ファンタジー小説一覧
【簡単なあらすじ】
ショタ主人公視点でドアマットヒロインを助けに行く話。東洋風味、中二病を添えて。
【しっかりめのあらすじ】
この世界では誰もが精霊の加護を持つ、そして魍魎という驚異に曝されている。圜(ぎん)は幼いが精霊と共に戦う者だ。
ある日生まれ付き加護のない女性癒々(ゆゆ)を助け、その謎を調べるべく同僚と共に三人で都へ向かう。旅の道中、癒々は何故自分に加護がないか。そして己の役割を知ることになる。
時を同じくして都には魍魎達の行軍、百鬼夜行が迫りつつあった。それぞれの務めを果たす為、三人は立ち向かって行くが──
◆全51話、11万字程度
カクヨムで連載中でしたが、鯖落ちの為こちらにも転載。表紙と本文中の挿し絵二枚にフリー素材を使用。
タグを必ずご確認下さい。女子供動物にも情け容赦ない展開があります。ざまあはありませんが。
文字数 110,595
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.06.16
◎第17回ファンタジー小説大賞に応募しています。投票していただけると嬉しいです
【あらすじ】
カスケード王国には魔力水晶石と呼ばれる特殊な鉱物が国中に存在しており、その魔力水晶石に特別な魔力を流すことで〈魔素〉による疫病などを防いでいた特別な聖女がいた。
聖女の名前はアメリア・フィンドラル。
国民から〈防国姫〉と呼ばれて尊敬されていた、フィンドラル男爵家の長女としてこの世に生を受けた凛々しい女性だった。
「アメリア・フィンドラル、ちょうどいい機会だからここでお前との婚約を破棄する! いいか、これは現国王である僕ことアントン・カスケードがずっと前から決めていたことだ! だから異議は認めない!」
そんなアメリアは婚約者だった若き国王――アントン・カスケードに公衆の面前で一方的に婚約破棄されてしまう。
婚約破棄された理由は、アメリアの妹であったミーシャの策略だった。
ミーシャはアメリアと同じ〈防国姫〉になれる特別な魔力を発現させたことで、アントンを口説き落としてアメリアとの婚約を破棄させてしまう。
そしてミーシャに骨抜きにされたアントンは、アメリアに王宮からの追放処分を言い渡した。
これにはアメリアもすっかり呆れ、無駄な言い訳をせずに大人しく王宮から出て行った。
やがてアメリアは天才騎士と呼ばれていたリヒト・ジークウォルトを連れて〈放浪医師〉となることを決意する。
〈防国姫〉の任を解かれても、国民たちを守るために自分が持つ医術の知識を活かそうと考えたのだ。
一方、本物の知識と実力を持っていたアメリアを王宮から追放したことで、主核の魔力水晶石が致命的な誤作動を起こしてカスケード王国は未曽有の大災害に陥ってしまう。
普通の女性ならば「私と婚約破棄して王宮から追放した報いよ。ざまあ」と喜ぶだろう。
だが、誰よりも優しい心と気高い信念を持っていたアメリアは違った。
カスケード王国全土を襲った未曽有の大災害を鎮めるべく、すべての原因だったミーシャとアントンのいる王宮に、アメリアはリヒトを始めとして旅先で出会った弟子の少女や伝説の魔獣フェンリルと向かう。
些細な恨みよりも、〈防国姫〉と呼ばれた聖女の力で国を救うために――。
文字数 124,368
最終更新日 2024.09.11
登録日 2023.09.12
