BL 和風ファンタジー 小説一覧
1
正式タイトル『春さる神代の記憶 〜 拝啓僕の愛する八百万の腐女子たちへ 神BL漫画家の僕はマジで神だったらしく、ガチ恋してる推し(※双子の弟)と何故か結婚する運びとなりました。 〜』
※文字数制限で全タイトル記載できないので、より多くの方にお手に取っていただくため、ちょっとずるいですが、内容をよく表した副題のほうをタイトルにしています。ご了承くださいますと幸いです。
【あらすじ】
『今は恋人はいないけど、そろそろ結婚はする』――大人気シンガーソングライター・ChiHaRuが生配信中に大胆な「結婚宣言」をする。
ガチ恋しているその「推し」の「結婚宣言」をうけ、大人気BL漫画家にして根っからの腐男子・天春 春月(あまかす はづき)は当然「この世の終わり」ほどのショックを受けるが、傷も癒えないその日の内に自分の祖父と母に連れ出されるまま、ある高級日本料亭へ。
するとそこに現れたのは――なんと春月のガチ恋相手、「推し」のChiHaRuとその家族であった。
驚く春月に彼らは「五つの真実」を告げると言い、その中には、まずChiHaRuが春月の「婚約者」であること、そして、これまで人間として生きてきた春月の正体が日本神話に出てくる「神」であること、またChiHaRuは春月の「双子の弟」にして「運命(さだめ)られた夫神」である、という衝撃の内容が含まれていた。
当然更に驚き困惑する春月に、同席しているChiHaRuの父・言葉(ことのは)は「早く神であることを思い出してほしい」という。
もし春月がこのまま神としての記憶を思い出せなければ、向こう百年は日本に春が来なくなってしまうと衝撃的なことを言われるが――春月が神の記憶を取り戻すための有力な方法が、ChiHaRuの愛撫によって「感じる」ことで……!?
〝僕は天上春命(アメノウワハルノミコト)――神だ。…たくさんの神々に、人々に愛されている、世界一幸せな男神だ、……僕は、神だった。〟
※大好きな日本神話の神様たちを題材に書かせていただいた作品です。古事記・日本書紀等を参考にさせていただきましたが、好き勝手改変しているところがありますので、歴史物というよりかはフィクション、ファンタジーとしてお楽しみいただければ幸いです。
※当作は他サイト様でもお世話になっております。
※表紙絵変えるかもです…。
文字数 396,797
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.10.31
2
神×旅籠の主人
大陸の交易都市にある旅籠『袖寄屋』は、この世ならぬ客が出入りする変わった宿として、近所では不評だった。七代目の若い主人レニは《見える》能力を持ち、従業員たちと共に人外の客たちを受け入れ、小さいながらも独特の宿を切り盛りしてきた。
ある夜、巨大で険しい顔をした包帯姿の男が現れ、「ここに用がある」と言い張る。
名を失くしたと語る男は、袖寄屋に盗まれたものがあると主張して宿中を探し回り始めた。
不審に思ったレニは男を追い出そうとするが、ある事件をきっかけについに衝突する。
やがて明らかになった男の正体——彼は、かつて海辺の国を守っていた地主神だった。国は戦火で滅び、神は記憶と力を奪われていたのだ。探しているのは失われた彼自身の力。
レニは失せ物探しに協力することを決める。しかし、宝のうち一つがレニ自身に封印されていることが判明する。
レニは、神に力を返すため、故郷の秘儀を行うことを提案する。一夜限りの秘儀を通じて、二人は深い絆で結ばれた。
だが力を取り戻した神の不穏な目的に気づいたレニは、再び彼と激しく対立することになる。
※この作品は、ムーンライトノベルズ、エブリスタにも掲載しています。
文字数 46,263
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.12.11
3
