人質小説一覧
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件
不義の子としてこれまで虐げられてきたエヴェリ。
戦争回避のため、異母妹シェイラの身代わりとして自国では野蛮な国と呼ばれていた敵国の王弟セルゲイに嫁ぐことになった。
身代わりが露見しないよう、ひっそり大人しく暮らそうと決意していたのだが……。
「君を愛することはない」と初日に宣言し、これまで無関心だった夫がとある出来事によって何故か積極的に迫って来て──?
優しい夫を騙していると心苦しくなりつつも、セルゲイに甘やかされて徐々に惹かれていくエヴェリが敵国で幸せになる話。
文字数 121,531
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.07.20
辺境の小国から人質の王女が帝国へと送られる。マリオン・クレイプ、25歳。高身長で結婚相手が見つからず、あまりにもドレスが似合わないため常に男物を着ていた。だが帝国に着いて早々、世話役のモロゾフ伯爵が倒れてしまう。代理のモック男爵は帝国語ができないマリオンを王子だと勘違いして、皇宮の外れの小屋に置いていく。マリオンは生きるために仕方なく働き始める。やがてヴィクター皇子の目に止まったマリオンは皇太子宮のドアマンになる。皇子の頭痛を癒したことからマリオンは寵臣となるが、様々な苦難が降りかかる。基本泣いてばかりの弱々ヒロインがやっとのことで大好きなヴィクター殿下と結ばれる甘いお話。全27話。
文字数 65,339
最終更新日 2024.10.13
登録日 2024.10.13
アウローラ国の王女・ベッティーナは約十年間、小さな屋敷に閉じ込められていた。
呪われていると噂される彼女。実際、白魔法という精霊・天使を従えることのできる血が流れているはずが、彼女は黒魔法使いであり、悪霊・悪魔を従えていた。
そんな彼女に転機が訪れる。隣国・シルヴェリに生贄の人質として渡ることになったのだ。弟の身代わりであり男子になりすますよう命じられる、ベッティーナはこれを受ける。
作家になる夢があり、勉強の機会が増えると考えたためだ。
そして彼女は隣国の王子・リナルドの屋敷にて生活することとなる。彼は執事のフラヴィオと懇意にしており、男色疑惑があった。
やたらと好意的に接してくるリナルド王子。
彼に自分が女であることがばれないよう敬遠していた矢先、敷地内の書庫で悪霊による霊障沙汰が起こる。
精霊と違い、悪霊は人間から姿も見えない。そのため、霊障が起きた際は浄化魔法が施され問答無用で消されることが一般的だ。
しかし彼らが見えるベッティーナは、それを放っておけない。
霊障の解決を行おうと、使い魔・プルソンとともに乗り出す。
そんななかで、リナルド王子が協力を持ちかけてきて――
その後はやたらと好意的に接してくる。
はじめは疎ましいとしか思っていなかったベッティーナ。
しかし、やがて彼との関係が壮絶な過去により凍り付いたベッティーナの心を溶かしていく。
隣国の男色(?)王子と、呪われ王女が紡ぐロマンスファンタジー。
文字数 102,568
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.03.03
魔王城に囚われて早5年、勇者は一向に助けに来ない。それは魔王軍にとっても、人質の少女にとっても、深刻な悩みであった。
怖がりで人見知りの勇者。なんであんな人が勇者となってしまったのか……。
「勇者が来ない件について! 五年経っても何もしてこない勇者に、ちょっかいをかけようと思います!」
自由奔放な魔王の勢いに飲まれ、人質の少女シエルと魔王軍四天王レインは、勇者にちょっかいをかけることに。
これ本当に意味はあるのか? と思いながらも、ときに冒険の手助けをし、ときに試練を与え、勇者をうまく魔王城へ誘導する。
プニプニのカメに癒されたり、船旅をしたり、「竜封じの結界師」なんて呼ばれちゃったり、ファンができたり、竜の背に乗って空を飛んだり。
村にいたときより、人質になってからのほうが自由な気がする。正直このままでいいかな、とも思うけど、やっぱり……
いつか勇者に助けられ、人質としての役目を全うしたい!
