イケメン小説一覧
「僕のモノになってください」
首輪を持った少年はそう言ってレオンに首輪をつけた。
レオンは人に誇れるような人生を送ってはこなかった。だからといって、誰かに狙われるようないわれもない。
ストーカーに悩まされていたレオンはある日、ローブを着た不審な人物に出会う。
逃げるローブの人物を追いかけていると、レオンは気絶させられ誘拐されてしまう。
マルセルと名乗った少年はレオンを誘拐し、痛めつけるでもなくただ日々を過ごすだけ。
そんな毎日にいつしかレオンは安らぎを覚え、純粋なマルセルに毒されていく。
近づいては離れる猫のようなマルセルと、囚われたレオンのラブロマンス。
文字数 11,526
最終更新日 2024.07.07
登録日 2024.04.28
【本編は完結。番外編が連載中です】
人柱により国を治めてきた人間界と、
そんな国のトップと戦う冥界の日常を描いています。
冥界もマルシェでお金を稼ぎ、
妖怪、幽霊作家とともに冥界で暮らす資金を集めています。
ただ働きで下界(人間界)の悪霊を退治し、
神殺しをする人間に天罰が下り始めた後半からの続きは、
番外編で少し触れていますのでお読みいただければと思います。
冥界、死神、人間、幽霊、妖怪………が蠢く世界。
物語の国は人々の負の感情から悪霊に覆われ、
冥界に所属する特例達は彼らの為に死んでもなお働いています。
地震による大災害や儀式など、
途中より少しキツイ内容が含まれますが、
それ以外は全体にほのぼのとした冥界スローライフです。
物語は一応完結していますが、
国民の感情問題の為、
この国がどう転ぶのかまでは描かれていません。
可愛いチビ妖怪が登場することで、
子供に振り回される大人達の姿も描いているので、
儀式などの表現も柔らかくしています。
第一部は主人公たちの紹介がメインです。
核心に触れた話は第二部からになります。
第八部で一つの物語の流れが終わり、
第九部から新たな戦いの物語になります。
ざまあでも貴族でも恋愛でもないので、
そういう物語が好きな方向きではありません。
皆さんの大切なお時間を少し頂戴して、
現代ファンタジーとして、
読んでいただけたら嬉しいです。
*この物語はフィクションです。
実在の人物や団体、地名などとは一切関係ありません。
八雲翔
文字数 773,129
最終更新日 2024.07.07
登録日 2024.04.06
秋山貴哉の頭悪し口悪しのヤンキーは今回も健在だ。今までいろんな面倒な事にぶつかって来た貴哉は馬鹿なりに持ち前の天然さと適当さで周りの協力もあって無事解決?して来た。
もう無遅刻無欠席を維持しなくてはならないのは当たり前。それに加え、今度はどうしようもない成績面をカバーする為に夏休み中も部活に参加して担任が認めるような功績を残さなくてはいけない事になり!?
夏休み編突入!
こちらはいつもより貴哉総受けが強くなっております。
青春ドタバタラブコメディ。
BLです。
今回の表紙は、学校一のモテ男、スーパー高校生の桐原伊織です。
こちらは3rd seasonとなっております。
前作の続きとなっておりますので、より楽しみたい方は、完結している『どいつもこいつもかかって来やがれ』と『どいつもこいつもかかって来やがれ2nd season』を先にお読み下さい。
貴哉視点の話です。
※印がついている話は貴哉以外の視点での話になってます。
文字数 236,359
最終更新日 2024.07.07
登録日 2024.05.18
女神に感謝を捧げる儀式が行われる庭園で王太子から突然言い渡された婚約破棄。
「オフィーリア、お前との婚約を破棄して、真の聖女であるエミリア嬢を新たな婚約者とする!」
公爵令嬢のオフィーリアは、先祖返りのリス獣人として生まれた。獣人抑制薬を飲んでいた副作用で、幼女のまま成長していない。そのことを王太子と義妹に蔑まれ、狼が治める獣人国に元聖女として嫁がされることに。
見た目を気にするオフィーリアに、狼陛下は獣人抑制薬を止めれば成長すると告げる。更に、オフィーリアが本物の聖女で、番だと宣言。
