物語小説一覧
文字数 14,826
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.12
月から地上に降りた人々が祖となったいう、謎の遊牧民族「月の民」。聖域である竹林で月の民の翁に拾われた赤子は、美しい少女へと成長し、皆から「月の巫女」として敬愛を受けるようになります。
竹姫と呼ばれる「月の巫女」。そして、羽と呼ばれるその乳兄弟の少年。
二人の周りでは「月の巫女」を巡って大きな力が動きます。否応なくそれに巻き込まれていく二人。
でも、竹姫には叶えたい想いがあり、羽にも夢があったのです!
ここではない場所、今ではない時間。人と精霊がまだ身近な存在であった時代。
中国の奥地、ゴビの荒地と河西回廊の草原を舞台に繰り広げられる、竹姫や羽たち少年少女が頑張るファンタジー物語です。
物語はゆっくりと進んでいきます。(週1、2回の更新) ご自分のペースで読み進められますし、追いつくことも簡単にできます。新聞連載小説のように、少しずつですが定期的に楽しめるものになればいいなと思っています。
是非、輝夜姫や羽たちと一緒に、月の民の世界を旅してみてください。
※日本最古の物語「竹取物語」をオマージュし、遊牧民族の世界、中国北西部から中央アジアの世界で再構築しました。
文字数 760,408
最終更新日 2025.01.20
登録日 2018.04.21
所属していた暴走族のリーダー格だった塚本弘平は、毎日喧嘩三昧だった。
そんな彼は、ある事件をきっかけに更生を誓うようになる。
文字数 10,129
最終更新日 2025.01.17
登録日 2025.01.12
寂れた田舎の北町にある北中学校には、都市伝説が1つ存在する。それは、「夜の理科棟に行くと、幽霊たちと楽しく話すことができる。ずっと一緒にいると、いずれ飲み込まれてしまう」という噂。
斜に構えている中学2年生の有沢和葉は、友人関係や家族関係で鬱屈した感情を抱えていた。噂を耳にし、何となく理科棟へ行くと、そこには少年少女や単眼の乳児がいたのだった。
文字数 10,947
最終更新日 2025.01.14
登録日 2024.12.31
時給一万円の文学祭。
「一時間で書き上げた文章、優勝したら一万円」。
テーマに沿って一時間で書いて出す!
全て一時間で書き上げるアンソロジー(になる予定)。
必然的に、一話は短め。
文章は読みやすく、さらっといけます。
文学祭が開催される時期だけの不定期更新。
文字数 5,269
最終更新日 2024.12.08
登録日 2024.05.30
文字数 11,649
最終更新日 2024.11.26
登録日 2019.11.05
文字数 48,924
最終更新日 2024.11.22
登録日 2023.08.01
高校二年生の荒屋敷秋壱は部活も入らずに孤独な学校生活を楽しんでいた。そこに同級生の葦附千春が部活を作ろうと話を持ち掛ける。他クラスの古城瑠夏も加わり、流れで部活を作ることになってしまった荒屋敷。しかも部活動の内容は、ただ気になることを皆んなで話し合うだけだという。
だがいざ話し合いが始まると、思いの外真剣になってしまい、いつの間にか仲間との絆が深まりつつ、自分の人生が豊かになる充実感を知っていく。
文化研究の名の下に、世間の様々な問題を浅く話し合うだけの学園日常ストーリー。
文字数 58,059
最終更新日 2024.11.15
登録日 2024.10.09
明日がこなかったら、どうなってしまうの?
明日を盗んだ泥棒さんと、明日がこなくなった街の人たち。
いったいどうなってしまうのでしょう?
文字数 1,420
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.11.13
僕の住む街で出会った、旅人さんの話。
物語というか、絵本風なのを作ってみたくて!!
