第9回歴史・時代小説大賞小説一覧

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とある妓楼で起こった醜聞を廻る、 恋愛+シスターフッドの連作短編第一話。 亮芳が若い衆として働く妓楼には、口八丁と醜聞で成り上がったと言われる花魁が居る。 けれど亮芳はそう思えず、長い間遠目から見詰め続けていた。 ある夜の道中で、花魁の下駄の鼻緒が切れてしまい……。
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小説 187,523 位 / 187,523件 歴史・時代 2,403 位 / 2,403件
文字数 5,340 最終更新日 2023.05.18 登録日 2023.05.18
【函館戦争のはじまり、松前攻防戦の前後に繰り広げられた一人の武士の苦闘】 鳥羽伏見の戦いに端を発した戊辰戦争。東北の諸大名家が次々に新政府軍に恭順する中、徳川につくか新政府軍につくか、頭を悩ます大名家があった。蝦夷地唯一の大名・松前家である。 これは、一人の武士の目を通して幕末における松前藩の顛末を描いた、歴史のこぼれ話――。 ※本作品は史実を基にしたフィクションです。 ※拙作「夜明けの空を探して」とは別視点による同時期を描いた作品となります。 ※村田小藤太氏は実在する松前の剣客ですが、作者の脚色による部分が大きいものとご理解ください。 ※参考文献:「福島町史」「北海道の口碑伝説」など、多数。
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小説 187,523 位 / 187,523件 歴史・時代 2,403 位 / 2,403件
文字数 10,055 最終更新日 2023.05.02 登録日 2023.05.02
堅実な源蔵さんと美形だがちょっとお調子者の京助さんのお話。
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小説 187,523 位 / 187,523件 歴史・時代 2,403 位 / 2,403件
文字数 10,514 最終更新日 2023.05.02 登録日 2023.05.01
 未曾有の大震災から復興し、世界を襲った恐慌を乗り越えて迎えた、華やかなりし昭和黄金期。  そんな時代、日本中に洋食を広め、羨望の的となったレストランがあったことは、ご存知だろうか。  それは、列車食堂。  ひとところには留まらぬ珍妙な食堂に、これまた珍妙なコックがいたそうな。  客が、列車が、そしてコック自身が巻き起こす大騒動。すべては美味しい料理のために。  そんな小さくも賑やかな食堂車に、戦争の影が忍び寄る。  日本は、列車は、食堂車は、そしてコックはどこへ向かってしまうのか。  どうぞ、お気軽にご利用ください。
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小説 16,126 位 / 187,523件 歴史・時代 106 位 / 2,403件
文字数 70,486 最終更新日 2022.08.31 登録日 2022.07.31
 時は明治9年、場所は横浜。  上野の山に名前を葬った元彰義隊士の若侍。流れ着いた横浜で、賊軍の汚名から身を隠し、遊郭の用心棒を務めていたが、廃刀令でクビになる。  その夜に出会った、祠が失われそうな稲荷狐コンコ。あやかし退治に誘われて、祠の霊力が込めたなまくら刀と、リュウという名を授けられる。  ふたりを支えるのは横浜発展の功労者にして易聖、高島嘉右衛門。易断によれば、文明開化の横浜を恐ろしいあやかしが襲うという。  文明開化を謳歌するあやかしに、上野戦争の恨みを抱く元新政府軍兵士もがコンコとリュウに襲いかかる。  恐ろしいあやかしの正体とは。  ふたりは、あやかしから横浜を守れるのか。  リュウは上野戦争の過去を断ち切れるのか。  そして、ふたりは陽のあたる場所に出られるのか。
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小説 187,523 位 / 187,523件 歴史・時代 2,403 位 / 2,403件
文字数 145,735 最終更新日 2022.08.19 登録日 2022.07.30
 後漢末期、世情、人心は乱れ、妖魔や妖怪の類を招いていた。司徒に就く王允は後世の悪評を恐れ、妓女であり愛妾でもある貂蝉を使って徐栄の籠絡して、朝廷を牛耳る董卓を除こうと計っていた。 一方で当の貂蝉は旧知の妖魔に、王允から寵愛受けながらも感じる空しさや生きる事の悲哀を吐露する。そんな折にかつて生き別れていた、元恋人の呂布と再会する。 そして呂布は自身が抱えていた過去のしこりを除くべく、貂蝉に近付く。
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小説 187,523 位 / 187,523件 歴史・時代 2,403 位 / 2,403件
文字数 78,372 最終更新日 2022.08.06 登録日 2022.07.12
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。 記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。 これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語 ※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
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小説 10,381 位 / 187,523件 歴史・時代 59 位 / 2,403件
文字数 816,121 最終更新日 2022.05.30 登録日 2019.07.13
 ダリル・バスケスは傭兵を生業とするバスク人の剣士だった。  彼は雇われたジャカルタ行きのオランダ商船で、一人の日本人奴隷の若者トウジと知り合う。  彼の剣技に魅せられたダリルは、彼と剣の練習に励み、友情を育んでいった。  しかし、インドを経由して間もなく、トウジはマラリヤを患い、あっけなく死んでしまう。  ダリルはトウジの遺品である日本刀を携え、彼の遺族に会うため、そして、日本の剣術を知るために、長崎へと向かうのだった。
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小説 187,523 位 / 187,523件 歴史・時代 2,403 位 / 2,403件
文字数 175,662 最終更新日 2021.05.22 登録日 2021.05.22
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