古事記小説一覧
19
件
20xx年、日本は謎の天変地異に悩まされていた。
相次ぐ河川の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。
全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──まるで、時代が巻き戻ってしまったかのような貧困生活を余儀なくされていた。
クビにならないと言われていた公務員をクビになり、謎の力に目覚めた主人公はある日突然神様に出会う。
「そなたといたら、何か面白いことがあるのか?」
自分への問いかけと思わず適当に答えたが、それよって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、秘匿された存在の【裏公務員】として仕事をする事になった。
「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」
「勘弁してくれ」
そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。
優しさと悲しさと、切なさと暖かさ…そして心の中に大切な何かが生まれる物語。
※BLに見える表現がありますがBLではありません。
※現在一話から改稿中。毎日近況ノートにご報告しておりますので是非また一話からご覧ください♪
文字数 1,242,776
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.01.01
祖母亡き後、近くの古びた祠を管理することになった駿太はそこで不思議な少年に出会う。
少年はフフと名乗り、自分が祠に住む犬神だというのだが、肝心の記憶がない。
駿太はフフの記憶を取り戻すために日本中を旅することとなる。
日本の神話をモチーフにしたファンタジーBL。
文字数 28,415
最終更新日 2024.11.06
登録日 2024.10.27
~エンリのテンソンとカミムスビのミコ~
ある夏の日、一人の少女が消えた。走っている電車の車両から、鞄と傘だけを残して消えてしまった。
それを見ていた唯一の男は自ら命を絶ち、以来少女の行方はしれなかった。
消えた少女が辿り着いたのは、世界自体が半神半人のような不思議な国、道俣淡島(ちまたあわしま)。
そこは神々が住まう高天原(たかまのはら)と、人間が暮らす豊葦原(とよあしはら)の狭間にある、神とも人ともつかぬ人々が生きる世界。
そこで少女が出会ったのは、美しくも近寄りがたい一人の男神と、ただひたすら献身的に仕えてくれる一人の従者だった。
やがて神々に仕える巫女となった少女は、この世界を創った原初の女神の啓示を受け淡島の名もなき神々と心を通わせていく。
そんな少女に、ある思惑を持ち近づいてくる神々。彼らは少女を処女のまま抱き、その刻印を身に残す。
喜びも幸せも、怒りも憎しみも。あらゆる想いを寄せ、あるいは寄せられて、少女は少しずつ成熟していく。
神代×現代。古代和風ハイファンタジー。
━━━
別サイト様にて2016年09月30日に発表・完結したものに、大幅加筆修正を加え「大人のケータイ官能小説」様にて2019年12月31日に完結。(現在は一部を残し非公開)
そちらでは、300万以上のPVをいただいていました。
2024年アルファポリス様へ移転。
文字数 359,052
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.08.09
小学六年生の五瀬稲穂《いつせいなほ》は運動会の日、不審者がグラウンドへ侵入したことをきっかけに、自分に秘められた力を覚醒してしまった。そして、自分が天照大神《あまてらすおおみかみ》の子孫であることを宣告される。
保食神《うけもちのかみ》の化身(?)である、親友の受持彩《うけもちあや》や、素戔嗚尊《すさのおのみこと》の子孫(?)である御饌津神龍《みけつかみりゅう》とともに、妖怪・怪物たちが巻き起こす事件に関わっていく。
修学旅行当日、突如として現れる座敷童子たちに神隠しされ、宮城県ではとんでもない事件に巻き込まれる……
今後、全国各地を巡っていく予定です。
☆感想、指摘、批評、批判、大歓迎です。(※誹謗、中傷の類いはご勘弁ください)。
☆作中に登場した文章は、間違っていることも多々あるかと思います。古文に限らず現代文も。
文字数 123,593
最終更新日 2024.07.21
登録日 2020.09.19
俺はオオクニヌシ。俺の苦労話を聞いてくれ。
「母親に会いたいと言ったら、なぜか国を追い出された件」の続編です。セットで読んでください。
