15歳の誕生日、前世の記憶を思い出したナタリア。前世の記憶によると、この世界はゲームの世界で、ナタリアは最後ラスボスの生贄となって死ぬ負けヒロイン役だった。って、恋に敗れた挙句に、死ななきゃいけないなんて、冗談じゃなーい! ナタリアは必死に自身を鍛えることと、ヒーローであるリズルから距離を置こうとするが……。
「なんでヒーロー様が、ヒロインをほっといてこっちによってくるんですか?!」
「それに、鍛えてくれた師匠が、実はラスボスだったなんて聞いてない!」
「えっ、私が妻になるなら、世界は滅ぼさなくてもいいかも? それを早く言ってください……って、ヒーロー様がなぜだか闇堕ちしてる!?!?」
※お転婆第二王女とラスボスと勇者の三角関係ものです
文字数 1,688
最終更新日 2023.06.26
登録日 2023.06.25
「……私は、君を愛せない。」
「かしこまりました。お飾りの妻役、喜んで拝命いたします!」
「!?」
リリーシャには秘密がある。それは、極度の面食いだということだ。なので、イケメンランキング堂々の歴代2位に輝く、第二王子に初夜に愛さない宣言をされても平気だ。
むしろ、あの綺麗なお顔で長年の片思いを引きずっているなんて、解釈通りにもほどがある! とさえ思っている。
そんな彼女は、彼女なりにお飾りの妻役を楽しんでいたのだが、最近旦那様である第二王子の様子がおかしくて――。
最初に愛さない宣言をしてしまったがゆえになかなか素直になれない第二王子×第二王子の初恋相手である伯爵令嬢のテンション高めなラブコメディー。
文字数 5,538
最終更新日 2023.05.31
登録日 2022.10.29
青き軍神と呼ばれる最強騎士ランドルフ・ノイグは、突然王国騎士を辞めた。その理由は、自分が仕えるべき主を他に見つけたから、らしい。まぁ、なんにせよ、ただの偽物聖女のマーガレットには関係のない話だ。マーガレットは今日も、偽物聖女(バイト)でせっせと小銭を稼いでいた。そんなある日、ランドルフがマーガレットの元を訪れて……。
「やっと見つけました。聖女マーガレット様、俺だけの主」
「いやっ、私ただのバイトなので……!」
ひょんなことから偽物聖女のはずのマーガレットには、どうやら本当に聖なる力があることがわかり……?
絶対にご主人様になりたくない偽物聖女×彼女を崇拝(?)する王国最強騎士
文字数 2,202
最終更新日 2023.04.19
登録日 2023.04.18
ラノーシャは弟ばかり可愛がられるせいで感情が希薄な公爵令嬢。そんな彼女が、嫌われ者の第一王子アイゼンとの顔合わせで一目惚れをする。
……みんなから、嫌われている? それならそのぶん、わたしが溺愛いたします!
……友人がいない? それなら、わたしが将来のお嫁さん兼、義姉兼、親友になって、あなたを思う存分甘やかします!
そんなラノーシャの溺愛により、かっこよく美しくなったアイゼンを周囲はほっとかなくなるが――。
「君だけを愛してる」
実は愛が重めだったことが判明した令嬢×それ以上に愛が重めな第一王子
文字数 5,223
最終更新日 2023.03.03
登録日 2023.02.27
「お前をハーデス家から追放する」
第二王子との婚約も決まり、幸せの絶頂にあった15才の誕生日。貴族でありながら、神の祝福である魔力を全く持たずして、生まれてしまったことがわかったリリカ。リリカは、生家であるハーデス侯爵家から追放される。追放先は、隣国との国境である魔物の森だった!魔物に襲われそうになったとき、助けてくれたのは、大きなトカゲ。そのトカゲはただのトカゲではなく、隣国の次期王である聖竜であることがわかり……。
※小説家になろう様でも連載しており、そちらが一番早いです。
※隣国で、聖竜の守り手始めました!のリメイクです。
文字数 2,526
最終更新日 2023.02.26
登録日 2023.02.25
リアナ・ホーキンス伯爵令嬢は、婚約者であった第三王子を平民にとられた負け犬令嬢と呼ばれていた。そんな彼女に次の縁談が舞い込む。
お相手は隣国にいるとだけ父親に聞かされ、言われるがまま、隣国へ。
馬車で向かった国境。道中のやけに厳重な警護に、首をかしげつつ、隣国へ足を踏み入れると――待っていたのは、隣国の冷徹皇帝と噂されている、フェリクス皇帝陛下だった!?