謎の地球外生命体『ドラゴラゴン』による侵略から世界を守るヒーロー『カルノライザー』。その正体は誰が見てもただの女子高生にしか見えない『龍ヶ崎咲(りゅうがさき さき)』という少女である。
そんな彼女がドラゴラゴンの親玉を打ち倒してからはや数か月が経ち、残党を狩るだけの毎日に退屈していた時に事件は起こった。彼女の乗る修学旅行のバスが突如として異世界に召喚されてしまったのだ。そこで咲たちは国王の行った勇者召喚の魔法によって自分たちが召喚されたのだと言う事を知ると同時に、勇者としての適性を測ることになるのだが……。
「『変身』……じゃと? はぁ……今回も外れが出てしまったか」
彼女が異世界に召喚される前から持っていた『変身』の能力は、この世界においては所謂『外れスキル』だったのだ。また、どういう訳か咲の適性は表示されなかった。もちろん彼女の適性が低いはずもなく、石板の表示上限を超えてしまっているためにそうなっているだけなのだが、それを国王が知るはずもなく咲は外れ勇者としての烙印を押されてしまう。
この世界において外れ勇者の扱いは酷く、まともに生きることすらも許されてはいない程であるのだが……彼女は、龍ヶ崎咲は違った。地球外生命体の侵略から世界を救った彼女が、今更異世界で遅れを取るはずが無いのだ。外れ勇者としての扱いなど、その力で跳ね除けてしまえばいい。何故なら彼女は最強のヒーローなのだから。
文字数 205,367
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.07.10
異世界転生に憧れている高卒の厨二病ゴミクズニート柳田和樹はギャンブルで大破産したことをきっかけに、自殺した。
しかし、絶対に異世界転生すると死ぬ前に心に
誓い、なんと異世界のエドルカ•サルロードという人間に転生を果たした。
その世界には一人一人に特性があり、
エドルカの特性は[陰の大悪魔]という全銀河を一瞬で滅ぼすほどの悪魔インダルドの加護を受けるかわり、毎日必ず人間を食わなければならなく、1日でも欠けていたら、命は絶命する。
しかも、この世界ではこの特性は禁止されているらしく、見つかったら即処刑。決してバレることなく、人々を喰らって行くある異世界少年とある悪魔のファンタジー系物語連載!
文字数 559
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.09.11
青年が迷い混んだのは、遠い遠い彼方の世。頼る縁も無いその地で彼が出会ったのは、自らを『トウフ』という存在だと称する人の身ならざる少女だった。彼女の厚意によって束の間の居場所を与えられた青年は、その暫し後に土地に差し迫った厄災の禍中、恩義を返そうと行動して己の死期を悟る。
けれど何の因果か。今生の際、延命の為に結んだ約束は歪み、トウフとしての彼女の全てを委ねられ、彼女の全てを意図せずとも奪い取り。次に目覚めると彼もまた人ではない少女の姿と成ってしまっていた。その世で神のように崇尊されるトウフであり、またそのツガイでもある特異な存在へと転じてしまった元青年。半人半獣の女体と成り、多くの出会いと別れを経て、多くの苦難や哀悲を越え、託された一振りを胸に抱き、彼女は果たしてどのような道を辿るのだろう――。
※この作品は【小説家になろう】さん【カクヨム】さんにも同時投稿しております。©️2015 I'm who?