滅びゆく集落に住む美しい青年ナジュが、甥の代わりに人柱に名乗り出た。死の間際に信頼する親友の裏切りに遭ったナジュは、尊い願いを封じた唇から呪いの言葉を吐く。命を落とし神々の住まう天に昇ったナジュは、美しい蓮が咲く池に哀れな姿で浮かぶ。神々はナジュを見て疎ましそうに目を細める中、高貴な神を乗せた牛車が通りかかる。その神に拾われたナジュは憎い相手を呪い殺すという願いを叶える為に、その身体を捧げる。願いが叶っても、ナジュの恨みは尽きない。集落の全員を地獄に落とす為、特別な力を持たない彼に出来る事は、長年空いた神の座に収まる事。その為にナジュは、神様候補の集まる学舎で学ぶ事となり、経歴を知った神様候補や師となる神様にその身体を嬲られて…。
【性描写がある話は表記あり】
【ifバッドエンドあり】
文字数 866,674
最終更新日 2025.12.20
登録日 2024.03.23
4
5
6
危険地帯の山の中。数少ない安全エリアで宿を営む赤犬族の犬耳幼子は、吹雪の中で白い青年を拾う。それは滅んだはずの種族「人族」で。
しっかり者のわんことあまり役に立たない青年。それでも青年は幼子の孤独をゆるやかに埋めてくれた。
異なる種族同士の、共同生活。
※過激な描写は控えていますがバトルシーンがあるので、怪我をする場面はあります。
文字数 856,463
最終更新日 2025.11.29
登録日 2023.06.30
7
8
霊的なものが視える高校生、橘奏汰は同クラスの犬猿の仲、宮部武と高校の委員会で地域の祭りを調査する事に。その内、周りで奇妙な事が起こり始めて…。
アルファポリスでは初投稿です。BL大賞応募作品になります。
文字数 18,532
最終更新日 2025.11.21
登録日 2025.10.31
9
年下攻めのために罪を被った受けが、百年後、攻めに救い出されて執着され囲われるお話。方言要素あり。
BL小説大賞エントリー作品です。
文字数 8,503
最終更新日 2025.11.18
登録日 2025.10.31
10
愛情表現不器用な海の神様✕愛を知らないみなしご
貧しい漁村のみなしごの坊は、名もなく、村に祀られる海の神様・渡津海(わたつみ・二千歳くらい・30代の見た目)の祠の下で一人、祠を清めつつ暮らしていたが、彼が泣くたびに海が荒れて漁に出られなくなるため、村人たちからは忌み嫌われ、折檻されていた。
坊はそんな日々を苦に、4歳の月夜に入水自殺を試みるも、寸でのところで渡津海に助けられ、「死ぬくらいなら儂と同じ神ならぬか?」と提案される。坊はそれを受入れ、海璃(かいり)と名付けられて渡津海の住まい・竜宮で暮らし始める。
しかし、渡津海の許に来ても、泣いて海が荒れる現象は収まらず、それにより海璃は折檻のトラウマが甦って苦しむ。
見兼ねた渡津海が要因を調べた末、海璃に人魚の血が流れていること、その情緒が不安定になると海が荒れることが判明。渡津海は海璃の情緒を安定させるために不器用ながらも、四六時中愛情を注ぎ始める。
不器用ながらも、渡津海の惜しげない愛情で、海璃は次第に渡津海に惹かれていき、「成熟したら渡津海とまぐわうことで同じ神になれる」ことを、意味も解らず心待ちするように。
やがて海璃は成長し、十七歳となったのだが――
不器用な愛情表現をする海の神様から愛を与えられ愛される青年との和風ファンタジーBL!
文字数 137,363
最終更新日 2025.11.17
登録日 2025.10.30
11
大切な人が死に、この世に絶望して自殺した紫苑。
次に目を覚ますと、そこは17年前の過去だった。
今度こそ大切な君を守るために、過去を変える。
文字数 10,912
最終更新日 2025.11.16
登録日 2025.10.31
12
年上で傲岸な攻めにずっと囲われてきた受けが、自由になろうと家を飛び出すが……。執着ヤンデレ×強気。
BL小説大賞エントリー作品です。
文字数 6,869
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.10.31
13
時は戦乱の世の末期。
とある夜に人間の子供を拾った天狗の青年、風琴。他の天狗とは違い、稚児に興味を持たぬ彼は子供に「月夜」と名付け、頃合いになるまで育てることにした。時は数年経ち、立派に成長した月夜。彼と閨を共にしようとした風琴であったが……!?
