自業自得小説一覧
「病弱なお姉様が心配なの…だから、聖女の私の傍に居てね!」
そう言って、私を傍に置き離さない妹。
人は皆、そんな妹を女神の様だと仰ぎ慕う。
でも妹には、ある思惑があったようで─?
文字数 1,872
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.05.20
婚約者である私を嫌い、自身の妹とばかり仲良くする彼。
非難すれば、妹とは血は繋がってないし良いだろうと逆切れ。
もうこれ以上、あなたと一緒に居る事は出来ません。
私は…あなたの愛する妹と共に去ります─。
文字数 1,909
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.05.20
「地味なお姉様の婚約者が、美形だなんてズルい!」
妹が駄々をこね鬱陶しいので、彼を譲ってあげました。
そして大喜びで彼の元へ向かった妹ですが…何故か僅か三日で泣きついてきました。
彼を私に返す…?勿論、返品は不可ですよ─!
文字数 1,854
最終更新日 2022.05.19
登録日 2022.05.19
「こういうことなの、メリッサ。だからね、アドン様との関係を解消してもらいたいの」
「今の俺にとって1番は、エステェ。2番目を心から愛することなんてできるはずがなくて、そんな状況は君にとってもマイナスしか生まない。そうだろう?」
大事な話がある。そう言われて幼馴染が暮らすファレナルース伯爵邸を訪れたら、幼馴染エステェの隣にはわたくしの婚約者がいました。
どうやら二人はわたくしが紹介をした際に共に一目惚れをして、内緒で交際をして昨日恋人になっていて――。そのままだと婚約できないから、『別れて』と言っているみたいですわ。
……そう。そうなのね。分かったわ。
わたくし達が結んでいる婚約は、すぐに白紙にしますわ。
でもね、エステェ、アドン様。これで幸せになれると貴方達は喜んでいるけど、そうはならないと思うわ。
だって平然と幼馴染と婚約者を裏切るような人達は、いずれまた――
文字数 37,900
最終更新日 2022.05.16
登録日 2022.04.10
「不細工な男は無理だから、代わりに婚約しなさい。」
姉に、そう婚約相手を押し付けられた私。
彼の名を知った私は、喜んでその話を受ける事にした─。
文字数 1,829
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.05.15
男遊びが激しいふしだらな女は嫌だと、私は彼に捨てられた。
そんな彼は、最後に義妹を選んだ。
清楚で純粋な女が好きと言った婚約者の目は、節穴ですね─。
文字数 1,736
最終更新日 2022.05.13
登録日 2022.05.13
マリアンヌは悪役令嬢として名高い侯爵家の娘だった。
そんな彼女が婚約者のシレクサ子爵から婚約破棄を言い渡される。
しかし彼女はまったくショックを受ける様子もなく……
文字数 13,645
最終更新日 2022.05.10
登録日 2022.05.01
自由に生きたいと私の婚約者と駆け落ちした姉。
そこまでしたのに、婚約破棄され家に戻って来た。
この家に置いて欲しいと言う姉に私は─?
文字数 1,773
最終更新日 2022.05.10
登録日 2022.05.10
「アンドレア・フォン・エーベーダンゴス! 君との婚約は本日をもって破棄とする!!」
我が家と同じ領地持ちの家の次男である婚約者バアンはある日突然宣言してきた。
文字数 1,558
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.05.08
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
文字数 185,603
最終更新日 2022.05.07
登録日 2021.10.23
優しくて美人な姉は私の自慢だ。
そんな大好きな姉の、ある秘密を知ってしまい…?
もうここには居られない!
私はここを出て行きます、それがあなたにとって一番望まない事だから─。
文字数 2,067
最終更新日 2022.05.03
登録日 2022.05.03
侯爵家の次男アーサーが結婚寸前で駆け落ちした。
相手は、侯爵家の上級メイドであり、男爵令嬢であるアンヌだった。二人は幼馴染の初恋同士であり、秘密の恋人でもあった。家のために、成り上がりの平凡な令嬢との結婚を余儀なくされたアーサーであったが、愛する気持ちに嘘はつかない!と全てを捨てての愛の逃避行。
たどり着いた先は辺境の田舎町。
そこで平民として穏やかに愛する人と夫婦として暮らしていた。
数年前に娘のエミリーも生まれ、幸せに満ちていた。
そんなある日、王都の大学から連絡がくる。
アーサーの論文が認められ、講師として大学に招かれることになった。
数年ぶりに王都に戻るアーサー達一行。
王都の暮らしに落ち着いてきた頃に、アーサーに襲いかかった暴行事件!