※底本は講談社学術文庫の『古事記(上)』です。
文字数 4,704
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.16
俺の名前はスサノオ。俺の武勇伝を聞いてくれ。
続編は「荷物持ちの苦労人、一国の神様に成り上がる」です。オオクニヌシが主人公です。
※底本は講談社学術文庫の『古事記(上)』です。
文字数 4,873
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.03.15
文字数 3,882
最終更新日 2023.06.20
登録日 2023.05.03
一万四千年もの長きにわたった縄文時代。そんな縄文時代にタイムスリップした少年たちは、果たして生き抜いていけるのだろうか。
教科書では教えてくれなかった縄文時代の真実を背景に、神代の日本を描きます。
1話3000文字程度、当面は毎日更新します。
2023.4.29投稿開始
文字数 76,932
最終更新日 2023.05.23
登録日 2023.04.29
それは、魂が生まれ、また還るとこしえの場所――常世国の神と人間との間に生まれた青年、千尋は、みずからの力を忌むべきものとして恐れていた――力を使おうとすると、恐ろしいことが起こるから。だがそれは、千尋の心に呪いがあるためだった。
その呪いのために、千尋は力ある神である自分自身を忘れてしまっていたのだ。 千尋が神に戻ろうとするとき、呪いは千尋を妨げようと災いを振りまく。呪いの正体も、解き方の手がかりも得られぬまま、日照りの村を救うために千尋は意を決して力を揮うのだが………。
『古事記』に記されたイザナギ・イザナミの国生みの物語を背景に、豊葦原と常世のふたつの世界で新たな神話が紡ぎ出される。生と死とは。幸福とは。すべてのものが生み出される源の力を受け継いだ彦神の、真理と創造の幻想譚。
文字数 91,012
最終更新日 2023.02.27
登録日 2023.02.19
フリー朗読台本として利用可能な小説です。
比較的長めなので、第2章までで完結させるのもおすすめです。
(第2章までで完結させても違和感のない内容となっています)
利用の際の注意は目次をご覧ください。
【あらすじ】
乱暴者のコウス王子は、大王(おおきみ)である父上の命令で、クマソ征伐に向かう。
「クマソタケルなんか三日で倒してやる」と父上には言ったものの、結果は惨敗。
五体満足で残っている兵なんて、従者の私とコウス王子以外、ほとんどいないほどである。
私が「ここはお父様の助けを借りましょう」と助言したものの、聞き入れず、自分でなんとかすると言い張る。
そんなコウス王子がとった作戦は……
ちょっとすっとぼけたヤマトタケルのクマソ征伐です。
くすっと笑えるコメディ要素満載!
気軽に読んで笑ってください。
他サイトで読んで下さった方には、非常に面白いと好評です。
【注意】
神話がネタですが、かなり創作が入っています。
本来のヤマトタケルのクマソ征伐については、検索サイト等でお調べください。
逆に元ネタを知っている方には面白いと思います。
またヤマトタケルの名前「小碓」は通常オウスと呼びます。
作者が長い間勘違いしていたのですが、コウスの方が語感が可愛らしいのと、また「コウス」と呼ぶのが完全に間違いというわけではないらしいので、このままにしました。
【表紙イラスト】佳穂一二三様
文字数 29,500
最終更新日 2022.06.14
登録日 2019.04.14
高校2年生の天野颯(あまのはやて)は1歳下の妹の真菜(まな)に誘われて三輪山を登った際、その頂上にある日向御子神(ひむかのみこのかみ)を祀る社の前で落雷にあった。それと同時に聞こえた不気味な声に恐れをなした颯は、真菜の手を引いて下山を急ぐ。しかし、三輪山を下りたはずの二人の前に現れたのは、登山口の神社ではなかった。
三輪山ではないどこか。あてどなく彷徨う二人は彦五瀬命(ひこいつせのみこと)と出会い、そこが古代日本であることを知る。颯の知らない神話の時代。そこは現代の常識では考えられない理と化け物が存在する世界だった。
*今作は『小説家になろう』でも掲載しています。
文字数 110,675
最終更新日 2021.11.16
登録日 2021.08.16
神々が招いた諍いに、選ばれし人間はどうなるのか
――古より現代へ――
とある男神が黄泉の封印を解きそこからすべてが始まる。
剣に選ばれし女たちは剣に導かれるように、守護神を探す試練を与えられる。
果たして黄泉の扉を封じることができるのか――?
