恋愛 ラブストーリー小説一覧
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件
恋人が、死んだ。
将来を誓い合った仲だった、大切な人だった、誰よりも、何よりも愛していた。
「きみ、異世界転生って知ってるかね?」
ちょっとした顔見知りのその少年は、そんな突拍子もないことを平然と私に訊ねてきた。
喪失感が消えぬまま彼女の墓の前で立ち尽くす私に、少年は言った。
「きみの恋人はね、異世界で新しい人生を一から始めたのだよ。こことは全く別の世界さ。――もし、きみがもう一度彼女に会える方法があるとおれが言ったら、きみはどうする?」
「きみはね、異世界転移をすればいいのだよ。彼女が転生したその異世界に。まあ、ルールはいくつかあるのだがね。まず第一に、きみはこの世界での立場を何もかも捨てなければいけない。別世界の人間になるのだからね。第二に、彼女にかつてきみと彼女が恋仲だったと知られてはならない。今の彼女にはこの世界の記憶がないわけだから。第三に、きみにはこの世界と同じく、異世界でも教職についてもらう。そして別世界の彼女はきみの生徒になる。だから大っぴらに彼女に迫ったりはできない。立場上ね」
俄かには信じ難い話を、少年は饒舌に語って。
そして、彼は意味深に笑った。
「以上を踏まえて、だ。きみ、異世界転移に興味はあるかね?」
「おれなら、きみの願いを叶えてあげられるのだよ」
「――なんたって、おれは、『神様』だからね」
普段の私なら、馬鹿馬鹿しいと一蹴していただろう。
それでも。
それでも最愛の存在を失った私は、彼が差し伸べて来た手を縋るように握って。
――愛する彼女に再び出会う為だけに、私は生まれ育った世界を簡単に捨てたのだ。
『貴方の隣で呼吸がしたい。』は死んで異世界転生した恋人に異世界転移で会いに行った主人公がヒロインをただひたすら想い続けるラブストーリーです。
※ヒロインの柊木小夜ちゃん含む大半の登場人物の設定は海月水母さん(@unatuki_minamo)にお借りしました。ありがとうございます!
文字数 12,310
最終更新日 2025.01.25
登録日 2025.01.02
10代の頃にアイドルを目指し、練習生として過ごしていたコトハはデビューもしていないというのに人気者となっていた。順風満帆だったはずのコトハの人生はあるとこがきっかけで崩れ落ち、夢をあきらめて故郷へとコトハは帰ってしまう。それから数年後、心の傷が癒えはじめたコトハは当時所属していた芸能事務所の社長から、指導者として芸能業界に戻ってこないかと声をかけられる。コトハは数年前の出来事がトラウマになりながらも夢を途中でやめてしまった後悔を払拭するためにも気持ちを決め上京する。しかし、それが悪夢の始まりだとはこの時のコトハは知るよしもなかった。
文字数 66,930
最終更新日 2024.11.10
登録日 2024.10.26
※恋愛短編集です※
「怠惰令嬢と毒舌執事の恋つれづれ」
名門貴族令嬢のセリアは自室でダラダラと過ごすことが大好きな怠け者。新しく雇われた執事のルナックは完璧な仕事ぶりだが、セリアの態度にはいつも辛辣な言葉を投げかける。お互いを煙たがりながらも、共に過ごす時間が増えていく。
「君がくれた星空」
不良の坂下陽斗が学校で暴れ、処分として天文愛好会への入部を命じられる。唯一の部員である野中美琴と出会い星空の美しさに魅了されていく。次第に心が通じ合う二人。しかし文化祭の準備中に美琴が倒れ…。
文字数 11,856
最終更新日 2024.11.09
登録日 2024.11.09
烈(いさお)はオンラインゲームで日常の息抜きを楽しんでいた。ある日、ゲーム内でカリスマ的存在の魔法少女『イチゴ』と出会い、二人は仲良くなり現実で会う約束をする。初対面の日、烈は一心(いちご)の家を訪れ、緊張と期待が入り混じる。現実の一心は自信がなく、コンプレックスを抱えていたが、烈は一心を可愛くする計画を提案し、一心も同意する。
一心の過去の回想では、いじめや自信喪失の経験が描かれ、ゲームが彼の救いとなった背景が明かされる。烈との出会いは一心にとって大きな意味を持つものだった。烈は一心の健康管理をサポートし、ダイエットや運動を通じて一心は少しずつ変わっていく。初めて努力の成果を感じた一心は自信を持ち始める。