人間×天狗
文字数 248,289
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.10.21
14
貧乏暮らしの壱は、家族に命じられるまま日夜スリで日銭を稼いでいた。
ある日、スリに失敗し、男に捕らえられてしまう。
奉行所行きを覚悟した壱だったが「うちの店で働いてもらう」と男に攫われた。
その男の名は弦夜――烏天狗だった。
連れて行かれたのは、妖の客を相手にする陰間茶屋。
壱は「露丸」と源氏名を与えられ、陰間として働くこととなる。
★更新停止中です。
文字数 14,514
最終更新日 2025.11.12
登録日 2025.10.31
15
虐待に苦しめられていた少年は、父親に殺された瞬間に異世界へトリップしてしまう。そこで出会った皇帝に仕えることとなるが、少年を待ち受けていたのは数奇な運命だった。
見切り発車で始めたため、既出の内容を変更させて頂くこともあると思うのですが、その点何卒ご容赦くださいませ;;
小説初投稿なので、至らぬ点も多いかと思いますがご覧頂けると嬉しいです…!
※一応年齢制限つけてますが、R15らしき描写は2話の一部分のみです
文字数 38,002
最終更新日 2025.11.08
登録日 2022.06.16
16
【人外(神格持ち)×奉公人の青年】
奉公先で神々の秘宝『神界の器』を盗んだと疑われ、追われる身となった青年・雨音。命からがら山へのぼった彼が辿り着いたのは、神の住まうとされる聖域の奥だった。
倒れた彼を救ったのは、人の姿をした山の神――白銀の髪と静かな微笑を持つ、美しき存在だった。
「そのような悲しい記憶など、私がかき消してやる」傷だらけの心を癒すように与えられる愛に、雨音は次第に抗えなくなっていく……孤独な神と人間の青年が織りなす和風ファンタジーです。◾️本編完結済、只今雨音の弟が主人公のスピンオフ飛鳥編を更新中。
文字数 146,106
最終更新日 2025.10.28
登録日 2022.12.13
17
第二の性が存在する現代。
妖の血を引いた〈妖性〉と、生まれながらに霊力が強い〈陰陽性〉は、急激に増えた妖の退治を生業にしながら、優れた能力を発揮して現代社会に溶け込んでいた。
妖怪〈猫又〉の妖性で高校生の猫塚 麗央は新月の夜に両親を亡くしていた。
その後、孤児院で幼少期を過ごし、高校生の頃には政府の支援の下、一人暮らしをしている。
ある日。バイトの帰り道で陰陽師性の男_芦沢 柊星に出会う。
柊星との間に金色の糸が出現し、運命の番で結ばれていることを知った麗央。けれど、過去の出来事から陰陽師性を嫌い、関わらないようにしていて、麗央は一戦交えた隙に逃げることに成功した。
──はずだったのに。翌朝、登校中に柊星が現れて!?