文字数 301,622
最終更新日 2024.09.11
登録日 2022.09.16
勇 賢 昴の3人と社会科の教師からも虐められている主人公の望
そんな望が得意とするのはサバゲーや戦闘ゲー・バトロワゲーだ
特にバトロワゲーでは、望はその世界はちょっとした有名人だった
ある日望が、いつもの様に社会科準備室に呼び出され、勇に蹴り飛ばされていると、そこに中島が現れた。
そんな中、大きな揺れが突然望達に襲いかかるが、揺れが収まって辺りを見回すと、そこは見知らぬ大広間だった
異世界に召喚された7人は、王がいる大広間で召喚された理由を聞かされ、適性検査を受ける事に
勇達3人はそれぞれ適性に合わせた称号とスキルが得られ高ステータスを付与されたにも拘ず、望だけが討伐パーティー不適合と判定され称号も『平民』
ステータスもスキルも殆ど無いに等しかった
その後勇達は、城で訓練を受けどんどんレベリングをし強くなっていくが、不適合とされ市井に放り出された望は、ふらっと立ち寄った武器屋で鑑定の目利きを買われ、その店で働く事に
軈て望は持ち前のヲタを発揮し市井一の武器職人となる
そんな中、望は一人の冒険者と出会い、銃と剣の腕を見込まれパーティーを組み旅に出る
冒険を続けていく中、望の風貌もスキルもどんどん変わっていき……
これはそんなヲタ君が、異世界で無双するというお話です
※ この話はフィクションです
実在の人物や団体などとは関係ありません
※ タイトルを少し変更しました(2021/07/14)
文字数 172,459
最終更新日 2024.09.11
登録日 2021.04.12
帝国の治安を守るため、身分を問わず腕前さえあれば入団を許されるアステリオン衛兵団。そこに所属する主人公・ナハトは金の為にしか戦わないと公言するような問題隊士。ある時、女ながらに騎士の道を志す生真面目な少女・フェリスが衛兵団に入隊することになり、ナハトの運命は動き出す。
考えの違いからぶつかり合いながらも、ナハトに惹かれていくフェリス。それと同時に帝国を揺るがす陰謀が秘密裏に動いていて──
文字数 92,120
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.08.30
【幼稚園児の茜が出会ったのは、腰まで届く長い白髪のとても綺麗なお兄さん】
家族で経営している農園のお手伝いをいつも元気に頑張っている幼稚園児の茜。
ある秋の日、おじいちゃんへの誕生日プレゼントを収穫していたら、とっても綺麗なお兄さんと出会う。
農園には不釣り合いな真っ白な和服姿のお兄さんは、少し難しいお話を茜に語り始めて——。
◆本文、画像の無断転載禁止◆
Reproducing all or any part of the contents is prohibited without the author's permission.
文字数 1,678
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.09.11
前世の記憶を有する異世界人ーーニシジマ・ノボルは、冒険者パーティー『暁の旅団』を結成して、二人の幼馴染と共に王都マナガルムで路銀を稼ぐ日々を過ごしていた。
そんなある日、ギルドの受付係のアランに仕事を紹介され、一発奮起も兼ねてデカい仕事を引き受けることになる。
その仕事の内容は、王都で噂になっていたブラックゴブリンの討伐クエスト。
そのクエストに出掛けた者は、誰一人として生還しない。
そんなクエストに挑んだニシジマたちは、勝利を目前にアランと「籠の目の冒険者」に襲われ殺されてしまう。
絶望の最中ニシジマが次に目覚めるとーーそこは7年後の未来の世界線。
それもターニャと言う見知らぬ少女に転生を果たしていることに気が付いた。
王都では友人のカイト・スヴェンソンが、何故か現在の皇帝陛下となって生きている。
「これは何か裏がある」
そう思ったターニャ(ニシジマ)は、変わり果てた7年後の未来世界で、かつて起きた7年前の事件の真相を解き明かす為、アランと籠の目の冒険者に復讐を誓う。
これは一人の男の奪われた人生と。
ーー世界を賭けた復讐と逆転の物語。
文字数 209,315
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.08.18
【冒険者はもう飽きました。もう服が汚れたり、野営したりしなくてすみます!】
「実は私……パーティーを解散したいんです」
ある王都の宿屋の一室で、ギルド冒険者パーティー『精霊の剣』のリーダーのリリス=エーテルツリーから驚きの発言が飛び出す。それもそのはず、『精霊の剣』は現段階で王国最強と呼んでもおかしくはない程の実力者たちだからだ。
