「クロ」の検索結果
全体で2,962件見つかりました。
「すまないエリーゼ、僕はどうしても自分の気持ちに正直でいたいんだ」
涙目で謝る私より背の低い彼の後ろには、小柄で可憐な町娘のお嬢さんがいた。私といるより断然お似合いだった。
国が魔力の高い血統を維持するために勝手に決めた婚約者。彼は、私以外の女性を選んだ。
でも、思い入れもないし、金銭の損失もないから、後腐れなく別れてやって構わない。結婚なんかしなくても、友達が何人かいて仕事が出来ていればいいや。
なんて思っていた私は、後日、王室から呼び出された。
「確認するが、お前は先月、ジョン・ピアゼとの婚約を解消したな」
「はい」
「現在、恋人はいるか?」
「おりません」
「では、これからクロスフォード男爵には、ルクソール公爵家嫡子ラヴェンナ・ルクソールに仕えてもらう」
王家の命で、私は公爵家の嫡子の愛人になることが決まった。
「近々、ルクソール家で家督争いになる。男爵は鍛錬を欠かさない武人だと聞いている。期待しているぞ」
きな臭い爆弾のような言葉とともに。
※ 拙作『悪役令嬢の兄に転生したみたいだけど…』と設定を共有していますが、この話だけでお読みいただけるように書いております。
文字数 29,420
最終更新日 2021.06.08
登録日 2021.06.01
身長、成績、顔普通の男子高校生の高野智也は、ある日、学校の用事で帰ってくるのが遅くなり、普段通らない近道を通ると、お盛んになってる場面に遭遇。逃げようと思ったが普通に捕まってしまい、あんなことやそんなことに...
ただただ妄想を書いただけなのでひたすら雑です。
投稿頻度は...しばらくは月金の夜8時です。以降は雑になる可能性。
自分の独断と偏見でエロいとこは※をつけてる。
文字数 83,952
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.02.21
かつて、伝説があった。
世界に魔法の力で繁栄をもたらし、やがて滅びをもたらさんとした狂王の伝説。
それを打ち倒した英雄の時代からは今は遠く。
されど、狂王の築いた栄光の時代にも未だ届かない。
これはそんな時代の物語。
聖なる鎧を自称する規格外にして正体不明……そんな何かに絡まれた結果、大きな流れに巻き込まれていくことになるかもしれない、そんな少女の物語である。
登録日 2015.06.24
軍人である16歳の少年・神坂クロトは、この世界ではない、どこか別の場所に行きたいと願っていた。終わることのない過酷な訓練の日々。戦場で使いつぶされるであろう己の未来。2年前に起こったとある事件のこともあり限界を感じたクロトは、試作段階の次元移動装置の被検体第一号に志願することに――――。
これは、魔法の存在する世界でただ1人超能力(カタストロフ)を使うことのできる少年クロトと、すべてを諦めたような目をした少女フィアナの物語。
登録日 2016.01.30
この世で一番カッコいいスポーツはダブルダッチだ、と作者は断言する。間違いない。あれほどにエキサイティングでアクロバティックでドキドキ、ワクワクするスポーツがほかにあるだろうか。
私はダブルダッチの凄さに日々感嘆しているが、どうもまだ世の中にはこの素晴らしいスポーツの魅力が広まり切っていないようにも思える。当然ダブルダッチを描いた小説も無いように思える。
そこで、ダブルダッチの素晴らしさを伝える青春小説を書くことを決心した。これは(多分)日本初となるダブルダッチを描いた小説である。楽しみつつ、ダブルダッチの魅力を知っていただけたら光栄である。
文字数 33,795
最終更新日 2020.07.05
登録日 2020.07.05
薔薇栽培で巨万の富を一代にして築きあげるほどの手腕を持ち、その美貌から社交界で名を馳せるスタンリー。
しかし、自分のうわべだけしか見ようとしない貴族たちにスタンリーは嫌気がさしていた。
そんな時スタンリーは夜の街で少女が娼館に売り渡される場面に出くわす。
儚いながらも聡明な目を持つ少女・セシルに興味を持ったスタンリーは、その場で倍の額を払って、セシルを引き取ることにした。
しかし、月日が経つごとに、賢くそして美しく育つセシルを次第に女性として見るようになってしまい、スタンリーは苦悩するが……
※R18シーンには★をつけています
文字数 17,489
最終更新日 2023.06.16
登録日 2023.06.16
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文字数 2,906
最終更新日 2023.12.15
登録日 2023.12.15
貧乏で婚約破棄された(たぶんそれが理由)貧乏令嬢リナーラは、こっそりと町娘としてバイトをしていた。その帰り道に、黒い飼い犬《クロ》を助ける。
それがきっかけでリナーラは、クロのお世話係としてハニード殿下に雇われる事になる――。
文字数 6,312
最終更新日 2019.09.15
登録日 2019.09.08
文字数 1,048
最終更新日 2019.01.22
登録日 2019.01.19
悪役令嬢アイネシア・メア・クローリーは王宮の舞踏会で前世の記憶を思い出す。
頭に大量の記憶が流れ込んでくるなか気づいてしまった。
この世界が乙女ゲームであり自分はその悪役令嬢であることに!