柊星に攫われた麗央の軟禁生活が始まる──。
文字数 18,263
最終更新日 2025.10.16
登録日 2025.10.16
18
平安時代、貴族の子息・真夏は、龍笛の音に誘われ山中で半鬼の青年・博嗣と出会い、密やかな交流を深める。
やがて真夏は元服し宮中へ上がるが、都では鬼狩りが始まり、真夏は博嗣を庇って命を落とす。
時は流れ現代。生まれ変わった真夏は、子供の頃から鬼という言葉に不思議に惹かれ、夢に現れる人物に心を寄せていた。
大江山を訪れた夜、その夢の中の彼と大江山とが結びついた。そして、彼との過去の記憶が少しずつ蘇り始める。
夢の中で博嗣は現で会うことに消極的だが、真夏は諦めず鬼の伝承を調べ続け、やがてすべての記憶を取り戻す。
過去の悲劇を越えて、真夏は再び大江山を訪れ、博嗣と現実で再会し、ともに生きる道を選ぶ。
文字数 132,787
最終更新日 2025.10.06
登録日 2025.07.01
19
《──…もう関わらないから、放っておいて。》
その瞬間、一体の聖獣が命を落とした。
彼は、高飛車なひねくれ者で、厄介な嫌われ者で、いつも仲間達から爪弾きにされていた。
彼と同じ《聖紋》を授けられた彼の『運命』ですら、彼を敬遠していた。
彼が死んでも、悲しむ者など誰もいない。…──はずだった。
それなのに。彼はたくさんの仲間に囲まれ泣かれていた。
その死を悼まれ、涙されていた。
彼は、ただ、ほんの少しだけ、生き方を間違えただけ…だった。
✿Thanks✿
PAKUTASO(無料の写真素材・AI画像素材「ぱくたそ」)様⇒https://www.pakutaso.com/
(※エブリスタ様でも公開してます)
文字数 26,916
最終更新日 2025.09.30
登録日 2025.09.15
20
【ゆるふわヤキモチ焼き妖狐×もふもふ愛好家DK】
トラックに轢かれて死亡した18歳の高校生・仲里 優太(なかざと ゆうた)は、神から『妖力供給』というスキルを与えられる……のだが、
「ただし、妖力は【胸】から出る!」
「俺、男なんですけど……?」
抗議する間もなく異世界へ。到着早々サムライに遭遇するも、『妖力持ち』であることを理由に刃を向けられてしまう。死を覚悟したその時――銀髪の美しい妖狐に救われる。
彼の名は六花(りっか)。『妖力供給』と『もふもふ』をきっかけに仲を深めた2人は2週間後には結婚。優太は右も左も分からないながらも、『はぐれ者の里の長』 兼 『妖狐の国の元王太子』の妻としてガムシャラに奮闘していく。
※25/4/29~25/10/22にかけて改稿致しました。
※他サイトでも公開中です。
★表紙イラストについて★
いちのかわ様に描いていただきました!
恐れ入りますが無断転載はご遠慮くださいm(__)m
いちのかわ様へのイラスト発注のご相談は、
下記サイトより行えます(=゚ω゚)ノ
https://coconala.com/services/248096
文字数 83,886
最終更新日 2025.09.23
登録日 2024.05.02
21
〝香〟が最も価値あるものとされていた時代。
特異な“香”を宿す少年・朝峯(あさみね)は、家のために【器】として育てられた。
身体を調律され、香に従い、いつかその身を献上されることだけを待つ日々。
それでも、ただ一人。
彼を「人」として見つめていた男がいた。
影の従者・兵馬(ひょうま)。
しかし制度は、容赦なく二人を引き裂く。
名を奪われ、香の名残だけを纏って消えていった少年。
ただその香を、兵馬だけが探し続けた。
——香の向こうに、君がいる。
壊されたその心を、必ず取り戻すために。
儀式と香がすべてを支配する世界で、
ひとりの少年と、ひとりの男が運命に抗う物語。
文字数 20,046
最終更新日 2025.09.23
登録日 2025.08.20
22
日ノ本が小さな四つの国、中ツ国に成り果てた時代。
どこからともなく現れれた鬼、そしてそれらに抗う人々の物語の片隅で紡がれる小さな恋の物語。
十数年前に北の地にて、燃え盛る業火が上がった。その炎から逃れた揚篠鴉は長い年月を経て、東の国を治める徳川家の忍者となっていた。
亡くなった肉親、仲間の仇を討つべく、北の地に訪れて元凶である松永の血を継ぐ男、鈴佐遠流を捜す。
だが、飄々としたその男はかつてあの業火に呑まれた屋敷で共に育った鈴之助だと知る。
互いに呪われた運命を歩みながら人類の為に、そして復讐の為に相容れない道は交差していく……。
───────────────
2025年7月3日より、新たなに書き直すべくタイトルを『名軍師様の尿道プレイ』から『鴉の鈴遊び』に変更しました。
予定では週一話ずつ更新予定です(夏季の間は体調が優れない事が多い為、遅れる事が多いと思われます)
また、以前の話数は修正前として残しておりますが修正が出来次第、削除する予定です。
しおり、感想などありがとうございました。