通り魔の無差別事件として処理された。
だが、アーサーには何かかが引っかかる。
後日、犯人の名前を聞いたアーサーは、驚愕した! 自分を襲ったのが妻の妹!
そこから明らかになる、駆け落ち後の悲劇の数々。
愛し合う夫婦に、捨てたはずの過去が襲いかかってきた。
彼らは一体どのような決断をするのか!!!
一方、『傷物令嬢』となった子爵令嬢のヴィクトリアは美しく優しい夫の間に二人の子供にも恵まれ、幸せの絶頂にいた。
「小説家になろう」「カクヨム」にも公開中。
文字数 33,393
最終更新日 2022.04.30
登録日 2022.04.03
「お前はゴミだ、ゴミ屑の中から俺にたまたま掴み上げられただけのな。」
婚約者にそう罵られた私。
この婚約には愛などなかった…そして、あなたの愛は別にある─。
文字数 1,903
最終更新日 2022.04.29
登録日 2022.04.29
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私マリエスは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢ロマーヌ様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
ロマーヌ様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は常に最愛の方に護っていただいているので、貴方様には悪意があると気付けるのですよ。
ロマーヌ様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
文字数 21,327
最終更新日 2022.04.24
登録日 2022.04.03
優しくて美形で頭もよく稼ぎもあって…誰からも羨ましがられる自慢の旦那様。
そんな彼は、本当は私の事など見てくれない最低な男なのです─。
文字数 1,790
最終更新日 2022.04.19
登録日 2022.04.19
私ルーラは国王陛下の命により9年間、婚約者であるナタン殿下が次期王に相応しいかどうか秘密裏に採点を行ってきました。
そんなナタン殿下は幼い頃は立派な御方だったものの、成長と共に内面が悪化。表向きは君子なものの実際には様々な問題点がある問題児となってゆき、ついには不適当だと判断せざるを得なくなってしまいました。
ですがかつては確かに、次期国王に相応しい御方でした。ですのでお胸の中には当時のような心が残っていると信じて、最後のチャンスを用意することにしたのです。
殿下はご自身の過ちに気付き、お考えを改めてくださるのでしょうか……?
文字数 19,025
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.03.27
未だ私が家に残るのは自分に未練があるから、そう思って居る浮気夫。
相変わらず都合のいい頭をしてるのね。
そんなんだから、何も気づかないのよ─。
文字数 1,626
最終更新日 2022.04.10
登録日 2022.04.10
占い師の祖母の後を継いで占い師になった「私」だが、2年前に赴任してきた近衛騎士団の副団長から目をつけられことあるごとに「魔女」と罵られていた。ある日、街の広場で仕事をしていたところを何故か副団長に罵られた上に「この街から出ていけ!!」と告げらた私は……
文字数 2,080
最終更新日 2022.04.06
登録日 2022.04.06
事業が好調な彼の婚約者となった私。
でも私の態度が気に喰わない彼から、この家を潰す気かと婚約破棄されました。
そんな彼は、私と正反対の愛想がある妹を後釜に迎えたようで…?
文字数 1,634
最終更新日 2022.04.02
登録日 2022.04.02
私の婚約者は一つ歳下の王子様。私は伯爵家の娘で資産家の娘です。
学園卒業後は私の家に婿入りすると決まっている。第三王子殿下と言うこともあり甘やかされて育って来て、子供の様に我儘。
婚約者というより歳の離れた弟(出来の悪い)みたい……
この国は実力主義社会なので、我儘王子様は婿入りが一番楽なはずなんだけど……
私は口うるさい?
好きな人ができた?
