恋愛小説一覧
17歳のリュカは
世界で唯一の『勇者』として勇者パーティに加入した。
しかし
彼が持つ唯一の強力なスキル『エクリプス・ノヴァ』は
魔王ルシファードからチート能力で略奪したものであり
その使用時には魔族のような闇の力が漂ってしまう。
街の人々や勇者パーティの仲間たちは
その異質な雰囲気を恐れ
彼を魔族だと誤解してしまう。
「子どもたち
あの勇者には近づかないようにしなさい!」
「リュカって子
魔族なんじゃないか?
見てるだけで寒気がするぜ」
勇者パーティのリーダーである戦士ガレスは
「リュカ
そのスキルを使うたびに周囲が暗くなる。
正直、仲間として不安だ」
魔法使いのカトリーヌも心配そうに言う。
「あなたの力
制御できているの?
まるで闇に飲まれているように見えるわ」
本物の勇者であることを証明しようと
懸命に努力していたリュカだったが
ついに勇者パーティから
追放されてしまった。
文字数 119,141
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.10.16
少し弱気で読書好きな音芽は中学三年のある日、自分の中に自分とは違う別の人格がいると知る。それまで暗かった日常が彼女のおかげで明るく楽しいものになる。いじめっ子にざまぁしたり、気になる人物と出会ったり、友達ができたり。やがて自分たちの恋心に翻弄される事になる。恋が進展していく過程で大きな問題に苦悩する。それぞれ違う人を好きになったけど、自分たちの体は一人分。ちょっと待って体は一人なんですが。
わたくしが音芽に真実を隠してしまうまでのカウントダウンは既に始まっていました。まさか……彼とあんな秘密を持ってしまうなんて。(9話より)
色んな方面の読者様を裏切りそうな、怪しげな恋愛小説です。
※2018年5月30日頃に作成していたと思われるあらすじを頼りに書き始めました。
※10話目まで毎日更新予定です。11話目以降は不定期連載となります。(2024.7.8追記)
※書けない時やほかの自作小説に構っている間は数カ月以上休む事もあるかもしれません。ご了承ください。
※カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、Nolaノベルにも投稿しています。
文字数 59,404
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.07.02
あらすじ
王子の婚約者であるピクシスは、可憐な見た目とは裏腹に、頭脳明晰で策略に長けた悪役令嬢。ある日、平民出身のエミリーが王子に接近し、婚約破棄を告げられる。怒りに燃えるピクシスは、冷静かつ巧妙な計略を駆使してエミリーを追い詰め、自らの誇りを取り戻そうとするが──。
文字数 7,948
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.10.27
貴族令嬢ルーミーは、婚約者エドガーに一方的に婚約破棄され、周囲からも冷たく扱われる。しかし、彼女は自分の力で立ち上がり、新たな道を切り開いていく。数々の困難を乗り越え、成長を遂げるルーミーが、自らの強さで真の幸せを手に入れるまでの物語。
文字数 5,973
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.10.27
公爵令嬢シエンタは、冷酷な「悪役令嬢」として婚約者である王子エドワードから一方的に婚約破棄される。しかし彼女は動じず、その婚約破棄を機に自らの価値を証明し、周囲を見返すための計画を練り始める。愛と復讐、そして真の貴族としての誇りを賭けたシエンタの逆転劇が始まる――
文字数 8,457
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
高貴な公爵令嬢ノアは、婚約者である王子に突然婚約を破棄され、人生が一変する。失意の中で自らの道を模索し始めたノアは、隣国の公爵ヴォクシーとの出会いをきっかけに、自分の価値と真実の愛を見つけていく。過去の痛みを乗り越え、未来を切り拓くために新たな一歩を踏み出すノアの物語。
文字数 9,669
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
結婚半年で夫のワルツは堂々と不倫をした。
相手は伯爵令嬢のアリアナ。