人々の想いを背負った勇者一行と、強大な力を持つ魔王軍との戦いが、今……え、始まらない?
これは、勇者の冒険の裏方で活躍していた、人質の少女の物語である。
小説家になろうにも投稿しています。
文字数 159,211
最終更新日 2023.10.02
登録日 2023.02.19
リヴィエ国の若き国王の妹であるベルティーユは、十二歳の時に敵国であるブルマリウス国に人質として行く事になった。長い戦を終わらせる為の和平条約を結ぶまで、互いに人質交換を取り決めた。リヴィエ国からは王妹であるベルティーユが、ブルマリウス国からは第一王女であるブランシェが人質と選抜された。
それから六年後、ベルティーユは人質の身ではあるがブルマリウス国の第二王子等から温かく迎え入れられ何事もなく平穏に過ごしていた。そして六年の協議の末、間も無く和平条約が結ばれるーー筈だった。その直前、もう一人の人質であるブランシェの訃報が届き事態は急変する。ブランシェの死因は、リヴィエ国王からの陵辱であり、その事に嘆いたブランシェは自ら命を絶ったというものだった。
これまで優しくしてくれていた第二王子のクロヴィスは人が変わったように豹変し、妹の死を嘆き怒り、報復としてベルティーユを陵辱する。更にその後、心身共に衰弱したベルティーユは、今は使われていない古い塔に幽閉された。そこにやはり以前まで優しかった筈の第三王子ロランが現れ、ベルティーユの処刑が決まった事を告げる。それから数日後の処刑執行の朝、ベルティーユを迎えに来たのは……冷酷非道と名高いブルマリウス国の王太子のレアンドルだった。そして彼は「これより君は俺の妾だ」そうベルティーユに告げた。
文字数 178,174
最終更新日 2023.09.06
登録日 2023.06.10
お父さんの借金のせいで、あたしは人質として連れて行かれちゃった!?
だけど住み込みでメイドとして働く事になった先は、クラスメイトの気になる男の子の大豪邸
「お前はオレのペットなんだ。
オレの事はご主人様と呼べよな」
ペット!?
そんなの聞いてないよぉ!!
「いいか?
学校じゃご主人様なんて呼ぶなよ。
お前がオレのペットなのは、ふたりだけの秘密なんだからな」
誰も知らない、あたしと理央クンだけのヒミツの関係……!
「こっち、来いよ。
ご主人様の命令は、絶対だろ?」
学校では、クールで一匹狼な理央クン
でもここでは、全然雰囲気が違うの
「抱かせろよ。
お前はオレのペットなんだから、拒む権利ないんだからな」
初めて見る理央クンに、どんどん惹かれていく
ペットでも、構わない
理央クン、すき_____
文字数 70,969
最終更新日 2023.03.25
登録日 2023.03.16
理不尽な理由を掲げて大国に攻め入った母国は、数カ月後には敗戦国となった。
王政を廃するか、それとも王妃を人質として差し出すかと大国は選択を迫ってくる。
『…本当にすまない、ジュンリヤ』
『謝らないで、覚悟はできています』
敗戦後、王位を継いだばかりの夫には私を守るだけの力はなかった。
――たった三年間の別れ…。
三年後に帰国した私を待っていたのは国王である夫の変わらない眼差し。……とその隣で微笑む側妃だった。
『王妃様、シャンナアンナと申します』
もう私の居場所はなくなっていた…。
※設定はゆるいです。
文字数 126,356
最終更新日 2023.02.02
登録日 2022.06.20
「奈月先生、夫を殺してください」
目の前の女は確かにそう言った。
園児の親から殺人依頼を受けた保育士奈月はどうする?