……婚約破棄承りました。
全二十四話の、五万字ちょっとの執筆済みになります。完結まで毎日更新します( .ˬ.)"
文字数 90,734
最終更新日 2022.03.20
登録日 2022.03.03
カロリーナは『皇太子妃』になると定められた少女であった。
そのため、日夜、辛く悲しい過酷な教育を施され、ついには『完璧な姫君』と謳われるまでになった。
ところが、ある日、婚約者であるヨーゼフ殿下に婚約破棄を宣言されてします。
ヨーゼフ殿下の傍らには綿菓子のような愛らしい少女と、背後に控える側近達。
彼らはカロリーナがヨーゼフ殿下が寵愛する少女を故意に虐めたとまで宣う。這いつくばって謝罪しろとまで言い放つ始末だ。
会場にいる帝国人は困惑を隠せずにおり、側近達の婚約者は慌てたように各家に報告に向かう。
どうやら、彼らは勘違いをしているよう。
カロリーナは、勘違いが過ぎるヨーゼフ殿下達に言う。
「ヨーゼフ殿下、貴男は皇帝にはなれません」
意味が分からず騒ぎ立てるヨーゼフ殿下達に、カロリーナは、複雑な皇位継承権の説明をすることになる。
帝国の子供でも知っている事実を、何故、成人間近の者達の説明をしなければならないのかと、辟易するカロリーナであった。
彼らは、御国許で説明を受けていないのかしら?
「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルバ」にも投稿しています。
文字数 10,453
最終更新日 2022.03.16
登録日 2022.03.10
義妹が姫の替え玉としてお城に入った。
果たして、この作戦は上手くいくかしら?
私の予想通り、義妹の大暴走で姫の婚約は破棄!
そのせいで義妹は捕らえられ、更には姫のある秘密も暴露される事となり─?
文字数 1,574
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.03.01
婚約者と幸せになりたいと思っていた私。
でも彼は、その相手が私でなくても良かったみたい。
その裏切りは自身を不幸にし、この地に居られなくさせてしまったようです─。
文字数 1,751
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.03.01
歴史に名を残す偉業を数多く成し遂げた、大魔法使いのナディーン王妃。
彼女の活躍のおかげで、アレクグル王国は他国より抜きん出て発展することが出来たと言っても過言ではない。
そんなナディーンは、結婚したリカード王に愛してもらうために魔法の新技術を研究して、アレクグル王国を発展させてきた。役に立って、彼に褒めてほしかった。けれど、リカード王がナディーンを愛することは無かった。
王子だったリカードに言い寄ってくる女達を退け、王になったリカードの愛人になろうと近寄ってくる女達を追い払って、彼に愛してもらおうと必死に頑張ってきた。しかし、ナディーンの努力が実ることはなかったのだ。
彼は、私を愛してくれない。ナディーンは、その事実に気づくまでに随分と時間を無駄にしてしまった。
年老いて死期を悟ったナディーンは、準備に取り掛かった。時間戻しの究極魔法で、一か八か人生をやり直すために。
今度はリカードという男に人生を無駄に捧げない、自由な生き方で生涯を楽しむために。
逆行して、彼と結婚する前の時代に戻ってきたナディーン。前と違ってリカードの恋路を何も邪魔しなかった彼女は、とあるパーティーで婚約破棄を告げられる。
それから紆余曲折あって、他国へ嫁ぐことになったナディーン。
自分が積極的に関わらなくなったことによって変わっていく彼と、アレクグル王国の変化を遠くで眺めて楽しみながら、魔法の研究に夢中になる。良い人と出会って、愛してもらいながら幸せな人生をやり直す。そんな物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
文字数 61,213
最終更新日 2022.02.24
登録日 2022.01.15
いつも悪い結果になるのは、お前が居るせいだ!
