ホラー小説一覧
ある日、弟が死んだ。
道路に飛び出して、車に轢かれちゃったらしい。
弟の部屋を片付けていると、見たことない人形があった。
「こんなもの、持ってたっけ?」
気づいたら私は、その人形を貰い、とても可愛がっていた。
なんだか、弟が帰ってきた気がして…。
文字数 1,256
最終更新日 2022.09.18
登録日 2022.09.18
深夜の病院で、「俺」は深い眠りから目を覚ました。
酷く記憶がぼやけており、何故、ここにいるのか、すぐには思い出せない。でも、すぐ傍にある新生児用ICU(緊急治療室)の分厚いドアのお陰で、一つだけ大切な事を思い出した。
生まれて間もない「俺」の子が、今、この扉の奥で死にかけている。
何故、こんな羽目に陥ったのか?
いつの間にか、すぐ側に来ていた妻・真奈美に訊ねても、成り行きは判らない。
必死で頭を巡らせる「俺」の前に、深夜の病院を徘徊する異界の住人が姿を現し、思い出せないままでいる「俺」の罪を告発し始める。
真っ暗な病棟を逃げ惑う「俺」が最後に辿り着く真実とは……?
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。
文字数 14,082
最終更新日 2022.09.18
登録日 2022.09.14
伯爵令息ヒューゴは学園の卒業パーティーに参加していた。
ふと、ヒューゴの視界に以前から気になっていた同級生・ベルタの姿が映った。ベルタは力を失った元聖女で、王太子の元婚約者でもある。
どこか陰があってミステリアスな雰囲気をまとう彼女に、ヒューゴは不思議な魅力を感じていた。
思い切ってベルタに話しかけてみると、彼女は気さくな態度で応じてくれた。
ベルタは学園に入学してから今までずっと奇妙な仮面をつけて過ごしていた。理由を聞いてみれば、どうやらある出来事が原因らしい。
しかも、その出来事には王太子と聖女である彼の現婚約者も深く関わっているようだ。
熱心に話を聞いていると、やがて彼女は衝撃的な事実を告白し始めた。
そんな中、突然王太子と聖女が倒れ込んでパーティー会場内は騒然となるが……。
文字数 7,400
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.09.17
何故か心霊スポットに住む不愛想で皮肉屋な生粋のオカルトマニアの桜。そんな彼と、彼の通う春日(はるひ)高校のオカルト研究部員、雅也、凜、花が町に潜む『底知れぬ悪意』と対峙する青春怪異群像劇。
更新遅めです
文字数 7,232
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.09.15
秘訣? そんなものはないね。誠実に顧客と向き合い、解決の為に奔走する。そうだね。他の仕事と変わりはないさ。ただ、私が商いとし、取り組む問題は常々、ドス黒く、爽やかさで、軽々しく、阿呆らしい。
文字数 15,592
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.06
勢いで書いた。思ったよりひどいヤンデレホラーになった。救いようのないただの悲劇でしかない。
文字数 3,209
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.16
第99回フリーワンライで書いた作品です。
使用お題は、『ドッペルゲンガー』、『赤い空』。
小説家になろうとピクシブにも同じ作品を掲載しています。
文字数 1,499
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.16
ヤンデレSSのつもりで書いたけど、ホラーになったかもしれない。
ちょっと切ない話かもしれない。
文字数 3,611
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.16
生き物を飼ってはいけないと決められた世界で生きてない幽霊のペットショップの話。
文字数 989
最終更新日 2022.09.15
登録日 2022.09.15
学校の教室で行う事を想定した演劇用のシナリオ集です。随時更新する予定です。
小学生向けを想定しており、短めでわかりやすい内容が中心となります。
ホラー物はちょっと怖いと思わせる程度です。
文字数 1,533
最終更新日 2022.09.12
登録日 2022.09.12
The Backroomsは海外掲示板発祥のカルト的な人気を誇る都市伝説的なオカルトシェアコンテンツです。
ある日、何気ない現実の日常からあなたは巨大な迷宮に足を踏み入れることになります。
そこは日常に近い景色でありながらどこか奇妙で異質な空間。
おそろしい罠や正体不明の生物に遭遇することも珍しくありません。
