな中、婚約者からの婚約破棄を機に、リリカルは聖女としての役割から解放されることを期待するが、状況は思わぬ方向へと進展する。
教会の懇願にも耳を貸さないリリカルは、自らの条件を突きつけ、自由な生活と働き方の改革を要求。聖女制度に大きな変革をもたらし、彼女の未来が大きく動き出す――。
働き方改革をテーマに、個人の自由と権利を追求するコメディタッチの物語。
文字数 11,568
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
親の借金により俺は、ヤクザから異世界へ売られた。異世界ブルーム王国のオークションにかけられ、男娼婦館の獣人クレイに買われた。
異世界ブルーム王国では、人間は、人気で貴重らしい。そして、特に日本人は人気があり、俺は、日本円にして500億で買われたみたいだった。
俺の異世界での男娼としてのお話。
※Rは18です
文字数 88,195
最終更新日 2024.09.15
登録日 2022.09.01
※こちらは同人誌のサンプルとなります※「俺はもう、誰のものにもならないと決めているんだ」娼館のナンバーワンキャストである蓮見冬夜(はすみとうや)は、常に世の中を冷めた目で見て、打算的に動き、客を手玉に取る日々を淡々と過ごしている。傷つかなくて済むなら、例え退屈だとしても、常に一定の感情でいたい。最初から誰のものにもならず、誰にも期待せず、独りでいるほうが、ずっといい。そう思っていたのに、太客のひとりでしかないはずの藤堂要(とうどうかなめ)は、飽きもせず、毎日のように現れては、直球で愛を伝えてくる。その熱量に、次第に絆され、心を通わせていく中で、徐々に冷えきった心を開かされていく──「割りきって役に徹しきれないのは、何故だろう」※受けが男娼という設定上、攻め以外との絡み(性描写)が度々出てきます。受けの過去がやや重く鬱屈としていますが、最終的には甘々ハッピーエンドです!同人誌の【通販】および【電子配信】のご案内▶https://www.pixiv.net/artworks/123403887
文字数 17,331
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
婚約者であるレガート王子から婚約破棄を宣告された侯爵令嬢ヴィヴィア。
国外追放を命じられたヴィヴィアを救ったのは、ライバルであるはずの聖女だった。
訝しむヴィヴィアに、聖女は問う。
「もしかしてあなたも『このゲームに入り込んじゃった人』だったりします?」
文字数 2,543
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.14
学園の王子様、お姫様と呼ばれる2人のΩは、喧嘩が絶えない間柄。
姫がSNSにあげた巣作り画像をきっかけに始まった口論は、
周囲の人間を巻き込んだ『巣作り品評会』に発展し・・・。
※本編はエロなし。おまけでエロ補完。
文字数 15,252
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.10
人間とAIロボットが共存する近未来。
そこに一人のロボット発明家がいた。
彼の名前は日比谷 恭二(ひびや きょうじ)。
数々の画期的なAIロボットを世に生み出してきた彼は世界中から称賛を受け、天才の名を欲しいままにしていた。
そんな日比谷には一つの夢があった。
それは異世界とはどのような所なのかを見てみたい、という夢である。
しかし日比谷はある事情により、現世を離れることが出来なかった。
だが、どうしても夢は捨てきれない。誰かが代わりに行ってきてはくれないだろうか。
そこで日比谷は一つの策を思いつく。
「私のAIロボットを異世界に転生させることは出来るだろうか?」
これは、天才発明家日比谷と自律型AIロボット「133(イサミ)」による、異世界救済の物語。
文字数 128,652
最終更新日 2024.09.15
登録日 2018.12.29
銀色の髪と銀色の瞳をしたウルは硬い実験台の上で目を覚ます。
幾度となく記憶を消されて来たウルに分かるのはまた暴走したと言う事だけ。
人間と共存するAI搭載型ロボット、フューボットが普及して十数年。人間であるウルは世の中の言う「超人」だった。ごく稀に普通の人間とは桁外れの能力を持って生まれてくる人間を人々はそう呼んでいた。だが、超人とは喜ばれるばかりでは無く、様々な実験対象にされたり禍をもたらす忌み嫌われる存在でもあった。
ウルが暮らす研究所は地下にあり、名前は「Live」。表向きはフューボット開発会社だが、グレビリア国国家元首の元、地下に裏の組織を作り、人間そっくりなロボットである人造人間を作っていた。Liveの代表はウルの保護者でもある叔父のアキト。アキトはウル達超人を実験対象とし、研究所内に住ませていた。
その理由はアキトやアキトの過去を知る者しか分からないが、愛するウルを守る為でもあった。
そんな事を知らないウルは、幾度となく襲い掛かって来る謎の組織「奴ら」にも疑問を抱いていた。
暴走後に目覚めたウルの目の前に現れた斧男の存在を知り、プラスの感情と探究心と共に心のどこかにしまっていた疑問は更に大きく膨らむ。
何故自分は地下にある研究所で暮らしているのか、斧男は自分と同じ超人なのか、自分は何の為に生かされているのか。
自分の知らない世界に、次第に明かされていく知られざる過去。その時ウルは何を思うのか?