栗色の長い髪が印象的な、しかし狡猾そうな女性だった。
形だけの妻である私は黙認を強制されるが……
文字数 10,028
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
裏切りと屈辱を受けた公爵家の娘ライズ。深い絶望の中で闇の力を手に入れ、冷徹なダークヒロインとして復讐を誓う。しかし、復讐の炎が彼女を変え、新たな運命が動き出す。
文字数 7,224
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
高杉 美鈴(三十五歳)はもう本当に色々とくたくただった。
彼女の最近の楽しみと言えば現実逃避の異世界モノのweb小説くらい。そんな彼女が異世界へ実際に行く事になったのだが、彼女は謎の球体から提案された様々なプランの中から『特殊な獣人双子の兄弟に拾われて森で静かに暮らす』と言う物を望んだが、その世界に行くと彼女は『大人の心を持ったまま幼女化する』と説明されて――。
※同じ獣人にすら恐れられ孤独だった先祖返りの双子兄弟獣人(ケモ要素強め)×異世界に行った事により煩悩が解放された単なる変態幼女(中身は三十五歳)が送るとってもしょうも無い攻防戦。
※ご都合主義により『合法的なロリコン』になっておりますが嫌いな方は即閉じお願いします。
※さらっと読める愛だけはあるお話です。
文字数 23,374
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
アルハザード家の公爵令嬢、カタリア・アルハザードが虐待と圧制に苦しむ中──ルミナ夫人は、カタリアにアリシアとしての新しい身分を与え、獣人の国ガルクラム大帝国に身代わりとして差し出そうとした。カタリアは声を奪われ、反抗することすら許されない状況に置かれ、実母は暗殺されたが、父親はそれに無関心だった。ルミナの加虐心の餌食となりながらも、カタリアは生き延びるために必死に耐え続けた。
一方、アリシアはルミナに溺愛され、我儘に育てられた娘だった。ルミナは、アリシアを手放さず、カタリアを代わりに送り込むことで自身の利益を守ろうとした。カタリアは自らの存在を隠し、助けを求めることもできずに、身代わりとしての運命に抗うが──
文字数 10,627
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
婚約破棄されたリリアナは、ある日倒れていた鳥を見つけ、それを機に動物を魔法で癒す治療師を目指すことになる。
文字数 10,804
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
「婚約破棄された悪役令嬢、社交場の女王として新たな栄光を掴む
文字数 4,170
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
貴族の娘ミライは、第一王子との婚約を突然破棄され、深く傷つく。しかし、この出来事をきっかけに彼女は自分自身の力で人生を切り開く決意をする。新たな道で得た友情と真実の愛が、彼女の未来を輝かせていく物語。
文字数 6,779
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
※オリジナル設定あります。
執着系Dom×トラウマ持ちSub
【あらすじ】高校生のころから付き合っていた白石 達也(Dom)と望月 蓮都(Sub)。ところがある日、蓮都は達也が浮気をしていたことに気づきどんどん暴力的になっていく達也に別れを切り出す。パートナーがいなくなった蓮都は仕方なくSub専用のプレイバーに通っていたが甘やかしてほしい欲を持つ蓮都には合わないDomが多く、体調が限界に達し、寒い雪の日に路地裏で倒れこんでしまった。そんな蓮都を救ったのはハイランクのDom、和倉 柊で、、―――。
トラウマを多く持つ蓮都が幸せになるまでのお話。
※最初はシリアス展開ですが最終的にはハピエンになるのでご安心を。
※予告なしでR18入ることあります。苦手な方は注意をお願いします。
文字数 46,504
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.03.14
結婚生活7年目、照れ屋で不器用な彼と強くて優しい彼女のただただ甘い結婚生活…のつもりでしたがwhiteからちょっぴりシリアスな展開に?