現代と異世界を交えて、神と人が邂逅するバトルファンタジー開幕
文字数 7,548
最終更新日 2020.06.27
登録日 2020.06.23
神vs妖怪異能バトル冒険譚!
神はいた。しかし完璧な存在ではなかった。完璧になろうとする存在だった。
完璧な存在となって正しく世界を導きたい神は、人間を初めとした生物を創造し、試練という名の実験と観察を繰り返していた。その果てに人間は滅んだ。。
結局まだ完璧に至れなかった神は新たな実験を始めるために、実験場の清掃に乗り出した。
地球先住生物であった妖怪たちがのさばる地球に降り立ち、魑魅魍魎を狩って狩って狩りまくる。
己の精神力を糧にする神力と他社の魂を糧にする魔法がぶつかり合う。
穢れた生け贄の子、ヒルコも刀一本で未踏の地を切り開く……が、穢れを嫌う神からの妨害、自分を捨てたはずの母親の執着にあってしまう。
夢見たよりもずっと大変な冒険者ライフの中でもヒルコは今まで知らなかったものに触れる。
文字数 51,181
最終更新日 2019.07.26
登録日 2019.06.15
日ノ本の歴史である。
石器から縄文にかけて、日ノ本は、世界有数の文明を有した地域であった。
しかしながら、日ノ本の歴史は、古代と現代の狭間に、語ること難しく、お爺ぃは学ぶことを断念したことがある。お爺ぃでは、小説として描くも難しい。
ということで、行間の多い、個人名や出来事を具体的にはあまり記述しない、かなぁぁり変わった歴史を描いてみました。
参考資料
CGS動画 「目からウロコの日本の歴史」 小名木善行&神谷宗幣
文献資料:明治大学、黒曜石研究センター関連資料
誉田亜紀子著「ときめく縄文図鑑」
植田文雄 著「縄文人の淡海学」
瀬川拓郎 著「縄文の思想」
松木武彦 著「縄文とケルト」
西田正規 著「人類のなかの定住革命」
安田喜憲 著「森と文明の物語」
鬼頭宏 著「人口から読む日本の歴史」
滋賀県立安土城考古博物館「人・自然・祈り」共生の原点を探る
滋賀県立安土城考古博物館「水中考古学の世界-琵琶湖湖底の遺跡を掘る-」
サンライズ出版「滋賀県の歴史」
山形県教育委員会「押出遺跡発掘調査報告書」
山川登著 「倭国大乱は二王朝の激突だった」
寺本克之 著「倭国大乱 軍事学的に見た日本古代史」
倉本一宏 著「内戦の日本古代史」
今野真二 著「日本語の歴史」
兼好法師 著「徒然草」
清水克之 著「喧嘩両成敗の誕生」
関 幸彦 著「武士の誕生」
網野善彦 著「日本の歴史をよみなおす」
本郷和人 著「承久の乱」「軍事の日本史」
作者不詳 「伊勢物語」
原田信男 著「義経伝説と為朝伝説」
出雲隆 編「鎌倉武家辞典」
講談社 編「難波大阪 全三巻」
桃崎有一郎 著「武士の起源を解きあかす」
山内 譲 著「海賊の日本史」
呉座勇一 著「応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱」
桃井治郎 著「海賊の世界史」
曲亭馬琴 著「椿説弓張月」
本居宣長 著「日本人のこころの言葉」
太安万侶、鈴木三重吉、武田祐吉「古事記」
紀貫之 著「土佐日記」
菊池寛 著「応仁の乱」
日下雅義 著「地形からみた歴史」
関裕二 著「地形で読み解く」
鴨長明 著「方丈記」
黒嶋敏 著「海の武士団」
最近、電子書籍が多くなり、Amaz〇nさんに至っては、同人誌も個人出版という形で発売されるという状況となっています。なかなかに面白い時代となりました。
文字数 77,088
最終更新日 2019.02.28
登録日 2018.12.08
19
件