「妻を抱っこするのは、ベスティエ国では普通だ」
「俺の妻はとても愛らしいな」
見た目に自信のないオフィーリアが、狼陛下に優しく見守られ、ゆっくり愛を育むハッピーエンドストーリーです。
*イラストはみこと。様と夏乃様に描いていただきました
*小説家になろうに投稿しています
文字数 8,762
最終更新日 2024.07.06
登録日 2023.08.31
この国【ゲルスナー】は幼少の頃から教会の神官たちが全国を探し回り『大聖女』の素質を持った子供を探す。
そんな中とある貧しい農家の娘が選ばれた。名前をオフィーリアと言い、豊かな金色の髪を靡かせた聡明な青い瞳を持つ娘であった。
もちろん教会は集めたのはオフィーリアだけではなく、その他の娘たちも集められた。
しきたりにより教会での厳しい修行が行われるが実際には貴族の娘たちはほとんど修行をせず、治療に来た男たちを結婚相手として物色するばかり。
教会も内部は腐敗が進んでおり、『大聖女』の地位をお金で買おうとしていた伯爵家の娘に与える方向で話が進んでいた。
伯爵家の娘の影になって生涯その身を捧げよとオフィーリアに圧力をかける神官長。
そんな折、伯爵家の娘がオフィーリアを妬んだことから伯爵自らオフィーリアを折檻死させてしまった。
案ずることはないと伯爵は娘に諭し、死んでしまったオフィーリアの魂を甦らせようとするが・・・・
文字数 18,358
最終更新日 2024.07.06
登録日 2023.05.05
名門公爵家の出身トスカーナと婚約することになった令嬢のエリザベート・キンダリーは、ある日トスカーナの不倫現場を目撃してしまう。怒り狂ったキンダリーはトスカーナに復讐をする?
文字数 20,043
最終更新日 2024.07.06
登録日 2024.06.30
不遇な少年時代を送ったせいで闇落ちし、勇者に殺されるという運命を辿った推し(ゲームのラスボス)。
そんな推しが少年時代を過ごした牢獄と、推しの死に嘆き苦しむ強火モンペファンの自宅押し入れが繋がった。なんで?
理屈は何も分からないけど、凍えて飢えて苦しんでいる推し(少年のすがた)(ベリベリキュート)が目の前にいるんだから思いっきり貢いで愛でて、なんなら原作で仕入れた情報を吹き込んで、悲しいラスボスなんかじゃなく健やかハッピーなイケメンに育て上げるしかないな……と好き勝手やっていたら、死にかけていた推しはすくすくラスボス系美丈夫に育ったし、周りの人にはなんか気まぐれで未来予知をしていくすごい神様扱いされていた社畜お兄さんの話。
♢♢♢♢
ラスボス系美少年(成長します)×黙ってれば美人系メンタルムキムキ強火モンペファンのお兄さん
推しを養いたい、推しの幸せを一番近くで見たい、推しの望むもの全てをあげたい。そんなお兄さんが、気がついたら自分の人生丸ごとあげちゃうまで……を書く予定です。
どうか深く考えずに読んでください。
ざまぁ展開はほぼない。R展開もだいぶ後。
他サイト様にも公開しています。
ブクマ、感想などいつもありがとうございます。
文字数 218,938
最終更新日 2024.07.05
登録日 2023.09.13
平凡なOLの私はある日、事故にあって死んでしまいました。目が覚めるとそこは知らない天井、どうやら私は転生したみたいです。
生前そういう小説を読みまくっていたので、悪役令嬢に転生したと思いましたが、実際はストーリーに関わらないただの女子生徒Aでした。
絶望した私は地味に生きることを決意しましたが、なぜか攻略対象の王子様や悪役令嬢、更にヒロインにまで溺愛される羽目に。
しかも、私が聖女であることも判明し、国を揺るがす一大事に。果たして、私はモブらしく地味に生きていけるのでしょうか!?
文字数 56,701
最終更新日 2024.07.03
登録日 2024.07.01
<最終章完結しました!ただいま番外編を随時更新中です!>
これにて本編完結となります。
今まで読んで頂きありがとうございます!