〜主な登場人物〜
「彼」ー29歳、プロボクサー。フェザー級チャンピオン。照れ屋で不器用、口下手な旦那様。orange以降は34歳になっています。
「彼女」ー29歳。専業主婦。彼とは中学の時に出会って22歳で結婚。素直で優しくちょっと天然な可愛い奥様。orange以降は34歳になっています。
「ハル」ーふたりの息子。7歳。orange以降は12歳になっています。
「サラ」ーふたりの娘。3才。orange以降は8歳になっています。
主役のふたりにはあえて名前をつけていません。
彼目線と彼女目線のお話を交互に展開していきます。
文字数 93,262
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.01.13
自分の友人に恋したというアルトに婚約破棄されたエリス。
彼女は友人とアルトを永久脱毛させることに決めた。
文字数 13,373
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
義矢留芸夢【ぎやるげいむ】は美少女ゲーム【どぎまぎマテリアル】の熱心なプレイヤーだった。
ゲームを完全に極めるために、彼はある特殊なプレイを始める。
それはヒロイン全員から嫌われるという、嫌われプレイ。
良心を痛めながらも、彼はついにやり遂げた。
しかし、嫌われまくりの状態で卒業させられた主人公の怒りを買ってしまい、ゲームの中に引きずり込まれてしまう。
スタート地点は最後にセーブをした【卒業の一週間前】。もちろんヒロインの好感度は全員最低。
ヒロインの中から誰か一人でも攻略しない限り、元の世界には戻れないという。
この絶望的な状況から、はたして芸夢は誰かを攻略できるのだろうか……。
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※他サイト様でも掲載しております。
文字数 19,502
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.22
毎日、オリジナルの恋愛短編小説を更新していきます。
私が過去にどこにも投稿していない作品を章毎に一作品として投稿していくスタイルです。
文字数 14,973
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23
文字数 3,993
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
人間の魔法が弱まった時代。強力な魔法は、魔法植物の力を染めた魔道具がなければ使えない。しかも、染めることが出来る者も限られていた。
魔法使い【ティリア】はその一人。美しい黒髪と新緑色の目を持つ彼女は、【花染め屋(はなそめや)】と名乗る。
森に隠れ住む彼女は、訪れる客や想い人と交流する。
これは【花染め屋(はなそめや)】ティリアと、彼女の元を訪れる客たちが織り成す物語。
以下、はじまりの章と第一章のあらすじ
はじまりの章
「お客様、どうかここまでたどり着いてください」
主人公であるティリアは、冒険者ジェドとの会話を思い出していた。それは十年前、ティリアがフリジア王国に来たばかりの頃のことで、ティリアが花染め屋となったきっかけだ。ティリアは懐かしさに浸りつつ、夕焼け色の魔法の花で花染めの仕事をし、新しい客を待つのだった。
第一章 春を告げる黄金
「冬は去った。雪影女王、ラリアを返してもらうぞ」
イジスは、フリジア王国の宮廷魔法使いだ。幼馴染の商人ラリアが魔物に襲われ、命の危機に陥ってしまう。彼女を救うためには【最上級治癒】をかけなければいけないが、そのためには【染魔】したての魔道具が必要だった。
イジスはジェドや古道具屋などの助けを得つつ、奔走し、冒険する。たどり着いたのは【静寂の森】の【花染め屋】だった。
あらすじ終わり
一章ごとに話が完結します。現在五章まで完成しています。ざまぁ要素が特に強いのは二章です。
小説になろう様でも【花染め屋の四季彩〜森に隠れ住む魔法使いは魔法の花の力で依頼を解決する〜】というタイトルで投稿しています
掲載済みの話も加筆修正することがあります
文字数 176,865
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.08.31
「フローラ、今日からあなたは薬草畑を手伝いなさい」
そう言われても、私が手伝ったらこの孤児院の収入源の畑は終わり。だって、前世でミントを枯らしたんだから。
畑には近づかないようにしていた私はある日、迷い込んできた天使のような男の子のために祈ったことで植物を育てる力のある聖女として目覚める。
男の子は公爵家のエドといい、私はその家に養子として保護される。大きくなってエドは私の護衛騎士になるけど、私は申し訳なくって。
文字数 4,844
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
ベルガー領アンドレアスの街に店を構える、魔法使いのメアリー。彼女は、常連客の一人である、聖騎士のディアンから、
「失恋したんだ。もう、今にも死にそうで、新たに恋に縋るしか、乗り切る道を思い描けない」