婚約相手のレナルド王子から、そう言われ続けたカトリーヌ・ラフォン。
そして、それを理由に婚約破棄を認める書類にサインを迫られる。
圧倒的な権力者に抗議することも出来ず、カトリーヌは婚約破棄を受け入れるしかなかった。
レナルド王子との婚約が破棄になって、実家からも追い出されることに。
行き先も決まらず、ただ王都から旅立つカトリーヌ。
森の中を馬車で走っていると、盗賊に襲われてしまう。
やはり、不運の原因は私だったのか。
人生を諦めかけたその時、彼女は運命的な出会いを果たす。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
文字数 52,083
最終更新日 2022.02.21
登録日 2022.01.11
自分勝手で我が儘で、女癖が悪い婚約者オラース。娘は自分達が幸せになるための道具と考えていて、問題の多い侯爵家の嫡男と無理やり婚約をさせた両親。
そんな人間に囲まれ将来を不安視していた子爵令嬢ノエルは、2年前から家を出て新たな人生を歩む準備を進めていました。
そしてそれが可能となる最後の条件が、『オラースが興味を失くすこと』。けれどオラースはノエルに夢中で達成は困難だと思われていましたが、ある日そんなオラースは心変わり。現在の最愛の人・男爵令嬢ロゼッタと円滑に結婚できるよう、ロゼッタへの嫌がらせなどを捏造された上で婚約破棄を宣言されてしまったのでした。
「オラース様。私は全てを認め、罰として貴族籍を手放し『家』を去ります」
その罪を認めれば様々な問題が発生してしまいますが、今あるものを全部捨てるつもりだったノエルにはノーダメージなもの。むしろ最後の条件を満たしてくれたため嬉しい出来事で、それによってノエルはつい「ふふふふふ」と笑みを零しながら、その場を去ったのでした。
そうして婚約者や家族と縁を切り新たな人生を歩み始めたノエルは、まだ知りません。
その笑みによってオラースは様々な勘違いを行い、次々と自滅してゆくことになることを――。
自身にはやがて、とある出会いが待っていることを――。
文字数 46,230
最終更新日 2022.02.18
登録日 2022.01.09
伯爵令嬢ロスヴィータは婚約者スヴェンに婚約破棄を突きつけられた。
よくあるパターンの義妹による略奪だ。
しかし、スヴェンの発言により、それは家庭内の問題では収まらなくなる。
よくある婚約破棄&姉妹による略奪もので「え、貴族令嬢の貞操観念とか、どうなってんの?」と思ったので、極端なパターンを書いてみました。ご都合主義なチート魔法と魔道具が出てきますし、制度も深く設定してないのでおかしな点があると思います。
ここまで厳しく取り締まるなんてことはないでしょうが、普通は姉妹の婚約者寝取ったら修道院行きか勘当だよなぁと思います。花嫁入替してそのまま貴族夫人とか有り得ない、結婚させるにしても何らかのペナルティは与えるよなぁと思ったので。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様に重複投稿しています。
文字数 6,024
最終更新日 2022.02.10
登録日 2022.02.10
エルディットは聖女として、アデライド王国の平和を守っていた。だがある日、若き国王ジェイリアムによって、その任を解かれる。……なんと、ロボットの聖女が完成したので、もうエルディットは不要とのことらしい。
「頭を下げて頼めば、残りの人生の面倒を見てやる」と言われたが、エルディットはそれを拒否し、国を出た。意にそわぬ相手に平伏するほど、プライドのない女ではなかったからだ。
そしてエルディットは、しばらく旅をした。
彼女は最終的に、遠い田舎で、のんびりと平和で幸せな人生を送ることになった。
一方、エルディットのいなくなったアデライド王国では、ジェイリアムがロボット聖女と共に、完璧なる国づくりを目指していた。
人間よりも優れた能力を持つロボット聖女の導きにより、アデライド王国はさらに発展していくが、完璧な国を目指すあまり、ジェイリアムとロボット聖女の行動はしだいにエスカレートしていく。
ジェイリアムはまだ知らなかった。
自分の判断のせいで、アデライド王国がいかなる末路を辿るのかを……
文字数 24,528
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.01.10
※全16話となります。
「そうですか。今まであなたに尽くしていた私は側妃扱いで、急に湧いて出てきた彼女が正妃だと? どうぞ、お好きになさって。その代わり私も好きにしますので」
文字数 21,517
最終更新日 2022.01.31
登録日 2022.01.20
「お前と居ると不幸が続く、婚約破棄しろ!」
度重なる不幸は、私のせいだと言う婚約者。
その不幸から逃れる為、彼は婚約破棄を要求してきた。