これからは番外編を随時更新していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします♫
<あらすじ>
中学を卒業した日、花村 柊は母親に捨てられた。
生きるために一生懸命働いていたが、ある時事件が起きて仕事をクビになってしまう。
疲れ果てた柊が公園のベンチでうたた寝をしているうちに知らない世界へ迷い込んでしまった。
そこで出会ったのはイケメンの公爵さま。
事情を話すと彼の秘書として雇ってもらうことに…。
しかし、公爵さまには別の思惑があって…。
紆余曲折を経て恋人になった柊と公爵フレッドはあるものを探しに王都へ。
ところが王城でとんでもないことに巻き込まれて……。
R18には※付けます。
第一章 出逢い〜両想い編 完結
第二章 恋人編 完結
第三章 王都への旅〜王城編 完結
第四章 王城 過去編 完結
第五章 王城〜帰郷編 完結
最終章 領地での生活編 完結
別視点で交互に話が進みます。
文字数 1,744,899
最終更新日 2024.07.03
登録日 2022.03.27
普通の家庭で育った恵美。しかし恵美は双子だったのだ。
突然連れてこられたお屋敷には天使と悪魔?神のお告げとはどういうことなのだろうか。
戸惑う恵美の運命は…。
神宮寺 恵美…お嬢様 早乙女 隼人…天使(執事) 龍崎 圭吾…悪魔(執事)
文字数 31,968
最終更新日 2024.07.01
登録日 2024.06.18
とある世界。
シディル国の国立アカデミーの新入生である公爵令嬢アルカナ・アルフェジアは、大変憂鬱だった。
魔力のある者は必ず「七色」に分類されるはずが、自分は「色無し」だからだ。
理由がわからないままアカデミーで落ちこぼれとして生活するアルカナ。
だが、アルカナには秘密があった。
(私は無色。無色という色であり、無色の魔法が使えること―――)
自分は何者なのか。そもそも「色分け」はなぜ存在するのか。
自身の謎を追っていると、突然皇太子が接触してして、取引を持ちかけてきて…?
ちょっと特別な人たちが、問題解決に帆走しながらも自身の謎を解き明かす、ファンタジーラブ。
文字数 13,823
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.06.22
伯爵令嬢リアーナは、婚約者であるフランシス王子から婚約破棄をされる。それを助けてくれたのは隣国の皇子レヴィンだった。
大好きな婚約破棄ものと同じ展開に期待するリアーナは、そのことを黒猫獣人の執事セリクに言うのだが、セリクはいい顔はしなかった。
そしてリアーナはレヴィンに部屋に来るように誘われて……。
*この作品は他サイトにも投稿しています
文字数 8,398
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.06.29
間宮夏樹は男子校に通う高校生。
眉目秀麗でとても綺麗な顔立ちをしているが自覚は無く、中身は普通に男。だが、幼少期から周りに綺麗とか可愛いとか言われているから多少そうなのかと思っている節もある。
そんな夏樹は新学期、誰もが振り返るイケメンの和久井律と隣の席になり、夏樹の青春物語は始まる。
今までに経験した事のない初恋や、幼馴染との亀裂、自分とは全く異なる家庭環境に居る恋人など、夏樹を待ち受ける壁は次から次へと現れていく。
自分に有るもの、無いものはなんなのか。
少年たちがそれぞれ抱える悩みや不満などがぶつかり合いながら流れていく青春ラブストーリー。
B Lです。
スーパーイケメン×美少年
文字数 115,035
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.02.22
これは母親に何か書いてみてと頼んで書いてもらった作品です。
母親から許可をもらったので投稿しました。
更新は母がなにか書いてくれた時に出来ます
文字数 50,579
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.04.01
戦闘狂な麗しい夫は、別居妻に愛想を尽かされたまま、浮気疑惑をかけられたまま亡くなった。遺品の整理をする妻は、片付けを進めていくうちに、亡き夫の新たな発見をしていく。
遺品の中にあるのは、何なのか。
*不定期更新です
*直接的な性描写はありませんが、性的な表現がある場合は『*』を副題に付けます
文字数 4,992
最終更新日 2024.06.26
登録日 2023.09.04
なろうより転載してきました。ボディシェアという独自設定あります。
いわゆる美貌を持って生まれた人は体を一時的に人に貸すことができるシステムです。現代ではまだ概念のお話ですが、この世界では当たり前にレンタルできることになっています。まあ、そんなの関係なしに三角関係の恋愛ものとしてお読みください。
文字数 144,759
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.23
文字数 141,295
最終更新日 2024.06.26
登録日 2019.03.21
前世の記憶を持つフェリシアはルームメイトのジェシカと細々と暮らしていた。流行り病でジェシカを亡くしたフェリシアは、彼女を探しに来た人物に彼女と間違えられたのをいい事にジェシカになりすましてついて行くが、なんと彼女は公爵家の孫だった。