研究所内で生活を共にして来た超人達との交流や自分の相棒である人造人間との絆を描いたSFバトル。
※暴力描写有り。
文字数 96,994
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.15
全てが作り替えられた世界、アルビオン
そこは、遺伝子にコードが埋め込まれた人間たちが住む世界であり、現実とは隔絶された区域に該当する世界である
“統一言語”と呼ばれる言語を話し、全てのものが、肉体を持たない。
言い換えれば、その場所は人間が生を受けるまでの空間であり、また、時間であった。
遥か未来、世界は機械に支配され、人間はコンピュータの活動に用いられるデータグラムとして、「夢」を見る役割を担っていた。
遺伝子プログラムと呼ばれるネットワークの中で、人間の持つ生物としての思考回路をインストールし、機械に“学ばせていたのだ”
機械は人間よりも遥かに優れた知能や計算能力を有していたが、唯一、「生」という概念にたどり着くことができずにいた。
生と死、物質と、非物質。
世界を支配するとはどういうことか。
世界に潜む可能性とは何か。
機械王国を統べる主、『プロメテウス』は、一度は滅ぼした人間たちと対話することを試みた。
全ては、生命という時間を手に入れるために。
文字数 2,541
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.08
鮮烈で圧倒的な音楽の才能に触れた十九歳の冬。
神の字を有する男――火神祐二と出会った。
すべてを薙ぎ払う才能から逃れるように、故郷を離れた二年後。
その眩しいほどの才能をもつ男が、再び目の前に現れる。
「死ぬ前に俺と組んでみない?」
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音楽知識のなさが露呈していたらすみません。
熱と気合だけは、ひたすら込めています。
文字数 36,193
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
水野圭、21歳。ごくごく普通の大学生活を送る一方で、俗にいう「配信者」としての肩書を持っていた。だがそれは、自分が望んだものでは無く。そもそも、配信者といっても、何を配信しているのか? 圭の投稿は、いわゆる「カップルチャンネル」と言われる恋人で運営しているもので。
「どう? 俺の自慢の彼氏なんだ♡」
なんてことを言っているのは、圭自身。勿論、圭自身も男性だ。それで彼氏がいて、圭は彼女側。だが、それも配信の時だけ。圭たちが配信する番組は、表だっての恋人同士に過ぎず。偽装結婚ならぬ、偽装恋人関係だった。
始まりはいつも突然。久しぶりに再会した幼馴染が、ふとした拍子に言ったのだ。
「なぁ、圭。俺とさ、ネットで番組配信しない?」
「は?」
「あ、ジャンルはカップルチャンネルね。俺と圭は、恋人同士って設定で宜しく」
「は??」
どういうことだ? と理解が追い付かないまま、圭は幼馴染と偽装恋人関係のカップルチャンネルを始めることになり────。
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お気軽にコメント頂けると嬉しいです
文字数 80,280
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.07.11
勇者が世界を救った平和な時代。小国のうら若き姫君シャーロットは、強引に侍女のドロシー、レベッカ、ハルたち三人とメイドのアリッサムも加えた少女騎士団を結成する。だが、冒険の旅へと出発したその矢先、暗黒神を崇拝する邪教絡みの事件に巻き込まれてしまい──。
※無断転載禁止です。
文字数 166,979
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.06
家の没落がビジネスの邪魔になったとして、セバスチャンに婚約破棄されたルナ。
彼女は復讐心に駆られ、彼の主催するオークションで、全ての品物を落札してやろうと画策する。
文字数 12,481
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
現実世界ジャンルにしましたがちょっと浮世離れしたお話。
ざまぁというほどきつい処分でもないかも。
でも浮気者二人に制裁は下しています。
御都合主義のハッピーエンド。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 3,162
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
「ああこの人、将来悪者になって、勇者に討伐される人だ」
転生者である暗殺者の少年は、殺されかけていた自分を助けてくれた貴族の少年、アルトゥールの顔を見てそう思った。
アルトゥールは、少年が前世で読んだ漫画において、厄災を招く悪役として殺されるキャラクターだったのだ。
思わぬ出会いに困惑する少年に、彼は自分の従者にならないかと持ちかける。
その提案を承諾した少年は、命を助けられたことに恩を感じ、起こりうる悲惨な運命を回避すべく行動することを決めた。