でも私は知っている、その不幸は私のせいでは無い事を。
私は、不幸を呼ぶ令嬢なんかじゃない。
それに気づかないあなたは、愚か者です─。
文字数 1,750
最終更新日 2022.01.28
登録日 2022.01.28
「このゴミ、自由にお持ち下さい」
喜んでそれを持って行く男。
良かったわ、妹の嫁ぎ先が見つかって。
あんなことをしでかした子だもの。
姉の婚約者を寝取るなんて、とんでもないことをね─。
文字数 2,026
最終更新日 2022.01.26
登録日 2022.01.26
「ジェシカ。お前に婚約破棄を告げてやる」
「ジェシカ。お前は実の妹のエミーリエを虐待していただろう」
「私はエミーリエを虐待なんてしていないわ。エミーリエと両親に虐待されてきたのは私よ。
でも、貴方はそんな事知らないのでしょうね。
私がどれだけ酷い虐待をされてきたか。
貴方は、婚約者の私がどれだけ虐待されていても、どうでもいいのでしょう。酷い人ね」
「ふんっ!!そんな嘘を知るわけがないっ!! 殿下は私を悪者にしたてあげたいのでしょう。
被害者は私なのですよ。
悪者は加害者はエミーリエとお父様お母様と殿下、貴方ですよ。
悪者は裁かれなければなりませんね。
報いを受けなければなりませんね。
どんな事になっても自業自得ですよ。
今更謝ってももう遅い!!
私は貴方達を許しません!!
お前が虐待されてきた等という事が嘘だというのは分かるがな」
「そう。私の事を何も分かろうとしてくれないのね」
「分かっているぞ。お前は実の妹を虐待している虐待聖女だろう。
当然、実の妹を虐待している虐待聖女などはクビだ」
「そう。私の事を分かろうとしてくれないのね」
もう、私は悲しくなっていました。
誰も、私の事を助けてくれません。
「ふんっ!!そんな嘘を知るわけがないっ!!
お前が虐待されてきた等という事が嘘だというのは分かるがな」
「あの殿下、失礼かもしれないけれど殿下は馬鹿なのかしら」
パラミシリ王国第一聖女の私をクビにして、どうなるかも分からないのでしょうか。
私が王国を護らなければ王国など簡単に滅んでしまいますよ。
今まで、誰がパラミシリ王国を思ってきたと思っているのでしょうか。
第二聖女のエミーリエは自称病弱で、聖女の仕事も訓練もまったくしていません。
エミーリエが病弱なふりをして怠けて遊んでる間も、その分を私が1人でパラミシリ王国を護ってきたのですよ。
殿下は馬鹿でパラミシリ王国の平和が当たり前だと思っています。
当たり前ではないんですよ殿下。
私が1人で護ってきたから、パラミシリ王国は平和なのですよ。
「あ、殿下ごめんなさい。取り消しておくわ。私が間違っていたわ。
殿下は”馬鹿なのかしら”ではなく馬鹿なんだわ。それに殿下は馬鹿な事が事実なんだから、失礼でもなんでもないわね。
馬鹿に馬鹿と言っても何も失礼じゃないわ。この馬鹿。ばーかばーかーやーいばーか。
悔しかったら少しぐらい勉強したらどうかしら。
勉強もしないで遊んでばかり。殿下は努力という言葉を知らないのかしら。
殿下、貴方みたいな馬鹿でも勉強すれば少しは賢くなれるのよ。
だったら、少しは勉強して賢くなろうという意思ぐらいないのかしら」
文字数 9,339
最終更新日 2022.01.23
登録日 2022.01.22
妹とその婚約者がグルになって、私をあの家から追い出した。
あの家は、私が居なくなったら終わりなのに。
だってあの家は、私の為のものだもの。
没落した2人は、今では牢に住んでいます。
新しい家が見つかって良かったわ─。
文字数 1,337
最終更新日 2022.01.23
登録日 2022.01.23
王子により婚約破棄され、生贄になった私。
愛人の聖女の代わりに、この国の神に捧げられるのだ。
「お前など、神に喰われてしまえ!」
そうあなたたちは言うけど…それは大丈夫だと思います。
だって私には、人外愛されスキルがあるんだから。
昔から何故か人には嫌われるけど、不思議なものには愛されてた。
だから生贄になっても、きっと幸せになれるはず─。
文字数 2,917
最終更新日 2022.01.21
登録日 2022.01.21
異世界に召喚されたら、すぐ王子に婚約破棄されました。
出会って10秒の出来事です。
しかもおまけのはずの妹が王子の相手に選らばれ、私は追放が決定しました。
もういわ、私を必要としないあなたなんてこっちから願い下げです。
私はすぐにその場を去ると、女神としてその国をクズ共ごと封印することにした─。
文字数 2,469
最終更新日 2022.01.19
登録日 2022.01.18
親友が私の婚約者を奪った。
彼はこの国一の美形と言われる人物。
親友と元婚約者は、私の前から姿を消したが…。
でも彼のあの姿は、偽の姿。
しょせんは幻の様なものなのに…後悔しても私は知りませんよ?
