「担ぎ」の検索結果
全体で49件見つかりました。
「俺は、王位が欲しい訳じゃない」
時は、万歴(マンリョク)四十二(一六一四)年、光海君(クァンヘグン)治世下の朝鮮。
先年、謀反の旗印に担ぎ上げられた咎により、王弟の身分を剥奪され、江華島(カンファド)に流刑となっていた永昌大君(ヨンチャンテグン)ことイ・ウィは、流刑先の家に火を掛けられ、焼き殺される。
彼の暗殺は伏せられ、表向きには病死として、報せがもたらされた。
それから六年後。
朝鮮北部にある義州の役所付近で、殺人事件が起きる。
現場にいたのは、凄絶な美貌を持つ少女。しかし、その正体は、六年前に記憶を失った少年、イム・シアだった。
シアは、父イム・ヒギルと共に、朝鮮八道を転々とする生活を送っていた。自分が何故記憶を失ったのか、何故世間から身を隠し、性別を偽って旅を続けねばならないのか、全く分からないまま。
けれどもある日、森で野宿していたところを夜盗に襲われ、炎の中を逃げ惑う内、失われたシアの記憶が突如蘇る。
記憶と平穏な生活を奪った者達に報復を誓うシアだったが、都へ戻ろうとした時、殺人容疑で指名手配されて……!?
意思とは無関係に王位継承争いに巻き込まれ、殺され掛けた少年の、超長編時代劇報復アクション、開幕!
登録日 2015.05.11
公爵令嬢で、この国の第一王子エドワード殿下の婚約者でもあるディアナ。彼女はいつも冷たい外面(ソトヅラ)を保っていますが、実は根っからの商売人です。
最近、ピンクブロンドの男爵令嬢に夢中らしいエドワード殿下は何度もディアナに婚約破棄を叩きつけようとしながら、その途中でキャンセルをする始末。その理由は……縁起担ぎ???
「アホ!ヘタレ!婚約破棄するなら早よせい!慰謝料請求したるわ!」と内心では思いながら外面を崩さないディアナ。
しかし事態は意外な方向へと……。
※こんなタイトルですがちゃんとエドワードとディアナのラブラブハッピーエンドです。
※全17.5話で本編完結&こぼれ話前後編✕2話&番外編全4話です。完結まで毎日2話更新予定。(2/3のみ3話更新します)
※小説内に登場する「カンサイ地方/カンサイ弁」は架空の地名・言語ですので「カンサイ弁がおかしい」というご指摘はどうか、どうかご勘弁願います。
※表紙絵は自作ですが、何故か主人公ではなく脇役のカレンとヘリオスです。
※小説家になろうにも掲載しています。
文字数 104,314
最終更新日 2023.02.11
登録日 2023.01.31
ーそれは見てのお楽しみ。その奈落の底には果たして。
僕は演劇部の大道具係だ。
学園祭で上演する『13日の土曜日』。木にくくりつけられた一花(いちか)を担ぎ上げて袖にはけたが、いつも一花から聞こえる声が、その日は聞こえなかった。
全1話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。5/22の更新。
文字数 2,205
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.05.22
これは伝承と化した〈神の奇跡〉が失われ、銃火が騎士を淘汰した時代の物語。
滅びゆく大陸の覇権を巡って対立を続ける〈帝国〉と〈教会〉の戦争は、開戦から十二年が経過してなお続いていた。
戦争が終着点を見失う中、〈帝国〉の若き女王クリスティーナ一世は、戦死した父親の仇を討ち、大陸に真の秩序を取り戻すという大義名分を掲げ親征を開始した。
一方、〈帝国〉の侵攻により国家存亡の淵に立たされた〈教会〉は、信仰の導き手たる〈教会七聖女〉を戦場に担ぎ出し、国家の防衛を託す。その中の一人、第四聖女エルもまた、大陸の真の平和を願い戦場へと赴く。
自らの理想を叶えるべく覇道を突き進む女王と、戦争を止めるべく勇敢にも立ち上がる聖女……。愚か者たちは戦い続ける。誰がために、己のために……。そこに愛すべき無数の死が積み重なると理解しながら……。
すでに英雄はみな死に逝き、今や戦場には愚か者ばかりがのさばるのみ。
それでも戦いは終わらない。いずれ死が二人を別つまで……。
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*4人の視点人物による群像劇です。
*架空の世界を舞台としているため異世界ファンタジーに分類していますが、基本的に近世ヨーロッパの史観に基づいた世界です。魔法は過去の伝承程度に留まり、人間以外の異種族やモンスターは登場しません。