加子(かこ)の助けを借りて美容ケアを始めた一心は、さらに自信を深め、烈との絆も強まる。礼男(れお)のファッションアドバイスでおしゃれな服を試し、新しい自分に驚きと喜びを感じる一心。周囲の反応も変わり、自信を深めていく。
初めての二人きりの外出で、一心はデートを通じてさらに自信をつけ、二人の関係は一層深まる。しかし、雪崩子(なでこ)が嫉妬し妨害を試みる場面も描かれる。最終的に、烈は一心に自分の気持ちを伝え、一心もそれに応え、二人は正式に付き合い始める。未来への希望と幸せが描かれるエンディングとなる。
文字数 6,554
最終更新日 2024.10.20
登録日 2024.10.20
勇者は魔王を倒し、故郷へと帰る。すると、幼い頃からの想い人であるシスターが笑顔のまま大粒の涙を流していた。彼女は常に笑顔なことからほほえみ様と呼ばれていたはずなのに、どうして泣いているのか。そこには、到底納得できない理由があった。……これは、片想いと両想いが交錯する、世界を巻き込んだ恋の物語。そして、自己中心的な勇者と神様中心的なシスターによる、世界の神の座を奪い合う戦いの物語。
文字数 13,181
最終更新日 2024.09.24
登録日 2024.09.23
福田真由と佐野拓弥は、誰もが認めるお似合いカップルだった。大学4年生の真由は、この先拓弥との結婚を見据えていたし、拓弥もまた真由との結婚を考えていた…。
そんな2人の関係を引き裂く者が現れた。拓弥の友人の佐々木恵美である。
恵美は、密かに拓弥を愛しており、卑怯な手を使って真由が浮気をしているように仕向け、拓弥を自分のものにしようと画策した。
純粋な拓弥は、真由の浮気情報にショックを受け、彼女の潔白の訴えも虚しく、結末二人は別れる運命を辿った。
悲しい結末を迎えてから三年もの年月が経過したところから物語は開始された。
社会人となり別々の道を歩んでいる二人。しかし、ある時偶然出会った2人は…。
文字数 108,391
最終更新日 2024.08.16
登録日 2024.07.12
中学生の時の「初恋」。階段の上から、突然足元に降ってきた男の子。彼を見下ろした氏家真美と落ちてきた渡辺裕也は、お互いに「初恋」をした。けれどお互いに「好きだ」とは言えなかった。けれど、二人は何度も何度も、その人生が交わる機会があったが、告白する勇気にはつながらず、ただ見ているだけだった。中学を卒業し、高校時代にも出会う機会があったが、やはり二人とも何も言えなかった。
最後に、会う機会があったのは23歳の時だったが、真美は「今更、何を語ればいいのか?」と、その機会を自分から切ってしまった。
その後の二人は人生が交わることがなかった。
それから30年が経った。真美は、渡辺の姿を夢で見ることが多くなったので、彼と同じ高校へ進んだ友人に彼の消息を探してもらったが、実家の住所までしかたどれなかった。
彼女には、一人娘がいた。渡辺と人生が交わっていたら、この子は生まれてなかった。
結局二人は、何度も機会があったが、けっして人生が交わる運命ではなかったのだと思った。
思い出は年を追うごとに冴えて冷えわたり、美しく凍結し続けてくのだった。
「ラブ・ストーリー」にならなかった「ラブ・ストーリー」を真美と渡辺は、中学時代共有していたのだった。
文字数 15,079
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.10
文字数 10,908
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.03.17
95歳で幸せに亡くなった木村多恵子は、天国に行く途中にブラックホールに巻き込まれて、小学生に転生しました。懐かしい人々と、多恵子のちょっと甘くて切ないラブストーリー
木村多恵子
95歳で亡くなり、もう一度人生を謳歌中
佐々木次郎丸
多恵子の前世の旦那で、幼馴染
花田美津子
多恵子の親友。次郎丸が好きで好きでたまらない
文字数 2,934
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.03.08
先進国である、この国でも治せない、不治の病――眠り病。ある日、睡魔に取りつかれるように眠り続け、食事もとらなくなり、やがて死ぬ。治療法も薬も開発されていない病気。
そんな病魔に、一人立ち向かう男がいた。羽柴(はしば) 夕霧、三十五歳。