またリリス=エーテルツリーは26歳という若さですべてのジョブをマスターしたとんでもない人物であった。
そんな『精霊の剣』に商人あがりの荷物持ちとしてパーティーの一員にいる主人公のエミル=ハーネット。彼も驚きを隠せない。そしてリリスの理由に更に仲間全員が驚愕をする。
「ギルド受付嬢になりたいんです」
その言葉に激怒し呆気なくパーティーは解散する。部屋に取り残されたエミルとリリス。しかしエミルはとんでもないものを目撃する。それはお淑やかで温和な性格だと思われたリリスからの止まらない毒舌の嵐……
そうこれは商人あがりの新人ギルドマスターと最強と呼ばれたある1人の冒険者がなぜかギルド受付嬢として、色々な問題を解決し冒険者ギルド経営しながら第2の人生を楽しむお仕事系エンジョイストーリー。
文字数 102,927
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.08.24
【草……なんか神様っていないらしいわよ?】
【ざっくりしたあらすじ】
《草……こんなにも世界のために尽くしたのに!しかも私は大賢者よ?剣なんか使ったことないわよ!せめて世界最強の杖とかに転生させなさいよ。まぁいいわ、私を買ってくれたこの貴族令嬢を世界最強の英雄にしてみせるから!》
【本当のあらすじ】
かつて魔物の恐怖から世界を救った英雄の1人『大賢者』と呼ばれるアイリス=フォン=アスタータは自分の知識や技能を教え、世界のために尽くしついに天寿を全うする。
次に生まれ変わるときは人間ではなく、魔法の探求心から精霊になりたいと願っていた。
そして1000年後。しかし、その願いは叶わず、彼女は生まれ変わることになる、ただの『アイアンソード』として。
そんなある日、魔物の戦乱で没落した貴族令嬢のサーシャ=グレイスに購入してもらうことになる。サーシャは戦闘経験0。魔法も使ったことがない、ただ生き抜くために全財産でアイアンソードを買ったのだった。
そしてアイリスは覚悟を決める。自分が『アイアンソード』に転生した意味があるのならそれを残したい、私がこの子を強くする。いや世界最強にして見せると。
魔法の知識は豊富にあるが剣術の経験0の大賢者(アイアンソード)とそもそもの戦闘経験0の没落貴族令嬢が世界を救い、生き抜くために奮闘する物語。
文字数 129,035
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.08.15
若き皇帝の側近として働く“黒の騎士”アルファ。 彼は“箱舟教団”から1人の少女を救出することになる……。 その少女は未来を“視る”目を持っていて……。 天使と魔王が暗躍する世界の中、騎士と少女のラブストーリーが始まります!
文字数 48,971
最終更新日 2024.09.11
登録日 2023.08.01
*第17回ファンタジー小説大賞参加中です。応援いただけると嬉しいです。
人を喰らう異形の存在――妖がはびこる和国。妖から人々を守るのが、代々妖と戦うための特殊能力【家紋】を持つ者で構成される「対妖防衛隊」
「俺、何でもひとりでできる女って嫌いなんだよね」
首都東都を守る東都本部・精鋭部隊である第参部隊長を務める「藤宮 綾子」は、ある日婚約者で同じく防衛隊員の「神宮司 修介」から、婚約破棄を告げられる。
「俺さ、今、すごくかわいい子と付き合っているんだ。お前と違って、俺がいないとだめな子なんだよ」
彼は別の女性と婚約するために、綾子との婚約は破棄する、というのだ。
「……お一人での参加でも結構ですけど」
婚約披露宴に招待された綾子は、ひとりで参加するか悩んでいた。
そこに声をかけたのは、部下の「鈴原 彰吾」だった。
「俺じゃダメですか?……お試しでいいですから!」
一方、東都では若い女性が妖により白髪の鬼にされる事件が相次いでいた。
その陰に見え隠れするのは、かつて綾子を鬼にしようとし、父母を失った原因の妖――九十九(つくも)。
九十九と綾子の因縁はまた廻る。
文字数 163,172
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.08.04
クラスメイトの茂武くんは、あまり目立たない生徒だったが、ある日を境になんかよく分からないが、とにかく進化する。
文字数 959
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.09.11