正体を明かして迷惑料としてお金をせびろうと考えていたフェリシアだったが、それを言い出す事も出来ないままズルズルと公爵家で暮らしていく事になり…。
文字数 158,868
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.03.15
俺は高所転落で15という若さで死んでいた。
なぜ俺が高所転落をしたのかは分からないが、薄れる感覚の中で「あぁ、●●は元気かいな……」とつぶやいた後すぐに息を引き取った。
そしてその後なぜか分からないが息を吹き返したと思ったら良く見知った顔が俺の前にあったのだった。
そこから俺の運命の歯車は謎の音を鳴らしながらどんどん泥沼の底へと引きずり込んでいくのだった……
そして俺はその引きずり込む何かには逆らえない、そんな運命が俺を少しずつだが壊していくのであった……
文字数 2,586
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.06.21
「見とれてたんだ……。あんな虫ケラに好き放題、血ぃ吸わせてやってる先生が無防備で……で、すごくエロかった」
クーラーが壊れた、うだるような暑さの真夏の一室。
家庭教師のバイト中なのに、無遠慮に見つめてくるユウキ君の視線が……わたしをじわじわと追い詰めていく。
文字数 10,053
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.06.23
魔法が使えない伯爵令嬢セレスティアには美しい双子の妹・イノーラがいる。
国一番の魔力を持つイノーラは我儘な暴君で、セレスティアから婚約者まで奪った。
「もう無理、もう耐えられない!!」
イノーラの結婚式に無理やり参列させられたセレスティアは逃亡を決意。
「セラ」という偽名を使い、遠く離れたロドリー王国で侍女として働き始めた。
そこでセラには唯一無二のとんでもない魔法が使えることが判明する。
猫になる魔法をかけられた女性不信のユリウス。
表情筋が死んでいるユリウスの弟ノエル。
溺愛してくる魔法使いのリュオン。
彼らと共に暮らしながら、幸せに満ちたセラの新しい日々が始まる――
※他サイトにも投稿しています。
文字数 106,528
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.05.26
*あらすじ
この世界はΩにとっては生きづらい世の中だ。
山瀬は代々αの名門と言われ、優れたαを生み出してきた。そんな中、Ωの子どもが産まれた。
そんな彼の名前は【陸】しかし使用人ですら陸の面倒を見る者は限られていた。
名門αの異物として扱われてしまう。
教養のため学校は高校から通わせたが世にも珍しいΩをβは気に食わなかった。
そして進学校にはαが2人いた。それだけでも珍しいことなのにΩが加わりどう進展していくのか。
続きは本編にて…………
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★作品を書こうと思ったきっかけ
オメガバース作品でなにか~と考えたときにΩとα2人の番っていいなぁなんて呑気に考えたのがきっかけです。
どう展開していくのかお楽しみ頂けたら幸いです!
※性描写多く含みます。
※文章の無断転載禁止。
※オメガバース
※暴力・虐待表現あり
※異物表現あり
★お知らせ
DLsiteにて再編集した小説の販売を開始しました~
こちらでは試し読みになります!
Twitter、noteにて内容をUPしているのでぜひ確認してみてください!
文字数 6,437
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.06.05
王立学園の卒業パーティーで婚約者であるラインハルト侯爵に婚約破棄を告げられたフィーナ。
愛する人に裏切られた絶望から、塔から飛び降りる。しかし、フィーナが目を覚ますと、そこは知らない部屋。「ここは……」と呟くと、知らない男性から声をかけられる。彼はフィーナが飛び降りた塔の持ち主である伯爵で、フィーナは彼に助けられたのだった。
伯爵はフィーナに、自分と婚約してほしいと告げる。しかし、フィーナはラインハルトとの婚約が破棄されたことで絶望し、生きる気力を失っていた。「ならば俺がお前を癒そう。お前が幸せでいられるよう、俺がお前を守ってみせる」とフィーナを励ます伯爵。フィーナはそんな伯爵の優しさに触れ、やがて二人は惹かれあうようになっていく。
文字数 49,697
最終更新日 2024.06.22
登録日 2024.06.20
母親が亡くなり、父親の遣いを名乗る者が訪ねてきて貴族の邸宅に引き取られることになったソフィア。
戸惑いながらも、会ったことのない家族との生活に期待を膨らませていた。
そんなソフィアの心を、父と義姉の容赦ない罵声が打ち砕く。
「おまえはここで死ぬまで働くのだ!」
「邪魔よっ。あなたの顔を見ると虫唾が走るわ」
不遇な境遇の中から逃げ出そうともがき、
初めて人の優しさに触れるソフィア。
幸せを夢見るソフィアが幸せを掴むまで。
暴力シーンや襲われそうになるシーンあります。苦手な方はお気をつけ下さい。R指定は念の為です。
時々文章改稿や、追加しています。
ご容赦ください
第二部完結しました
文字数 99,566
最終更新日 2024.06.22
登録日 2021.06.01
イケメンカリスマ美容師と内気で地味な書店員との、甘々溺愛ストーリーです!