彼は今日も夜中の閉鎖病棟へと来たが、いつもと違うことが起きていて……。
*この物語は、本編『明智さんちの旦那さんたちR』から、一部伐採したものです。
夫婦構成は、夫九人妻九人の十八人です。
その中の四人だけで、ラブストーリーを演じているという設定です。
キャスティングは、
主人公が旦那の一人。
男の脇役がもう一人の旦那。
ヒロイン役が、主人公である妻。
女の脇役が、もう一人の妻。
となっています。
小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも掲載されています。
文字数 52,730
最終更新日 2024.02.23
登録日 2019.07.28
大学時代、エマとテルキとジュンはいつも一緒にる仲良し3人組だった。恋愛未経験なエマはテルキとジュンの3人で遊ぶことの方が恋愛よりも楽しいと思っていた。しかしとある日、スマホを講義室に忘れたエマが取りに戻ると、なんとエマは自分の双子の妹であるユマとテルキがキスをしている所を目撃してしまう。そんな2人の姿に動揺し胸を痛めるエマ。そして、エマはそんな光景を目撃してしまったことでテルキへの特別な思いに気づいてしまう。自分の気持ちに気づくと同時に失恋してしまったエマは咄嗟に追いかけてきたテルキを拒み、テルキに当てつけかのようにジュンと付き合いはじめる。あんなにも仲の良かった3人にはいつしか溝ができ、テルキはエマやジュンと過ごさない日が増えていき3人で遊ばない日が日常になった。3人はそのまま大学を卒業し、それぞれが就職し、毎日を過ごしていたある日…エマとテルキはひょんな事から再会を果たし、2人は身体だけが繋がるセフレ関係になってしまうのだが……
文字数 25,998
最終更新日 2024.02.08
登録日 2024.01.31
今、世界で生きている人達の中で、初恋を引きずっている人ってどれくらいいるんだろうか。
13年前、僕は16歳で、高校生で、まだ恋とか愛とかについて、よく知らなかった。
昨日、夢をみた。あの子と仲睦まじく過ごす、暖かく柔らかい時間。
目が覚めても、そのイメージが鮮烈に焼き付いている。
29歳になった今、あの頃のことを思い出すことはほとんどなくなっている、はずだった。
なんとなく胸騒ぎのようなものがして、それはきっと、燃え尽きる前の、一際眩い線香花火みたいで、僕はいても立ってもいられなかった。
ほとんど衝動的に会社を休んで、もう縁もゆかりもない、昔住んでたあの街に向かう。こんなに行動的なのも久し振りで、ちょっと面白い。
とは言っても、これはあくまでも、気紛れの小旅行みたいなものだ。ちょっとした整理整頓。
行きの新幹線では、そんな風に思っていた。
あの子の影をさらって、過去を振り返ると、止まっていた時間が動き出したーー。
これは僕の、周回遅れの初恋の話だ。
文字数 16
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.31
社会人三年目の、永田サキ(20)が好きになったのは、毎日、通勤電車で見かける、田中浩人。
明らかに歳の離れている人を好きになってから、怒涛の日々が始まる。
そして浩人には婚約者もいた。
婚約者がいてもなお好きな気持ちが消えずに思い続けたサキ。
知りたくなかった事実まで知って衝撃な展開ばかりを迎える。
二人に待ち受ける最後の結末は……?
心が暖かくも切なくなるラブストーリーです。
文字数 90
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.27
幼い頃からケーキ屋を夢見ていたテラは幼なじみのヨナと共にケーキ屋「Blue →H(ブルーエイチ)」をオープンし軌道に乗り始めたところ。そんな時、偶然通りかかったケイトがBlue を見つけお客様として訪れた事によりテラとケイトは運命的な出会いを果たしてしまう。一瞬にして惹かれ合うふたり。
しかし、惹かれ合う2人に気づきその愛を邪魔する人物が現れテラは連れ去られてしまう。裏切り者は一体誰?愛する人間が出来たとき…人は強くなる事もあるが…弱みになる事もある。テラを巡り絡み合う様々な愛の形から生まれるのは嫉妬…執着…そして殺意………ケイトはテラを無事助け出す事ができるのか?そして、2人の愛の結末は…?ドキドキハラハラのサスペンスラブアクション!!