*前日譚『最後の騎士 〜第六聖女遠征の冬〜』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/12330394
文字数 65,186
最終更新日 2024.03.05
登録日 2023.01.31
「これでいい…… 半日でお前の局部は発祥する。 あとは打ち合わせ通りに救急車で専門医へ担ぎ込まれるんだ…」
平成二十五年、五月二十日。 一人の男は怪しげな黒服サングラスの男に局部に何かを注射され、現金で二十万円を支払った。 そして注射を打たれた男は数時間後、壮絶な痛みと一晩戦い翌朝六時に自分で救急車を呼び指定された専門医へ搬送された。 そして指定病院へ到着すると患者となった男の局部は数倍に腫れ上がり手の施しようがないほどに壊疽していた。
局部再生不可能により本人の同意を得て性転換手術を開始された。
文字数 7,437
最終更新日 2018.08.10
登録日 2018.08.10
1129年正月。高平太と呼ばれていた少年は元服し、平清盛と名乗った。この少年は後に、人臣の位を極め、一門の半分を公卿に昇らせ、「平家にあらずんば人にあらず」と言わしめるまで出世する。
清盛は春の除目で破格の待遇を受けた。このことにより、「彼の本当の父親が忠盛ではなく、白河院ではないのか?」という噂の信憑性が増した。街中を歩いているときに絡んできた藤原頼長から、彼についての衝撃的な事実が明かされる。そして、その事件をきっかけに、自分の願いの一部分に気づく。
清盛はたくさんの人たちと出会い、別れ、そして時に楽しく、時に傷つきながら、一人の武士として、そして人間として成長してゆく。
だが清盛は、感情が昂ったとき、自分の記憶が無くなっているという不思議な現象に気づく。その答えを知る忠盛に話を聞いてもらおうとしたが、亡くなってしまう。
父の死後起きた保元の乱では、美福門院の命令、母親と信西の薦めで後白河天皇方について勝利を治める。だが、これは栄光への架け橋となると同時に、親友源義朝とすれ違う原因となってしまった。
1159年12月。藤原信頼に唆された義朝は、清盛の不在を突いて反乱を起こし、後白河院を幽閉。「天皇親政」をスローガンにその息子二条帝を担ぎ上げ、信西を殺害する。
もう一人の友人信西(藤原通憲)を殺されたことを知った清盛は、怒り、その仇を討つために京都へ駆けつける。女装して御所から脱出した二条帝を保護し、官軍となった平家の軍勢は勢いづき、都の郊外で源氏を迎え撃つ。
勝者となった清盛は、近江で捕まった義朝の息子頼朝と対面。
清盛は頼朝をこの場で殺そうとしたが、母親と頼盛といった家族からの反対の声に負け、伊豆の蛭が小島へ流罪とすることに。
1167年清盛は武家で初めて太政大臣の位に就く快挙を成し遂げ、まず最初に病床の家貞に報告する。これを聞いた家貞は満足そうな表情を浮かべ、天国へと旅立た。
そして熱病にかかったとき意識を失ったとき、その奥底に住む清盛の肉体の本来の持ち主、平将門が現れる。
意識の奥底で清盛は、将門と戦うが、圧倒的な力の差で負けてしまい、肉体を乗っ取られてしまう。
出家した清盛(将門)は、生前叶えられなかった、「平氏の王朝」を建てるために、後白河院と対立する。
(カクヨム、なろうにも連載しています)
文字数 39,404
最終更新日 2022.05.30
登録日 2020.11.07
アイゼンバルト王国で内乱が起こった。しかし、間もなく王太子や周りの者達ので機転で然程時間はかからずに鎮圧される。担ぎ出されたのは、まだ生まれてから、たった半年の王太子の異母弟であった…。
それから5年、内乱が終わった後ずっと幽閉されていた王子は、すっかり変わり果てていた…。
これは、頭が良いのにぶっ飛んだ幼い王子が主人公の物語…
ではない。
これは、王子様を幸せにしようと奮闘する侍女とそれに振り回される騎士の物語
…のはずである。
*処女作ですので、下手くそな文章にはご容赦ください_:(´ཀ`」 ∠):
*アドバイス&ネタ提供は大歓迎であります!遠慮なくメッセージにどうぞ!
文字数 1,140
最終更新日 2023.10.03
登録日 2022.11.05
リノンはいたって普通の男爵令嬢。
そんなリノンの暮らす国では、数十年に一度の国を守護する聖女の代替わりが行われようとしていた。
次に聖女に選ばれるのは、公爵令嬢のアメリアか、はたまた、侯爵令嬢のカミラか。
誰もがそう思っていた。
けれど選ばれたのは、リノンだった。
って、ちょっとまって、私!?