だから、自分で飲むための、惚れ薬を作ってくれないか。
そんな依頼を受け、作ったそれを渡したら、
「何やってんですか?!」
メアリーの目の前で、ディアンは惚れ薬を飲んだ。
◇◇◇◇◇
※他サイトにも投稿しています。
文字数 23,457
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.24
エドワードは新たな婚約者マリアを作り、ミールに婚約破棄を告げた。
ミールは復讐の鬼となり、彼の婚約を今後全て阻止してやると心に誓った。
文字数 10,474
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
文字数 741,423
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.03.16
おかげ様でHOTランキング入りしました! ありがとうございます。
感想などいただけたらとても励みになります。よろしくお願いしますっ。
◇◆◇
貴族たちが楽しげに踊り語らうある夜会。そこに偶然に居合わせたとある不幸な令嬢と子息の頭上には、どんよりとした暗雲が広がっていた。
それもそのはず。だって今まさにふたりの眼前では、双方の婚約者が浮気相手とイチャついている真っ最中だったのだから――。
そんな絶望的な状況の中、ふたりの出した決断は。
浮気者の婚約者に悩む、とある男女の出会いのお話です。
さくっと気軽にお読みいただければ幸いです。
※他のサイトでも掲載いたします。
文字数 17,226
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
愛する者ができたとし、婚約破棄されたルーラ。
彼女は復讐心にかられると、現れた悪魔と契約した。
目的は彼と、その彼が愛した女に復讐すること。
文字数 17,259
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
高校卒業後10年目の同窓会で再会した美菜と俺、一夜を共にして10年越しの愛を受け入れた。だが、美菜は親の勧める見合いを断ることができずに悩んでいた。それに引き換え、俺は楽天的に考えて何も対策をとらずにいたのだが、いざ美菜の見合いの日を迎えると他の男から美菜を奪われるかもしれない不安にかられて美菜のもとに駆けつけた。
文字数 10,727
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
今回の舞台は東京などの華やかな場所ではなく、地方の話になります。
ある一人の男が飲み会の3次会でたまたま入った飲み屋である女性と出会い、恋をしていくという
恋愛小説になります。
まだ発展途中の話になりますが、温かい目で見てくださると嬉しいです。
また同じ状況にいる他の方の意見等も教えていただけると嬉しいし共感していただけると嬉しいです。
文字数 868
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
メロリア・アルレーヌは、子爵家の次女として生まれ、優雅な生活を送っていた。しかし、心の奥にはいつも孤独が潜んでいた。彼女には、長年の夢である婚約者、アルレシアン伯爵家の長男ロール・アルレシアンがいたが、その夢は一瞬にして崩れ去った。
「ごめん、メロリア。僕には他に好きな人がいるんだ。」
ロールの言葉は、彼女の心を貫く矢のようだった。婚約が決まったばかりの喜びは、一瞬で絶望に変わった。しかし、彼女は表情を崩さないように努めた。周囲の人々には、何事もないかのように微笑み続けた。
ある日、メロリアは川辺でひとり、静かな時間を過ごしていた。その時、突然水しぶきが上がり、彼女の視界に映ったのは、溺れかけている王子、レオリス・グリフォリアだった。彼女は迷わず王子の元へ駆け寄り、彼を助けるために手を差し伸べた。
だが、その瞬間、彼女の運命は大きく変わった。川の流れが彼女を呑み込み、右目に激しい痛みが走った。メロリアは、自分の視力を失ったことを理解する暇もなく、意識を失った。
目を覚ました時、彼女の視界は暗闇に包まれていた。恐怖と混乱の中から、彼女を見下ろす優しい視線があった。それは、助けを求めた王子レオリスだった。彼は、彼女の身を犠牲にしてまで助けてくれたことに深い感謝を示した。
「君がいなかったら、私は今ここにいなかった。メロリア、君を一目見た瞬間から、心を奪われてしまった。」
彼の告白は、メロリアの心を温かく包み込んだ。しかし、視力を失った彼女は、果たして彼と共に歩む未来を受け入れられるのか、自問自答することしかできなかった。
文字数 15,226
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23
小国リューベック王国の王太子アルベルトの元に口煩いからと婚約破棄された隣国にある大国ロアーヌ帝国のピルイン公令嬢アリシアとの縁談話が入る。拒めず、婚姻と言う事になったのであるが、会ってみると彼女はとても聡明であり、絶世の美女でもあった。アルベルトは彼女の力を借りつつ改革を行い、徐々にリューベックは力をつけていく。一方アリシアも女のくせにと言わず自分の提案を拒絶しないアルベルトに少しずつひかれていく。徐々にリューベック王国が力をつけていく中、後にフェリオル戦争と呼ばれる大戦が勃発し、リューベックもそれに巻き込まれていく事になる。リューベック王国は生き残る事が出来るであろうか