これからはもっと頑張っていきますので今後とも応援、よろしくお願いいたします。
文字数 34,758
最終更新日 2025.09.05
登録日 2023.03.16
23
── 少年は愛された、己の全てを引き換えに ──
世は、人と妖魔が拮抗する時代。
不思議な力を持つ少年「七瀬 日向」は、幼なじみから1000年前に封印された「鬼の王」の伝説を聞く。
だが、謎が多いその伝説を、日向はひとつも信じなかった。
そんなある日、日向は森の奥で不思議な祠を見つける。
何かに導かれるようにして日向が手を伸ばした途端、彼の前に現れたのは、封印から目覚めた鬼の王だった。
それが、全ての始まりだった……。
「気に入った、小僧……我のものになれ」
1000年止まっていた地獄が、再び歯車を動かす。
封印を解く鍵となった日向は、鬼の王に強力な呪縛をかけられ、彼の所有物となってしまう。
なぜ日向は、王の封印を解くことができたのか。
命を握られた少年と、愛を知らない史上最強の鬼の王。
全ての謎は、この地に眠っている………………。
※こちら、大変長い作品となっております。
主役以外のキャラ同士の、NL模様も少しありますので、苦手な方はお控えください。
詳しくは、近況ボードでお確かめ下さい。
文字数 1,192,883
最終更新日 2025.08.10
登録日 2023.12.03
24
次の人生こそは、必ずあなたを幸せにしてみせる。
海外在中の大学生川窪瑞生(かわくぼみずき)は、危篤の祖母に顔を見せるため単身日本へ向かう。そこで、なぜか祖母から翡翠の勾玉と遺言を受け取ることになり、願いを果たすため片田舎の八千河市(やちがわし)へ向かうことに。
受け取った勾玉に導かれるように、山中のとある泉へ足を運ぶ瑞生。原生林の広がる風景にどこか懐かしさを感じながら進んでいくと、そこにはひとりの青年がいて――。
一途執着攻×天然真面目受
タイトルは「かわせみとだいじゃ」です。現代と過去の記憶が交錯する和風ファンタジーになる予定です。
※本作品が指す古代は縄文~弥生くらいのイメージです。あくまでもイメージなので、歴史ファンの皆さま温かく見守って下さい!地名もイメージはありますが全てフィクションです。
※ファンタジー重視のお話です。
※R18は別作品をお楽しみください!
文字数 107,488
最終更新日 2025.08.07
登録日 2025.06.27
25
身分差&歳の差
カタブツ法務官長(42)×異国の血を引く美少年(十代)
こんな二人の、初心すぎる恋物語
国一番の堅物と噂される司法長官・清純(せいじゅん、四十路)は、自邸の庭を手入れする異国の血を引く美青年・春(はる)と出会い、その陽だまりのような純粋さに心を奪われる。年の差や身分差に悩みながらも、二人は不器用な愛情を育み、やがて夜ごと肌を重ねる恋人同士となる。
昼間は厳格な主と有能な庭師としての規律を守る二人の関係は、政敵の罠や外交問題といった数々の試練を乗り越えるたびに、より深く、強固なものへと変わっていく。ただ庇護されるだけだった春は、清純の心を支える対等な生涯の伴侶へと成長する。
出会い、恋に落ち、想いが通じ合い、生涯の伴侶と認め合う。
二人の十年以上にわたる恋模様、そして「家族」になっていく様子を描く。
★=R18シーンのあるエピソード
手元で完結済みです。毎日投稿します。投稿時間は不定期です。
文字数 72,900
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.07.08
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鬼の頭領(人外)×生け贄の青年(人間)
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●登場人物
○生け贄の青年
・受け(主人公)
・18歳
・名無し
・髪:黒色、眼:瑠璃色
○蒼月(そうげつ)
・攻め
・256歳(人間換算で20代半ばくらい)
・鬼の頭領
・髪:白色、眼:金色、角:瑠璃色
●あらすじ
瑠璃色の瞳を持つがゆえに村人から忌避されていた孤児の青年が、雨乞いの生け贄として選ばれた。
しかし、雷の夜、偶然の出来事によって繋がった常世(とこよ)への道に落ちてしまう。
「そんな醜悪な人間なんて、さっさと殺してしまえば良いのですよ」
美しき鬼と生け贄の青年が出会う時、運命の歯車が動き出す───。
──────────
※和風人外ファンタジーなお話です。
※時代は江戸時代初期頃をイメージしています。
※なので登場人物たちは全員着物を着ています。
※BLove様で開催されたコンテスト用に書いた短編小説(全10話)です。
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
※いいね、お気に入り、感想、大歓迎です!!