私、聖魔法なんて一つも使えないんですけど!?!?
しかも、聖女は、王子の婚約者にならなくてはいけなくて……。
文字数 961
最終更新日 2020.09.27
登録日 2020.09.27
前世では会社の後輩をかばい、25歳という若さで交通事故により死んでしまった。
そのことに気が付いたのは、魔王の娘リゼット・マリー・サタンとして生を受けてから6年後のことだった。
そして私は気づく。ここは前世で読んだ小説の世界であると。
魔族には無条件で愛される特殊能力を持つ私は、小説のシナリオだと最弱のくせに魔王に担ぎ上られ、悪の根源として勇者に殺されるのだ。その齢、20歳。
前世に続き短命なんてまっぴらだ!こんな運命は覆してやる!
そうして私は、魔王城を脱出する計画を立てる。
魔王マティスに甘やかされ、小説では私を憎んでいた兄ヴァーノンに魔法を教わり、過保護すぎる護衛アルベールに剣を学び、魔王軍の大将たちに可愛がられる日々。
そんな魔王城を飛び出して、私を殺すはずの勇者に出会う物語。
※小説家になろうにも掲載しております
文字数 104,317
最終更新日 2020.07.08
登録日 2020.05.10
犯罪組織の計画を破綻させたが、風雪幸十《かざゆき ゆきと》という男の子が一人、組織に捕まり色々な人体実験をされて助け出された時に少女の姿になっていた。
幸十の身に起きた現象、脳に施された悪魔の手術の後遺症からか、幸十にはもう一つの人格、実験過程で生み出されたAIの琥珀が幸十に宿ってしまう。
事件の大きさや姿が変わってしまった事や周囲から姿を隠すため翡翠《ひすい》、もう一人を琥珀《こはく》と名乗って生きることになる。心の傷の治療にと【ズィミウルギア】というVRMMOのRPG風の箱庭ストラテジーゲームを紹介される。
RPG要素が強すぎて世界を旅する人が多い中、翡翠と琥珀を中心とした仲間達は【ズィミウルギア】の本質である世界の【創造】を行っていく。
NPCとプレイヤーの溝や仲間の悩みをやんわり解きほぐしたり。
又はゲームだからこそ、ハチャメチャに暗い気持ちをクラッシュしたりしていく。
翡翠のあずかり知らぬ所で、勝手に彼女を中心に恋の戦争が開始されたり、翡翠の能力を巡る戦争が勃発したり、巻き込まれて何時の間にかゲーム世界から派生してアイドルへと担ぎ上げられる事が起こります。
のほほんまったりとしたゲームの日常。ラブコメちっくな現実、病んでいる(刃物はなし)子達に囲まれ大変な日々を送ります、色々な思惑渦巻くゲーム世界。翡翠という主人公とは名ばかりのヒロインな物語。ゲームにおける翡翠の戦闘力は皆無、出来るのは中途半端な支援と罠づくりだけで切り抜けていきます。
性転換、無理やり女装される友達、ヤンデレ(刃物は無し)、ラブコメ・当が苦手、嫌いという方は読んじゃダメですよ~。
始めての投稿です。定期的に上げられるよう努力していく所存です。
誤字や脱字と色々と至らないとは思いますがご指摘やアドバイス、感想などをお待ちしています。
文字数 150,449
最終更新日 2022.02.03
登録日 2019.06.04
『私は強い子、元気な子』
三島響子は寝る前、いつも自分におまじないをかけていた。
そうしないと、自分の心が折れてしまいそうだったから――。
彼女には、ひとの心の色が見えるという特性があった。
嘘も愛想笑いも全部透けて見えてしまう。
そんな境遇で自分を保つためのおまじない。
しかし、ある日父親が失業し酒浸りになり、響子に暴力を振るう。
限界に達した響子は絶望したまま家を出る。
そして、裏御神楽町という絶望を抱えたひとしか辿り着けない町に来る。
そこで出会った彩花荘の住人、秀男と蓮人。
荒っぽいが感情豊かで誰よりも優しい秀男。
そっけないが心の機微を感じ取れれる蓮人。
彼らとの出会いや町での日々が、少しずつ響子を変えていく。
一年中祭りが絶えない奇妙な町で過ごす日々。
祭りに盆踊り、神輿担ぎに風鈴市、打ち上げ花火や手持ち花火。
響子はこの町の生活を堪能しながらその住人達に触れ、次第に成長していく。
秀男に『この町はゴールだ』と告げられた響子。
自分はまだゴールしていないのではないか、その葛藤は決心に変わり元の世界に戻ることを心に決める。これはひとりの少女の青春と成長の物語。
文字数 110,546
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.06.15
勇者は世界を救った。
魔王を倒す絶対的な力を持ち、救世主と担ぎ上げられた彼はあらゆる仕事を任されることとなった。
そう、外交のために国を行ったりきたり。脅威になりえる怪物の討伐などは当たり前。
いいえと言わない勇者はありとあらゆる雑務を押し付けられ……過労死するのだった。
文字数 5,687
最終更新日 2019.10.19
登録日 2019.10.19
俺は、レベル上げが趣味のキメラ、クリムゾン・ガーベラ。
先日、ついに念願のLv.999になったんだが、幼女魔王(Lv.700)より強いことがバレて強制解雇!?
