ショートショート小説一覧
魚のような川は流れ、眠そうな海は静かに彼女の頬を撫でた。子供の頃の思い出は何処か夢の中と部分的に重なり、空間という輪郭が時間、もしくは虚構というそれまた時間的な虚構に溶けていくのだ。光を食べては吐き出す白い砂浜をサンダルで歩く。
文字数 1,178
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.10.09
ブルマを「パンツ」と称して、お宝画像サイトに乗せるクズがいる!
許せねえ!
でもブルマ自体に罪はない! 好き!
pixivお題「ブルマ」より。
セルフレイティングは保険です。
文字数 1,007
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.10.09
文字数 1,869
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.10.02
俺にはこの世で好きなものが二つある。
“急な坂46”の彩季ちゃんとカレーライスだ。
先ほど、近所の食堂にカレーを喰いに行ったら、売り切れだったんだ。
だが、俺はあきらめない。今すぐカレーが食べたいからだ!
文字数 4,415
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.10.09
大きく、古い病院に、しばらく入院することになった。
一人部屋がよかったけど、四人部屋になった。でもそこは、自分以外には誰も入院していない部屋だったから、そこそこ満喫していた。看護師さんによると、私が入院する一週間程前に、その部屋を一人で使っていた患者さんが退院して、そこに私が交代で入ったらしい。
しかし、雰囲気のある病院だ。特に、夜なんて、いかにも「出そう」な感じだ。ほら、今にも、廊下を蹴る「コツ コツ」という靴の音が聞こえて来そうだ。
消灯となってしばらく経って、布団の中、そこそこ広い四人部屋でポツンと一人、そんな事を考えていると、「コツ コツ」と、廊下から乾いた、嫌な音が聞こえた。
文字数 2,001
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.10.09
お姉様は私から恋人を奪う悪女。だから私はお姉様から解放されたい。ショートショート。3話完結。
文字数 4,329
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.10.06
文字数 962
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.10.08
私は夕方から夜中までの仕事をしています。
これはそんな私が毎日のように通る帰り道で体験した話です……。
帰り道の怪1もよろしくお願いします。
文字数 1,228
最終更新日 2021.10.07
登録日 2021.10.07
私の住む国には、愛を告げると花が出現するという不思議な魔法がある。
現れる花は、対象への愛情が具現化されたもの。
それは魔力のあるなし関係なく、誰にでも発現するし誰にも防ぐことのできない魔法。
今、目の前でピタリと身体を寄せ合い何かを囁き合っている私の婚約者と子爵令嬢の周りには、大きくて見事な花がたくさん咲いている。
これって、僕の心は浮気してまーす、って事ですよね?
※短いお話です。序破急の3話で完結。
※設定はゆるゆるふわふわ仕様となっております。
※ご都合主義です。
※感想欄ネタバレ配慮しておりませんので、ご注意ください。
文字数 6,829
最終更新日 2021.10.07
登録日 2021.10.04
結婚?出産?私には縁のない話だわ。営業先のお客さんに結婚しなさいと意味の分からない説教を受けた帰り道。どうして三十路過ぎて結婚をしていないと憐れんだ目で見られるわけ?独身貴族最高なんですけど。
住宅街を歩いていると、文子の目の前を猫が横切る。
文字数 689
最終更新日 2021.10.06
登録日 2021.10.06
彼女はとても美しかった。ワンピースを身につけて風と戯れている姿は、まるで絵画から抜け出したかのようだった。僕は微笑んでそれを見つめている。微笑んでいる僕に笑顔を返す彼女。幸せな時間が僕たちを包み込んでいた。
文字数 766
最終更新日 2021.10.06
登録日 2021.10.06
なんでこんなことになった。俺はなんだってこんな目に。ここはどこなんだ。こんな場所があるはずがない。…ー搭乗中の飛行機が墜落し、一命をとりとめた俺は高度な文明を持った巨大な生物に捕まりペットとなった。