どうぞお楽しみいただけますように。
〈あらすじ〉
加藤優紀は、現在、25歳の書店員。
東京の中心部ながら、昭和味たっぷりの裏町に位置する「高木書店」という名の本屋を、祖母とふたりで切り盛りしている。
彼女が高木書店で働きはじめたのは、3年ほど前から。
短大卒業後、不動産会社で営業事務をしていたが、同期の、親会社の重役令嬢からいじめに近い嫌がらせを受け、逃げるように会社を辞めた過去があった。
そのことは優紀の心に小さいながらも深い傷をつけた。
人付き合いを恐れるようになった優紀は、それ以来、つぶれかけの本屋で人の目につかない質素な生活に安んじていた。
一方、高木書店の目と鼻の先に、優紀の兄の幼なじみで、大企業の社長令息にしてカリスマ美容師の香坂玲伊が〈リインカネーション〉という総合ビューティーサロンを経営していた。
玲伊は優紀より4歳年上の29歳。
優紀も、兄とともに玲伊と一緒に遊んだ幼なじみであった。
店が近いこともあり、玲伊はしょっちゅう、優紀の本屋に顔を出していた。
子供のころから、かっこよくて優しかった玲伊は、優紀の初恋の人。
その気持ちは今もまったく変わっていなかったが、しがない書店員の自分が、カリスマ美容師にして御曹司の彼に釣り合うはずがないと、その恋心に蓋をしていた。
そんなある日、優紀は玲伊に「自分の店に来て」言われる。
優紀が〈リインカネーション〉を訪れると、人気のファッション誌『KALEN』の編集者が待っていた。
そして「シンデレラ・プロジェクト」のモデルをしてほしいと依頼される。
「シンデレラ・プロジェクト」とは、玲伊の店の1周年記念の企画で、〈リインカネーション〉のすべての施設を使い、2~3カ月でモデルの女性を美しく変身させ、それを雑誌の連載記事として掲載するというもの。
優紀は固辞したが、玲伊の熱心な誘いに負け、最終的に引き受けることとなる。
はじめての経験に戸惑いながらも、超一流の施術に心が満たされていく優紀。
そして、玲伊への恋心はいっそう募ってゆく。
玲伊はとても優しいが、それは親友の妹だから。
そんな切ない気持ちを抱えていた。
プロジェクトがはじまり、ひと月が過ぎた。
書店の仕事と〈リインカネーション〉の施術という二重生活に慣れてきた矢先、大問題が発生する。
突然、編集部に上層部から横やりが入り、優紀は「シンデレラ・プロジェクト」のモデルを下ろされることになった。
残念に思いながらも、やはり夢でしかなかったのだとあきらめる優紀だったが、そんなとき、玲伊から呼び出しを受けて……
文字数 118,935
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.01.28
公爵家の令嬢として生まれたアリアは、この家の次女である。清楚で可愛さと綺麗が混じったような容姿で性格は控えめで優しく思いやりもある。みんなに慕われていた。それとは反対に長女ジュリアは我儘に育ち両親もバカが付くほど可愛がっていた。金遣いも派手で自分が1番綺麗で異性は当たり前のように振り向くと思っていた。ジュリアは容姿は派手で美人だから皆んなに口説かれる。見合い話も来ていた。社交界だけでは素を出さないでいた。自分が気に入った紳士たちは次々と床を共にして遊んでいる。性格も自分の思い通りにいかないと気にくわないし、特に次女のアリアには罵倒を浴びせている。服で見えない部分はジュリアの暴力行為で傷だらけだった。家族とこの家に支える人たちしか本当の事はしらない。皆んな止められないでいた。両親はジュリアの味方しかしない。
文字数 13,063
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.06.18
もしも猫がいない世界に転生したら…どうする?テレシア・ポムエットは猫を助けて亡くなった女子高校生の記憶を持ちながら異世界で誕生してしまった。なぜ異世界と分かったかって、獣人がいて魔法がある猫のいない世界だったから。
産まれ変わってから、また猫と暮らせることを楽しみにしていたのに……猫がいないなんて。偶然保護した猫耳の男の子をきっかけに、猫に似た獣人と関わっていくことに。
「お前……! 俺を買い取って何が目的なんだ!」
「ね、ねこしゃん、テレシアとお友達になって!」
「……はっ?」
新たに得た立場を利用し目指すは獣人が幸せに暮らせる世界!