文字数 2,212
最終更新日 2022.01.18
登録日 2022.01.18
暴君と化した王子が、聖女の私を追放した。
「祈るだけの女は不要、これからはこの娘に任せる。」
その娘は、王子が望むものを何でも手に入れる事ができると言う。
その娘の力は、とても危険なのに…。
王子の欲望と娘の力は、きっと破滅を呼ぶでしょう。
この先、どうなっても知りませんよ─。
文字数 2,743
最終更新日 2022.01.14
登録日 2022.01.14
「呪われた女とは、婚約破棄だ!」
私の額の痣を見て、呪いだと言う婚約者。
これは呪いなんかじゃないのに…。
私を捨てるという事は、神様も捨てる事になります。
あなたは不幸になってしまうけど…よろしいでしょうか─。
文字数 2,366
最終更新日 2022.01.13
登録日 2022.01.13
「俺と婚約破棄しろ!」
前世の恋人に会ったと言う婚約者。
前世は否定しないけど、彼女が本当に愛してるのは…。
説明してもあなたはどうせ否定するし、言う通りにしてあげる。
でも、彼女を選んで後悔するでしょうね。
せっかく前世の記憶があっても、あなたは不幸な道を辿るのね─。
文字数 2,534
最終更新日 2022.01.12
登録日 2022.01.12
「お姉様、お姉様またデブったぁ?
お姉様ってぇ、ブスなのにまだデブっちゃうのぉ?
ブスならブスでせめて体型ぐらい気をつければいいのにねぇ。
ああ、体型管理も出来ないからブスなのねぇ。
まぁお姉様はどんな肌の手入れをしようがブスなのはブスのままでしょうけどねぇ〜(にちゃあ」
!!妹のルルーテはにちゃあとした顔で私を虐げてきました
こんなに簡単に死なれては困りますから。
「!!痛いわお姉様!!辞めて!!怖いし!!もう辞めて!!許してぇ!!
ルルーテが悪かったわぁ!!謝るから!!
もう二度とお姉様をいじめないからぁ!!
二度とお姉様の前に顔を出さないからぁ!!
スラトマイ男爵家の家督継承権も永久放棄するからぁ。
だから許してぇ。
ルルーテのお金も装飾品も全部あげるからぁ。
もう『病弱だからぁ』って言わないからぁ。
ルルーテは本当は病弱じゃなくて自称病弱なのぉ。
全部白状するわぁ。
もう二度と嘘はつかないわぁ。
これからは真面目に生きるからぁ。
だから許してお願いお姉様ぁ〜」
うるさいので、とりあえず石を投げつけました。
「お姉様もう辞めて?私がもう辞めてと何万回言っても貴女は辞めなかったじゃないですか」
今更謝っても許してくれと言われてももう遅い!
絶対に許しません!ざまぁ!!
「カトライン、お前とは当然婚約破棄だ」
はぁ?
文字数 3,493
最終更新日 2022.01.10
登録日 2022.01.09