文字数 135,366
最終更新日 2023.01.02
登録日 2023.01.02
公爵令嬢エンフィアは王太子の婚約者だ。
妃教育も終え、後は半年後の王太子殿下との婚姻を以て王太子妃となる。
未来の国母として王となる王太子を支え、民の為に努力を惜しまずにやって来た。
ところが、半年後の予定の結婚式は急遽早まった。
「何故ですか?」
「君を早く妻と呼びたいんだ」
屈託なく笑う王太子に、エンフィアも了承した。
国王も認めていることに異は唱えられない。
しかしー…
「侵略停戦条件の人質をわざわざ受け取りに来たのだが」
帝国の王が現れたのは、エンフィアが夫婦の誓いと国の為に身を粉にすると宣言をした直後。
「…我が妻、エンフィアを差し出す」
王太子はまだ花嫁衣装のままの妻エンフィアの背を押して、皇帝に差し出したのだった。
文字数 14,017
最終更新日 2022.11.16
登録日 2022.10.06
メフィスト賞の座談会で取り上げられた作品。
三人組の銀行強盗団が小学四年生のウサギちゃんを人質にして逃走を始めた。
警察は捜査本部に改造したキャンピングカーで追いかける。
逃げ切れるのか、追い付くのか。
一日がかりの追いかけっこが始まった。
文字数 136,133
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.11.03
「ああ、マリア……!愛してるよ………!」
マリア、それは妻の私ではない名前。
「なんて可愛いんだ!」
夫は堂々と家の中で愛を叫び、可愛いと私以外に言う。寧ろ外では決してしない。
私は夫だけを愛しているのに………あまりにうるさく、腹が立った私はあらゆる権力を使ってその存在を抹殺することに決めた。
「ミスティー!それだけは………それだけはやめてくれ!」
「やっと名前を呼んでくれたのね。でももう遅いわ」
これはその存在の首を私が折るまでのお話。
あらすじこそこんなんですが、全然グロテスクじゃないことは保証します。あくまでラブコメディ。何がどうしてそうなる?とタイトルに釣られた読者様方、是非謎を解明してください。謎と言うほどではありませんが。
すっと始まってすっと終わります。暇潰しにどうぞ。
文字数 1,747
最終更新日 2022.10.27
登録日 2022.10.27
「噂の赤い目の女を捕縛しました」
その知らせを受け、元宰相のルイスは王都へ向かう。
「顔を上げろ」
しかし、椅子に縛り付けられたネリネは憔悴して動かない。
兵士がネリネの髪を引っ張り、痛みに歪んだ顔が見える。
「あなたはネリネ・エイジャー嬢ですね?」
探し求めていた彼女を見つけたルイスは領地へ連れて帰る。
状況を理解出来ないネリネはルイスに従った振りをする。
そもそも心が壊れているネリネには活力が無い。
実は伯爵令嬢だったネリネが暗殺集団に入れられ、心が壊れることになった原因にルイスが関係していた。
やがて、共に生活しながらその事実を知ることとなり……。
残酷な運命に翻弄される元貴族令嬢と彼女を探し求める宰相の物語です。
第1章はネリネの人生が壊れていき、捕縛されるまで、第2章はネリネがルイスに引き取られてからのお話です。
本編全33話、完結しました。
文字数 39,785
最終更新日 2022.07.12
登録日 2022.06.10
高校生の櫻田真は
起きたら見知らぬ教室で目を覚ます
見回すと八人の男女が教室に
集められていた
するとテレビが映り出す
映ったのは家族や友人などが人質として
映し出される。
見知らない人も人質として映し出している
それを見て全員がパニックになると、
画面をつけた何者かが映し出され、
恐怖の、椅子取りゲームが始まる
文字数 2,699
最終更新日 2021.06.02
登録日 2020.11.30
先の戦争で傷を負った王女ミシェルは顔に大きな痣が残ってしまい、ベールで隠し人目から隠れて過ごしていた。
数年後、隣国の裏切りで亡国の危機が訪れる。
それを救ったのは、今まで国交のなかった強大国ヒューブレイン。
両国の国交正常化まで、ミシェルを人質としてヒューブレインで預かることになる。
聡明で清楚なミシェルに、国王アスランは惹かれていく。ミシェルも誠実で美しいアスランに惹かれていくが、顔の痣がアスランへの想いを止める。
傷を持つ王女と一途な国王の恋の話。
文字数 133,831
最終更新日 2020.02.10
登録日 2019.12.17
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