文字数 2,812
最終更新日 2021.10.06
登録日 2021.10.06
出張先は信じられないほど田舎だった。スーパーもなけりゃあコンビニもない。居酒屋どころかスナックさえない。仕事終わり、俺は飢え死にそうなほどの空腹に耐えながら見慣れぬ道を歩いていた。そこで見つけた、一軒の店。食い物を求めて俺は中へ入った。
文字数 1,890
最終更新日 2021.10.06
登録日 2021.10.06
ある森の中で遭難した男は気が付けば虫の群れの中にいた。餓死寸前の男の口に、虫は自ら飛び込んでいく。…ー虫と人間の食物連鎖のお話
文字数 732
最終更新日 2021.10.06
登録日 2021.10.06
世界でもトップレベルに先進的で、平和な国がありました。王様も、国民も、平和な国での生活を満喫していました。しかし、ある日、世界の遠いところではありますが、戦争が起こってしまいます
文字数 1,973
最終更新日 2021.10.05
登録日 2021.10.05
創作に行き詰まった文芸部の少女は、ヨレたセーターを着てコンビニへ。
完全無防備状態で立ち読みしていると、想い人である先輩に声をかけられてしまう。
ピクシブお題「セーター」から。
文字数 1,177
最終更新日 2021.10.05
登録日 2021.10.05
小国『ズネヒヤ』は東西南北を大国に囲まれていた。立地上不利なこの状況で立ち上がったのはズネヒヤの外務大臣に任命された男 シュー。この男がズネヒヤの運命を変える男に…。
文字数 1,617
最終更新日 2021.10.04
登録日 2021.10.04
どうして、クラスで一番地味な美少女のスマホに、オレの写真が収められているんだ?
文字数 1,178
最終更新日 2021.10.04
登録日 2021.10.04
文字数 1,918
最終更新日 2021.10.04
登録日 2021.10.04
酔狂な蒐集(しゅうしゅう)家として名を馳せてから数十年となる男の家には、特別な由縁のある品物が溢れていた。 ある日。男は闇市場的な展示会で人物絵を購入し……。
青羽ライト執筆企画9月テーマ「人間〇〇」→「人間絵画」作品
文字数 4,810
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.10.03
昔。今で言う玄海町外津地区にいい年をした独り者の漁師がいた。漁師は漁の腕が悪く、素っ気ない態度ばかり取るので同性にも女性にもモテなかったので、つれない男と良くなじられていた。
ある日、その男が沖で釣りしていたがその日は一匹も釣れず、帰ろうとしているとき強い手ごたえを感じ、釣り上げてみると、うろこがピカピカ輝く大きな赤鯛が釣れた。手カギを入れようとすると「殺さないで!」と訴えるような声が聞こえた気がして、逃がしてしまった。
しばらくたったある日、勧める人があって、今まで見たこともない赤ら顔の女が彼の前に現れた―――
★★
1.pixiv企画応募作品です。完結したらpixivに載せます。
2.元ネタが昔話なので、少し下品だったり、考え方が偏っていますがお許しください。
3.下手な方言を使っています。佐賀・九州地方の方中心に方言でご指摘いただけると大変嬉しいです。※ただし、方言がきつすぎて読む方の大半が分からなくなる場合は、反映させませんのご了承ください。イメージとしては、刑事ドラマに出てくる関西弁が本物と全然違うけど、雰囲気でOKみたいなところまでは、直さないつもりです。
文字数 12,128
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.09.24
姉が公爵と結婚したが、不倫が発覚して離婚となった。その後、両親に勘当され…?!
文字数 622
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.10.03
小学校の合宿で、肝試しがありました。
3人1組で、決められたコースを回るというものです。
私は友人A、友人Bとペアになったのですが、そこで不思議な現象に見舞われます。
文字数 1,529
最終更新日 2021.10.02
登録日 2021.10.02
耳元でカチッと音がした。何かの電源が入った、もしくは切れたのだろうと考える。この判断には根拠がない。ただそんなものを必要とせずに決めつけてもいい場合というのはそんなに珍しくもない。
文字数 1,287
最終更新日 2021.10.02
登録日 2021.10.02