文字数 15,425
最終更新日 2025.06.15
登録日 2024.08.10
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【執着年下攻め🐲×逃げる年上受け🦊】
愚者の森に住む銀狐の一族には、ある掟がある。
──群れの長となる者は必ず真竜を娶って子を成し、真竜の加護を得ること──
長となる証である紋様を持って生まれてきた皓(こう)は、成竜となった番(つがい)の真竜と、婚儀の相談の為に顔合わせをすることになった。
番の真竜とは、幼竜の時に幾度か会っている。丸い目が綺羅綺羅していて、とても愛らしい白竜だった。この子が将来自分のお嫁さんになるんだと、胸が高鳴ったことを思い出す。
どんな美人になっているんだろう。
だが相談の場に現れたのは、冷たい灰銀の目した、自分よりも体格の良い雄竜で……。
──あ、これ、俺が……抱かれる方だ。
──あんな体格いいやつのあれ、挿入したら絶対壊れる!
──ごめんみんな、俺逃げる!
逃げる銀狐の行く末は……。
そして逃げる銀狐に竜は……。
白竜×銀狐の和風系異世界ファンタジー。
文字数 121,627
最終更新日 2025.05.13
登録日 2023.10.29
31
文字数 25,540
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.05.09
32
ある日、名を持たぬ黒き蛇は退魔組織である「鬼祓い」に捕まってしまう。鬼祓い達が蛇を贄としようとした時、蛇はある少年に式神にならないかと持ち掛けられた。その少年は仮面のように表情の無い冷たい目をしており、蛇はその少年の不気味さに嫌悪を抱きながらも式神となるのだが?
「鬼を祓いて闇を行く」と続編の2作に登場する時雨の父親の若き日を描いた話です。
終盤BL要素あり 全体的にブロマンス寄り
年齢制限ありの番外編は別に出すかもしれません
表紙 芳乃カオル様
改稿版&書き下ろし短編掲載の紙本をBoothにて頒布中
https://yuendou.booth.pm/items/6577228
文字数 116,807
最終更新日 2025.04.20
登録日 2025.03.31
33
生まれながらに神気という力を宿す者たち――神子。
かつて人々に崇められ、祝福とともに生きていた彼らは、“神子暴走事件”をきっかけに運命を変えられた。
彼らは「神憑き」と呼ばれ、国が出した神縛令によって“処分される存在”となった。
故郷を失い、隠れ里で生き延びていた青年・水澄はある日、神憑きを狩る“焔狩”――そして、かつて兄のように慕っていた男と再会する。
「選べ、水澄。神縛令に従って処刑されるか。それとも――俺のものになるか」
「神憑きではなく、ただの人間として生き延びる方法。それを、今からお前に教える」
※執着、無理矢理要素あり。暗めです。
完結済みですがサイドストーリー追加予定です。
文字数 12,638
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.04.09
34
両親から愛されず、放置されていた三上離中(みかみりお)は、小学校の登校中に風邪で倒れてしまう。次に離央が目を覚ますと、病院のベッドに寝かされていた。倒れた離央を病院まで連れて来てくれたのは、長い黒髪に紫色の瞳をした綺麗な顔立ちの男性だった。彼は峯滝氷雨(みねたきひさめ)と名乗り、離央の家庭環境を知って「風邪が治るまで俺のお家で療養しよう」と提案する。
前世で悪鬼殲滅部隊の隊長だった龍の化身×両親から愛されず捨てられてしまった男の子(化身の伴侶)。
短編「雨音に包まれて」の現代ifの物語です。本編を読まなくても大丈夫ですが、本編も読むと分かりやすいと思います。
※虐待、毒親などの描写あり。
R18はサブCPのみ(水を司る龍の化身×学校の先生)。
この作品は自サイトと『小説家になろう』のムーンライトノベルズ様にも掲載しています。