文字数 139,307
最終更新日 2023.12.23
登録日 2023.12.13
――夫婦ってなんだろう。結婚ってなんだろう。夫とは、妻とは、そして仕事とは。
仕事はできるが自分の気持ちに素直になれない女。のんびりしているように見えるが考えすぎる男。離婚した過去を引きずるこじらせ男女の切ない恋模様。
【登場人物紹介】
麻生 遼子(あそう りょうこ)32才
弁護士。過去に離婚を経験している。
別所 聡(べっしょ さとし)45才
コンサルタント会社社長。過去に離婚を経験している。
【あらすじ】
遼子(りょうこ)は企業内弁護士(インハウスローヤー)、企業の社員として雇用されている弁護士だ。
会社の社長である別所(べっしょ)にほのかな恋心を抱いているが、いま一歩踏み出せないままでいる。その別所も遼子を好きなことは自覚しているものの悶々とした毎日を過ごしていたが、遼子が会社を去る日まで一ヶ月を切ったことで焦りを感じ行動に移したが空振りもとい玉砕。そんな別所にしびれを切らした友人の粋な計らいで絶好のチャンスを与えられたものの遼子は愛の告白に応えてくれなかった。その後遼子の元夫が現れたことをきっかけに二人の関係は急速に進展していく。
別所と遼子、2人の恋を陰に日向に見守る若い恋人たちと熟年夫婦。それぞれの価値観が交差する人間模様。
【注意】
本作の著作権所有者は谷崎文音です。当方が著作権を有する作品の一部または全部を無断で複製・改変・転載・転用・賃貸・配布・配信・販売することを禁じます。
No reproduction or republication without written permission.
文字数 78,635
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.01.31
男性が射精した後に一気に性欲がなくなっていく状態「賢者タイム」。
「賢者タイム」をテーマに描いた悲喜こもごものオムニバスラブストーリーです。
文字数 6,645
最終更新日 2023.03.11
登録日 2023.01.09
文字数 113
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.03.04
――あなた以外の誰ともしようと思わない。あなたとだから溺れられる。
ランジェリーショップで働いている紗瑛(さえ)は、店のパトロンである柳井(やない)と秘密の時間を共有している。言葉や道具で嬲られ、その「褒美」として与えられる悦びに浸りながらも、いつか来る別れを覚悟していた。そんなある日、柳井の婚約者と名乗る女性が来店し、紗英に現実を思い知らせるような言葉を掛けていく。どんなに思っていても柳井とは結ばれることはない。そう思い知らされた紗瑛は、身を引こうと決意し柳井のもとへ向かったのだが……。
※不定期公開です。
※ストーリー上書かせない官能描写・SM描写(打擲および無理やり)あり。
文字数 221
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.31
告白してきた人が偶然事故で死んでしまう特殊能力を持つ殺し屋の“桃野百々子”。この日も依頼者に頼まれてある男性“柿木和樹”に近付き、告白まで持って行ったのだが……和樹は事故を回避して、そんな気はないのに普通の恋人みたいになってしまった……!!早く事故死してくれないだろうかと願う百々子と鈍感で奥手な和樹のラブストーリー……になる予定!
※14話まで書いたところで思ったが、これは恋愛なのか?(;^ω^)
R4.02.07 完結しました。
文字数 42,587
最終更新日 2022.02.07
登録日 2022.01.15
あるモノがあるモノに恋をする。はてさてモノの正体とは……
※小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しています
文字数 279
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.02.02
侯爵令嬢のマリアはある日婚約者のダニエルから婚約破棄を告げられる。
一方的な破棄に納得出来ないマリアは事情を聴くために再度ダニエルの家に訪れる。
しかしそこにダニエルは居なく、家にはマリアに宛てた一通の手紙があった。
そしてさらに調べると婚約破棄には意外な真実が隠されていた。
これはマリアが婚約破棄の謎に挑みながら真実の愛を知る。そんな物語だ。
文字数 6,604
最終更新日 2022.01.08
登録日 2022.01.06
※書き手初心者のためお気をつけください。
内容
とある事件で記憶喪失になった珠葵と
甲斐甲斐しく世話を焼き珠葵が気になる仁
そんな2人を生暖かく見守る周りと