※表紙イラストにメインヒロインアリシアをpicmo様で作成しています。
文字数 320,478
最終更新日 2024.10.26
登録日 2023.12.30
友人のアリシアに婚約者のアレックスを奪われたエレノア。
彼女はアリシアの目的に気が付き、彼女からアレックスを取り戻す決意をする。
文字数 20,645
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
文字数 14,105
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
14歳になったとき、親から話があると言われた。ずっと憧れていたヒイロ・レンブリッツ伯爵と婚約が決まったのだ。
彼に相応しい女性になる。彼の輝くような容姿に並び立つために、自分を磨く。彼を温かく迎えてあげるために、花嫁修行にも力を入れた。
そして、結婚式当日――
「君と幸せになる未来が見えない。そもそも、僕はこの結婚に反対だったんだ。僕には好きな人がいる。その人となら幸せになれると思う。すまないが、婚約を解消して欲しい」
優しい笑顔を浮かべる彼の横には知らない女性。私なんかよりもずっと可愛く……綺麗で……。
婚約破棄なんて受け入れたくない。でも、理解しなければ。
頭がおかしくなりそうなほどの衝撃で気を失ってしまった私は、目を覚ますと目が見えなくなっていた。
私は婚約破棄されて、盲目になってしまった女。他の貴族の笑い者だ。
そんな私を気遣って、家族は教会で働けるように声をかけてくれた。
貴族社会から離れた私は、目が見えないながらも頑張っていたら――
文字数 18,094
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23
女伯爵リオーネには呪いがかかっている。
結婚し、夫の死期に立ち会うと、妻である彼女も死んでしまうのだ。
そして数日前に逆行転生し、夫を救えないまま、リオーネだけは助かり新しい人生を送る。
過去に三人の夫と死別し、彼らを救えない現実に生きることを諦めた未亡人、女伯爵リオーネ。
父親の命令で参加した皇帝陛下主催のお茶会で、傷心のリオーネの前に現れたのは傲岸不遜な公爵令嬢ミネルバだった。
横暴な性格のミネルバは身分の違いを嵩に着て、年上のリオーネをいじめにかかる。
「再婚できない未亡人なんかここには相応しくないわ、出て行きなさい。未亡人!」
その振る舞いを見た帝国の冷血皇弟と噂に名高いライオネルは横暴なミネルバから、リオーネを庇うのだった。
「殿下、私などを庇われては、お名前に傷がつきます! いい加減にしなさい、そのような無礼な振る舞いは許しませんよ!」
しかし、逆にそう言い、横暴なミネルバから咄嗟にライオネルを庇うリオーネ。
他人の優しさに触れたことのなく、心を閉ざして生きてきたライオネルは、リオーネの純粋な忠誠心に感銘を受ける。
利用しようとする者ばかりがいる宮廷で孤独だったライオネルは、リオーネに亡き母親の面影を抱いていた。
「……リオーネの逞しさが必要だ。僕は呪われた運命に立ち向かえる気がする」
少しずつ心を通わせていく二人は、ミネルバたち反皇帝派が引き起こす騒動に巻き込まれていく。
問題解決にあたるなか、リオーネの受けた呪いが事態を解決すると判明して……?
互いに支え合うことで、二人の心の傷が癒されていく。
他の投稿サイトにも、掲載しております。
文字数 61,391
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.19
私──セレスティア・リオンタリが暮らしているリオンタリ子爵家には姉が三人いる。養子に入った私とは血がつながっていない姉たちだ。身寄りのない私を拾ってくれたリオンタリ夫妻はとても優しくて、いつも私によくしてくれる。それをよく思わなかったのか、毎日のように三人の姉から嫌がらせを受けていた。それでも、夫妻の実子である彼女達のことを悪く言ってしまうことで──夫妻に悲しい思いをさせたくない。そう思った私は、その事実を伝えずに耐え続けていた。
そんなある日──近々開催されるパーティーの招待状を届けるついでに夫妻へと挨拶をする為と言って、ダルエス公爵家の御令息である、テオドール・ダルエス様がこの家を訪れる。
いつものように庭仕事を行っている私を見ながら、夫妻と何かを話している様子の彼は……話し終えたと同時にこちらへと歩いてくる。次の瞬間には何故か彼が、私に一目惚れをしたと婚約を申し込んできた。
しばらくしてダルエス家で暮らすこととなって緊張していた私は、夫妻と別れるのは寂しいけど──三人の姉から受けていた嫌がらせがなくなる……そう思うと、気持ちが楽になった。しかし、本当の地獄はここからだった……
文字数 15,410
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23