文字数 184,031
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.02.07
35
藩主の嫡男である政暁と、その懐刀の時雨が領地の視察を終えて1ヶ月経った頃、鬼祓いの頭領の弟である冬霞が鬼祓いの里を訪れる。
また時を同じくして、時雨は政暁によく似た少女に出会う。
かつて藩邸で仕えていた冬霞の訪れと、城内で繰り広げられる権力争い。そこで解き明かされる政暁の過去とは? 鬼祓いシリーズ第3段です
文字数 93,725
最終更新日 2025.03.14
登録日 2025.02.19
36
37
鷹智家の嫡男政暁の懐刀となった紅原時雨。懐刀となったはいいが、時雨には決して主に言えない過去があった。梅雨も過ぎた頃、時雨は過去に向き合うこととなる。ちょうど城下では祭りの時期が迫り、政暁は時雨を祭りに誘うのだが……。
「鬼を祓いて闇を行く」の続編です
モブレ要素あり 悲惨な要素が多々ありますが、ハッピーエンドです
文字数 179,525
最終更新日 2025.02.17
登録日 2025.01.20
38
乱世が終わったと思ったら、今度は日ノ本各地に魑魅魍魎が跋扈するようになった太平の世とは言えない時代。京の都の近くの国に二人の男がいた。好色なうつけの若様、鷹智政暁と、陰陽術を巧みに使う『鬼祓い』の次期頭領で仕事中毒な従者、紅原時雨。次期当主である若様と時雨にあの手この手と忍び寄る魔の影。人と妖怪の手を掻い潜り、果たして無事に若様は当主となることが出来るのか。退屈する暇もない日々の中で、国の安寧を守るため、今日もうつけと懐刀は宵闇を駆けていく。
2018年にエブリスタにて連載していたものです。
表紙 芳乃カオル様
改稿&書き下ろし短編・挿絵収録 自費出版 kindle版 https://amzn.asia/d/0sdqaqM
改稿&書き下ろし短編・挿絵収録 紙本版 A5 158P https://yuendou.booth.pm/items/5163069?s=09
文字数 93,562
最終更新日 2025.01.18
登録日 2025.01.03
39
月神を信仰する村に、ココウという若い狩人がいた。
神に人間を捧げる祭儀に、柱として選ばれた妹に代わり、ココウは月神の使者に自分を連れて行くよう懇願した。
ココウは神域で、男だが妻、つまり男神の慰みとして月神ミツルヅキに迎えられたことを知る。
男としての尊厳を捨てられないココウは、妻という立場に悩みながらもミツルヅキのお世話をしようするのだが、なぜかミツルヅキの方が甲斐甲斐しく世話をしてくる始末。
しかも、ミツルヅキはココウが望まない限り抱かないと言って……?
健気な狩人と、美しく寡黙な武神が閉じた世界で愛し合う、和風ファンタジーラブ!
※毎日3話更新(19:00)
※ムーンライトノベルズさんでも掲載している作品です。
文字数 29,806
最終更新日 2025.01.04
登録日 2025.01.02
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【和風BL】15歳の少年篤弘はある日、夏朗と名乗る17歳の少年と出会う。
彼は篤弘の初恋の少女が入信を望み続けた宗教団体・李凰国(りおうこく)の男だった。
亡くなった少女の想いを受け継ぎ篤弘は李凰国に入信するが、そこは想像を絶する世界である。
罪人の公開処刑、抗争する新興宗教団体に属する少女の殺害、
そして十数年前に親元から拉致され李凰国に迎え入れられた少年少女達の運命。
「愛する男に斬られるのもまた甘美か?」
李凰国に正義は存在しない。それでも彼は李凰国を愛した。
「おまえの愛の中に散りゆくことができるのを嬉しく思う。」
李凰国に生きる少年少女達の魂、信念、孤独、そして愛を描く。
文字数 1,903
最終更新日 2024.12.17
登録日 2024.12.17