キャラ文芸 初恋小説一覧
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私と祖母は魔女だった。長期休みに入るたび、私は祖母の元へ修行に行く。
私の母は魔女ではない。
ある日、祖母が倒れてしまう。
祖母の家に向かった私のもとへ、クラスメイトのヤスナガくんが会いに来てくれる。
彼にだけは自分が魔女であることを伝えてもいいと思っている。
文字数 96,160
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.12.31
神の力で守られているその国には、人々を妖魔から守る破妖の家系があった。
そのうちの一つ・蓮平の娘、香月は、身の内に妖魔の色とされる黒の血が流れていた為、
家族の破妖の仕事の際に、妖魔をおびき寄せる餌として、日々使われていた。
その日は二十年に一度の『神渡り』の日とされていて、破妖の武具に神さまから力を授かる日だった。
新しい力を得てしまえば、餌などでおびき寄せずとも妖魔を根こそぎ斬れるとして、
家族は用済みになる香月を斬ってしまう。
しかしその神渡りの神事の際に家族の前に現れたのは、武具に力を授けてくれる神・黒神と、その腕に抱かれた香月だった。
香月は黒神とある契約をしたため、黒神に助けられたのだ。
そして香月は黒神との契約を果たすために、彼の為に行動することになるが?
文字数 101,514
最終更新日 2025.01.26
登録日 2024.12.30
とある役人の娘は、大変見目麗しかった。
けれど美しい娘は自分の見た目が嫌で、見た目を褒めそやす人たちは嫌いだった。
そんな彼女が好きになったのは、彼女の容姿について何も言わない人。
密かに想いを寄せ続けていたけれど、想い人に好きと伝えることができず、その内にその人は宦官となって後宮に行ってしまった。
想いを告げられなかった美しい娘は、せめてその人のそばにいたいと、皇帝の妃となって後宮に入ることを決意する。
「そなたは後宮一の美姫だな」
後宮に入ると、皇帝にそう言われた。
皇帝という人物も、結局は見た目か……どんなに見た目を褒められようとも、わたくしの想い人は皇帝陛下じゃない。
文字数 100,764
最終更新日 2025.01.24
登録日 2024.12.30
落ち込んだ気分を癒やそうと、夕日の綺麗な琵琶湖にやって来たら、まさに入水?しようとするイケメン男子がいて!?とにかく自宅へ連れて帰ったら、なんと平安時代から眠らされていた九尾の狐様だった!
急に始まった自由すぎる九尾の狐様との同棲生活は、いろいろと刺激的!
でも、彼には平安時代に愛した姫の姿を、千年の眠りから覚めた今もなお探し求め続けるという切ない恋をしていた。そこへ私の高校時代の先輩がなんと蘆屋道満の末裔で、妖である九尾を封印しようとしていて、また過去に封印した安倍晴明の孫の生まれ変わりまで出てきて、急に私の周囲がややこしいことに。九尾の狐様の愛した姫の魂はまだこの世にあり、再会?出来たのだけど、じつは彼が千年の眠りについた原因は彼女の願いだった。
いったいこの先、私と九尾の狐様はどうなるの!?ラブコメ✕あやかし✕ちょっぴり切ない恋のお話スタートです!
文字数 11,806
最終更新日 2025.01.23
登録日 2024.12.30
児童養護施設で育ったミツバは鬼人の『祓い屋』我妻家に養子として引き取られる。
吾妻家の家族はツンデレ気味ながら、ミツバの事を大事にしてくれていた。
そうしてその生活にも慣れた頃、義父が不機嫌そうな顔で
「お前と婚約したいという話が来ている」
といった。お相手は同じく鬼人で祓い屋を生業とする十和田家のソウジという少年。
そんな彼が婚約を望んだのは、ミツバが持つ『天秤体質』という特殊な体質がが理由のようで――。
これは恋に興味が無い少女と少年が、面倒で厄介な恋のアレコレに巻き込まれながら、お互いをゆっくりと好きになっていく物語。
※小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 84,955
最終更新日 2024.12.18
登録日 2024.12.03
文字数 4,345
最終更新日 2023.09.08
登録日 2023.09.08
『あなたの恋の相談、お聞きします』
古びた看板には、そう書かれていた。
興味を惹かれた私はお店に入ると、中は薄暗く、ガラクタが沢山置かれた棚ばかり。
狭い店内を進むと、スノードームの中に枯れた木が入っている不思議な物があった。
店主と思われる、綺麗な顔立ちの和装の男性。
「丁度いい、見ていくか?」
なりゆきで私は、恋愛相談にきた女性の話を店主さんと一緒に聞くことになって……?
◆◆◆
……桜は嫌いだ。
もう一度だけでも良い──、あなたに会いたい。
そんな小さな願いすら生涯叶わないのだと、脳裏に焼きついている桜に言われているみたいだから。
幼い頃の記憶。
あの日、あなたに見せてもらった満開の桜は鮮明に思い出せるのに。
あなたの声も顔も思い出せない──。
「愛してるって伝えたい」
嫌いだった桜が幸運の桜に変わる。
そんな日の、ちょっぴり不思議なお話です。
◆12/31
加筆修正をしました。
文字数 8,577
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.08.05
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