生還するためには、wikiに記載された世界中の放浪者から寄せられた情報が頼りです。
The Backrooms自体はストーリーを持たない「みんなで考えた設定」の集合体に過ぎません。
この作品はそんなThe Backroomsの設定を元に小説化したものになります。
読み進め始めたら止まらないThe Backroomsの世界の素晴らしさを一緒に体感できたら幸いです。
"あなたが注意を怠って、おかしな所で現実から外れ落ちると、古くて湿ったカーペットの匂いと、単調な黄の狂気と、最大限にハム音を発する蛍光灯による永遠に続く背景雑音と、約十五兆 m2 を超えて広がるランダムに区分けされた空き部屋に閉じ込められるだけの ”The Backrooms” に行き着くことになるのです。
もし、近くで何かがうろうろしているのが聞こえたら、それはきっとあなたが出す音に気付いていることでしょう。あなたに神の救いを"
なお、執筆にあたり日本語版wikiの内容を引用させていただく箇所がございます。
The Backroomsのwikiは常に更新され続けているため、同期しきれない箇所があることをご了承ください。
作者独自の解釈、改変を行う可能性があることをご了承ください。
それでは良い旅を。
文字数 12,559
最終更新日 2022.09.11
登録日 2022.09.09
突如魔術と化学が入り混じり、混沌と化した世界には、一本の石の塔が世界の中心に建っていた。
世界を支配した帝王はその石の塔を攻略した者には何でも願いを叶えてやると宣言した。
世界の何処からでも塔に入ることが出来る『ゲート』を使用して、塔の内部へと消えていく者たちを、人々は勇者と呼んだ......
そんな世界の中で、『出来損ない』と称された人物の物語である。
文字数 7,166
最終更新日 2022.09.11
登録日 2021.04.10
薄暗い部屋の中央に少女の遺体があった。腰に巻かれたポーチの表面にはピンクの糸で『秋奈』と名前が刺繍されている。
遺体の側ではボロ布のような服を着た少女が仁王立ちし、軍手をはめた手で肉切り包丁を握りしめていた。彼女たちは双子の姉妹だった。ノベルアップ+や小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 2,206
最終更新日 2022.09.07
登録日 2022.09.07
見たくないものに蓋をして、遠ざけることは生きていく上で必ず一つや二つ、あって当然だろう。しかしこの二人、まるで何事もなかったかのようにそれを受け入れて生きていくには、余程の朴念仁でなければなし得ない、重いものを背負ってしまった。
文字数 21,928
最終更新日 2022.09.05
登録日 2022.08.24
もうこれは何度目だろうか。
信也の口から聞かされる婚約破棄。よくあるライトノベルのようなことがまさか自分に起こるとは思ってもみなかった。
しかも信也との浮気相手は妹の愛理。こんなバカげた話はあるだろうか。
何をしても回避できない結末は、まるで無限ループ。
その檻に閉じ込められた私は、ひとつの答えを出した。
文字数 1,959
最終更新日 2022.09.03
登録日 2022.09.03
最近、変な夢を見る。
夢の中は真っ暗で、何も見えない。
体が動かせず、じっと立っていると、真っ白な服を着た小さな女の子がぼんやり現れて、私に話しかける。
「見て、見て」
文字数 1,215
最終更新日 2022.08.29
登録日 2022.08.29
つい先日、自殺してしまったクラスメイトの女の子。
その彼女が、変わり果てたおぞましい姿となって、夜な夜な俺の元に現れる。
どうやら、俺に対して何か心残りがあるようなのだが……。
オカルトとロジック、死と恋とが交錯する異色のホラー短編。全3話完結済み。
文字数 14,090
最終更新日 2022.08.29
登録日 2022.08.29
主人公の真辺陽太と幼馴染で学園一のマドンナ、東麗花。生徒会も務め学業も優秀、容姿端麗な完璧ヒロイン。しかし、彼女にはとある恐ろしい『秘密』があった。――ヨウタが見たある日記は、彼女の狂気を映し出していた。
文字数 9,794
最終更新日 2022.08.29
登録日 2022.08.29
私はしょっちゅう迷子になります。ぼんやりしたところがあって、そういう性質なんでしょう。
大人になってもそれは直りませんでした。そして……。
文字数 1,751
最終更新日 2022.08.28
登録日 2022.08.28
いつからだろう……。
使わなくなったのは。
やだったんだよね。
でもそんな日が来るなんて思いもしなかった。
それは突然に終わりを告げた。
ある言葉で。
文字数 2,804
最終更新日 2022.08.26
登録日 2022.08.26