回想小説一覧
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覚えているのは、その人が私を傘に入れてくれなかったことだーーー
2連休、ごめんねーーー
手に入れることができないから、ある時から祈り始めた、ある人のこと。
過去の忘れられない瞬間を閉じ込めたような、短編集です。
順不同、気になるタイトルの物語から読んで下さい。
文字数 21,109
最終更新日 2024.08.10
登録日 2024.05.22
10分100円。
それは、ちょっとした物思いにふける時間を手に入れる方法だった。
アパートの近くにある、古くも新しくもない、まあまあなコインランドリー。
そのコインランドリーの一角、左から三つ目にある乾燥機に自分の持ってきたカゴの中身を放りこみ、100円を投下することで得られる時間。
ようするに、洗濯物が乾くまでの時間。
そこで考えることは、とても「深い」とは言えず、およそ「哲学」ともほど遠い、どうでもいいことの羅列でしかなかった。
コインランドリー。
そこで過ごす俺の時間と、そこで出会った彼女の日常とが交差する。
特筆するような出来事もない、ドラマにするには物足りない、平凡すぎる俺と彼女の出会いの話。
文字数 12,669
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.05.05
うちよそクロスオーバーです。過去のワンナイトラブ相手を思い出すお話。
(秋乃晃さんの複数作品に登場する参宮拓三くんと自作「隣の美少年を食べたい」に登場する鰐見坂真帆とのお話です)
※具体的な描写はありませんが性行為に言及する場面あり
文字数 2,795
最終更新日 2024.01.13
登録日 2023.12.10
閲覧していただきありがとうございます
ストーリー
仕事も終わりタバコに手を伸ばすと
妹から外で吸ってといわれ…
人物紹介
兄
裁縫職人
基本的には優しい
喫煙者
妹を誰よりも愛している
妹
おとなしい性格
幼い頃に義父から暴力を振われ
異母兄に引き取られた過去を持つ
時折見せる兄の別の顔に恐怖しながらも
慕っている
文字数 1,448
最終更新日 2024.01.10
登録日 2021.09.19
幸せって案外もろいんだ。
城田あさきは幸福な少女だった。
小学六年の夏、母親が、同級生の父親と不倫をしていたことが発覚するまでは。
それから、学校では周囲の好奇と軽蔑の目線に苛まれる。
家では精神を病んだ母と、その母を溺愛する父との板挟みにあう――。
心についた大きな傷は、ふれたくもない。
きっと人生は変わらないし、変えない。
噂から少し離れた高校に入っても、そうあきらめていたが……
「どうしていつも怒ってるの?」
同じクラスでサッカー部の友森大翔(とももり ひろと)と出会いを機に、あさきは過去にふたたび、引きずり込まれていく。
文字数 60,578
最終更新日 2023.02.07
登録日 2021.04.30
【BL】嘘をついたまま去っていったあなたと、一人残された俺。
それでもずっと愛していたから。
俺は今も、あなたを想う。あなたの好きだったものを、こうして一つずつ思い出して。
亡くなった攻めを想う、健気な受けのお話。
死ネタは含まれますが、全体的に穏やか。ほとんど回想です。
文字数 1,319
最終更新日 2022.10.16
登録日 2022.10.16
都内で働いている桜葉 真斗(さくらば まなと)は、故郷の同窓会に参加するため地元へ帰省することを決意するが、その途中で幼少期から犬猿の仲であった幼なじみの国峰 琉季(こくみね るき)と再会。過去の記憶と現在、二人の関係が静かに重なり合い始め……。
※2023.01.10全体微調整反映済み
※2022.11.01加筆+新規挿絵(R18)追加
※読み始めから性的な描写が含まれております。苦手な方はご注意ください。
※加筆等や削除を行う場合がありますのでご了承ください!