田中一郎は70歳の誕生日を迎え、人生の終わりを静かに受け入れようとしていた。東京の小さなアパートの一室、夕陽が窓から差し込み、彼のしわだらけの顔を柔らかく照らしていた。彼の周りには、古びた茶碗や読みかけの本が散らばっているだけだった。家族写真を見つめながら、一郎は一抹の寂しさとともに安堵の気持ちを抱いていた。「もっと何かできたはずだ…」一郎は心の中でそう呟き、静かに目を閉じた。しかし、次に目を開けた時、彼は見知らぬ場所に立っていた。周りには青い空、高い山々、そして見渡す限りの緑の大地が広がっていた。夢か幻かと錯覚するほど美しい風景が広がっていた。「ここは…どこだ…?」一郎の声は以前と変わらず老いたものだったが、彼の体には何か異変が起きていることに気付いた。彼の手足は確かに老いたままだが、その中には未知の力が宿っているような感覚があった。「私は…生きているのか?」突然、目の前に光が現れ、その中から神々しい姿をした人物が現れた。白いローブをまとい、長い髪を風になびかせたその人物は、優雅に微笑んでいた。「田中一郎さん、ようこそ。この世界へ。」一郎は驚きと困惑の中で、その人物を見つめた。「あなたは…誰ですか?そして、ここは一体どこなんですか?」その人物は微笑みを崩さずに答えた。「私は、この世界の創造者の一人です。あなたが亡くなられた後、私たちはあなたの魂をこちらに導きました。」「なぜ私が…?」「あなたの魂は、まだ成し遂げたいことがあると感じたのです。新たなチャンスを与えるために、あなたをこの世界に転生させました。」一郎はその言葉に困惑しながらも、心の奥底で何かが動き出すのを感じた。「でも、私は…」「心配なさらないでください。あなたは見た目は老いたままですが、内なる力を持っています。その力を使って、新たな人生を歩んでください。」一郎は深く息を吸い込み、決意を固めた。「そうか…これが私の新しい人生か。」彼は新たな冒険と試練が待ち受けていることを感じ取り、見知らぬ世界に一歩を踏み出した。過去の記憶と未練を胸に抱きながら、新たな人生の扉が今、開かれたのであった。
文字数 22,841
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.07.03
近年、マリアナ海溝付近の海底遺跡で発見された謎の信仰に係る書物を和訳したものです。
この書物には未だ、解明されていない謎が多く残されており、発見時標高-2,860mの浸水に耐えうるオーバーテクノロジーを有しています。
我々の目的は、カルコックとは何か、またこの歴史書が示す文明とは何かを解明することにあります。
訳した文献に目を通される際、タイトルによる順序は特にございません。
お好きな方からお読みください。
※カルコック周辺の言語を半ば無理やり日本語化したものです。
違和感を覚える表現が稀に登場しますが、ご承知おきください。
日本カルコック文化研究機構 太田 了
文字数 3,827
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.06.20
本の内容を具現化出来る魔術を扱う魔術師、網代藤次は人に危害を加えるゴースト、悪霊を祓う『悪霊祓い』を生業としていた。そんなある時、とある依頼を受けロンドンへと向かう。そこにはイギリスの英雄、アーサー王の霊が現れ人々を襲っていた。藤次は同業の魔術師たちに妨害されながらも、依頼主のレイン・エーリアと共に悪霊退治に乗り出すのだった。
文字数 48,496
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.10
日常のなんでもないタイミングで右眼の色だけ変わってしまうという特異体質のディールは、魔物に止めを刺すだけで魔物の死骸を消してしまえる能力を持っていた。世間では魔物を消せるのは聖女の魔滅魔法のみ。聖女に疎まれてパーティを追い出され、今度は魔滅魔法の使えない聖女とパーティを組むことに。瞳の力は魔物を消すだけではないことを知る頃には、ディールは世界の命運に巻き込まれていた。
文字数 145,960
最終更新日 2024.09.10
登録日 2023.11.30
気が付いたら少女の後ろに立っていた。どうして自分がそこに居るのか、自分は何者なのか、何も思い出せない。声を発する事も何かに触れる事も出来ないし、己の姿を確かめようにも鏡にもうつらない。たぶん恐らくどう考えても、幽霊というやつだ。
目の前に居る少女はどこぞの高位貴族のご令嬢らしく、なかなかの美少女だと思うが、歳の割に表情に乏しく滅多に笑わない。
幽霊だから何も出来ないし、どういうわけだか離れる事も出来ない。そのうち彼女のまわりには少しずつおかしなものが増えていく。おかしなものと一緒に彼女の日々をひっそりと見守っていた。
彼女の周りをうろうろ漂うだけの日々の中、ある日のお茶会で、誰かが彼女を名指しで「悪役令嬢」と呼ぶ声が聞こえた。この子が?悪役ってどういうことだ?