【いいね何よりのやる気スイッチです!スイッチオン感謝します】
文字数 178,919
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.05.07
正論パンチでヒロイン(笑)を改心させるお話。
ざまぁあり、多分ヒロインは改心し始めたはず、取り巻きはヒロインがなんとかして欲しい。
ご都合主義のSS、とりあえずハッピーエンド。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,756
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.06.20
「ステラには婚約を、財政の関係でしてもらうことが出来ない。──すまないな」
「……え?」
頭を下げた伯爵である父を、私はぼうっと眺める。今、父は何て言った?
婚約できない? それって、このまま独身でいろってこと──?
(たしかに、私の家には子供が六人もいる。でも、なんで私だけが我慢しなくちゃいけないの?)
これまで私──ステラは、魔法が一家の中で唯一使えないから、つらい思いをたくさんしてきた。なのに、今度は結婚もあきらめろ?
ふざけないでほしい。
結婚しない貴族令嬢なんて、この世界に一人もいない。これだけで、いかに貴族にとって結婚が重要なのか分かるだろう。
それを、お金がないから〜と軽く言われては困る。
(しょうがない、ね)
今までは育ててくれたことに感謝して、精一杯家族のために頑張ってきた。
──でも。
どうやら、それは意味をなさなかったらしい。
ステラは決めた。長年夢だった──でも家族のために諦めていた、スイーツショップを開こう。
そして、たくさんお金が貯まったら。
どこかの家に嫁いで幸せに暮らそう、と。
まだこの時のステラは、知らない。
この選択は後に大成功しただけでなく、ある素敵な出会いをもたらす、ということを。
文字数 18,951
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.05.30
公爵令嬢のセラフィーナには生まれつき前世の記憶があったが、覚えているのはくだらないことばかり。
そのどうでもいい知識が一番重宝されるのが、余興好きの国王が主催する夜会だった。
毎年余興の企画を頼まれるセラフィーナが今回提案したのは、なんと「借り物競争」。
もちろん生まれて初めての借り物競争に参加をする貴族たちだったが、夜会は大いに盛り上がり……。
気付けばセラフィーナはイケメン王太子、アレクシスに借りられて、共にゴールにたどり着いていた。
果たしてアレクシスの引いたカードに書かれていた内容とは?
意味もなく異世界転生したセラフィーナが、特に使命や運命に翻弄されることもなく、王太子と結ばれるお話。
とにかくツッコミどころ満載のゆるい、ハッピーエンドの短編なので、気軽に読んでいただければ嬉しいです。
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
小説家になろう様への投稿時から、タイトルを『借り物(人)競争』からただの『借り物競争』へ変更いたしました。
文字数 31,944
最終更新日 2024.06.18
登録日 2023.12.01
親友のなっちゃんこと結城那智(ゆうきなち)とその恋人麻生怜司(あそうれいじ)のふたりを一番近くで応援する、ゆっここと平木綿子(たいらゆうこ)のちょっと不思議な日常のお話です。
2024.6.18. 完結しました!
☆ご注意☆
①この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは 一切関係ありません。
②タイトルに*がつくものは、年齢制限を含む文章表現がございます。
背景にご注意ください。
文字数 83,647
最終更新日 2024.06.18
登録日 2024.04.28
主人公、つるペタ、黒髪ツインテール、引き籠もりボッチの青山 幼女(あおやま ろり)、16歳が神様からギフトを授かり異世界に転移して、夢と野望を叶える話。
夢は家をロボットにして敵と戦わせる事。
野望は……花や、虫、様々なシリーズの人形ロボットを作りメカニカル帝国を起ち上げること。
ボッチで人見知りの幼女は、異世界で最弱のイケメン貴族と出逢い、友達になり徐々に恋していく。
文字数 3,042
最終更新日 2024.06.17
登録日 2024.06.17