珠葵に群がるハエどもの
コメディあり、戦闘あり、ラブストーリーありのお話
※誤字脱字 指摘お願いします。
※今後の予想なども書いていただけると嬉しいです
※練習のため書きたいところのみになっております
文字数 2,877
最終更新日 2021.04.06
登録日 2021.04.06
「――私はな、世界は明日終わると思っているんだよ」なかなか素直になれない男女二人の四月一日(エイプリルフール)。
※小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しています
文字数 1,193
最終更新日 2021.01.17
登録日 2021.01.17
白波翼は机の中にバレンタインチョコがあることに気付き、思わず頭を抱えてしまった。なぜなら白波が通っているのは男子校だったからだ。白波は机の中にバレンタインチョコを入れた人物を突き止めようと思考を巡らした。小説家になろうやノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 2,426
最終更新日 2021.01.03
登録日 2021.01.03
オーロラ・ウエイン伯爵令嬢は五歳のころ、王家主催の仮面舞踏会で会った少年に初恋をした。
彼は、オーロラが姉に抱く劣等感を拭い去ってくれた恩人でもあった。
彼は別れ際にオーロラに囁いた。
「君は絶対、素敵な女性になるよ。僕は君をお嫁さんにするために迎えに行くから待っていて」
オーロラは10歳になった時にジャスパー・パセリア侯爵嫡男と婚約した。
銀髪にアメジストの瞳の美男子で優しくて、努力家で誠実、オーロラを溺愛する貴公子だ。
オーロラは、初恋の君も忘れられないけれど、婚約者のジャスパーも好きなのだった。
オーロラの恋の行方は?
ちょっとエッチな?ラブストーリー。
文字数 7,386
最終更新日 2020.09.09
登録日 2020.09.01
あらすじ
5年前に誘拐された事によって
記憶障害になった陽乃は
学校にも行けずに執事と
日々を過ごす生活を送っていた。
一方で、陽乃の5年前の誘拐を
防げなかった後悔で陽乃に
忠誠を誓い、いつも側にいる
執事の暁斗は陽乃が記憶を
取り戻せないどころか、
自分と過ごした日常でさえも
記憶出来ずに忘れてしまう事に
苦しんでいた。
そんな中、暁斗の父である
カメラマンの克哉から
カメラを手渡される。そして、
父からある言葉を聞く事になる。
その言葉は「写真は記憶に残らない
物でも記録には残る。」と。
暁斗はその言葉に賭けて陽乃と
写真を通して失われ続けていく日々を
思い出として残していく事となった。
登場人物
西園寺陽乃(さいおんじはるの)
17歳の高校2年生。5年前にとある組織に
誘拐されてそのショックで記憶障害が
残ってしまった。その影響により、
昨日以前の記憶を思い出せずに
忘れてしまう後遺症がある。
学習能力面での記憶は問題無いが、
自身の記憶障害に失望して
学校には誘拐されて以降、
一度も通えていない。
執事の暁斗には、自身の誘拐が
彼に後悔を残してしまっている事を
悔んでおり、いつも一緒に居てくれる
事を申し訳なく思っている。
菅原暁斗(すがわらあきと)
22歳。5年前から陽乃の執事として
仕えているが、5年前の新米の頃に
陽乃の誘拐を防げなかった自分の
不甲斐なさに後悔し続けている。
その後悔から陽乃に生涯忠誠を
誓う事となった。
陽乃が日々失われていく記憶に
苦しんでおり、何とかして
彼女に歩んできた人生を
思い出として残したいと願っている。
父からカメラを受け取った事により、
写真を通して陽乃との思い出作りに
奔走する。
菅原克哉(すがわらかつや)
暁斗の父であり、有名なカメラマン。
暁斗が17歳の頃から執事をしている事を
暖かく見守ってる反面、暁斗が陽乃に
対して後悔を抱いている事を心苦しく
思っている。そんな暁斗に転機になればと、
カメラとある言葉を託す。
文字数 16,343
最終更新日 2019.11.01
登録日 2019.10.04
「青空は青いの?」
生まれつき色覚の病気(全色盲)で色のある世界を見たことのない奏(かなで)と独特な瞳の色がコンプレックスの涼太郎(りょうたろう)。
二人は複雑な感情を抱きながらも今日も一緒に歩く。
文字数 1,354
最終更新日 2019.04.23
登録日 2019.04.22
私は平和に過ごしたかっただけなのに。
地味な私は静かに生きたいんです。
でも君と関わると不思議と人生が思う方向と違う所に進むんですけど…
文字数 8,666
最終更新日 2018.08.21
登録日 2018.08.20
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