※2020年11月に別名義で公開していた作品を改稿して投稿しています
※未完のため、こちらもゆっくり更新で完結目指して続けて行く予定です
文字数 35,772
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.08.31
砂漠の真ん中にあるオアシスの街は、旅人たちが羽を休める憩いの場所である。
しかし、とある宿屋の娘アルヤは「何もない街」での生活に少し退屈していた。
ある日、宿を訪れた一人の吟遊詩人が「歌」で人々の心を動かす様を、アルヤは目の当たりにする。
「何もない自分」が「つまらない存在」であるかのように感じてしまうアルヤだったが……
※この作品は「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています
文字数 5,068
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.10
とある少年がいた。
その少年は幸せな日常を送っていた。
そう、あの日が来るまでは―
これは吸血鬼たちが紡ぐ愛と憎悪の物語
*万人向けとしてますが、どちらかと言うと女性向けかもです
*9月4日改稿しました。設定や内容が変更されています
文字数 13,916
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.05.08
《ヒト・人》動物界‐脊索動物門‐哺乳網‐サル目‐ヒト科‐ヒト属‐ヒト種、別名"人間"ともいう。~~~~~~~~など様々なものを発展させ、かつて生物の頂点に立った。25XX年から存在は確認されておらず、絶滅したと考えるべきである。かつて生態系の頂点に君臨した生物が絶滅まで至る経緯と原因としては、、、
“ヒト”の知の保管場所、図書館とその近辺を生活エリアとし、ずっとそこで生活してきた二人。ある日、偶然手に取った本の最後のページに嘗て生物の頂点に君臨した"ヒト”に関する少し他のとは違った記述を発見する。その違いは彼らの脳内に強烈な疑問を与え、彼らから離れない。二人はその答えを見つけるために長年生活していた地を初めて離れ、旅に出る。そして、そこで彼らが出会うのは“ヒト”が生み出し、残した全て、伝説、神話、伝承、物語、、。彼らは、かつて“ヒト”が創造・空想・想像した世界を旅するーーー
文字数 4,623
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.08.28
現代の科学者だったリナ・カサンドラは、研究所での事故により命を落とす。しかし、次に目を覚ますと、彼女は異世界で錬金術師「エレナ」として転生していた。しかも、いきなり3人の子供の母親として新たな人生がスタート! 前世の科学知識と錬金術の技を融合させ、慣れない異世界での子育てに奮闘するリナ。元気で無邪気なフィン、賢くお茶目なカリーナ、そして不思議な力を持つ末っ子ルーカス――彼らとの日常が、リナを少しずつ強くしていく。さらには、盗賊団や謎の錬金術師との戦いも勃発!?
家族を守るため、村を救うため、リナは錬金術の力で数々の危機に立ち向かう。現代科学の知識で異世界の常識を変え、チート級の母親になったリナの、ハートフルでちょっとバトルもある子育てファンタジー、ここに開幕!
文字数 25,057
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.10
ブラック企業に勤める二階堂悠里は、ある日会社帰りにトラックに轢かれたことで、神様に会うことになった。
とても運が悪い彼は、しかし、同時にとても身体が頑丈だった。そのため、トラックに轢かれたにも関わらず死んだわけではなかった。
それじゃあ、なぜ神様に呼ばれたかと言えば……。
「二階堂悠里よ。お前は聖女として異世界グロウワーズに行くのだ」
それは異世界からの聖女召喚に選ばれたせいだった。男なのに女にされて異世界へと送られた彼に与えられた特典は『聖女(称号)』のみ。
名ばかり聖女とされた悠里は、平穏無事に聖女を辞めて、退職金でスローライフな余生を目指す。
しかし、大司教であるロベルトや王太子であるカイルをはじめ多くの人たちから何故か絡まれるようになってしまう。
聖女ユーリは彼らの魔の手をくぐりぬけ、無事に退職金を手にしてスローライフを送ることができるのだろうか?