絵本を読み聞かせているのを声劇内でできるかなぁと思い…しかしまだまだ未熟者の自分にはできず…
絵本の中身を考えるのがとても難しい…( ゚Д゚)ワァァァ
個人的には、絵本=メッセージ性のある内容、最後に何かを比喩を使って訴えるというイメージかなぁ…
性別不問、語尾の変更、セリフの増減アドリブokです。
お好きにアレンジどうぞ。
動画・音声投稿サイトに使用する場合は、使用許可は不要ですが一言いただけると嬉しいです。
大変喜びます。
自作発言、転載はご遠慮ください。
著作権は放棄しておりません。
使用の際は作者名を記載してください。
性別不問、内容や世界観が変わらない程度の変更や語尾の変更、方言等構いません。
文字数 333
最終更新日 2024.11.09
登録日 2024.11.09
私はその夜、恐怖に震えながらもいつものようにお湯を沸かし、就寝薬を入れてベッドに入った。
しかし、それが四つ葉ハイツの秘密に触れる瞬間であることを、私は知る由もなかった。
文字数 4,169
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.11.01
昔々、ある村に桃から生まれた若者、桃太郎がいました。彼は心優しく、強い正義感を持ち、村人から慕われる存在でした。ある日、村を襲って人々を苦しめていた鬼たちの話を聞いた桃太郎は、自ら鬼ヶ島に赴き、悪しき鬼たちを退治する決意をします。
旅支度を整える桃太郎の元に、老いたお婆さんがひっそりとした顔でやって来ました。「桃太郎や、お前の道中に役立つかもしれんと、これを作ったんじゃよ」と差し出されたのは、柔らかく甘い香りを放つ丸い団子──そう、きびだんごでした。
「ありがとう、お婆さん!これを持っていけば、元気が湧いてくるに違いありません。」桃太郎はそう言ってにっこりと笑い、きびだんごを懐にしまいました。そして、静かに村をあとにしました。
文字数 1,936
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.11.01
闇バイト、よりも、相当に、ヤヴァかった、ゲームの、ソフト指し「将棋ソフト使用による対人相手にソフトの強さを使用して俺つえーを再現する」やゲームの最悪な世代
文字数 1,455
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.11.01
いままでずっと、寝てたのに、またこうして寝るの
「眠り続ける彼女」
彼女が最後に目を覚ましたのは、いったいいつだったのか。私にはもう、その日付さえ曖昧だ。最初はただの昼寝だった。少し長めの昼寝のつもりで、彼女は柔らかな枕に頭を沈め、瞼を閉じた。それがいつの間にか数時間となり、気がつけば数日、そして数ヶ月。医師たちは何度も診察を重ねたが、彼女の眠りを妨げることはできなかった。眠り続ける彼女を、私はただ見守ることしかできなかったのだ。
文字数 1,318
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.11.01
29歳の西野美咲は、仕事も恋愛も人生もうまくいかない「どん底」状態。小さな会社で過剰な残業に追われ、付き合っていた彼氏からも突然の別れを告げられる。自信を失い、自分には何も取り柄がないと感じていた美咲だが、ある日、ひょんなことから有名なファッション業界のパーティーに招待されることに。そこには、美咲が憧れていた業界の大物や、成功を収めたエリートたちが集まっていた。
パーティー会場で出会ったのは、若手デザイナーとして頭角を現している柊一樹。彼は美咲のセンスに目を留め、何気なく発した言葉が、彼女の運命を大きく変えることに。「君、うちのプロジェクトに参加してみない?」その一言が、美咲の眠っていた才能に火をつけるきっかけとなった。
一度は自分の価値を見失っていた美咲だったが、デザインプロジェクトに携わるうちに次第に自信を取り戻していく。そして、ファッション業界という新しい舞台で、自分の道を切り開いていく決意を固める。どん底にいた彼女は、華麗な転身を遂げ、成功を手に入れるのか?
文字数 2,098
最終更新日 2024.10.05
登録日 2024.10.05
ADHDを抱える主人公、健二が日常生活の中で直面する困難や葛藤を描いた感動の物語です。一般の会社で働く健二は、幼少期から周囲との違和感や孤独感に悩まされてきました。周りの人々が普通にこなしていることが、彼にとっては大きな壁となって立ちはだかります。
物語は、健二が職場でプレゼンを成功させるところから始まります。自信を持ち始めた彼ですが、同僚とのランチや会議の中で再び浮かび上がる不安。人との距離感や会話のリズムが掴めず、自分だけが取り残されているような感覚に苛まれます。果たして、彼はこの見えない壁を乗り越え、自分を受け入れ、周囲との関係を築いていくことができるのでしょうか?
本作は、ADHDの特性を持つ人々の心情に寄り添い、共感を呼び起こす内容となっています。時にはつらく、時には笑いを交えながら、健二の成長と友情を描くことで、読者に希望と勇気を届けます。自分を受け入れ、前に進む勇気を与えてくれるこの物語は、同じような悩みを抱えるすべての人に贈るメッセージです。
健二が歩む道のりを通して、あなたも自身の「見えない壁」を乗り越えるヒントを見つけることができるかもしれません。どうぞ、健二と共に彼の旅を体験してください。あなたもきっと、心が温まる瞬間に出会えることでしょう。
文字数 18,545
最終更新日 2024.09.26
登録日 2024.09.25
並木冬子は、二十五歳。商社に勤務して三年のOLだったが、上司のセクハラに、耐え兼ねて退職した。
そんな不遇の冬子に、出版社の編集部に勤める叔父から、ある有望な作家の秘書をしてくれと依頼される。
