二度目の人生小説一覧
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妹のミレーナは光り輝く天使のように皆から愛される。だけど私は妹と違って産まれてから一度もスポットライトが当たったことはなく、影のように生きてきた。私たちは双子でミレーナとエレーナ。名前はとても似ているのにどうしてこんなにも違うのだろう…彼女を私は嫌いだ──────────って言うのは一度死んだ過去の私。過去の記憶を思い出した今は愛らしい妹が皆から愛されるのは当たり前だよね!って勿論そう思う。私は学んだのである。人は身の丈に合ったこと以上を望んではいけないと。
これはせっかくなら与えられた二度目の人生を過去よりも楽しく過ごせるように奮闘する元悪女の物語。(…筈)
※R15は念の為です。
文字数 6,071
最終更新日 2024.11.05
登録日 2024.11.03
「お飾りの王妃らしく、邪魔にならぬようにしておけ」
かつて、愛を誓い合ったこの国の王。アドルフ・グラナートから言われた言葉。
『お飾りの王妃』
彼に振り向いてもらうため、
政務の全てうけおっていた私––カーティアに付けられた烙印だ。
アドルフは側妃を寵愛しており、最早見向きもされなくなった私は使用人達にさえ冷遇された扱いを受けた。
そして二十五の歳。
病気を患ったが、医者にも診てもらえず看病もない。
苦しむ死の間際、私の死をアドルフが望んでいる事を知り、人生に絶望して孤独な死を迎えた。
しかし、私は二十二の歳に記憶を保ったまま戻った。
何故か手に入れた二度目の人生、もはやアドルフに尽くすつもりなどあるはずもない。
だから私は、後悔ない程に自由に生きていく。
もう二度と、誰かのために捧げる人生も……利用される人生もごめんだ。
自由に、好き勝手に……私は生きていきます。
戻ってこいと何度も言ってきますけど、戻る気はありませんから。
文字数 413,629
最終更新日 2024.11.05
登録日 2023.04.23
正妃サハンナと側妃アルメス、互いに支え合い国の為に働く……なんて言うのは幻想だ。
頭の緩い正妃は遊び惚け、側妃にばかりしわ寄せがくる。
都合良く働くだけの側妃は疑問をもちはじめた、だがやがて心労が重なり不慮の事故で儚くなった。
「ああどうして私は幸せになれなかったのだろう」
断末魔に涙した彼女は……
文字数 24,802
最終更新日 2024.09.20
登録日 2024.09.04
民衆達の前で私は処刑台に立たされた。
『この税金泥棒が!』
『悪魔な女王め!』
『優秀だったアルファス皇子を殺したのもその女だ!!』
反乱軍に攻められたのは‥‥こうなったのは、いつからだろうか。
アルカイド帝国、次期国王になるのではないかと期待されていた腹違いの優しい兄が亡くなり、勉強も政治もろくに分からない私を支えてくれたのは、憧れだったユウリ•ディアデム様。
物腰が柔らかく、私をいつも支えてくれた彼と婚約し、女王となった私を‥‥
そう、私を殺したのは‥
愛する婚約者だった。
『‥‥な、‥‥なんっ‥‥』
『ようやく、この国は私達のものになったよ』
私達?‥‥何を言ってるの?
彼の隣りにいたのは正教会で皆から、聖女と呼ばれ慕われている‥‥マリアだった。
マリアは私の方を見て涙を流がす。
『あぁ、可哀想に。最後に‥女王様に神のご加護をお祈り致します』
いや、何故貴女がいるの?何故‥‥
『革命だあ!これからは聖女マリア様とユウリ様がこの国の王と王妃だ!』
そう歓声をあげる民衆達に私は唖然する。
『ふふ、可哀想な我儘お姫様のまま。あの時私を婚約者に選ばなかった皇子様がいけないのよ。私と婚約すれば教会は後押しをし、確実に王位継承権を得られたのに、むかつくわ』
そう小さな声で話す彼女は笑う。兄を殺したのも、邪魔な奴を排除したのも、私を孤立させたのも、全てこの為だと嘲笑い‥‥
私は、処刑された。
「な、七代先まで呪ってやるぅー!!!え?あ?れ?首、あるわ‥‥」
目を覚ますと‥え!!?15歳!!?10年前に戻っている!?