※なろう、カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにて投稿(予定)しております。
文字数 48,419
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.03
唐突にダンジョンの中で、サラリーマン倉田良樹(クラタヨシキ)は目を覚ます。
その部屋の真ん中にはフヨフヨと浮かぶ綺麗な宝石が。
触れる事でセーブが出来る宝石。
セーブという言葉を聞いて、ゲームのモニターか何かだと勘違いする倉田。
いや、勘違いしてしまった倉田。
死んでも、セーブポイントで復活する仕様。
軽い現実逃避とも取れる思考と勝手な思い込みで、他にやれることも無い為これはチュートリアルだなと判断して、トライ&エラーよろしく体当たりで色々と学ぶ事にする。
だが、チュートリアルだと思っていた一連の活動の中で明かされた衝撃の事実。
半信半疑で、チュートリアルにありがちな初心者の館と思い込んでいたダンジョンの先で、色々な事に巻き込まれていく。
やがてチュートリアルの先に待ち受けるチートリアル(チートな現実)に気付く。
可愛いペットや、女の子に出会いつつもまったりと進んでいく物語です。
一話あたりは短めで。
話も淡々と。
気楽に進んでいく物語です。
文字数 260,045
最終更新日 2024.09.10
登録日 2023.08.01
死んだアルバイトの青年は女神が崩壊を予言した世界に最強無敵の魔王として転生する。
女神の予言とは、勇者を名乗る者から世界を破滅に導く輩が現れて、その世界を終わらせるであった。
世界が、すべてが、何もかもが消えて無くなるのだ。
そして、魔王は女神から貰ったチート能力で、その世界を破滅に導く勇者を討伐する使命を受けるのである。
だが、魔王は最強でありながらも授かったチート能力のペナルティーのために自力で勇者を倒せない。
故にモンスターを配下に加え、魔王軍を編成して勇者たちとの戦いに挑むのであった。
魔王は魔王らしく、配下の魔物たちを勇者に差し向けて討伐を叶えるのである。
魔王のチート能力を使い配下のモンスターを鮮血の儀式で強化して、魔王軍を築き、魔王国を築き、ハーレムまで築き、更にはマジックアイテムまで作り出し始める。
魔王は、破滅の勇者を討伐して世界を救えるのか?
この物語は、社会不適合者だった怠け者な青年が、魔王として世界を救うまでのお笑い戦記である。
破滅を予言された世界は、このおバカな魔王が救うのであった。
文字数 152,219
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.08.01
うだつの上がらない人生を送る男は過労による成人病でこの世を去る。しかし、この男の人生はここでは終わらなかった!異世界に転生して自分の思い通りにするため奮闘する物語……となるはずが転生前の記憶を失ってしまう。
文字数 63,807
最終更新日 2024.09.10
登録日 2023.10.02
イゾ─それは人の人生と思いを記憶するもの。またイゾの扉を開くとそこから〈ルーシ〉が得られる。
特殊なイゾの再現者であるソレルはその特殊さゆえに狙われる。そのイゾを守るために仲間が集い、彼らはイゾを求めるウュトヒアと対峙する。その中にはソレルの待ち続けた人も。彼はかつて敵対していた中心人物のイゾ再現者だった。
繋いだ記憶は繰り返すだけなのか、それともやり直せるのか。二千年繰り返されてきた人生を歩む人々を目の当たりにしたソレルはやがてイゾの存在理由を切望する。
その後ソレルのイゾに長く隠れていたものが出現するとすべてが明るみに。それは大いなる存在との邂逅へ導かれていく。そこで語られるのはこの世界の成り立ち。
はたしてこの世界は存続か、それとも───
文字数 183,567
最終更新日 2024.09.10
登録日 2023.12.02