※後日、別媒体再録にて挿絵を複数追加する場合がございます。(表紙イラスト:Twitter @ichientei)
文字数 10,928
最終更新日 2022.10.03
登録日 2022.08.19
良いこたえが見つかっていれば、それで済んだのに。 引き返せなかったのは、きっとツケが回ったからだ。
文字数 10,581
最終更新日 2022.08.14
登録日 2022.08.14
『俺には…お前だけだ』
思わせぶりな態度をとった樹を、初めて意識し
自分の気持ちに気付いた時にはもう───手遅れだった。
高校卒業後。
未だに樹への想いを吹っ切れずにいた僕は、就活も手につかず燻った毎日を送っていた。
そんな中、高校時代の悪友、東生に呼び出されて……
*rain-拗らせた恋の行く末は…- に登場する、樹の学生時代のお話しです。
*これ単体でも、支障なく読めます。
*エロ無し。R指定無し。頗る健全。
*女性登場あり。
*リアル傾向寄り。
*回想シーンが多めです。
*タグの確認お願いします。
──高校時代。
よく連んでいた仲間との間で起きた小さな出来事が、やがてそれぞれの運命に導かれていく。
これは、バームクーヘンエンドか。
文字数 10,698
最終更新日 2022.06.20
登録日 2022.06.18
大切な誰かと過ごした日々。
今ではそんな日々が宝物。
それは、人生の中ではほんの少しの長い一年だった。。。
これからも繰り返すであろう出会いと別れを
経験するその前に、思い出したい春夏秋冬、そして新たな春があった。
文字数 442
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.07.25
テレビドラマ『パパのガレージ』が好きだった。
『パパのガレージ』70年代後半から80年代前半に放送されていたテレビドラマ。
その主演俳優のマット・L・サイモンが亡くなって十年以上が経った。
今、ドラマについて覚えていること、感じたことを書き留めておこう。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「小説家になろう」に投稿しています(名義:naro_naro)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。
文字数 1,806
最終更新日 2021.06.20
登録日 2021.06.20
はじめまして。読んで下さってありがとうございます。
この作品は、本編がまだ書けていない中華風ファンタジー『六王記』のバレンタインデーを中心とした番外編になっています。
この先、本編が出来上がり次第、投稿させて頂きたいと考えていますので、キャラと世界観も兼ねた内容になっています。
この物語はフィクションです。実在の人物・団体様とは無関係の創作作品です。
作中に18歳未満の方にはふさわしくないと思われる表現を数多く使用しています。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
(作中に拷問を連想させるシーン。戦闘シーン。軽い描写の性的なシーン。人が亡くなるシーンが
含まれていますのでR18とさせて頂きました。)
苦手な方はごめんなさい。
大丈夫な方のみ、お願いいたします。
キャラクターの設定等はpixivに投稿しています。
よろしくお願いします。
文字数 28,057
最終更新日 2019.03.01
登録日 2019.03.01
「僕」は海と空以外に何もない海岸近くの小高い丘にいた。「僕」は、なぜ自分がそこにいるのかも、何者なのかもわからないまま、ただぼんやりと、目の前青い風景を。その中に溶け込みそうなくらいに見つめていたのっだった。だが、「僕」がふと思い立ち、丘の斜面を降り始めた時に聞こえてきた、謎の「声」。「僕」は、その声の予言のような「君は君に会う」と言う言葉に導かれ、砂浜を放浪するうちに、「思い出す」のであった。
それは、学生と転勤者の多く住むある地方都市の、九十年代半ばの頃のことだった。バブルが終わり、果てしなき不況の中に落ちて行く日本で、それでも落ちて行く者なりの浮遊感を楽しめた最後の時代。毎日毎日が、思い返せば特別で、濃密で、しかし飛ぶように過ぎていった日々。そんな毎日の中で、大学生ユウは、大音量のダンスミュージックに満ちたクラブSで、気のおけない友人や、気になる二人の女性、マイとサキに翻弄されながらも楽しく過ごしていたのだった。
しかし、そんな日々がしだいに終わって行く、そんなすべてを「僕」は思い出していくのだった……
文字数 92,887
最終更新日 2018.07.31
登録日 2017.08.19
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