しかも‥‥まだ、お兄様が生きている‥‥。
勉強も何もかも嫌で他人任せだった。
政治とか面倒だと、民の声を聞いてもいなかった。
お兄様が亡くなるのは、確か2年後‥‥だったかしら?
のどかな雰囲気だけれども、王宮内は既に腐敗しているのが今ならわかる。お兄様を無事王へと導く為に!
怠け者は少しお休みして、アイツらを見返してやる!!!そしてぎたんぎたんにしてやるわ!!
‥‥あー、でもどうすればよいのかしら?
面倒くさがりで勉強嫌い、民衆の事などまったく考えてない我儘お姫様が少しずつ、成長していくお話。
九月中には終わる予定のお話です。気の向くまま書いてるだけですので細かい設定など気になるかたはすいません!
文字数 32,177
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.06
俺は小さい頃から同じ悪夢を見る。
その上、最近は転校先の高校でクラスメートと上手く付き合えずノイローゼ気味になっている。
いい加減に疲れて教室で寝たふりをしていると、涼やかな声に呼びかけられた。
「ねぇ、ちょっといい?」
顔を上げるとどことなく夢の中の登場人物に似ている女子生徒に見下ろされていた。
俺はその女子生徒に強引に導かれ、不思議な空間に放り込まれる。
そこではフェリルアトスという名の山高帽にスーツ姿の子供が一人で茶会を行っていた。
2023/10/10完結。この作品は、カクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
文字数 116,726
最終更新日 2023.10.10
登録日 2023.10.08
白魔法の侯爵家に生まれながら、火属性として生まれてしまったリビア。不義の子と疑われ不遇な人生を歩んだ末に、婚約者から婚約破棄をされ更には反乱を疑われて処刑されてしまう。だが、その死の直後、五年前の世界に戻っていた。
リビアは死を一度経験し、家族を信じることを止め妹と対立する道を選ぶ。
だが、何故か前の人生と違う出来事が起こり、不可解なことが続いていく。そして、王族をも巻き込みリビアは自身の回帰の謎を解いていく。
文字数 72,442
最終更新日 2023.08.07
登録日 2023.03.30
かつて【冷酷無慈悲な悪魔】とされていた大魔法使いのエルド・クリスティアが死んだ。
隣国との争いで隣国を戦闘不能まで追い込み、勝利に導いた立役者。
彼が亡くなって、国民は悲しむと共にホッとしていた。
自由奔放で誰も彼に逆らえなかった。
味方であれば心強く、敵になれば厄介。
エルドは憧れと恐怖の対象だった。
〝普通〟に生きたかった。
そう願っていた事を知っているのはエルド本人だけ。
リンゼイは、そんな彼のそばにいようとした唯一の友人だった。
彼の死を一番悲しんでいたのはリンゼイの他にいない。
それでも前を向いて生きようとしたリンゼイが出会ったのは、ディノ・バスカルディという青年だった。
ディノは〝普通〟の魔法使いになる為に魔法学院で学び始める。
※R18ですが、しばらくない予定です。R18シーンには*します。微妙なのは付けないと思います。
※暴力的表現、残酷な表現があります。予告はしないのでご注意を。
※二度目の人生ですが、同一人物の二度目ではありません。別人になった二度目です。
※主人公はいい子……ではないです。
※主人公が死んだ時の表現があるので、苦手な方はご注意下さい。
文字数 181,324
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.04.26
結婚目前で婚約を解消されてしまった侯爵令嬢ヴィオレッタ。
相手は平民で既に子もいると言われ、その上「側妃となって公務をしてくれ」と微笑まれる。
静かに怒り沈黙をするヴィオレッタ。反対に日を追うごとに窮地に追い込まれる王子レオン。
側近も去り、資金も尽き、事も有ろうか恋人の教育をヴィオレッタに命令をするのだった。
前半は一度目の人生です。
※作品の都合上、うわぁと思うようなシーンがございます。
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
文字数 111,391
最終更新日 2021.11.13
登録日 2021.11.07
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