負け犬だった彼女が、冷徹なはずの皇帝に溶けるほど愛されて、幸せになる話。
文字数 1,299
最終更新日 2023.01.19
登録日 2023.01.19
―何でも、できると思っていた。この恋の為なら、何だって。
侯爵夫人のイザベラは、夫であるラルフのことを愛していたが、ラルフは平民に入れ込み、離縁に応じないイザベラを毒殺しようとする。
そんなラルフに復讐を誓ったイザベラは、毒入りのアップルパイを食べた(ふりをした)。目を覚ますと記憶喪失(嘘)になっていたイザベラは、優しく、穏やかで、以前の彼女の片鱗もない。そんな彼女に徐々に惹かれていく、ラルフだが――。
※(主人公は)ハッピーエンドです。
別名義で書いていたものをあげています。
文字数 2,137
最終更新日 2022.10.15
登録日 2022.10.03
ずっと、幼馴染みのマカリのことが好きだったヴィオラ。
けれど、マカリはちっとも振り向いてくれない。
このまま勝手に好きで居続けるのも迷惑だろうと、ヴィオラは育った町をでる。
なんとか、王都での仕事も見つけ、新しい生活は順風満帆──かと思いきや。
なんと、王都だけは死んでもいかないといっていたマカリが、ヴィオラを追ってきて……。
文字数 5,254
最終更新日 2022.09.29
登録日 2020.08.12
――幸せになりたかった。幸せになれるはずだった。
アリサ・ウィルシュタイン侯爵令嬢は、ずっと昔から慕っていた王太子との婚姻を一か月後に控え、幸せの絶頂にいた。けれど、何者かに嵌められ、王太子暗殺未遂の罪をきせられ、処刑されてしまう。次に目覚めたとき、アリサは、王太子と婚約する直前の12歳になっていた。全力で王太子との婚約を阻止しようとするが――。
文字数 28,786
最終更新日 2022.09.22
登録日 2020.04.16
10歳の時、ロイゼ・グランヴェールはここは乙女ゲームの世界で、自分は悪役聖女だと思い出した。そんなロイゼは、悪役聖女らしく、周囲にトラウマを植え付け、何者かに鈍器で殴られ、シナリオ通り、死んだ……はずだった。
しかし、目を覚ますと、ロイゼは10歳の姿になっており、さらには周囲の攻略対象者たちが、みんなヤンデレ化してしまっているようで――……。
文字数 3,477
最終更新日 2022.09.12
登録日 2022.09.11
深碧撫子(しんぺきなでしこ)は、前世の記憶を思い出した。前世によると、ここは和風な乙女ゲームの世界で、撫子は主人公に意地悪をして、最後は鬼に拐われ、無理やり孕ませられてしまう悪役令嬢だった! そんな未来絶対いや! だったら、主人公に関わらなければいいじゃない。そう思うのに。主人公は生徒会のメンバーである撫子の幼なじみや、許嫁に手を出し始め──。
文字数 4,575
最終更新日 2022.04.23
登録日 2020.03.16
※小説家になろう様でも投稿しています
――この僕は、全て君のもの。心も体も、血の一滴だって。君だけのものだ。
結婚式の当日、前世の記憶を思い出したシャーロット。前世の記憶によると、ここはロマンス小説の世界で、シャーロットはこの結婚式で夫となる黒幕系ヴァンパイアのエドワードに殺される役だった。物語の流れには逆らえないと、死を覚悟したシャーロットだが……、無意識のうちに前世の記憶に影響されて体を鍛えすぎていた。そのせいで、シャーロットの暗殺は失敗してしまう。そうとも気づかずに、なぜ、死なないんだろうと首をかしげながら、元気に生活を続けるシャーロットに、だんだんエドワードは惹かれていき――。
「僕の全ては、君のものだ」
貧乏で元気な伯爵令嬢×黒幕系ヴァンパイアな公爵様
文字数 4,507
最終更新日 2022.04.22
登録日 2022.04.03
――生涯君だけを守り愛すると誓うよ。だから君の周りにいる敵は、僕が排除する。
それなりに裕福な伯爵家の令嬢として生を受けた、アルリナ。アルリナは十歳のとき、国を加護する乙女、『聖女』に選ばれ、第二王子の婚約者にもなった。けれど、義妹のカレンに嵌められ、聖女の座と婚約者を奪われて、婚約者の暗殺未遂で処刑される。しかし、ギロチンの刃が落とされた瞬間、時間が巻き戻り、アルリナが聖女に選ばれる直前まで巻き戻っていた。最初から聖女に選ばれるのが義妹のカレンだったら、殺されないのではないか。そう思い、聖女試験で手を抜き、カレンが聖女に選ばれた。しかしなぜか、正式に『聖女』に選ばれたものしか使えないはずの、聖力をアルリナはなぜか今世も使いこなすことが出来る……って、え!? それどころか以前よりも力が増してるんですが!? 聖女じゃなくて、「稀代の大聖女」? なんですか、それ!? って、そういえば、この強大な力があれば、病気で亡くなる王太子殿下を助けられるのでは? よかった、無事治りましたね……ってあれっ、王太子殿下、なんだか距離が近いような……?