文字数 10,524
最終更新日 2024.09.15
登録日 2022.07.22
・オンラインゲームのエロゲ仲間とOFF会をしたら、来たのは合法ロリの女性だった。
(作者注 エロゲの話題が非常に多いです)
・マジカルチンポ(偽)を与えた悪魔の誤算
・ペニスの育て方 ~巨根への道~
(作者注 フィクションです。根拠は一切ありませんので真似しないで下さい)
・男の妊活 〜強い精子を作る〜
(作者注 フィクションです。根拠は一切ありませんので真似しないで下さい)
文字数 31,538
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.03.17
文字数 52,190
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.14
竜人族の侯爵令嬢エデュラには愛する番が居た。二人は幼い頃に出会い、婚約していたが、番である第一王子エリンギルは、新たに番と名乗り出たリリアーデと婚約する。邪魔になったエデュラとの婚約を解消し、番を引き裂いた大罪人として追放するが……。一方で幼い頃に出会った侯爵令嬢を忘れられない帝国の皇子は、男爵令息と身分を偽り竜人国へと留学していた。
番との運命の出会いと別離の物語。番でない人々の貫く愛。
※自己設定満載ですので気を付けてください。
※性描写はないですが、一線を越える個所もあります
※多少の残酷表現あります。
以上2点からセルフレイティング
文字数 62,201
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.07.23
【ANNADOLシリーズ 外伝4】
ANNADOLシリーズ3「二番目の恋人」に登場する永井翔のスピンオフ。
過去は消せない。
変えられるのは、未来だけ。
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本編はこちら
https://www.alphapolis.co.jp/novel/76237087/165885599
。.ꕤ……………………………………ꕤ.。
🚫無断転載、無断使用、無断加工、
トレス、イラスト自動作成サービス
での使用を禁止しています🚫
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START:2024.9.15
END:2024.9.15
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文字数 8,164
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
民衆達の前で私は処刑台に立たされた。
『この税金泥棒が!』
『悪魔な女王め!』
『優秀だったアルファス皇子を殺したのもその女だ!!』
反乱軍に攻められたのは‥‥こうなったのは、いつからだろうか。
アルカイド帝国、次期国王になるのではないかと期待されていた腹違いの優しい兄が亡くなり、勉強も政治もろくに分からない私を支えてくれたのは、憧れだったユウリ•ディアデム様。
物腰が柔らかく、私をいつも支えてくれた彼と婚約し、女王となった私を‥‥
そう、私を殺したのは‥
愛する婚約者だった。
『‥‥な、‥‥なんっ‥‥』
『ようやく、この国は私達のものになったよ』
私達?‥‥何を言ってるの?
彼の隣りにいたのは正教会で皆から、聖女と呼ばれ慕われている‥‥マリアだった。
マリアは私の方を見て涙を流がす。
『あぁ、可哀想に。最後に‥女王様に神のご加護をお祈り致します』
いや、何故貴女がいるの?何故‥‥
『革命だあ!これからは聖女マリア様とユウリ様がこの国の王と王妃だ!』
そう歓声をあげる民衆達に私は唖然する。
『ふふ、可哀想な我儘お姫様のまま。あの時私を婚約者に選ばなかった皇子様がいけないのよ。私と婚約すれば教会は後押しをし、確実に王位継承権を得られたのに、むかつくわ』
そう小さな声で話す彼女は笑う。兄を殺したのも、邪魔な奴を排除したのも、私を孤立させたのも、全てこの為だと嘲笑い‥‥
私は、処刑された。
「な、七代先まで呪ってやるぅー!!!え?あ?れ?首、あるわ‥‥」
目を覚ますと‥え!!?15歳!!?10年前に戻っている!?
しかも‥‥まだ、お兄様が生きている‥‥。
勉強も何もかも嫌で他人任せだった。
政治とか面倒だと、民の声を聞いてもいなかった。
お兄様が亡くなるのは、確か2年後‥‥だったかしら?
のどかな雰囲気だけれども、王宮内は既に腐敗しているのが今ならわかる。お兄様を無事王へと導く為に!
怠け者は少しお休みして、アイツらを見返してやる!!!そしてぎたんぎたんにしてやるわ!!
‥‥あー、でもどうすればよいのかしら?
面倒くさがりで勉強嫌い、民衆の事などまったく考えてない我儘お姫様が少しずつ、成長していくお話。
九月中には終わる予定のお話です。気の向くまま書いてるだけですので細かい設定など気になるかたはすいません!
文字数 32,177
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.06