職を探しついたのは、様々な種族交わる温泉街バリンガム。
最初はただの用心棒だったのに、いつの間にか国が出来て王様に担ぎ上げられて....。
おいおい、俺はただ女の子とイチャイチャして暮らしたいだけなのに。戦争なんて勘弁。
これは、世界最強無双のキメラがハーレムを築きニートを目指す物語。
1話2000〜2500文字程度(編集上の記号や段落やフリガナを除く)。さらさらと読めます!
小説家になろうにて連載中.。こちらでは随時更新。アルファポリスでは章ごとに公開予定。
https://ncode.syosetu.com/n3892ez/
文字数 82,085
最終更新日 2018.10.02
登録日 2018.09.15
この物語は、エプリスタ様と小説家になろう様とカクヨム様にて同時掲載中です。(あらすじ)
江戸時代、実在の豪商(紀文)若き頃の物語である。
寛文九年(一六六九年)有田郡湯浅別所で、山本文旦の次男と生まれ幼名は文吉だった。
四歳に祖父武兵衛に、連れられ広八幡神社に修業の為行った。
関口流柔術を習う為だが、其処で修験者の林長五郎に会い、忍術と合気術習うが会得成らず。
ある日に剣の打ち込みで小猿が落下。治療し小猿と仲良くなり猿飛びの術や、合気技を会得する。
武兵衛が迎えに来た。名前は文兵衛と改めた、途中船頭になる為の教育を受ける。
延宝五年八月、文兵衛九歳の時祖父武兵衛(明心丸)が沈んだ。
熊野屋に丁稚奉公に出された其処のお嬢さんとの仲を疑われ、北山村に行き筏流しをする。騙されと知り湯浅に帰る支度をする。
船違え大地に着く、鯨取り本を読み漁に出て銛の実技を積む。
帰り湯浅過ぎ和歌浦で降りる。
頼る者無く歩き玉津島神社で喉潤す、神主に呼び止められ、事情を話すと馬小屋の隣り部屋を紹介され、馬の世話して家賃が無料に。
和歌浦で魚の小売り仕事を見つけ、町中を桶担ぎ売り歩く。
魚市場突然閉鎖される。下津にホホジロ鮫現れて漁が止まる。
藩より鮫退治の命が下り見事鮫を退治、褒美に武士の名を許され紀ノ国屋文左衛門と名乗る。
下津で、外国の難破船を見つけ修理改造し、凡天丸と名付ける。
貞享三年九月から嵐が続き時化て大荒れ、蜜柑を江戸に送れず蜜柑方役人問屋は頭を抱える。
困り果てた紀州藩は、紀ノ国屋文左衛門に白羽の矢を立てた。
紀文が立ち上がる。蜜柑を八万籠積み下津から江戸へと、嵐に揉まれながらも遠乗り航海で成功。
江戸で蜜柑売り、江戸の生類憐れみ令で暴落した魚を買いこむ。
奈良屋茂左衛門と、やくざに襲われるも皆と協力して撃退する。
奈良茂の差し金で、馬庭念流の使い手と他流試合をする羽目に。
帰り船で海賊に襲われるが、花火を大砲の如く横打ちにし、驚かせて海賊を撤退させる。
摂津で魚売り大儲け。甲賀忍者盗賊団の襲撃受けるが撃退する。
紀ノ国屋文左衛門、晴れて無事紀州和歌浦に帰る。この時若干十七歳で約二十七万両を手にし、後江戸で百万両儲ける礎と成す。
文字数 92,149
最終更新日 2019.07.19
登録日 2019.07.19