※小説家になろう様でも投稿しています
文字数 1,932
最終更新日 2022.04.20
登録日 2022.04.20
「──ティカリア。君との婚約を破棄し、聖女の座を剥奪する」
赤髪に金の瞳を持つ、ティカリアは、『希代の聖女』として、神殿に育てられた。
しかし、神殿側が用意した、新たな聖女の出現により、婚約破棄され、追放されてしまう。
そんな彼女は、ひょんなことから、魔王が代々もつという魔剣を抜いてしまい魔剣の主──魔王に選ばれた。
そうして魔王に選ばれてしまった、ティカリアの前に現れたのは、九人の王配候補たち。
果たしてティカリアは、九人の中から、王配を選べるのだろうか。
これは、ティカリアが「救国の聖女」あるいは、「稀代の魔王」と呼ばれるまで。
文字数 5,643
最終更新日 2022.03.22
登録日 2021.12.31
――みんなわたしに惚れさせてから、捨ててやる。
日本で普通の女子高生だったヒマリは、ある日、異世界に聖女として召喚された。聖女としてそれなりに頑張った、と思っていたヒマリだったが、信じていた『みんな』に裏切られ、悪魔として処刑される寸前に。そんなとき現れた本物の悪魔に取引を持ち掛けられる。悪魔はヒマリを嵌めた仲間だと思っていた『みんな』を惚れさせられれば、元の世界に返してくれるという。その条件をのんだヒマリは、召喚された時に戻る。
ただ惚れさせるだけでは、復讐にはならない。徹底的に、わたしに惚れさせ、捨ててやるのだ。そう決意したヒマリの二度目の日々が始まった。
文字数 1,000
最終更新日 2022.01.26
登録日 2022.01.26
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
文字数 4,435
最終更新日 2021.12.01
登録日 2021.05.09
──だって、好きでいてもしかたないもの。
ヴァイオレットは、思い出した。ここは、ロマンス小説の世界で、ヴァイオレットは義兄の恋人をいじめたあげくにヤンデレな義兄に殺される悪役令嬢だと。
って、むりむりむり。死ぬとかむりですから!
せっかく転生したんだし、魔法とか気ままに楽しみたいよね。ということで、ずっと好きだった恋心は封印し、ブラコンをやめることに。
新たな恋のお相手は、公爵令嬢なんだし、王子様とかどうかなー!?なんてうきうきわくわくしていると。
なんだかお兄様の様子がおかしい……?
※小説になろうさまでも掲載しています
※以前連載していたやつの長編版です
文字数 7,197
最終更新日 2021.11.19
登録日 2021.11.10
リリアノ・ティンベルには前世の記憶がある。それは、魅了の力を使い、悪女として処刑された女の記憶だ。今世ではそうならないように、周囲のひとたちを幸せにできる人間になろうと決めたリリアノは、幼少期から血のにじむ様な努力をする。その努力の結果、彼女はチート並みの能力を手に入れるが、本人はそのことに自覚がない。そんな無自覚な彼女が周囲の人たちを溺愛し、また溺愛されていく物語。
※小説家になろう様にも掲載しています
文字数 4,377
最終更新日 2021.10.12
登録日 2021.10.09
魔法学園に特待生として通うことになる前日、ミシェルは前世を思い出した。
ピンク髪に、平民。
そして、光属性という滅多にない魔法属性。
間違いない、ネット小説でざまぁされるヒドインだ!
ミシェルは可愛い弟のために目立たないように、学園生活を送ろうとするが、学園では、なにもしてないのに周囲から嫌われ、いじめられる。
それでも、お一人様を満喫していると、同じく、お一人様の留学生が何かと絡んでくるように。
そんな中、魔王復活の兆しがあり、『聖女』に王太子の婚約者である公爵令嬢クリスタが選ばれた。
しかし、彼女の光魔法は弱く、影の聖女にミシェルが選ばれてしまい──……。
※小説家になろう様にも投稿しています
※以前投稿したもののリメイクです
文字数 4,051
最終更新日 2021.09.16
登録日 2021.09.15
──はやく、この手の中に堕ちてきてくれたらいいのに。
第二王子のノルツに一目惚れをした公爵令嬢のリンカは、父親に頼み込み、無理矢理婚約を結ばせる。
その数年後。
リンカは、ノルツが自分の悪口を言っているのを聞いてしまう。
そこで初めて自分の傲慢さに気づいたリンカは、ノルツと婚約解消を試みる。けれど、なぜかリンカを嫌っているはずのノルツは急に溺愛してきて──!?
※小説家になろう様にも投稿しています
文字数 4,766
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.06.17