迷う彼女だが、背に腹はかえられず引き受ける。
作家の名は、副島龍三。三十六歳。
長身で痩せていて、従姉妹だという美少女と車椅子の少年と暮らしていた。
しばらくして、龍三の大学時代の恋人だった、流行作家、冴島奈緒子も同居することになり、今まで会ったこともない他人同士が、一つ屋根に同居することによる様々な人間模様。
冬子の奮闘が始まる。
文字数 61,746
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.06.14
《ヒト・人》動物界‐脊索動物門‐哺乳網‐サル目‐ヒト科‐ヒト属‐ヒト種、別名"人間"ともいう。~~~~~~~~など様々なものを発展させ、かつて生物の頂点に立った。25XX年から存在は確認されておらず、絶滅したと考えるべきである。かつて生態系の頂点に君臨した生物が絶滅まで至る経緯と原因としては、、、
“ヒト”の知の保管場所、図書館とその近辺を生活エリアとし、ずっとそこで生活してきた二人。ある日、偶然手に取った本の最後のページに嘗て生物の頂点に君臨した"ヒト”に関する少し他のとは違った記述を発見する。その違いは彼らの脳内に強烈な疑問を与え、彼らから離れない。二人はその答えを見つけるために長年生活していた地を初めて離れ、旅に出る。そして、そこで彼らが出会うのは“ヒト”が生み出し、残した全て、伝説、神話、伝承、物語、、。彼らは、かつて“ヒト”が創造・空想・想像した世界を旅するーーー
文字数 4,623
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.08.28
工場街に住む、一人の男。ある日、普段通りに銭湯に向かうが、その帰り道、とんでもない瞬間を目にしてしまう。その男がとった行動とは__。
文字数 2,495
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.09.08
葉月(はづき)は、静寂に包まれた田舎の古い屋敷の前に立ち尽くしていた。都会の喧騒から逃れるようにしてこの場所に来たのは、心の休息を求めてのことだった。祖母が亡くなってからしばらくの間、屋敷は空き家のままだったが、葉月はここに住むことを決めた。久しぶりに訪れた屋敷の前で、彼女は戸惑いと懐かしさを感じていた。
古い木造の屋敷は、祖母が生きていた頃と変わらず威厳があり、その佇まいにはどこか温かさが残っていた。風に揺れる木々のざわめき、鳥のさえずり、そして遠くから聞こえる川の流れ。それらの音が葉月を包み込み、彼女はゆっくりと玄関の鍵を開けた。
玄関を開けると、ほんのりと懐かしい木の香りが漂ってきた。廊下を歩くたびに、床が軋む音が響き、葉月の心に過去の記憶が蘇る。祖母と過ごした日々、屋敷の中で遊んだ時間、そして祖母が語ってくれた数々の物語。葉月はひとつひとつの思い出を抱きしめるように、部屋を見て回った。
祖母との思い出
葉月の祖母、佳代(かよ)は、庭の手入れをこよなく愛していた。彼女はいつも庭で花を育て、その中で特に大切にしていたのが、夜に咲く青い花だった。祖母は、その花について何度も葉月に語ってくれた。
「この花はね、月の光を浴びて咲くのよ。夜になると静かに輝いて、私たちの大切な記憶を守ってくれるんだ。」
葉月はその言葉を覚えていたが、都会での忙しい生活に追われる中で、次第にその意味を忘れていった。仕事のプレッシャー、人間関係の摩耗、そんな日々が彼女をすり減らしていった。しかし、祖母が遺したこの屋敷と庭は、葉月にとって新たなスタートを切るための場所となった。
夜が訪れ、葉月は寝室の窓から外を見下ろした。満月の夜、庭は月光を浴びて幻想的に輝いていた。彼女はその光景に心を奪われ、無意識のうちに庭へと足を運んでいた。夜の冷たい空気が肌を撫で、葉月は深呼吸をしてその静けさを全身で感じ取った。
庭には色とりどりの花々が咲き乱れていたが、その中でひときわ目を引くのが、祖母が語っていた青い花だった。月光を浴びて静かに光を放つその花は、まるで葉月を誘うように輝いていた。葉月はゆっくりと花に近づき、その輝きに手を伸ばした。
文字数 1,246
最終更新日 2024.09.04
登録日 2024.09.04
本が大好きな小学5年生の加奈は、図書室でいつも学校に来ていない不良の陽太と出会う。
陽太に「どっか行け」と言われ、そそくさと本を手にとり去ろうとするが、その本を落としてしまうとビックリ!大好きなシンデレラがハッピーエンドじゃない!?
王子様と幸せに暮らすのが意地悪なお姉様たちなんてありえない!
そう思っていると、本が光り出し、陽太が手に持っていたネコが廊下をすり抜ける。
興味本位で近づいてみた瞬間、ふたりは『シンデレラ』の世界に入りこんでしまった……!
「シンデレラのハッピーエンドをとりもどさない限り、元来た場所には帰れない!?」
ふたりは無事、シンデレラのハッピーエンドをとりもどし元の世界に戻れるのか!?
文字数 45,356
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.26
「山の杜」の同舞台にて起きたスピンオフ作品です。
ある少女が子ぎつねを助けたことをきっかけに山の杜へと招待されます。
果たして少女の運命は?
文字数 5,476
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
宅配便の配達をしている僕の小学生の息子が学校でほとんど話をしていないらしい、と分かる。幼稚園の時は元気な子だったのに。夫婦で思い悩みつつ、内向的な性格を今も完全に克服はできていない自分自身の半生についても思いを巡らせる。
文字数 32,809
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.05.04