前世の自分は、ただミュージカルや歌が好きな女の子だった
誤字や脱字があるとおもいます…なので、なまあたたたかく見てくださると嬉しいです。
文字数 802
最終更新日 2019.02.26
登録日 2019.02.14
クロユリに彩られたこの世界は、一体誰に宛てられた怨恨なのか。眼下に広がる花畑が、育んでいるものとは何か。
謎のゲーム『ダークリリィ』の世界に囚われた片桐遊馬と、ゲームのキャラクターたち。彼らがこの世界で何を見るのか。
しかし集められたキャラクターたちは、ジャンルもバラバラ、ステータスもバラバラ!果たしてこんなんで冒険ができるんだろうか?
※有名ゲームキャラと言っても、実在するゲームには一切関係がありません。全てフィクションです。あと百合要素もありません。
作者が見た夢を元に、思いつきで書いてみました。息抜きにちょっと短編にしてみます。
この作品はハーメルンでも投稿しています https://syosetu.org/novel/213242/
登録日 2020.02.13
登録日 2016.10.11
「お前との婚約は今日までだ、宮殿から出て行けディアナ」
第三王子のアクロス・ボルミールは侯爵令嬢のディアナ・オルキスとの婚約を破棄した。浮気によって別の女性と付き合うというのが理由だが、ディアナは動揺することになった。
しかし、その直後にジェイド・ボルミール第一王子殿下から婚約の話が出て来て……。
文字数 4,737
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.12.15
死を司る神を崇拝する地ネクロランドで神に仕えるプリーステスになった主人公の幼馴染オリヴィアとプリーステスを守るダークナイトとなった主人公アレックスの2人に生命を司る神を殺す使命があたえられた。
文字数 1,867
最終更新日 2022.02.11
登録日 2022.02.11
《時計の秒針は左へ進む。
この世界は、すべてが可笑しく狂おしい。あるものは言った。
「この世界は狂ってしまった」とー…。》
ある日少女が目を覚ますと、そこは見知らぬ森の中だった。少女の名前はアリス。
困惑しているアリスの前に現れたのはクロード・フィラインドという人物だった。その人物が語るには、この国はアリスが住んでいた世界とは、全く別の、トランプの世界だと言うのだ。
アリスをきっかけに、その世界の歯車は動き始める。
始まりと終わりの鐘が鳴り、新たな命が生まれた。最初は平穏な、幸せな世界だった。【それは】いつから狂ってしまったのか。気づかないところで何かが変わった世界。
ある者は混沌を。またある者は愛、真実、不変、理を求めた。
アリスが〈その世界〉に現れた理由とは一体なんなのか。真相が明かされるー…。
時計の針が右に動き始めるとき、なにを得るのだろうかー…?
文字数 2,259
最終更新日 2020.07.25
登録日 2020.07.24
出版社に務める遥は才能に溢れる作家を探していた。そんな時、遥は出版社のネット投稿で一人の作家に目をつける。作家の名前は蒼井 切(あおい せつ)、遥は切に会う為に車を飛ばす。だが彼を待っていたのは蒼井 響(あおい ひびき)という女性作家であった。響は言う「蒼井 切という作家はあたしの夢の中に棲む作家なの」と。夢の中で切と繋がる共感覚者の響が書き紡ぐ、切と響の現実がシンクロし、二人が体験していく不思議な小説と美しい切の存在に惹かれ、しだいに二人の世界に引き込まれていく事になる主人公の遥。やがてその結末は意外な真実に辿り着く事になる。三人の美しい人間愛が紡ぐ淡い慈愛の物語。
文字数 18,463
最終更新日 2021.04.27
登録日 2021.04.27